JP2019072459A - 履物 - Google Patents

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【課題】本発明は、産前産後の女性のように関節が柔らかくなっている身体の方にバランスが取れるように補正をする履物を提供することである。【解決手段】外側縦アーチC1、横アーチC2、内側縦アーチC3からなる足の基本骨格に対して軽い圧迫を与える中敷き100を備える履物110において、中敷き100は、外側縦アーチを形成する第5中足骨9、立方骨23、踵骨26に対して圧迫を与える外側縦アーチ圧迫部101と、横アーチC2の後部であり、第2中足骨16および第3中足骨17の骨底部と、第2楔状骨21および第3楔状骨22の骨頭部との関節部分に対して圧迫を与える中足骨圧迫部102とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、関節が弱くなり、身体のバランスを取ることが難しい身体の方にバランスが取れるように補正をする履物に関する。
特許文献1には、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、舟状骨、第1中足骨後部及び第2中足骨後部に当接することによって、土踏まず部の内側縦アーチを下からしっかりと支える内側扇状隆起部を備えた歩行用履物が開示されている。
特許5815172号公報
特許文献1の歩行用履物の場合、履いた瞬間のフィット感がよく、楽に歩くことができる一方、長時間の使用においては足の筋肉、特にふくらはぎの活用を阻害してしまうため、足の筋肉が鈍ってしまい、本来の機能を徐々に失う結果となってしまう。
特に、産前産後の女性のように関節が柔らかくなっている場合には、足、本来の機能を活性化させ、全身のバランスを足元から考えることが重要となる。妊娠をすると、女性の身体にはリラキシンホルモンという卵巣や子宮、胎盤などから女性ホルモンが分泌される。これは、主に妊娠中に分泌量が増えることで、骨盤などの関節や靭帯を緩め、分娩時に胎児が産道をスムーズに通ることができるようにする。リラキシンホルモンが増えると、骨盤だけでなく、他の部位の関節や靭帯も柔らかくなるため、全身のバランスを保ちにくい状態となる、また、妊婦においては、胎児の成長に応じて体重の増加と腹部の隆起により、さらに身体のバランスを取りにくくなる。またバランスを取るために左右の足幅を広くしたり、後傾にしてバランスを取ろうとする。
このようなバランスの取り方をした場合、脚、骨盤等のバランスを保つことが難しく、また足の先から上半身までの力の伝達が不安定な状態となる。このため筋力を効率よく使えない状態となっている。したがって、物を持つ、立ち上がる、歩くといった日常的な動作時に特定の場所に過剰な負荷が掛かりやすくなるため、腰痛、浮腫み、肩こり、骨盤帯痛など、妊婦特有の症状が現れる。
本発明は、産前産後の女性のように関節が柔らかくなっている身体の方にバランスが取れるように補正をする履物を提供することである。
本発明の履物は、外側縦アーチ、横アーチ、内側縦アーチからなる足の基本骨格に対して軽い圧迫を与える中敷きを備える履物において、中敷きは、外側縦アーチを形成する第5中足骨、立方骨、踵骨に対して圧迫を与える外側縦アーチ圧迫部と、横アーチの後部であり、第2中足骨および第3中足骨の骨底部と、第2楔状骨および第3楔状骨の骨頭部との間の関節部分に対して圧迫を与える中足骨圧迫部とを備える。
好適には、中足骨圧迫部は、第2楔状骨の骨頭部または第2中足骨の骨底部の内側端部と、第3楔状骨の骨頭部または第3中足骨の骨底部の外側端部を結ぶ線を底辺とし、前方側に頂点を持つ三角形状の凸部である。
好適には、中足骨圧迫部は、第2楔状骨の骨頭部または第2中足骨の骨底部の内側端部と、第3楔状骨の骨頭部または第3中足骨の骨底部の外側端部と、この2点を結ぶ線を底辺とした正三角形の頂点部との3点を通る円形状または楕円形状の凸部である。
好適には、第2中足骨および第3中足骨に対応する部位の中敷きの厚さと、踵骨に対応する部位の中敷きの厚さが同じである。
好適には、中敷きは、内側縦アーチを形成する第1中足骨、第1楔状骨、舟状骨に対して圧迫を与えない。
本発明における履物によって、足本来の骨格バランスを整え、産前産後の特有な症状の緩和が可能となった。
本発明の実施形態に係る履物の全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る履物および足の骨格の透視上面図である。 本発明の実施形態に係る履物の中敷きおよび足の骨格の側面図である。 本発明の実施形態に係る履物の中敷きの斜視図である。 本発明の実施形態に係る履物の中敷きの側面断面図である。 左足の骨格を示した側面斜視図である。 本発明の実施形態に係る履物の中敷きの底面図である。 本発明の実施形態に係る履物の中敷きの六面図および各断面図である。 本発明の他の実施形態に係る履物の全体斜視図である。
本発明の実施形態に係る履物の説明をする前に、図6にしたがって、足の骨格について説明する。
図6は、左足の骨格を示した側面斜視図である。足は5本の趾骨(Phalanges)から形成される。第1趾はいわゆる親指である。第1趾は、先端側から第1末節骨(Distal)1、第1基節骨(Proximal)10、第1中足骨(Metatarsal bone)15から形成される。第2趾は、先端側から第2末節骨2、第2中節骨6、第2基節骨11、第2中足骨16から形成される。第3趾は、先端側から第3末節骨3、第3中節骨7、第3基節骨12、第3中足骨17から形成される。第4趾は、先端側から第4末節骨4、第4中節骨8、第4基節骨13、第4中足骨18から形成される。第5趾は、先端側から第5末節骨5、第5中節骨9、第5基節骨14、第5中足骨19から形成される。第1趾は第1末節骨1と第1基節骨10が大きいため中節骨が存在しない。
さらに、それぞれの中足骨の底部側には、楔状骨(Cuneiform bones)20,21,22および立方骨(Cuboid bone)23が接続される。第1中足骨15には内側楔状骨20、第2中足骨16には中間楔状骨21、第3中足骨17には外側楔状骨22、第4中足骨18および第5中足骨19には立方骨23が接続される。楔状骨20,21,22には舟状骨(Navicular bone)24が接続される。舟状骨24はさらに距骨(Talus)25に接続され、距骨25は脛骨(Tibia)27に接続される。一方、立方骨23は踵骨(Calcaneus)26に接続され、さらに腓骨(Fibula)28に接続される。
このように複雑に接続された足の骨格において、骨と骨とが接続される各部分が関節となる。妊娠時や生理時などには、女性ホルモンの分泌により、これらの関節が柔らかくなるため、歩行時などに全身のバランスが取りにくくなる。このため、腰痛、浮腫み、肩こり、骨盤帯痛など、女性特有の症状が現れる。
ここで、第5中足骨19の先端側の頭部から立方骨23を通って踵骨26へ結ぶ曲線を外側縦アーチC1という。また、第1中足骨15の先端側の頭部、第2中足骨16の先端側の頭部、第3中足骨17の先端側の頭部、第4中足骨18の先端側の頭部、第5中足骨19の先端側の頭部を結ぶ曲線を横アーチC2という。さらに、第1中足骨15の先端側の頭部から中間楔状骨21、舟状骨24、距骨25を通り、踵骨26へ結ぶ曲線を内側縦アーチC3という。
外側縦アーチC1、横アーチC2、内側縦アーチC3は、足のバランスを考える上での基本骨格となる。特に近年では、元々ドーム型となっている土踏まずの部分をサポートするように、内側縦アーチC3のサポートを重視した履物が多くなっている。このような履物を履いて長時間の歩行を行うことで、足、本来の力を衰えさせてしまっている。これにより、身体のポンプと呼ばれる脹脛の活動が衰え、血流の流れにも影響する。また、過度にサポートをしているため、足の指を使用しない、いわゆる浮き指の状態となり、肩こりやめまい、頭痛の原因となっている。
発明者による研究の結果、サポートする部分が大きいと、逆に筋運動を阻害してしまうということがわかってきた。特に、第1趾、第2趾、第3趾は足の運動を司る部分であり、第4趾、第5趾はバランスを司る部分であることがわかり、第1趾、第2趾、第3趾、つまり土踏まず部をサポートしすぎると、運動を阻害してしまうことがわかった。
そこで、バランスを司る部分である第4趾、第5趾を中心にサポートすることが足のバランスを取ることに重要であることがわかってきた。
さらに研究開発を進めたところ、浮き指により、効率的に筋肉や脹脛が使えないことによる影響があることがわかってきた。
そこで、鋭意研究の結果、中足骨の所定の場所をサポートすることが効果的であることがわかった。そこで、本発明の履物では、後述するように、内側縦アーチC3のサポートは行わず、外側縦アーチC1のサポートおよび横アーチC2後方の中足骨の所定箇所への圧迫の相乗効果により、より効率的に筋肉を使うようにサポートし、足元から骨格バランスを整えることで、最適な身体のバランスを整える履物を提供するものである。
図1は、本発明の実施形態に係る履物の全体斜視図である。履物110は、バレエシューズのような形状を有している。履物110は約10mmの中敷き100を備えている。
この中敷き100が後述するような外側縦アーチ圧迫部101と中足骨圧迫部102を備える形状を備えている。
ここで、履物110はバレエシューズの形状としたが、サンダルやスニーカ、室内靴、運動靴などであってもよい。
また、中敷き100に外側縦アーチ圧迫部101および中足骨圧迫部102を備えるようにしたが、履物110自体が外側縦アーチ圧迫部および中足骨圧迫部を備えるような形状となっていてもよい。この場合、中敷きはすべての面において同じ厚さとなっている。
図2は、本発明の実施形態に係る履物および足の骨格の透視上面図である。足の基本骨格である3つのアーチがある。外側縦アーチC1は、第5中足骨19の先端側の頭部から立方骨23を通って踵骨26へ結ぶアーチである。横アーチC2は、第1中足骨15の先端側の頭部、第2中足骨16の先端側の頭部、第3中足骨17の先端側の頭部、第4中足骨18の先端側の頭部、第5中足骨19の先端側の頭部を結ぶアーチである。内側縦アーチC3は、第1中足骨15の先端側の頭部から中間楔状骨21、舟状骨24、距骨25を通り、踵骨26へ結ぶアーチである。
本発明の実施形態に係る履物は、外側縦アーチC1、横アーチC2、内側縦アーチC3からなる足の基本骨格に対して軽い圧迫を与える中敷き100を備える。中敷き100は、外側縦アーチC1を形成する第5中足骨19、立方骨23、踵骨26に対して圧迫を与える外側縦アーチ圧迫部101と、横アーチC2の後部であり、第2中足骨16および第3中足骨17の骨底部と、第2楔状骨21および第3楔状骨22の骨頭部との間の関節部分に対して圧迫を与える中足骨圧迫部102とを備える。
中足骨圧迫部102は、第2楔状骨21の骨頭部または第2中足骨16の骨底部の内側端部と、第3楔状骨22の骨頭部または第3中足骨17の骨底部の外側端部を結ぶ線を底辺とし、前方側に頂点を持つ三角形状の凸部である。このように凸部を形成し、中足骨の中央底部側に圧迫を与えることで、中足骨を持ち上げ、足の指が動かせる状態にできる。足の指が動くことで、ふくらはぎの筋肉を使いながら歩くことができる。
さらに、三角形状の凸部とすることで、最小限の大きさで中足骨を持ち上げることができる。ここで、第1中足骨15の先端側の頭部、第2中足骨16の先端側の頭部、第3中足骨17の先端側の頭部、第4中足骨18の先端側の頭部、第5中足骨19の先端側の頭部と、第1基節骨10、第2基節骨11、第3基節骨12、第4基節骨13、第5基節骨14のそれぞれの間の関節部分をリスフラン関節という。このリスフラン関節の中央の一部分を持ち上げることが浮き指の防止に効果的である。
図3は、本発明の実施形態に係る履物の中敷きおよび足の骨格の側面図である。外側縦アーチ圧迫部101が、外側縦アーチC1を形成する第5中足骨19、立方骨23、踵骨26に対して圧迫を与えるように形成される。外側縦アーチ圧迫部101の高さh1は、10mm〜11.5mmとなっている。
中足骨圧迫部102は、第2楔状骨21の骨頭部または第2中足骨16の骨底部の内側端部と、第3楔状骨22の骨頭部または第3中足骨17の骨底部の外側端部を結ぶ線を底辺とし、前方側に頂点を持つ三角形状の凸部として形成されている。中足骨圧迫部102は、主に第2楔状骨21の骨頭部と第2中足骨16の骨底部の間の関節部と、第3楔状骨22の骨頭部と第3中足骨17の骨底部の間の関節部に接して圧迫し、足を中央部分を持ち上げている。前方側に向かって三角形状となっているため、第2中足骨16と第3中足骨17の間くらいに頂点が来るようになっており、足裏全体をドーム状とするように圧迫している。また、上述の外側縦アーチ圧迫部101との相乗効果により、外側縦アーチC1のサポートと、中足骨の中央部のサポートにより、中敷き100のクッションがなくてもこの2つの圧迫部によるドーム構造が足裏のバランスを整え、指が使いやすい状態となり、全身をささえることができる。
中敷き100のつま先側、つまり第2中足骨16および第3中足骨17に対応する部位の中敷きの厚さaとかかと側、つまり踵骨26に対応する部位である踵椀部103の中敷きの厚さa’は、ほぼ同じ厚さとなっている。外側縦アーチ圧迫部101と中足骨圧迫部102により、全身をささえる構造となっているため、かかと側の厚さa’を厚くする必要はない構造となっている。ここで、中敷き100は、 内側縦アーチC3を形成する第1中足骨15、第1楔状骨20、舟状骨24に対して圧迫を与えない構造となっている。
中敷きの素材としては、EVA(Ethylene-Vinyl Acetate)樹脂(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)や、コルク、エラストマー、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ウレタン樹脂などの弾力性のある素材を利用できる。
図4は、本発明の実施形態に係る履物の中敷きの斜視図である。中敷き100は、そのほぼ中央部に三角形状の中足骨圧迫部102を備えている。ここで、中足骨圧迫部102は三角形状としたが、三角形状でなくても、円形、楕円形であってもよい。この場合、第2楔状骨21の骨頭部または第2中足骨16の骨底部の内側端部と、第3楔状骨22の骨頭部または第3中足骨17の骨底部の外側端部と、この2点を結ぶ線を底辺とした正三角形の頂点部との3点を通る円形状または楕円形状の凸部となるように形成する。
図5は、本発明の実施形態に係る履物の中敷きの側面断面図である。中敷き100に対して、外側縦アーチ圧迫部101と中足骨圧迫部102が形成されている。これらは一体的に形成されている。中足骨圧迫部102が形成されている部位では、左右両側が凹む形となり、より中足骨を持ち上げるように形成されていることがわかる。外側縦アーチ圧迫部101が形成されている部位では、左右両側はそれほど凹む形状はなく、フラットに近い形で、外側縦アーチC1を形成する第5中足骨19、立方骨23、踵骨26に対して圧迫を与えていることがわかる。踵椀部103では、大きくお椀状に踵骨26を包むように形成されていることがわかる。これにより、足元の骨格バランスを整え、全身をうまく使える身体にすることが可能となる。
図7は、本発明の実施形態に係る履物の中敷きの底面図である。図8は、本発明の実施形態に係る履物の中敷きの六面図および各断面図である。図7の側面図における、A−A’断面、B−B’断面、C−C’断面、D−D’断面、E−E’断面、F−F’断面は図8に示されている。図8のA−A’断面から、中敷き100の中央部分において外側縦アーチ圧迫部101が厚みを持って形成されていることがわかる。また、中敷き100のつま先側、つまり第2中足骨16および第3中足骨17に対応する部位の中敷きの厚さとかかと側、つまり踵骨26に対応する部位の中敷きの厚さは、ほぼ同じ厚さとなっている。これは、つま先側の断面であるB−B’断面とかかと側の断面であるF−F’断面からもわかる。
図9は、本発明の他の実施形態に係る履物111の全体斜視図である。本実施形態の履物111は、先の部分にゴム素材やプラスチック素材からなるカバー部112を備える。
本発明に係る履物を、産後の履物として利用する際に、ベビーカーの車止めを履物の先で行う。
この際、履物の先の生地が薄い場合や、衝撃に弱い場合には、履物の傷みが早く、履物を長く履くことができない。
そこで、本発明のような産後の身体のバランスを整える履物に対して、履物の先にカバーを付けることで、長く履ける履物とすることも好適である。
カバー部112は、ゴム、プラスチック、アルミなど、耐久性があるものが好ましい。また、履物の素材自体に対して加工することで耐久性を高めるようにしてもよい。樹脂コーティングスプレーなどで耐久性を上げるようにしてもよい。
<実施形態の構成及び効果>
本発明の履物は、外側縦アーチ、横アーチ、内側縦アーチからなる足の基本骨格に対して軽い圧迫を与える中敷きを備える履物において、中敷きは、外側縦アーチを形成する第5中足骨、立方骨、踵骨に対して圧迫を与える外側縦アーチ圧迫部と、横アーチの後部であり、第2中足骨および第3中足骨の骨底部と、第2楔状骨および第3楔状骨の骨頭部との間の関節部分に対して圧迫を与える中足骨圧迫部とを備える。
このような構成を有することから、足本来の骨格バランスを整え、全身をうまく使える身体にすることができるという効果がある。
なお、本発明の履物によれば、産前であれば、リラキシンホルモンの分泌による関節への影響や、体重の増加と腹部の隆起によるバランスの崩れを整え、また、産後であれば、乳幼児を抱えることでの負担によるバランスの崩れを整えることができる。特に産前であれば、マタニティシューズとして最適である。
本発明の構造、素材などは、本発明の要旨を変更しない範囲で、様々に変更可能である

また、上記実施形態は、あくまでも、現在のところの最良の形態の1つにすぎない。
1 第1末節骨
2 第2末節骨
3 第3末節骨
4 第4末節骨
5 第5末節骨
6 第2中節骨
7 第3中節骨
8 第4中節骨
9 第5中節骨
10 第1基節骨
11 第2基節骨
12 第3基節骨
13 第4基節骨
14 第5基節骨
15 第1中足骨
16 第2中足骨
17 第3中足骨
18 第4中足骨
19 第5中足骨
20 内側楔状骨
21 中間楔状骨
22 外側楔状骨
23 立方骨
24 舟状骨
25 距骨
26 踵骨
27 脛骨
28 腓骨
100 中敷き
101 外側縦アーチ圧迫部
102 中足骨圧迫部
103 踵椀部
110 履物
111 履物
112 カバー部
C1 外側縦アーチ
C2 横アーチ
C3 内側縦アーチ

Claims (5)

  1. 外側縦アーチ、横アーチ、内側縦アーチからなる足の基本骨格に対して軽い圧迫を与える中敷きを備える履物において、
    前記中敷きは、
    前記外側縦アーチを形成する第5中足骨、立方骨、踵骨に対して圧迫を与える外側縦アーチ圧迫部と、
    前記横アーチの後部であり、第2中足骨および第3中足骨の骨底部と、第2楔状骨および第3楔状骨の骨頭部との間の関節部分に対して圧迫を与える中足骨圧迫部と
    を備える
    履物。
  2. 前記中足骨圧迫部は、
    第2楔状骨の骨頭部または第2中足骨の骨底部の内側端部と、
    第3楔状骨の骨頭部または第3中足骨の骨底部の外側端部を結ぶ線を
    底辺とし、
    前方側に頂点を持つ
    三角形状の凸部である
    請求項1記載の履物。
  3. 前記中足骨圧迫部は、
    第2楔状骨の骨頭部または第2中足骨の骨底部の内側端部と、
    第3楔状骨の骨頭部または第3中足骨の骨底部の外側端部と、
    この2点を結ぶ線を底辺とした
    正三角形の頂点部との3点を通る
    円形状または楕円形状の凸部である
    請求項1記載の履物。
  4. 第2中足骨および第3中足骨に対応する部位の中敷きの厚さと、踵骨に対応する部位の
    中敷きの厚さが同じである
    請求項1から3のいずれかに1項に記載の履物。
  5. 前記中敷きは、
    前記内側縦アーチを形成する第1中足骨、第1楔状骨、舟状骨に対して圧迫を与えない
    請求項1から4のいずれかに1項に記載の履物。
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