JP2019065966A - 嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の嵌合構造は、ホールカバー(外嵌部材)の開口部と、ギアボックス(内嵌部材)の開口部とを嵌合させることにより構成されている。ホールカバーとギアボックスとを嵌合した状態で、ホールカバーのギアボックス取り付け部に設けられた2箇所の切欠き溝に対して、ギアボックスの端部に設けられた2箇所のフランジ部が嵌合している。2つのフランジ部の周方向における幅および2つの切欠き溝の周方向における幅の組み合わせにより、ホールカバーとギアボックスとの誤組み付けが抑制されている。
上記構成によれば、複数の腕部が不等間隔に設けられていることにより、外嵌部材と内嵌部材とが間違った嵌合位置で嵌合されるとき、複数の腕部と回転抑制部とが軸方向において当接しやすくなる。そのため、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けがより抑制される。
図1に示すように、ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に対して交わるように設けられるラックシャフト4とを有している。ステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2に固定されている。ステアリングシャフト3は、上端部がステアリングホイール2に固定されるコラムシャフト7と、コラムシャフト7の下端部に連結されるインターミディエイトシャフト8と、インターミディエイトシャフト8の下端部に連結されるピニオンシャフト9とを有している。ピニオンシャフト9の下端部には、ピニオン歯が設けられている。ラックシャフト4の外周面には、ラック歯が設けられている。ピニオンシャフト9のピニオン歯と、ラックシャフト4のラック歯とが互いに噛合されることによりラックアンドピニオン機構10が構成されている。したがって、ステアリングホイール2の操作に伴うステアリングシャフト3の回転がラックアンドピニオン機構10によりラックシャフト4の軸方向移動に変換される。この軸方向移動がタイロッドを介して転舵輪に伝達されることにより転舵輪の転舵角が変更される。
図3に示すように、ホールカバー15は、円環状に形成されたパッキン等のシール部材17を筒状部12の外周に設けられた第1挟持部22との間で軸方向において挟み込むかたちで筒状部12に嵌合される。これにより、筒状部12とホールカバー15との間に路面からの雨水や埃等が流入することが抑制される。
図2に示すように、第1腕部34Aは、本体部34aと、突部34bとを有している。突部34bは、本体部34aの時計回り方向(図4中の右回り方向)の前方における側面に設けられている。第1腕部34Aの突部34bを含む周方向における幅W2は、2つの第3突起261,262の間の周方向における幅W3よりも若干短く設定されている。
・本実施の形態において、ラックハウジング6の筒状部12を内嵌部材、ホールカバー15を外嵌部材としてステアリング装置1に適用したが、これに限らず、他の装置に本実施形態の嵌合構造を適用してもよい。
Claims (5)
- 円筒状の外嵌部材と、
前記外嵌部材の内部に軸方向に沿って嵌合される内嵌部材と、を備え、
前記外嵌部材には、その軸方向一端部に設けられ、前記内嵌部材に向けて軸方向に沿って延びる複数の腕部と、前記腕部の先端部から径方向内側に向けて突出する爪部とが設けられ、
前記内嵌部材の外周面には、前記外嵌部材と前記内嵌部材とが正しい嵌合位置で互いに嵌合されるとき、周方向において前記複数の腕部に隣り合うように設けられるとともに前記外嵌部材が前記内嵌部材に対して相対回転しようとするとき、前記複数の腕部の少なくとも1つが当接する回転抑制部と、前記爪部が軸方向において係合する被係合部とが設けられ、
前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記複数の腕部の少なくとも1つが前記回転抑制部に軸方向において当接する嵌合構造。 - 前記複数の腕部は、前記外嵌部材の周方向において不等間隔に設けられている請求項1に記載の嵌合構造。
- 前記複数の腕部のうち特定の腕部の周方向における幅は、その他の腕部の周方向における幅よりも長く設定されており、
前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記特定の腕部が前記回転抑制部と軸方向において当接する請求項1または請求項2に記載の嵌合構造。 - 前記複数の腕部は、周方向における幅が全て同じである本体部を有し、
前記特定の腕部は、前記本体部と、前記本体部の周方向における側面から突出する突部とを有しており、
前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記突部が前記回転抑制部と軸方向において当接する請求項3に記載の嵌合構造。 - 請求項1〜4のいずれか一項の嵌合構造を備え、
前記内嵌部材は、ラックアンドピニオン機構を構成するピニオンシャフトを一部突出する態様で収容するハウジングの筒状部であり、
前記外嵌部材は、前記ハウジングと車両のダッシュパネルとの間で前記ピニオンシャフトを覆うホールカバーであるステアリング装置。
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JP2017192001A JP6943123B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置 |
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