JP2019066947A - 入金処理装置、入金処理方法、及び入金処理プログラム - Google Patents

入金処理装置、入金処理方法、及び入金処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】EB振込データの名寄せのヒット率を向上させ、入金業務を効率的に行うこと。【解決手段】入金処理装置は、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込手段と、決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、請求先コード、振込依頼人カナ、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録した請求先振込情報マスタと、EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードとEB振込データの振込依頼人名をキーとして、請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理手段と、名寄せ処理手段で名寄せに失敗した場合に、EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて請求先振込情報マスタに登録する登録処理手段と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、入金処理装置、入金処理方法、及び入金処理プログラムに関する。
近時、ネットワークを介した金融(例えば、銀行)取引サービスであるEB(electronic Banking)サービスが普及している。EBサービスを利用する場合に、EBサービスで入金があった場合は、その振込依頼人の名寄せを行って入金データを作成する。例えば、振込操作を行う場合に、同じ取引先でも振込操作を行う人によって、会社名(振込依頼人名)の入力が異なり、名寄せに失敗してしまう場合がある。
例えば、特許文献1の入金処理システムでは、多数の入金と請求との照合を迅速に行うために、支払期限、請求名義、請求額を少なくとも有する請求レコード30を集録した請求ファイル10と、支払われた入金の入金日、入金名義、入金額を少なくとも有する入金レコード20を集録してなる入金ファイルとを有し、個々の入金の都度若しくは前記支払期限後の所定時間後の少なくともいずれかの入金決済時に、入金レコード20の入金日、入金名義、入金額と、請求レコード30の支払期限、請求名義、請求額とをそれぞれ照合し、入金レコード20の入金名義と入金額が、請求レコード30の請求名義と請求額とを満足するときに、当該満足した入金レコードを前記入金ファイルから削除すると共に、当該満足した請求レコードを前記請求ファイルから削除するものである(段落[0001]、[0004]、[0005]、[0022]、[0029]参照)。
特開2002−230456号公報
しかしながら、上記特許文献1では、EB振込データの名寄せに失敗した場合については何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、EB振込データの名寄せのヒット率を向上させ、入金業務を効率的に行うことが可能な入金処理装置、入金処理方法、及び入金処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた入金処理装置であって、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込手段と、決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、請求先コード、振込依頼人、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録する請求先振込情報マスタと、前記EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、前記決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードと前記EB振込データの振込依頼人名をキーとして、前記請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理手段と、前記名寄せ処理手段で名寄せに失敗した場合に、前記EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて前記請求先振込情報マスタに登録する登録処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本実施の形態によれば、前記登録処理手段は、前記EBデータの振込依頼人名で請求先コードを諸口コードにした仮入金データを取り込み、入力画面で前記諸口コードを正しい請求先コードに変更し、前記EBデータの振込依頼人名と前記正しい請求先コードを前記請求先振込情報マスタに登録することが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部と記憶部を備えた情報処理装置で実行される入金処理方法であって、前記記憶部は、決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、請求先コード、振込依頼人、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録する請求先振込情報マスタと、を格納し、前記制御部で実行される、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込ステップと、前記EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、前記決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードと前記EB振込データの振込依頼人名をキーとして、前記請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理ステップと、前記名寄せ処理ステップで名寄せに失敗した場合に、前記EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて前記請求先振込情報マスタに登録する登録処理ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部と記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための入金処理プログラムであって、前記記憶部は、決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、請求先コード、振込依頼人カナ、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録する請求先振込情報マスタと、を格納し、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込ステップと、前記EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、前記決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードと前記EB振込データの振込依頼人名をキーとして、前記請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理ステップと、前記名寄せ処理ステップで名寄せに失敗した場合に、前記EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて前記請求先振込情報マスタに登録する登録処理ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、EB振込データの名寄せのヒット率を向上させ、入金業務を効率的に行うことが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係る入金処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態における入金処理装置の全体の処理の一例を説明するための図である。 図3は、名寄せを説明するための図である。 図4は、名寄せ失敗時のイメージを説明するための図である。 図5は、入金確認入力画面で正しい請求先コードに変更する場合を説明するための図である。 図6は、名寄せ成功時のイメージを説明するための図である。
以下に、本発明に係る入金処理装置、入金処理方法、及び入金処理プログラムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.概要]
従来、EB入金データを取り込む際、同じ取引先でも振込操作する人によって会社名が異なる場合、その都度、名寄せ失敗になり、マスタ登録を行ってから再度EB入金データの取り込みを行うといった操作に手間がかかっていた。そこで、本実施の形態では、名寄せできなかった請求先に対して、正しい請求先コードとの紐付けを行った際に自動的に名寄せ変換用のマスタへ自動登録を行う機能を実装することにより、マスタ登録の手間を低減でき、名寄せ変換用のマスタに自動登録を繰り返すことで名寄せのヒット率を向上でき、入金業務を効率よく行えるようにしている。
[2.構成]
本実施の形態に係る入金処理装置100の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る入金処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
入金処理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、入金処理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
入金処理装置100は、図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。入金処理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、入金処理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、入金処理装置100と銀行Webシステム200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。また、ユーザが出力装置(モニタ)114の画面に表示して、入力装置112で操作することを、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、決済口座マスタ106a、請求先振込情報マスタ106b、請求先マスタ106c、EB振込データファイル106d、及び仮入金データファイル106e等を格納する。オペレータは、決済口座マスタ106a、請求先振込情報マスタ106b、及び請求先マスタ106cの内容を出力装置114の画面に表示して確認することが可能となっており、また、入力装置112を介して、入力・変更・追加等の編集が可能に構成されている。
EB振込データファイル106dは、EB振込データを格納する。EB振込データは、銀行コード、支店コード、預金種別区分、口座番号、振込依頼人名、仕向銀行名、及び仕向店名を含んでいる(図3参照)。銀行コード、支店コード、預金種別区分、及び口座番号等の口座を指定するための情報を「口座情報」と称する。
決済口座マスタ106aは、決済口座コード、決済口座名、銀行コード、銀行支店コード、預金種別区分、口座番号、及び口座名義人等のデータを対応づけたテーブル等である(図3参照)。
請求先振込情報マスタ106bは、名寄せ変換用のマスタであり、請求先コード、振込情報連番(1〜99)、振込口座区分、振込依頼人カナ、振込依頼人コード、及び決済口座コード等のデータを対応づけたテーブル等である(図3参照)。
請求先マスタ106cは、請求先コードと請求先名のデータを対応づけたテーブル等である(図3参照)。
制御部102は、入金処理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、EBデータ取込部102aと、名寄せ処理部102bと、登録処理部102cと、を備えている。
EBデータ取込部102aは、通信インターフェース部104及びネットワーク300を介して、銀行Webシステム200から、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データをダウンロードして取り込み、EB振込データファイル106dに格納する。
名寄せ処理部102bは、EBデータ取込部102aで取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、決済口座マスタ106aの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードとEB振込データの振込依頼人名をキーとして、請求先振込情報マスタ106bの請求先コードを検索して名寄せを行い、仮入金データを作成する。
登録処理部102cは、名寄せ処理部102bで請求先振込情報マスタ106bの請求先コードを検索できなかった場合、すなわち、名寄せに失敗した場合には、EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて請求先振込情報マスタ106bに登録する。また、登録処理部102cは、EBデータの振込依頼人名で請求先コードを諸口コードにした仮入金データを取り込み、入力画面で諸口コードを正しい請求先コードに変更し、EBデータの振込依頼人名と正しい請求先コードを請求先振込情報マスタ106bに登録してもよい。
[3.全体の処理の概略]
図1〜図6を参照して、本実施の形態における入金処理装置100の全体の処理を流れの概略を説明する。図2は、本実施の形態における入金処理装置100の全体の処理の一例を説明するための図である。
図2において、EBデータ取込部102aは、銀行Webシステム200から、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データをダウンロードして、取り込む(S1)。
名寄せ処理部102bは、EBデータ取込部102aで取り込んだEB振込データに基づいて名寄せを行い、仮入金データを作成する(S2)。仮入金データが作成された後は、口座の入金確認後に消込等が行われる。
名寄せ失敗時は、登録処理部102cは、入力画面上で正しい請求先コードを指定して登録することで、請求先振込情報マスタ106bに自動登録する(S3)。
図3を参照して、名寄せを説明する。図3は、名寄せを説明するための図であり、EB振込データ、決済口座マスタ106a、請求先振込情報マスタ106b、及び請求先マスタ106cのデータ構成例を示している。
図3において、EB振込データの口座情報(銀行コード、支店コード、預金種別区分、口座番号)をキーとして、決済口座マスタ106aの決算口座コードを検索する。
つぎに、EB振込データの振込依頼人名と、検索した決済口座マスタ106aの決済口座コードをキーとして、請求先振込情報マスタ106bの請求先コードを検索して取得する。請求先コードを検索できると、請求先振込情報マスタ106bと請求先マスタ106cは請求先コードで紐付けているため、請求先振込情報マスタ106bの振込依頼人カナが検索できたことで、名寄せ成功となる。
図4及び図5を参照して、名寄せ失敗時のイメージを説明する。図4は、名寄せ失敗時のイメージを説明するための図である。図5は、入金確認入力画面で正しい請求先コードに変更する場合を説明するための図である。
図4において、決済コードを「10」とした場合を一例として説明する。図4(A)の例では、EB振込データが、銀行コード「0010」、支店コード「001」、預金種別区分「1」、口座番号「12345678」、振込依頼人名「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」の場合と、銀行コード「0010」、支店コード「001」、預金種別区分「1」、口座番号「12345678」、振込依頼人名「トリヒキサキ ハンバイ カ)」の場合について説明する。
請求先振込情報マスタ106bにおいて、振込依頼人カナに、「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」、「トリヒキサキ ハンバイ カ)」がなかった場合、すなわち、名寄せに失敗した場合は、図4(B)に示すように、一旦、諸口コードで受け入れを行い、仮入金データとする。図4(B)の例では、入金番号「N01000000001」、請求先コード「9999(諸口コード)」、請求先名「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」と、入金番号「N01000000001」、請求先コード「9999」、請求先名「トリヒキサキ ハンバイ カ)」としている。
次に、入金確認入力画面(図5参照)で、請求先コード「9999」を正しい請求先コード「11001」に変更することで、請求先振込情報マスタ106bに、図4(C)に示すようなデータを新たに自動登録する。振込口座区分は「0」を通常、「1」をバーチャルとする。図4(C)に示す例では、請求先コード「11001」、振込情報連番(1〜99)「1」、振込口座区分「0」、振込依頼人カナ「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」、決済口座コード「10」と、請求先コード「11001」、振込情報連番(1〜99)「2」、振込口座区分「0」、振込依頼人カナ「トリヒキサキ ハンバイ カ)」、決済口座コード「10」を請求先振込情報マスタ106bに登録する。
図5を参照して、上述した、入金確認入力画面での請求先コードの変更を説明する。例えば、図5(A)に示すように、入金確認入力画面で仮入金データを読み出して表示する。図5(A)に示す例では、振込依頼人名「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」、仕向銀行名「オオサカ」、仕向店名「ホンテン」等のEB振込データが表示されており、さらに、請求先コード「9999(諸口コード)」、請求先名「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」が表示される。
図5(B)に示すように、ユーザが諸口コード「9999」を、正しい請求先コード「11001」に変更すると、請求先マスタ106cが参照されて、請求先コード「11001」に対応する請求先名「取引先販売株式会社」が表示される。ユーザが不図示の登録ボタンを押すと、「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」と正しい請求先コード「11001」との紐付けを行い、請求先振込情報マスタ106bにおいて、決済口座コード「10」に対応する振込依頼人カナに「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」を新たに登録して、振込依頼人カナと決済口座コードを更新する(図5(C)参照)。これにより、次回、EB振込データの振込依頼人が「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」である場合は、名寄せを行うことが可能となる。
図示は省略するが、振込依頼人「トリヒキサキ ハンバイ カ)」についても同様に、
ユーザが諸口コード「9999」を、入金確認入力画面で正しい請求先コード「11001」に変更することで、請求先振込情報マスタ106bにおいて、決済口座コード「10」に対応する振込依頼人カナに「トリヒキサキ ハンバイ カ)」を新たに登録することができる。このようにして、図5(D)に示すように、請求先振込情報マスタ106bの振込依頼人カナのデータが新たに蓄積されていき、名寄せのヒット率を向上させることが可能となる。
図6を参照して、名寄せ成功時のイメージを説明する。図6は、名寄せ成功時のイメージを説明するための図である。名寄せに成功した場合は、仮入金データに正しい請求先コードをセットする。
例えば、図6(A)に示すようなEB振込データを取得する。図6(A)に示す例では、EB振込データは、銀行コード「0010」、支店コード「001」、預金種別区分「1」、口座番号「12345678」、振込依頼人名「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」となっている。
まず、図6(B)に示すように、EB振込データの銀行コード「0010」、支店コード「001」、預金種別区分「1」、口座番号「12345678」をキーとして、決済口座マスタ106aを検索して、決算口座コード「10」を取得する。
図6(C)に示すように、EB振込データの振込依頼人名「トリヒキサキ ハンバイ カブシキカイシャ」と、取得した決済口座コード「10」をキーとして、請求先振込情報マスタ106bを検索して、請求先コード「11001」を取得する。
図6(D)に示すように、請求先コード「11001」をキーとして、請求先マスタ106cを検索して、請求先名「取引先販売株式会社」を取得する。
図6(E)に示すように、入金番号「N01000000001」と、取得した請求先コード「11001」及び請求先名「取引先販売株式会社」を含む仮入金データを作成する。なお、入金番号は自動採番としてもよい。仮入金データが作成された後は、口座の入金確認後に消込を行ってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込部102aと、決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタ106aと、請求先コード、振込依頼人、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録する請求先振込情報マスタ106bと、EBデータ取込部102aで取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、決済口座マスタ106aの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードとEB振込データの振込依頼人名をキーとして、請求先振込情報マスタ106bの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理部102bと、名寄せ処理部102bで名寄せに失敗した場合に、EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて請求先振込情報マスタ106bに登録する登録処理部102cと、を備えているので、EB振込データの名寄せのヒット率を向上させ、入金業務を効率的に行うことが可能となる。
登録処理部102cは、EBデータの振込依頼人名で請求先コードを諸口コードにした仮入金データを取り込み、入力画面で諸口コードを正しい請求先コードに変更し、EBデータの振込依頼人名と正しい請求先コードを請求先振込情報マスタ106bに登録することとしたので、入力画面で諸口コードを正しい請求先コードに変更するだけで、EBデータの振込依頼人名と正しい請求先コードを請求先振込情報マスタ106bに登録することとが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、入金処理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、入金処理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて入金処理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、入金処理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、入金処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、入金処理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 入金処理装置
102 制御部
102a EBデータ取込部
102b 名寄せ処理部
102c 登録処理部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 決済口座マスタ
106b 請求先振込情報マスタ
106c 請求先マスタ
106d EB振込データファイル
106e 仮入金データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 銀行Webシステム
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 制御部を備えた入金処理装置であって、
    口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込手段と、
    決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、
    請求先コード、振込依頼人、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録した請求先振込情報マスタと、
    前記EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、前記決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードと前記EB振込データの振込依頼人名をキーとして、前記請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理手段と、
    前記名寄せ処理手段で名寄せに失敗した場合に、前記EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて前記請求先振込情報マスタに登録する登録処理手段と、
    を備えたことを特徴とする入金処理装置。
  2. 前記登録処理手段は、
    前記EBデータの振込依頼人名で請求先コードを諸口コードにした仮入金データを取り込み、
    入力画面で前記諸口コードを正しい請求先コードに変更し、
    前記EBデータの振込依頼人名と前記正しい請求先コードを前記請求先振込情報マスタに登録することを特徴とする請求項1に記載の入金処理装置。
  3. 制御部と記憶部を備えた情報処理装置で実行される入金処理方法であって、
    前記記憶部は、
    決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、
    請求先コード、振込依頼人、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録する請求先振込情報マスタと、
    を格納し、
    前記制御部で実行される、
    口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込ステップと、
    前記EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、前記決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードと前記EB振込データの振込依頼人名をキーとして、前記請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理ステップと、
    前記名寄せ処理ステップで名寄せに失敗した場合に、前記EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて前記請求先振込情報マスタに登録する登録処理ステップと、
    を含むことを特徴とする入金処理方法。
  4. 制御部と記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための入金処理プログラムであって、
    前記記憶部は、
    決済口座コード、決済口座名、口座情報、及び口座名義人のデータを対応づけて登録した決済口座マスタと、
    請求先コード、振込依頼人、及び決済口座コードのデータを対応づけて登録する請求先振込情報マスタと、
    を格納し、
    口座情報及び振込依頼人名を含むEB振込データを取り込むEBデータ取込ステップと、
    前記EBデータ取込手段で取り込んだEB振込データの口座情報をキーとして、前記決済口座マスタの決済口座コードを検索し、検索した決済口座コードと前記EB振込データの振込依頼人名をキーとして、前記請求先振込情報マスタの請求先コードを検索して名寄せを行う名寄せ処理ステップと、
    前記名寄せ処理ステップで名寄せに失敗した場合に、前記EB振込データの振込依頼人名を正しい請求先コードと紐付けて前記請求先振込情報マスタに登録する登録処理ステップと、
    をコンピュータに実行させるための入金処理プログラム。
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