JP2019069632A - 乗用型作業車 - Google Patents
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Abstract
Description
左右の車輪と、
操縦ハンドルに連係されたピニオンギヤと、
前記ピニオンギヤに咬み合うと共に、機体左右方向に延びるラックギヤと、
前記ラックギヤの左右両端部に接続した左右のボールジョイントと、を備え、
前記ボールジョイントと前記車輪とが連結部材を介して連結されており、
前記ラックギヤは、前記ピニオンギヤの回転に応じて機体左右方向に移動可能であり、
前記ラックギヤが機体左右方向に移動することにより、前記連結部材及び前記車輪の姿勢が変化するように構成されており、
前記ボールジョイントは、ボール部と、前記ボール部を収容するソケット部と、前記ボール部及び前記ソケット部のうちの一方に接続する第1部材と、前記ボール部及び前記ソケット部のうちの他方に接続する第2部材と、を有しており、
前記第1部材は、前記ラックギヤに接続しており、
前記第2部材は、前記連結部材に接続しており、
前記車輪が中立姿勢であるとき、前記第1部材の中心線は、機体左右方向外側ほど前記車輪の回転軸芯へ近づくように傾斜していることにある。
前記ラックギヤの左右両端部に、それぞれ、テーパ面が形成されており、
前記テーパ面は、前記第1部材の中心線に対して垂直であると好適である。
前記ピニオンギヤは、ステアリング軸を介して前記操縦ハンドルに連係されており、
前記ステアリング軸は、ミッションケース内を通過しないように配置されていると好適である。
前記ピニオンギヤ及び前記ラックギヤを収容するステアリングケースと、
エンジンを支持するエンジンフレームと、
前記ステアリングケースと前記エンジンフレームとを上下方向に締結する第1締結部材と、
前記ステアリングケースと前記エンジンフレームとを左右方向に締結する第2締結部材と、を備えると好適である。
前記ラックギヤに対して前記ピニオンギヤとは反対側に位置するロックピンを備え、
前記車輪が中立姿勢であるときの前記ラックギヤにおいて、前記ロックピンが対向する部分に、嵌合部が形成されており、
前記ロックピンは、前記嵌合部に嵌合した嵌合姿勢と、前記嵌合部から引き抜かれた退避姿勢と、の間で姿勢変更可能であると好適である。
施肥装置と、
植付装置と、
前記施肥装置のクラッチである施肥クラッチと、
前記植付装置のクラッチである植付クラッチと、
前記施肥クラッチに連係している第1リンク部材と、
前記植付クラッチに連係している第2リンク部材と、
操作ロッドを介して前記第1リンク部材を移動させるロッド操作機構と、を備え、
前記操作ロッドの一端は、前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材に連係しており、
前記ロッド操作機構によって、前記操作ロッドが前記操作ロッドの他端側へ引っ張られた場合、前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材が前記操作ロッドの他端側へ移動することにより前記施肥クラッチ及び前記植付クラッチが切状態から入状態へ変化すると好適である。
図1及び図2に示すように、乗用型の田植機A(本発明に係る「乗用型作業車」に相当)には、左右の前車輪1(本発明に係る「車輪」に相当)と、左右の後車輪2と、が設けられている。そして、左右の前車輪1及び左右の後車輪2により、走行機体3が支持されている。
図3及び図4に示すように、田植機Aには、軸ケース10及びステアリング軸11が設けられている。
以下では、図5及び図9を参照しながら、左右のボールジョイント14の構成について説明する。本実施形態においては、左側のボールジョイント14と、右側のボールジョイント14と、は互いに同一の形状を有している。そのため、以下では、左側のボールジョイント14の構成について説明し、右側のボールジョイント14の構成については説明を省略する。
図4に示すように、ミッションケース30の前部には、上下方向に延びる凹部30aが形成されている。凹部30aは、ミッションケース30の外壁の一部がミッションケース30の内側へ向かって凹入することにより形成されている。
図4に示すように、エンジンフレームEFは、複数のボルトb2により、ミッションケース30の前端部に前方から取り付けられている。そして、エンジンフレームEFの後端部における下部には、ステアリングケース40が取り付けられている。ステアリングケース40は、ピニオンギヤ12及びラックギヤ13を収容している。
図1に示すように、田植機Aは、操作アーム70及びセンターマスコット71を備えている。
図13に示すように、操縦ハンドル62の近傍には、ポンパレバー63が設けられている。また、田植機Aは、施肥クラッチ80、植付クラッチ81、第1リンク部材82、第2リンク部材83、操作ロッド84、ロッド操作機構85を備えている。
(1)ラックギヤ13が機体左右方向に移動することにより、左右の後車輪2の姿勢が変化するように構成されていても良い。
5 植付装置
8 エンジン
9 施肥装置
11 ステアリング軸
12 ピニオンギヤ
13 ラックギヤ
13a テーパ面
13b 嵌合部
14 ボールジョイント
14a ボール部
14b ソケット部
14c 第1部材
14d 第2部材
15 タイロッド(連結部材)
30 ミッションケース
40 ステアリングケース
55 第1締結部材
56 第2締結部材
62 操縦ハンドル
72 ロックピン
80 施肥クラッチ
81 植付クラッチ
82 第1リンク部材
83 第2リンク部材
84 操作ロッド
85 ロッド操作機構
A 田植機(乗用型作業車)
EF エンジンフレーム
X 中心線
Y 回転軸芯
Claims (6)
- 左右の車輪と、
操縦ハンドルに連係されたピニオンギヤと、
前記ピニオンギヤに咬み合うと共に、機体左右方向に延びるラックギヤと、
前記ラックギヤの左右両端部に接続した左右のボールジョイントと、を備え、
前記ボールジョイントと前記車輪とが連結部材を介して連結されており、
前記ラックギヤは、前記ピニオンギヤの回転に応じて機体左右方向に移動可能であり、
前記ラックギヤが機体左右方向に移動することにより、前記連結部材及び前記車輪の姿勢が変化するように構成されており、
前記ボールジョイントは、ボール部と、前記ボール部を収容するソケット部と、前記ボール部及び前記ソケット部のうちの一方に接続する第1部材と、前記ボール部及び前記ソケット部のうちの他方に接続する第2部材と、を有しており、
前記第1部材は、前記ラックギヤに接続しており、
前記第2部材は、前記連結部材に接続しており、
前記車輪が中立姿勢であるとき、前記第1部材の中心線は、機体左右方向外側ほど前記車輪の回転軸芯へ近づくように傾斜している乗用型作業車。 - 前記ラックギヤの左右両端部に、それぞれ、テーパ面が形成されており、
前記テーパ面は、前記第1部材の中心線に対して垂直である請求項1に記載の乗用型作業車。 - 前記ピニオンギヤは、ステアリング軸を介して前記操縦ハンドルに連係されており、
前記ステアリング軸は、ミッションケース内を通過しないように配置されている請求項1または2に記載の乗用型作業車。 - 前記ピニオンギヤ及び前記ラックギヤを収容するステアリングケースと、
エンジンを支持するエンジンフレームと、
前記ステアリングケースと前記エンジンフレームとを上下方向に締結する第1締結部材と、
前記ステアリングケースと前記エンジンフレームとを左右方向に締結する第2締結部材と、を備える請求項1から3の何れか一項に記載の乗用型作業車。 - 前記ラックギヤに対して前記ピニオンギヤとは反対側に位置するロックピンを備え、
前記車輪が中立姿勢であるときの前記ラックギヤにおいて、前記ロックピンが対向する部分に、嵌合部が形成されており、
前記ロックピンは、前記嵌合部に嵌合した嵌合姿勢と、前記嵌合部から引き抜かれた退避姿勢と、の間で姿勢変更可能である請求項1から4の何れか一項に記載の乗用型作業車。 - 施肥装置と、
植付装置と、
前記施肥装置のクラッチである施肥クラッチと、
前記植付装置のクラッチである植付クラッチと、
前記施肥クラッチに連係している第1リンク部材と、
前記植付クラッチに連係している第2リンク部材と、
操作ロッドを介して前記第1リンク部材を移動させるロッド操作機構と、を備え、
前記操作ロッドの一端は、前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材に連係しており、
前記ロッド操作機構によって、前記操作ロッドが前記操作ロッドの他端側へ引っ張られた場合、前記第1リンク部材及び前記第2リンク部材が前記操作ロッドの他端側へ移動することにより前記施肥クラッチ及び前記植付クラッチが切状態から入状態へ変化する請求項1から5の何れか一項に記載の乗用型作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017195444A JP6786462B2 (ja) | 2017-10-05 | 2017-10-05 | 乗用型作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017195444A JP6786462B2 (ja) | 2017-10-05 | 2017-10-05 | 乗用型作業車 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020179087A Division JP7090677B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 乗用型作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019069632A true JP2019069632A (ja) | 2019-05-09 |
JP6786462B2 JP6786462B2 (ja) | 2020-11-18 |
Family
ID=66440963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017195444A Active JP6786462B2 (ja) | 2017-10-05 | 2017-10-05 | 乗用型作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6786462B2 (ja) |
-
2017
- 2017-10-05 JP JP2017195444A patent/JP6786462B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6786462B2 (ja) | 2020-11-18 |
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