JP2019065966A - 嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けを抑制できる新たな嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置を提供すること。【解決手段】第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cが周方向に不等間隔に設けられている。このため、ホールカバーと筒状部12とを間違った嵌合位置で互いに嵌合させようとすると、腕部の本体部の少なくとも1つが筒状部12の各突起24,25,261,262に軸方向において干渉する。ホールカバーと筒状部12との嵌合状態によっては、第1腕部34Aの突部34bと第2腕部34Bの突部34bとが突起25,261,262に軸方向において干渉する。したがって、ホールカバーと筒状部12との誤組み付けが抑制される。また、ステアリング装置は、ホールカバーと筒状部12との誤組み付けが抑制された嵌合構造が採用されているため、ホールカバーとダッシュパネルとの間から車室内へ水が浸入することを抑制できる。【選択図】図4

Description

本発明は、嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されるような嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置が知られている。
上記の嵌合構造は、ホールカバー(外嵌部材)の開口部と、ギアボックス(内嵌部材)の開口部とを嵌合させることにより構成されている。ホールカバーとギアボックスとを嵌合した状態で、ホールカバーのギアボックス取り付け部に設けられた2箇所の切欠き溝に対して、ギアボックスの端部に設けられた2箇所のフランジ部が嵌合している。2つのフランジ部の周方向における幅および2つの切欠き溝の周方向における幅の組み合わせにより、ホールカバーとギアボックスとの誤組み付けが抑制されている。
特開2005−145235号公報
しかし、製品仕様などによってホールカバーとギアボックスとの組み合わせの態様(両部材のラインナップの積)が数多くなると、誤組み付けを抑制する構成として新たな構成が求められている。
本発明の目的は、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けを抑制できる新たな嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置を提供することである。
上記目的を達成し得る嵌合構造は、円筒状の外嵌部材と、前記外嵌部材の内部に軸方向に沿って嵌合される内嵌部材と、を備えることを前提としている。前記外嵌部材には、その軸方向一端部に設けられ、前記内嵌部材に向けて軸方向に沿って延びる複数の腕部と、前記腕部の先端部から径方向内側に向けて突出する爪部とが設けられ、前記内嵌部材の外周面には、前記外嵌部材と前記内嵌部材とが正しい嵌合位置で互いに嵌合されるとき、周方向において前記複数の腕部に隣り合うように設けられるとともに前記外嵌部材が前記内嵌部材に対して相対回転しようとするとき、前記複数の腕部の少なくとも1つが当接する回転抑制部と、前記爪部が軸方向において係合する被係合部とが設けられ、前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記複数の腕部の少なくとも1つが前記回転抑制部に軸方向において当接する。
上記構成によれば、外嵌部材と内嵌部材とを正しい嵌合位置で互いに嵌合させるときに、複数の腕部は回転抑制部に軸方向に当接せず、円滑に外嵌部材と内嵌部材との嵌合が実施できる。また、外嵌部材と内嵌部材とが互いに嵌合された状態においては、複数の腕部の側面が、回転抑制部に周方向において当接することにより外嵌部材の内嵌部材に対する相対回転が抑制される。また、腕部の爪部が内嵌部材の被係合部に軸方向において係合するため、外嵌部材が内嵌部材から軸方向において離脱してしまうことを抑制することができる。また、外嵌部材と内嵌部材とを間違った嵌合位置で互いに嵌合させるとき、外嵌部材の複数の腕部のうち少なくとも1つが内嵌部材の回転抑制部に軸方向において当接する。そのため、外嵌部材が内嵌部材に対して間違った嵌合位置で嵌合されることが規制される。したがって、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けを抑制できる。
上記の嵌合構造において、前記複数の腕部は、前記外嵌部材の周方向において不等間隔に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、複数の腕部が不等間隔に設けられていることにより、外嵌部材と内嵌部材とが間違った嵌合位置で嵌合されるとき、複数の腕部と回転抑制部とが軸方向において当接しやすくなる。そのため、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けがより抑制される。
上記の嵌合構造において、前記複数の腕部のうち特定の腕部の周方向における幅は、その他の腕部の周方向における幅よりも長く設定されており、前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記特定の腕部が前記回転抑制部と軸方向において当接することが好ましい。
上記構成によれば、複数の腕部のうち特定の腕部の周方向における幅が、その他の腕部の周方向における幅よりも大きく設定されていることにより、外嵌部材と内嵌部材とが間違った嵌合位置で嵌合されるとき、特定の腕部と回転抑制部とが軸方向において当接しやすくなる。そのため、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けがより抑制される。
上記の嵌合構造において、前記複数の腕部は、周方向における幅が全て同じである本体部を有し、前記特定の腕部は、前記本体部と、前記本体部の周方向における側面から突出する突部とを有しており、前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記突部が前記回転抑制部と軸方向において当接することが好ましい。
上記構成によれば、特定の腕部の周方向における幅は、その他の腕部の周方向における幅と比較して突部分だけ長く設定されていることにより、外嵌部材と内嵌部材とが間違った嵌合位置で嵌合されるとき、特定の腕部の突部と回転抑制部とが軸方向において当接しやすくなる。そのため、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けがより抑制される。
上記課題を解決するステアリング装置は、上記いずれかの嵌合構造を備え、前記内嵌部材は、ラックアンドピニオン機構を構成するピニオンシャフトを一部突出する態様で収容するハウジングの筒状部であり、前記外嵌部材は、前記ハウジングと車両のダッシュパネルとの間で前記ピニオンシャフトを覆うホールカバーである。
一般的にダッシュパネルとホールカバーとが適切に当接することで、車両外部の水がダッシュパネルを介して車室内に浸入することを抑制している。しかし、ハウジングとホールカバーとが間違った嵌合位置で嵌合された場合、車両のダッシュパネルとホールカバーとが適切に当接しないおそれがある。
また、車両の種類に応じてハウジングおよびホールカバーの種類が複数あることが考えられる。この場合、ハウジングとホールカバーとの組み合わせがそもそも間違っており、ハウジングとホールカバーとが間違った嵌合位置にあるのに関わらず、互いに嵌合されてしまうおそれがある。ひいては、上記と同様に車両のダッシュパネルとホールカバーとが適切に当接しないおそれがある。
その点、上記の嵌合構造によれば、ハウジングとホールカバーとの誤組み付けが抑制されている。そのため、上記の嵌合構造を備えるステアリング装置では、車室内の防水性をより向上させることができる。
本発明の嵌合構造及びこれを備えたステアリング装置によれば、外嵌部材と内嵌部材との誤組み付けを抑制できる新たな構成を提供することができる。
一実施形態におけるステアリング装置の概略構成図。 ラックハウジングの筒状部とホールカバーとの嵌合構造を示す分解斜視図。 一実施形態における嵌合構造の断面図。 図3の4−4線で切断したときの断面図。 間違った嵌合位置における嵌合構造の筒状部および複数の腕部の位置関係を示した概略図。 間違った嵌合位置における嵌合構造の筒状部および複数の腕部の位置関係を示した概略図。 間違った嵌合位置における嵌合構造の筒状部および複数の腕部の位置関係を示した概略図。 間違った嵌合位置における嵌合構造の筒状部および複数の腕部の位置関係を示した概略図。 間違った嵌合位置における嵌合構造の筒状部および複数の腕部の位置関係を示した概略図。
以下、嵌合構造およびステアリング装置の一実施形態を説明する。
図1に示すように、ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に対して交わるように設けられるラックシャフト4とを有している。ステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2に固定されている。ステアリングシャフト3は、上端部がステアリングホイール2に固定されるコラムシャフト7と、コラムシャフト7の下端部に連結されるインターミディエイトシャフト8と、インターミディエイトシャフト8の下端部に連結されるピニオンシャフト9とを有している。ピニオンシャフト9の下端部には、ピニオン歯が設けられている。ラックシャフト4の外周面には、ラック歯が設けられている。ピニオンシャフト9のピニオン歯と、ラックシャフト4のラック歯とが互いに噛合されることによりラックアンドピニオン機構10が構成されている。したがって、ステアリングホイール2の操作に伴うステアリングシャフト3の回転がラックアンドピニオン機構10によりラックシャフト4の軸方向移動に変換される。この軸方向移動がタイロッドを介して転舵輪に伝達されることにより転舵輪の転舵角が変更される。
ハウジングとしてのラックハウジング6は、ラックシャフト4を収容している。また、ラックハウジング6は、ピニオンシャフト9を一部突出する態様で収容している。ラックハウジング6は、ハウジング本体部11と、内嵌部材としての筒状部12とを有している。ハウジング本体部11は、ラックシャフト4の軸方向に延びる円筒状をなしている。筒状部12は、ハウジング本体部11と一体形成されるとともにピニオンシャフト9の軸方向に沿って延びる円筒状をなしている。尚、ピニオンシャフト9のラックシャフト4と反対側の端部は、筒状部12から突出しており、ダッシュパネルDを貫通して車室内に位置している。尚、ラックハウジング6は、アルミ等の金属材料により構成されている。
ラックハウジング6の筒状部12のダッシュパネルD側の端部には、外嵌部材としてのホールカバー15が嵌合されている。ホールカバー15は、筒状部12とダッシュパネルDとの間でピニオンシャフト9を覆っている。ホールカバー15とダッシュパネルDとの間には、シール部材(図示略)が介在されることにより車両外部から車室内への水の浸入を抑制している。ステアリング装置1は、ホールカバー15を介して車両のダッシュパネルDに押し付けられた状態で、ラックハウジング6が車両のサスペンションメンバ(図示略)に連結されることにより車体に取り付けられている。
次に、ラックハウジング6の筒状部12とホールカバー15との嵌合構造について説明する。
図3に示すように、ホールカバー15は、円環状に形成されたパッキン等のシール部材17を筒状部12の外周に設けられた第1挟持部22との間で軸方向において挟み込むかたちで筒状部12に嵌合される。これにより、筒状部12とホールカバー15との間に路面からの雨水や埃等が流入することが抑制される。
図2に示すように、ラックハウジング6の筒状部12は、円筒状の第1筒状嵌合部21と、円環状の第1挟持部22と、複数の被係合部23とを有している。第1筒状嵌合部21は、車両上側に開口している。第1筒状嵌合部21の外径は、シール部材17の内径と略同一に設定されている。第1挟持部22は、第1筒状嵌合部21の外周面に突設されている。第1挟持部22の外径は、シール部材17の外径と略同一に設定されている。第1挟持部22の車両上側の端面は、シール部材17に当接する。被係合部23は、第1挟持部22の車両下側の端面から車両下側に向けて延出されている。被係合部23の外周面は、第1挟持部22の外周面と面一に設けられている。
図4に示すように、筒状部12の被係合部23は、第1被係合部23aと、第2被係合部23bとを有している。第1被係合部23aおよび第2被係合部23bは、周方向において所定範囲に亘ってそれぞれ設けられている。第1被係合部23aの周方向における長さは、第2被係合部23bの周方向における長さよりも短く設定されている。第1被係合部23aと、第2被係合部23bとは周方向において互いに連続しておらず、互いに間隔をもって配置されている。尚、以下では、筒状部12の周方向に沿って時計回り(図4中の右回り方向)に見ていくと、第1被係合部23aの時計回りの前方に位置する第1の端部P1は、第2被係合部23bの時計回りの後方に位置する第2の端部S2に、第2被係合部23bの時計回りの前方に位置する第1の端部S1は、第1被係合部23aの時計回りの後方に位置する第2の端部P2に隣り合っていることを前提として説明する。
筒状部12の外周には、回転抑制部としての第1突起24、第2突起25,および2つの第3突起261,262が設けられている。第1突起24、第2突起25、および2つの第3突起261,262は、第1被係合部23aおよび第2被係合部23bの外周面から径方向外側に突出している。
より具体的には、第1突起24は、第1被係合部23aの第2の端部P2側半部の外周面から径方向外側に突出している。第1突起24は、筒状部12の周方向に沿って第1被係合部23aの第2の端部P2方向(図4中の反時計回り方向)に向かうにつれて径方向外側への突出量が徐々に小さくなるように設定されている。また、筒状部12の周方向において、第1突起24が第1被係合部23aの外周面から最も径方向外側に突出している部分は、第1被係合部23aの第1の端部P1側における外周面との間で段差面を形成している。
第2突起25は、第2被係合部23bの第2の端部S2から第1の端部S1方向へ離れた位置において、第2被係合部23bの外周面から径方向外側に突出している。第2突起25は、筒状部12の周方向に沿って第2被係合部23bの第1の端部S1方向(図4中の時計回り方向)に向かうにつれて径方向外側への突出量が徐々に小さくなるように設定されている。また、筒状部12の周方向において、第2突起25が第2被係合部23bの外周面から最も径方向外側に突出している部分は、第2被係合部23bの第2の端部S2側における外周面との間で段差面を形成している。
2つの第3突起261,262は、第2被係合部23bの第1の端部S1側の所定角度範囲の外周面において周方向に間を空けて径方向外側に突出している。より具体的には、第3突起261は、第2被係合部23bにおける第1の端部S1の外周面から径方向外側に突出している。第3突起262は、第2被係合部23bの第1の端部S1から第2の端部S2方向へ離れた位置における外周面に第3突起261と周方向において間を空けて突設されている。2つの第3突起261,262は、周方向において互いに対向している。2つの第3突起261,262の周方向における間には、溝状の空間Sが形成されている。
図2に示すように、ホールカバー15は、円筒状をなしている。ホールカバー15は、円筒状の第2筒状嵌合部31と、円環状の第2挟持部32と、円筒状のスカート部33と、3つの腕部34と、フランジ部38とを有している。第2筒状嵌合部31の内径は、第1筒状嵌合部21の外径よりも僅かに大きく設定されている。すなわち、第2筒状嵌合部31は、第1筒状嵌合部21の外周に隙間嵌めによって嵌合される。第2筒状嵌合部31と第1筒状嵌合部21との嵌合部分の軸方向長さは、第2筒状嵌合部31が第1筒状嵌合部21に対して最も傾斜した状態でも、第1挟持部22と第2挟持部32との間においてシール部材17の圧縮が保たれる所定長さ以上に設定されている。第2挟持部32は、第2筒状嵌合部31の車両下側における外周面に突設されている。第2挟持部32の車両下側の端面は、シール部材17に当接する。スカート部33は、第2挟持部32の外周縁から車両下側に向けて延出している。スカート部33の内径は、第1挟持部22の外径よりも若干大きく形成されている。スカート部33は、第1挟持部22の外周に隙間嵌めによって嵌合される。
フランジ部38は、第2筒状嵌合部31における車両上側の外周面に設けられている。フランジ部38は、長円状をなしている。フランジ部38は、ラックシャフト4とピニオンシャフト9との交差角に応じて傾斜して設けられている。
腕部34は、略長方形板状をなしている。腕部34は、スカート部33における車両下側の端面(ホールカバー15の一端部)からフランジ部38と反対側に向けて(筒状部12に向けて)延出している。腕部34は、筒状部12の周方向において、筒状部12の被係合部23に対応する箇所に設けられている。腕部34の車両下側の端部には、ホールカバー15の径方向内側に向かって突出する爪部35が設けられている。各爪部35は、車両下側から車両上側に向かうにつれて径方向内側への突出量が徐々に大きくなる断面三角形状に形成されている。
図3に示すように、ホールカバー15の第2筒状嵌合部31は、筒状部12の第1筒状嵌合部21の外周に隙間嵌めされるとともに、スカート部33が被係合部23の外周に隙間嵌めにより嵌合され、爪部35が被係合部23の車両下側に進入することで、筒状部12に組み付けられている。この状態において、シール部材17は、第1挟持部22と第2挟持部32とによって軸方向において挟み込まれることにより所定量圧縮されている。ホールカバー15は、第2筒状嵌合部31が第1筒状嵌合部21に嵌合することにより径方向への移動が規制されている。ホールカバー15は、爪部35が軸方向において被係合部23に係合することにより車両上側への移動が規制されている。尚、爪部35は、被係合部23の車両下側の端面に常に係合せず、軸方向において若干隙間を空けて対向している。
ここで、腕部34のさらに詳細な構成と、筒状部12とホールカバー15との嵌合構造およびステアリング装置1の作用効果に説明する。尚、説明の便宜上、腕部34をそれぞれ第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cとして説明する。
図4に示すように、第1腕部34A、第2腕部34B,および第3腕部34Cは、周方向において不等間隔に設けられている。具体的には、第1腕部34Aと第2腕部34Bとは周方向において115°分の間隔を持って設けられている。第2腕部34Bと第3腕部34Cとは周方向において115°分の間隔を持って設けられている。第1腕部34Aと第3腕部34Cとは周方向において130°分の間隔を持って設けられている。
第1腕部34Aは、筒状部12の2つの第3突起261,262により形成される空間Sに対応する位置に設けられている。
図2に示すように、第1腕部34Aは、本体部34aと、突部34bとを有している。突部34bは、本体部34aの時計回り方向(図4中の右回り方向)の前方における側面に設けられている。第1腕部34Aの突部34bを含む周方向における幅W2は、2つの第3突起261,262の間の周方向における幅W3よりも若干短く設定されている。
図4に示すように、第2腕部34Bは、筒状部12の第1被係合部23aの第1の端部P1側半部に対応する位置に設けられている。第2腕部34Bは、第1腕部34Aと同様の構成を有している。
第3腕部34Cは、筒状部12の第2被係合部23bにおける第2の端部S2の径方向外側に対応する位置に設けられている。第3腕部34Cは、第1腕部34Aおよび第2腕部34Bが有する本体部34aだけで構成されている。尚、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cの本体部34aの周方向における幅W1は全て同じに設定されている(図2参照)。また、第1腕部34Aおよび第2腕部34Bは、特定の腕部の一例であり、第3腕部34Cは、その他の腕部の一例である。
このように構成された第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cを備えたホールカバー15を正しい嵌合位置で筒状部12に嵌合させた場合、第1腕部34A(突部34bを含む)は、2つの第3突起261,262により形成される空間S内に配置される。すなわち、第1腕部34Aは、周方向において2つの第3突起261,262に挟まれるように設けられる。第2腕部34Bは、周方向において第1突起24の時計回り方向(図4中の右隣り方向)前方に隣り合う。第3腕部34Cは、周方向において第2突起25の反時計回り方向(図4中の左隣り方向)後方に隣り合う。この状態で、ホールカバー15を筒状部12に対して時計回りに相対回転させようとすると、第1腕部34Aの突部34bが第2被係合部23bに設けられる第3突起261に当接し、第3腕部34Cが第2突起25の段差面に当接する。また、ホールカバー15を筒状部12に対して反時計回りに相対回転させようとすると、第1腕部34Aの本体部34aが第2被係合部23bに設けられる第3突起262に当接し、第2腕部34Bの本体部34aが第1突起24の段差面に当接する。すなわち、ホールカバー15と筒状部12とを正しい嵌合位置で互いに嵌合させたとき、ホールカバー15および筒状部12は、相対回転が抑制される。尚、正しい嵌合位置とは、腕部34が突起24,25,261,262に適切に隣り合うように配置されるとともに爪部35が被係合部23の車両下側の端面に正常に係合されるように、ホールカバー15と筒状部12とが互いに嵌合される位置のことをいう。
次に、筒状部12とホールカバー15とが間違った嵌合位置で互いに嵌合されるときの嵌合構造およびステアリング装置1の作用効果について説明する。尚、間違った嵌合位置とは、上記した正しい嵌合位置とならない位置である。
図5に示すように、第1腕部34Aの本体部34aを2つの第3突起261,262の間の空間Sに対応させ、第2腕部34Bの本体部34aを第1被係合部23aの第1の端部P1の径方向外側に対応させた状態で、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとするときを考える。このとき、第1腕部34Aの突部34bは、軸方向において第3突起261に対向している。また、第3腕部34Cは、軸方向において第2突起25に対向している。そのため、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとすると、第3腕部34Cが軸方向において第2突起25に当接する。また、第3腕部34Cが第2突起25の径方向外側に乗り上げてしまうことが考えられる。このとき、第1腕部34Aの本体部34aが2つの第3突起261,262の間の空間S内に進入することによりホールカバー15と筒状部12との嵌合が進んでしまうが、第1腕部34Aの突部34bが軸方向において第3突起261に当接する。
図6に示すように、第1腕部34Aを第1被係合部23aの第1の端部P1の径方向外側に対応させ、第2腕部34Bの本体部34aを第2被係合部23bの第2の端部S2の径方向外側に対応させた状態で、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとするときを考える。このとき、第3腕部34Cは、軸方向において第3突起262に対して対向している。また、第2腕部34Bの突部34bは、軸方向において第2突起25と対向している。そのため、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとすると、第3腕部34Cが軸方向において第3突起262に当接する。また、第3腕部34Cが第3突起262の径方向外側に乗り上げてしまうことが考えられる。このとき、ホールカバー15と筒状部12との嵌合が進んでしまうが、第2腕部34Bの突部34bが軸方向において第2突起25に当接する。
また、図7に示すように、第3腕部34Cを2つの第3突起261,262の間の空間Sに対応させた状態で、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとするときを考える。このとき、第2腕部34Bの本体部34aは、軸方向において第2突起25に対向している。そのため、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとすると、第2腕部34Bの本体部34aが軸方向において第2突起25に当接する。尚、第1腕部34Aは、被係合部23に対応しない部分に配置される。そのため、仮にホールカバー15と筒状部12とを無理に嵌合させたとしても、第1腕部34Aの爪部35は、被係合部23に係合しない。
また、図8に示すように、第1腕部34Aを第2被係合部23bの第2の端部S2の径方向外側に対応させた状態で、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとするときを考える。このとき、第2腕部34Bの本体部34aおよび突部34bは、軸方向において第3突起262に対向している。また、第3腕部34Cは、軸方向において第1突起24に対向している。そのため、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとすると、第3腕部34Cが軸方向において第1突起24に当接する。また、第2腕部34Bの本体部34aが軸方向において第3突起262に当接する。また、第3腕部34Cが第1突起24の径方向外側に乗り上げ、第2腕部34Bの本体部34aが第3突起262の径方向外側に乗り上げることが考えられる。このとき、ホールカバー15と筒状部12との嵌合が進んでしまうが、第2腕部34Bの突部34bが軸方向において第3突起262に当接する。
また、図9に示すように、第2腕部34Bを2つの第3突起261,262の間の空間Sに対応させ、第3腕部34Cを第1被係合部23aの第1の端部P1の径方向外側に対応させた状態で、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとするときを考える。このとき、第1腕部34Aの本体部34aは、軸方向において第2突起25に対向している。そのため、ホールカバー15と筒状部12とを互いに嵌合させようとすると、第1腕部34Aの本体部34aが軸方向において第2突起25に当接する。
上記のように、ホールカバー15と筒状部12とを間違った嵌合位置で互いに嵌合させようとすると、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cが周方向に不等間隔に設けられていることにより、各腕部34の本体部34aの少なくとも1つが突起24,25,261,262に軸方向において干渉する。また、ホールカバー15と筒状部12との嵌合状態によっては、第1腕部34Aの突部34bと第2腕部34Bの突部34bとが突起25,261,262に軸方向において干渉する。したがって、ホールカバー15と筒状部12との誤組み付けが抑制される。
また、筒状部12とホールカバー15とが間違った嵌合位置で嵌合された場合、車両のダッシュパネルDとホールカバー15のフランジ部38とが適切に当接しないおそれがある。ひいては、ホールカバー15とダッシュパネルDとの間でシール部材が適切に圧縮されないことから車室内への水が浸入するおそれがある。
その点、ステアリング装置1は、ホールカバー15と筒状部12との誤組み付けが抑制された嵌合構造が採用されているため、上記の嵌合構造を備えるステアリング装置1では、車室内の防水性をより向上させることができる。
尚、本実施の形態は、技術的に矛盾が生じない範囲で以下のように変更してもよい。
・本実施の形態において、ラックハウジング6の筒状部12を内嵌部材、ホールカバー15を外嵌部材としてステアリング装置1に適用したが、これに限らず、他の装置に本実施形態の嵌合構造を適用してもよい。
・本実施の形態におけるステアリング装置1は、右ハンドル仕様または左ハンドル仕様のいずれであってもよい。また、仮に本実地の形態におけるステアリング装置1が右ハンドル仕様であるとすると、左ハンドル仕様に変更する際には、ホールカバー15およびラックハウジング6の筒状部12を鏡面対称な構成に変更することが好ましい。この変更を実施する場合、特に突部34bについては、第1腕部34Aおよび第2腕部34Bの本体部34aの時計回り方向における側面に設けられていたが、これを反時計回り方向における側面に設ける。
・また、仮に右ハンドル仕様の筒状部12に対して左ハンドル使用のホールカバー15を嵌合させようとした場合、嵌合構造をなすホールカバー15および筒状部12の組み合わせがそもそも間違いである。そのため、右ハンドル仕様の筒状部12に対して左ハンドル使用のホールカバー15を嵌合しようとすることは、筒状部12およびホールカバー15を常に間違った嵌合位置で互いに嵌合させることと同じである。そのため、右ハンドル仕様の筒状部12に対して左ハンドル仕様のホールカバー15を嵌合する際には、筒状部12とホールカバー15とがどのような嵌合位置にあったとしても、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cの少なくとも1つが、軸方向において突起24,25,261,262に当接するように腕部34と突起24,25,261,262との位置関係を設定する。
・また、車両の種類に応じて車両のダッシュパネルDおよびホールカバー15のフランジ部38の傾きが異なる。そのため、車両の種類に応じて筒状部12とホールカバー15との組み合わせが変更される。したがって、異なる車種の筒状部12とホールカバー15とを互いに嵌合させる場合であっても、筒状部12とホールカバー15とがどのような嵌合位置にあったとしても、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cの少なくとも1つが、軸方向において突起24,25,261,262に当接するように腕部34と突起24,25,261,262との位置関係を設定する。このようにすることで、嵌合構造およびステアリング装置1を製造するときの筒状部12とホールカバー15との誤組み付けを抑制できるとともに、製造効率を良好に保つことができる。ひいては、筒状部12とホールカバー15との誤組み付け抑制のための設備等も導入する必要がなくなるため、製造コストも低減することができる。
・本実施の形態において、第1腕部34Aおよび第2腕部34Bは、本体部34aと突部34bとにより構成されていたが、第3腕部34Cにも突部34bを設けてもよい。また、第1腕部34Aおよび第2腕部34Bの突部34bは、本体部34aの時計回り方向における側面に設けられていたが、例えば、反時計回り方向の側面に設けてもよい。また、腕部34の本体部34aの周方向における2つの側面に突部34bを設けてもよい。このような構成にすることにより、筒状部12とホールカバー15との誤組み付けをより抑制できる。
・また、突部34bを割愛してもよい。この場合、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cは、本体部34aによって構成されるが、第1腕部34Aおよび第2腕部34Bの周方向における幅を、第3腕部34Cの周方向における幅よりも長くする。尚、この場合の第1腕部34Aおよび第2腕部34Bは、特定の腕部の一例であり、第3腕部34Cは、その他の腕部の一例である。
・本実施の形態において、第1腕部34Aと第2腕部34Bとは周方向において115°分の間隔を、第2腕部34Bと第3腕部34Cとは周方向において115°分の間隔を、第1腕部34Aと第3腕部34Cとは周方向において130°分の間隔を持って設けられていたが、これに限らない。例えば、第1腕部34Aと第2腕部34Bとは周方向において120°分の間隔を持って設けられている。第2腕部34Bと第3腕部34Cとは周方向において125°分の間隔を持って設けられている。第1腕部34Aと第3腕部34Cとは周方向において115°分の間隔を持って設けられていてもよい。また、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cが周方向において不等間隔であれば、どのように設けてもよい。ただし、あらゆる不等間隔で設けてもよいが、腕部34の周方向における不等間隔だけで筒状部12およびホールカバー15の誤組み付けが抑制できない場合を実験的に確認し、腕部34の不等間隔だけで抑制できない場合には、腕部34に突部34bを設けるようにすることで、筒状部12とホールカバー15との誤組み付けを抑制する。
・本実施の形態において、腕部34としては、第1腕部34A、第2腕部34B、および第3腕部34Cの3つを備えていたが、これに限らず、例えば、4つ以上備えていてもよい。また、2つであってもよい。
・本実施の形態において、例えば、第1突起24および第2突起25を2つの第3突起261,262と同様に構成してもよい。このようにすることで、ホールカバー15の筒状部12に対する相対回転がより抑制できる。
1…ステアリング装置、6…ラックハウジング、9…ピニオンシャフト、10…ラックアンドピニオン機構、12…筒状部、15…ホールカバー、23…被係合部、23a…第1被係合部、23b…第2被係合部、24…第1突起、25…第2突起、261,262…第3突起、34…腕部、34A…第1腕部、34B…第2腕部、34C…第3腕部、34a…本体部、34b…突部、35…爪部、D…ダッシュパネル、W1,W2,W3…幅。

Claims (5)

  1. 円筒状の外嵌部材と、
    前記外嵌部材の内部に軸方向に沿って嵌合される内嵌部材と、を備え、
    前記外嵌部材には、その軸方向一端部に設けられ、前記内嵌部材に向けて軸方向に沿って延びる複数の腕部と、前記腕部の先端部から径方向内側に向けて突出する爪部とが設けられ、
    前記内嵌部材の外周面には、前記外嵌部材と前記内嵌部材とが正しい嵌合位置で互いに嵌合されるとき、周方向において前記複数の腕部に隣り合うように設けられるとともに前記外嵌部材が前記内嵌部材に対して相対回転しようとするとき、前記複数の腕部の少なくとも1つが当接する回転抑制部と、前記爪部が軸方向において係合する被係合部とが設けられ、
    前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記複数の腕部の少なくとも1つが前記回転抑制部に軸方向において当接する嵌合構造。
  2. 前記複数の腕部は、前記外嵌部材の周方向において不等間隔に設けられている請求項1に記載の嵌合構造。
  3. 前記複数の腕部のうち特定の腕部の周方向における幅は、その他の腕部の周方向における幅よりも長く設定されており、
    前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記特定の腕部が前記回転抑制部と軸方向において当接する請求項1または請求項2に記載の嵌合構造。
  4. 前記複数の腕部は、周方向における幅が全て同じである本体部を有し、
    前記特定の腕部は、前記本体部と、前記本体部の周方向における側面から突出する突部とを有しており、
    前記外嵌部材と前記内嵌部材とが間違った嵌合位置において互いに嵌合されるとき、前記突部が前記回転抑制部と軸方向において当接する請求項3に記載の嵌合構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項の嵌合構造を備え、
    前記内嵌部材は、ラックアンドピニオン機構を構成するピニオンシャフトを一部突出する態様で収容するハウジングの筒状部であり、
    前記外嵌部材は、前記ハウジングと車両のダッシュパネルとの間で前記ピニオンシャフトを覆うホールカバーであるステアリング装置。
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