JP2019066543A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
像保持手段と、
前記像保持手段に対向して配置され、前記像保持手段を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段に帯電バイアスを供給する電源供給手段であって、前記帯電手段の寿命を予測する場合に、直流バイアスと予め設定された放電バイアスの2倍に達しない第1の交番バイアスとを有する第1の帯電バイアスを供給する前記電源供給手段と、
を備え、
前記第1の帯電バイアスが供給された場合に、前記像保持手段に形成される画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする。
前記電源供給手段は、画像を形成する場合には、直流バイアスと予め設定された放電バイアスの2倍に達する第2の交番バイアスとを有する第2の帯電バイアスを供給する、
ことを特徴とする。
像保持手段と、
前記像保持手段に対向して配置され、前記像保持手段を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段に帯電バイアスを供給する電源供給手段であって、前記帯電手段の寿命を予測する場合に、直流バイアスとバイアス値を低下させても前記像保持手段の表面電位が予め定められた範囲内となる交番バイアス値よりも小さい第1の交番バイアスとを有する第1の帯電バイアスを供給する前記電源供給手段と、
を備え、
前記第1の帯電バイアスが供給された場合に、前記像保持手段に形成される画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする。
前記電源供給手段は、画像を形成する場合には、直流バイアスとバイアス値を低下させても前記像保持手段の表面電位が予め定められた範囲内となる第2の交番バイアスとを有する第2の帯電バイアスを供給する、
ことを特徴とする。
前記第1の交番バイアスが印加された場合に形成される画像と寿命との関係を特定する特定情報が予め設定され、前記特定情報と形成された画像とに基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする。
一連の画像形成動作において印刷される印刷枚数に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする。
画像密度情報に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする。
環境情報に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする。
画像が記録される媒体の種類を特定する媒体情報に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする。
前記第1の交番バイアスが印加された場合に前記像保持手段に形成される副走査方向に延びる筋状の画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測すること、
を特徴とする。
有機材料製の感光層と、前記感光層の表面に積層された硬化層と、を有する前記像保持手段、
を備えたことを特徴とする。
無機材料製の感光層を有する前記像保持手段、
を備えたことを特徴とする。
前記第1の交番バイアスが印加された場合に前記像保持手段に形成される画像が転写された媒体を読み取る画像読取手段、
を備え、
前記画像読取手段で読み取られた画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする。
前記画像形成装置に内蔵され、前記第1の交番バイアスが印加された場合に前記像保持手段に形成される画像を、前記画像形成装置の内部で読み取る読取手段、
を備え、
前記読取手段で読み取られた画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、画像を形成する場合に放電バイアスの2倍に達しない交番バイアスを重畳する場合に比べて、画像形成時に縦筋状の画像欠陥を発生しにくくすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、バイアス値を低下させても前記像保持手段の表面電位が予め定められた範囲内とならない交番バイアスを重畳する場合に比べて、画像形成時に縦筋状の画像欠陥を発生しにくくすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、印刷枚数を考慮しない場合に比べて、寿命の予測の精度を向上できる。
請求項7に記載の発明によれば、画像密度を考慮しない場合に比べて、寿命の予測の精度を向上できる。
請求項8に記載の発明によれば、環境情報を考慮しない場合に比べて、寿命の予測の精度を向上できる。
請求項9に記載の発明によれば、媒体の種類を考慮しない場合に比べて、寿命の予測の精度を向上できる。
請求項11に記載の発明によれば、硬化層を有しない場合に比べて、感光体の寿命を帯電ロールよりも長くすることができる。
請求項12に記載の発明によれば、有機感光体に比べて、感光体の寿命を帯電ロールよりも長くすることができる。
請求項13に記載の発明によれば、画像読み取り装置での読み取り結果に基づいて、寿命を予測できる。
請求項14に記載の発明によれば、画像形成装置に内蔵された読み取り部材で寿命を予測できる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、記録部の一例であって、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には、読取部の一例であって、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている。スキャナ部U2の上部には、原稿搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としてのユーザインタフェースU0が支持されている。前記ユーザインタフェースU0は、操作者が入力をして、複写機Uの操作が可能である。
読取り用の光学系Aの右方には、撮像部材の一例としての撮像素子CCDが配置されている。撮像素子CCDには、画像処理部GSが電気的に接続されている。
画像処理部GSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回路DLは、潜像の形成装置の一例としての露光装置ROSに電気的に接続されている。
転写ユニットTUの左方には、加熱ロールFhや加圧ロールFpを有する定着装置Fが配置されている。定着装置Fから、排紙トレイTRhの間は排出路SH2で接続されている。排出路SH2とレジロールRrとの間は、反転路SH3で接続されている。排出路SH2には、正逆回転可能な搬送ロールRbや排出ロールRhが配置されている。
前記原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の読み取り位置を順次通過して、原稿の排紙トレイTG2に排出される。
前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿を搬送して複写を行う場合は、読取り用の光学系Aは初期位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合、読取り用の光学系Aが左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿が、露光されながら走査される。
原稿Giからの反射光は、読取り用の光学系Aを通って、撮像素子CCDに集光される。前記撮像素子CCDは、撮像面上に集光された原稿の反射光を電気信号に変換する。
露光装置ROSは、レーザービームLを出力して、帯電ロールCRで帯電された感光体ドラムPRの表面に潜像を形成する。感光体ドラムPRの表面の潜像は、現像装置Gで可視像に現像される。転写ユニットTUの転写ロールTRは、感光体ドラムPRの表面の可視像を、搬送路SH1を搬送されてきた媒体の一例としての記録シートSに転写する。記録シートSに転写された可視像は、定着装置Fで定着される。定着装置Fを通過した記録シートSは、両面印刷がされる場合には、反転路SH3に搬送され、排紙トレイTRhに排出される場合には、排出ロールRhで排出される。
図2は実施例1の像保持体および帯電部材の説明図である。
図2において、実施例1の感光体ドラムPRは、有機材料性の感光層1と、感光層1の表面に積層された硬化層2とを有する。なお、有機感光材料を使用した有機感光体は、従来公知であり、種々の構成を採用可能である。一例として、フタロシアニン系やビスアゾ系顔料を分散させた光キャリア発生層とヒドラゾン系やアリールアミン系の化合物を樹脂に相溶させたキャリア輸送層を有する従来公知の有機感光材料を使用可能であるため、詳細な説明は省略する。また、硬化層2としては、一例として、シロキサン系やアクリル系の有機硬化樹脂や酸化ガリウム等の無機材料からなる従来公知の硬化層2を使用可能であるため、詳細な説明は省略する。さらに、感光体ドラムPRは、硬化層2を有しない場合は、有機感光体に限定されず、アモルファスシリコン(α−Si)等の無機感光材料を使用した従来公知の無機感光体を使用することも可能である。
実施例1の帯電ロールCRには、電源供給手段の一例としての電源回路Eから帯電バイアスが印加される。電源回路Eは、制御部Cにより制御される。なお、実施例1の帯電ロールCRには、直流バイアスVdcに、交番バイアスの一例としての交流バイアスVacが重畳された帯電バイアスが印加可能である。
交換予測動作の開始判別手段C1は、帯電ロールCRの交換時期になったかを検出するための交換予測動作を開始する時期になったか否かを判別する。実施例1の交換予測動作の開始判別手段C1は、開始時期の一例としての複写機Uの電源オン時に、交換予測動作を開始する時期になったと判別する。なお、電源オン時に限定されず、例えば、予め設定された時刻(「毎週月曜日朝9時」とか)を使用したり、累計の印刷枚数が1万枚(=10kpV)ごとに行う等、開始時期は、設計や仕様等に応じて任意に変更可能である。
画像形成動作時の帯電バイアス制御手段C2aは、画像形成動作時に帯電ロールCRへの帯電バイアスの供給を制御する。実施例1の画像形成動作時の帯電バイアス制御手段C2aは、直流バイアスVdcに、第2の交番バイアスの一例としての第2交流バイアスVac2が重畳された帯電バイアスが供給される。第2交流バイアスVac2は、放電バイアスVthの2倍に達するバイアスが予め設定されている。一例として、感光体ドラムPRと帯電ロールCRとの間で放電が発生する放電バイアスVthが600[V]であった場合、交流波形の極大値と極小値の差、いわゆる、ピーク間電圧Vpp2が放電バイアスの2倍を超える1.4[kV]を有する交流バイアスVac2=Vpp2・(1/2)・sin2πftが設定されている。なお、実施例1では、直流バイアスVdcは−600[V]に設定されているが、直流バイアスVdcは設計や仕様等に応じて変更可能である。また、交流の周波数は、一例として、f=2.4kHzに設定することが可能であるが、適宜変更可能である。
特定情報記憶手段の一例としての残寿命テーブル記憶手段C5は、交換予測動作時に形成される画像と帯電ロールCRの寿命との関係を特定する特定情報の一例としての残寿命テーブルが予め設定されている。実施例1では、残寿命テーブルとして、図3Aに示すように、縦筋グレードが1の場合は残寿命が40kpv、縦筋グレードが2の場合は残寿命が25kpv、縦筋グレードが3の場合は残寿命が20kpv、縦筋グレードが4の場合は残寿命が5kpv、縦筋グレードが5の場合は残寿命が0kpv、が予め実験等で測定され、残寿命テーブルとして記憶されている。
連続印刷枚数判別手段C6aは、交換予測動作が開始される直前の画像形成動作(いわゆる直前ジョブ)における連続印刷枚数を判別する。実施例1では、直前のジョブにおける連続印刷枚数が、設定値を超えていれば、紙粉等が多く帯電ロールCRの寿命にとって厳しい状況であると判別して、残寿命に、実験等で予め設定された係数α1(<1)を乗算する補正する処理を判別結果の補正手段C6は行う。なお、補正係数を使用して補正を行う場合に限定されず、連続印刷枚数が設定値を超えている場合と超えていない場合とで異なる別々のテーブルを予め記憶しておき、いずれかのテーブルを選択するようにすることも可能である。
環境判別手段C6cは、交換予測動作が実行される際の環境温度および環境湿度を判別する。実施例1では、環境温度と環境湿度が、予め設定された設定値に達していなければ、低温低湿で帯電ロールCRの寿命にとって厳しい状況であると判別して、残寿命に、実験等で予め設定された係数α3(<1)を乗算する補正する処理を判別結果の補正手段C6は行う。
なお、前記各補正において、残寿命の補正を行う構成に限定されず、例えば、図3Bのグラフの縦軸の縦筋グレードに別の係数(>1)をかけたり、0.5段階悪化させる補正を行うとか、図3Bのグラフの横軸のpvを大きな値になるように補正を行うとか、図3のグラフの傾斜角を大きくする補正を行う等、補正方法は任意に変更可能である。
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、交換予測動作の時期になると、交換予測動作が実行される。交換予測動作では、画像形成動作時に比べて、Vppが小さい第1帯電バイアスVdc+Vac1が印加されて、現像が行われる。なお、交換予測動作では、露光装置ROSで画像を形成せずに現像を行っているが、何らかのサンプル画像を形成する構成とすることも可能である。
そして、プリントアウトされた記録シートSが読み取られて、縦筋状の画質欠陥のグレードの判定が行われる。そして、縦筋グレードと残寿命テーブルから、帯電ロールCRの残りの寿命が導出される。なお、実施例1では、導出された残寿命に、複写機Uの状況に応じた補正が行われて、最終的な残寿命が導出される。そして、実施例1の複写機Uでは、帯電ロールCRの汚れに伴う帯電ロールCRの寿命を予測する。そして、残寿命から、交換時期になったか否かの判別が行われ、利用者に告知がされる。
なお、特許文献2に記載の技術のような「横筋」状の画像欠陥は、主に感光体の膜厚が厚い状態で、DCバイアスを印加した場合に発生しやすい。よって、累積印刷枚数が少ない時期に出やすく、感光体が摩耗してくると発生しにくくなる。したがって、横筋の画像欠陥は、感光体ドラムPRに起因する画像欠陥であり、帯電ロールCRに起因する画像欠陥ではない。
図5は直流バイアスに交流バイアスを印加した場合の感光体表面電位の説明図であり、横軸にピーク間電圧をとり、縦軸に感光体表面電位を取ったグラフである。
図4に示すように、直流バイアスを大きくしていくと、感光体の表面電位が上がっていくが、図4の測定を行った構成では、印加電圧が600V以下になると、感光体の表面電位が0になる。すなわち、帯電させるための放電が発生しないことがわかる。よって、この構成では、放電バイアスVthは600Vとなる。
図5において、直流バイアスに交流バイアスを重畳した場合、交流バイアスのピーク間電圧Vppを大きくしていくと、Vpp=1200Vまでは感光体表面電位が上昇するが、それ以降は感光体の表面電位が上昇しないことが分かる。すなわち、放電バイアスVth=600Vの2倍である1200V以上にVppがなると、それ以上は直流バイアスに応じた表面電位に安定して収束することが知られている。したがって、実施例1では、余裕を持たせて、画像形成時の第2交流バイアスVac2は、Vpp2=1400Vに設定されている。
図7は放電バイアスと表面電位の説明図であり、図7Aは図6Bの場合の説明図、図7は図6Dの場合の説明図である。
図7において、感光体ドラムPRの表面が帯電されていない(0V)状態では、直流バイアスVdc(600V)が放電バイアスVth(600V)に達しており、さらに交流バイアスVacが印加される。したがって、放電が発生しやすい。このとき、感光体の表面電位は、直流バイアスVdcまで一気に帯電されにくく、直流バイアスVdcよりも低い表面電位V1に帯電されることが多い。図7Aにおいて、感光体ドラムPRの表面が表面電位V1の状態では、VppがVthの2倍を超えていれば、ピークP1の近傍では、帯電バイアスのピーク値(Vdc−(Vpp2)/2)と表面電位V1との間の電位差がVthを超える。したがって、再び放電が発生して、(Vdc−(Vpp2)/2)よりも低い表面電位V2に帯電される。同様にして、ピークP2でも、帯電バイアスと表面電位V2との電位差がVthを超えて、表面電位V3に帯電される。図6Bにおいて、これを繰り返して、上流側の領域12と下流側の領域13を通過した感光体ドラムPRの表面は、繰り返しの放電で、直流バイアスVdcに収束しやすい。
放電回数が少ない状態では、感光体ドラムPRの表面の電位が安定しにくい。そして、帯電ロールCRが外添剤や紙粉等で周方向に汚れてしまうと、汚れた部分が高抵抗になり放電しづらくなって、感光体ドラムPRの表面電位が下がりやすい。感光体ドラムPRの表面電位が下がった部分は、現像時に副走査方向に延びる縦筋として印刷される。したがって、VppがVthの2倍に達しないバイアスを印加する場合は、画像形成時の帯電バイアスを印加する場合に比べて、早期に帯電ロールCRの汚れを検出することができる。そして、この状況で画像形成を継続していくと、どのくらい経過すると、画像形成時にも縦筋が発生してしまうか予測することが可能である。したがって、縦筋を意図的に発生させて、帯電ロールCRの寿命を予測している。
また、実施例1の複写機Uでは、複写機Uの状況に応じて残寿命を補正している。したがって、補正しない場合に比べて、寿命の予測精度が向上している。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H05)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H03)前記実施例において、Vthの2倍に達しない交番バイアスとして、Vpp=500Vの交流バイアスを印加する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、Vppの値は設計や仕様等に応じて変更可能であるし、Vpp=0の交番バイアス、すなわち、交番バイアスが実質的に重畳されず、直流バイアスのみで、交換予測動作を実行する構成とすることも可能である。なお、直流バイアスのみのときは、図6Cに示す状態となり、図6Dの場合と同様に、縦筋が発生しやすくなる。
(H05)前記実施例において、連続印刷枚数や平均画像密度、環境温度、湿度、用紙種類に応じて補正を行う構成を例示したが、これに限定されない。例示した以外のパラメータをふかしたり、例示したパラメータのいずれかまたは複数を使用しない構成とすることも可能である。また、補正は行うことが望ましいが、補正を行わない構成とすることも可能である。
2…硬化層、
CR…帯電手段、
E…電源供給手段、
PR…像保持手段、
S…媒体、
U…画像形成装置、
U2…画像読取り装置、
Vac1…第1の交番バイアス、
Vac2…第2の交番バイアス、
Vdc…直流バイアス、
Vth…放電バイアス。
Claims (14)
- 像保持手段と、
前記像保持手段に対向して配置され、前記像保持手段を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段に帯電バイアスを供給する電源供給手段であって、前記帯電手段の寿命を予測する場合に、直流バイアスと予め設定された放電バイアスの2倍に達しない第1の交番バイアスとを有する第1の帯電バイアスを供給する前記電源供給手段と、
を備え、
前記第1の帯電バイアスが供給された場合に、前記像保持手段に形成される画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記電源供給手段は、画像を形成する場合には、直流バイアスと予め設定された放電バイアスの2倍に達する第2の交番バイアスとを有する第2の帯電バイアスを供給する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 像保持手段と、
前記像保持手段に対向して配置され、前記像保持手段を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段に帯電バイアスを供給する電源供給手段であって、前記帯電手段の寿命を予測する場合に、直流バイアスとバイアス値を低下させても前記像保持手段の表面電位が予め定められた範囲内となる交番バイアス値よりも小さい第1の交番バイアスとを有する第1の帯電バイアスを供給する前記電源供給手段と、
を備え、
前記第1の帯電バイアスが供給された場合に、前記像保持手段に形成される画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記電源供給手段は、画像を形成する場合には、直流バイアスとバイアス値を低下させても前記像保持手段の表面電位が予め定められた範囲内となる第2の交番バイアスとを有する第2の帯電バイアスを供給する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記第1の交番バイアスが印加された場合に形成される画像と寿命との関係を特定する特定情報が予め設定され、前記特定情報と形成された画像とに基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 一連の画像形成動作において印刷される印刷枚数に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 画像密度情報に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
- 環境情報に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 画像が記録される媒体の種類を特定する媒体情報に応じて前記特定情報が異なることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記第1の交番バイアスが印加された場合に前記像保持手段に形成される副走査方向に延びる筋状の画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測すること、
を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。 - 有機材料製の感光層と、前記感光層の表面に積層された硬化層と、を有する前記像保持手段、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。 - 無機材料製の感光層を有する前記像保持手段、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記第1の交番バイアスが印加された場合に前記像保持手段に形成される画像が転写された媒体を読み取る画像読取手段、
を備え、
前記画像読取手段で読み取られた画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置に内蔵され、前記第1の交番バイアスが印加された場合に前記像保持手段に形成される画像を、前記画像形成装置の内部で読み取る読取手段、
を備え、
前記読取手段で読み取られた画像に基づいて、前記帯電手段の寿命を予測する
ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。
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