JP2019067185A - 情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019067185A
JP2019067185A JP2017192639A JP2017192639A JP2019067185A JP 2019067185 A JP2019067185 A JP 2019067185A JP 2017192639 A JP2017192639 A JP 2017192639A JP 2017192639 A JP2017192639 A JP 2017192639A JP 2019067185 A JP2019067185 A JP 2019067185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attribute
group
information
unit
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017192639A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7023078B2 (ja
Inventor
祥太 山中
Shota Yamanaka
祥太 山中
孝太 坪内
Kota Tsubouchi
孝太 坪内
照彦 寺岡
Teruhiko Teraoka
照彦 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2017192639A priority Critical patent/JP7023078B2/ja
Publication of JP2019067185A publication Critical patent/JP2019067185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7023078B2 publication Critical patent/JP7023078B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】所定の属性のグループに対して適切に商品またはサービスを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、販売制御部を備える。販売制御部は、所定のグループの属性を示す属性情報に基づき、電子商取引を利用するユーザから当該属性を送り先または受け先の対象とする商品またはサービスを受け付ける制御を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラムに関する。
従来、例えば、自然災害等が発生した際に、ユーザがストアの商品を購入し、当該商品を支援物資として被災地へ供給する情報処理装置がある。情報処理装置では、支援物資を被災地の特定の店舗へ送る技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−65909号公報
しかしながら、上記した従来技術では、例えば、商品を購入したユーザが被災地の特定の店舗や地域等といった特定のグループを対象とした場合、かかる特定のグループへ支援物資が集中する一方で、被災地の他のグループには支援物資が届かないおそれがあった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の属性のグループに対して適切に商品を送ることができる情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、販売制御部を備える。前記販売制御部は、所定のグループの属性を示す属性情報に基づき、電子商取引サービスを利用するユーザから当該属性を商品の送り先またはサービスの受け先の対象とする商品またはサービスを受け付ける制御を行う。
実施形態の一態様によれば、所定の属性のグループに対して適切に商品またはサービスを提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る販売制御方法を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、モード情報を示す図である。 図4は、属性情報を示す図である。 図5は、グループ情報を示す図である。 図6は、配送情報を示す図である。 図7は、要求情報を示す図である。 図8は、商品の送り先を設定する画面を示す図である。 図9は、配分部の処理内容を示す図である。 図10は、配分部の処理内容を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、変形例に係る画面を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔販売制御方法〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る販売制御方法の一例について説明する。図1は、実施形態に係る販売制御方法を示す図である。図1では、販売システムSにおける情報処理装置1が、ユーザU1から所定のグループ(図1では、グループAおよびグループB等)を含む被災地(属性の一例)を商品の送り先の対象とする商品の購入を受け付ける処理の一例について説明する。なお、情報処理装置1は、商品の受付に限らず、グループの属性を受け先の対象とするサービスを受け付けてもよい。
なお、図1では、グループとして、A町であるグループAと、B町であるグループBとを例に挙げて説明する。また、グループAおよびグループBの属性は共に災害に伴う被災地であることとする。また、グループ数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。なお、グループの属性は、被災地に限定されるものではなく、地域や施設等であってもよい。例えば、グループの属性が「○○地方の学校」である複数の学校(グループに対応)を対象としてもよい。他には、グループの属性は、高齢者地域や、孤児院等の特定の施設等であってもよい。
また、ここでいう商品とは、電子商取引サービスにおいて販売される物品であり、例えば、被災地への支援物資となる食料や医薬品、衣類等の商品が含まれる。また、商品は、単に購入する場合に、限らず、例えばレンタル品や寄付品等であってもよい。また、商品に限らずサービス(レンタル品を依頼するサービス、タクシー等の送迎サービス等)であってもよい。
図1に示すように、実施形態に係る販売システムSは、情報処理装置1と、端末装置100と、配送業者サーバ300とを備える。
情報処理装置1は、電子商取引に関する所定のサービスをユーザU1に提供する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理装置1は、Eコマースサイトやインターネットオークション、フリーマーケット等のウェブサービスを提供するウェブサーバであり、各種電子商取引を介して商品を販売する販売業者から商品の登録等を受け付ける。
端末装置100は、ユーザU1により利用されるPC(Personal Computer)やスマートフォン等の情報処理端末である。なお、図1での図示は省略しているが、実施形態に係る端末装置100は1台に限らず、複数台存在していてもよい。すなわち、ユーザU1は、複数台の端末装置100を所持していてもよい。なお、以下では、ユーザU1を端末装置100と読み替える場合がある。
配送業者サーバ300は、配送業者によって利用される情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。なお、配送業者サーバ300は、複数の情報処理装置により実現されてもよい。
例えば、配送業者サーバ300は、情報処理装置1から配送の依頼を受け付けた場合に、送り先の名称や、属性、配送する商品の内容(商品名や数量、配分比率等)を情報処理装置1から取得する。そして、配送業者サーバ300は、情報処理装置1から取得した情報に基づいて送り先へ商品の配送を行う。
ここで、従来の情報処理装置について説明する。従来の情報処理装置は、例えば、ユーザが商品を購入して支援物資として被災地に送る場合、特定の店舗や地域、施設(避難所等)被災地等の特定のグループをユーザが指定し、指定された特定のグループを商品の送り先としていた。
しかしながら、このような従来の方法では、特定のグループに支援物資が過度に集中する一方、他のグループには支援物資が届かないおそれがあった。例えば、災害のテレビ中継等で特定のグループの名称等が頻繁に放送される等した場合、ユーザへの認知度が高い特定のグループは、送り先として指定され易い一方で、テレビで放送される頻度が少なく認知度が低い他のグループは、送り先として指定されにくい状況が起こりうる。つまり、グループ毎に支援物資量に偏りが生じ、被災地の人たちの中で不利益(物資の不足、過剰な物資提供による人手の増加等)を被るグループが生じるおそれがあった。
そこで、実施形態に係る情報処理装置1は、商品の送り先として、従来のようにグループの指定ではなく、グループの属性を送り先の対象とした。
具体的には、まず、実施形態に係る情報処理装置1は、災害の発生を検出する(ステップS1)。なお、ステップS1は、属性が被災地ではない場合(例えば、属性が○○地方の学校等の場合)省略される。つづいて、実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザU1の検索行動に基づいて商品ページを送信し(ステップS2)、端末装置100の表示部に画面110(図1の左側の画面110)を表示させる。そして、実施形態に係る情報処理装置1は、グループの属性(例えば、被災地)を示す属性情報に基づき、ユーザU1から属性を送り先の対象とする商品を受け付ける(ステップS3)。
例えば、図1では、実施形態に係る情報処理装置1は、画面110に対してユーザU1から入力された「水」というキーワードを含む検索クエリを受け付け、「水」に対する検索結果のページを端末装置100へ送信する。
そして、画面110(左側)において、ユーザU1が「天然水A」の項目M1を選択したとする。かかる場合、実施形態に係る情報処理装置1は、商品「天然水A」の詳細ページである画面110(右側)を表示する。この時、実施形態に係る情報処理装置1は、詳細ページの画面110に、例えば、「被災地へ送る」ボタンM2を配置し、かかるボタンM2へのユーザU1の操作(例えば、タッチ操作)の受け付けを、属性である被災地を送り先の対象とする商品の購入として受け付ける。
つづいて、実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザU1によって指定された属性(被災地)のグループ(グループAおよびグループB)を送り先として決定し、配送業者サーバ300へ指示する(ステップS4)。なお、実施形態に係る情報処理装置1は、グループ毎の商品の配分比率を決定し、配送業者サーバ300へ指示するが、かかる点については後述する。
そして、配送業者サーバ300は、情報処理装置1から受けた指示に基づいて被災地へ商品を配送する(ステップS5)。なお、実施形態に係る情報処理装置1は、被災地のグループAおよびグループBそれぞれに対して上記した所定の配分比率を決定し、かかる配分比率で商品が配分される。
つまり、実施形態に係る情報処理装置1によれば、ユーザU1が「グループAに送る」という従来の局所的な送り先への買い方ではなく、「被災地に送る」という送り先の範囲を拡大させた買い方ができるため、例えば、被災地においてグループAに商品が過度集中する一方、グループBに商品が届かない状況を回避できる。従って、実施形態に係る情報処理装置1によれば、被災地等の所定の状況下にあるグループに対して適切に商品を送ることができる。
〔情報処理装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置1の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを有する。なお、情報処理装置1は、情報処理装置1の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部)
通信部2は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部2は、ネットワークN(図13参照)と有線または無線で接続され、例えば販売システムSに含まれる端末装置100や配送業者サーバ300等の間で情報の送受信を行う。
(記憶部)
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、実施形態に係る記憶部4は、モード情報41と、属性情報42と、グループ情報43と、配送情報44と、要求情報45とを記憶する。
(モード情報)
モード情報41は、後述する販売制御部34の制御モードを示す情報である。図3は、モード情報41を示す図である。図3に示すように、モード情報41には、通常時モードst1および非常時モードst2の2つの制御モードが存在する。
通常時モードst1は、ユーザU1が商品を購入する際、商品の送り先の対象がグループ(あるいは個人ユーザ)となる制御モードである。非常時モードst2は、ユーザU1が商品を購入する際、商品の送り先の対象がグループの属性となる制御モードである。
後述する販売制御部34は、これら2つの制御モードのうち、通常時は、通常時モードst1を読み出して実行するとともに、後述する検出部32によって災害の発生等の所定の状況が検出された場合には、通常時モードst1から非常時モードst2へ切り替える。
(属性情報)
属性情報42は、グループの属性を示す情報である。なお、ここでいう属性とは、不変的な属性と、一時的な属性とに大別される。不変的な属性とは、例えば、「○○県」、「○○市」、「○○町」等の固有の性質であり、一時的な属性とは、例えば、「被災地」、「避難所」等の一時的に生じる性質である。このような属性情報42は、予め登録されたり、その時の状況で追加されたり削除されたりする。
ここで、図4を用いて、属性情報42について説明する。図4は、属性情報42を示す図である。図4に示すように、属性情報42には、「属性ID」、「属性名称」、「グループID」、「人口比率」といった項目が含まれる。
「属性ID」は、属性を識別する情報である。「属性名称」は、属性の名称を示す情報である。「グループID」は、グループを識別する識別情報である。「人口比率」は、各属性に含まれるグループ全ての人口に対するグループ毎の人口比率を示す情報である。
図4に示す例において、属性IDが「1」は、名称が「被災地」であり、被災地にはグループID「#1」、「#2」のグループが含まれることを示している。また、被災地の属性に含まれるグループ全ての人口に対して、グループID「#1」の人口比率は「#11」であり、グループID「#2」の人口比率は「#22」である。
(グループ情報)
グループ情報43は、グループに関する情報である。図5は、グループ情報43を示す図である。図5に示すように、グループ情報43には、「グループID」、「グループ名」、「人口」、「属性」といった項目を含む。
「グループID」は、グループを識別する識別情報である。「グループ名」は、グループの名称を示す情報である。「人口」は、グループに含まれる人口を示す情報である。「属性」は、グループの属性を示す情報である。
図5に示すように、グループID「#1」は、名称が「A町」であり、人口は「10万人」であり、属性は「被災地」であることを示す。
なお、グループ情報43は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報が含まれてもよい。例えば、グループ情報43には、「属性」として、階層的な属性の情報が含まれてもよい。
例えば、グループ情報43は、「属性」として、第1階層「被災地」、第2階層「避難所」、第3階層「病院」等のように階層的な属性の情報が含まれてもよい。また、図5では、「属性」が「被災地」、つまり、一時的に生じた属性のみを示したが、一時的に生じた属性および不変的な属性の双方を含んでもよい。例えば、グループ情報43は、「属性」として、「被災地」に加えて「○○県」のように不変的な属性を含んでもよい。
(配送情報)
配送情報44は、商品の配送に関する情報である。配送情報44は、例えば、配送業者サーバ300を介して配送業者から受け付けることで登録される。図6は、配送情報44を示す図である。図6に示すように、配送情報44は、「配送ID」、「配送予定日」、「グループID」、「配送品」、「配送量」といった項目を含む。
「配送ID」は、各配送を識別するための識別情報である。「配送予定日」は、配送が行われる予定の日付を示す情報である。「グループID」は、グループを識別する識別情報である。「配送品」は、配送される商品を示す情報である。「配送量」は、配送される商品の量を示す情報である。
図6に示す例において、配送ID「1」は、配送予定日が「2017/10/3」であり、グループID「#1」のグループに対して、「水」が「800本(2L)」、「医薬品」が「2000個」、「不明」な商品が「段ボール10箱」であることを示す。
なお、「不明」な商品とは、情報処理装置1を介さずに購入された商品であり、商品の内容が不明であることを示す。換言すれば、「水」および「医薬品」は、情報処理装置1を介して購入された商品であることを示している。
(要求情報)
要求情報45は、グループから要求のあった商品に関する情報である。要求情報45は、例えば、各グループ毎(あるいは被災地の場合、避難所毎等)から受け付けることで登録される。
図7は、要求情報45を示す図である。図7に示すように、要求情報45には、「要求ID」、「グループID」、「区分」、「要求商品」、「数量」、「緊急度(10段階)」といった項目が含まれる。
「要求ID」は、各要求を識別する識別情報である。「グループID」は、グループを識別するための識別情報である。「区分」は、グループに含まれる区分を示す情報である。「要求商品」は、各区分から要求された商品を示す情報である。「数量」は、商品の要求された数量を示す情報である。「緊急度(10段階)」は、各区分が商品をどの程度緊急に必要としているかの度合いを示す情報であり、数値が大きいほど緊急性が高いことを示す。「緊急度(10段階)」は、例えば、各区分の代表者によって入力される情報である。
図7に示す例において、要求ID「1」は、グループID「A」において、区分「A避難所」が、要求商品として、「水」が「100本(2L)」と、「医薬品」が「300個」とを要求していることを示す。また、要求ID「1」において、「A避難所」は、「水」の緊急度を「4」に設定し、「医薬品」の緊急度を「8」に設定していることを示す。
図2の説明に戻って、制御部3は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置1内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部3は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部3は、受付部30と、取得部31と、検出部32と、予測部33と、販売制御部34と、配分部35とを有し、以下に説明する販売制御処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部)
受付部30は、商品の要求およびかかる要求の緊急度を含む要求情報45をグループ毎に受け付ける。なお、受付部30は、例えば、グループにおける区分(図7参照)毎に要求情報45を受け付けてもよい。
(取得部)
取得部31は、所定のグループの属性を示す属性情報42を取得する。例えば、取得部31は、「○○県」や、「○○町」といった不変的な属性を含む属性情報42を取得する。また、取得部31は、「被災地」や、「避難所」といった一時的に生じる属性を含む属性情報42を取得する。
具体的には、取得部31は、後述する検出部32によって災害の発生が検出された場合、属性が被災地となるグループの属性情報42を取得する。なお、取得部31は、属性情報42を各種サーバ装置から取得してもよく、あるいは災害の発生箇所から属性である被災地を推定してもよい。また、取得部31は、グループ毎の人口を示す人口情報を取得し、グループ情報43として記憶部4に記憶する(図5に示す「人口」)。
また、取得部31は、グループそれぞれへの配送品の配送量を示す配送情報44を取得する。例えば、取得部31は、配送業者サーバ300から配送情報44を取得する。なお、配送品には、情報処理装置1が提供する電子商取引サービスを介して商品や、情報処理装置1以外の他のサーバ装置が提供する電子商取引サービスを介して購入された商品、依頼者が配送業者に直接持ち込んだ商品等が含まれる。
なお、配送品に含まれる商品のうち、情報処理装置1が提供する電子商取引サービスを介して購入された商品以外の商品については、配送量(例えば、段ボールの箱数)のみが取得可能である。
また、取得部31は、グループに含まれる個人の属性を示す個人属性の情報を取得する。個人属性として、例えば、乳幼児や、老人、男性、女性等がある。
(検出部)
検出部32は、各種の状況を検出する。例えば、検出部32は、災害の発生を検出する。例えば、検出部32は、災害として、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火等の自然災害や、車両、船舶、列車、飛行機等の交通事故のような人為的災害等を検出する。
具体的には、検出部32は、気象庁等の機関が発する緊急信号(例えば、緊急地震速報を示す信号)を受信することで、災害の発生を検出する。また、検出部32は、例えば、ユーザU1が有する端末装置100に搭載されたジャイロセンサ等の値に基づいてユーザU1の周辺で発生する揺れ(地震や、噴火に伴う揺れ等)に基づいて災害の発生を検出する。
また、検出部32は、ユーザU1の端末装置100への入力操作によって災害の発生を受け付けることで検出してもよい。また、検出部32は、例えば台風のように移動する場合、かかる台風の予測進路を示す情報に基づいて災害の発生および被災地の特定を行ってもよい。
また、検出部32は、災害の規模を検出する。例えば、検出部32は、気象庁から送信される災害情報に基づいて地震の震度や、台風の最大瞬間風速、降水量、波の高さ等といった情報を災害の規模として検出する。
(予測部)
予測部33は、商品の将来の購入数(サービスの場合は依頼数)を予測する。例えば、予測部33は、検出部32によって災害の発生が検出された場合、災害発生以降に支援物資として購入される商品の購入数を予測する。予測部33は、例えば、過去の類似災害における商品の購入状況および販売を促進するプロモーション状況に基づいて今回発生した災害における商品の将来の購入数を予測する。
(販売制御部)
販売制御部34は、商品の販売に関する制御を行う。例えば、販売制御部34は、制御モードが非常時モードst2である場合、取得部31が取得した属性情報42に基づき、ユーザU1からグループの「属性」を商品の送り先の対象とする商品の購入を受け付ける。
例えば、販売制御部34は、災害時の支援物資となる商品を購入するユーザU1から被災地を送り先として受け付け、商品を被災地へ送るように配送業者サーバ300へ指示する。ここで、図8を用いて、商品の送り先を設定する画面例について説明する。
図8は、商品の送り先を設定する画面110a〜110cを示す図である。なお、図8では、販売制御部34は、非常時モードst2(図3参照)であることとする。図8に示す画面110a〜110cは、例えば、販売制御部34によって生成され、ユーザU1が利用する端末装置100の表示部で表示される。
図8に示す画面110aにおいて、まず、ユーザU1は、ショッピングサイト(電子商取引サービスの一例)における検索領域SRに所定のキーワード「水」を入力したとする。
かかる場合、端末装置100からキーワード「水」を含む検索クエリが情報処理装置1へ送信され、情報処理装置1において、検索キーワードに合致した検索結果が端末装置100へ送信される。これにより、画面110aには、検索結果として、「天然水A」の項目M1を含む項目一覧が表示される。
つづいて、ユーザU1は、例えば、タッチ操作等の選択操作により項目M1を選択したとする。かかる場合、販売制御部34は、項目M1の選択を受け付けることで、「天然水A」の詳細ページである画面110bを端末装置100に表示させる。かかる画面110bには、「被災地へ送る」ボタンM2および「購入」ボタンM3が含まれる。
そして、販売制御部34は、画面110bにおいて、ユーザU1によってボタンM2に対する選択操作が行われた場合、購入ページである画面110cを端末装置100に表示させる。
なお、販売制御部34は、画面110bにおいて、ユーザU1によってボタンM3に対する選択操作が行われた場合、図示しない通常の購入ページである画面を端末装置100に表示させる。
また、販売制御部34は、画面110aにおいて項目M1以外の項目(例えば、「天然水B」)が選択された場合であっても、選択された項目に応じた詳細ページを表示するとともに、ボタンM2およびボタンM3を表示させる。
つまり、販売制御部34は、選択された商品が支援物資である水であれば、ボタンM2およびボタンM3を表示させる。あるいは、販売制御部34は、例えば、商品を扱うストアから、予め支援物資として販売許可を受けた商品のみボタンM2を表示することとしてもよい。かかる場合、検索結果である項目M1の領域に支援物資として被災地へ送ることが可能であることを示す強調表示等を表示させることが好ましい。
画面110cでは、商品名の表示や、商品を購入する(すなわち、被災地へ送る)数量を入力する入力領域M4、商品の送り先である配送先を入力する入力領域M5、商品の配送予定日を入力する入力領域M6、商品の購入を確定させる確定ボタンM7等を表示する。
そして、販売制御部34は、画面110cにおいて、ユーザU1によって各入力領域M4,M5,M6への入力が行われるとともに、確定ボタンM7が押下されると、各入力領域M4,M5,M6に入力された内容をユーザU1が購入する内容として確定する。
なお、図8では、属性の被災地が1つである場合について説明したが、属性が複数であってもよい。例えば、属性としてA地震による被災地と、B地震による被災地とがあったとする。かかる場合、販売制御部34は、属性が複数であった場合、ユーザU1から複数の属性のうち、少なくともいずれか一方の属性を送り先の対象とする指定を受け付ける。つまり、販売制御部34は、ユーザU1から「A地震による被災地」と、「B地震による被災地」との少なくともいずれか一方を送り先として指定することを受け付ける。これにより、様々な被災地に対して適切に商品を送ることができる。
図2に戻って、配分部35について説明する。配分部35は、販売制御部34によって商品の購入が受け付けられた場合、当該商品を対象の属性のグループへ所定の配分比率で配分する。ここで、図9を用いて、配分部35の処理内容について説明する。
図9は、配分部35の処理内容を示す図である。図9では、ユーザU1によって購入された「水」200本を、属性が被災地であるグループ「A町」、グループ「B町」、グループ「C町」に配分する場合を例に挙げて説明する。
図9に示すように、配分部35は、取得部31が取得した人口情報に基づいて属性のグループ全ての人口に対するグループ毎の人口比率を算出し、人口比率に応じた配分比率で商品を配分する。
図9に示す例では、A町の人口比率が40%、B町の人口比率が10%、C町の人口比率が50%であるとする。かかる場合、配分部35は、例えば、A町への配分比率を40%(80本)、B町への配分比率を10%(20本)、C町への配分比率を50%(100本)に決定する。つまり、配分部35は、配分比率を人口比率と同じする。これにより、被災地のグループ間で支援物資となる商品を平等に配分することができる。
なお、配分部35は、人口比率に加え、要求情報45の緊急度を考慮して配分比率を決定してもよい。かかる点について、図10を用いて説明する。
図10は、配分部35の処理内を示す図である。図10に示すように、配分部35は、受付部30が受け付けた要求情報45の緊急度に基づいて配分比率を決定する。図10では、「A町」の緊急度を「3」、「B町」の緊急度を「8」、「C町」の緊急度を「5」とする。なお、上記したように、図7では、「区分」毎に緊急度が設定されているため、図10における各グループ「A町」、「B町」、「C町」の緊急度を、例えば「区分」の緊急度の平均値として算出する。
図10に示すように、配分部35は、人口比率により決定した配分比率を、各グループの緊急度に基づいて再配分する。具体的には、配分部35は、緊急度が最も高い「B町」の配分比率を上げて、他の「A町」、「C町」の配分比率をその分下げる。
より具体的には、配分部35は、緊急度が低くなるほど、下げる配分比率を大きくする。図10に示す例では、配分部35は、緊急度が最も低い「A町」の配分比率を10%下げ、緊急度が2番目に低い「C町」の配分比率を5%下げる。これにより、商品を緊急で必要としているグループに商品を多く配分でき、緊急で必要としていないグループへの商品の配分を抑えることができる。
なお、配分部35は、上記した方法以外の方法によって配分比率を決定してもよい。例えば、配分部35は、予測部33によって予測された商品の将来の購入数に基づいて配分比率を決定してもよい。
具体的には、配分部35は、商品の将来の購入数が増加することが見込まれる場合には、現在の時点での商品を緊急度の最も高いグループにすべて配分する(つまり、配分比率100%)。
例えば、配分部35は、「医薬品」1000個を配分する場合、過去の類似災害から近い将来に「医薬品」が大量に購入されることが見込まれる場合、現時点で「医薬品」を最も必要としている(つまり、緊急度が高い)グループに1000個すべてを配分してもよい。
また、配分部35は、取得部31が取得した配送情報44における配送量に基づいて配分比率を決定してもよい。具体的には、配分部35は、グループ「A町」への配送品の配送量が比較的多い場合には、例えばグループ「B町」やグループ「C町」の配分比率が多くなるようにしてもよい。
また、配分部35は、グループの人口比率加えて、グループに含まれる個人の属性を考慮して配分してもよい。具体的には、配分部35は、取得部31が取得した人口情報に基づいてグループ全ての個人属性である人口に対するグループ毎の個人属性の人口比率を算出し、人口比率に応じた配分比率で前記商品を配分する。
例えば、配分部35は、おむつや粉ミルク等の乳幼児に関する商品を配分する場合、グループ全体の乳幼児の人口に対する各グループの乳幼児の人口比率を算出し、かかる乳幼児の人口比率に合わせて商品を配分する。これにより、個人属性を指定するような商品を配分する場合に、個人属性の人口比率を考慮することで、より適切に商品を配分することができる。
〔処理手順〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る情報処理装置1が実行する処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報処理装置1が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、検出部32は、災害の発生を検出する(ステップS101)。つづいて、取得部31は、グループの属性を示す属性情報42を取得する(ステップS102)。
つづいて、販売制御部34は、ユーザU1から属性を商品の送り先の対象として受け付ける(ステップS103)。つづいて、配分部35は、販売制御部34によって決定された送り先となる属性のグループ毎に所定の配分比率を決定し、かかる配分比率で商品を配分する(ステップS104)。
つづいて、配分部35は、決定した配分比率での配送を配送業者サーバ300へ指示(ステップS105)し、処理を終了する。
なお、上述した実施形態では、販売制御部34は、ユーザU1が商品の検索を行った後、「被災地へ送る」ボタンM2(図8参照)を選択することで、ユーザU1から商品の送り先となる属性を受け付けたが、これに限定されず、例えば、商品の検索を行う前にユーザU1から属性を受け付けてもよい。かかる点について、図12を用いて説明する。
図12は、変形例に係る画面110d,110eを示す図である。画面110dは、ショッピングサイトにおける商品のカテゴリ(種別)を選択する画面、つまり、商品の検索前の画面である。
図12に示すように、例えば、販売制御部34は、商品検索前の画面110dにおいて、「○○地震による被災地への支援物資はこちら」のような属性(被災地)を受け付ける表示M10を行い、かかる表示M10へのユーザU1の選択操作により属性を受け付けてもよい。
そして、販売制御部34は、かかる表示M10への選択操作が行われた場合、支援物資である商品の一覧が表示された画面110eを端末装置100へ表示させる。かかる画面110eには、例えば、支援物資として登録された商品の項目(例えば、「水」の項目M11)を一覧で表示する。なお、「支援物資として登録された商品」とは、例えば、要求情報45の「要求商品」や、過去の類似災害時に支援物資となった商品等を含む。
さらに、販売制御部34は、例えば、項目M11の領域内に、支援物資としての必要数や、現在までに購入された購入数、必要数に対する購入数の割合である達成率等を含んだ表示M11aを行う。
なお、「支援物資としての必要数」は、例えば、要求情報45の「数量」である。また、「現在までに購入された購入数」は、例えば、過去の購入履歴の情報等から取得可能である。
また、販売制御部34は、各項目M11の領域内に、「送る」ボタンM11bや、購入する数量を入力する入力領域M11cを表示する。なお、「送る」ボタンM11bは、例えば、上記した「被災地へ送る」ボタンM2(図8参照)に相当する。
これにより、ユーザU1が支援物資をやみくもに検索する必要がなくなるとともに、どのような支援物資が必要かを容易に把握することができる。さらに、達成率等の表示M11aを行うことで、例えば、ユーザU1に達成率の低い商品を優先的に購入させることができるため、一部の支援物資が偏るようなことがなくなり、被災地に対して適切な支援物資を送ることができる。
〔効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、販売制御部34を備える。販売制御部34は、所定のグループの属性を示す属性情報42に基づき、電子商取引サービスを利用するユーザU1から当該属性を送り先の対象とする商品を受け付ける制御を行う。
これにより、属性が同じグループのうち、特定のグループに商品が過度集中する一方、他のグループに商品が届かない状況を回避できるため、被災地等の所定の属性であるグループに対して適切に商品を送ることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1は、配分部35をさらに備える。配分部35は、販売制御部34によって商品が受け付けられた場合、当該商品を属性のグループへ所定の配分比率で配分する。
これにより、同じ属性のグループに対して所定の配分比率で商品を配分することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、取得部31は、属性におけるグループ毎の人口を示す人口情報を取得する。配分部35は、取得部31が取得した人口情報に基づいて属性におけるグループ全ての人口に対する当該グループ毎の人口比率を算出し、当該人口比率に応じた配分比率で商品を配分する。
これにより、グループの人口を考慮して商品を配分するため、例えば、人口が少ないグループに多くの商品が届き、人口が多いグループに少量の商品が届くような、配分の不具合を無くすことができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、取得部31は、グループにおける個人の属性である個人属性を示す情報をさらに取得する。配分部35は、人口情報に基づいてグループ全ての個人属性である人口に対するグループ毎の個人属性の人口比率を算出し、人口比率に応じた配分比率で商品を配分する。
これにより、個人属性を指定するような商品を配分する場合に、個人属性の人口比率を考慮することで、より適切に商品を配分することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1は、受付部30をさらに備える。受付部30は、商品の要求および要求の緊急度を含む要求情報45をグループ毎に受け付ける。また、配分部35は、受付部30が受け付けた要求情報45の緊急度に基づいて配分比率を決定する。
これにより、例えば、被災地等の属性のグループが真に必要としている支援物資を送ることができるため、グループの満足度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1は、予測部33をさらに備える。予測部33は、商品の将来の購入数を予測する。また、販売制御部34は、予測部33によって予測された購入数に基づいて配分比率を決定する。
これにより、配分比率をより適切に決定できるため、グループに対して適切に商品を送ることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、取得部31は、属性のグループそれぞれへの商品を含む配送品の配送量を示す配送情報44をさらに取得する。配分部35は、取得部31が取得した配送情報44における配送量に基づいて配分比率を決定する。
これにより、情報処理装置1以外で購入された商品の配送量を加味できるため、グループに届く商品量を適切にコントロールすることができる。
販売制御部は
また、実施形態に係る情報処理装置1において、販売制御部34は、属性が複数であった場合、ユーザU1から複数の属性のうち、少なくともいずれか一方の属性を送り先の対象とする指定を受け付ける。
これにより、様々な被災地等の属性のグループに対して適切に商品を送ることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1は、検出部32をさらに備える。検出部32は、災害の発生を検出する。販売制御部34は、検出部32によって検出された災害に伴う被災地をグループの属性とする属性情報42に基づき、ユーザU1から被災地を送り先の対象とする商品の購入を受け付ける制御を行う。
これにより、被災地のグループに対して適切に支援物資を送ることができる。
〔プログラム〕
また、上述してきた実施形態にかかる情報処理装置1は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、実施形態に係る情報処理装置1の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部3の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部4内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検出部32は、検出手段や検出回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
30 受付部
31 取得部
32 検出部
33 予測部
34 販売制御部
35 配分部
41 モード情報
42 属性情報
43 グループ情報
44 配送情報
45 要求情報
100 端末装置
U1 ユーザ

Claims (11)

  1. 所定のグループの属性を示す属性情報に基づき、電子商取引サービスを利用するユーザから当該属性を送り先または受け先の対象とする商品またはサービスを受け付ける制御を行う販売制御部
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記販売制御部によって前記商品またはサービスが受け付けられた場合、当該商品またはサービスを前記属性の前記グループへ所定の配分比率で配分する配分部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性における前記グループ毎の人口を示す人口情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記配分部は、
    前記取得部が取得した前記人口情報に基づいて前記属性における前記グループ全ての前記人口に対する当該グループ毎の人口比率を算出し、当該人口比率に応じた前記配分比率で前記商品またはサービスを配分すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、
    前記グループにおける個人の属性である個人属性を示す情報をさらに取得し、
    前記配分部は、
    前記人口情報に基づいて前記グループ全ての前記個人属性である前記人口に対する当該グループ毎の前記個人属性の人口比率を算出し、当該人口比率に応じた前記配分比率で前記商品またはサービスを配分すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記商品またはサービスの要求および前記要求の緊急度を含む要求情報を前記グループ毎に受け付ける受付部をさらに備え、
    前記配分部は、
    前記受付部が受け付けた前記要求情報の前記緊急度に基づいて前記配分比率を決定すること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記商品またはサービスの将来の購入数または依頼数を予測する予測部をさらに備え、
    前記販売制御部は、
    前記予測部によって予測された前記購入数または依頼数に基づいて前記配分比率を決定すること
    を特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、
    前記属性の前記グループそれぞれへの前記商品またはサービスを含む配送品の配送量を示す配送情報をさらに取得し、
    前記配分部は、
    前記取得部が取得した前記配送情報における前記配送量に基づいて前記配分比率を決定すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  8. 前記販売制御部は、
    前記属性が複数であった場合、前記ユーザから複数の前記属性のうち、少なくともいずれか一方の前記属性を前記送り先または受け先の対象とする指定を受け付けること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 災害の発生を検出する検出部をさらに備え、
    前記販売制御部は、
    前記検出部によって検出された前記災害に伴う被災地を前記グループの属性とする前記属性情報に基づき、前記ユーザから前記被災地を送り先または受け先の対象とする商品またはサービスを受け付ける制御を行うこと
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が実行する販売制御方法であって、
    所定のグループの属性を示す属性情報に基づき、電子商取引サービスを利用するユーザから当該属性を送り先または受け先の対象とする商品またはサービスを受け付ける制御を行う販売制御工程
    を含むことを特徴とする販売制御方法。
  11. 所定のグループの属性を示す属性情報に基づき、電子商取引サービスを利用するユーザから当該属性を送り先または受け先の対象とする商品またはサービスを受け付ける制御を行う販売制御手順
    をコンピュータに実行させることを特徴とする販売制御プログラム。
JP2017192639A 2017-10-02 2017-10-02 情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム Active JP7023078B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017192639A JP7023078B2 (ja) 2017-10-02 2017-10-02 情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017192639A JP7023078B2 (ja) 2017-10-02 2017-10-02 情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019067185A true JP2019067185A (ja) 2019-04-25
JP7023078B2 JP7023078B2 (ja) 2022-02-21

Family

ID=66337888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017192639A Active JP7023078B2 (ja) 2017-10-02 2017-10-02 情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7023078B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085925A (ja) * 1998-09-17 2000-03-28 Hitachi Ltd 補給計画作成方法
JP2003099507A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Fujitsu General Ltd 在庫引当管理方法と在庫引当管理システム
JP2003288443A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Hitachi Zosen Corp 災害対策情報管理システム
JP2006188331A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Hitachi Ltd 物資分配支援方法及びシステム
JP2007305077A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Nec Corp 災害時の物資配給支援方法およびシステム
US20110087514A1 (en) * 2009-10-09 2011-04-14 International Business Machines Corporation Modeling distribution of emergency relief supplies for disaster response operations
JP4787380B1 (ja) * 2011-02-18 2011-10-05 克也 沢田 災害支援システム及び災害支援プログラム
JP2013225259A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Araki Seiichi 災害支援システム
JP2015089231A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 富士通株式会社 電力量管理装置、方法、及びプログラム
JP2015195030A (ja) * 2014-03-27 2015-11-05 株式会社電通 避難支援システム、避難支援用管理プログラム、避難支援用端末アプリケーションプログラム及び避難支援方法
CN106997509A (zh) * 2017-03-28 2017-08-01 南京航空航天大学 一种不确定信息融合的应急物资分布需求预测方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085925A (ja) * 1998-09-17 2000-03-28 Hitachi Ltd 補給計画作成方法
JP2003099507A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Fujitsu General Ltd 在庫引当管理方法と在庫引当管理システム
JP2003288443A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Hitachi Zosen Corp 災害対策情報管理システム
JP2006188331A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Hitachi Ltd 物資分配支援方法及びシステム
JP2007305077A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Nec Corp 災害時の物資配給支援方法およびシステム
US20110087514A1 (en) * 2009-10-09 2011-04-14 International Business Machines Corporation Modeling distribution of emergency relief supplies for disaster response operations
JP4787380B1 (ja) * 2011-02-18 2011-10-05 克也 沢田 災害支援システム及び災害支援プログラム
JP2013225259A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Araki Seiichi 災害支援システム
JP2015089231A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 富士通株式会社 電力量管理装置、方法、及びプログラム
JP2015195030A (ja) * 2014-03-27 2015-11-05 株式会社電通 避難支援システム、避難支援用管理プログラム、避難支援用端末アプリケーションプログラム及び避難支援方法
CN106997509A (zh) * 2017-03-28 2017-08-01 南京航空航天大学 一种不确定信息融合的应急物资分布需求预测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7023078B2 (ja) 2022-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5706005B2 (ja) 広告サービス
US20180082388A1 (en) System, method, and program
US20150310388A1 (en) Local couriers network in the context of an on-line trading platform
KR20150035877A (ko) 실시간 대화를 기반으로 한 트랜잭션 처리 방법과 시스템 및 기록 매체
JP7394516B2 (ja) 取引制御装置、取引制御方法及び取引制御プログラム
WO2017199297A1 (ja) 情報出力プログラム、情報出力方法及び情報出力システム
US10942931B2 (en) Automated database record activation using predictive modeling of database access
KR102113438B1 (ko) 온라인 마켓플레이스 내의 중첩형 마이크로 마켓플레이스 기법
JP2019125386A (ja) 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム
JP2014071729A (ja) 情報処理装置、プログラム、方法及び購入支援システム
JP2019067185A (ja) 情報処理装置、販売制御方法および販売制御プログラム
WO2020114011A1 (zh) 商品路线导航方法、装置、电子设备及存储介质
JP2018045288A (ja) 広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法
JP2018036905A (ja) 情報処理装置、情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
JP2024010474A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
Shahidullah A comparison of sisterhood information on causes of maternal death with the registration causes of maternal death in Matlab, Bangladesh
US20140310125A1 (en) E-commerce system that allows for seller geographic restrictions
JP2020201906A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6490164B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
KR20160037571A (ko) 실시간 구매 상품 정보 제공 방법, 시스템 및 기록매체
WO2024029288A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7068790B2 (ja) 販売制御装置、販売制御方法および販売制御プログラム
JP6467086B1 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7360725B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
WO2023171185A1 (ja) 提供プログラム、提供装置及び提供方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7023078

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350