JP6932621B2 - メッセージ表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、メッセージ表示システムに関する。
この種のシステムとして特許文献1には、建物に設けられたディスプレイ装置にメッセージ(伝言)を登録する手段と、その登録したメッセージを所定の操作に基づきディスプレイ装置に表示させる手段とを備えたものが開示されている。かかるシステムによれば、例えば建物内の居住者が、他の居住者に伝えたいメッセージがあるときには、そのメッセージをディスプレイ装置に登録することで、他の居住者が所定の操作に基づきそのメッセージをディスプレイ装置に表示し見ることが可能となる。そのため、各居住者の間でディスプレイ装置を通じメッセージの伝達をすることが可能となる。
また、特許文献1のシステムには、ディスプレイ装置にメッセージの登録があった場合に、その旨を報知する報知部が設けられている。これにより、いずれかの居住者によりメッセージの登録があった場合、他の居住者はそれを知ることができるため、登録されたメッセージについて見忘れを防止することができる。
特開2004−220407号公報
ところで、ディスプレイ装置に登録されるメッセージには、各居住者のうち所定の居住者に(のみ)向けたものがあると考えられる。このようなメッセージが登録された場合、所定の居住者以外の居住者は、登録されたメッセージを見る必要がないため、登録されたメッセージをディスプレイ装置にわざわざ表示させる必要もないと考えられる。
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、メッセージの登録があった場合、登録があった旨が報知されるだけで、誰に向けたメッセージが登録されたかまではわからない。このため、メッセージの登録の報知があった場合、居住者はとりあえずメッセージをディスプレイ装置に表示し確認することになると考えられる。そうすると、登録されたメッセージが自らに向けたメッセージでない場合にも、とりあえず表示して見るといった無駄な作業が発生すると考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、メッセージを確認するに際し、利便性の向上を図ることができるメッセージ表示システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明のメッセージ表示システムは、メッセージを登録する登録手段と、その登録手段により登録されたメッセージを表示する表示手段と、前記表示手段又はその付近に設けられ、メッセージが登録されていることを報知する報知手段と、を備えるメッセージ表示システムであって、前記登録手段は、メッセージの登録に加え、そのメッセージを伝える相手をメッセージ対象者として登録し、前記登録されたメッセージ対象者が前記表示手段に接近したことを判定する接近判定手段と、その接近判定手段により前記メッセージ対象者が前記表示手段に接近したと判定された場合に、メッセージが登録されている旨を前記報知手段に報知させる報知処理を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、メッセージの登録に際し、そのメッセージを伝える相手がメッセージ対象者として登録される。そして、その登録されたメッセージ対象者が表示手段に接近した場合に、そのメッセージ対象者にメッセージが登録されている旨が報知される。これにより、メッセージ対象者は、自らに向けたメッセージが登録されていることを知ることができる。
また、メッセージ対象者が表示手段に接近したことを条件に、メッセージが登録されている旨の報知(報知処理)が行われるため、メッセージ対象者以外の者、つまり自らに向けたメッセージが登録されていない者が表示手段に接近しても報知処理が行われることがない。そのため、自らに向けたメッセージが登録されていないにもかかわらず、そのメッセージを表示手段にて確認するといった無駄な作業を行うのを回避することができる。これにより、メッセージを確認するに際し、利便性の向上を図ることができる。
第2の発明のメッセージ表示システムは、第1の発明において、前記制御手段は、前記接近判定手段により前記メッセージ対象者が前記表示手段に接近したと判定された場合に、前記報知処理に加え、前記登録手段により登録されたメッセージのうち当該メッセージ対象者に向けたメッセージを前記表示手段に表示させる表示処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、メッセージ対象者が表示手段に接近すると、報知処理に加え、そのメッセージ対象者に向けたメッセージを表示手段に表示させる表示処理が行われる。この場合、表示手段に対してメッセージを表示させる操作を行わなくてもメッセージを確認することができるため、メッセージの確認を行う上で、より一層利便性の向上を図ることができる。
第3の発明のメッセージ表示システムは、第1又は第2の発明において、前記メッセージ対象者を含む複数のユーザによってそれぞれ所持され、ユーザ固有の識別情報を送信する携帯機器と、前記表示手段付近の所定範囲を通信可能範囲として前記各携帯機器との間で無線通信可能な通信手段と、その通信手段を通じて前記携帯機器から識別情報を受信したか否かに基づき、いずれかのユーザが前記表示手段に接近したか否かを判定するユーザ接近判定手段と、いずれかのユーザが前記表示手段に接近したと判定された場合に、前記受信した識別情報に基づき、そのユーザが前記メッセージ対象者であるか否かを判定するメッセージ対象者判定手段と、を備え、前記接近判定手段は、前記メッセージ対象者判定手段により当該ユーザが前記メッセージ対象者であると判定された場合に、前記メッセージ対象者が前記表示手段に接近したと判定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの携帯する携帯機器から送信される識別情報が通信手段を通じて受信されたか否かをもっていずれかのユーザが表示手段に接近したか否かが判定され、いずれかのユーザが表示手段に接近したと判定された場合に、上記受信した識別情報に基づき、そのユーザがメッセージ対象者であるか否かが判定される。そして、そのユーザがメッセージ対象者であると判定された場合に、メッセージ対象者が表示手段に接近したと判定される。この場合、メッセージ対象者が表示手段へ接近したことの判定をユーザの携帯する携帯機器を利用して行うことができるため、かかる判定を行うに際し別途センサ等を設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることができる。
第4の発明のメッセージ表示システムは、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記報知処理の後、前記メッセージ対象者が前記表示手段にてメッセージの確認を行なわないまま、前記表示手段から離れたことを判定する離れ判定手段を備え、前記接近判定手段は、前記離れ判定手段により前記メッセージ対象者が前記表示手段から離れたと判定された場合に、そのメッセージ対象者が前記表示手段に再接近したか否かを判定する再接近判定手段を有し、前記制御手段は、当該メッセージ対象者が前記表示手段に再接近したと判定された場合に、前記報知処理としての再報知処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、報知処理が行われたにもかかわらず、メッセージ対象者がメッセージの確認を行わないまま表示手段から離れてしまった場合には、そのメッセージ対象者が表示手段に再接近したか否かが判定され、再接近した場合には再度メッセージが登録されている旨の報知処理(再報知処理)が行われる。これにより、メッセージ対象者が報知処理に気づかずメッセージを確認しないまま表示手段から離れた場合でも、再度の報知処理によりメッセージが登録されていることを知ることができるため、メッセージの確認し忘れを防止することができる。
第5の発明のメッセージ表示システムは、第4の発明において、前記制御手段は、前記再報知処理の際、前回の報知処理とは異なる報知態様で報知を行うことを特徴とする。
本発明によれば、再報知処理に際しては、前回の報知処理と異なる報知態様で報知が行われる。例えば再報知処理に際し、前回の報知処理よりも大きい音で報知が行われる。これにより、再報知処理の際には、メッセージ対象者に報知を気づかせ易くすることができるため、メッセージの確認し忘れをより確実に防止することができる。
第6の発明のメッセージ表示システムは、第4又は第5の発明において、前記表示手段は、建物内において複数箇所に設けられ、前記報知手段は、前記各表示手段ごとに設けられ、前記接近判定手段は、前記各表示手段のうちいずれかの表示手段に前記メッセージ対象者が接近したことを判定するものであり、前記制御手段は、前記接近判定手段によりいずれかの前記表示手段に前記メッセージ対象者が接近したと判定された場合に、その表示手段に対応する前記報知手段に前記報知処理を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、表示手段が建物内における複数箇所に設けられ、それら各表示手段のうちいずれかの表示手段にメッセージ対象者が接近すると、その表示手段に対応する報知手段により報知処理が行われる。この場合、メッセージが登録されている旨の報知が複数箇所で行われるため、メッセージ対象者にメッセージが登録されていることを確実に知らせることができる。
第7の発明のメッセージ表示システムは、第6の発明において、前記離れ判定手段は、前記報知処理を行った前記報知手段に対応する前記表示手段から前記メッセージ対象者が離れたことを判定し、前記再接近判定手段は、前記離れ判定手段により前記メッセージ対象者が当該表示手段から離れたと判定された場合に、そのメッセージ対象者が前記各表示手段のうちいずれかの表示手段に再接近したか否かを判定し、前記制御手段は、前記メッセージ対象者がいずれかの前記表示手段に再接近したと判定された場合に、当該表示手段に対応する前記報知手段に前記再報知処理を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、メッセージ対象者が報知処理に気づかず表示手段から離れた後、いずれかの表示手段に再接近した場合にはその表示手段に対応する報知手段により再報知処理が行われる。これにより、メッセージ対象者が、報知処理の後、表示手段から離れて別の部屋等へ移動した場合にも、その部屋等に別の表示手段が設けられていれば、その表示手段(報知手段)により再報知処理が行われるため、メッセージ対象者にメッセージが登録されていることをより確実に知らせることができる。また、再報知処理に際しては、前回の報知処理と異なる報知態様で報知が行われるため、その点においても、メッセージが登録されていることをより確実に知らせることができる。
建物に設けられたメッセージ表示システムの概要を示す図。 メッセージ表示システムの電気的構成を示す図。 メッセージ表示処理を示すフローチャート。 他の実施形態における建物に設けられたメッセージ表示システムの概要を示す図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は、建物に設けられたメッセージ表示システムの概要を示す図である。また、本実施形態では、建物(詳しくは住宅)に、居住者として両親及びその子供が居住していることを想定している。
図1に示すように、メッセージ表示システムは、建物10内に設けられた表示端末11を備える。建物10は、一階部分10aと二階部分10bとを有する二階建てとされ、そのうち表示端末11は一階部分10aに設けられている。表示端末11は、メッセージを表示するディスプレイ部11aを有しており、例えばタブレット端末からなる。また、表示端末11は、一階部分10aにおいて例えばリビングに設けられている。なお、表示端末11が表示手段に相当する。
ちなみに、表示端末11は、必ずしもタブレット端末である必要はなく、パソコン端末等であってもよい。また、表示端末11は、必ずしもリビングに設ける必要はなく、玄関等に設けてもよい。
建物10に居住する各居住者、すなわち父親、母親及び子供はいずれも携帯端末12を所持している。各居住者の携帯端末12は例えばスマートフォンからなる。本実施形態では、各居住者が建物10から外出する外出時だけでなく、建物10内に在宅する在宅時においても携帯端末12を所持(携帯)していることを想定している。なお、携帯端末12が携帯機器に相当し、携帯端末12を所持する各居住者がユーザに相当する。また、携帯端末12は、必ずしもスマートフォンである必要はなく、携帯電話機等であってもよい。
続いて、メッセージ表示システムの電気的構成について図2に基づいて説明する。図2は、メッセージ表示システムの電気的構成を示す図である。
図2に示すように、表示端末11は、上述したディスプレイ部11aに加え、制御部13と、記憶部14と、通信部15と、報知部16とを備える。制御部13は、表示端末11の各種制御を行うもので、ディスプレイ部11a、記憶部14、通信部15及び報知部16とそれぞれ接続されている。なお、制御部13が制御手段に相当し、通信部15が通信手段に相当し、報知部16が報知手段に相当する。
記憶部14は、メッセージ表示処理に必要な各種情報を記憶するものである。記憶部14には、居住者により登録されたメッセージ等が記憶される。
通信部15は、各居住者の携帯端末12との間で無線通信を行うものである。本メッセージ表示システムでは、各居住者の携帯端末12を用いて表示端末11にメッセージを登録することが可能となっている。メッセージの登録に際しては、メッセージとともに、そのメッセージを伝える相手をメッセージ対象者として登録するようになっている。居住者が携帯端末12を用いてメッセージを登録する際には、携帯端末12にメッセージ(の内容)と、そのメッセージのメッセージ対象者とをそれぞれ入力する。すると、その入力されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報が携帯端末12より通信部15に送信される。そして、この送信されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報が通信部15により受信されると、それらの情報が制御部13に入力され、制御部13は、それら入力されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報を記憶部14に逐次記憶(登録)する。このように、記憶部14(ひいては表示端末11)には、携帯端末12からメッセージの送信がある度に、そのメッセージがメッセージ対象者と対応付けて都度記憶(登録)されるようになっている。なお、携帯端末12や制御部13等により、「登録手段」が構成されている。
登録されるメッセージとしては、例えば父親が「明日飲み会」「今日は帰りが○○時になる」といった母親に向けたメッセージを登録することが考えられる。この場合、メッセージ対象者として母親を登録することとなる。また、母親が「明日は体操着を持って行くこと」「今日は○○時までに帰ること」といった子供に向けたメッセージを登録することが考えられる。この場合、メッセージ対象者として子供を登録することとなる。
なお、登録するメッセージ対象者は必ずしも1人である必要はなく複数人であってもよい。例えば、母親が、父親及び子供にそれぞれ向けたメッセージを登録する際には、メッセージ対象者として父親及び子供の双方を登録することとなる。また、登録するメッセージ対象者に、メッセージを登録する登録者自身(つまり自分自身)を含めるようにしてもよい。例えば、母親が、父親及び子供に向けた上記のメッセージを後日、自分でも確認したい場合には、メッセージの登録の際、父親及び子供に加え、母親自らもメッセージ対象者として登録することとなる。
各居住者の携帯端末12にはそれぞれ端末固有のIDコードがあらかじめ記憶されている。IDコードは、各携帯端末12ひいては各携帯端末12を所持する居住者を識別する識別情報に相当する。また、記憶部14には、各携帯端末12のIDコードに対応するIDコード情報が記憶されている。
通信部15は、表示端末11を中心とした所定エリア内に所定周期でリクエスト信号を送信する送信機能を有している。この場合、上記所定エリアは、例えば表示端末11を中心とした半径1m程度の範囲に設定されており、以下では、この所定エリアを端末付近エリアXという。この端末付近エリアXに携帯端末12を所持する居住者が入ると、居住者の携帯端末12によりリクエスト信号が受信される。すると、携帯端末12は、そのリクエスト信号の応答として、同端末12に記憶されているIDコード信号を表示端末11に向けて送信する。そして、このIDコード信号が表示端末11の通信部15により受信されると、同信号が制御部13に入力され、制御部13は、その入力されたIDコード信号に基づき、いずれの居住者が端末付近エリアXに入ったか特定する。つまり、表示端末11に接近した居住者が誰であるかを特定する居住者特定処理を行う。
居住者特定処理について具体的には、制御部13は、携帯端末12から受信したIDコード信号と、記憶部14に記憶されている各居住者のIDコードとを対比し、携帯端末12からのIDコード信号がいずれの居住者のIDコードと一致するか判定する。そして、その判定の結果に基づき、表示端末11に接近した居住者が誰であるかを特定する。
報知部16は、スピーカ等の音声出力部からなる。報知部16は、アラーム音を出力することで、居住者にメッセージが登録されている(届いている)ことを報知するものである。また、報知部16は、出力するアラーム音の音量を調整する音量調整機能を有している。制御部13は、上述した居住者特定処理の結果等に基づき、報知部16に報知信号を出力して、報知部16に報知処理を行わせる。
ディスプレイ部11aは、その電源をON/OFF切替可能となっている。電源ON状態ではディスプレイ部11aにメッセージを表示することが可能となり、電源OFF状態ではディスプレイ部11aにメッセージを表示することが不可となる。ディスプレイ部11aは、通常時においては、電源OFF状態とされている。制御部13は、上述した居住者特定処理の結果等に基づき、ディスプレイ部11aをON状態とするとともに、記憶部14に登録されているメッセージをディスプレイ部11aに表示させる表示処理を行う。
次に、制御部13により実行されるメッセージ表示処理について図3に示すフローチャートに基づき説明する。なお、本処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
図3に示すように、まずステップS10では、通信部15より上述した端末付近エリアXに向けてリクエスト信号を送信する。
続くステップS11では、リクエスト信号の応答として携帯端末12より送信されるIDコード信号を通信部15を通じて受信したか否かを判定する。上述したように、携帯端末12を所持する居住者が端末付近エリアXに入ると、その携帯端末12よりリクエスト信号の応答としてIDコード信号が送信される一方、携帯端末12を所持する居住者が端末付近エリアXに入っていない場合には、携帯端末12からかかるIDコード信号が送信されることがない。したがって、居住者が端末付近エリアXに入った場合には、携帯端末12からIDコード信号を受信する一方、居住者が端末付近エリアXに入っていない場合には、携帯端末12からIDコード信号を受信することがない。
よって、本ステップでは、携帯端末12からIDコード信号を受信したか否かを判定することで、(いずれかの)居住者が端末付近エリアXに入ったか否かを判定しており、換言すると、(いずれかの)居住者が表示端末11に接近したか否かを判定している(ユーザ接近判定手段に相当)。本ステップにおいて、携帯端末12からIDコード信号を受信した場合、つまりいずれかの居住者が表示端末11に接近した場合にはステップS12に進む。一方、携帯端末12からIDコード信号を受信していない場合、つまり表示端末11に接近した居住者がいない場合には本処理を終了する。
ステップS12では、携帯端末12から受信したIDコード信号に基づいて、表示端末11に接近した居住者が誰であるかを特定する居住者特定処理を行う。
続くステップS13では、上記特定処理により特定された居住者、すなわち表示端末11に接近した居住者が確認済居住者であるか否かを判定する。確認済居住者とは、後述する報知処理(ステップS16)又は再報知処理(ステップS25)によってメッセージが登録されている旨の報知を受け、そのメッセージの確認を行った居住者のことである。後述するように、かかる居住者は確認済居住者として記憶部14に登録(記憶)されるようになっている(ステップS24)。本ステップでは、その記憶部14に記憶される確認済居住者の情報に基づき、上記特定処理により特定された居住者が確認済居住者であるのか否かを判定する。当該居住者が確認済居住者である場合には本処理を終了し、確認済居住者でない場合にはステップS14に進む。
続くステップS14では、上記特定処理(ステップS12)により特定された居住者、すなわち表示端末11に接近した居住者が報知済居住者であるか否かを判定する。報知済居住者とは、後述する報知処理(ステップS16)又は再報知処理(ステップS25)によってメッセージが登録されている旨の報知を受けたにもかかわらず、メッセージを確認しないまま表示端末11から離れた居住者のことである。後述するように、かかる居住者は報知済居住者として記憶部14に登録(記憶)されるようになっている(ステップS22)。本ステップでは、その記憶部14に記憶される報知済居住者の情報に基づき、上記特定処理により特定された居住者が報知済居住者であるのか否かを判定する。当該居住者が報知済居住者でない場合にはステップS15に進む。
ステップS15では、上記特定処理(ステップS12)により特定された居住者、すなわち表示端末11に接近した居住者(以下、この居住者を居住者Kという)に向けた(宛てた)メッセージが記憶部14に登録(記憶)されているか否かを判定する。つまり、ここでは、居住者Kが、記憶部14に登録されている(いずれかの)メッセージのメッセージ対象者として登録されているか否かを判定する。要するに、ここでは、居住者Kがいずれかのメッセージのメッセージ対象者となっているか否かを判定する。居住者Kがメッセージ対象者となっていない場合には本処理を終了する。
一方、居住者Kがいずれかのメッセージのメッセージ対象者となっている場合にはステップS16に進む。この場合、メッセージ対象者が表示端末11に接近したとみなす(判定する)ことができる(接近判定手段に相当)。なお、ステップS12及びステップS15の各処理により、携帯端末12から受信したIDコード信号(識別情報)に基づき、居住者K(ユーザ)がメッセージ対象者であるか否かを判定するメッセージ対象者判定手段が構成されている。
ステップS16では、報知処理を行う。報知処理では、報知部16に報知信号を出力することで、報知部16よりアラーム音を出力させる。これにより、メッセージ対象者である居住者Kは自らに向けたメッセージが表示端末11に登録されていることを知ることができる。なお、報知処理は所定時間(例えば数秒間)行われた後終了する。
ステップS17では、ディスプレイ部11aにON信号を出力することで、ディスプレイ部11aを電源ON状態とする(起動させる)。
続くステップS18では、記憶部14に登録されている居住者K宛てのメッセージをディスプレイ部11aに表示させる表示処理を行う。この表示処理では、記憶部14に登録されている居住者K宛てのメッセージをすべて記憶部14より読み出しディスプレイ部11aに表示させる。居住者K宛のメッセージを読み出す際には、記憶部14に登録されているメッセージのうちで、居住者Kがメッセージ対象者として登録されているメッセージをすべて読み出す。この表示処理によって、居住者Kは、自らに向けたメッセージを確認することが可能となる。
ステップS19では、居住者Kによりディスプレイ部11aに表示されたメッセージの確認が行われたか否かを判定する。表示端末11には、居住者がメッセージを確認した場合に操作する確認済操作部(例えば確認済ボタン等)が設けられている。本ステップでは、この確認済操作部が居住者Kにより操作された否かを判定し、その判定の結果に基づき、居住者Kによりメッセージの確認が行われたか否かを判定する。居住者Kによりメッセージの確認が行われた場合にはステップS24に進み、居住者Kを確認済居住者として記憶部14に登録(記憶)する。その後、ステップS23に進み、ディスプレイ部11aをOFF状態とする。その後、本処理を終了する。
なお、記憶部14に登録された確認済居住者の情報は、当該居住者に向けたメッセージが記憶部14に新たに登録された場合に消去されるようになっている。つまり、確認済居住者の情報は、当該居住者が新たに登録されたメッセージのメッセージ対象者として記憶部14に登録された場合に消去されるようになっている。
一方、居住者Kによりメッセージの確認が行われていない場合にはステップS20に進み、通信部15より端末付近エリアXに向けてリクエスト信号を送信する。続くステップS21では、上記リクエスト信号の応答として、居住者Kの携帯端末12から送信されるIDコード信号を通信部15を通じて受信したか否かを判定する。居住者KのIDコード信号を受信した場合には、居住者Kが端末付近エリアX内に、つまり表示端末11付近にいるとみなすことができる。この場合、ステップS19に戻って、再度ステップS19〜S21の各処理を行う。
一方、居住者KのIDコード信号を受信しなかった場合には、居住者Kが端末付近エリアXの外に出たとみなすことができる。つまり、この場合、居住者Kがメッセージを確認しないまま表示端末11から離れたとみなす(判定する)ことができる(離れ判定手段に相当)。したがって、この場合、ステップS22に進み、居住者Kを報知済居住者として記憶部14に登録(記憶)する。その後、ステップS23に進み、ディスプレイ部11aをOFF状態とする。その後、本処理を終了する。
上述したステップS14において、ステップS12で特定した居住者、つまり表示端末11に接近した居住者Kが報知済居住者であると判定された場合には、ステップS25に進む。この場合、報知処理(ステップS16)の後、表示端末11から離れた居住者K(換言するとメッセージ対象者)が再び表示端末11に接近したとみなす(判定する)ことができる。
ステップS25では、再報知処理を行う。この再報知処理では、報知部16に再報知信号を出力することで、報知部16よりアラーム音を出力させる。これにより、表示端末11に再接近した居住者K(メッセージ対象者)は、再報知により自分宛てのメッセージが登録されていることを知ることができる。また、再報知処理では、上述した報知処理(ステップS16)において出力したアラーム音よりも大きい音量でアラーム音を出力させる。
再報知処理を行った後、報知処理(ステップS16)後と同様、ディスプレイ部11aを電源ON状態とし(ステップS17)、居住者K宛のメッセージをディスプレイ部11aに表示させる(ステップS18)。その後、ステップS19〜S24の処理を行い、本処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
メッセージの登録に際し、メッセージとともにそのメッセージを伝える相手をメッセージ対象者として登録するようにし、そのメッセージ対象者が表示端末11に接近したと判定した場合に、報知部16よりアラーム音を出力することでメッセージが登録されている旨の報知を行うようにした(ステップS16,S25)。この場合、メッセージ対象者は、自らに向けたメッセージが登録されていることを知ることができる。
また、メッセージ対象者が表示端末11に接近したことを条件に、つまり、メッセージ対象者が表示端末11に接近した場合に限り報知処理(ステップS16,S25)を行うようにしたため、メッセージ対象者以外の者が表示端末11に接近しても報知処理が行われることがない。つまり、自らに向けたメッセージが登録されていない者に対しては報知処理が行われることがない。そのため、自らに向けたメッセージが登録されていないにもかかわらず、そのメッセージを表示端末11で確認するといった無駄な作業を行うのを回避することができる。これにより、メッセージを確認するに際し、利便性の向上を図ることができる。
メッセージ対象者が表示端末11に接近したと判定した場合に、報知処理に加えて、ディスプレイ部11aを電源ON状態とするようにした(起動させるようにした)。これにより、通常時においてはディスプレイ部11aを電源OFF状態としておくことができるため、表示端末11の省エネを図ることができる。また、ディスプレイ部11aの起動によって、メッセージ対象者にメッセージが登録されていることを気づかせる効果も期待できる。
メッセージ対象者が表示端末11に接近したと判定した場合に、報知処理に加え、そのメッセージ対象者に向けたメッセージをディスプレイ部11a(ひいては表示端末11)に表示させる表示処理を行うようにした。この場合、表示端末11に対してメッセージを表示させる表示操作を行わなくてもメッセージを確認することができるため、メッセージの確認を行う上で、より一層利便性の向上を図ることができる。
居住者の携帯端末12から送信されるIDコード信号が表示端末11の通信部15を通じて受信されたか否かをもっていずれかの居住者が表示端末11に接近したか否かを判定し(ステップS11)、いずれかの居住者が表示端末11に接近したと判定した場合には、上記受信したIDコード信号に基づいて、その居住者がメッセージ対象者であるか否かを判定した(ステップS12,S15)。そして、居住者がメッセージ対象者であると判定した場合に、メッセージ対象者が表示端末11に接近したと判定するようにした。この場合、メッセージ対象者が表示端末11へ接近したことの判定を居住者の携帯端末12を利用して行うことができるため、かかる判定を行うに際し別途センサ等を設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることができる。
報知処理(ステップS16)の後、メッセージ対象者がメッセージの確認を行わないまま表示端末11から離れたと判定した場合には、そのメッセージ対象者が表示端末11に再接近したか否かを判定するようにし、再接近した場合には再報知処理(ステップS25)を行うようにした。これにより、メッセージ対象者が報知処理に気づかずメッセージを確認しないまま表示端末11から離れた場合でも、再報知処理によりメッセージが登録されていることを知ることができるため、メッセージの確認し忘れを防止することができる。
再報知処理(ステップS25)に際しては、前回の報知処理(ステップS16)よりも大きい音量で報知部16よりアラーム音を出力するようにした。これにより、再報知処理の際には、メッセージ対象者に報知を気づかせ易くすることができるため、メッセージの確認し忘れをより確実に防止することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、建物10内に表示端末11を1つだけ設けたが、建物10内に表示端末11を複数設けてもよい。例えば図4に示すように、建物10の一階部分10a及び二階部分10bにそれぞれ表示端末11を設けることが考えられる。かかる構成においては、携帯端末12を用いてメッセージを登録する際、そのメッセージ(及びメッセージ対象者)を各表示端末11(詳しくは記憶部14)にそれぞれ登録することが考えられる。
具体的には、居住者が携帯端末12にメッセージとメッセージ対象者とをそれぞれ入力すると、その入力されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報が携帯端末12より各表示端末11にそれぞれ送信されるようにする。そして、それら送信されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報が各表示端末11にて受信されると、各表示端末11の制御部13がそれらメッセージ及びメッセージ対象者の情報を記憶部14に記憶(登録)するようにすることが考えられる。
また、メッセージの登録を次のようにして行ってもよい。例えば、居住者が携帯端末12を用いて各表示端末11のうちいずれかの表示端末11(詳しくは記憶部14)にメッセージ及びメッセージ対象者の登録を行うと、その表示端末11から他の表示端末11へ上記登録されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報が送信されるようにする。そして、その送信されたメッセージ及びメッセージ対象者の情報が上記他の表示端末11において受信されると、当該表示端末11の制御部13が、受信したメッセージ及びメッセージ対象者の情報を記憶部14に記憶(登録)するようにする。この場合にも、各表示端末11にそれぞれメッセージを登録することが可能となる。
ここで、上記のように、複数の表示端末11にメッセージの登録を行う場合、各表示端末11(詳しくは制御部13)においてそれぞれ、上記実施形態と同様のメッセージ表示処理(図3)を行うことが考えられる。この場合、各表示端末11ごとに、表示端末11にメッセージ対象者が接近したか否かが判定されることになる。そして、メッセージ対象者が接近したと判定された表示端末11において報知処理(ステップS16)、つまりメッセージが登録されている旨の報知が報知部16より行われることになる。このような構成によれば、メッセージ対象者が一階部分10a及び二階部分10bのいずれにいる場合にも報知処理が行われるため、メッセージ対象者にメッセージが登録されていることを確実に知らせることができる。
(2)上記(1)で説明した構成において、例えば、各表示端末11(制御部13)で行うメッセージ表示処理(図3参照)に際し、報知済居住者を記憶するステップS22の処理の後、その報知済居住者の情報を、制御部13により通信部15を通じて他方の表示端末11に送信するようにしてもよい。そして、他方の表示端末11でその報知済居住者の情報が通信部15を通じて制御部13により受信されると、制御部13がその受信した報知済居住者の情報を記憶部14に記憶するようにしてもよい。
このような構成とすれば、各表示端末11のうちいずれかの表示端末11で報知処理(ステップS16)が行われた後、メッセージ対象者がその報知処理に気づかず当該表示端末11から離れたと判定された場合には、当該表示端末11の記憶部14だけでなく他方の表示端末11の記憶部14にも報知済居住者の情報が記憶されることになる。このため、メッセージ対象者が、その後、各表示端末11のうちいずれかの表示端末11に再接近した場合、その再接近した表示端末11(制御部13)において、メッセージ対象者が報知済居住者であると判定され(ステップS14においてYES判定され)、その後、同表示端末11にて報知部16による再報知処理が行われる(ステップS25)。
この場合、メッセージ対象者が、報知処理の後、その報知処理に気づかず表示端末11から離れ一階部分10a又は二階部分10bのいずれに移動しても、そこに設けられている表示端末11(報知部16)により再報知処理が行われるため、メッセージ対象者にメッセージが登録されていることをより確実に知らせることができる。また、この再報知処理に際しては、前回の報知処理よりも大きい音量で報知部16よりアラーム音が出力されるため、その点でも、メッセージが登録されていることをメッセージ対象者により確実に知らせることができる。
(3)上記実施形態では、居住者の携帯端末12を用いて表示端末11(詳しくは記憶部14)にメッセージを登録するようにしたが、表示端末11に直接メッセージを入力することでメッセージを登録するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、ディスプレイ部11aにメッセージを表示させる表示処理(ステップS18)を行うようにしたが、かかる表示処理は必ずしも行う必要はない。その場合、メッセージ対象者が表示端末11に所定の操作を行うことで、メッセージをディスプレイ部11aに表示させるようにすればよい。
(5)上記実施形態では、メッセージ対象者が表示端末11に接近した場合にディスプレイ部11aを電源ON状態としたが、ディスプレイ部11aを常時電源ON状態とするようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、報知部16よりアラーム音を出力することで報知処理(及び再報知処理)を行ったが、例えば報知部16より「メッセージが登録されています」等のメッセージを音声で出力することにより報知を行ってもよい。
また、報知部16による報知は必ずしも音声で行う必要はなく、例えば報知部16をランプ等の発光部とし、その発光部より光を発することで報知を行ってもよい。この場合、報知処理(ステップS16)では発光部を点灯させ、再報知処理(ステップS25)では発光部を点滅させる等することで、報知処理と再報知処理とで発光部の発光態様ひいては報知態様を異ならせるようにしてもよい。
さらに、報知部16として、音声出力部と発光部とをそれぞれ設けてもよい。この場合、報知処理では音声出力部よりアラーム音を出力させ、再報知処理では発光部より光を発することで報知を行うことが考えられる。この場合も、再報知処理では、報知処理と報知態様が異なるため、居住者に確実に報知を気づかせることができる。
なお、報知部16は必ずしも表示端末11に設ける必要はなく、表示端末11とは別(別体)で設けてもよい。その場合、報知部は表示端末11の付近に設けることとなる。
(7)上記実施形態では、居住者がメッセージを確認した場合に操作する確認済操作部を表示端末11に設けたが、かかる確認済操作部を居住者の携帯端末12に設けるようにしてもよい。その場合、居住者により携帯端末12の確認済操作部が操作されると、携帯端末12から表示端末11に確認済信号が送信されるようにする。そして、表示端末11では、制御部13により、その確認済信号を受信したか否かの判定を行い、その判定の結果に基づき、居住者によりメッセージの確認が行われたか否かを判定するようにする。
(8)上記実施形態では、居住者の携帯端末12から送信されるIDコードに基づき、表示端末11に接近した居住者が誰であるかを特定するようにしたが(ステップS12)、かかる居住者の特定は必ずしも携帯端末12を用いて行う必要はない。例えば、表示端末11又はその付近にカメラ等の撮影手段を設け、その撮影手段により表示端末11に接近した居住者を撮影するようにする。そして、その撮影された居住者の画像に基づき、表示端末11に接近した居住者を特定するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、本発明のメッセージ表示システムを住宅に適用したが、本発明の表示システムは会社や学校、病院等、住宅以外の建物にも適用することが可能である。また、本発明の表示システムは屋外で用いることもできる。その場合、表示端末11を屋外に設置することとなる。
10…建物、11…表示手段としての表示端末、12…携帯機器としての携帯端末、13…制御手段としての制御部、15…通信手段としての通信部、16…報知手段としての報知部。

Claims (5)

  1. メッセージを登録する登録手段と、
    その登録手段により登録されたメッセージを表示する表示手段と、
    前記表示手段又はその付近に設けられ、メッセージが登録されていることを報知する報知手段と、を備えるメッセージ表示システムであって、
    前記登録手段は、メッセージの登録に加え、そのメッセージを伝える相手をメッセージ対象者として登録し、
    前記登録されたメッセージ対象者が前記表示手段に接近したことを判定する接近判定手段と、
    その接近判定手段により前記メッセージ対象者が前記表示手段に接近したと判定された場合に、メッセージが登録されている旨を前記報知手段に報知させる報知処理を行う制御手段と、を備え、
    さらに、前記報知処理の後、前記メッセージ対象者が前記表示手段にてメッセージの確認を行なわないまま、前記表示手段から離れたことを判定する離れ判定手段を備え、
    前記接近判定手段は、前記離れ判定手段により前記メッセージ対象者が前記表示手段から離れたと判定された場合に、そのメッセージ対象者が前記表示手段に再接近したか否かを判定する再接近判定手段を有し、
    前記制御手段は、当該メッセージ対象者が前記表示手段に再接近したと判定された場合に、前記報知処理としての再報知処理を行い、その再報知処理の際、前回の報知処理とは異なる報知態様で報知を行うことを特徴とするメッセージ表示システム。
  2. 前記制御手段は、前記接近判定手段により前記メッセージ対象者が前記表示手段に接近したと判定された場合に、前記報知処理に加え、前記登録手段により登録されたメッセージのうち当該メッセージ対象者に向けたメッセージを前記表示手段に表示させる表示処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示システム。
  3. 前記メッセージ対象者を含む複数のユーザによってそれぞれ所持され、ユーザ固有の識別情報を送信する携帯機器と、
    前記表示手段付近の所定範囲を通信可能範囲として前記各携帯機器との間で無線通信可能な通信手段と、
    その通信手段を通じて前記携帯機器から識別情報を受信したか否かに基づき、いずれかのユーザが前記表示手段に接近したか否かを判定するユーザ接近判定手段と、
    いずれかのユーザが前記表示手段に接近したと判定された場合に、前記受信した識別情報に基づき、そのユーザが前記メッセージ対象者であるか否かを判定するメッセージ対象者判定手段と、を備え、
    前記接近判定手段は、前記メッセージ対象者判定手段により当該ユーザが前記メッセージ対象者であると判定された場合に、前記メッセージ対象者が前記表示手段に接近したと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のメッセージ表示システム。
  4. 前記表示手段は、建物内において複数箇所に設けられ、
    前記報知手段は、前記各表示手段ごとに設けられ、
    前記接近判定手段は、前記各表示手段のうちいずれかの表示手段に前記メッセージ対象者が接近したことを判定するものであり、
    前記制御手段は、前記接近判定手段によりいずれかの前記表示手段に前記メッセージ対象者が接近したと判定された場合に、その表示手段に対応する前記報知手段に前記報知処理を行わせることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のメッセージ表示システム。
  5. 前記離れ判定手段は、前記報知処理を行った前記報知手段に対応する前記表示手段から前記メッセージ対象者が離れたことを判定し、
    前記再接近判定手段は、前記離れ判定手段により前記メッセージ対象者が当該表示手段から離れたと判定された場合に、そのメッセージ対象者が前記各表示手段のうちいずれかの表示手段に再接近したか否かを判定し、
    前記制御手段は、前記メッセージ対象者がいずれかの前記表示手段に再接近したと判定された場合に、当該表示手段に対応する前記報知手段に前記再報知処理を行わせることを特徴とする請求項に記載のメッセージ表示システム。
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