JP2019077556A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】走行速度の変化に応じて、手摺従動輪による手摺ベルトへの押圧力を制御できる乗客コンベアを提供する。【解決手段】手摺ベルト38を踏段30と同期して駆動する手摺駆動輪72と、手摺駆動輪72の外周に配され、手摺ベルト38を手摺駆動輪72に押圧する複数の手摺従動輪74と、一部の手摺従動輪74に関して、手摺ベルト38を手摺駆動輪72に非押圧状態から押圧状態、又は、押圧状態から非押圧状態に変化させる押圧部材70と、低速度のときに、手摺ベルト38を手摺駆動輪72に押圧する手摺従動輪74の数を、通常速度のときにおける手摺ベルト38を手摺駆動輪72に押圧する手摺従動輪74の数より押圧部材70によって少なくする制御部50とを有する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアの手摺ベルトは、手摺駆動装置によって駆動する。手摺駆動装置には手摺ベルトを駆動させる手摺駆動輪と手摺従動輪が設けられている。手摺駆動輪は踏段を駆動させる駆動装置の駆動力がチェーンを介して伝達されて回転し、手摺従動輪は手摺駆動輪の真下に円弧上に配置されている。手摺ベルトは手摺駆動輪と手摺従動輪に押付けられ、手摺駆動輪と手摺ベルト及び手摺従動輪と手摺ベルトとの接触箇所に摩擦力が発生し、手摺ベルトが駆動する。
特開2013−220888号公報 特開2009−149411号公報
上記のように手摺ベルトは、手摺駆動装置の手摺駆動輪と手摺従動輪に押付けられ、駆動される。そのため、通常運転、低速運転に関わらず、全ての手摺駆動輪と全ての手摺従動輪が手摺ベルトに常に押付けられている。
しかし、低速運転を行うにあたり、必要な摩擦力は通常運転より低いことが考えられる。そのときに手摺駆動輪と手摺ベルト、及び、手摺従動輪と手摺ベルトの接触面が多いため、手摺ベルトに圧痕が生じてしまい、さらに走行抵抗が発生するという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、走行速度の変化に応じて、手摺従動輪による手摺ベルトへの押圧力を制御できる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、トラスと、前記トラスに配され、かつ、無端状に連結された複数の踏段と、手摺ベルトと、前記踏段を所定の走行速度で走行させる駆動手段と、前記手摺ベルトを前記踏段と同期して駆動する手摺駆動輪と、前記手摺駆動輪の外周に配され、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する複数の手摺従動輪と、少なくとも一部の前記手摺従動輪に関して、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に非押圧状態から押圧状態、又は、押圧状態から非押圧状態に変化させる押圧調整手段と、前記走行速度が通常速度より遅い低速度のときに、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する前記手摺従動輪の数を、前記通常速度のときにおける前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する前記手摺従動輪の数より前記押圧調整手段によって少なくする制御手段と、を有する乗客コンベアである。
実施形態1のエスカレータ全体の側面説明図。 通常運転の押圧部材による手摺ベルトへの押圧状態を示した側面図。 低速運転の押圧部材による手摺ベルトへの押圧状態を示した側面図。 押圧部材の底面図。 エスカレータのブロック図。 実施形態2の通常運転の押圧部材による手摺ベルトへの押圧状態を示した側面図。
以下、本発明の一実施形態の乗客コンベアであるエスカレータ10について、図面を参照して説明する。
実施形態1
実施形態1のエスカレータ10について、図1〜図5を参照して説明する。なお、図2、図3、図4、図6において、説明の機構をわかりやすくするため、踏段30などの他の用品については省略して記載している。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1〜図3を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
図1に示すように、エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
図1に示すように、トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の駆動スプロケット24,24、左右一対の手摺スプロケット27,27、左右一対の手摺駆動輪72,72が設けられている。駆動装置18は、モータ(誘導電動機)20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキとを有している。この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。左右一対の駆動スプロケット24,24と手摺スプロケット27とは、連結ベルト19(図2、図3参照)により連結されて同期して回転する。手摺スプロケット27には、左右一対の手摺駆動輪72が同軸に設けられている。また、上階側の機械室14内部には、モータ20やディスクブレーキなどを制御する制御部50が設けられている。
図1に示すように、トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられている。上階側の駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端状の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。すなわち、左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30の車輪301が等間隔で無端状に取り付けられている。踏段30の車輪301はトラス12に固定された不図示の案内レールに沿って走行すると共に、駆動スプロケット24の外周部にある凹部と従動スプロケット26の外周部にある凹部に係合して上下に反転する。また、車輪302はトラス12に固定された案内レール25を走行する。
図1に示すように、トラス12の左右両側には、左右一対のスカートガード44,44と左右一対の欄干36,36が立設されている。欄干36の上部に手摺レール39が設けられ、この手摺レール39に沿って手摺ベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺ベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。スカートガード44は、欄干36の側面下部に設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
図1に示すように、手摺ベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、案内ローラ群64の案内ローラ68を経て手摺駆動輪72に掛け渡され、その後、案内ローラ群66を経てスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に表れる。そして、手摺スプロケット27が、図2、図3に示す連結ベルト19により駆動スプロケット24と共に回転することにより、手摺駆動輪72が回転し、手摺ベルト38が踏段30と同期して移動する。また、回転する手摺駆動輪72に手摺ベルト38を押圧するための押圧部材70を有する。この押圧部材70については、後から説明する。
図1に示すように、上階側の機械室14の天井面にある乗降口には、上階側の乗降板32が水平に設けられ、下階側の機械室16の天井面にある乗降口には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。乗降板32の先端部には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60から踏段30が進出、又は、侵入する。また、乗降板34にも櫛歯状のコム62が設けられている。
(2)手摺駆動輪72と押圧部材70
まず、左右一対の手摺駆動輪72の取り付け構造について図2、図3を参照して説明する。左右一対の手摺駆動輪72は、手摺スプロケット27と回転軸29によって同軸に取り付けられ、この回転軸29は、左右一対の軸受33,33によって水平に支持されている。左右一対の軸受33,33は、トラス12に水平に固定された枠材13に固定されている。
次に、手摺駆動輪72の下方に設けられた押圧部材70の構造について図2〜図4を参照して説明する。押圧部材70は、8個の手摺従動輪74の回転軸76を図4に示すように、板状のリンク78によって左右から挟持し連結したチェーン構造である。
押圧部材70の一端部、すなわち、図2、図3における最も左端部にあるリンク78aは、第1固定部材80を用いて、トラス12の不図示の枠材に固定されている。
押圧部材70の他端部、すなわち、図2、図3における最も右端部にあるリンク78bには、支持部材82が設けられている。支持部材82からはネジ棒84が突出している。
ネジ棒84には、その軸方向に沿って、まず、受け部86が螺合され、次に空気バネ96、その次に第2固定部材88が配され、その次にスプリングバネ90が配され、最も先端部に調整板92が配され、この調整板92の外側にナット94がネジ棒84に螺合している。
第2固定部材88は、トラス12の不図示の枠材に固定されている。
スプリングバネ90は、ネジ棒84を収納し、第1固定部材80と調整板92との間に配され、調整板92及びネジ棒84を図2、図3において上方に付勢している。この付勢力の調整は、ナット94によって行う。
空気バネ96は、ベローズ型であってネジ棒84を収納し、受け部86とネジ棒84の付勢力を調整している。図5に示す給気排気部98が空気バネ96へ空気の給気を行い、また排気し、これにより空気バネ96が伸縮する。給気排気部98は、ポンプと排気弁を有し、ポンプによって空気バネ96に空気を給気し、排気弁を開状態にすることにより空気バネ96から空気を排気する。
図2、図3においては、8個の手摺従動輪74がリンク78によって連結され、手摺駆動輪72の最下端部の位置を挟んで、第1固定部材80から最下端部の位置まで5個の手摺従動輪74が設けられ、最下端部の位置から第2固定部材88の位置まで3個の手摺従動輪74が設けられている。この中で、第1固定部材80から5個の手摺従動輪74に関しては、手摺ベルト38を手摺駆動輪72に常に押圧する位置に配されている。
空気バネ96の空気を排気した場合には、図2に示すように、スプリングバネ90の付勢力によって、手摺従動輪74のリンク78が引っ張られ、3個の手摺従動輪74が手摺ベルト38を手摺駆動輪72に押圧する。
空気バネ96に空気を給気した場合には、図3に示すように、手摺従動輪74のリンク78が押され、3個の手摺従動輪74が手摺ベルト38から離れ、非押圧状態となる。
(3)エスカレータ10の電気的構成
次に、エスカレータ10の電気的構成について図5のブロック図に基づいて説明する。
誘導電動機よりなるモータ20は、三相モータであって、インバータ回路21によって回転方向、回転速度を制御することができる。
制御部50は、このインバータ回路21、操作盤52,56、スピーカ54,58が接続され、給気排気部98が接続されている。また、インバータ回路21からモータ20に給気される駆動電流を検出するための電流検出部23も接続されている。
(4)押圧部材70の押圧調整方法
次に、押圧部材70の押圧調整方法について説明する。
まず、エスカレータ10に乗客が乗っていない低速運転においては、制御部50からの指示信号を受信して、給気排気部98が空気バネ96に空気を給気し、図3に示すように、空気バネ96を伸長させた状態とする。これにより、図3に示すように、3個の手摺従動輪74が手摺ベルト38から離れ、非押圧状態となる。
次に、エスカレータ10に乗客が乗ると、電流検出部23からの駆動電流が増加し、制御部50が、モータ20の運転速度を低速から通常速度に加速させる。また、制御部50は、このとき同時に空気バネ96の空気を排気し、図2に示すように、空気バネ96を収縮させた状態とする。これにより、図2に示すように、全ての手摺従動輪74が手摺ベルト38を押圧し、乗客が増えても手摺ベルト38を確実に駆動させることができる。
次に、通常運転において、電流検出部23からの駆動電流が減少したときには、制御部50が、エスカレータ10に乗車中の乗客が居なくなったと判断し、通常速度から低速度に減速する。これと同時に制御部50は、給気排気部98によって空気バネ96に空気を給気し、図3に示すように、3個の手摺従動輪74による手摺ベルト38の押圧を解除する。これによって、手摺ベルト38と手摺駆動輪72の走行抵抗が減少する。
(5)効果
本実施形態によれば、低速運転において、手摺ベルト38から手摺従動輪74が一部離れることで、手摺ベルト38と手摺従動輪74の間で発生する走行抵抗が少なくなる。そのため、手摺従動輪74の延命や手摺従動輪74による手摺ベルト38への圧痕を減少させることができる。
また、通常運転において、手摺ベルト38を全ての手摺従動輪74によって押圧するため、乗客が乗っていても手摺ベルト38の駆動力が弱まることなく、踏段30と同期して移動できる。
実施形態2
次に、実施形態2のエスカレータ10について図6を参照して説明する。
本実施形態と実施形態1の異なる点は、実施形態1では押圧調整手段として空気バネ96を設けたが、本実施形態では電磁コイル99を用いる。この電磁コイル99は制御部50に接続されている。
押圧部材70の一端部、すなわち、図6における最も左端部にあるリンク78aは、第1固定部材80を用いて、トラス12の不図示の枠材に固定されている。
押圧部材70の他端部、すなわち、図6における最も右端部にあるリンク78bには、支持部材82が設けられている。支持部材82からはネジ棒84が突出している。
ネジ棒84には、その軸方向に沿って、まず、第2固定部材88が配され、その次に受け部86が配され、その次にスプリングバネ90が配され、最も先端部に調整板92が配され、この調整板92の外側にナット94がネジ棒84に螺合している。
第2固定部材88は、トラス12の不図示の枠材に固定され、電磁コイル99が設けられている。
スプリングバネ90は、ネジ棒84を収納し、受け部86の間に配され、調整板92及びネジ棒84を図6において上方に付勢している。この付勢力の調整は、ナット94によって行う。
電磁コイル99は、第2固定部材88に固定され、励磁されると受け部86に対し磁力によって反発力を与える。そのため、受け部86も電磁コイル99の磁力と同極となっており、励磁を強くするとスプリングバネ90の付勢力に反して押圧し、手摺従動輪74のリンク78が押され、手摺ベルト38から手摺従動輪74が離れる。逆に、電磁コイル99の励磁を弱くするとスプリングバネ90の付勢力によって、手摺従動輪74のリンク78を引っ張り、手摺ベルト38を手摺従動輪74が押圧する。
次に、制御方法について説明する。乗客が乗らない低速運転においては、制御部50によって電磁コイル99の励磁を強くする。これにより、手摺従動輪74のリンク78が押され、手摺ベルト38から一部の手摺従動輪74が離れている。
次に、この低速運転において、電流検出部23で検出している駆動電流が増加し、制御部50が、乗客を検出した場合には、低速から通常速度に加速する。これと同時に制御部50は、電磁コイル99の励磁を弱くする。これによって、手摺従動輪74のリンク78が引っ張られ、手摺ベルト38に全ての手摺従動輪74が押しつけられる。
次に、通常運転において乗客がいなくなり、駆動電流が減少すると制御部50は、電磁コイル99の励磁を強くする。これにより、手摺従動輪74のリンク78が押され、手摺ベルト38から手摺従動輪74が離れていく。
本実施形態によれば、低速運転において、手摺ベルト38から一部の手摺従動輪74が離れることで、手摺ベルト38と手摺従動輪74の間で発生する走行抵抗が少なくなる。そして、手摺従動輪74の延命や手摺従動輪74による手摺ベルト38への汚れや圧痕を減少させることができる。
また、通常運転において、手摺ベルト38を全ての手摺従動輪74によって押圧するため、乗客が乗っていても手摺ベルト38の駆動力が弱まることなく、踏段30と同期して移動できる。
変更例
上記実施形態では、低速時に離す手摺従動輪74は、3個であったが、これに限らず、他の個数でもよい。
また、上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、20・・・モータ、27・・・手摺スプロケット、30・・・踏段、21・・・インバータ回路、23・・・電流検出部、70・・・押圧部材、72・・・手摺駆動輪、74・・・手摺従動輪、76・・・回転軸、78・・・リンク、96・・・空気バネ
本発明の実施形態は、トラスと、前記トラスに配され、かつ、無端状に連結された複数の踏段と、手摺ベルトと、前記踏段を所定の走行速度で走行させる駆動手段と、前記手摺ベルトを前記踏段と同期して駆動する手摺駆動輪と、前記手摺駆動輪の外周に配され、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する複数の手摺従動輪と、少なくとも一部の前記手摺従動輪に関して、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に非押圧状態から押圧状態、又は、押圧状態から非押圧状態に変化させる押圧調整手段と、前記走行速度が通常速度より遅い低速度のときに、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する前記手摺従動輪の数を、前記通常速度のときにおける前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する前記手摺従動輪の数より前記押圧調整手段によって少なくする制御手段と、を有し、し、複数の前記手摺従動輪の回転軸がリングによってそれぞれ連結されてチェーン状の押圧部材が形成され、前記押圧部材の一端部が前記トラスに固定され、前記押圧部材の他端部が、前記押圧調整手段を介して前記トラスに固定され、前記制御手段は、前記通常速度のときにおける前記手摺ベルトを全ての前記手摺従動輪で前記手摺駆動輪に押圧し、前記低速度のときにおける前記手摺ベルトを一部の前記手摺従動輪で前記手摺駆動輪に押圧するように前記押圧調整手段によって制御する、

Claims (10)

  1. トラスと、
    前記トラスに配され、かつ、無端状に連結された複数の踏段と、
    手摺ベルトと、
    前記踏段を所定の走行速度で走行させる駆動手段と、
    前記手摺ベルトを前記踏段と同期して駆動する手摺駆動輪と、
    前記手摺駆動輪の外周に配され、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する複数の手摺従動輪と、
    少なくとも一部の前記手摺従動輪に関して、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に非押圧状態から押圧状態、又は、押圧状態から非押圧状態に変化させる押圧調整手段と、
    前記走行速度が通常速度より遅い低速度のときに、前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する前記手摺従動輪の数を、前記通常速度のときにおける前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する前記手摺従動輪の数より前記押圧調整手段によって少なくする制御手段と、
    を有する乗客コンベア。
  2. 前記制御手段は、前記通常速度のときにおける前記手摺ベルトを全ての前記手摺従動輪で前記手摺駆動輪に押圧するように前記押圧調整手段によって制御する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 複数の前記手摺従動輪の回転軸がリングによってそれぞれ連結されてチェーン状の押圧部材が形成され、
    前記押圧部材の一端部が前記トラスに固定され、
    前記押圧部材の他端部が、前記押圧調整手段を介して前記トラスに固定されている、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記押圧部材の前記他端部は、スプリングバネによって前記手摺従動輪が前記手摺ベルトを前記手摺駆動輪に押圧する方向に付勢されている、
    請求項3に記載の乗客コンベア。
  5. 前記押圧調整手段は、ベローズ型の空気バネであって、前記空気バネの伸縮状態によって前記押圧部材の前記他端部を前記押圧する方向に付勢する力を調整する、
    請求項4に記載の乗客コンベア。
  6. 前記制御手段は、前記低速度から前記通常速度へ加速するときに、前記空気バネから空気の排気を行って縮小させ、前記手摺ベルトに前記手摺従動輪を押圧する、
    請求項5に記載の乗客コンベア。
  7. 前記制御手段は、前記通常速度から前記低速度へ減速するときに、前記空気バネに空気の給気を行って伸長させ、前記手摺ベルトから前記手摺従動輪を離す、
    請求項5又は6項に記載の乗客コンベア。
  8. 前記押圧調整手段は、電磁コイルであって、前記電磁コイルの励磁状態によって前記押圧部材の前記他端部を前記押圧する方向に付勢する力を調整する、
    請求項4に記載の乗客コンベア。
  9. 前記制御手段は、前記低速度から前記通常速度へ加速するときに、前記電磁コイルの励磁を弱くして、前記手摺ベルトに前記手摺従動輪を押付ける、
    請求項8に記載の乗客コンベア。
  10. 前記制御手段は、前記通常速度から前記低速度へ減速するときに、前記電磁コイルの励磁を強くして、前記手摺ベルトから前記手摺従動輪を離す、
    請求項9又は10に記載の乗客コンベア。
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