JP2019068976A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】排水、脱水時に、電力消費を増加させず、排水ポンプの空転異音も防止すること。【解決手段】運転行程において、水槽11の背面側下部に設けた取水口17と排水ポンプ20とを接続する接続ホース21内を流れる排水の流量を、排水流量検知手段18が検知し、その排水流量が、所定値以下になった場合に、排水ポンプ20の駆動を一時停止し、排水流量が所定値以上になった場合に、再び排水ポンプ20を駆動させる構成とすることにより、電力消費を増加させることなく、また、排水ポンプ20の不快な空転異音の発生を防止することができる。【選択図】図2
Description
本発明は、洗濯槽から排出される排水を高所に排出する排水ポンプを備えた洗濯機に関する。
近年、排水位置を高所に設定したいという要望に応えるために、排水ポンプを備えた洗濯機が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の洗濯機は、洗濯物を収容する内槽と、前記内槽を内包する水槽と、前記水槽の下方に設けられた排水ポンプと、前記排水ポンプに連接された排水経路とを備えている。
しかしながら、前記従来の構成においては、洗濯機の水槽に設けられた水位検知手段により水位が一定水位以下まで低下したことを検出して排水が完了したと判断し、排水ポンプを停止するが、排水ポンプを停止した後からも、衣類から排水され、水槽内に溜まる。
洗濯の次行程、または、次回の洗濯時に、溜まった排水が、内槽の回転の抵抗となり、消費電力が大きくなる問題がある。
この問題を解決するために、水位が一定水位を下回ったことを確認した後も、衣類からの排水が完了するのに充分な時間、排水ポンプを動作させ続けることが考えられる。
しかしながら、衣類量や質により衣類から滴出される水が少ない場合には、排水ポンプを不必要に動作させることになり、排水ポンプの空転による騒音の発生及び電力消費の増大が生じる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、排水時の不要な空転異音、及び電力消費の増加を抑制しえる洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本体と、前記本体内に支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ洗濯物を収容する内槽と、前記内槽を回転駆動するモータと、前記水槽内の水を、排水管を経由して機外高所へ排水する排水ポンプと、前記水槽内に給水する給水弁と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水槽に設けた取水口と前記排水ポンプとを接続する接続ホースと、前記接続ホースを流れる排水の流量を検知する排水流量検知手段と、運転コースなどを入力設定する操作部と、膳操作部の設定などを表示する表示部と、前記モータ、排水ポンプ、給水弁等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御部とを備え、前記制御部は、排水、脱水行程において、前記排水流量検知手段が検知する排水流量が、所定値以下になった場合に、前記排水ポンプの駆動を一時停止し、前記排水流量が所定値以上になった場合に、再び前記排水ポンプを駆動させるものである。
これによって、排水、脱水行程において、電力消費を増加させることなく、また、排水ポンプの不快な空転異音の発生を防止することができる。
本発明によれば、排水ポンプの空転を防ぐことが可能になり、排水ポンプの空転による騒音、電力消費及び洗濯水によるドラム回転時の電力消費増大を減少させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体内に支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ洗濯物を収容する内槽と、前記内槽を回転駆動するモータと、前記水槽内の水を、排水管を経由して機外高所へ排水する排水ポンプと、前記水槽内に給水する給水弁と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水槽に設けた取水口と前記排水ポンプとを接続する接続ホースと、前記接続ホースを流れる排水の流量を検知する排水流量検知手段と、運転コースなどを入力設定する操作部と、膳操作部の設定などを表示する表示部と、前記モータ、排水ポンプ、給水弁等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御部とを備え、前記制御部は、排水、脱水行程において、前記排水流量検知手段が検知する排水流量が、所定値以下になった場合に、前記排水ポンプの駆動を一時停止し、前記排水流量が所定値以上になった場合に、再び前記排水ポンプを駆動させるものである。
これにより、排水、脱水行程において、電力消費を増加させることなく、また、排水ポンプの不快な空転異音の発生を防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御部は、排水流量検知手段が検知する排水の流量が所定量以下になった場合には、ドラム駆動手段および排水手段を停止するものである。
第3の発明は、特に、第1の発明の制御部は、排水流量検知手段が検知する排水の流量が所定量以下になった場合には、排水ポンプを間欠動作させるものである。
第4の発明は、特に、第3の発明の制御部は、排水流量検知手段が検知する排水の流量が所定量以下になった場合には、排水ポンプの間欠動作のOFF間隔を長くするものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機の外観斜視図、図2は、同概略縦断面図、図3は、同ブロック図である。
図1〜図3において、略箱状の本体1内には、水槽11が配設され、水槽11は、下方のダンパー15と上方のばね体16により揺動自在に防振支持されている。水槽11内には、衣類を収容する内槽である回転ドラム10が回転自在に内包されている。
回転ドラム10の外周壁は、通水孔14が設けられ、通水孔14は、水槽11内の洗濯水が回転ドラム10の内外に通過できるようになっている。また、回転ドラム10の内壁面には、衣類攪拌用の突起部13が複数設けられている。
モータ12は、水槽11の背面側に取り付けており、水槽11内の回転ドラム10を正転、逆転方向に回転駆動する。モータ12には、モータ12の回転数を検知することにより回転ドラム10の回転を検知する回転数検知手段35が設けられると共に、モータ12の回転トルクを検知するモータトルク検知手段45が設けられている。
水槽11には、水槽11に生ずる加速度とその向きを検知する水槽振動検知手段36が設けられている。
本体1前面には、水槽11内に連通する投入口7が設けられており、投入口7は、本体1の正面側に配設された扉体3により開閉自在に閉塞される。扉体3を開放することにより、投入口7より回転ドラム10内に衣類等の出し入れを行うようになっている。投入口7と水槽11との間には、環状パッキン8が配設されており、衣類が挟まったり、水が漏れるのを防止している。
本体1の前面上部には、操作部4と、操作部4に隣接して表示部5が配設されている。操作部4を操作することにより本体1への電源の投入、洗いやすすぎなどの各種洗濯コースを選択できる。操作部4の選択結果や選択した洗濯コースが完了するまでの時間情報、各種洗濯行程進行状況、洗濯完了情報等は、表示部5に表示して使用者に知らせる。
水槽11の上部側には、洗剤を収容するための洗剤収容部26が本体1前面側から引き出し自在に配設されている。洗剤収容部26は、液体仕上剤投入部43を有する洗剤収容容器6と、給水弁25と接続された給水部材30と、給水弁25からの給水を洗剤収容容器6に供給する送水部材31とにより構成されている。給水弁25は、本体1の上面に一部が露出しており、図示しない給水ホースで水道蛇口と接続される。
運転時には、洗剤収容容器6を引き出して洗剤を必要量だけ投入する。運転を開始すると、給水弁25から給水部材30、送水部材31を経由して水が供給され、水が洗剤と混合されて水槽11内へ供給される。
また、給水部材30には、給水弁25からの給水流量を検知する給水流量検知手段44が設けられている。
水槽11の背面側の下部には、取水口17が設けられており、取水口17は、接続ホース21を介して排水ポンプ20に接続されている。水槽11内の洗濯水は、排水ポンプ20の動作により、排水管19を介して外部の高所に排水される。
接続ホース21には、接続ホース21を流れる排水流量を検知する排水流量検知手段18が設けられ、排水ポンプ20には、排水ポンプ20の振動を検知する排水振動検知手段46が設けられている。
本体1内の上部には、プリント基板から構成され制御回路を有する制御部27が配設されており、操作部4からの各入力情報を基に、モータ12、給水弁25、排水ポンプ20などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水などの各行程を逐次制御する。
図3において、電源スイッチ33は、商用電源から本体1に供給される電力をON/OFFするものであり、使用者により手動操作される。
水位検知手段34は、水槽11内の水位を検知するものであり、布量検知手段37は、回転ドラム10内に投入された洗濯物の布量を検知するものである。
また、制御部27は、計時手段47を制御することによって、任意の時点からの経過時間を計測することができる。
記憶手段48は、各種の設定内容や検知、測定結果を記憶することができる。
報知手段49は、使用者の操作時の受付音報知や異常時に報知するものである。
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
図4は、本発明の実施の形態における洗濯機の制御フローチャートである。なお、このフローチャートは、洗い行程、すすぎ行程の後に行われる排水及び中間脱水行程の動作制御を主体に記載している。
図4において、洗い行程が終了すると、水槽11内の洗濯水を排水し、洗濯物に含まれた洗濯水を除去するための排水及び中間脱水行程がスタートする。
排水及び中間脱水行程がスタートすると、排水ポンプ20が動作(ステップS1)し、排水管19を介して機外高所への排水を開始する。この時、排水流量検知手段18は、接続ホース21を流れる排水流量を検知(ステップS2)し、検知した排水流量は、記憶手段48に記憶する。
排水が始まり、所定時間が経過する(ステップS3のYES)と、モータ12が駆動して回転ドラム10が回転し、脱水が始まる(ステップS4)。
排水流量検知手段18が検知する排水流量が所定値を下回った場合(ステップS5のYES)には、排水ポンプ20の動作を一時停止する(ステップS6)。
回転ドラム10は、排水ポンプ20の一時停止中も回転を継続して、排水ポンプ20に向かって洗濯水が流れており、再び排水流量検知手段18が検知する排水流量が所定値を上回る(ステップS7のYES)と、再度、排水ポンプ20が動作して(ステップS8)、排水を再開する。
以上の排水、一時停止、排水を繰り返して、排水流量検知手段18が検知する排水流量が所定値を上回らず(ステップS7のNO)、所定時間が経過した場合(ステップS12のYES)には、モータ12と排水ポンプ20の動作を停止して(ステップS13)、排水及び中間脱水行程が終了(ステップS14)し、次行程へ移行する。
ステップS5で、排水流量検知手段18が検知する排水流量が所定値を下回らず(ステップS5のNO)、水槽11内の水位を常に検知している水位検知手段34が検知する水位の低下速度が所定値以下の場合(ステップS9のYES)には、排水経路に何らかの異常が発生していると判断して、モータ12と排水ポンプ20の動作を停止して(ステップS10)、報知手段49にて表示部5に異常を報知する(ステップS11)。
なお、ここでは、洗い行程の後の排水及び脱水行程について述べたが、すすぎ行程の後の排水及び脱水行程についても同様の制御が行われる。
また、本実施の形態は、ドラム式洗濯機を例にとり説明したが、縦型洗濯機に採用してもよく、洗濯乾燥機に採用することもできる。
以上のように、本実施の形態においては、排水、脱水行程において、排水流量検知手段18が検知する排水流量が、所定値以下になった場合に、排水ポンプ20の駆動を一時停止し、排水流量が所定値以上になった場合に、再び排水ポンプ20を駆動させる構成とすることにより、電力消費を増加させることなく、また、排水ポンプ20の不快な空転異音の発生を防止することができる。
また、排水、脱水行程において、排水流量検知手段18が検知する排水流量が所定値以下であり、その所定値以下の時間が所定時間を越えた場合に、モータ12および排水ポンプ20の駆動を停止して排水、脱水行程を終了する構成とすることにより、電力消費を増加させることなく、また、排水ポンプ20の不快な空転異音の発生を防止することができる。
以上のように、本発明に係る洗濯機は、排水流量検知手段を設けて排水、脱水を制御することにより、電力消費を増加させることなく、排水ポンプの不快な空転異音を発生させないことが実現できるので、縦型など他の洗濯機の用途に適用できる。
1 本体
4 操作部
5 表示部
10 回転ドラム
11 水槽
12 モータ
17 取水口
18 排水流量検知手段
19 排水管
20 排水ポンプ
21 接続ホース
25 給水弁
27 制御部
34 水位検知手段
4 操作部
5 表示部
10 回転ドラム
11 水槽
12 モータ
17 取水口
18 排水流量検知手段
19 排水管
20 排水ポンプ
21 接続ホース
25 給水弁
27 制御部
34 水位検知手段
Claims (4)
- 本体と、前記本体内に支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ洗濯物を収容する内槽と、前記内槽を回転駆動するモータと、前記水槽内の水を、排水管を経由して機外高所へ排水する排水ポンプと、前記水槽内に給水する給水弁と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水槽に設けた取水口と前記排水ポンプとを接続する接続ホースと、前記接続ホースを流れる排水の流量を検知する排水流量検知手段と、運転コースなどを入力設定する操作部と、膳操作部の設定などを表示する表示部と、前記モータ、排水ポンプ、給水弁等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御部とを備え、前記制御部は、排水、脱水行程において、前記排水流量検知手段が検知する排水流量が、所定値以下になった場合に、前記排水ポンプの駆動を一時停止し、前記排水流量が所定値以上になった場合に、再び前記排水ポンプを駆動させる洗濯機。
- 前記制御部は、排水流量検知手段が検知する排水の流量が所定量以下になった場合には、ドラム駆動手段および排水手段を停止する請求項1記載の洗濯機。
- 前記制御部は、排水流量検知手段が検知する排水の流量が所定量以下になった場合には、排水ポンプを間欠動作させる請求項1記載の洗濯機。
- 前記制御部は、排水流量検知手段が検知する排水の流量が所定量以下になった場合には、排水ポンプの間欠動作のOFF間隔を長くする請求項3記載の洗濯機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114258440A (zh) * | 2019-08-30 | 2022-03-29 | 松下知识产权经营株式会社 | 洗衣机 |
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2017
- 2017-10-10 JP JP2017196510A patent/JP2019068976A/ja active Pending
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RD01 | Notification of change of attorney |
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