JP2019075727A - 一時的呼出し無効機能付インターホン親機 - Google Patents

一時的呼出し無効機能付インターホン親機 Download PDF

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Abstract

【課題】煩雑な操作を行うことなく一時的に呼出しを無効にし、訪問販売者の詐欺から認知症の老人を保護することができるインターホンシステムを提供する【解決手段】無線通信部110は、携帯端末3からの肯定応答を受信したら主制御部101に通知して携帯端末情報記憶部111に「在宅」を記憶する。肯定応答を一定時間受信出来なかった場合には、携帯端末情報記憶部111に「外出」を記憶することで、インターホン子機2から呼出しがあった場合に、応対できる人が一人も存在しない場合に、インターホン親機1の呼出音の鳴動を無効にし、一人以上存在する場合に、インターホン親機1の呼出音を鳴動する。【選択図】図2

Description

本発明はインターホン親機において、インターホン子機からの呼出しを一時的に無効にすることができるインターホンシステムに関する。
従来のインターホンシステムは、インターホン子機が訪問者の呼出操作を受付けると呼出信号をインターホン親機へ送信し、呼出信号を受付けたインターホン親機が自装置に搭載されたスピーカから呼出音を鳴動し、来訪者があったことを家の者に知らせる。
家の者がインターホン親機で応答するとインターホン子機とインターホン親機で通話が可能となり、その後、用事があった場合には、ドアを開けて応対することができる。
また、留守であった場合には、例えば、特許文献1には、インターホン子機で呼出操作があった場合に用件の入力を促す音声メッセージを出力し、インターホン子機から入力された用件を録音する機能を備える留守番機能付きインターホンシステムの技術が開示されている。
特開2002−33838号公報
しかしながら特許文献1の技術では、判断能力が低下している老人が一人で留守番している場合については考慮されていない。例えば、老人が一人で留守番している時に訪問販売者が来訪し、老人が反射的にドアを開けて訪問販売者に商品を売りつけられてしまう可能性がある。
上記問題を解決する一つの方法として手動でインターホン親機の呼出音を「無鳴動」に設定して老人に気付かせない方法が考えられるが、この場合、家の者が毎回手動で切替操作を行わなければならず、煩雑である。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、家の者が煩雑な操作を行うことなく、老人が一人で留守番している間、一時的に呼出音を無効にし、訪問販売者から老人を保護することができるインターホンシステムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、インターホン子機を収容し、前記インターホン子機の呼出ボタンが押下され、呼出信号を受信すると呼出音を鳴動するインターホン親機であって、携帯端末が近傍にいるかを検出する無線通信手段と、携帯端末の所持者が、来訪者に応対可能かの応対情報を記憶する携帯端末情報記憶手段と、を有し、来訪者に応対可能な所持者の携帯端末が自機の近傍に存在するか否かを監視し、自機の近傍に1台も存在しないと判定した場合に、前記呼出音の鳴動を無効に設定し、自機の近傍に1台以上存在する判定した場合に、前記呼出音の鳴動を有効に設定する呼出音設定手段を有する。
本発明によれば、インターホン親機は、応対可能な家族が携行する携帯端末を監視し、前記携帯端末を検出出来なくなると、自インターホン親機の呼出音をオフにする。そして、電話応対可能な家族が携行する携帯端末を検出したならば、自インターホン親機の呼出音をオンにする。
これにより認知症の老人は、インターホン親機の呼出音に気付かないので、訪問販売者が呼出しにひっかかってしまう事を未然に防止する事が出来る。
図1は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムの概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1、3−2のユーザが応対可能な状態で、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作シーケンスである。 図3は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1のユーザが応対不可な状態、携帯端末3−2のユーザが応対可能な状態で、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1、3−2のユーザが応対不可な状態で、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。 図5は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1のユーザが応対不可な状態、携帯端末3−3の応対することができないユーザが外出先から帰って来た時に、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。 図6は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1のユーザが応対不可な状態、携帯端末3−3の応対することができないユーザが在宅時に、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。 図7は、インターホン親機1の機能ブロック図である。 図8は、携帯端末情報記憶部111の登録内容を模式的に表した図である。 図9は、インターホン親機1の動作を説明するためのフロー図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態にインターホンシステムは、家の屋内に設置されているインターホン親機1と、家の屋外に設置されているインターホン子機2と、家族が持っている複数の携帯端末3−1〜3−n(以下、単に携帯端末3とも呼ぶ)と、で構成されている。ここでは、携帯端末3の例として、スマートホン、タブレット端末等の無線端末を示している。
インターホン親機1は、無線通信部110を有しており、携帯端末3に検索ビーコンを出力し、携帯端末からの肯定応答を受信したならば「在宅」、所定の時間内に肯定応答を受信できない場合は、「外出」を携帯端末情報記憶部111に記憶する。また、インターホン子機2からの呼出通知を受信したならば、スピーカ及びインターホン子機2に呼出音を送出する。
インターホン子機2は、来訪者が呼出ボタンを押下したならば、来訪者からの呼出しがある旨の呼出通知をインターホン親機1に通知する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1、3−2のユーザが応対可能な状態で、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作シーケンスである。
ここで、携帯端末3を所有している家族で応対できる人(例えば、父、母)2名と応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)が在宅しているものとする。
まず、インターホン親機1は、携帯端末3を探索するための検索ビーコンをブロードバンドで送信すると(S100)、携帯端末3から存在する旨の肯定応答の受信を待つタイマ(以下、肯定応答待ちタイマとする。)をセットする(S101)。尚、検索ビーコンは、一定時間毎にインターホン親機1から送信されるものとする。
携帯端末3−2は、インターホン親機1からの検索ビーコンを受信すると肯定応答をインターホン親機1に送信する(S102)。インターホン親機1は、携帯端末3−2からの肯定応答を受信したならば、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−2の在宅状況を「在宅」にセットする(S103)。
携帯端末3−1は、インターホン親機1からの検索ビーコンを受信すると肯定応答をインターホン親機1に送信する(S104)。インターホン親機1は、携帯端末3−1からの肯定応答を受信したならば、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−1の在宅状況を「在宅」にセットする(S105)。
つぎに、インターホン子機2は、呼出操作を受け付けると(S106)、呼出通知をインターホン親機1に送信する(S107)。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出通知を受信すると、鳴動情報テーブル1110の在宅状況フィールド1113と応対可否フィールド1114(以下、鳴動情報とする。)を解析し「応対可能な携帯端末が複数あり」と判定したならば(S108)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S109)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する(S110)。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出する(S111)。
図3は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1のユーザが応対不可な状態、携帯端末3−2のユーザが応対可能な状態で、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。
ここで、携帯端末3を所有している家族で応対できる人(例えば、父)が外出しており、携帯端末3を所有している家族で応対できる人(例えば、母)1名と応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)が在宅しているものとする。
まず、インターホン親機1は、携帯端末3に検索ビーコンをブロードバンドで送信すると(S112)、肯定応答待ちタイマをセットする(S113)。
携帯端末3−2は、インターホン親機1からの検索ビーコンを受信すると肯定応答をインターホン親機1に送信する(S114)。インターホン親機1は、携帯端末3−2からの肯定応答を受信したならば、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−2の在宅状況を「在宅」にセットする(S115)。
携帯端末3−1は、外出しているため、検索ビーコンを受信できず、肯定応答をインターホン親機1に送信しない。
インターホン親機1は、肯定応答待ちタイマがタイムアウトすると(S116)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−1の在宅状況を「外出」にセットする(S117)。
つぎに、インターホン子機2は、呼出操作を受け付けると(S118)、呼出通知をインターホン親機1に送信する(S119)。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出通知を受信すると、鳴動情報を判定し「応対可能な携帯端末が一つあり」と判定したならば(S120)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S121)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する(S122)。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出する(S123)。
図4は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1、3−2のユーザが応対不可な状態で、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。
ここで、携帯端末3を所有している家族で応対できる人(例えば、父、母)2名が外出しており、応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)のみが在宅しているものとする。
まず、インターホン親機1は、携帯端末3に検索ビーコンをブロードバンドで送信すると(S124)、肯定応答待ちタイマをセットする(S125)。
携帯端末3−2は、外出しているため、検索ビーコンを受信できず、肯定応答をインターホン親機1に送信しない。
インターホン親機1は、肯定応答待ちタイマがタイムアウトすると(S126)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−2の在宅状況を「外出」にセットする(S127)。
つぎに、インターホン子機2は、呼出操作を受け付けると(S128)、呼出通知をインターホン親機1に送信する(S129)。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出通知を受信すると、鳴動情報を判定し「応対可能な携帯端末なし」と判定したならば(S130)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S131)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する(S132)。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出せず無効とする(S133)。
図5は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1のユーザが応対不可な状態、携帯端末3−3の応対することができないユーザが外出先から帰って来た時に、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。
ここで、携帯端末3を所有している家族で応対できる人(例えば、父、母)が2名と、応対できない人(例えば、中学生)とも外出しており、応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)が在宅しているものとする。中学生は、家の鍵を持っていないことも考えられ、その場合は、在宅している人をインターホンで呼出し、ドアの鍵を開けてもらう必要がある。
まず、インターホン親機1は、携帯端末3に検索ビーコンをブロードバンドで送信すると(S134)、肯定応答待ちタイマをセットする(S135)。
携帯端末3−3は、外出しているため、検索ビーコンを受信できず、肯定応答をインターホン親機1に送信しない。
インターホン親機1は、肯定応答待ちタイマがタイムアウトすると(S136)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−3の在宅状況を「外出」にセットする(S137)。
つぎに、インターホン親機1は、携帯端末3に検索ビーコンをブロードバンドで送信すると(S138)、肯定応答待ちタイマをセットする。
携帯端末3−3は、外出先から家に帰ってきており、インターホン親機1からの検索ビーコンを受信すると肯定応答をインターホン親機1に送信する(S139)。インターホン親機1は、携帯端末3−3からの肯定応答を受信したならば、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−3の在宅状況を「帰り」にセットする(S140)。
インターホン親機1は、登録している携帯端末3−3が外出先から家に帰って来たと判断し、応対できない人(例えば、中学生)の呼出操作を一定時間有効にするためのタイマ(以下、鳴動不可タイマとする。)をセットする(S141)。
想定として、家の中に応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)のみ在宅の場合は、本発明ではインターホン呼出があっても、インターホン親機は呼出音を鳴動させない。しかし、例外として、登録されている携帯端末の所持者(例えば、中学生)が、家の中に鍵を忘れて玄関のドアの前まで帰ってきて鍵がないのに気づいた場合、携帯端末情報記憶部111に記憶された在宅状況が在宅と判断されたら、ある一定時間のみ、インターホン親機呼出可能時間として設けることにより、認知症の老人に気づいて貰い、玄関のドアの鍵を開けて貰うことが可能となる。
つぎに、インターホン子機2は、呼出操作を受け付けると(S142)、呼出通知をインターホン親機1に送信する(S143)。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出通知を受信すると、鳴動情報を判定し「応対可能な携帯端末なしであっても登録者が家に帰ってきた」と判定したならば(S144)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S145)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する(S146)。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出する(S147)。
応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)のみが在宅している場合であって、携帯端末登録者(家族)が家に帰ってきた場合は、呼出を有効とすることで、鍵を開けて家に入れるようにすることができる。
図6は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムにおいて、携帯端末3−1のユーザが応対不可な状態、携帯端末3−3の応対することができないユーザが在宅時に、インターホン親機1がインターホン子機2からの呼出通知を受付けた場合の動作例を示すシーケンス図である。
ここで、携帯端末3を所有している家族で応対できる人(例えば、父、母)が2名とも外出しており、応対できない人(例えば、中学生)と応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)が在宅しているものとする。
鳴動不可タイマがタイムアウトすると(S148)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況更新として、携帯端末3−3の在宅状況を「在宅」にセットする(S149)。
つぎに、インターホン子機2は、呼出操作を受け付けると(S150)、呼出通知をインターホン親機1に送信する(S151)。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出通知を受信すると、鳴動情報を判定し「応対可能な携帯端末なし」と判定したならば(S152)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S153)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する(S154)。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出せず無効とする(S155)。
つぎに、インターホン親機1の詳細を説明する。
図7は、インターホン親機1の機能ブロック図である。
図示するように、インターホン親機1は、主制御部101と、インターホン子機インターフェース部102と、呼出通知受信部103と、通話制御部104と、マイク105と、スピーカ106と、タイマ管理部107と、操作部108と、表示部109と、無線通信部110と、携帯端末情報記憶部111と、を備えている。
主制御部101は、インターホン親機1の各部102〜111を統括的に制御する。
インターホン子機インターフェース部102は、インターホン子機2に接続するためのインターフェースである。
呼出通知受信部103は、インターホン子機インターフェース部102を介してインターホン子機2から呼出通知を受信する。
通話制御部104は、主制御部101の指示に従い、呼出音のスピーカ送出有無を制御する。
また、通話制御部104は、マイク105からの音声信号をインターホン子機2への送出有無を制御する。
また、通話制御部104は、インターホン子機2からの音声信号をスピーカ106への送出有無を制御する。
マイク105は、音声信号を受信する。
スピーカ106は、音声信号や呼出音を送出する。
タイマ管理部107は、主制御部101の指示に従い肯定応答待ちタイマのセットとストップを制御し、タイムアウトした場合は主制御部101に通知する。
また、タイマ管理部107は、主制御部101の指示に従い鳴動不可タイマのセットとストップを制御し、タイムアウトした場合は主制御部101に通知する。
操作部108は、携帯端末3をインターホン親機1に登録する場合や、インターホン子機2から呼び出しに応答する場合に主制御部101に通知する。
表示部109は、携帯端末3をインターホン親機1に登録する場合に、主制御部101の指示にしたがい表示を行う。
無線通信部110は、定期的に検索ビーコンをブロードバンドで携帯端末3に送信し、携帯端末3からの肯定応答を待つ。肯定応答を受信したならば、携帯端末3のMACアドレスと肯定応答を主制御部101に通知する。
携帯端末情報記憶部111には、インターホン親機1に登録されている携帯端末3の在宅状況や応対可否に関する情報が記憶される。
図8は、携帯端末情報記憶部111の登録内容例を模式的に表した図である。
図示するように、携帯端末情報記憶部111は、鳴動情報テーブル1110を記憶しており、在宅状況のレコード1115を有する。在宅状況のレコード1115は、登録している携帯端末3を番号にて管理するフィールド1111と、携帯端末3のMACアドレスを登録するフィールド1112と、携帯端末3の在宅状況(「在宅」、「外出」、「帰り」のいずれか)を登録するフィールド1113と、携帯端末3の応対可否(「応対可能」、「応対不可」のいずれか)を登録するフィールド1114と、を有する。
図9は、インターホン親機1の動作を説明するためのフロー図である。
まず、検索ビーコン送信タイミングか(S200)、鳴動不可タイマがタイムアウトしたか(S201)、呼出通知を受信したか(S202)を待つ。
検索ビーコン送信タイミングの場合(S200でYes)、インターホン親機1は、携帯端末3に検索ビーコンをブロードバンドで送信すると(S203)、肯定応答待ちタイマをセットする(S204)。
つぎに、インターホン親機1は、携帯端末3からの肯定応答を受信したか(S205)、肯定応答待ちタイマがタイムアウトしたか(S206)を待つ。
インターホン親機1は、携帯端末3からの肯定応答を受信したならば(S205でYes)、肯定応答から携帯端末3の携帯端末番号(MACアドレス)を特定し(S207)、鳴動情報テーブル1110のMACアドレスフィールド1112と特定した携帯端末3からの携帯端末番号(MACアドレス)を比較し、一致したレコード1115を抽出する(S208)。
インターホン親機1は、抽出したレコード1115の応答対可否フィールド1114が「応対可能」か判定する(S209)。「応対可能」の場合(S209でYes)、抽出したレコード1115の在宅状況フィールド1113に「在宅」をセットする(S210)。「応対可能」でない場合(S209でNo)、抽出したレコード1115の在宅状況フィールド1113が「外出」の場合(S211でYes)には、抽出したレコード1115の在宅状況フィールド1113に「帰り」にセットし(S212)、鳴動不可タイマをスタートさせ(S213)、S206に戻る。抽出したレコード1115の在宅状況フィールド1113が「外出」でない場合(S211でNo)、S206に戻る。
インターホン親機1は、肯定応答待ちタイマがタイムアウトすると(S206でYes)、S208で携帯端末番号の一致するレコードを抽出しなかった携帯端末を特定し(S214)、鳴動情報テーブル1110から特定した携帯端末3のレコードを抽出し(S215)、抽出したレコード1115の在宅状況フィールド1113に「外出」をセットする(S216)。
つぎに、インターホン親機1は、鳴動不可タイマがタイムアウトすると(S201でYes)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況フィールド1113が「帰り」の場合に「在宅」にセットし直し(S217)、S200に戻る。
つぎに、インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出通知を受信すると(S202でYes)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況フィールド1113が「在宅」のレコードの抽出を行い(S218)、「在宅」のレコードを抽出したかを判断する(S219)。「在宅」のレコードを抽出した場合は(S219でYes)、抽出したレコードの内、応対可否フィールド1114が「応対可能」のレコードの抽出を行い(S220)、「応対可能」のレコードを抽出したか判断する(S221)。「応対可能」のレコードが存在した場合(S221でYes)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S222)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出し(S223)、S200に戻る
インターホン親機1は、「在宅」のレコードを抽出しなかった場合は(S219でNo)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況フィールド1113が「帰り」のレコードを抽出し(S224)、「帰り」のレコードを抽出したかを判断する(S225)。「帰り」のレコードを抽出した場合は(S225でYes)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S222)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出する。そして、インターホン親機1はスピーカから呼出音を送出し(S223)、S200に戻る。
インターホン親機1は、「応対可能」なレコードが存在しない場合(S221でNo)、鳴動情報テーブル1110の在宅状況フィールド1113が「帰り」のレコードの抽出を行い(S224)、「帰り」のレコードを抽出したかを判断する(S225)。「帰り」のレコードを抽出しなかった場合(S225でNo)、子機呼出要求をインターホン子機2に送信する(S226)。これを受けて、インターホン子機2は、スピーカから呼出音を送出し、S200に戻る。これにより、応対できる人が外出して、一人もいないと判断し、インターホン親機1からは呼出音を鳴動させないことで、応対できない人(例えば、判断能力が低下している認知症の老人)が在宅の場合に、訪問販売者が来訪し、老人が反射的にドアを開けて訪問販売者に商品を売りつけられてしまうことを防ぐことができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明した。
本実施の形態によれば、インターホン親機1の無線通信部110は、携帯端末3から肯定応答を受信すると、主制御部101に通知して携帯端末情報記憶部111に「在宅」を記憶する。肯定応答を一定時間受信出来なかった場合には、携帯端末情報記憶部111に「外出」を記憶することで、インターホン子機2から呼出しがあった場合に、応対できる人が一人も存在しない場合に、インターホン親機1の呼出音の鳴動を無効にし、一人以上存在する場合に、インターホン親機1の呼出音を鳴動する。
これにより、認知症の老人が、インターホン親機1からの呼出し音を鳴動させないため応答できず、訪問販売にひっかかってしまう事を未然に防止する事が出来るようになる。
また、本実施の形態によれば、携帯端末情報記憶部111に応対可否情報を記憶することで、携帯端末情報記憶部111に登録されている「応対不可」な携帯端末3が「外出」から「在宅」に在宅状況が変更になった場合に、家に帰って来たと判断し、インターホン子機2から呼出しがあった場合に、応対できる人が一人も存在しない場合でも、一定時間は、インターホン親機1の呼出音を鳴動する。
これにより、応対できない中学生が家に帰って来た場合に、在宅している認知症の老人が、鍵を開けて家に入れるようにすることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態において、インターホン親機1は、来客に応対出来る人が一人もいない場合に、インターホン親機1の呼出音を鳴らさないようにすることが記載されているが、本発明はこれに限定しない。主制御部101が、インターホン子機2からの呼出通知を受信したら、通話制御部104に鳴動を無効にするように指示し、インターホン子機2の呼び出し音を鳴らさないようにしてもよい。
これにより、インターホン子機2からの呼出音が、家の中に聞こえるような建物であっても、認知症の老人は、来客に気づかずに済む。
なお、上記の実施形態において、インターホン親機は、主制御部101が、インターホン子機2からの呼出通知を受信したら、主制御部101は、携帯端末情報記憶部111に記憶されている在宅状況を判断し、応対可能な人物が一人もいない場合で、認知症の老人のみが在宅の場合に、操作部108から操作された内容を主制御部101で、無視し通話制御部104に音声を流さないようにして、インターホン親機1の応答操作を無効にしてもよい。
これにより、認知症の老人が、誤って操作部108にて応答操作を行ってしまった場合でも、応答操作が無効となり、宅内の音や声が外に漏れることがないため安心して外出することが出来る。
なお、上記の実施形態において、インターホン親機1は、無線通信部110と携帯端末が通信を開始し、外出していた家族が家に帰ってきたと判断された場合に、鳴動不可タイマを設けることが記載されているが、本発明はこれに限定しない。インターホン親機1の主制御部101が、外出していた家族について外出→帰りとなった場合(実際にドアを開ける前)に、家族が家に帰ってきた旨を、インターホン親機1から通知音とガイダンスを流すようにしてもよい。
これにより、認知症の老人は、家族が家に帰ってきたことを知ることができ、安心することができる。
1:インターホン親機、2:インターホン子機、3−1〜3−n:携帯端末、101:主制御部、102:インターホン子機インターフェース部、103:呼出通知受信部、104:通話制御部、105:マイク、106:スピーカ、107:タイマ管理部、108:操作部、109:表示部、110:無線通信部、111:携帯端末情報記憶部

Claims (2)

  1. インターホン子機を収容し、前記インターホン子機の呼出ボタンが押下され、呼出信号を受信すると呼出音を鳴動するインターホン親機であって、
    携帯端末が近傍にいるかを検出する無線通信手段と、
    前記携帯端末の所持者が、来訪者に応対可能かの応対情報を記憶する携帯端末情報記憶手段と、を有し、
    前記携帯端末情報記憶手段に記憶されている応対可能な携帯端末
    が自機の近傍に存在するか否かを監視し、自機の近傍に1台も存在しないと判定した場合に、前記呼出音の鳴動を無効に設定し、
    自機の近傍に1台以上存在する判定した場合に、前記呼出音の鳴動を有効に設定する呼出音設定手段を
    有することを特徴とする一時的呼出し無効機能付インターホン親機。
  2. 請求項1に記載のインターホン親機であって、
    前記携帯端末情報記憶手段に登録されている携帯端末で、応対不可な所持者の携帯端末が、自機の近傍に存在しない状態から存在する状態になったと判定した場合に、所定の時間内であれば、前記呼出音の鳴動を有効に設定する
    ことを特徴とする一時的呼出し無効機能付インターホン親機。
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CN112967473A (zh) * 2021-02-24 2021-06-15 南京工程学院 居家老人的室内监测装置

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