JP2019076041A - 乗用型薬剤散布機 - Google Patents
乗用型薬剤散布機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019076041A JP2019076041A JP2017206495A JP2017206495A JP2019076041A JP 2019076041 A JP2019076041 A JP 2019076041A JP 2017206495 A JP2017206495 A JP 2017206495A JP 2017206495 A JP2017206495 A JP 2017206495A JP 2019076041 A JP2019076041 A JP 2019076041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- pump unit
- drug
- lateral
- side step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】ポンプユニットの配設形態を工夫して、機体の左右バランスの崩れ等を招く虞れなく、保守点検等も行い易い乗用型薬剤散布機を提供する。【解決手段】機体フレーム10に、操縦部と、原動部5と、薬液を貯留可能な薬剤タンク4と、が搭載され、操縦部、原動部5、及び薬剤タンク4よりも機体横外方側の横側部に、前後方向に長いサイドステップ14が設けられ、薬剤タンク4内の薬液を吸引して散布用ノズルに供給可能なポンプユニット6が、平面視でサイドステップ14と重複する位置に配設されている。【選択図】図3
Description
本発明は、機体フレームに薬剤タンクが搭載され、その薬剤タンク内の薬液を散布用ノズルに対して供給するポンプユニットが備えられた乗用型薬剤散布機に関する。
乗用型薬剤散布機として、例えば特許文献1に開示された構造のものがある。
この構造では、機体フレーム上において、薬剤タンクやエンジンボンネット(特許文献1ではエンジン部カバー)よりも横外方側にサイドステップ(特許文献1ではサイドフロア)を設けてあり、薬剤タンクやエンジンボンネットの横外方を歩行可能に構成してある。そして、エンジンボンネット内には、エンジンとともにポンプユニット(特許文献1ではポンプ)も配置されている(特許文献1参照)。
この構造では、機体フレーム上において、薬剤タンクやエンジンボンネット(特許文献1ではエンジン部カバー)よりも横外方側にサイドステップ(特許文献1ではサイドフロア)を設けてあり、薬剤タンクやエンジンボンネットの横外方を歩行可能に構成してある。そして、エンジンボンネット内には、エンジンとともにポンプユニット(特許文献1ではポンプ)も配置されている(特許文献1参照)。
上記の特許文献1で示された乗用型薬剤散布機では、エンジンが収容されたエンジンボンネット内の機体フレーム上にポンプユニットも併設されている。前後及び左右方向長さが制限されているエンジンボンネット内の空間では、エンジンやポンプユニットの配設位置を任意に設定することが難しく、そのため、重量の大きいエンジンを、機体中心から少し左右方向に位置ずれさせることで、ポンプユニットを横並び状態でエンジンボンネット内に配置している。
その結果、エンジンの位置ずれによる機体の左右バランスの崩れが生じる傾向があり、これを軽減するために、何らかの手段を講じる必要がある点で改善の余地がある。
その結果、エンジンの位置ずれによる機体の左右バランスの崩れが生じる傾向があり、これを軽減するために、何らかの手段を講じる必要がある点で改善の余地がある。
本発明は、ポンプユニットの配設形態を工夫することで、機体の左右バランスの崩れ等を招く虞れなく、簡単な保守点検等も行い易い乗用型薬剤散布機を提供しようとするものである。
本発明における乗用型薬剤散布機の特徴は、左右一対の前輪及び後輪で支持された機体フレームに、運転座席を備えた操縦部と、エンジンを備えた原動部と、薬液を貯留可能な薬剤タンクと、が搭載され、前記操縦部、前記原動部、及び前記薬剤タンクよりも機体横外方側の横側部に、前後方向に長いサイドステップが設けられ、前記薬剤タンク内の薬液を吸引して散布用ノズルに供給可能なポンプユニットが、平面視で前記サイドステップと重複する位置に配設されているということである。
本発明によれば、操縦部、原動部、及び薬剤タンクよりも機体横外方側の横側部に設けられたサイドステップと重複する位置にポンプユニットが配設されている。これにより、ポンプユニット全体の配設用空間をエンジンボンネットの内部に確保する必要が無く、サイドステップの上部をポンプユニットの配設領域として利用することができる。
つまり、ポンプユニット自体は、雨水に晒されてもさほど問題はなく、エンジンほどに高温になるものでもないという、ポンプユニットの特徴を考慮して、エンジンボンネット外のサイドステップ上を配設用領域として利用したものである。その結果、エンジンボンネットの内部でポンプユニット全体の配設用空間を確保するために、エンジンの位置を機体の左右中心から外れた位置に寄せるような配設形態を採用する必要が無く、機体の左右バランスが良好な状態を確保し易いという利点がある。
つまり、ポンプユニット自体は、雨水に晒されてもさほど問題はなく、エンジンほどに高温になるものでもないという、ポンプユニットの特徴を考慮して、エンジンボンネット外のサイドステップ上を配設用領域として利用したものである。その結果、エンジンボンネットの内部でポンプユニット全体の配設用空間を確保するために、エンジンの位置を機体の左右中心から外れた位置に寄せるような配設形態を採用する必要が無く、機体の左右バランスが良好な状態を確保し易いという利点がある。
本発明においては、前記ポンプユニットには、当該ポンプユニット内の残留薬液を排出可能なドレン口が備えられ、そのドレン口の端部が平面視で前記サイドステップの横外側に位置していると好適である。
本発明によれば、ドレン口の端部から排出された残留薬液の回収を、サイドステップの外側に回収容器等を位置させるなどして、容易に行い易い。
本発明においては、前記ポンプユニットの前後方向で近接した位置に手洗い用タンクを搭載可能なタンク搭載部が設けられ、前記ポンプユニットは、前記タンク搭載部の横外端よりも機体内方側に配設されていると好適である。
本発明によれば、ポンプユニットの前後方向で近接した位置に手洗い用タンクを搭載可能なタンク搭載部が存在し、ポンプユニットはそのタンク搭載部よりも機体内方側に配設されているので、タンク搭載部を、ポンプユニットが他物と接触することを回避するための保護手段として活用することができる。
本発明においては、前記タンク搭載部は、前記手洗い用タンクの周辺部に対向して、前記手洗い用タンクの水平方向位置を規制する囲み壁を備えていると好適である。
本発明によれば、囲み壁によって手洗い用タンクの位置規制が確実に行われ易く、かつ、その囲み壁がポンプユニットの保護手段としても有効に作用し易い。
本発明においては、前記タンク搭載部は、前記ポンプユニットの後方側に配設され、前記手洗い用タンクを後方側へ引き出し可能に構成されていると好適である。
本発明によれば、手洗い用タンクの後方側からの搭載及び取り外しを、ポンプユニットの存在にかかわらず容易に行い易い。
本発明においては、前記手洗い用タンクは、前記サイドステップの後端よりも後方側に排水コックの排出口を備えていると好適である。
本発明によれば、排水コックの排出口がサイドステップの後端よりも後方側にあることにより、サイドステップよりも下方の低い位置での手洗いを行い易い。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。図1及び図2に示すように、乗用型薬剤散布機の作業走行時における前進側Fの進行方向が「前」であり、後進側Bの進行方向が「後」である。そして前後方向での前向き姿勢を基準として右側Rに相当する方向が「右」であり、左側Lに相当する方向が「左」である。
〔乗用型薬剤散布機の全体構成〕
図1及び図2に示されているように、乗用型薬剤散布機は、自走可能な走行機体1の前部に、薬剤を散布するための薬剤散布装置2が上下昇降揺動可能に支持されている。
図1及び図2に示されているように、乗用型薬剤散布機は、自走可能な走行機体1の前部に、薬剤を散布するための薬剤散布装置2が上下昇降揺動可能に支持されている。
薬剤散布装置2は、走行機体1の左右方向での中央部に、走行機体1の左右方向幅と同程度の左右方向長さを有したセンターブーム20を備えるとともに、そのセンターブーム20の左右両側に連結されたサイドブーム21,21を備えている。
サイドブーム21,21は、センターブーム20の左右両側に備えた上下軸心y1,y1周りで屈折可能に連結されている。図1,2では、サイドブーム21,21が走行機体1の前後方向に沿う格納姿勢を示している。散布作業時には、センターブーム20と左右のサイドブーム21,21とが直線状に姿勢変更可能に構成されている。センターブーム20及びサイドブーム21,21の夫々に多数の散布用ノズル20a,21aが備えられている。
この薬剤散布装置2は、走行機体1に対して昇降リンク機構22を介して上下昇降可能に支持されており、昇降シリンダ23の伸縮作動によって上下位置変更可能に構成されている。
サイドブーム21,21は、センターブーム20の左右両側に備えた上下軸心y1,y1周りで屈折可能に連結されている。図1,2では、サイドブーム21,21が走行機体1の前後方向に沿う格納姿勢を示している。散布作業時には、センターブーム20と左右のサイドブーム21,21とが直線状に姿勢変更可能に構成されている。センターブーム20及びサイドブーム21,21の夫々に多数の散布用ノズル20a,21aが備えられている。
この薬剤散布装置2は、走行機体1に対して昇降リンク機構22を介して上下昇降可能に支持されており、昇降シリンダ23の伸縮作動によって上下位置変更可能に構成されている。
走行機体1は、左右一対の前輪11F及び後輪11Rで支持された機体フレーム10を備え、その機体フレーム10に、運転座席30を備えた操縦部3と、薬液を貯留可能な薬剤タンク4と、エンジン50を備えた原動部5と、が搭載されている。
左右の前輪11F及び後輪11Rの夫々は、上下方向に長い車軸ケース12を介して、機体フレーム10を車軸11Fa,11Raから上方に離れた比較的高い位置に支持している。これにより、走行機体1は、地上高の高い、いわゆるハイクリアランス型に形成され、圃場に植生する稲などの作物を跨いで走行し易くなっている。
また、左右の前輪11F及び後輪11Rは、上下方向に長い車軸ケース12内の伝動支軸(図示せず)によって駆動力が伝達される四輪駆動型に構成されており、かつ、車軸ケース12内に備えた伝動支軸の軸心回りで操向操作可能に構成されている。
左右の前輪11F及び後輪11Rの夫々は、上下方向に長い車軸ケース12を介して、機体フレーム10を車軸11Fa,11Raから上方に離れた比較的高い位置に支持している。これにより、走行機体1は、地上高の高い、いわゆるハイクリアランス型に形成され、圃場に植生する稲などの作物を跨いで走行し易くなっている。
また、左右の前輪11F及び後輪11Rは、上下方向に長い車軸ケース12内の伝動支軸(図示せず)によって駆動力が伝達される四輪駆動型に構成されており、かつ、車軸ケース12内に備えた伝動支軸の軸心回りで操向操作可能に構成されている。
機体フレーム10の前部に操縦部3が設けられている。
操縦部3では、機体フレーム10の前部に備えた運転部ステップ13を挟んで、後方側に運転座席30が位置し、前方側に操縦塔31が立設されている。操縦塔31の上部にステアリングハンドル32が備えられている。このステアリングハンドル32を操作して前記前輪11F及び後輪11Rの操向操作を行うことができる。
操縦部3では、機体フレーム10の前部に備えた運転部ステップ13を挟んで、後方側に運転座席30が位置し、前方側に操縦塔31が立設されている。操縦塔31の上部にステアリングハンドル32が備えられている。このステアリングハンドル32を操作して前記前輪11F及び後輪11Rの操向操作を行うことができる。
操縦部3の後部に、薬液を貯留可能な薬剤タンク4が設けられている。
この薬剤タンク4は、平面視で左右の前輪11F同士、及び後輪11R同士の間で、かつ前輪11Fと後輪11Rと、の間に配設されている。つまり、平面視で走行機体1の前後左右の中央に近い位置に配設されており、薬剤タンク4内における薬液の容量が増減変化しても、走行機体1の前後左右でのバランスに大きな変動が生じないように工夫されている。
薬剤タンク4内の薬液は、後述するポンプユニット6によって抽出され、薬剤散布装置2に供給される。
この薬剤タンク4は、平面視で左右の前輪11F同士、及び後輪11R同士の間で、かつ前輪11Fと後輪11Rと、の間に配設されている。つまり、平面視で走行機体1の前後左右の中央に近い位置に配設されており、薬剤タンク4内における薬液の容量が増減変化しても、走行機体1の前後左右でのバランスに大きな変動が生じないように工夫されている。
薬剤タンク4内の薬液は、後述するポンプユニット6によって抽出され、薬剤散布装置2に供給される。
薬剤タンク4の後方側に原動部5が設けられている。
原動部5では、図3に示すように、機体フレーム10のうち、前後方向に沿う左右一対のメインフレーム10A,10A同士の間にエンジン50が配設されている。つまり、エンジン50は、機体前後方向に沿う出力軸51が走行機体1の左右方向の中心線CLと合致する、もしくは近接する箇所に位置する状態で、機体フレーム10に搭載されている。エンジン50は、その全体がエンジンボンネット52の内部に収容されている。エンジン50の右横側部に発電機53が設けられている。
中心線CLは、左右の前輪11F及び後輪11Rの左右中央で、ステアリングハンドル32の回転中心、及び薬剤タンク4の左右中央位置を通る前後方向に沿う線分である。
原動部5では、図3に示すように、機体フレーム10のうち、前後方向に沿う左右一対のメインフレーム10A,10A同士の間にエンジン50が配設されている。つまり、エンジン50は、機体前後方向に沿う出力軸51が走行機体1の左右方向の中心線CLと合致する、もしくは近接する箇所に位置する状態で、機体フレーム10に搭載されている。エンジン50は、その全体がエンジンボンネット52の内部に収容されている。エンジン50の右横側部に発電機53が設けられている。
中心線CLは、左右の前輪11F及び後輪11Rの左右中央で、ステアリングハンドル32の回転中心、及び薬剤タンク4の左右中央位置を通る前後方向に沿う線分である。
〔サイドステップ〕
機体フレーム10の左右両側における最外側には、歩行可能なサイドステップ14,14が設けられている。
図3に示すようにサイドステップ14,14は、前後方向に長い板状に形成され、左右一対のメインフレーム10A,10Aの横外側に向けて延出された横架フレーム10B,10Bによって支持されている。このサイドステップ14,14が、図2に示されるように、操縦部3おけるフェンダ部33、薬剤タンク4の横側部4a、及び原動部5のエンジンボンネット52よりも機体横外方側の両横側部に設けられている。
機体フレーム10の左右両側における最外側には、歩行可能なサイドステップ14,14が設けられている。
図3に示すようにサイドステップ14,14は、前後方向に長い板状に形成され、左右一対のメインフレーム10A,10Aの横外側に向けて延出された横架フレーム10B,10Bによって支持されている。このサイドステップ14,14が、図2に示されるように、操縦部3おけるフェンダ部33、薬剤タンク4の横側部4a、及び原動部5のエンジンボンネット52よりも機体横外方側の両横側部に設けられている。
左右のサイドステップ14,14は、その前端側が運転部ステップ13の後端近くに延出されていて、運転部ステップ13側からの乗り移りが支障なく行えるように配設されている。
左右のサイドステップ14,14のうち、左側のサイドステップ14の後端は、後輪11Rの後端縁と同程度の前後方向位置にある。右側のサイドステップ14の後端は、左側のサイドステップ14の後端よりも後方側に位置するように、左側のサイドステップ14よりも少し長く形成され、後輪11Rの後端縁よりも後方側へ延出されている。
サイドステップ14,14の横外側端縁14aは、左右の前輪11F、及び後輪11Rの横外側縁を越えない範囲に設定されている。
左右のサイドステップ14,14のうち、左側のサイドステップ14の後端は、後輪11Rの後端縁と同程度の前後方向位置にある。右側のサイドステップ14の後端は、左側のサイドステップ14の後端よりも後方側に位置するように、左側のサイドステップ14よりも少し長く形成され、後輪11Rの後端縁よりも後方側へ延出されている。
サイドステップ14,14の横外側端縁14aは、左右の前輪11F、及び後輪11Rの横外側縁を越えない範囲に設定されている。
左側のサイドステップ14の横外側で、前輪11Fと後輪11Rの間に相当する中間箇所に、乗降用の梯子15が取り付けられている。そして、梯子15が存在する箇所よりも前方側における左側のサイドステップ14は、格子状に形成されて、格子状ステップ部分14bとなっている。この格子状ステップ部分14bが存在することで、圃場から梯子15を昇ってきた作業者が、運転部ステップ13に乗り移る前に、格子状ステップ部分14bの大きな隙間を利用して靴裏の泥土を落とすことができる。
運転部ステップ13の左側端部にも、同様な格子状ステップ部分13aが設けられており、左側のサイドステップ14から運転座席30前方の運転部ステップ13に乗り移る際に、格子状ステップ部分13aにおいても靴裏の泥土を落としやすく構成されている。
運転部ステップ13の左側端部にも、同様な格子状ステップ部分13aが設けられており、左側のサイドステップ14から運転座席30前方の運転部ステップ13に乗り移る際に、格子状ステップ部分13aにおいても靴裏の泥土を落としやすく構成されている。
〔ポンプユニット〕
薬剤タンク4内の薬液を吸引して薬剤散布装置2に供給し、散布用ノズル20a,21aから散布させるためのポンプユニット6について説明する。
図4及び図5に示すように、ポンプユニット6は、多連式プランジャポンプ60(往復ポンプ装置に相当する)と、その多連式プランジャポンプ60から供給される薬液を一旦貯留した後に薬剤散布装置2へ送り込むためのアキュムレータ61と、を備えている。
薬剤タンク4内の薬液を吸引して薬剤散布装置2に供給し、散布用ノズル20a,21aから散布させるためのポンプユニット6について説明する。
図4及び図5に示すように、ポンプユニット6は、多連式プランジャポンプ60(往復ポンプ装置に相当する)と、その多連式プランジャポンプ60から供給される薬液を一旦貯留した後に薬剤散布装置2へ送り込むためのアキュムレータ61と、を備えている。
多連式プランジャポンプ60は、シリンダ室内を往復作動する容積変更用の作動子として、三本のプランジャ62を備えた三連タイプのものであり、各プランジャ62をシリンダ室内で往復作動させることにより薬液の給排を行うように構成されている。各プランジャ62には、後述する減速機構7を介して駆動される一本のクランク駆動軸63(入力軸に相当する)の回転運動が、連係ロッド63aを介して直線往復運動として伝えられるように構成されている。
図4に示すように、多連式プランジャポンプ60の吸込口側は、吸入配管40及びフィルタ41を介して薬剤タンク4に接続されている。多連式プランジャポンプ60の排出口側は、各プランジャ62におけるシリンダ室の出口に連なる排出管64を介してアキュムレータ61の入口側に接続されている。
アキュムレータ61の出口側には薬剤供給配管42が接続されている。この薬剤供給配管42を介してアキュムレータ61内の薬液が、走行機体1の前部で操縦塔31の横側部に備えた分岐部43に導かれる。
分岐部43には、三本の分岐配管44が接続されており、この分岐配管44の各先端が、薬剤散布装置2のセンターブーム20に備えた散布用ノズル20aと、サイドブーム21,21に備えた散布用ノズル21a,21aと、のそれぞれに接続されている。
分岐部43には、三本の分岐配管44が接続されており、この分岐配管44の各先端が、薬剤散布装置2のセンターブーム20に備えた散布用ノズル20aと、サイドブーム21,21に備えた散布用ノズル21a,21aと、のそれぞれに接続されている。
各プランジャ62からの排出管64には、薬剤タンク4への薬液戻し配管45が接続されている。つまり、薬剤散布装置2による薬剤の散布が停止されている状態、及び、各プランジャ62からアキュムレータ61への薬剤供給量が、薬剤散布装置2による薬剤の散布量よりも多い場合に、薬液戻し配管45を介して排出管64内の薬液が薬剤タンク4の底部へ戻されるようにしてある。これにより、薬剤タンク4内の薬液は、三本の薬液戻し配管45を介して戻される余剰分の薬液によってタンク内が攪拌されることになり、薬剤の沈殿等による濃度差が生じ難い状態を維持し易い。
ポンプユニット6のうち、多連式プランジャポンプ60の横外側部分、及びアキュムレータ61は、図2及び図3に示すように、エンジンボンネット52の右下部に形成した開口52aから右横外方へ突出した状態に設けられている。
そして、この突出した状態に設けられた、多連式プランジャポンプ60の横外側部分、及びアキュムレータ61は、平面視において右側のサイドステップ14の上側に重複する状態で配置されている。
このサイドステップ14の上側に重複する状態で配置されたポンプユニット6の一部は、位置的にはサイドステップ14と重複しているが、サイドステップ14自体に取り付けられている訳ではない。つまり、ポンプユニット6はエンジンボンネット52内で機体フレーム10に取り付けられている。そして、そのポンプユニット6の一部が、エンジンボンネット52から突出し、サイドステップ14の上面との間に少し間隙を隔てて、平面視でサイドステップ14の上側に重複する状態で設けられている。
そして、この突出した状態に設けられた、多連式プランジャポンプ60の横外側部分、及びアキュムレータ61は、平面視において右側のサイドステップ14の上側に重複する状態で配置されている。
このサイドステップ14の上側に重複する状態で配置されたポンプユニット6の一部は、位置的にはサイドステップ14と重複しているが、サイドステップ14自体に取り付けられている訳ではない。つまり、ポンプユニット6はエンジンボンネット52内で機体フレーム10に取り付けられている。そして、そのポンプユニット6の一部が、エンジンボンネット52から突出し、サイドステップ14の上面との間に少し間隙を隔てて、平面視でサイドステップ14の上側に重複する状態で設けられている。
また、多連式プランジャポンプ60には、エンジンボンネット52の開口52aから突出した部位の右横端部に、各プランジャ62内の残留薬液を外部へ抜き出すためのドレン口65が設けられている。ドレン口65の端部は、平面視で右側のサイドステップ14の横外側端縁14aよりも少し横外方側へ延長されている。これにより、ドレン口65から排出される薬液がサイドステップ14の上面に降りかかることを回避し易い。
〔手洗い用タンク〕
右側のサイドステップ14の後端部で、ポンプユニット6よりも後方側の位置には、手洗い用タンク8が設けられている。
この手洗い用タンク8は、合成樹脂製で、ほぼ矩形箱状に形成されたタンク本体80と、そのタンク本体80をサイドステップ14に支持させる板金製のタンク支持台81(タンク搭載部に相当する)と、を備えている。
右側のサイドステップ14の後端部で、ポンプユニット6よりも後方側の位置には、手洗い用タンク8が設けられている。
この手洗い用タンク8は、合成樹脂製で、ほぼ矩形箱状に形成されたタンク本体80と、そのタンク本体80をサイドステップ14に支持させる板金製のタンク支持台81(タンク搭載部に相当する)と、を備えている。
タンク支持台81は、上向きの底面板81aと、底面板81aの前端側で起立する前面板81b(囲み壁に相当する)と、底面板81aの横内端側で起立する横内側面板81c(囲み壁に相当する)と、底面板81aの横外端側で起立する横外側面板81d(囲み壁に相当する)と、を備えて、平面視で後方開放のチャンネル状に形成されている。
上記の前面板81b、横内側面板81c、横外側面板81dがタンク本体80の周辺に対向して、後述する締め付けベルト83とともにタンク本体80の水平方向位置を規制している。
底面板81aの後端側は下向きに屈曲されている。この下向きに屈曲された部分がサイドステップ14の後端部に当接した状態でボルト連結可能な連結片82を構成している。
上記の前面板81b、横内側面板81c、横外側面板81dがタンク本体80の周辺に対向して、後述する締め付けベルト83とともにタンク本体80の水平方向位置を規制している。
底面板81aの後端側は下向きに屈曲されている。この下向きに屈曲された部分がサイドステップ14の後端部に当接した状態でボルト連結可能な連結片82を構成している。
前面板81bは、横内側面板81c及び横外側面板81dよりも少し高く形成されている。この前面板81bの上部に取り付けた締め付けベルト83により、底面板81aに載せ付けたタンク本体80の胴部を、前面板81b側へ引き寄せて締め付け固定することができる。このようにタンク支持台81のチャンネル状の空間にタンク本体80を位置させて固定することにより、手洗い用タンク8が右側のサイドステップ14の後端部に設置された状態となる。
タンク本体80をタンク支持台81から取り外すには、締め付けベルト83を緩めて、後方側の開放部分からタンク本体80を後方側へ取り出すことができる。
タンク本体80をタンク支持台81から取り外すには、締め付けベルト83を緩めて、後方側の開放部分からタンク本体80を後方側へ取り出すことができる。
手洗い用タンク8は、右側のサイドステップ14上に位置して、その前端部がポンプユニット6の後端部に接近した状態で設けられている。手洗い用タンク8の後端側では、図6に示すように、タンク本体80の後面80aが、機体前後方向で右側のサイドステップ14の後端とほぼ同位置に存在している。
また、タンク本体80には、後面80aの上部に給水口84が設けられ、後面80aの下部に排水コック85が設けられている。そして排水コック85の排出口85aは、機体前後方向で右側のサイドステップ14の後端よりも後方側に延出されている。
また、タンク本体80には、後面80aの上部に給水口84が設けられ、後面80aの下部に排水コック85が設けられている。そして排水コック85の排出口85aは、機体前後方向で右側のサイドステップ14の後端よりも後方側に延出されている。
さらに、手洗い用タンク8は、機体左右方向の幅が、右側のサイドステップ14の同方向幅よりも少し広く形成されている。そして、その手洗い用タンク8におけるタンク支持台81及びタンク本体80の横外方側の面が、ポンプユニット6において最も機体横外方に位置するドレン口65の端部よりも横外側に位置している。換言すれば、ポンプユニット6におけるドレン口65の端部は、手洗い用タンク8におけるタンク支持台81及びタンク本体80の横外方側の面(横外端に相当する)の位置よりも機体内方側に位置する状態に配設されている。
〔減速機構〕
エンジン50からポンプユニット6への伝動系に介装された減速機構7について説明する。
図3、図4、及び図5に示すように、減速機構7は、伝動ベルト70を備えるベルト伝動機構7Aと、ギヤケース73に内装された平ギヤによるギヤ対7Bと、を備えている。
エンジン50からポンプユニット6への伝動系に介装された減速機構7について説明する。
図3、図4、及び図5に示すように、減速機構7は、伝動ベルト70を備えるベルト伝動機構7Aと、ギヤケース73に内装された平ギヤによるギヤ対7Bと、を備えている。
ベルト伝動機構7Aの伝動ベルト70は、エンジン50の出力軸51側からポンプユニット6の入力軸であるクランク駆動軸63側に向けて、左右方向に掛け渡されている。具体的には、出力軸51に一体回転するように設けた駆動側の小径プーリ71と、ギヤケース73に支持された支軸74と一体回転するように設けた従動側の大径プーリ72とにわたって掛け渡されている。
ギヤケース73に内装されたギヤ対7Bは、伝動ベルト70の掛け渡し方向及びプランジャ62の往復移動方向に沿って回転面を左右方向に沿わせた平ギヤからなるところの、小径ギヤ75と大径ギヤ76を備えている。
このギヤケース73の内部では、小径ギヤ75と大径ギヤ76のうち、大径プーリ72を支持して伝動上手側に位置する支軸74に駆動側の小径ギヤ75が一体回転するように設けられている。そして、小径ギヤ75に噛合する従動側の大径ギヤ76はクランク駆動軸63に一体回転するように設けられている。
ギヤケース73に支持された支軸74は、ベルト伝動機構7Aでは、従動側となる大径プーリ72を支持し、ギヤ対7Bでは、駆動側となる小径ギヤ75を支持している。
このギヤケース73の内部では、小径ギヤ75と大径ギヤ76のうち、大径プーリ72を支持して伝動上手側に位置する支軸74に駆動側の小径ギヤ75が一体回転するように設けられている。そして、小径ギヤ75に噛合する従動側の大径ギヤ76はクランク駆動軸63に一体回転するように設けられている。
ギヤケース73に支持された支軸74は、ベルト伝動機構7Aでは、従動側となる大径プーリ72を支持し、ギヤ対7Bでは、駆動側となる小径ギヤ75を支持している。
このように構成されたベルト伝動機構7A及びギヤ対7Bでは、従動側の大径プーリ72及び駆動側の小径ギヤ75が、従動側の大径ギヤ76よりも、駆動側の小径プーリ71から遠い側に設けられている。
これにより、例えば、従動側の大径プーリ72及び駆動側の小径ギヤ75が、従動側の大径ギヤ76よりも、駆動側の小径プーリ71に近い側に設けられた構造に比べて、よりコンパクトな構造で大きな減速比を有した減速機構7を得ることができる。
これにより、例えば、従動側の大径プーリ72及び駆動側の小径ギヤ75が、従動側の大径ギヤ76よりも、駆動側の小径プーリ71に近い側に設けられた構造に比べて、よりコンパクトな構造で大きな減速比を有した減速機構7を得ることができる。
〔別実施形態の1〕
実施の形態では、サイドステップ14,14として、前後方向に長い板状に形成された左右一対のサイドステップ14,14を例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、サイドステップ14を、ポンプユニット6と重複する側にのみ設けたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、サイドステップ14,14として、前後方向に長い板状に形成された左右一対のサイドステップ14,14を例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、サイドステップ14を、ポンプユニット6と重複する側にのみ設けたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の2〕
サイドステップ14,14として、左右各別に構成された構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、サイドステップ14を、運転部ステップ13を含めて全体が一連に接続された構造に構成したものであってもよい。また、サイドステップ14が前後方向に長い一連の板状に形成されたものに限らず、例えば、前後方向の複数箇所で分断されたサイドステップ14によって構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
サイドステップ14,14として、左右各別に構成された構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、サイドステップ14を、運転部ステップ13を含めて全体が一連に接続された構造に構成したものであってもよい。また、サイドステップ14が前後方向に長い一連の板状に形成されたものに限らず、例えば、前後方向の複数箇所で分断されたサイドステップ14によって構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の3〕
実施の形態では、このサイドステップ14の上側に重複する状態で配置されたポンプユニット6を、サイドステップ14自体には取り付けずに、エンジンボンネット52内で機体フレーム10に取り付けた構造のものを例示したが、この構造に限られるものではない。
例えば、ポンプユニット6をサイドステップ14に支持させたり、別途支持部材を機体フレーム10側から延出して、エンジンボンネット52の外側でもポンプユニット6を支持するようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、このサイドステップ14の上側に重複する状態で配置されたポンプユニット6を、サイドステップ14自体には取り付けずに、エンジンボンネット52内で機体フレーム10に取り付けた構造のものを例示したが、この構造に限られるものではない。
例えば、ポンプユニット6をサイドステップ14に支持させたり、別途支持部材を機体フレーム10側から延出して、エンジンボンネット52の外側でもポンプユニット6を支持するようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の4〕
実施の形態では、ポンプユニット6の往復ポンプ装置として三連の多連式プランジャポンプ60を用いた構造のものを例示したがこの構造に限られるものではない。
例えば、三連の多連式プランジャポンプ60に限らず、二連以上の多連式プランジャポンプ60、又は、単一のプランジャポンプ60を採用しても良い。
また、シリンダ室内を往復作動する作動子としては、プランジャに限らず、ピストンを用いたものであっても良い。
さらに、往復ポンプ装置に限らず、回転式のギヤポンプやベーンポンプ等を採用したものであっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、ポンプユニット6の往復ポンプ装置として三連の多連式プランジャポンプ60を用いた構造のものを例示したがこの構造に限られるものではない。
例えば、三連の多連式プランジャポンプ60に限らず、二連以上の多連式プランジャポンプ60、又は、単一のプランジャポンプ60を採用しても良い。
また、シリンダ室内を往復作動する作動子としては、プランジャに限らず、ピストンを用いたものであっても良い。
さらに、往復ポンプ装置に限らず、回転式のギヤポンプやベーンポンプ等を採用したものであっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の5〕
実施の形態では、サイドステップ14の上側に重複する状態で、ポンプユニット6の後部に手洗い用タンク8を設けた構造のものを例示したが、この構造に限定されるものではない。
例えば、手洗い用タンク8は、ポンプユニット6の後部に限らず前側に設けても良い。また、手洗い用タンク8を省略したものであっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、サイドステップ14の上側に重複する状態で、ポンプユニット6の後部に手洗い用タンク8を設けた構造のものを例示したが、この構造に限定されるものではない。
例えば、手洗い用タンク8は、ポンプユニット6の後部に限らず前側に設けても良い。また、手洗い用タンク8を省略したものであっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の6〕
実施の形態では、手洗い用タンク8を搭載するためのタンク搭載台として、サイドステップ14に取り付けられたタンク支持台81にタンク本体80を搭載するようにした構造のものを例示したが、この構造に限定されるものではない。例えば、タンク本体80をサイドステップ14上に直接搭載して、そのタンク本体80の水平方向位置を規制する構造によってタンク搭載部を構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、手洗い用タンク8を搭載するためのタンク搭載台として、サイドステップ14に取り付けられたタンク支持台81にタンク本体80を搭載するようにした構造のものを例示したが、この構造に限定されるものではない。例えば、タンク本体80をサイドステップ14上に直接搭載して、そのタンク本体80の水平方向位置を規制する構造によってタンク搭載部を構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明における乗用型薬剤散布機は、散布用ノズルを展開可能なブームに備えた構造のものに限らず、走行機体側に固定された散布管に散布用ノズルを設けた構造のものにも適用することができる。
1 走行機体
2 薬剤散布装置
3 操縦部
4 薬剤タンク
5 原動部
6 ポンプユニット
7 減速機構
8 手洗いタンク
10 機体フレーム
11F 前輪
11R 後輪
14 サイドステップ
20a,21a 散布用ノズル
30 運転座席
50 エンジン
65 ドレン口
81 タンク搭載部
81b,81c,81d 囲み壁
85 排水コック
85a 排出口
2 薬剤散布装置
3 操縦部
4 薬剤タンク
5 原動部
6 ポンプユニット
7 減速機構
8 手洗いタンク
10 機体フレーム
11F 前輪
11R 後輪
14 サイドステップ
20a,21a 散布用ノズル
30 運転座席
50 エンジン
65 ドレン口
81 タンク搭載部
81b,81c,81d 囲み壁
85 排水コック
85a 排出口
Claims (6)
- 左右一対の前輪及び後輪で支持された機体フレームに、
運転座席を備えた操縦部と、
エンジンを備えた原動部と、
薬液を貯留可能な薬剤タンクと、が搭載され、
前記操縦部、前記原動部、及び前記薬剤タンクよりも機体横外方側の横側部に、前後方向に長いサイドステップが設けられ、
前記薬剤タンク内の薬液を吸引して散布用ノズルに供給可能なポンプユニットが、平面視で前記サイドステップと重複する位置に配設されている乗用型薬剤散布機。 - 前記ポンプユニットには、当該ポンプユニット内の残留薬液を排出可能なドレン口が備えられ、そのドレン口の端部が平面視で前記サイドステップの横外側に位置している請求項1記載の乗用型薬剤散布機。
- 前記ポンプユニットの前後方向で近接した位置に手洗い用タンクを搭載可能なタンク搭載部が設けられ、前記ポンプユニットは、前記タンク搭載部の横外端よりも機体内方側に配設されている請求項2記載の乗用型薬剤散布機。
- 前記タンク搭載部は、前記手洗い用タンクの周辺部に対向して、前記手洗い用タンクの水平方向位置を規制する囲み壁を備えている請求項3記載の乗用型薬剤散布機。
- 前記タンク搭載部は、前記ポンプユニットの後方側に配設され、前記手洗い用タンクを後方側へ引き出し可能に構成されている請求項3又は4記載の乗用型薬剤散布機。
- 前記手洗い用タンクは、前記サイドステップの後端よりも後方側に排水コックの排出口を備えている請求項3〜5のいずれか一項記載の乗用型薬剤散布機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017206495A JP2019076041A (ja) | 2017-10-25 | 2017-10-25 | 乗用型薬剤散布機 |
CN201811249132.2A CN109699615A (zh) | 2017-10-25 | 2018-10-25 | 乘坐型药剂散布机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017206495A JP2019076041A (ja) | 2017-10-25 | 2017-10-25 | 乗用型薬剤散布機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019076041A true JP2019076041A (ja) | 2019-05-23 |
Family
ID=66254149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017206495A Pending JP2019076041A (ja) | 2017-10-25 | 2017-10-25 | 乗用型薬剤散布機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019076041A (ja) |
CN (1) | CN109699615A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334189A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Kioritz Corp | ブーム装置及びブーム式作業車 |
JP2004313883A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Maruyama Mfg Co Ltd | 乗用型ブームスプレーヤ |
JP2014076789A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Maruyama Mfg Co Ltd | 自走式防除機 |
JP2015008674A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 井関農機株式会社 | 薬液散布作業車両 |
WO2015140817A2 (en) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | Tirth Agro Technology Pvt. Ltd. | A self propelled agriculture heighted boom sprayer |
-
2017
- 2017-10-25 JP JP2017206495A patent/JP2019076041A/ja active Pending
-
2018
- 2018-10-25 CN CN201811249132.2A patent/CN109699615A/zh active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334189A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Kioritz Corp | ブーム装置及びブーム式作業車 |
JP2004313883A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Maruyama Mfg Co Ltd | 乗用型ブームスプレーヤ |
JP2014076789A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Maruyama Mfg Co Ltd | 自走式防除機 |
JP2015008674A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 井関農機株式会社 | 薬液散布作業車両 |
WO2015140817A2 (en) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | Tirth Agro Technology Pvt. Ltd. | A self propelled agriculture heighted boom sprayer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109699615A (zh) | 2019-05-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2020195952A1 (ja) | 農作業用車両 | |
US8801019B2 (en) | Working vehicle | |
JP7425900B2 (ja) | 電動作業車 | |
CN202773869U (zh) | 驾驶座升降式高秆植物四轮喷药机 | |
CN103039422B (zh) | 一种自走式喷雾车 | |
CN107743948A (zh) | 自走式喷架高度可调适应各种高矮秆作物的打药机 | |
JP2019076041A (ja) | 乗用型薬剤散布機 | |
CN105766114A (zh) | 一种高地隙水田植保机行走底盘 | |
CN107646820B (zh) | 一种自走式喷药车 | |
JP2018102180A (ja) | 散布作業車 | |
JP4812201B2 (ja) | 移動農機 | |
JP2019076042A (ja) | 乗用型薬剤散布機 | |
CN106489337A (zh) | 高地隙履带式田间作业车 | |
CN102845404A (zh) | 驾驶座升降式高秆植物四轮喷药机 | |
CN104686482A (zh) | 一种分体式轻便型高效宽幅喷杆系统 | |
JP3961904B2 (ja) | 自走式ブームスプレーヤ | |
JP3871633B2 (ja) | 自走式粒剤散布装置 | |
JP2010195120A (ja) | 作業車両 | |
JP5008109B2 (ja) | 田植機 | |
JP2009261328A (ja) | 防除機 | |
US20140041953A1 (en) | Bulldozer | |
JP4739610B2 (ja) | 移動農機 | |
JP2019017277A (ja) | 自走式薬剤散布車 | |
JP2004141098A (ja) | 乗用田植機の機体フレーム構造 | |
JP6436852B2 (ja) | 作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210608 |