JP2019076760A - プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 - Google Patents
プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019076760A JP2019076760A JP2019009790A JP2019009790A JP2019076760A JP 2019076760 A JP2019076760 A JP 2019076760A JP 2019009790 A JP2019009790 A JP 2019009790A JP 2019009790 A JP2019009790 A JP 2019009790A JP 2019076760 A JP2019076760 A JP 2019076760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- event
- unit
- designated
- cpu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、事象の発生にユーザの意図を関与させる技術を提供することを目的とする。
1−1.構成
図1は、実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。通信システム1は、それぞれ異なるユーザによって利用される複数の携帯端末10と、通信網20と、サーバ装置30とを有する。携帯端末10は、プログラムを実行するコンピュータであり、例えばロールプレイングゲームにおいてクライアント側の手順が記述されたプログラムを実行する。サーバ装置30は、プログラムを実行するコンピュータであり、上記のロールプレイングゲームにおいてサーバ側の手順が記述されたプログラムを実行して、このロールプレイングゲームをいわゆるオンライン形式で携帯端末10のユーザに提供する。通信網20は、複数の携帯端末10とサーバ装置30とを相互に接続するネットワークである。通信網20は、例えば、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)やいわゆる3GまたはLTE(Long Term Evolution)などに準拠した移動通信網や、所定の固定通信網を含んでいる。
ある。また、いったん出現したとしても、或る期間が経過すると、出現した第2オブジェクトは消えてしまう。
1−2−1.第1オブジェクトの配置に関する動作
図8は、第1オブジェクトの配置処理を示すシーケンスチャートである。携帯端末10のユーザは、現実の3次元空間において例えば通勤経路や散歩ルートなどの、自身が頻繁に使う道を通っているときに、入力部171を用いて、仮想空間に第1オブジェクトを配置するための所定の操作を行う。この所定の操作は、第1オブジェクト群の中からいずれか1つの種類を選択する操作と、ユーザの現在位置に対応する仮想空間内の位置を指定して上記第1オブジェクトを配置することを指示する操作とを含んでいる。携帯端末10のCPU110はこの所定の操作を受け付けると(ステップS11)、測位部150によって現在位置の測位を行って、自端末の位置を表す位置情報を生成する(ステップS12)。
図9は、第2オブジェクトの割り当て処理を示すフローチャートである。サーバ装置30のCPU320は、定期的にこのフローチャートに示される処理を実行する。まず、CPU320は、それぞれのユーザに対応する管理テーブルを参照し、このテーブルに記述されている第1オブジェクトのうち、第2オブジェクトが割り当てられていない第1オブジェクトを抽出する(ステップS21)。
図10は、第2オブジェクトの取得処理を示すシーケンスチャートである。携帯端末10のCPU110は、測位部150を用いて定期的に測位を行って自端末の位置を表す位置情報を生成する(ステップS31)。次に、CPU110は、フラッシュメモリ140に記憶されているユーザIDと生成した位置情報とを、通信部160からサーバ装置30に送信する(ステップS32)。
次に、上記実施形態を様々に変形した例について説明する。以下の各変形例は互いに組み合わせて実施されてもよい。
2−1.変形例1
変形例1が実施形態と異なるのは、変形例1では、実施形態におけるサーバ装置30が存在せず、携帯端末10がいわゆるスタンドアロンで動作する点と、変形例1では、実施形態のようなユーザのグループという概念がない点である。変形例1のその他の構成や動作は実施形態と同じであるため、説明を省略する。
実施形態においては、ユーザが指定した位置に第1オブジェクトを配置するようになっていたが、第1オブジェクトの配置は必須の処理ではなく、ユーザによって指定された位置に事象を発生させるだけでもよい。つまり、事象を発生させるのに必要なのは、ユーザによる位置の指定だけでよい。この場合、事象発生手段34は、ユーザによって指定された位置に第2オブジェクトを出現させるという事象を発生させるだけであるから、図4に示したような第1オブジェクトと第2オブジェクトとの対応関係を規定したオブジェクトテーブルは不要である。
事象は、ユーザが指定した位置に第2オブジェクトが出現するという事象に限らず、ユーザが指定した位置に発生するものであればどのような事象でもよい。例えば、仮想空間においてユーザが指定した位置に、植物の種や苗を意味するオブジェクトを配置すると、その種や苗が大きな植物に成長するとか、或いは、ユーザが指定した位置に、ゴミを意味するオブジェクトを配置すると、そのゴミが拾われてなくなるといった具合に、指定した位置に配置したオブジェクトに何らかの変化が生じるという事象でもよい。また、例えば、仮想空間においてユーザが指定した位置に、雨が降る/止むとか気温が上がる/下がるといった具合に、仮想空間において指定した仮想位置に、3次元空間に特有の現象が発生し、変化し、又は消滅するという事象でもよい。
ユーザにより指定された位置に事象を発生させるときのアルゴリズムは、実施形態に例示したものに限らず、事象を発生させるものであれば、どのようなアルゴリズムでもよい。
また、実施形態では、1未満の確率で事象を発生させていたが、この確率が1であってもよい。例えば事象の発生確率を1とし、所定の条件を満たした場合に事象を発生させてもよい。さらにこのとき、何らかのパラメータに応じて異なる事象を発生させるようにしてもよい。
また、実施形態では、1未満の確率で事象を発生させていたが、この確率が、プログラムに予め記述されている様々な条件に応じて変わるようにしてもよい。例えば、事象発生手段34は、事象の種類に応じて異なる確率で、ユーザにより指定された位置に事象を発生させるようにしてもよい。例えば、第1オブジェクトが配置された位置に第2オブジェクトが出現する場合に、その出現期間が第1の期間である第1の事象と、その出現期間が第1の期間よりも長い第2の期間である第2の事象という、2種類の事象が用意されているとする。この場合、事象発生手段34は、第1の事象を発生させる確率を例えばA%とし、第2の事象を発生させる確率を例えばB%とする例が考えられる(A,Bは、100>A>B>0を満たす数)。
実施形態において、ユーザが仮想空間内で所望の仮想位置を指定して第1オブジェクトを配置する場合、ユーザは、現実の3次元空間において、仮想空間における指定位置と同じ現実位置に実際に行くことが要求されるようになっていた。例えば、ユーザが仮想空間内の仮想位置である東京駅に第1オブジェクトを配置する場合、ユーザは、現実の3次元空間における現実位置である東京駅に実際に行くことが要求される。このようにユーザが仮想位置を指定するときに実際にその現実位置に行くことは、必ずしも必須ではなく、例えばユーザは携帯端末10に表示された地図上で所望の仮想位置を指定して第1オブジェクトを配置するようにしてもよい。
実施形態において、事象発生手段34は、管理テーブルに記述されている第1オブジェクトのうち、第2オブジェクトが割り当てられていない第1オブジェクトを抽出し、その第1オブジェクトについてオブジェクト割り当てルーチンを実行していたが、第2オブジェクトが割り当てられている第1オブジェクトについてもオブジェクト割り当てルーチンを実行してもよい。この場合、1つの第1オブジェクトに対して複数の第2オブジェクトが割り当てられる可能性があるが、そのときは携帯端末10のユーザは、複数の第2オブジェクトの全てまたはいずれかを取得すればよい。
携帯端末10が通信を行う方法は、移動通信網を介したものに限定されず、例えばWi−Fiに準拠した無線LAN(Local Area Network)を介したものであってもよい。
実施形態では、ユーザが仮想空間に第1オブジェクトを配置するための所定の操作を行った後に、測位部150によって現在位置の測位を行って、その位置をユーザによって指定された位置としていた。これに限らず、指定位置取得手段が取得する指定位置は、ユーザによって所定の操作があったときの携帯端末の位置であればよい。例えば、測位部150によって定期的に測位を行ってその位置を記憶しておき、ユーザが第1オブジェクトを配置するための所定の操作を行ったときに記憶されている位置(つまりその直前に測位された位置)を、指定位置取得手段32が取得する指定位置としてもよい。
図2や図11で説明した機能を実現するためのハードウェア構成は、図3及び図7で例示したものに限定されない。図2や図11で説明した機能を実現できるものであれば、どのようなハードウェア構成の装置が用いられてもよい。例えば、実施形態で説明したサーバ装置30の機能または処理や変形例1で説明した携帯端末10aの機能または処理を、複数の装置で分担してもよい。
携帯端末10の測位の方法は、GPSによるものに限らず、例えば移動通信網の基地局や無線LANのアクセスポイントのうち、携帯端末10と通信を行う基地局やアクセスポイントの位置を携帯端末10の位置として検出する、という方法であってもよい。この場合、測位手段11は、携帯端末10が備えるとは限らず、移動通信網や無線LAN内の制御装置やサーバ装置30が測位手段を備えることもある。
携帯端末10は、ゲーム専用のコンピュータに限定されず、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレット端末など、ゲーム端末以外のコンピュータであってもよい。携帯端末10やサーバ装置30に記憶されるプログラムは、ロールプレイングゲームのプログラムに限定されず、仮想空間において事象を発生させてユーザに提示するためのプログラムであればよい。また、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
Claims (1)
- コンピュータを、
ユーザによって利用される携帯端末の位置を取得する端末位置取得手段と、
ユーザによって指定された位置を取得する指定位置取得手段と、
前記指定位置取得手段によって取得された位置を発生位置として、当該発生位置に対して事象を発生させる事象発生手段と、
前記端末位置取得手段により取得された位置と前記発生位置とが所定の位置関係となった場合に、当該事象に関する情報を前記携帯端末に送信する送信手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019009790A JP2019076760A (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019009790A JP2019076760A (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017238244A Division JP6473217B2 (ja) | 2017-12-13 | 2017-12-13 | 情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019076760A true JP2019076760A (ja) | 2019-05-23 |
Family
ID=66626991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019009790A Pending JP2019076760A (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019076760A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002177650A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-25 | Casio Comput Co Ltd | 電子ゲームシステム、電子ゲーム装置、および記録媒体 |
JP2002273034A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-24 | Namco Ltd | 位置検出装置を用いたゲーム装置および記憶媒体 |
JP2006072457A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Secom Co Ltd | 運動動機付けシステム及びそのためのプログラム |
JP2008027064A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Namco Bandai Games Inc | プログラム、情報記録媒体および画像生成システム |
JP2008073265A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Square Enix Co Ltd | ビデオゲーム制御システム、及びビデオゲーム制御サーバ |
JP6473217B2 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-02-20 | 任天堂株式会社 | 情報処理システム |
-
2019
- 2019-01-23 JP JP2019009790A patent/JP2019076760A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002177650A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-25 | Casio Comput Co Ltd | 電子ゲームシステム、電子ゲーム装置、および記録媒体 |
JP2002273034A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-24 | Namco Ltd | 位置検出装置を用いたゲーム装置および記憶媒体 |
JP2006072457A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Secom Co Ltd | 運動動機付けシステム及びそのためのプログラム |
JP2008027064A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Namco Bandai Games Inc | プログラム、情報記録媒体および画像生成システム |
JP2008073265A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Square Enix Co Ltd | ビデオゲーム制御システム、及びビデオゲーム制御サーバ |
JP6473217B2 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-02-20 | 任天堂株式会社 | 情報処理システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6261848B2 (ja) | プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 | |
JP6337136B2 (ja) | 動画像処理装置、動画像処理方法及びプログラム | |
US20200289924A1 (en) | Method for providing a game, recording medium and server | |
US8712442B2 (en) | Systems, methods, and computer readable media for providing information related to virtual environments to wireless devices | |
JP5897153B2 (ja) | ソーシャルネットワークにおけるユーザ検索方法、ユーザ検索システム、およびユーザ検索装置 | |
JP5562123B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP5902298B2 (ja) | Lbsを用いたソシアル音楽サービス提供方法とシステム及びその提供方法を実行するためのプログラムが記録された記録媒体 | |
JP6925803B2 (ja) | ゲームシステム及びプログラム | |
JP2020526372A (ja) | 並行現実ゲーム内の活動を用いたプレイヤーの現実世界位置の検証 | |
CN104066484A (zh) | 信息处理设备和信息处理系统 | |
CN103516768A (zh) | 互动系统 | |
CN108379834B (zh) | 一种信息处理的方法及相关设备 | |
WO2011151965A1 (ja) | 情報処理装置 | |
JP6681421B2 (ja) | ゲームプログラムおよびゲーム装置 | |
JP2011253453A (ja) | 情報処理装置 | |
CN108062390A (zh) | 推荐用户的方法、装置和可读存储介质 | |
US20130157698A1 (en) | Communication system, communication method, program and information storage medium | |
US20130143673A1 (en) | Game system, and control method and a storage medium storing a computer program used therein | |
JP2014124499A (ja) | ゲームシステム、それに用いられる制御方法及びコンピュータプログラム | |
CN110580257A (zh) | 数据共享方法、服务器及介质 | |
JP6473217B2 (ja) | 情報処理システム | |
CN114073100B (zh) | 数字内容的映射视图 | |
JP2019076760A (ja) | プログラム、サーバ装置、携帯端末、情報処理方法、通信システム及び通信方法 | |
JP2014176573A (ja) | ゲーム制御方法、サーバ装置、ゲーム制御プログラム、記憶媒体及び携帯端末 | |
JP3531675B1 (ja) | ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20200121 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201006 |