JP2019068566A - ステータコアの設計方法、ステータコアの設計装置、およびステータコア - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、ステータコアとして分割コアを用いることが記載されている。具体的に特許文献1には、電磁鋼板の圧延方向がティースの長手方向(モータの径方向)を向くように分割コアを構成することが記載されている。また、特許文献1には、W10/400(L)とW10/400(C-50MPa)との和が55[W/kg]以下になるように分割コアを構成することが記載されている。ここで、W10/400(L)は、最大磁束密度が1[T]であり、励磁周波数が400[Hz]であるときの電磁鋼板の圧延方向の鉄損である。W10/400(C-50MPa)は、圧延方向と直角の方向に50[MPa]の圧縮応力が付加された状態であり、最大磁束密度が1[T]であり、励磁周波数が400[Hz]であるときの電磁鋼板の圧延方向の鉄損である。
また、特許文献3に記載の技術では、ティース部の幅Thに対するコアバック部の幅Yの比を考慮しているが、この比が0.5以上1.0以下であるという条件だけでは、ステータコアの鉄損を正しく評価することができない(この点については、図8(a)を参照しながら後述する)。
本発明のステータコアの第2の例は、前記ステータコアの設計方法で決定された前記形状指標を導出する際に用いられた、前記周方向面積、前記径方向面積、前記ヨーク幅、および前記ティース幅により定まる形状を有し、且つ、請求項6〜12の何れか1項に記載のステータコアの設計方法で決定された前記材料指標を導出する際に用いられた、前記L方向鉄損、前記C方向鉄損、および前記LC方向平均鉄損により定まる材料で構成された前記軟磁性体板を有することを特徴とする。
(第1の実施形態)
図1は、ステータコア設計装置100の機能的な構成の一例を示す図である。図2は、ステータコア設計装置100を用いたステータコア設計方法の一例を説明するフローチャートである。ステータコア設計装置100のハードウェアは、例えば、CPU、ROM、RAM、HDD、および各種のハードウェアを有する情報処理装置、または、専用のハードウェアを用いることにより実現される。
分割コアは、ステータコアの一部となるコアである。分割コアは、ステータコアのティースを構成する領域310と、ヨークを構成する領域320とを有する。ステータコアのヨークを構成する領域320の端部であって、ステータコアの周方向における端部321、322の位置は、ステータコアの周方向におけるスロットの中央を通り、ステータコアの径方向に延びる仮想線とヨークとが交わる位置になる。このように分割コアは、ステータコアの周方向におけるスロットの中央の位置を分割位置として、ステータコアの周方向においてステータコアを複数に分割した場合のそれぞれの部分である。
尚、第1の切断面および第2の切断面における隙間は狭いのが好ましく0(ゼロ)であるのが最も好ましい。
相互に隣接する2つのコア部分(例えば、コア部分346a、346b)は、ヨークを構成する領域の長手方向の端部の位置であって、ステータコアの外周面に対応する位置(例えば、位置347)で連結される。この連結される部分よりも、ステータコアの内周側に対応する側には、ステータコアの外周面に対応する位置に近づくほど幅狭となる切り欠きであって、平面形状が例えば三角形の切り欠き(領域343a〜343k)が形成される。
また、両端の2つのコア部分346a、346lのヨークを構成する領域の長手方向の端部のうち、他のコア部分と連結しない側の端部341、342同士が突き合わさると、前述した切り欠きを構成する辺(領域343a〜343kを構成する2つの辺)が突き合わさるように切り欠きの形状および大きさが定められる。前述したように、このようにして突き合わさった部分が第2の切断面を構成する。
以下の説明では、分割コアを例に挙げて説明するが、折り曲げコアであっても分割コアと同じようにしてステータコアを設計することができる。
形状パラメータ取得部101は、ステータコア設計装置100のユーザインターフェースに対するオペレータの操作に基づいて、分割コアの形状パラメータを入力する。
形状パラメータには、ティース幅、ヨーク幅、径方向面積、および周方向面積が含まれる。また、形状パラメータ取得部101は、分割コアの形状パラメータを、ステータコア設計装置100のユーザインターフェースに対するオペレータの操作によらずに自動的に算出することにより取得してもよい。例えば、形状パラメータ取得部101は、分割コアの形状を表すCADデータなどの電子データをもとに、ティース幅、ヨーク幅、径方向面積、および周方向面積を自動算出することにより形状パラメータを求めても良い。
ヨーク幅YWは、ステータコアの周方向におけるスロットの中央の位置でのステータコアの外径から内径を減算した値である。図4(a)に示す例では、ヨーク幅YWは、位置401、402におけるステータコアの外径から内径を減算した値であり、図4(b)に示す例では、ヨーク幅YWは、位置403、404におけるステータコアの外径から内径を減算した値である。
図5において、径方向面積は、斜線で示す径方向領域の面積である。径方向領域は、ステータコアの鉄損を評価する際に、L方向の磁気特性のみを考慮する領域である。径方向領域は、ヨーク部領域と、ティース部領域とからなる。
ティース部領域は、ステータコアの軸に垂直な方向に切った場合の分割コアの断面の領域のうち、ティース直線領域のステータコアの外周面に最も近い第2の点502および第3の点503を相互に結ぶ仮想線504よりもステータコアの軸側の領域である。
形状指標導出部102は、形状パラメータ取得部101により入力された形状パラメータ(ティース幅、ヨーク幅、径方向面積、および周方向面積)に基づいて、形状指標Sindexを導出する。前述したように、形状パラメータ取得部101により、複数組の形状パラメータ(ティース幅、ヨーク幅、径方向面積、および周方向面積)が入力された場合、形状指標導出部102は、それぞれの組に対し形状指標Sindexを導出する。形状指標Sindexは、ティース幅をTW[mm]、ヨーク幅をYW[mm]、径方向面積をLS[mm2]、および周方向面積CS[mm2]とすると、以下の(1)式により表される。尚、形状指標Sindexは、無次元量である。
Sindex=(CS÷LS)×(2×TW÷YW)2 ・・・(1)
近年、モータ等の回転電機の小型化に対する要求が大きくなってきており、回転電機の出力を低下させないために、商用周波数よりも高い周波数、例えば400[Hz]から数[kHz]で回転電機を駆動する場合が増加している。このため、商用周波数における鉄損の材料特性だけではモータ鉄損を正確に予測することは難しい。
ここでは、18スロット、6極、ステータコアの外径が250[mm]のモータを、回転数8000[rpm](励磁周波数f=400[Hz]相当)、トルク6.0[N・m] (最大磁束密度B=1.0[T]相当)、出力5[kW]で動作させた場合について評価した場合を例に挙げる。また、ここでは、最大磁束密度が1.0[T]、励磁周波数が400[Hz]におけるL方向の鉄損とC方向の鉄損の平均値W10/400(L+C)が14.0[W/kg]であり、LC比=1.0(L方向とC方向とで鉄損に差異がない)の材料を用いてステータコアを構成した場合を例に挙げる。ここで、鉄損はJIS C 2550−1(2011)「電磁鋼帯試験方法 第1部:エプスタイン試験器による電磁鋼帯の磁気特性の測定方法」に従って測定した値である。
まず、トルク一定の条件でステータコアの形状の差異を比較するため、ティースにおける磁束密度の大きさはコアの形状にかかわらず一定であると考えられる。そうすると、ティースの鉄損は、ティースの磁束密度の大きさとティースの面積とに応じて定まる。次に、ステータコアの周方向におけるティースの長さと、ステータコアの周方向におけるヨークの長さとの比率に応じて、ヨークの磁束密度の大きさが定まり、この磁束密度の大きさと、ヨークの面積とに応じて、ヨークの鉄損が定まる。これらティースの鉄損とヨークの鉄損とを合算することでステータコアの鉄損が求められる。
まず、コアBは、ヨーク幅が大幅に小さく、径方向面積は逆に増大する。コアCは、ヨーク幅および周方向面積が小さく、相対的に径方向面積が大きい。コアDは、ティースとヨークの面積比はコアCと大きな差異は無いが、ティース幅およびヨーク幅が小さく小型化が指向されている。
図9は、形状指標Sindexとステータコアの鉄損との関係の一例を示す図である。図9に示すように、形状指標Sindexとステータコアの鉄損との関係は、略正比例の関係にあり、高い相関があることが分かる。従って、形状指標Sindexの値が小さくなるようにステータコアの形状を定めれば、ステータコアの鉄損を低減することが可能である。
前述したように、ステータコアの形状の候補のうち、形状指標Sindexの値が最小になる候補を採用すれば、ステータコアの鉄損を最小化することが可能である。図6に示した例では、図9に示したように、コアA〜Dのうち、コアAの形状のステータコアの鉄損が最小になることが分かる。一方で、ステータコアの形状は、回転電機(モータ)の使用用途により、回転電機の出力や、回転電機の設置スペース等も考慮して決定される。従って、例えば、小型化を最優先事項とし、低鉄損化を2番目の優先事項とすれば、最も小型で鉄損が2番目に小さいコアDの形状を採用する場合もある。
J1=k1×Sindexi+k2×Di ・・・(2)
次に、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、ステータコアの形状を設計する場合を例に挙げて説明した。本実施形態では、第1の実施形態のようにしてステータコアの形状を設計した後、ステータコアに使用する材料を設計する場合を例に挙げて説明する。このように本実施形態は、第1の実施形態に対し、ステータコアに使用する材料を設計する点が付加されたものである。従って、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図9に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、分割コアを例に挙げて説明するが、折り曲げコアであっても分割コアと同じようにしてステータコアを設計することができる。また、本実施形態でも第1の実施形態と同様に、軟磁性体板として電磁鋼板(無方向性電磁鋼板および方向性電磁鋼板の少なくとも何れか一方)を用いる場合を例に挙げて説明する。
材料特性取得部1001は、ステータコア設計装置1000のユーザインターフェースに対するオペレータの操作に基づいて、ステータコアに使用する電磁鋼板の材料パラメータを入力する。
材料特性取得部1001は、以上のような材料パラメータ(Wb/f(L+C)、Wb/f(L)、Wb/f(C))の組を複数組入力する(即ち、ステータコアの材料の複数の候補のそれぞれについての材料パラメータを入力する)。
材料指標導出部1002は、形状指標決定部103によりステータコアの形状指標として決定された形状指標Sindexと、材料特性取得部1001により入力された材料パラメータ(Wb/f(L+C)、Wb/f(L)、Wb/f(C))とに基づいて、材料指標Windexを導出する。材料指標導出部1002は、材料特性取得部1001により入力された複数組の材料パラメータのそれぞれに対し材料指標Windexを導出する。
Windex=Wave×Sindex/(Wb/f(L+C))+(Wb/f(C)/Wb/f(L)) ・・・(3)
尚、LC方向平均鉄損Wb/f(L+C)の代表値Waveとしては、例えば、LC方向平均鉄損Wb/f(L+C)の平均値や中央値を用いることができる。以下では、Waveとして、LC方向平均鉄損Wb/f(L+C)の平均値を用いるものとする。
本発明者らは、本発明者らは、400[Hz]で駆動されるモータを対象に、ステータコアの材料の鉄損特性と、ステータコアの鉄損との関係を、種々のモータを種々の条件で動作した場合について詳細に検証した。ここでは、第1の実施形態と同様に、18スロット、6極、ステータコアの外径が250[mm]のモータを、回転数8000[rpm](励磁周波数f=400[Hz]相当)、トルク6.0[N・m](最大磁束密度B=1.0[T]相当)、出力5[kW]で動作させた場合について評価した場合を例に挙げる。また、ステータコアの形状を、第1の実施形態で説明したコアDの形状指標Sindexに基づく形状とし、図12に示す8種類の電磁鋼板(材料a〜h)を用いてステータコアをそれぞれ構成した場合を例に挙げる。図12は、8種類の材料a〜hのLC方向平均鉄損W10/400(L+C)およびLC比(=W10/400(C)÷W10/400(L))を表形式で示す図である。尚、例えば、電磁鋼板の化学成分の他、電磁鋼板の厚み等によっても、LC方向平均鉄損W10/400(L+C)は変わり得る。従って、例えば、化学成分が同じであっても厚みが異なれば、異なる材料となり得る。また、候補となる材料は、無方向性電磁鋼板だけでも、方向性電磁鋼板だけでも、無方向性電磁鋼板および方向性電磁鋼板の双方を含んでいても構わない。
図13(a)に示すように、LC方向平均鉄損W10/400(L+C)の値が小さいほど、ステータコアの鉄損は小さくなる傾向であることが分かる。
図13(b)は、図13(a)において、LC方向平均鉄損W10/400(L+C)が14.0[W/kg]付近のステータコアの鉄損を拡大して示す図である。図13(b)に示すように、LC方向平均鉄損W10/400(L+C)が14.0[W/kg]付近のステータコアの鉄損は、4種類の材料c、d、e、fにおいて、最小値で55.0[W]、最大値で59.9[W]となり、最も鉄損が小さい水準では最も大きい水準に比べて約8[%]鉄損を低減することができていることが判明した。
そこで、本発明者らは、LC方向平均鉄損W10/400(L+C)と、LC比(=W10/400(C)÷W10/400(L))とを比較する際に、第1の実施形態で説明した形状指標Sindexと、候補となる複数の材料のLC方向平均鉄損Wb/f(L+C)の代表値Waveと、を用いて、LC方向平均鉄損W10/400(L+C)と、LC比とを同等に比較できるようにすれば、ステータコアの鉄損を正しく評価できるという着想を得た。そして、本発明者らは、前述した形状および材料を含む、種々の形状および材料のステータコアについて、鉄損との相関が高い指標を検討した結果、(3)式の材料指標Windexを見出した。
図15は、材料指標Windexとステータコアの鉄損との関係の一例を示す図である。図15(a)は、ステータコアの形状を、第1の実施形態で説明したコアAの形状とすると共に、ステータコアに使用する電磁鋼板を、図12に示した8種類の材料a〜hの電磁鋼板としてステータコアをそれぞれ構成し、当該ステータコアを用いて前述した仕様でモータを構成して動作させた場合の材料指標Windexとステータコアの鉄損との関係を求めた結果を示す。図15(b)、図15(c)、図15(d)は、それぞれ、ステータコアの形状を、コアAに代えて、第1の実施形態で説明したコアB、コアC、コアDとした場合の結果を示す。
前述したように、ステータコアの材料として候補となる材料のうち、材料指標Windexの値が最大となる材料を採用すれば、ステータコアの鉄損を最小化することが可能である。図15(a)〜図15(d)に示した例では、材料a〜hのうち、材料hをステータコアの材料として用いれば、ステータコアの鉄損が最小になることが分かる。一方で、ステータコアの材料は、コスト等も考慮して決定される。従って、例えば、低コスト化を再優先事項とし、低鉄損化を2番目の優先事項とする場合もある。
例えば、材料指標決定部1003は、ステータコアの材料の候補となる複数の材料についての材料指標Windexと、当該材料指標Windexを導出する際に用いた材料パラメータ(Wb/f(L+C)、Wb/f(L)、Wb/f(C))の情報とをコンピュータディスプレイに表示する。オペレータは、この表示から、前述したような基準に従って、ステータコアの材料指標として最適な材料指標Windexを決定し、ステータコア設計装置1000のユーザインターフェースを操作して指定する。材料指標決定部1003は、ステータコア設計装置1000のユーザインターフェースを用いてオペレータにより指定された材料指標Windexを入力し、当該材料指標Windexを、ステータコアの材料を定める材料指標Windexとして決定する。
J2=k3×Windexj+k4×(1/Cj) ・・・(4)
尚、重み係数k4を0(ゼロ)にすれば、最大の材料指標Windexが、ステータコアの材料を定める材料指標Windexになる。(4)式に示す例では、k3×Windexjにより、ステータコアの鉄損を評価することができる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することもできる。また、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び前記プログラム等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
Claims (17)
- ヨークと、複数のティースとを有し、軟磁性体板を積み重ねて構成されるステータコアの設計方法であって、
前記ステータコアの形状の候補についての形状パラメータとして、周方向面積、径方向面積、ヨーク幅、およびティース幅を含む情報を取得する形状パラメータ取得工程と、
前記ステータコアの形状の1つの候補に対する前記形状パラメータに基づいて、前記ステータコアの形状に関する指標である形状指標を導出する形状指標導出工程と、
前記形状指標導出工程により導出された前記形状指標に基づいて、前記ステータコアの形状を定める前記形状指標を決定する形状指標決定工程と、を有し、
前記軟磁性体板の圧延方向であるL方向と、前記ティースの長手方向とのなす角度のうち小さい方の角度は、前記軟磁性体板の圧延方向に垂直な方向であるC方向と、前記ティースの長手方向とのなす角度のうち小さい方の角度よりも小さく、
前記ヨーク幅は、前記ステータコアの周方向におけるスロットの中央の位置での前記ステータコアの外径から内径を減算した値であり、
前記ティース幅は、ティース直線領域の中央の位置での前記ティースの周方向の長さであり、
前記ティース直線領域は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面において、前記ステータコアの周方向における前記ティースの端部を構成する直線のうち最長の直線の領域を、前記ステータコアの周方向における前記ティースの2つの端部のそれぞれについて求めたものであり、
前記径方向面積は、ヨーク部領域の面積と、ティース部領域の面積との和であり、
前記ヨーク部領域は、第1の点と、第2の点と、第3の点とを、を頂点とする三角形で囲まれる領域であり、
前記第1の点は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面において、前記ステータコアの周方向における前記ティースの中央の位置と、前記ステータコアの軸と、を通る仮想線と、前記ステータコアの外周面と、の交点であり、
前記第2の点および前記第3の点は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面において、1つの前記ティースにある2つの前記ティース直線領域のそれぞれの領域上の位置のうち前記ステータコアの外周面に最も近い位置にある点であり、
前記ティース部領域は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面の領域のうち、前記第2の点および前記第3の点を相互に結ぶ仮想線よりも前記ステータコアの軸側の領域であり、
前記周方向面積は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面の領域の面積から、前記径方向面積を減算した値であることを特徴とするステータコアの設計方法。 - 前記形状パラメータ取得工程では、前記ステータコアの形状の複数の候補のそれぞれについて前記形状パラメータを取得し、
前記形状指標導出工程では、前記ステータコアの形状の複数の候補のそれぞれについて、前記形状指標を導出し、
前記形状指標決定工程では、前記形状指標導出工程により導出された前記ステータコアの形状の複数の候補についての前記形状指標の中から、前記ステータコアの形状を定める前記形状指標を決定することを特徴とする請求項1に記載のステータコアの設計方法。 - 前記形状指標決定工程では、前記ステータコアの形状の複数の候補について前記形状指標導出工程により導出された前記形状指標のうち、最小の前記形状指標を、前記ステータコアの形状を定める前記形状指標として決定することを特徴とする請求項2に記載のステータコアの設計方法。
- 前記形状指標は、前記径方向面積に対する前記周方向面積の比である第1の比と、前記ヨーク幅に対する前記ティース幅の比である第2の比との積を含む計算式により求められることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。
- 前記形状指標Sindexは、前記ティース幅をTW[mm]、前記ヨーク幅をYW[mm]、前記径方向面積をLS[mm2]、前記周方向面積をCS[mm2]として、以下の(A)式により表されることを特徴とする請求項4に記載のステータコアの設計方法。
Sindex=(CS÷LS)×(2×TW÷YW)2 ・・・(A) - 前記ステータコアの形状の候補についての前記形状指標は、前記ステータコアの形状を当該候補となる形状とした場合の当該ステータコアの鉄損を評価する指標であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。
- 前記ステータコアの材料の候補についての材料パラメータとして、最大磁束密度が所定の値であり、励磁周波数が所定の値であるときの前記軟磁性体板の前記L方向の鉄損であるL方向鉄損と、最大磁束密度が前記所定の値であり、励磁周波数が前記所定の値であるときの前記軟磁性体板の前記C方向の鉄損であるC方向鉄損と、最大磁束密度が前記所定の値であり、励磁周波数が前記所定の値であるときの前記軟磁性体板の前記L方向鉄損および前記C方向鉄損の平均値であるLC方向平均鉄損と、を含む情報を、前記ステータコアの材料の複数の候補のそれぞれについて取得する材料パラメータ取得工程と、
前記形状指標と、前記材料パラメータとに基づいて、前記ステータコアの材料に関する指標である材料指標を導出する材料指標導出工程と、
前記材料指標導出工程により導出された前記材料指標に基づいて、前記ステータコアの材料を定める前記材料指標を決定する材料指標決定工程と、を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。 - 前記材料指標決定工程では、前記材料指標導出工程により導出された前記材料の複数の候補についての前記材料指標の中から、前記ステータコアの材料を定める前記材料指標を決定することを特徴とする請求項7に記載のステータコアの設計方法。
- 前記材料指標決定工程では、前記ステータコアの形状の複数の候補について前記材料指標導出工程により導出された前記材料指標のうち、最大の前記材料指標を、前記ステータコアの形状を定める前記材料指標として決定することを特徴とする請求項8に記載のステータコアの設計方法。
- 前記材料指標は、前記LC方向平均鉄損に対する、前記材料の複数の候補についての前記LC方向平均鉄損の代表値と前記形状指標との積の比である第3の比を含む項と、前記L方向鉄損に対する前記C方向鉄損の比である第4の比を含む項とを含む計算式により求められることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。
- 前記材料指標Windexは、最大磁束密度がB(=b÷10)[T]であり、励磁周波数がf[Hz]であるときの前記軟磁性体板の前記L方向の鉄損をWb/f(L)[W/kg]、最大磁束密度がB(=b÷10)[T]であり、励磁周波数がf[Hz]であるときの前記軟磁性体板の前記C方向の鉄損をWb/f(C)[W/kg]、最大磁束密度がB(=b÷10)[T]であり、励磁周波数がf[Hz]であるときの前記軟磁性体板の前記L方向の鉄損Wb/f(L)と最大磁束密度がB(=b÷10)[T]であり、励磁周波数がf[Hz]であるときの前記軟磁性体板の前記C方向の鉄損Wb/f(C)との平均値をWb/f(L+C)、前記複数の材料の候補についての前記LC方向平均鉄損の代表値をWave[W/kg]、前記形状指標をSindexとして、以下の(B)式により表されることを特徴とする請求項10に記載のステータコアの設計方法。
Windex=Wave×Sindex/(Wb/f(L+C))+(Wb/f(C)/Wb/f(L)) ・・・(B) - 前記ステータコアの材料の候補についての前記材料指標は、前記ステータコアの材料を当該候補となる材料とした場合の当該ステータコアの鉄損を評価する指標であることを特徴とする請求項7〜11の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。
- 前記軟磁性体板の圧延方向であるL方向と、前記ティースの長手方向とが略一致することを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。
- 前記ステータコアは、複数の分割コアを有するステータコア、または、折り曲げコアを有するステータコアであることを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載のステータコアの設計方法。
- ヨークと、複数のティースとを有し、軟磁性体板を積み重ねて構成されるステータコアの設計装置であって、
前記ステータコアの形状の候補についての形状パラメータとして、周方向面積、径方向面積、ヨーク幅、およびティース幅を含む情報を取得する形状パラメータ取得手段と、
前記ステータコアの形状の1つの候補に対する前記形状パラメータに基づいて、前記ステータコアの形状に関する指標である形状指標を導出する形状指標導出手段と、
前記形状指標導出手段により導出された前記形状指標に基づいて、前記ステータコアの形状を定める前記形状指標を決定する形状指標決定手段と、を有し、
前記軟磁性体板の圧延方向であるL方向と、前記ティースの長手方向とのなす角度のうち小さい方の角度は、前記軟磁性体板の圧延方向に垂直な方向であるC方向と、前記ティースの長手方向とのなす角度のうち小さい方の角度よりも小さく、
前記ヨーク幅は、前記ステータコアの周方向におけるスロットの中央の位置での前記ステータコアの外径から内径を減算した値であり、
前記ティース幅は、ティース直線領域の中央の位置での前記ティースの周方向の長さであり、
前記ティース直線領域は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面において、前記ステータコアの周方向における前記ティースの端部を構成する直線のうち最長の直線の領域を、前記ステータコアの周方向における前記ティースの2つの端部のそれぞれについて求めたものであり、
前記径方向面積は、ヨーク部領域の面積と、ティース部領域の面積との和であり、
前記ヨーク部領域は、第1の点と、第2の点と、第3の点とを、を頂点とする三角形で囲まれる領域であり、
前記第1の点は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面において、前記ステータコアの周方向における前記ティースの中央の位置と、前記ステータコアの軸と、を通る仮想線と、前記ステータコアの外周面と、の交点であり、
前記第2の点および前記第3の点は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面において、1つの前記ティースにある2つの前記ティース直線領域のそれぞれの領域上の位置のうち前記ステータコアの外周面に最も近い位置にある点であり、
前記ティース部領域は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面の領域のうち、前記第2の点および前記第3の点を相互に結ぶ仮想線よりも前記ステータコアの軸側の領域であり、
前記周方向面積は、前記ステータコアの軸に垂直な方向に前記ステータコアを切った場合の断面の領域の面積から、前記径方向面積を減算した値であることを特徴とするステータコアの設計装置。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載のステータコアの設計方法で決定された前記形状指標を導出する際に用いられた、前記周方向面積、前記径方向面積、前記ヨーク幅、および前記ティース幅により定まる形状を有することを特徴とするステータコア。
- 請求項7〜14の何れか1項に記載のステータコアの設計方法で決定された前記形状指標を導出する際に用いられた、前記周方向面積、前記径方向面積、前記ヨーク幅、および前記ティース幅により定まる形状を有し、且つ、請求項7〜14の何れか1項に記載のステータコアの設計方法で決定された前記材料指標を導出する際に用いられた、前記L方向鉄損、前記C方向鉄損、および前記LC方向平均鉄損により定まる材料で構成された前記軟磁性体板を有することを特徴とするステータコア。
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