JP2019069530A - 情報用紙、これを備える疑似圧着紙、及び疑似圧着紙の製造方法 - Google Patents

情報用紙、これを備える疑似圧着紙、及び疑似圧着紙の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速での高精細なインクジェット印刷を可能とし、かつ良好な疑似圧着性を有する疑似圧着紙を得ることができる情報用紙、このような情報用紙が用いられた疑似圧着紙、及びこのような情報用紙を用いる疑似圧着紙の製造方法を提供する。【解決手段】本発明は、インクジェット印刷疑似圧着紙に用いられる情報用紙であって、基材シートと、上記基材シートの少なくとも一方の面上に形成され、セルロースナノファイバーを含む塗工層とを備えることを特徴とする情報用紙である。上記塗工層におけるセルロースナノファイバーの単位面積あたりの含有量が、3.0g/m2以上であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、情報用紙、これを備える疑似圧着紙、及び疑似圧着紙の製造方法に関する。
封書より安価なはがきの料金で、はがき2枚以上の情報を送付できる手段として、Z折圧着はがき等の剥離可能な疑似圧着性を利用したはがきが多用されている(特許文献1参照)。近年では、封書に置き換わり、請求書など個人の可変情報を記載する用途展開が図られ、可変情報をインクジェットプリンターで印刷し、後工程で剥離可能な疑似接着剤を設ける手段も採用されている。このような疑似圧着紙においては、更なる高速化を目的に、高速輪転インクジェットによる印刷と、紫外線により瞬時に硬化し疑似圧着性を醸しだす紫外線硬化型ワニスとを用いる手段が検討されている。
実開平04−050269号公報
疑似圧着紙などにおいては、高精細な印刷適性の要望に対応し、基材シートとして、塗工紙が多用されている。塗工紙は高精細なオフセット輪転印刷が可能である。しかし、可変情報印刷が可能なインクジェット印刷を塗工紙に適用した場合、近年の100m/分を超える高速輪転インクジェット印刷では、インクジェットインクの乾燥が間に合わず、精細な印刷がなされないという不都合が生じる。これに対し、インクジェットインクの乾燥対策として塗工層を有さない非塗工紙を用いた場合、高精細な印刷性の低下と、後工程で行う再剥離可能にするための紫外線硬化型ワニスが紙中に含浸し、疑似圧着性の調整(再剥離調整)が困難になるという不都合を有する。インクジェットインク吸収乾燥性を有する塗工層を基材シート上に設けることで高精細な印刷適性を確保する手段も考えられるが、通常このような塗工層においては、紫外線硬化型ワニスの含浸も生じるため、疑似圧着接着性(再剥離性)が損なわれる点は解消できない。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、高速での高精細なインクジェット印刷を可能とし、かつ良好な疑似圧着性を有する疑似圧着紙を得ることができる情報用紙、このような情報用紙が用いられた疑似圧着紙、及びこのような情報用紙を用いる疑似圧着紙の製造方法を提供することである。
上記課題を解決するためになされた発明は、インクジェット印刷疑似圧着紙に用いられる情報用紙であって、基材シートと、上記基材シートの少なくとも一方の面上に形成され、セルロースナノファイバー(CNF)を含む塗工層とを備えることを特徴とする情報用紙である。なお、「インクジェット印刷疑似圧着紙」とは、インクジェットによる印刷がなされた疑似圧着紙をいう。「疑似圧着紙」とは、貼り合わせた面が手作業で容易に剥離することが可能な程度の強度で圧着されている紙をいう。「情報用紙」とは、情報が印刷等により記録されるための紙をいう。また、「セルロースナノファイバー」とは、パルプ等の植物原料を解繊して得られる微細なセルロース繊維であって、繊維幅がナノサイズ(1nm以上1000nm以下)のものをいう。
当該情報用紙においては、塗工層が親水性の高いCNFを含むため、この塗工層がインクジェットインクを効果的に吸収することができる。このように塗工層に吸収されたインクは基材シートに移行するため、インクの乾燥性に優れ、高速での高精細なインクジェット印刷が可能となる。一方、CNFを含む塗工層は、ワニスに対するバリア性が高いため、紫外線硬化型ワニスを塗工した場合にこのワニスが基材シート側へ含浸し難く、塗工層上に効果的に紫外線硬化型ワニス層が形成される。このため、当該情報用紙を用いることで、良好な疑似圧着性を有する疑似圧着紙を得ることができる。
上記塗工層におけるセルロースナノファイバーの単位面積あたりの含有量が、3.0g/m以上であることが好ましい。CNFの含有量を上記範囲とすることで、インク吸収性とワニスのバリア性とをより高めることができる。
上記基材シートの坪量が66g/m以上200g/m以下、JIS P8140に規定されたコッブ法による接触時間10秒のときの水の吸水度が100g/m以上であることが好ましい。基材シートがこのような坪量及び吸水度を有する場合、吸水性が良好な状態となり、塗工層に吸収されたインクがより効率的に基材シートに移行するため、高速での印刷性がより良好になる。
上記セルロースナノファイバーが、水分散状態でのレーザー回折法により測定される擬似粒度分布曲線において1つのピークを有し、上記擬似粒度分布曲線におけるピークとなる粒径が5μm以上60μm以下であることが好ましい。このようなサイズのCNFを用いることで、インク吸収性とワニスのバリア性とをバランス良くより高めることができる。
上記課題を解決するためになされた別の発明は、上記塗工層上にインクジェット印刷がなされた当該情報用紙と、上記塗工層における基材シートとは反対の面側に積層される紫外線硬化型ワニス層とを備え、上記紫外線硬化型ワニス層同士が疑似圧着されている疑似圧着紙である。当該疑似圧着紙は、高精細なインクジェット印刷がなされ、かつ良好な疑似圧着性を有する。
当該疑似圧着用紙においては、疑似圧着された部分におけるT型剥離強度が、50mm幅で10g以上35g以下であることが好ましい。当該疑似圧着用紙がこのような剥離強度を有する場合、十分な接着性と剥離性とを兼ね備え、より良好な疑似圧着性を発揮することができる。
上記課題を解決するためになされたさらに別の発明は、当該情報用紙における上記塗工層上に、100m/分以上の印刷速度でインクジェット印刷を行う工程、上記インクジェット印刷がなされた塗工層上に、紫外線硬化型ワニス層を積層する工程、及び折り畳み又は重ね合わせにより、上記紫外線硬化型ワニス層同士を疑似圧着する工程を備える疑似圧着紙の製造方法である。当該製造方法によれば、高速での高精細なインクジェット印刷を可能とし、かつ良好な疑似圧着性を有する疑似圧着紙を得ることができる。
本発明によれば、高速での高精細なインクジェット印刷を可能とし、かつ良好な疑似圧着性を有する疑似圧着紙を得ることができる情報用紙、このような情報用紙が用いられた疑似圧着紙、及びこのような情報用紙を用いる疑似圧着紙の製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報用紙の模式断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る疑似圧着紙の模式的断面図である。
以下、適宜図面を参照にしつつ、本発明の一実施形態に係る情報用紙、疑似圧着紙及び疑似圧着紙の製造方法について詳説する。
<情報用紙>
図1の情報用紙10は、基材シート11と、塗工層12とを備える。情報用紙10は、インクジェット印刷疑似圧着紙に用いられる。当該情報用紙10は、疑似圧着紙に用いられるインクジェット印刷用紙又はインクジェット記録用紙である。このように、情報用紙10は、インクジェット印刷用紙、インクジェット記録紙等と称されてもよい。
基材シート11の材質は、紙、樹脂フィルム、金属フィルム等、特に限定されないが、インクジェットインキの吸収性などの点から、紙であることが好ましい。以下、基材シート11が紙、すなわち基紙である場合について、主に説明する。
基材シート11(基紙)は、1層であっても、2層、3層、4層又はそれ以上の多層であってもよい。また、その形成方法も特に限定されず、例えば、貼合による形成であっても、抄き合わせによる形成であってもよい。基紙の原料となるパルプの種類も特に限定されず、例えば、ダグラスファー、ラジアータパイン、杉、松等の針葉樹、ユーカリ、オーク等の広葉樹を主原料としたクラフトパルプ(KP)、セミケミカルパルプ(SCP)、砕木パルプ(GP)、ケミグランドパルプ(CGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ディインキングパルプ(DIP)、ウエストパルプ(WP)などを使用することができる。古紙パルプ含有割合が70%以上からなるパルプを抄紙して得られる基紙が好ましい。
基材シート11は、ポリアクリルアミド系紙力増強剤を含むことが好ましい。ポリアクリルアミド系紙力増強剤を含むことによって、ワニスの基材シート11への浸透を抑制することができる。また、ポリアクリルアミド系紙力増強剤は紫外線硬化型ワニスとの相溶性が高いため、紫外線硬化型ワニスが基材シート11内に浸透した場合でも、この紫外線硬化型ワニスによって基材シート11内が目止めされることで基材シート11の強度の低下が抑えられ、ひいてはZ軸方向の剥離強度の低下を防止することができる。
ポリアクリルアミド系紙力増強剤としては、アニオン性ポリアクリルアミド、カチオン性ポリアクリルアミド、及び両性ポリアクリルアミドのいずれも好適に用いることができる。ポリアクリルアミドのうちアニオン性ポリアクリルアミドとしては、アクリルアミドと、アクリル酸やメタクリル酸等のアニオン性モノマーとの共重合物、ポリアクリルアミドの部分加水分解物等が挙げられる。カチオン性ポリアクリルアミドとしては、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物、ホフマン分解物、アクリルアミドとカチオン性モノマーの共重合物等が挙げられる。カチオン性モノマーとしては、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジアリルジエチルアンモニウムクロライド、メタアクロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルアンモニウムメチルサルフェート、メタアクロイルオキシエチルアンモニウムメチルクロライド、メタアクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。両性ポリアクリルアミドとしては、アクリルアミドと上記のアニオン性モノマー及びカチオン性モノマーの共重合物、アクリルアミドと上記のアニオン性モノマーとの共重合物のマンニッヒ変性物、ホフマン分解物等が挙げられる。
基材シート11は、実質的にサイズ剤を含有していないことが好ましい。実質的に含有していないとは、意図的にこの成分を含有させていないことをいう。基材シート11がサイズ剤を含有しないことで、インク吸収性を高め、高速でのインクジェット印刷性をより良好にすることができる。
基材シート11には、本発明の効果を損なわない範囲でその他の製紙用助剤が添加されていてもよい。その他の製紙用助剤としては、例えば、上述したポリアクリルアミド系紙力増強剤以外の内添紙力増強剤、歩留り向上剤(凝結剤、凝集剤)、填料等が挙げられる。
基材シート11の坪量の下限としては66g/mが好ましく、80g/mがより好ましい。基材シート11の坪量を上記下限以上とすることで、インク吸収性を高め、高速でのインクジェット印刷性をより良好にすることができる。一方、この坪量の上限としては、200g/mが好ましく、160g/mがより好ましい。
基材シート11のJIS P8140に規定されたコッブ法による接触時間10秒のときの水の吸水度の下限としては、例えば5g/mや50g/mであってもよいが、100g/mが好ましく、150g/mがより好ましく、180g/mがさらに好ましい。基材シート11の上記吸水度を上記下限以上とすることで、インク吸収性をより高め、高速でのインクジェット印刷性をより良好にすることができる。一方、この吸水度の上限としては、例えば300g/mであり、250g/mが好ましい。吸水度を上記上限以下とすることで、インクのにじみが抑制されることなどにより、より高精細でのインクジェット印刷が可能となる。
基材シート11の単位坪量あたりのステキヒトサイズ度は、0.01秒/(g/m)以上0.05秒/(g/m)以下であることが好ましい。上記単位坪量あたりのステキヒトサイズ度が上記範囲であることで、高速でのインクジェット印刷性をより良好にすることができる。なお、上記ステキヒトサイズ度とは、JIS P8122に準拠して測定される値である。また、単位坪量あたりのステキヒトサイズ度とは、上記ステキヒトサイズ度(秒)を坪量(g/m)で除した値をいう。
基材シート11が基紙の場合、この基紙の繊維配向値両面比が0.8以上1.2以下であり、かつパルプフリーネスが300ml・csf以上600ml・csf以下であることが好ましい。上記構成を満たす場合、高速でのインクジェット印刷性がより良好となり、不透明度が高まるため、疑似圧着紙用の情報用紙として好ましい。繊維配向値両面比の調節は、例えば、ジェットスピードとワイヤースピードとの比率(J/W比)の変更、リップ開度の変更などにより、実現することができる。また、パルプフリーネスとは、JIS P8121(1995)に準拠して測定したカナディアンスタンダードフリーネスをいう。上記フリーネスの調整方法としては、特に限定されないが、例えばディスク型、コニカル型等の各種の叩解機を用いて又は用いないで所定のろ水度となるように必要に応じて原料パルプを叩解する方法等が挙げられる。
基材シート11においては、塗工層12を設けた後の紫外線硬化型ワニスとの密着性を上げるため、平滑度を高めるため、弾性ロールとチルドロールとの組合せからなるソフトカレンダーやスーパーカレンダー処理を施すことが好適である。中でも、ソフトカレンダー処理を施すことで、基材シート11(基紙)の均度を悪化させることなく、平滑度を向上させることができるため好ましい。
塗工層12は、基材シート11の表面に形成され、セルロースナノファイバー(CNF)を含む。なお、塗工層12及びこの塗工層を形成するCNFの一部又は全部は、基材シート11中に含浸していてもよい。
塗工層12は、CNFを含む塗工液(水分散液)の塗工及び乾燥によって形成される。上記塗工は、ブレードコーター、エアナイフコーター、ロールコーター、バーコーター、グラビアコーター、ロッドブレードコーター、リップコーター、カーテンコーター、ダイコーターなどを用いて行うことができる。
CNFは、通常、植物原料(繊維原料)を公知の方法により解繊することにより得ることができる。このCNFの原料は、植物原料であれば特に限定されないが、パルプが好ましい。
CNFの原料となるパルプとしては、例えば
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)等の広葉樹クラフトパルプ(LKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、針葉樹未晒クラフトパルプ(NUKP)等の針葉樹クラフトパルプ(NKP)等の化学パルプ;
ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、晒サーモメカニカルパルプ(BTMP)等の機械パルプ;
茶古紙、クラフト封筒古紙、雑誌古紙、新聞古紙、チラシ古紙、オフィス古紙、段ボール古紙、上白古紙、ケント古紙、模造古紙、地券古紙、更紙古紙等から製造される古紙パルプ;
古紙パルプを脱墨処理した脱墨パルプ(DIP)などが挙げられる。これらは、本発明の効果を損なわない限り、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。
CNFの製造方法としては、本発明の効果を損なわない限り特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば水分散状態のパルプを機械的処理による解繊に付してよく、酵素処理、酸処理、TEMPO触媒酸化、リン酸エステル化等の化学的処理を施した後に解繊に付してもよい。
機械的処理による解繊方法としては、例えばパルプを回転する砥石間で磨砕するグラインダー法、高圧ホモジナイザーを用いた対向衝突法、ボールミル、ロールミル、カッターミル等を用いる粉砕法などが挙げられる。中でも対向衝突型高圧ホモジナイザーを用い、パルプスラリーを一直線上で対向衝突させる方法が好ましい。このようにすることで高圧ホモジナイザーから与えられるエネルギーを衝突エネルギーに最大限に変換することができ、セルロースの重合度の低下を抑制しつつ、効率的なパルプ繊維の解繊が生じる。
なお、CNFの原料となるパルプは解繊の前に予備叩解に付してもよい。予備叩解(機械的前処理)は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。具体的な方法の例としては、例えば、リファイナーを用いる方法を挙げることができる。
また、CNFの原料となるパルプには、解繊の前に化学的な前処理を施してもよい。この化学的な前処理としては、硫酸等の酸や、酵素などを用いた加水分解処理、オゾンなどの酸化剤を用いた酸化処理などを挙げることができる。このように化学的な前処理を施した後に解繊処理することにより、効率的にCNFを得ることができる。また、前処理として、TEMPO触媒等を用いた酸化や、リン酸エステル化などの処理を行ってもよい。
CNFは、水分散状態でレーザー回折法により測定される擬似粒度分布曲線において単一のピークを有することが好ましい。加えて、CNFは、上記擬似粒度分布曲線におけるピークとなる粒径(最頻値)の上限は、300μmや100μmであってもよいが、60μmが好ましく、45μmであることがより好ましい。また、上記擬似粒度分布曲線におけるピークとなる粒径(最頻値)の下限は、5μmが好ましく、15μmがより好ましい。所定の粒径範囲に一つのピークを有するCNFは、十分な微細化が進行しており、CNFとしての良好な物性を発揮することができ、より良好なインク吸水性及びワニスバリア性を発揮することなどができる。「擬似粒度分布曲線」とは、粒度分布測定装置(例えば堀場製作所の粒度分布測定装置「LA−960S」)を用いて測定される体積基準粒度分布を示す曲線を意味する。
塗工層12(塗工液中の固形分)に占めるCNFの含有量の下限としては50質量%が好ましく、90質量%がより好ましく、99質量%がより好ましいこともある。塗工層12におけるCNFの含有量を上記下限以上とすることで、本発明の効果がより十分に発揮される。一方、このCNFの含有量の上限は、100質量%であってよく、90質量%であってもよい。
塗工層12におけるCNFの単位面積あたりの含有量(片面あたりの塗工量)の下限としては、例えば1.0g/mであってもよいが、3.0g/mが好ましく、4.0g/mがより好ましく、5.0g/mがさらに好ましい。CNFの含有量を上記下限以上とすることで、インク吸収性とワニスのバリア性とをより高めることができる。一方、この含有量の上限としては、例えば20.0g/mであってもよいが、10.0g/mが好ましく、8.0g/mがより好ましい。CNFの含有量が上記上限を超えた場合、本発明の効果が頭打ちになる場合があり、CNFの含有量を上記上限以下とすることで、生産コストの上昇を抑制することなどができる。また、CNFの含有量を上記上限以下とすることで、印刷性を高めることができる。
CNFを含む塗工液には、CNFの均一分散性等を阻害しない素材として、例えばポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリビニルアルコール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス;アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラテックス;ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合ラテックス;或いはこれらの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の水性バインダー;ポリメチルメタクレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系バインダー等が含有されていてもよい。さらに、塗工液には、その他の添加剤として、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤を適宜配合することもできる。
当該情報用紙10は、インク吸収性に優れるCNFを含む塗工層12を備えるため、高精細なインクジェット印刷を行うことができる。また、CNFを含む塗工層12はワニスのバリア性に優れるため、紫外線硬化型ワニスの含浸が少なく、良好な疑似圧着性を有する紫外線硬化型ワニス層を形成することができる。
<疑似圧着紙>
図2の疑似圧着紙20は、情報用紙10’と紫外線硬化型ワニス層14とを備え、紫外線硬化型ワニス層同士が疑似圧着されている。なお、疑似圧着紙は、再剥離性圧着紙等と称されてもよい。
情報用紙10’は、図1の情報用紙10の塗工層12上に、インクジェット印刷がなされたものである。すなわち、情報用紙10’は、塗工層12上の一部に形成されたインク層13を有する。インク層13は、顔料又は染料、及びバインダー等のインクジェット印刷用のインクに含まれる固形分から構成される。このインク層13は、塗工層12中、さらには基材シート11中にまで含浸していてよい。
紫外線硬化型ワニス層14は、情報用紙10’の塗工層12における基材シート11とは反対の面側に積層されている。すなわち、紫外線硬化型ワニス層14は、塗工層12におけるインク層13が形成された側(インクジェット印刷がなされた側)の面に積層されている。
紫外線硬化型ワニス層14は、紫外線硬化型ワニスの塗工及び紫外線照射により得ることができる。紫外線硬化型ワニスとしては、公知のワニスを用いることができ、例えば特開平11−349854号公報、特開2000−136320号等に記載の紫外線硬化型ニス組成物等を用いることができる。
図2に示すように、疑似圧着紙20においては、紫外線硬化型ワニス層14の表面(塗工層12と接していない側の面)同士が、疑似圧着されている。なお、2枚の疑似圧着紙が重ね合わさられて、紫外線硬化型ワニス層14の表面同士が貼り合わされていてもよいし、1枚の疑似圧着紙が、2つ折りやZ折り等に折り畳まれて、紫外線硬化型ワニス層14の表面同士が貼り合わされていてもよい。
疑似圧着紙20における疑似圧着された部分におけるT型剥離強度(図2における紫外線硬化型ワニス層14の表面間のT型剥離強度)の下限としては、50mm幅で10gが好ましく、15gがより好ましく、20gがさらに好ましい。T型剥離強度が上記下限以上であることにより、通常の状態で剥がれない十分な密着性を発揮することができる。一方、このT型剥離強度の上限としては、50mm幅で35gが好ましく、30gがより好ましい。T型剥離強度が上記上限以下であることで、印刷された内容を見るときに、容易な剥離が可能となる。なお、「T型剥離強度」は、JIS K6854−3(1999)に準拠し、23℃、50%RHの環境下で、エー・アンド・ディ社製TENSILON RTG−1210を用いて、500mm/分の剥離速度で剥離強度を測定するものとする。
当該疑似圧着紙20は、インク吸収性に優れるCNFを含む塗工層12を備え、この塗工層12上にインクジェット印刷がなされているため、高精細なインクジェット印刷とすることができる。また、CNFを含む塗工層12はワニスのバリア性に優れるため、紫外線硬化型ワニスの含浸が少なく、良好な疑似圧着性を有する。当該疑似圧着紙20は、個人情報、秘密情報等がインクジェット印刷により記録されたはがき、請求伝票などに好適に用いることができる。
<疑似圧着紙の製造方法>
本発明の一実施形態に係る疑似圧着紙の製造方法は、
図1の情報用紙10における塗工層12上に、100m/分以上の印刷速度でインクジェット印刷を行う工程(1)、
上記インクジェット印刷がなされた塗工層12上に、紫外線硬化型ワニス層14を積層する工程(2)、及び
折り畳み又は重ね合わせにより、上記紫外線硬化型ワニス層14同士を疑似圧着する工程(3)
を備える。
当該製造方法によれば、高速での高精細なインクジェット印刷を可能とし、かつ良好な疑似圧着性を有する疑似圧着紙20(図2参照)を得ることができる。
上記工程(1)のインクジェット印刷は、輪転インクジェット印刷機などを用いた公知の方法により行うことができる。なお、上記印刷速度の上限としては、例えば300m/分であってよく、200m/分であってよい。
上記工程(2)の紫外線硬化型ワニス層14の積層は、上述のように、紫外線硬化型ワニスの塗工及び紫外線の照射を行うことにより得ることができる。
上記工程(3)における折り畳みや重ね合わせは、手作業で行ってもよく、機械で行ってもよい。このように折り畳まれ、又は重ね合わせられ、紫外線硬化型ワニス層14の表面同士が重なった状態で、積層方向に加圧することにより、疑似圧着される。この加圧も公知の方法により行うことができる。
<他の実施形態>
本発明の情報用紙、疑似圧着紙、及び疑似圧着紙の製造方法は上記実施の形態に限定されるものではなく、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。例えば、上記実施の形態の情報用紙においては、図1に示したように、基材シート11の片面上のみに塗工層12を設けたが、塗工層12は、基材シート11の両面に設けられていてもよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例及び比較例における各測定値の測定方法及び評価基準は以下に記載のとおりである。
[坪量(g/m)]
JIS P8124(2011)に準拠して坪量を測定した。
[コッブ吸水度(秒)]
JIS P8140(1998)に準拠したコッブ法による接触時間10秒のときの水の吸水度を測定した。
[CNFの粒度分布におけるピーク数及び最頻径]
CNFの水分散液に対して、粒度分布測定装置(堀場製作所の粒度分布測定装置「LA−960S」)を用いたレーザー回折法により体積基準粒度分布曲線を得て、この疑似粒度分布曲線に基づいて、ピーク数及び最頻径を求めた。
[印刷性]
エプソン社製のインクジェットプリンタ(品番:PX−045A)を使用し、情報用紙にモノクロラダーパターンを印刷した。その後、直ちにティシューペーパーで擦って発生した汚れの程度、及びラダーパターンの判別を以下の評価基準で官能評価した。下記評価基準においては、6が最も印刷性に優れ、数字が下がるほど印刷性が低下していることを示す。なお、本評価においては、印刷後直ちにティッシュペーパーで印刷面を擦って評価しており、この評価に優れるものは、高速での高精細なインクジェット印刷に対する印刷性に優れると判断できる。具体的には、以下の評価基準で2以上の場合、高速での高精細なインクジェット印刷が可能であり、4以上の場合、特に高精細なインクジェット印刷が可能であることを確認している。
(評価基準)
6:こすれ汚れが発生しない。ラダーパターンの判別に問題は無い。
5:注視するとわずかな汚れが確認できるが、ラダーパターンの判別に問題はない。
4:わずかな汚れが確認できるが、ラダーパターンの判別に問題は無い。
3:汚れが散見するが、ラダーパターンの判別に問題が生じるほどではない。
2:汚れが部分的に発生し、ラダーパターンに部分的に判別不納箇所が生じる。
1:汚れが全体的に発生し、ラダーパターンの判別に問題が有る。
[剥離強度]
得られた圧着前の疑似圧着紙について、紫外線硬化型ワニス塗布面を内側に折り込み、ロール加圧により圧着し、その圧着力を測定した。ロール加圧には大日本印刷製のシーラーMS9000を使用した。ロール加圧は、巾50mmの試料をロールシーラーのクリアランス70μmの条件で行った。その後、JIS P8111(1998)に準拠し、23℃、50%RHの環境下で、JIS K6854−3(1999)に準拠し、エー・アンド・ディ社製TENSILON RTG−1210を用いて、500mm/分の剥離速度で剥離強度を測定した。測定された剥離強度が、10g/50mm以上35g/50mm以下であれば、疑似圧着性が良好であると判断できる。
[実施例1]
(CNFの製造)
原料パルプ(NBKP:針葉樹晒クラフトパルプ)に対し、予備叩解としてリファイナー処理し、次いで対向衝突型高圧ホモジナイザーで解繊(微細化)処理し、微細セルロース繊維(CNF)の分散液(濃度2.0質量%)を得た。なお、リファイナー処理及び高圧ホモジナイザー処理は、いずれも複数回の循環処理を行った。得られたCNF分散液に含まれるCNFは、粒度分布測定の疑似粒度分布において1つのピークを有しており、最頻径(ピークとなる粒径)は30μmであった。また、得られたCNFの平均繊維径は、30nmであった。
(基紙の作製)
フリーネス380ccのLBKPと重質炭酸カルシウム230kg/tとを原料とし、表1に記載の坪量及びコッブ吸水度を有する基紙を得た。
(情報用紙の作製)
上記基紙(基材シート)の片面に、CNFの単位面積あたりの含有量が2g/mとなるように、上記CNF分散液(塗工液)を塗工し、乾燥させることにより塗工層を形成し、実施例1の情報用紙を得た。
(疑似圧着紙の作製)
エプソン社製のインクジェットプリンタ(品番:PX−045A)を使用し、純正インクをセットし、情報用紙の塗工層上に印刷方向に平行なモノクロラダーパターンを印刷した。上記インクジェット印刷を行った情報用紙に対して、ハンディタイプロールコーター(松尾産業製イージープルーフ)に100線/inchのアニロックスロールをセットして、情報用紙の印刷面上に、紫外線硬化型ワニスであるプラスサイズOP5221(互応化学(株)製)を2g/m塗工した。その後、塗工面にオゾンレスタイプのメラルハライドランプ(出力80W/cm、ランプと用紙の距離80mm、通過速度8m/min)を用いて紫外線を照射して、紫外線硬化型ワニス層を形成し、実施例1の疑似圧着紙を得た。なお、この段階の疑似圧着紙は、圧着する前の状態である。
[実施例2〜11、比較例1]
基材シート(基紙)の坪量及びコッブ吸水度、CNFの含有量(塗工量)、擬似粒度分布曲線におけるピーク数及び最頻径を表1に記載の通りとしたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2〜11及び比較例1の情報用紙及び疑似圧着紙を作製した。なお、実施例9〜11の吸水度は、内添サイズ剤AKDにより調整した。
[評価]
得られた各情報用紙及び疑似圧着紙について、上記方法にて、印刷性を評価し、T型剥離強度を測定した。結果を表1に示す。
Figure 2019069530
表1に示されるように、各実施例は高速のインクジェット印刷を施しても印刷性が良好であり、また、疑似圧着紙として好適な剥離強度を有することがわかる。
本発明は、個人情報や秘密情報をインクジェット印刷により記録するはがき、請求伝票等としての疑似圧着紙として好適に用いることができる。
10、10’:情報用紙
11:基材シート
12:塗工層
13:インク層
14:紫外線硬化型ワニス層

Claims (7)

  1. インクジェット印刷疑似圧着紙に用いられる情報用紙であって、
    基材シートと、
    上記基材シートの少なくとも一方の面上に形成され、セルロースナノファイバーを含む塗工層と
    を備えることを特徴とする情報用紙。
  2. 上記塗工層におけるセルロースナノファイバーの単位面積あたりの含有量が、3.0g/m以上である請求項1に記載の情報用紙。
  3. 上記基材シートの坪量が66g/m以上200g/m以下、JIS P8140に規定されたコッブ法による接触時間10秒のときの水の吸水度が100g/m以上である請求項1又は請求項2に記載の情報用紙。
  4. 上記セルロースナノファイバーが、水分散状態でのレーザー回折法により測定される擬似粒度分布曲線において1つのピークを有し、上記擬似粒度分布曲線におけるピークとなる粒径が5μm以上60μm以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の情報用紙。
  5. 上記塗工層上にインクジェット印刷がなされた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報用紙と、
    上記塗工層における基材シートとは反対の面側に積層される紫外線硬化型ワニス層と
    を備え、
    上記紫外線硬化型ワニス層同士が疑似圧着されている疑似圧着紙。
  6. 疑似圧着された部分におけるT型剥離強度が、50mm幅で10g以上35g以下である請求項5の疑似圧着紙。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報用紙における上記塗工層上に、100m/分以上の印刷速度でインクジェット印刷を行う工程、
    上記インクジェット印刷がなされた塗工層上に、紫外線硬化型ワニス層を積層する工程、及び
    折り畳み又は重ね合わせにより、上記紫外線硬化型ワニス層同士を疑似圧着する工程
    を備える疑似圧着紙の製造方法。
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