JP2019072977A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs

Abstract

【課題】 産業用インクジェットプリンタは、多様な生産ラインに設置され運用される。各生産ラインの要求する仕様は多岐にわたり、インクジェットプリンタにもその生産ラインの仕様に応じた機能が要求される。これらの幅広い要求に対し迅速かつ低労力で応えるために、簡易にインクジェットプリンタの機能を作成するシステムが必要である。【解決手段】上記課題は、手動で操作するグラフィカルユーザインターフェイスを備えたインクジェットプリンタにおいて、そのグラフィカルユーザインターフェイスの操作ボタンと1対1対応する機能群をライブラリとして公開し、その公開されたライブラリから機能を選択して作成された追加ソフトウェアを取り込む取り込み機構を備えることを特徴とするインクジェットプリンタにより解決される。【選択図】図5

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関する。
本技術分野の背景技術として、特開2004-078899号公報(特願2003-162177号)(特許文献1)がある。この公報には、「本発明の一目的は、天秤、秤、および他の重量測定器のためのアプリケーションプログラムを作成することができる方法を提供すること、およびこのようなアプリケーションがルール準拠であるかどうかを検証すること」と記載されている。また、特開2008-073931号公報(特願2006-255151号)(特許文献2)がある。この公報には、「ほぼ基本的なプログラムのみを記録装置に実装しておき、印刷処理に必要なプログラムを自動的にダウンロードすることにより、記録装置に必要なメモリ容量の削減とシステム全体の処理時間の短縮を可能とする。」と記載されている。
特開2004-078899号公報(特願2003-162177号) 特開2008-073931号公報(特願2006-255151号)
産業用インクジェットプリンタは、多様な生産ラインに設置され運用される。各生産ラインの要求する仕様は多岐にわたり、インクジェットプリンタにもその生産ラインの仕様に応じた機能が要求される。これらの幅広い要求に対し迅速かつ低労力で応えるために、簡易にインクジェットプリンタの機能を作成するシステムが必要である。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「手動で操作するグラフィカルユーザインターフェイスを備えたインクジェットプリンタにおいて、そのグラフィカルユーザインターフェイスの操作ボタンと1対1対応する機能群をライブラリとして公開し、その公開されたライブラリから機能を選択して作成された追加ソフトウェアを取り込む取り込み機構を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ」を特徴とする。
本発明により、迅速かつ低労力で生産ラインの仕様に合った機能を作成することができる。
紙パック牛乳の製造ラインの例である。 インクジェットプリンタのGUIのホーム画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIのオプション画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの印字内容編集画面の例である。 インクジェットプリンタのユーザ定義機能の取り込みの例である。 インクジェットプリンタの公開ライブラリの例である。 インクジェットプリンタの公開ライブラリの例である。 インクジェットプリンタのGUIのオプション画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIのユーザ定義機能画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの機能詳細画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの印字内容編集画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの文字セット表示画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの英語文字セット画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの英語版ホーム画面の例である。 インクジェットプリンタのGUIの英語版印字内容編集画面の例である。 インクジェットプリンタの英語対応GUIの取り込みの例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、公開された機能ライブラリにより安全かつ簡易に機能を作成可能なインクジェットプリンタの例を示す。
本実施例では、紙パック牛乳の生産ラインで、インクジェットプリンタを用いて紙パックに賞味期限を印字する状況を想定する。図1にこの状況を図示する。紙パック牛乳101が生産ライン102の上を左から右に次々と流れてくる。この紙パック牛乳に、インクジェットプリンタ103を用いて賞味期限を印字する。インクジェットプリンタに付属しているノズル104からインクが噴出され、紙パック牛乳に文字を印字する。
牛乳の賞味期限は1週間とする。つまり製造日の1週間後の日付を、賞味期限として印字する必要がある。ただし、毎日更新すると古い製造日のものが売れ残ってしまうので、3日間は同じ賞味期限で印字し、4日目に印字内容を変更して賞味期限を更新する。このような製品固有の仕様が、インクジェットプリンタには多数存在する。
3日おきに日付から印字内容を更新する機能は、通常インクジェットプリンタに標準では含まれていない。そこでインクジェットプリンタに備わるグラフィカルユーザインターフェイス(Graphical User Interface,以下GUI)により、手動で印字内容を変更する必要がある。
図2にインクジェットプリンタに備わるGUIの、ホーム画面を示す。ホーム画面201にボタンが複数表示されている。まずは現在の日付を確認するため、オプション機能ボタン204によりオプション画面を呼び出す。
図3にオプション画面を示す。オプション画面301にボタンが複数表示されている。日付表示ボタン302により日付を表示できる。これにより日付を確認した後、ホームに戻るボタン303でホーム画面に戻る。
続いて印字内容を編集するために、印字内容編集ボタン203により印字内容編集画面を呼び出す。図4に印字内容編集画面を示す。印字内容編集画面401にボタンが複数表示されている。印字内容表示枠402の内部に、現在の印字内容が表示されている。数字入力ボタン群403を用いて、印字すべき賞味期限を編集する。その後ホームに戻るボタン404でホーム画面に戻る。
以上の操作で印字内容の編集が完了したため、最後にホーム画面201の印字開始ボタン202により更新された賞味期限を印字することができる。
これら一連の操作により、手動による賞味期限の更新は可能である。しかし大規模な製造ラインにおいては、これらの作業を手動で行うのは大変な作業である。そこでインクジェットプリンタに、賞味期限の自動更新機能を追加することを考える。従来のインクジェットプリンタでは、インクジェットプリンタの内部機能を知るインクジェットプリンタ製造メーカしか、新機能の追加はできなかった。そのため紙パック牛乳製造メーカはインクジェットプリンタメーカに機能の追加を依頼する必要があった。この工程では、納期の長期化やインクジェットプリンタメーカの開発リソース逼迫という問題が発生する。
本発明を用いることにより、インクジェットプリンタへの機能の追加が、迅速に、またインクジェットプリンタメーカ以外でも可能となる。その実施方法について、以下で述べる。
図5に本実施例の全体図を示す。インクジェットプリンタ公開ライブラリ501により、インクジェットプリンタの機能が公開されている。このインクジェットプリンタ公開ライブラリ501から使用したい機能を選択し、ユーザ定義機能502を作成する。ユーザ定義機能502はインクジェットプリンタ本体503に、取り込み機構504を経由して取り込まれる。インクジェットプリンタ本体503には、もともと標準搭載GUI505と標準搭載機能506が備わっているが、この取り込み機構504により、ここにユーザ定義機能507が追加される。
インクジェットプリンタ公開ライブラリ501で公開されている機能は、標準搭載GUI505に備わるボタンと1対1対応している。つまり、本ライブラリで公開されている機能を実行することと、対応するGUIのボタンを押下することは同一の操作である。これは一般に使われているライブラリとは異なる特徴である。一般のライブラリは効率性を重視し、あるまとまった目的ごとに機能を用意している。しかし本発明では、後述する簡易性・安全性のために、効率性を低下させてまでGUIと1対1対応するライブラリを公開する。これらに関しては以下の具体的な実施手順にて、より詳細に説明する。
本実施例の紙パック牛乳に関して、具体的な実施手順を説明する。
図6にインクジェットプリンタ公開ライブラリにて、公開されている機能を示す。各機能は、標準搭載GUIのボタンと1対1対応している。そのため前述したGUIによる手動操作と同一の操作を実施すればよい。すなわち、まずホーム画面のオプションボタンに相当するオプション機能604を呼ぶ。次に日付表示機能605を呼び日付を確認し、ホームに戻る機能606を呼ぶ。その後印字内容編集機能603を呼ぶ。ライブラリにおける印字内容編集機能を図7に示す。これらの機能を用いて更新された賞味期限を入力し、ホームに戻る機能702を呼ぶ。最後に印字開始機能602を呼ぶことで印字が開始される。
本実施例では、インクジェットプリンタ公開ライブラリはC言語のライブラリとして提供される。各機能はC言語の関数として実装される。C言語の関数として、これら一連の機能を順次呼び出すだけで、自動的に賞味期限を更新する機能を作成することができる。
作成された機能は、取り込み機構によりインクジェットプリンタ本体に取り込まれる。例えば作成した機能を実行ファイルとしてUSBメモリに保存し、インクジェットプリンタ本体にUSBメモリを接続し、GUIから取り込むファイルを選択することで実現できる。その際に実行間隔や期限を指定可能である。本賞味期限の更新機能は、最低で3日に一度実行すればよい。
繰り返しになるが、本実施例におけるライブラリ、および機能の使い方は、一般のライブラリに比べて効率的ではない。通常この自動更新機能を使う場合は、動作が高速であり、GUI画面の遷移は伴わない。つまりライブラリからオプション機能を呼び出しても、画面がオプション画面に切り替わるわけではない。そのため一般のライブラリにおいては、オプション機能やホームに戻る機能を呼び出す必要はない。しかしあえてこれらの機能を呼び出すことで、安全かつ簡易に機能の追加を行うことができる。なぜなら機能を作成する際に、手動でGUIを操作する手順と全く同一の方法で行うことができるからである。仮にライブラリを効率的に作成した場合、各機能に詳細な仕様が必要となる。これはC言語の関数では、引数や戻り値に相当する。また、呼び出すタイミングも重要となる。例えば印字内容を編集している途中に、印字開始機能を呼び出してしまうのは問題である。効率的なライブラリにおいては、これらを仕様により阻止しなくてはならない。しかし本発明であれば、その必要はない。なぜならGUIと同一の動作をするため、印字内容編集中に印字開始機能を呼ぶことができないからである。
以上により、本実施例のインクジェットプリンタにおいては、安全かつ簡易に機能を作成・追加することが可能となる。
本実施例では、実施例1において、追加した機能が自動的にGUIに反映される例を示す。
実施例1においては、賞味期限の更新機能は定期的に実行する機能であった。しかしこの機能の有効・無効を切り替えたり、あるいは他の不定期に実行したい機能が必要であったりする場合がある。そのために、本実施例では、取り込み機構にて機能を取り込む際自動的にGUIにその機能を表示する例を示す。
図8にオプション画面を示す。ホーム画面でオプションボタンを押すと表示される。実施例1のオプション画面に加えて、ユーザ定義機能ボタン804が追加されている。このボタンを押下すると、ユーザ定義機能画面に移動する。図9にユーザ定義機能画面を示す。ユーザ定義機能画面901にボタンが複数表示されている。ここには取り込み機構で取り込んだ、ユーザ定義機能が表示されている。実施例1で作成した、紙パック牛乳用賞味期限己心機能ボタン902も表示されている。また別の機能を取り込んだ場合も、ユーザ定義機能2ボタン903のように新しくボタンが追加される。これらのボタンを押下すると、それぞれの機能の機能詳細画面に移動する。図10に機能詳細画面を示す。機能詳細画面1001にボタンが複数表示されている。プロパティ表示枠1002には、この機能のプロパティが示されている。プロパティは名称、有効/無効、起動間隔等である。これらは変更ボタン1003−1005により変更できる。起動間隔は、間隔だけでなく常時、不定期も選択可能である。画面遷移は、機能を実行する際に実際のGUI画面表示を遷移させるかどうかの選択である。たとえばホームに戻る機能は画面を遷移させるための機能であるが、実際には高速で動作し画面を遷移させる必要はない。これらの場合には、画面の遷移を選択できる方が運用上好ましい。
以上により、本実施例のインクジェットプリンタにおいては、取り込んだユーザ定義機能を簡易に確認・操作することが可能となる。
本実施例では、実施例1において、機能だけでなくGUIも簡易かつ安全に作成できる例を示す。
実施例1の標準搭載GUIは日本語対応であった。本実施例では、英語対応のGUIを作成する例を示す。
英語対応するに当たり必要なことは、印字文字の英語化とGUI表示の英語化である。
まずは前半の印字文字の英語化について説明する。
インクジェットプリンタには、印字可能な文字があらかじめ用意されている。これらの文字は印字内容編集画面から参照可能である。図11に印字内容編集画面を示す。実施例1の印字内容編集画面に加えて、文字セット表示ボタン1102が追加されている。文字セット表示ボタン1102を押下すると、文字セット表示画面に移動する。
文字セット表示画面を図12に示す。文字セット表示画面1201に複数のボタンが表示されている。ここには印字可能な文字としてあらかじめ用意されている全ての言語が表示される。これらのボタンを押下すると、それぞれの文字表示画面へと移動する。本実施例では英語対応を行いたいので、英語ボタン1203を押下し、英語表示画面へ移動する。
図13に英語表示画面を示す。英語表示画面1301に複数のボタンが表示されている。ここで例えば”a”入力ボタン1302を押下することで、aという文字を印字内容として入力可能である。
以上のことから、日本語対応GUIにおいても各言語を印字内容として入力することは、可能である。しかし表示階層が深く、また各言語として入力しやすい配置になっていないため使用が難しい。また中国語などでは変換も必要となる。そこでこれらを解決するために実施例1で使用したインクジェットプリンタ公開ライブラリを用いる。これらの、例えば”a”入力ボタンもボタンであるため、それと1対1対応した機能がライブラリに公開されている。この機能を適切に呼び出せるGUIを作成することで、言語対応が可能である。
次にGUI表示の英語化について説明する。このGUI表示の英語化には、前述した印字の簡易な入力も含まれる。
図14に英語版ホーム画面を示す。日本語版のホーム画面のボタン表示が英語になっている。従来のインクジェットプリンタの場合、これらのボタンに対し機能を実装していく必要がある。そのため画面表示の変更のためには、インクジェットプリンタの内部仕様を知っている必要があった。しかし本発明を用いると、内部仕様を知る必要はなくライブラリから機能を呼ぶだけで実現できる。例えば英語版ホーム画面1401のPrintStartボタン1402に実装されるべき機能は、日本語版ホーム画面の印字開始と同一である。この機能はボタンと1対1対応しており、インクジェットプリンタ公開ライブラリにその機能が含まれている。よってプリンタの内部仕様を知らなくても、ライブラリから対応する機能を呼ぶだけで、英語対応GUIを作成することができる。
図15に英語版印字内容編集画面を示す。本実施例では、英語の入力ボタン配置は、キーボード配置と同様とした。この場合においても、英語版印字内容編集画面1501の”a”入力ボタン1502が押された場合には、”a”入力機能を呼べばよい。そのため文字入力ボタンの配置はGUI製作者の自由となる。
実際の実装では、このGUIは例えばQtを用いて作成される。
図16に本実施例の全体図を示す。インクジェットプリンタ公開ライブラリ1601を用いて、前述したように英語対応GUI1602が作成される。英語対応GUIは、Qtを用いた実行ファイルである。これをUSBメモリに保存し、インクジェットプリンタ本体1603へと接続する。取り込み機構1604により、作成されたGUIはインクジェットプリンタ本体へ取り込まれる。インクジェットプリンタ起動時には、GUI選択1605が起動される。これにより使用するGUIを決定できる。
以上により、本実施例のインクジェットプリンタにおいては、GUIを簡易かつ安全に作成できる。
本実施例は、実施例1において、通信プロトコルスタックも安全かつ簡易に作成できる例である。
インクジェットプリンタは通常GUIから手動で操作する。本実施例では、実施例1で見たように、作成した機能からも操作可能である。しかしそれに加えて、インクジェットプリンタは外部に接続されたコンピュータから操作することもある。
外部コンピュータとの通信には、通信プロトコルを用いる。インクジェットプリンタとコンピュータとの通信には製造ラインの独自仕様も含めた様々な通信プロトコルが使用される。それらに対応するために、インクジェットプリンタの通信プロコルスタックを作成する例を示す。
外部コンピュータからの操作も、基本的にGUIから手動で操作するものと機能は同一である。例えば実施例1における、賞味期限の更新などである。そのため本発明の公開ライブラリを用いれば、プロトコルスタックでのインクジェットプリンタ機能の実行は、容易である。一方でプロトコルスタックの場合は、インクジェットプリンタの通信インターフェイスにもアクセスする必要がある。この機能はGUIと1対1対応しておらず、公開ライブラリには含まれない。そこで本実施例では、公開ライブラリの公開範囲を拡張して、通信インターフェイスもライブラリに含める。具体的には、インクジェットプリンタが備えるイーサネットポートを、外部へと公開する。これによりイーサネット(登録商標)上で動作する通信プロトコルを実装することができる。同様にシリアルインターフェイス等も公開可能である。
以上により、本実施例のインクジェットプリンタにおいては、通信プロトコルスタックを安全かつ簡易に作成することが可能である。
本実施例では、実施例1において、プログラミングをせずに、用意された機能群の中から選択して機能を追加できる例を示す。
実施例1では、インクジェットプリンタの内部仕様を知らなくても、機能を追加できる例を示した。しかしこの例では、ライブラリの関数を用いたプログラミングは必須である。
そこであらかじめライブラリから機能を作成しておき、必要な機能のみを選択して取り込むことにより、プログラミングをせずに機能を追加することができる。
その際に、あらかじめ本体に機能を搭載してしまうと、記憶容量のひっ迫や機能の増加に伴うGUIの複雑化が発生する。そこで外部、例えばUSBメモリに機能群を用意しておき、実施例1に示した取り込み機構を用いて取り込むことで、この問題が回避可能である。
以上により、本実施例のインクジェットプリンタにおいては、プログラミングをすることなく機能を追加することが可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101 紙パック牛乳
102 紙パック牛乳生産ライン
103 インクジェットプリンタ
104 ノズル
201 ホーム画面
202 印字開始ボタン
203 印字内容編集ボタン
204 オプションボタン
301 オプション画面
302 日付表示ボタン
303 ホームに戻るボタン
401 印字内容編集画面
402 印字内容表示枠
403 数字入力ボタン群
404 ホームに戻るボタン
501 インクジェットプリンタ公開ライブラリ
502 ユーザ定義機能
503 インクジェットプリンタ
504 取り込み機構
505 標準搭載GUI
506 標準搭載機能
507 ユーザ定義機能
601 インクジェットプリンタ公開ライブラリ
602 印字開始機能
603 印字内容編集機能
604 オプション機能
605 日付表示機能
606 ホームに戻る機能
701 インクジェットプリンタ公開ライブラリ
702 ホームに戻る機能
801 オプション画面
802 日付表示ボタン
803 ホームに戻るボタン
804 ユーザ定義機能ボタン
901 ユーザ定義機能画面
902 紙パック牛乳用賞味期限更新機能ボタン
903 ユーザ定義機能2ボタン
1001 機能詳細画面
1002 プロパティ表示枠
1003 変更ボタン
1004 変更ボタン
1005 変更ボタン
1006 変更ボタン
1101 印字内容編集画面
1102 文字セット表示ボタン
1201 文字セット表示画面
1202 日本語ボタン
1203 英語ボタン
1204 ドイツ語ボタン
1301 英語文字セット表示画面
1302 “a”印字ボタン
1401 英語版ホーム画面
1402 PrintStartボタン
1403 PrintEditボタン
1404 Optionボタン
1501 英語版印字内容編集画面
1502 印字内容表示枠
1503 “a”印字ボタン
1601 インクジェットプリンタ公開ライブラリ
1602 英語対応GUI
1603 インクジェットプリンタ
1604 取り込み機構
1605 GUI選択機能

Claims (5)

  1. 手動で操作するグラフィカルユーザインターフェイスを備えたインクジェットプリンタであって、
    前記グラフィカルユーザインターフェイスの操作ボタンと1対1対応する機能群をライブラリとして公開されたライブラリから機能を選択して作成された追加ソフトウェアを取り込む取り込み機構を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 請求項1のインクジェットプリンタにおいて、
    取り込み機構から取り込んだソフトウェアに対し、対応するグラフィカルユーザインターフェイスの操作ボタンを自動で追加することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 請求項1のインクジェットプリンタにおいて、
    追加機能を有するソフトウェアだけでなく、ライブラリから選択された機能により作成されたグラフィカルユーザインターフェイスを取り込む取り込み機構を備えることを特徴としたインクジェットプリンタ。
  4. 請求項1のインクジェットプリンタにおいて、
    グラフィカルユーザインターフェイスと1対1対応する機能だけでなく、通信インターフェイスも公開されたライブラリを用いて作成された通信プロトコルスタックを取り込む取り込み機構を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. 請求項1のインクジェットプリンタにおいて、
    公開されたライブラリの機能を選択して作成されたソフトウェア群があらかじめ用意されており、そのソフトウェア群から機能を選択して取り込む取り込み機構を備えることを特徴としたインクジェットプリンタ。
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