JP2019070774A - 光ファイバの製造装置およびその製造方法 - Google Patents

光ファイバの製造装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバの被覆層の剥離を防止可能な光ファイバの製造装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】光ファイバ素線G1の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する着色ダイス2と、光ファイバ素線G1に塗布された紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバG2を形成する紫外線照射装置3とを備えた光ファイバの製造装置1であって、着色ダイス2のファイバ出線部23と紫外線照射装置3のファイバ入線部32との間に光ファイバG2を覆うパイプ4が設けられ、パイプ4の内部にガスを供給するガス供給口43がパイプ4に設けられている。また、紫外線照射装置3は、ファイバ入線部32にシャッタを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバの製造装置および光ファイバの製造方法に関する。
特許文献1は、光ファイバの製造方法に関する発明であって、線状体の上に紫外線硬化型樹脂が塗布および硬化されて内側層が形成されたものに、外側層となる紫外線硬化型樹脂を塗布し、これを紫外線照射炉内の窒素ガスが流入している線状体通路内を通過させながら紫外線を照射して外側層を形成することを開示している。
特許文献2は、光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバ用被覆材及び光ファイバに関する発明であって、光ファイバの被覆材料として多く用いられているウレタンアクリレート系組成物を用いる場合、空気中の酸素により重合が阻害されてコーティング表面にタック性を生ずることを防止するため、紫外線照射部に大量の不活性気体を流すことが開示されている。
特開2001−242360号公報 特開2000−336127号公報
特許文献2に開示されているように、紫外光を照射して光ファイバの被覆材料を硬化させる際の酸素による硬化反応の阻害を防ぎ、光ファイバの被覆層と着色層との密着力を高めるために、紫外線照射装置内に不活性ガスをパージしている。しかしながら、光ファイバの線引き速度が速い場合には、線引きされた光ファイバに牽引されて酸素を含む大気が紫外線照射装置内に混入し、硬化反応を阻害し、光ファイバ心線(特に、着色心線)で最外層の着色層が被覆樹脂層から剥離してしまう場合がある。
そこで、本発明は、光ファイバの被覆層の剥離を防止可能な光ファイバの製造装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光ファイバの製造装置は、
光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布装置と、
前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する紫外線照射装置と、
を備えた光ファイバの製造装置であって、
前記塗布装置のファイバ出線部と前記紫外線照射装置のファイバ入線部との間に前記光ファイバを覆うパイプが設けられ、
前記パイプの内部にガスを供給するガス供給口が前記パイプに設けられている。
また、本発明の一態様に係る光ファイバの製造装置は、
光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布装置と、
前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する紫外線照射装置と、
を備えた光ファイバの製造装置であって、
前記紫外線照射装置は、ファイバ入線部にシャッタを備え、
前記シャッタは、
前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、
前記第一の可動部材と対向する位置に配置され、前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材と、
を含み、
前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成され、
前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成され、
前記第一のスリットは、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第二のスリットとは異なる位置に配置されている。
また、本発明の一態様に係る光ファイバの製造方法は、
塗布装置において光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布し、紫外線照射装置において前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する、光ファイバの製造方法であって、
前記塗布装置のファイバ出線部と前記紫外線照射装置のファイバ入線部との間に、前記光ファイバを覆うパイプを配置し、
前記パイプの内部にガスを供給するためのガス供給口が前記パイプに設けられており、
前記ガス供給口から不活性ガスを供給しながら前記紫外線硬化型樹脂に前記紫外線を照射して前記光ファイバを形成する。
上記発明によれば、光ファイバの被覆層の剥離を防止することができる。
本実施形態に係る光ファイバの製造装置の概略構成図である。 光ファイバの製造装置を構成する紫外線照射装置の平面図である。 紫外線照射装置のファイバ入線部に取り付けられたシャッタの斜視図である。 シャッタを構成する可動部材を示す図である。
(本発明の実施形態の説明)
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバの製造装置は、
(1)光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布装置と、
前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する紫外線照射装置と、
を備えた光ファイバの製造装置であって、
前記塗布装置のファイバ出線部と前記紫外線照射装置のファイバ入線部との間に前記光ファイバを覆うパイプが設けられ、
前記パイプの内部にガスを供給するガス供給口が前記パイプに設けられている。
上記構成によれば、紫外線照射装置への外気の流入を防止することで、光ファイバの被覆層の剥離を防止することができる。
(2)前記紫外線照射装置は、前記ファイバ入線部にシャッタを備えていても良い。
これにより、紫外線照射装置への外気の流入を確実に防止することができる。
(3)前記シャッタは、
前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、
前記第一の可動部材と対向する位置に配置され、前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材と、
を含み、
前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成され、
前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成され、
前記第一のスリットは、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第二のスリットとは異なる位置に配置されていても良い。
上記構成によれば、ファイバ入線部の開口部よりも小径な第一の小径開口部および第二の小径開口部を有するシャッタに第一のスリットおよび第二のスリットを介して光ファイバを容易に挿通することができる。また、第一のスリットと第二のスリットとが異なる位置に配置されているため、これらのスリットから紫外線照射装置内に外気が流入することがない。
(4)前記パイプの一端は、外気を遮断するように前記ファイバ出線部に接続され、
前記パイプの他端は、前記外気を遮断するように前記ファイバ入線部に接続されていても良い。
上記構成によれば、紫外線照射装置への外気の流入を確実に防止することができる。
また、本発明の一態様に係る光ファイバの製造装置は、
(5)光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布装置と、
前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する紫外線照射装置と、
を備えた光ファイバの製造装置であって、
前記紫外線照射装置は、ファイバ入線部にシャッタを備え、
前記シャッタは、
前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、
前記第一の可動部材と対向する位置に配置され、前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材と、
を含み、
前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成され、
前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成され、
前記第一のスリットは、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第二のスリットとは異なる位置に配置されている。
上記構成によれば、紫外線照射装置への外気の流入を防止することで、光ファイバの被覆層の剥離を防止することができる。
また、本発明の一態様に係る光ファイバの製造方法は、
(6)塗布装置において光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布し、紫外線照射装置において前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する、光ファイバの製造方法であって、
前記塗布装置のファイバ出線部と前記紫外線照射装置のファイバ入線部との間に、前記光ファイバを覆うパイプを配置し、
前記パイプの内部に不活性ガスを供給しながら前記紫外線硬化型樹脂に前記紫外線を照射して前記光ファイバを形成する。
上記方法によれば、紫外線照射装置への外気の流入を防止することで、光ファイバの被覆層の剥離を防止することができる。
(7)前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、前記第一の可動部材と対向する位置に配置されて前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材とを含むシャッタを前記ファイバ入線部に設け、
前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成されており、
前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成されており、
前記第一の可動部材を閉じることで、前記開口部に挿入された状態の前記光ファイバを、前記第一のスリットを介して、前記第一の小径開口部へ挿通させ、
前記第二の可動部材を閉じることで、前記第一の小径開口部に挿通された前記光ファイバを、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第一のスリットとは異なる位置に配置された前記第二のスリットを介して、前記第二の小径開口部へ挿通させても良い。
上記方法によれば、紫外線照射装置内への外気の流入を防ぎつつ、第一の小径開口部および第二の小径開口部を有するシャッタに第一および第二のスリットを介して光ファイバを容易に挿通することができる。
(本発明の実施形態の詳細)
本発明の実施形態に係る光ファイバの製造装置およびその製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、光ファイバ素線の外周に着色樹脂を被覆する着色工程において、本発明に係る光ファイバの製造装置を適用した例を示す。
図1に示すように、光ファイバの製造装置1は、光ファイバ素線G1にインク(着色樹脂)を塗布する着色ダイス2(塗布装置の一例)と、塗布されたインクに紫外線を照射する紫外線照射装置3と、着色ダイス2と紫外線照射装置3との間に設けられたパイプ4とを備えている。着色ダイス2の前段には光ファイバ素線G1を繰り出す繰出しボビン11が取り付けられており、紫外線照射装置3の後段には紫外線が照射されて形成された光ファイバG2を後段にガイドするガイドローラ12が設けられている。
着色ダイス2は、光ファイバ素線G1が入線されるファイバ入線部22と、インクが塗布された光ファイバ素線G1が出線されるファイバ出線部23とを有している。着色ダイス2には、インクを供給するインク供給タンク20が供給パイプ21を介して接続されている。
インクとしては、例えば着色のための顔料等を含む紫外線硬化型樹脂が用いられる。インク供給タンク20から供給されたインクは、着色ダイス2を通過する光ファイバ素線G1の外周に塗布される。なお、本例において、光ファイバ素線G1とは、プリフォーム(光ファイバ母材)を線引して形成されたガラスファイバの外周に被覆層(例えばプライマリ樹脂とセカンダリ樹脂)が被覆された状態のファイバを意味する。
紫外線照射装置3は、インクが塗布された光ファイバ素線G1に紫外線を照射してインクを硬化させる装置である。紫外線照射装置3は、インクが塗布された光ファイバ素線G1が入線されるファイバ入線部32と、紫外線が照射されて形成された光ファイバG2が出線されるファイバ出線部34とを有している。紫外線照射装置3は、例えば複数段(本例では三段)の紫外線照射炉3a〜3cで構成されている。紫外線照射炉3a〜3cにはN等の不活性ガスを内部に導入するガス導入路30と、導入された不活性ガスを外部に排気するガス排気路31とが設けられている。
パイプ4は、インクが塗布された光ファイバ素線G1の外周を覆うパイプである。パイプ4は、着色ダイス2を通過してから紫外線照射装置3に入るまでの上記光ファイバ素線G1を覆うように設けられている。パイプ4における上流側(図1において上側)の端部41は、外気を遮断するように着色ダイス2のファイバ出線部23に接続されている。また、パイプ4の上記端部41とは反対側(図1において下側)の端部42は、同じく外気を遮断するように紫外線照射装置3のファイバ入線部32に接続されている。
具体的には、例えばパイプ4の端部41は、ファイバ出線部23の開口部24内に僅かに入り込んだ状態で着色ダイス2に接続されている。同様にパイプ4の端部42は、ファイバ入線部32の開口部33内に僅かに入り込んだ状態で紫外線照射装置3に接続されている。着色ダイス2のファイバ出線部23と紫外線照射装置3のファイバ入線部32との間は、例えば30cm程度離隔されている。
パイプ4の太さ(内径)は、インクが塗布された光ファイバ素線G1が通過することができる程度の小径、例えば直径10mm〜20mm程度であることが好ましい。パイプ4の上部にはパイプ内部にN等の不活性ガスを供給するためのガス供給口43が設けられている。ガス供給口43には、不活性ガスを供給するガス供給部44が供給パイプ45を介して接続されている。
なお、本例ではパイプ4の端部41,42がファイバ出線部23およびファイバ入線部32にそれぞれ入り込んだ状態で接続されているが、これに限定されず、例えば端部41とファイバ出線部23との間および端部42とファイバ入線部32との間が僅かに離隔した状態で構成されていてもよい。その場合、パイプ4の端部42とファイバ入線部32との間の離隔した部分から紫外線照射装置3への外気の流入を防止するため、ファイバ入線部32にシャッタ(例えば、後述のシャッタ35)を備えた構成とすることが望ましい。以下、当該シャッタに関する具体的な実施形態の例を示す。
図2は、紫外線照射装置3をファイバ入線部32側(図1における上側)から見た図である。
図2に示すように、紫外線照射装置3は、ファイバ入線部32にシャッタ35を備えている。シャッタ35は、第一の可動部材35aと、第二の可動部材35bとを有しており、ファイバ入線部32の開口部33を上側から覆うことができるように構成されている。
第一の可動部材35aは、紫外線照射装置3の右端に固定されている前後方向へ延びる支軸36aに対して回転可能に取り付けられている。第二の可動部材35bは、第一の可動部材35aと対向する位置に配置されており、紫外線照射装置3の左端の固定されている前後方向へ延びる支軸36bに対して回転可能に取り付けられている。第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bは、回転動作されることで開状態と閉状態とになる。図2には閉状態とされている第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bが示されている。
図3は、ファイバ入線部32に取り付けられている第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bを上方側から見た斜視図である。図3には開状態とされている第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bが示されている。なお、図3におけるファイバ入線部32は簡略化して図示している。
図2,図3に示すように、第一の可動部材35aは、閉状態とされることで、開口部33の一部を覆うことができるように構成されている。また、第二の可動部材35bは、閉状態とされることで、開口部33の一部を覆うことができるとともに、開口部33の一部を覆った状態の第一の可動部材35aの一部を上側から覆うように構成されている。すなわち、本例では、第一の可動部材35aが閉じられた後に第二の可動部材35bが閉じられて、第一の可動部材35aの左端部上に、第二の可動部材35bの右端部が重なった状態となるように構成されている。
図4は、第二の可動部材35b単体を上方から見た図である。
図4に示すように、第二の可動部材35bには、右側中央部に貫通孔37b(第二の小径開口部の一例)が形成されている。また、貫通孔37bから第二の可動部材35bの右外縁まで切り欠かれたスリット38bが形成されている。さらに、第二の可動部材35bの左端部には、上述した支軸36bに取り付けられる取付部39bが形成されている。
貫通孔37bの径は、ファイバ入線部32の開口部33の径よりも小さくなるように形成されている。スリット38bの長さ、すなわち貫通孔37bから右外縁までの長さは、第二の可動部材35bの左右方向の長さに応じて変化しうる。図4に示される第二の可動部材35bにおいて、貫通孔37bおよびスリット38bが形成されている部分を含む右端部の領域Aが、第一の可動部材35aの左端部に重なる領域となる。
なお、第一の可動部材35a単体の図示は省略するが、第一の可動部材35aにも、第二の可動部材35bと同様に、貫通孔37a(第一の小径開口部の一例)とスリット38aと取付部39aとが形成されている(図2参照)。
このように構成される第一の可動部材35aと第二の可動部材35bとが閉状態となった場合、貫通孔37aと37bとは互いに重なり合って連続する貫通孔になり、インクの塗布された光ファイバ素線G1が通過する通過孔となる。また、第一の可動部材35aのスリット38aと第二の可動部材35bのスリット38bとは、上記光ファイバ素線G1の通線方向と直交する平面視において、上記連続する貫通孔の左右両側の異なる位置にそれぞれ配置される。このため、スリット38aとスリット38bは、重なる他方の可動部材によってそれぞれ塞がれた状態となる(図2参照)。
なお、上記形態では着色ダイス2と紫外線照射装置3との間にパイプ4を備え、紫外線照射装置3のファイバ入線部32にシャッタ35を備える構成の製造装置1について説明したが、例えばパイプ4を備えていない構成の製造装置としてもよい。
また、上記形態ではシャッタ35の第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bを回転動作させることで開閉させているが、例えば第一の可動部材35aと第二の可動部材35bとを通線方向と直交する向きにスライドさせて開閉させるようにしてもよい。
次に、着色工程における上記製造装置1を用いた光ファイバの製造方法について説明する。
先ず、繰出しボビン11から繰出される光ファイバ素線G1を製造装置1内に通す通線時には、シャッタ35の第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bを開状態にして、紫外線照射装置3のファイバ入線部32を大きく開口させる。光ファイバ素線G1が通線されたら、第一の可動部材35aを閉じることで、光ファイバ素線G1を、第一の可動部材35aのスリット38aを介して、貫通孔37aへ挿通させる。続いて、第二の可動部材35bを閉じることで、同じく光ファイバ素線G1を、第二の可動部材35bのスリット38bを介して、貫通孔37bへ挿通させる。
これにより、第一の可動部材35aの左端部の上に第二の可動部材35bの右端部の領域A(図4参照)が重なった状態となってシャッタ35が閉じられる。このとき、ファイバ入線部32の開口部33は、第一の可動部材35aと第二の可動部材35bとによって覆われるため、ファイバ入線部32には、重なり合った貫通孔37aと37bの大きさの孔が開口される。
光ファイバの製造が開始されると、インク供給タンク20から供給パイプ21を介して供給されるインクが、着色ダイス2のファイバ入線部22に入線された光ファイバ素線G1の外周に塗布される。インクが塗布された光ファイバ素線G1は、着色ダイス2のファイバ出線部23から出線される。
出線される上記光ファイバ素線G1は、パイプ4内に挿通されて紫外線照射装置3へ送られる。このとき、パイプ4内にはガス供給口43から不活性ガスが供給されている。このため、インクが塗布された状態の光ファイバ素線G1は、パイプ4内を通過する際、パイプ4と不活性ガスとによって遮断されて外気に接触しない状態とされている。
パイプ4を通過した上記光ファイバ素線G1は、紫外線照射装置3のファイバ入線部32から貫通孔37a,37bを通過して、紫外線照射炉3a〜3c内へと送られる。この場合、パイプ4とファイバ入線部32との間が僅かに離隔した状態となっているが、ファイバ入線部32の開口は、シャッタ35が閉じられているため貫通孔37a,37bの大きさとなっている。このため、上記光ファイバ素線G1がファイバ入線部32へ入線される際、貫通孔37a,37bを介して、外気が紫外線照射装置3内に牽引される量は僅かな量に抑えられる。
紫外線照射炉3a〜3c内に送られた上記光ファイバ素線G1に紫外線が照射され、光ファイバ素線G1の外周に塗布されているインクが硬化されて、光ファイバG2が形成される。このとき、紫外線の照射は、紫外線照射炉3a〜3cの内部を不活性ガスでパージした状態にして行われる。
形成された光ファイバG2は、紫外線照射装置3のファイバ出線部34から出線された後、ガイドローラ12を介して巻取りボビン(図示省略)に巻き取られる。
以上のような光ファイバの製造装置1および光ファイバの製造方法によれば、着色ダイス2と紫外線照射装置3との間に接続されたパイプ4およびパイプ4内に供給される不活性ガスによって、光ファイバ素線G1を外気に接触させないようにすることができる。このため、パイプ4から紫外線照射装置3へ光ファイバ素線G1が入線される際、酸素を含む外気が紫外線照射装置3内へ牽引されるのを、パイプ4により抑制することができる。
また、紫外線照射装置3に設けられたシャッタ35を閉じることによって、ファイバ入線部32の開口の大きさを貫通孔37a,37bの径の大きさまで小さくすることができる。このため、紫外線照射装置3に光ファイバ素線G1が入線される際、酸素を含む外気が、貫通孔37a,37bを介して、紫外線照射装置3内へ牽引されるのを抑制することができる。
これにより、光ファイバの線速が高速となった場合でも紫外線照射装置3への外気(酸素)の流入を抑制することができ、紫外線照射によるインク固化の際にインクの硬化反応が阻害されるのを防止することができる。したがって、光ファイバ素線G1の被覆層とインク(着色樹脂)との密着力を高くすることができ、光ファイバG2のインクの剥離を防止することができる。
また、第一の可動部材35aおよび第二の可動部材35bにはスリット38aおよびスリット38bがそれぞれ形成されているので、ファイバ入線部32の開口部33よりも小径な貫通孔37aおよび貫通孔37bを有するシャッタ35に、スリット38aおよびスリット38bを介して、光ファイバ素線G1を容易に挿通することができる。また、スリット38aとスリット38bとは、シャッタ35を閉じたとき重なる他方の可動部材によってそれぞれ塞がれた状態となるので、これらのスリット38a,38bから紫外線照射装置3内に外気が流入しないようにすることができる。
(実施例)
本発明に係る光ファイバの製造装置1で製造した光ファイバG2、および従来の光ファイバの製造装置(パイプ4とシャッタ35を備えない装置)で製造した光ファイバについて色剥がれ試験を実施した。光ファイバの巻取り速度(線速)は、例えば1800m/分として、20万kmの光ファイバを製造した。色剥がれ試験では、製造された光ファイバの周囲にテープ樹脂を塗布した後、テープ樹脂を引き剥がし、インク(着色樹脂)が光ファイバ素線G1から剥離したかを確認した。製造した光ファイバの長さに対するインクが剥離した部分の長さの割合を求めることで不良率を算出した。
その結果、従来の製造装置で製造した場合、インクが剥離した部分の長さ(異常品)が約2万kmであり、その不良率は約10%であった。これに対して、本発明の製造装置1で製造した場合、インクが剥離した部分は発生せず、不良率が0%であることが確認できた。また、本発明の製造装置1による上記製造を繰り返し行ったが、インクの剥離は発生しなかった。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
上記形態では、本発明に係る光ファイバの製造装置を着色工程で適用する場合について例示しているが、これに限定されず、例えばプリフォームを線引して作製した光ファイバ素線の外周に被覆層(例えばプライマリ樹脂とセカンダリ樹脂)を被覆する被覆工程で適用するようにしてもよい。なお、この場合における光ファイバ素線とは、プリフォームを線引して形成されるガラスファイバのことを意味する。
1:光ファイバの製造装置
2:着色ダイス(塗布装置の一例)
3:紫外線照射装置
4:パイプ
23:ファイバ出線部
20:インク供給タンク
32:ファイバ入線部
33:開口部
35:シャッタ
35a:第一の可動部材
35b:第二の可動部材
37a:貫通孔(第一の小径開口部の一例)
37b:貫通孔(第二の小径開口部の一例)
38a:スリット(第一のスリットの一例)
38b:スリット(第二のスリットの一例)
41,42:端部

Claims (7)

  1. 光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布装置と、
    前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する紫外線照射装置と、
    を備えた光ファイバの製造装置であって、
    前記塗布装置のファイバ出線部と前記紫外線照射装置のファイバ入線部との間に前記光ファイバを覆うパイプが設けられ、
    前記パイプの内部にガスを供給するガス供給口が前記パイプに設けられている、光ファイバの製造装置。
  2. 前記紫外線照射装置は、前記ファイバ入線部にシャッタを備えている、請求項1に記載の光ファイバの製造装置。
  3. 前記シャッタは、
    前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、
    前記第一の可動部材と対向する位置に配置され、前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材と、
    を含み、
    前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成され、
    前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成され、
    前記第一のスリットは、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第二のスリットとは異なる位置に配置されている、請求項2に記載の光ファイバの製造装置。
  4. 前記パイプの一端は、外気を遮断するように前記ファイバ出線部に接続され、
    前記パイプの他端は、前記外気を遮断するように前記ファイバ入線部に接続されている、請求項1に記載の光ファイバの製造装置。
  5. 光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布する塗布装置と、
    前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する紫外線照射装置と、
    を備えた光ファイバの製造装置であって、
    前記紫外線照射装置は、ファイバ入線部にシャッタを備え、
    前記シャッタは、
    前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、
    前記第一の可動部材と対向する位置に配置され、前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材と、
    を含み、
    前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成され、
    前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成され、
    前記第一のスリットは、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第二のスリットとは異なる位置に配置されている、光ファイバの製造装置。
  6. 塗布装置において光ファイバ素線の外周に紫外線硬化型樹脂を塗布し、紫外線照射装置において前記光ファイバ素線に塗布された前記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して前記紫外線硬化型樹脂を硬化させて光ファイバを形成する、光ファイバの製造方法であって、
    前記塗布装置のファイバ出線部と前記紫外線照射装置のファイバ入線部との間に、前記光ファイバを覆うパイプを配置し、
    前記パイプの内部に不活性ガスを供給しながら前記紫外線硬化型樹脂に前記紫外線を照射して前記光ファイバを形成する、光ファイバの製造方法。
  7. 前記ファイバ入線部の開口部の一部を覆うように開閉可能な第一の可動部材と、前記第一の可動部材と対向する位置に配置されて前記ファイバ入線部を覆った状態の前記第一の可動部材を覆うように開閉可能な第二の可動部材とを含むシャッタを前記ファイバ入線部に設け、
    前記第一の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第一の小径開口部と、前記第一の小径開口部から前記第一の可動部材の外縁まで切り欠かれた第一のスリットとが形成されており、
    前記第二の可動部材には、前記ファイバ入線部の前記開口部よりも小径な第二の小径開口部と、前記第二の小径開口部から前記第二の可動部材の外縁まで切り欠かれた第二のスリットとが形成されており、
    前記第一の可動部材を閉じることで、前記開口部に挿入された状態の前記光ファイバを、前記第一のスリットを介して、前記第一の小径開口部へ挿通させ、
    前記第二の可動部材を閉じることで、前記第二の小径開口部に挿通された前記光ファイバを、前記光ファイバの通線方向と直交する平面視において前記第一のスリットとは異なる位置に配置された前記第二のスリットを介して、前記第二の小径開口部へ挿通させる、請求項6に記載の光ファイバの製造方法。
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