JP2019073887A - ラーメン高架橋の振動変位抑制構造 - Google Patents

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Kaoru Kobayashi
薫 小林
秀明 高崎
Hideaki Takasaki
秀明 高崎
淳 金田
Atsushi Kaneda
淳 金田
宏文 池本
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宏文 池本
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【課題】地震動などに起因するラーメン高架橋の振動変位を抑制することができるラーメン高架橋の振動変位抑制構造を実現する。【解決手段】ラーメン高架橋の振動変位抑制構造100は、例えば、地震動による揺れがラーメン高架橋Rの柱4に作用した場合、ラーメン高架橋Rの柱4に接合されている地中梁3に添う配置に設けられた剛性体20による振動伝達によって、隣り合う柱4の振動の振幅差や位相差が縮められるなどして、各柱4の振動は増幅されることなく減衰されるので、ラーメン高架橋Rの柱4の振動変位を抑制することができる。こうして、ラーメン高架橋Rの柱4の振動変位を抑制することができれば、柱4が支持しているスラブ桁5が地震動の影響を受け難くなるので、スラブ桁5に不同変位が生じ難くなり、地震動に起因して生じるスラブ桁5のトラブルを低減することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、地震動などに起因するラーメン高架橋の振動変位を抑制するラーメン高架橋の振動変位抑制構造に関する。
従来、支持層まで達する複数の杭を備え、軟弱地盤に構築されている構造物の耐震性を向上させるために、その構造物のフーチングの周囲に地盤改良を施してなる固化改良体を造成した耐震補強構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この耐震補強構造における固化改良体は、鉛直方向範囲に所定深度まで造成されるとともに、水平方向範囲に構造物の上部外周よりも外側の領域まで造成されている。
このような固化改良体を造成することによって、構造物の耐震強度を高めることができ、構造物が支持している橋桁などの構造体が地震によってずれたり破損したりするトラブルを低減することができる。
特開2013−177741号公報
しかしながら、上記特許文献1の耐震補強構造は、個々の構造物に固化改良体を造成して地震動に対する抵抗力を単純に増加させるといった構造物単体の補強構造であり、例えば、図5に示すラーメン高架橋Rのように複数の構造物(ここでは柱4)が連なっている構造物群を対象にしたものではなかった。ラーメン高架橋Rは、例えば図5に示すように、地中に設けられたフーチング1と、各フーチング1から下方に延設された杭2と、隣り合うフーチング1間に設けられた地中梁3と、各フーチング1から上方へと立設された柱4と、複数の柱4の上に跨って架設されたスラブ桁5等を備えており、複数の柱4が橋軸方向に連なってスラブ桁5を支持する構造を有している。
そこで、本発明者らは、ラーメン高架橋Rにおける個々の柱4の耐震強度を高めるのではなく、複数の柱4を構造物群として捉え、地震動に起因する柱4の振動変位を抑制するとともに、隣り合う柱4の変位を揃えるようにすることで、複数の柱4が支持しているスラブ桁5に地震による振動が作用し難くなる技術の検討を行った。
複数の柱4が支持しているスラブ桁5へ地震による振動が作用し難くなれば、そのスラブ桁5が地震動の影響を受け難くなって、例えば、スラブ桁5上に敷設されている鉄道軌道に地震動に起因するトラブルが生じ難くなる。
本発明の目的は、地震動などに起因するラーメン高架橋の振動変位を抑制することができるラーメン高架橋の振動変位抑制構造を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明は、
橋軸方向に連なり少なくとも2列に配された複数の柱と、橋軸方向に隣り合う前記柱の間と橋軸直角方向に隣り合う前記柱の間でそれぞれ柱に接合されて地中に埋設された複数の地中梁と、を有するラーメン高架橋の振動変位抑制構造であって、
橋軸方向に対向する前記地中梁と橋軸直角方向に対向する前記地中梁とで囲われた略矩形の領域内で、前記地中梁に沿う位置に所定深さまで埋設された隔壁と、
前記隔壁の上部に結合され、前記地中梁に添うように配置された剛性体と、
を備えるようにした。
かかる構成のラーメン高架橋の振動変位抑制構造であれば、例えば、地震動による揺れがラーメン高架橋の柱に作用した場合、ラーメン高架橋の柱に接合されている地中梁に添う配置に設けられた剛性体による振動伝達によって、その柱の振動は増幅されることなく減衰されるので、ラーメン高架橋の柱の振動変位を抑制することができる。
具体的には、地震動などによる揺れがラーメン高架橋の柱に作用して柱が振動した際に、隣り合うブロックの柱の振動に振幅差がある場合には、それら柱に接合されている地中梁と接している剛性体による振動伝達によってその振幅差が縮められ、隣り合う柱の振動は増幅されることなく減衰されるようになり、柱の振動変位を抑制することができる。また、隣り合うブロックの柱の振動に位相差がある場合にも、それら柱に接合されている地中梁と接している剛性体による振動伝達によってその位相差が縮められ、隣り合う柱の振動変位を抑制することができる。
特に、4つの地中梁に添う配置に設けられた剛性体には、四辺が地中梁で囲われている略矩形の領域内で所定深さまで埋設されている隔壁が結合されており、その剛性体の支持力は強固であるので、ラーメン高架橋の振動変位を好適に抑制することができる。
つまり、このラーメン高架橋の振動変位抑制構造は、地震動などに起因するラーメン高架橋の柱の振動変位を抑制することができ、その柱が支持している構造体(例えばスラブ桁)に不具合が生じるのを低減することができる。
また、望ましくは、
前記剛性体と前記地中梁の間に介装された減衰体を備えるようにする。
減衰体が剛性体と地中梁の間に介装されていれば、例えば、地震動による揺れがラーメン高架橋に作用した場合、減衰体による振動エネルギーを消散によって、ラーメン高架橋の柱の振動は増幅されることなく減衰されるので、ラーメン高架橋の柱の振動変位を好適に抑制することができる。
また、望ましくは、
前記隔壁は前記略矩形の領域内で略筒形状を呈するように形成されており、その隔壁の内側に充填された流動材料を備えるようにする。
流動材料が略筒形状の隔壁の内側に充填されていれば、例えば、地震動による揺れがラーメン高架橋に作用した場合、流動材料が揺動するスロッシング効果によって振動エネルギーを消散させて、ラーメン高架橋の柱の振動変位を好適に抑制することができる。
本発明によれば、地震動などに起因するラーメン高架橋の振動変位を抑制することができるラーメン高架橋の振動変位抑制構造が得られる。
実施形態1のラーメン高架橋の振動変位抑制構造を示す概略図であり、側面図(a)と、上面図(b)と、正面図(c)である。 フーチングと剛性体の接続構造に関する説明図であり、摺接可能な接続構造(a)と、あと施工アンカーを用いた接続構造(b)である。 実施形態2のラーメン高架橋の振動変位抑制構造を示す概略図であり、側面図(a)と、上面図(b)と、正面図(c)である。 実施形態3のラーメン高架橋の振動変位抑制構造を示す概略図であり、側面図(a)と、上面図(b)と、正面図(c)である。 ラーメン高架橋を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るラーメン高架橋の振動変位抑制構造の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本実施形態のラーメン高架橋の振動変位抑制構造は、ラーメン高架橋Rの振動変位を抑制するために、既設のラーメン高架橋Rを対象にして構築したものである。
ラーメン高架橋Rは、例えば、図5に示すように、地中に設けられた複数のフーチング1と、各フーチング1に立設されている柱4と、橋軸方向に連なった配置の複数の柱4の上部に接合され、それら柱4によって支持されているスラブ桁5等を備えている。また、各フーチング1には支持層Sまで達する杭2が結合されている。なお、フーチング1は柱4の基部を成すように、柱4と一体に形成されている。
このラーメン高架橋Rの複数の柱4は、2列を成して橋軸方向に連なっており、橋軸方向に隣り合う柱4の間と橋軸直角方向に隣り合う柱4の間にはそれぞれ両端が柱4に接合されて、複数の地中梁3が設けられている。
具体的には、橋軸方向に隣り合う柱4のフーチング1間と、橋軸直角方向に隣り合う柱4のフーチング1間には、その両端がフーチング1を介して柱4に接合されている地中梁3が地中に埋設された状態で設けられている。
なお、ラーメン高架橋Rのスラブ桁5には橋軸方向に沿って、例えば鉄道の軌道が敷設されている。
(実施形態1)
実施形態1のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100は、例えば、図1(a)(b)(c)に示すように、ラーメン高架橋Rにおいて橋軸方向に対向して対を成す地中梁3と橋軸直角方向に対向して対を成す地中梁3とで囲われた略矩形の領域内で所定深さまで埋設された隔壁10と、隔壁10の上部に結合され、地中梁3に添う配置に設けられた剛性体20等を備えている。
隔壁10は、例えば、複数の鋼矢板11(シートパイル)を連設してなる壁体である。
この隔壁10は、地中梁3に沿う位置に設けられており、4枚の壁体で略筒状の隔壁10が形成されている。
本実施形態では、略角筒形状の壁体を形成するように、複数の鋼矢板11が4つの地中梁3で囲われた略矩形の領域の外周に沿って連設されて、隔壁10が形成されている。
なお、鋼矢板11の下端が、例えば、ラーメン高架橋Rの杭2の長さの半分程度の深さに達するように、隔壁10が形成されていることが好ましい。
剛性体20は、例えば、隔壁10(鋼矢板11)の上部を巻き込んでコンクリート材料を打設してなるコンクリートコーピングであり、上面視略ロ字形状を呈している。
この剛性体20は、隔壁10の上部に固設されており、四方に配されている4つの地中梁3に内接している。
例えば、地震動などによる揺れがラーメン高架橋Rの柱4に作用して柱4が振動した際に、隣り合う柱4の振動に振幅差がある場合には、それら柱4のフーチング1に接合されている地中梁3と接している剛性体20による振動伝達によってその振幅差が縮められ、隣り合う柱4の振動は増幅されることなく減衰されるようになり、柱4の振動変位を抑制することができる。
また、隣り合う柱4の振動に位相差がある場合にも、それら柱4のフーチング1に接合されている地中梁3と接している剛性体20による振動伝達によってその位相差が縮められ、隣り合う柱4の振動変位を抑制することができる。
特に、4つの地中梁3に添う配置に設けられた剛性体20には、四辺が地中梁3で囲われている領域内で所定深さまで埋設されている隔壁10が結合されており、その剛性体20の支持力は強固であるので、ラーメン高架橋Rの振動変位を好適に抑制することができる。
以上のように構成されたラーメン高架橋の振動変位抑制構造100であれば、例えば、地震動によって橋軸方向と交差する方向の揺れがラーメン高架橋Rにおける隣り合うブロックの柱4に作用した場合、それら柱4のフーチング1間に接合された4つの地中梁3に内接している剛性体20による振動伝達によって、各柱4の振動は増幅されることなく減衰されるので、その柱4の振動変位を抑制することができる。
このように、ラーメン高架橋Rにおける隣り合うブロックの柱4の振動変位を抑制することができれば、柱4が支持しているスラブ桁5が地震動の影響を受け難くなるので、スラブ桁5に不同変位が生じ難くなり、地震動に起因するスラブ桁5のトラブルを低減することができる。
つまり、実施形態1のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100は、地震動などに起因する複数の柱4の振動変位を抑制することができ、それら柱4が支持しているスラブ桁5や、スラブ桁5上に敷設されている鉄道軌道に生じる不具合を低減することができる。
なお、上記実施形態1では、図2(a)、図1(b)に示すように、ラーメン高架橋Rの柱4のフーチング1間に接合された4つの地中梁3に内接している剛性体20を設け、その剛性体20と地中梁3及びフーチング1の間で水平力の伝達ができる接続構造にしていたが、これに限るものではない。
例えば、図2(b)に示すように、ラーメン高架橋Rの地中梁3にあと施工アンカー21を打ち込み、そのあと施工アンカー21の端部を剛性体20に埋め込むようにして、剛性体20と地中梁3とを剛結するようにしてもよい。なお、あと施工アンカー21の端部は、スタッドを介して隔壁10を成す鋼矢板11に結合されていることが好ましい。
こうして剛性体20と地中梁3を剛結することで、剛性体20と地中梁3及びフーチング1の間で水平力の伝達に加え、曲げモーメントの伝達も可能な接続構造になるので、ラーメン高架橋Rの柱4の振動変位をより好適に抑制することができる。
(実施形態2)
次に、本発明に係るラーメン高架橋の振動変位抑制構造の実施形態2について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
実施形態2のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100は、例えば、図3(a)(b)(c)に示すように、四辺が地中梁3で囲われている略矩形の領域内で所定深さまで埋設されている略筒状の隔壁10と、隔壁10の上部に結合され、地中梁3に添う配置に設けられた剛性体20と、剛性体20と地中梁3の間に介装された減衰体30等を備えている。
減衰体30は、例えば、摩擦ダンパーや粘性ダンパーなどであり、剛性体20と地中梁3及びフーチング1の間で振動エネルギーを消散させて、各柱4の振動の振幅を軽減する機能を有している。
この減衰体30を備えた接続構造であれば、ラーメン高架橋Rの柱4の振動変位をより好適に抑制することができる。
このような構成のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100であっても、例えば、地震動による揺れがラーメン高架橋Rの柱4に作用した場合、それら柱4のフーチング1間に接合された4つの地中梁3に内接している剛性体20による振動伝達や、減衰体30による振動エネルギーを消散によって、各柱4の振動は増幅されることなく減衰されるので、その柱4の振動変位を抑制することができる。
つまり、実施形態2のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100は、地震動などに起因するラーメン高架橋Rの柱4の振動変位を抑制することができ、それら柱4が支持しているスラブ桁5に生じる不具合を低減することができる。
(実施形態3)
次に、本発明に係るラーメン高架橋の振動変位抑制構造の実施形態3について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
実施形態3のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100は、例えば、図4(a)(b)(c)に示すように、四辺が地中梁3で囲われている略矩形の領域内で所定深さまで埋設されている略筒状の隔壁10と、隔壁10の上部に結合され、地中梁3に添う配置に設けられた剛性体20と、隔壁10の内側に充填された流動材料40等を備えている。
流動材料40は、例えば、粘性の高い液体であり、隔壁10の内側の土砂を掘り出すようにして形成した空間に充填されている。
なお、隔壁10の内側に形成された空間の底には遮水シートなどの底材41が配設されており、隔壁10と底材41とで囲われた空間内に充填された流動材料40を長期に亘って保持し続けることが可能になっている。また、空間内に流動材料40を充填した後、その空間の天面側を塞ぐ天面材を配設してもよい。
この流動材料40が隔壁10の内側に充填されていれば、例えば、地震動による揺れがラーメン高架橋Rに作用した場合、流動材料40が揺動するスロッシング効果によって振動エネルギーを消散させて、各柱4が振動するのを低減することができる。
つまり、この流動材料40を備えた振動変位抑制構造であれば、ラーメン高架橋Rの柱4の振動変位をより好適に抑制することができる。
このような実施形態3のラーメン高架橋の振動変位抑制構造100であっても、地震動などに起因するラーメン高架橋Rの柱4の振動変位を抑制することができ、それら柱4が支持しているスラブ桁5に生じる不具合を低減することができる。
なお、以上の実施の形態においては、ラーメン高架橋Rの複数の柱4は、2列を成して橋軸方向に連なって配設されているとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ラーメン高架橋Rの複数の柱4は橋軸方向に連なり3列以上に配設されていてもよい。
また、以上の実施の形態においては、フーチング1に杭2が結合されている杭基礎構造のラーメン高架橋Rの振動変位の抑制を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ケーソン基礎構造のラーメン高架橋Rの振動変位の抑制や、直接基礎構造のラーメン高架橋Rの振動変位の抑制にも、本発明を適用することができる。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 フーチング
2 杭
3 地中梁
4 柱
5 スラブ桁
10 隔壁
11 鋼矢板
20 剛性体
21 あと施工アンカー
30 減衰体
40 流動材料
41 底材
100 ラーメン高架橋の振動変位抑制構造
R ラーメン高架橋
S 支持層

Claims (3)

  1. 橋軸方向に連なり少なくとも2列に配された複数の柱と、橋軸方向に隣り合う前記柱の間と橋軸直角方向に隣り合う前記柱の間でそれぞれ柱に接合されて地中に埋設された複数の地中梁と、を有するラーメン高架橋の振動変位抑制構造であって、
    橋軸方向に対向する前記地中梁と橋軸直角方向に対向する前記地中梁とで囲われた略矩形の領域内で、前記地中梁に沿う位置に所定深さまで埋設された隔壁と、
    前記隔壁の上部に結合され、前記地中梁に添うように配置された剛性体と、
    を備えたことを特徴とするラーメン高架橋の振動変位抑制構造。
  2. 前記剛性体と前記地中梁の間に介装された減衰体を備えたことを特徴とする請求項1に記載のラーメン高架橋の振動変位抑制構造。
  3. 前記隔壁は前記略矩形の領域内で略筒形状を呈するように形成されており、その隔壁の内側に充填された流動材料を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のラーメン高架橋の振動変位抑制構造。
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