JP2019070261A - 遮蔽装置のガイドコード装置 - Google Patents

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【課題】ガイドコードを意匠性良く設けること。【解決手段】ブラインド10のガイドコード装置20は、ヘッドボックス11にラダーコード12を介して吊下支持された複数段のスラット14と、ラダーコード12の下端に取着されたボトムレール13との、長手方向の横揺れをガイドコード21で抑制するものである。ガイドコード21は、ヘッドボックス11の両端から、各スラット14及びボトムレール13の両端に接する状態に吊下げられ、この吊下げられた下端が、ボトムレール13より下方の床面40に、固定部23によって着脱自在に固定されている構成となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、風等により横型ブラインドやプリーツスクリーン等の遮蔽装置が揺れることを抑制する遮蔽装置のガイドコード装置に関する。
従来、風等によりブラインドが揺れることを抑制するために、ガイドコード(又はガイドワイヤ)を設ける技術がある。この技術として、例えば特許文献1に記載のブラインドの振れ止め装置がある。
特許文献1の装置は、水平なヘッドレール(ヘッドボックス)の長手方向の両端において、ガイドコードとしての紐を水平な複数の翼板(スラット)の両端に離間して吊下げ、これらの紐をボトムバー(ボトムレール)の端の紐挿通部を挿通して窓下枠に固定する構成となっている。この構成により、スラット両端にガイドコードが当接してスラットの横揺れを抑制可能となっている。
実公昭54−90033号公報
しかし、上述した特許文献1の装置においては、ガイドコードがスラットと離間して設けられているため、ガイドコードが目立ち意匠性が悪くなるという問題がある。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、ガイドコードを意匠性良く設けることができる遮蔽装置のガイドコード装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、ヘッドボックスにラダーコードを介して吊下支持された複数段のスラットの揺れをガイドコードで抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、前記ガイドコードは、前記スラットの両端に接する様に吊下げられていることを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ガイドコードが、スラット及びボトムレールの両端に接する様に吊下げられている。このため、ガイドコードが目立ち難くなって意匠性が良くなる。また、ガイドコードをヘッドボックスの両端から導出して、スラット及びボトムレールの両端に接する状態に吊下げ、この吊下げられた下端を、ボトムレールより下方の面に固定すれば、ガイドコードを固定できる。このため、ガイドコードを後付けで設けることができる。
請求項2に係る発明は、前記スラットは長手辺に切欠きを備え、この切欠きの内側に前記ラダーコードの横糸又は縦糸が係止されることを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、スラットが長手辺に切欠きを備え、この切欠きの内側に前記ラダーコードの横糸の交差部分が挿通されているので、上記請求項1と同様な作用効果を得ることができる。
請求項3に係る発明は、ヘッドボックスにラダーコードを介して吊下支持された複数段のスラットの揺れを抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、前記ガイドコードは、前記ヘッドボックスから吊下げられ、前記スラットの長手辺に形成された切欠きを備え、次の(1)又は(2)の構成を備えることを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置である。(1)前記切欠きの内側に、前記ガイドコードが係止する (2)前記切欠きの内側に、前記ラダーコードの縦糸が係止し、前記ガイドコードをラダーコードに係止する
この構成によれば、スラットの長手辺に形成された切欠きの内側に、ガイドコードが係止、又は、ラダーコードの縦糸が係止し、ガイドコードをラダーコードに係止するので、ガイドコードが目立ち難くなって意匠性が良くなる。
請求項4に係る発明は、前記(2)の構成を備え、前記ラダーコードに環状の係止部を備え、前記ガイドコードは、前記係止部の中を最低1つ挿通して吊下げられていることを特徴とする請求項3記載の遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ガイドコードが、ラダーコードの縦糸に繋がる係止部に挿通されることによりラダーコードに重なっている。このため、ボトムレールを最下端まで降ろした状態でブラインドの前方から見た場合、ガイドコードとラダーコードが共に纏まって配置され、すっきりした印象となるので意匠性が向上する。
請求項5に係る発明は、ヘッドボックスに吊下支持された遮蔽材とボトムレールとの、揺れをガイドコードで抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、前記ボトムレールの両端部に、貫通部と、この貫通部に連通するスリットとが設けられたキャップを備えていることを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ボトムレールの両端のキャップの貫通部にガイドコードが吊下げられている。このため、ガイドコードがキャップの貫通部で規制されるので、ボトムレールの双方の両端から外れ難くなり、横揺れを適正に抑制することができる。また、ガイドコードが目立ち難くなって意匠性が良くなる。
請求項6に係る発明は、前記スリットは、前記ボトムレールの両端に対して外向きであることを特徴とする請求項5に記載の遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ガイドコードをスリットから貫通部に挿通して後付けで設けることができる。
請求項7に係る発明は、ヘッドボックスに吊下支持された遮蔽材の揺れをガイドコードで抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、前記ガイドコードの下端部に吸盤を備えたことを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ガイドコードの下端の吸盤をボトムレールより下方の面、例えば床面に吸着させれば、ガイドコードを容易に所定位置に配置することができる。また、吸着された吸盤は所定以上の力で床面から容易に取り外すことができる。
請求項8に係る発明は、前記ガイドコードが、前記遮蔽装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項7に記載の遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ガイドコードを遮蔽装置に自在に設定することができる。
請求項9に係る発明は、前記ガイドコードの上端部が、前記ヘッドボックス端部に設けられるキャップに固定されることを特徴とする請求項7又は8に記載の遮蔽装置のガイドコード装置である。
この構成によれば、ガイドコードの上端部が固定し易くなる。
本発明の遮蔽装置のガイドコード装置は、ガイドコードを意匠性良く設けることができる。
本発明の第1実施形態に係る遮蔽装置としてのブラインドのガイドコード装置の構成を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はガイドコード装置の固定部であるビスの側面図である。 図1に示すI−I断面部分から見たスラットの平面図である。 ブラインドが半分位開いた状態の構成を示す正面図である。 昇降コードを挿通する複数の貫通孔を備えるスラットの両端に当接して配置されたガイドコードを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るブラインドのガイドコード装置におけるピコ付ラダーコードを示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係るブラインドのガイドコード装置におけるピコ付ラダーコードを示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係るブラインドのガイドコード装置におけるボトムレールキャップを示す平面図である。 スラットの両端部に長孔とスリットを設けた場合の構成を示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係るブラインドのガイドコード装置における吸盤の断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態の構成>
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る遮蔽装置としてのブラインドのガイドコード装置の構成を示す正面図、(b)は側面図、(c)はガイドコード装置の固定部であるビスの側面図である。図2は図1に示すI−I断面部分から見たスラットの平面図である。
図1に示すブラインド10は、横型のタイプであり、ヘッドボックス11と、2本のラダーコード12と、ボトムレール13と、複数段のスラット14と、2本の昇降コード15(図2)と、昇降コード15の操作部17を下端に有するチルトポール18とを備える。更に、ブラインド10は、ガイドコード21と、ガイドコード21の吊下部22と、ガイドコード21を床面40に固定する固定部(固定手段)23とを有するガイドコード装置20を備えて構成されている。なお、ブラインド10は、窓の室内側等に図1に示すように配置されるが、図1に表す側(室内側)を前側、この反対側(窓側)を後側とする。また、固定部23は、床面40以外に、固定面であればよく、例えば、窓枠や出入口の枠の下面、更には床側に傾斜状に迫り出した壁面等がある。
吊下部22は、ヘッドボックス11の長手方向の両端に設けられており、ヘッドボックス11の図示せぬ貫通孔から導出されたガイドコード21を挿通して吊下げるものである。ガイドコード21の上端部は、ヘッドボックス11内で結び玉となっており、ヘッドボックス11の貫通孔部分で係止されている。吊下げられたガイドコード21の下端には、ガイドコード21の下端を床面40に着脱自在に固定する固定部23が取り付けられている。なお、固定部23は、例えば図1(a)及び(b)に示すような床面40に固定されるビスで構成される。ビスは、図1(c)に示すように、ビスの皿の下面がテーパーでなく平坦となっており、この平坦面と床面40との間にガイドコード21が巻かれて固定されている。この他、固定部23は、吸盤や、貼り剥がし自在なシール部材等で構成される。
ガイドコード21は、柔軟な紐や金属製のワイヤ等により形成されており、ヘッドボックス11の両端の吊下部22から床面40に対して垂直に吊下げられ、固定部23で床面40に固定されている。このガイドコード21は、各スラット14及びボトムレール13の両端側に接する様に吊下げられている。この吊下げられた状態は、ガイドコード21に緩みなく張力が掛かった状態である。
このようなガイドコード装置20を備えるブラインド10においては、ヘッドボックス11の両側付近に各々ラダーコード12が垂下されており、ラダーコード12の下端にボトムレール13が取着されている。ラダーコード12は、図2に示すように、スラット14の前側の縦糸(前縦糸ともいう)12aと後側の縦糸(後縦糸ともいう)12bと、これら縦糸12a,12b間に編み込まれた2本の横糸12c,12dとから構成されている。上下に拡げた横糸12c,12d間に、横方向に延びるスラット14が挿通されて支持されている。このように支持されたスラット14が縦方向に複数段配列されている。
更に、図2に示すように、スラット14の長手辺の後辺には、スラット両側付近に離間して凹部(切欠き)14aが形成されている。凹部14aの内側には、昇降コード15が配置されている。この昇降コード15は、ヘッドボックス11の両側付近から各スラット14の凹部14a内側を下方向に通過し、この下端がボトムレール13に固定されている。スラット14の前後側のラダーコード12の縦糸12a,12bと、凹部14aの内側の昇降コード15とは、図1に示すように、ブラインド10の前方矢視において重なり、前縦糸12aのみが見える状態となる。
また、図1に示す昇降コード15の操作部17は、チルトポール18の下端に設けられ、チルトポール18の中に挿通された操作コード15a(図3参照)に接続されている。操作コード15aは、ヘッドボックス11に挿通された昇降コード15に繋がっている。図3に示すように、操作部17を下方に引くと操作コード15aも下方に引かれる。この動作によって、スラット14の凹部14a内を通る昇降コード15がボトムレール13を上方へ引き上げ、この引き上げ時に複数のスラット14が上方へ移動する。図3はブラインド10が上昇又は下降途中の状態を表す。
チルトポール18は、ヘッドボックス11の正面から見て右側の外面に縦方向に取り付けられている。チルトポール18の上端側は、ヘッドボックス11の内部において、図示せぬチルト軸で連結された回動機構を介してラダーコード12の縦糸12a,12bと繋がっている。チルトポール18を左右に回転させることで、チルト軸で連結された回動機構により縦糸12a,12bが上下に移動し、この移動によりスラット14が回動する。この回動により、スラット14が全閉又は全開状態となる。
このような構成のブラインド10においては、各スラット14とボトムレール13との両端に、固定状態のガイドコード21が接する状態で配置されている。このため、風等による各スラット14とボトムレール13との揺れや昇降操作によるスラットのずれが、ガイドコード21で抑制される。その揺れとは、各スラット14及びボトムレール13の長手方向の揺れや、前後方向の揺れである。
この他、図4に示すように、スラット14Aが昇降コード15を挿通する複数の細長い貫通孔14cを備えるタイプのものであっても、上述のガイドコード装置20と同様に、ガイドコード21を各スラット14及びボトムレール13の両端に接する状態で吊下げて配置可能となっている。
<第1実施形態の効果>
第1実施形態のブラインド10のガイドコード装置20は、ヘッドボックス11にラダーコード12を介して吊下支持された複数段のスラット14と、ラダーコード12の下端に取着されたボトムレール13との、長手方向の横揺れをガイドコード21で抑制するものである。ガイドコード21は、ヘッドボックス11の両端から導出され、各スラット14及びボトムレール13の両端に接する状態に吊下げられ、この吊下げられた下端が、ボトムレール13より下方の面(床面40)に、固定部23によって着脱自在に固定されている構成とした。
この構成によれば、ガイドコード21が、各スラット14及びボトムレール13の両端に接する状態に吊下げられているため、ガイドコード21が目立ち難くなって意匠性が良くなる。また、ガイドコード21をヘッドボックス11の両端から、スラット14及びボトムレール13の両端に接する状態に吊下げ、この吊下げられた下端を、ボトムレール13より下方の床面40に固定すれば、ガイドコード21を固定できる。このため、ガイドコード21を後付けで設けることができる。
<第2実施形態の構成>
図5は、本発明の第2実施形態に係るブラインドのガイドコード装置におけるピコ付ラダーコードを示す平面図である。
図5に示すスラット14は、上述した図2に示すスラット14と同じものである。図5に示す第2実施形態のガイドコード装置20Aが、第1実施形態のガイドコード装置20と異なる点は次の通りである。即ち、ガイドコード装置20Aは、紐を環状にした係止部としてのピコ12pがラダーコード12の後縦糸12bを構成する糸で形成されており、そのピコ12pの中にガイドコード21が挿通されて構成されている。但し、係止部として、ラダーコード12の後縦糸12bに、環状の樹脂部品(図示せず)を設けた構成もある。樹脂部品にすることにより、ピコ12pの糸よりも耐久力が向上するので、ブラインド10の製品サイズが大きい場合等において、ピコとしての樹脂部品に対する負荷が大きい場合に有効となる。
ラダーコード12の後縦糸12bは、スラット14の凹部14aの後方側に配置されており、ピコ12pは後縦糸12bの後方側に突き出ている。ガイドコード21は、ピコ12pの中に挿通されるので、後縦糸12bの後方に重なった状態で配置されている。なお、ボトムレール13の長手方向の後辺側には、ピコ12pと上下方向で対向する貫通部(図示せず)と、この貫通部から後方へ抜けるスリット(図示せず)とによる係止部材(図示せず)が設けられている。この係止部材にピコ12pに挿通されたガイドコード21を挿通してもよい。
更に、図示はしないが、ガイドコード21の上端部は、凹部14aの上方向の延長線上であるヘッドボックス11の部分に固定されている。このヘッドボックス11の部分には吊下部22(図1参照)が取り付けられ、この吊下部22からガイドコード21が吊り下げられている。ガイドコード21の下端部は、固定部23(図1)が取り付けられて床面40に固定されている。このように配置されたガイドコード21は、ピコ付ラダーコード12Aの後方に重なっている。このため、ボトムレール13を最下端まで降ろした状態(図1参照)で前方から見た場合、ガイドコード21がラダーコード12と共に纏まって配置され、すっきりした印象となるので意匠性が向上する。
このガイドコード装置20Aによれば、ガイドコード21がラダーコード12の各ピコ12pの中に挿通されて配置されている。ラダーコード12の縦糸12bは、各スラット14の凹部14aに配置されている。このラダーコード12に取り付けられたピコ12p内に挿通されたガイドコード21は、上端部がヘッドボックス11の図示せぬ貫通孔から導出され、下端部が床面40に固定された固定部23の上側に固定されている。ガイドコード21の上端部の固定方法としては、その上端部を結び玉とし、この結び玉が、ヘッドボックス11内の図示せぬ貫通孔部分で係止されている構成や、その上端部が固定部材によって固定されている構成がある。
つまり、上下が固定されたガイドコード21がピコ12pの中に挿通され、このピコ12pを有するラダーコード12がスラット14の凹部14aの内側に配置されている。このため、スラット14がガイドコード21で横方向には略係止状態となるので、風等による各スラット14とボトムレール13との揺れや昇降操作によるスラットのずれが、ガイドコード21で抑制される。
<第2実施形態の効果>
第2実施形態のブラインド10のガイドコード装置20Aは、ヘッドボックス11にラダーコード12を介して吊下支持された複数段のスラット14と、ラダーコード12の下端に取着されたボトムレール13との、長手方向の横揺れをガイドコード21で抑制するものである。
スラット14の後辺に形成された切欠きとしての凹部14aの内側に、ラダーコード12の後縦糸12bが挿通され、この後縦糸12bに一体に繋がる環状のピコ12pの中に、ラダーコード12が挿通されている。ガイドコード21は、ヘッドボックス11からピコ12pの中を挿通して吊下げられ、この吊下げられた下端が、ボトムレール13より下方の面(床面40)に着脱自在に固定されている構成とした。
この構成によれば、ガイドコード21が、ピコ12pに挿通されることによりラダーコード12の後方側に重なる。このため、ボトムレール13を最下端まで降ろした状態でブラインド10の前方から見た場合、ガイドコード21がラダーコード12に隠れて見えないので、ガイドコード21が目立ち難くなり意匠性が良くなる。
<第3実施形態の構成>
図6は、本発明の第3実施形態に係るブラインドのガイドコード装置におけるラダーコードを示す平面図である。
図6に示すスラット14は、上述した図2に示すスラット14と同様の構成を成す。第3実施形態のガイドコード装置20Bが、第1実施形態のガイドコード装置20と異なる点は次の通りである。即ち、図6に示すように、ラダーコード12の後縦糸12bと交差する横糸12c,12dとの間に囲まれる閉じた空間(閉空間)で、且つスラット14の凹部14aの内側に昇降コード15が挿通されている場合に、その閉空間内において昇降コード15の隣に、ガイドコード21が挿通されてガイドコード装置20Bが構成されている。
このように凹部14aの内側に昇降コード15とガイドコード21との双方を隣接して配置した場合、当該双方をスラット14の前後で挟む状態で配置されたラダーコード12が、ブラインド10の前方矢視において重なる。
このガイドコード装置20Bによれば、ガイドコード21が昇降コード15と隣接して凹部14aの内側に配置されている。このガイドコード21は、上端部がボトムレール13に固定され、下端部が固定部23を介して床面40に固定されている。このため、各スラット14が、凹部14aの内側に配置されたガイドコード21によって横方向に略移動できないので、風等による各スラット14とボトムレール13との上述した揺れや昇降操作によるスラットのずれが、ガイドコード21で抑制される。
<第3実施形態の効果>
第3実施形態のブラインド10のガイドコード装置20Bは、ヘッドボックス11にラダーコード12を介して吊下支持された複数段のスラット14と、ラダーコード12の下端に取着されたボトムレール13との、長手方向の横揺れをガイドコード21で抑制するものである。
スラット14の後辺に形成された切欠きとしての凹部14aの内側に、スラット14を昇降させる昇降コード15とガイドコード21とが隣接して配置されている。また、その隣接する昇降コード15及びガイドコード21をスラット14の前後で挟む状態でラダーコード12の縦糸12a,12bが配置されている。ガイドコード21は、ヘッドボックス11から凹部14aの内側を挿通して吊下げられ、この吊下げられた下端が、ボトムレール13より下方の面(床面40)に着脱自在に固定されている構成とした。
この構成によれば、スラット14の後辺の凹部14aの内側に昇降コード15とガイドコード21との双方が隣接して配置されているので、当該双方をスラット14の前後で挟んで配置されたラダーコード12の縦糸12a,12bが、ブラインド10の前方矢視において重なる。つまり、ガイドコード21は、ラダーコード12の後方に重なっているので、ボトムレール13を最下端まで降ろした状態(図1参照)で前方から見た場合、ラダーコード12に隠れるため、ガイドコード21が目立ち難くなって意匠性が良くなる。
<第4実施形態の構成>
図7は、本発明の第4実施形態に係るブラインドのガイドコード装置におけるボトムレールを示す平面図である。
図7に示すガイドコード装置20Cは、第1実施形態のガイドコード装置20(図1参照)の構成要素であるガイドコード21、吊下部22及び固定部23の他に、ボトムレール13の両端に取り付けたボトムレールキャップ(キャップ)31を備えて構成されている。
キャップ31の端部には、矢印Y1で示すように、ボトムレール13の前後方向に延び上下に貫通する長孔31aが設けられている。この長孔31a内の矢印Y1方向の長さは、ボトムレール13がチルト可能な可動範囲に対応した寸法とされている。更に、長孔31aを構成する壁には、ボトムレール13の両端側(外向き)へ抜けるスリット31bが設けられている。このスリット31bに、矢印Y2で示すように、ガイドコード21が横方向から挿通され、長孔31a内のボトムレール13の端部側の内壁に当接状態に配置される。なお、長孔31aは、請求項記載の貫通部を構成する。
<第4実施形態の効果>
第4実施形態のブラインド10のガイドコード装置20Cは、ヘッドボックス11にラダーコード12を介して吊下支持された複数段のスラット14と、ラダーコード12の下端に取着されたボトムレール13との、長手方向の横揺れをガイドコード21で抑制するものである。
ボトムレール13の両端部に、当該ボトムレール13の前後方向に延び上下に貫通する貫通部としての長孔31aと、この長孔31aを構成する壁に、当該長孔31aからボトムレール13の両端側へ抜けるスリット31bとが設けられたキャップ31を備える。
ガイドコード21は、ヘッドボックス11の両端の吊下部22から吊下げられ、スラット14の両端に接すると共に、ボトムレール13の両端のキャップ31の長孔31a内に吊下げられる。この吊下げられた下端が、当該ボトムレール13より下方の床面40に着脱自在に固定されている構成とした。
この構成によれば、ガイドコード21が、スラットの両端に接する状態で、且つボトムレール13の両端のキャップ31の長孔31a内に吊下げられている。このため、ガイドコード21がキャップ31の長孔31aで規制されるので、スラット14及びボトムレール13の双方の両端から外れ難くなり、横揺れを適正に抑制することができる。また、ガイドコード21が目立ち難くなって意匠性が良くなると共に、ガイドコード21をスリットから長孔31aに挿通して後付けで設けることができる。
この他、上記のようにボトムレール13の両端にキャップ31を設けた場合、図8に示すように、スラット14Bの両端部に長孔14dとスリット14eを設けてもよい。長孔14dは、スラット14Bの両端部の前後方向に延び上下に貫通するものである。この長孔14dの前後方向の長さは、スラット14がチルト可能な可動範囲に対応した寸法とされている。スリット14eは、長孔14dからスラット14の両端側へ長手方向に抜けるものである。なお、長孔14dは、請求項記載の貫通部を構成する。
このような構成のスラット14Bの両端部の長孔14dに、ガイドコード21をスリット14eから入れて挿通させれば、ガイドコード21が長孔14dで規制されるので、スラット14Bの両端から外れ難くなり、横揺れをより適正に抑制することができる。
<第5実施形態の構成>
図9は、本発明の第5実施形態に係るブラインドのガイドコード装置の下端固定として吸盤を用いた構成での吸盤の断面図である。
図9に示すガイドコード装置20Dは、第1実施形態のガイドコード装置20(図1参照)の構成要素である固定部23が、吸盤23Aの場合である。つまり、ガイドコード装置20Dは、ガイドコード21、吊下部22及び吸盤23Aを備えて構成されている。
吸盤23Aは、平面に吸着可能なゴムや樹脂等の弾性部材で形成されており、床面40に着脱自在な吸着部23A1と、この吸着部23A1の上部に固定された空洞23A3を有するコード固定部23A2とを備えて構成されている。コード固定部23A2には、空洞23A3に抜ける図示せぬ貫通孔が形成されている。この貫通孔にガイドコード21の下端側が挿通され、この挿通した下端に貫通孔よりも大きな結び玉21aが形成されている。これによって結び玉21aが貫通口部分で係止され、ガイドコード21が吸盤23Aから外れないようになっている。
このようにガイドコード21の下端に吸盤23Aを備える場合、吸盤23Aを床面40に吸着させてガイドコード21を配置する。この場合、ガイドコード21は、第1実施形態で説明したように、各スラット14及びボトムレール13の両端に接する様に配置される。ガイドコード21を取り外す場合は、吸盤23Aの吸着を解除可能な所定以上の力で、吸盤23Aを床面40から外せばよい。また、吸盤23Aなので床面40を傷つけることがない。また、ガイドコード21の上端は、天井にビス固定されたり、ヘッドボックスに固定されたりしている。
<第5実施形態の効果>
第5実施形態のブラインド10のガイドコード装置20Dは、ガイドコード21の下端の吸盤23Aをボトムレール13より下方の面(床面40)に吸着させれば、ガイドコードを容易に所定位置に配置することができる。また、吸着された吸盤23Aは所定以上の力で床面40から容易に取り外すことができる。
以上、本発明の第1〜第5実施形態について説明したが、本発明は第1〜第5実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。遮蔽装置としてのブラインド10に代え、プリーツスクリーンの場合は、スラット14に代え遮蔽材としてのスクリーンが適用される。
10 ブラインド
11 ヘッドボックス
12 ラダーコード
12a,12b ラダーコードの縦糸
12c,12d ラダーコードの横糸
12p ピコ
13 ボトムレール
14,14A,14B スラット
14a 凹部(切欠き)
14d 長孔
14e スリット
15 昇降コード
17 昇降コードの操作部
18 チルトポール
20,20A,20B,20C,20D ガイドコード装置
21 ガイドコード
22 吊下部
23 固定部
23A 吸盤
31a 長孔
31b スリット
40 床面

Claims (9)

  1. ヘッドボックスにラダーコードを介して吊下支持された複数段のスラットの揺れをガイドコードで抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、
    前記ガイドコードは、前記スラットの両端に接する様に吊下げられている
    ことを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置。
  2. 前記スラットは長手辺に切欠きを備え、この切欠きの内側に前記ラダーコードの横糸又は縦糸が係止される
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置のガイドコード装置。
  3. ヘッドボックスにラダーコードを介して吊下支持された複数段のスラットの揺れを抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、
    前記ガイドコードは、前記ヘッドボックスから吊下げられ、
    前記スラットの長手辺に形成された切欠きを備え、
    次の(1)又は(2)の構成を備える
    ことを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置。
    (1)前記切欠きの内側に、前記ガイドコードが係止する
    (2)前記切欠きの内側に、前記ラダーコードの縦糸が係止し、前記ガイドコードをラダーコードに係止する
  4. 前記(2)の構成を備え、
    前記ラダーコードに環状の係止部を備え、
    前記ガイドコードは、前記係止部の中を最低1つ挿通して吊下げられていることを特徴とする請求項3記載の遮蔽装置のガイドコード装置。
  5. ヘッドボックスに吊下支持された遮蔽材とボトムレールとの、揺れをガイドコードで抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、
    前記ボトムレールの両端部に、貫通部と、この貫通部に連通するスリットとが設けられたキャップを備えている
    ことを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置。
  6. 前記スリットは、前記ボトムレールの両端に対して外向きである
    ことを特徴とする請求項5に記載の遮蔽装置のガイドコード装置。
  7. ヘッドボックスに吊下支持された遮蔽材の揺れをガイドコードで抑制する遮蔽装置のガイドコード装置であって、
    前記ガイドコードの下端部に吸盤を備えた
    ことを特徴とする遮蔽装置のガイドコード装置。
  8. 前記ガイドコードは、前記遮蔽装置に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項7に記載の遮蔽装置のガイドコード装置。
  9. 前記ガイドコードの上端部は、前記ヘッドボックス端部に設けられるキャップに固定される
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の遮蔽装置のガイドコード装置。
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