JP5682775B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents

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本発明は、車両用操舵装置に関する。
一般に、車両用操舵装置では、ステアリングホイールからの回転力を、ステアリングシャフト、中間軸(インターミディエイトシャフト)等を介して、例えばラックアンドピニオン機構等の転舵機構へと伝達し、これにより転舵輪を操向するようにしている。
中間軸の上端は自在継手を介してステアリングシャフトと連結され、中間軸の下端は自在継手を介してピニオン軸と連結されている。
ハウジングから上方へ突出する、ピニオン軸の突出部は、対応する自在継手のヨークの筒状部にセレーション嵌合されている。締め付けボルトによって筒状部を締め付けることにより、ピニオン軸をヨークに固定される。
特許文献1では、ピニオン軸またはハウジングに対して軸方向に位置決めされたダストカバーのボスの延出部の上端面に、自在継手のヨークの下端面を当接させることにより、ピニオン軸に対してヨークを位置決めする。この状態でヨークのボルト穴に挿通したボルトを締め付けることにより、ピニオン軸にヨークを固定する。
特開平7−257407号公報
しかしながら、通例、ピニオン軸の外周に設けられた円弧状のボルト挿通溝は、ボルトの周面の1/4程度をガイドするのみである。したがって、ボルト挿通溝と、ヨークのボルト穴とが、多少位置ずれしていても、ボルトが挿通されてしまう。このため、ヨークがピニオン軸の軸方向の正規位置から位置ずれした状態でピニオン軸に嵌合する、いわゆる半嵌合が生ずるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、ピニオン軸と自在継手のヨークの半嵌合を確実に防止することができる車両用操舵装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、ハウジング(13)から上方へ突出する突出部(71)と上記突出部の外周に設けられた位置決め段部(30)とを有し、操舵力を伝達するピニオン軸(7)と、上記ピニオン軸の上記突出部の上部にセレーション嵌合された筒状部(18)を有する、自在継手(6)のヨーク(15)と、上記ピニオン軸の上記突出部の一部を覆うダストカバー(17)と、上記筒状部を締め付ける締付軸(24)と、を備え、上記筒状部は、上記ピニオン軸の軸方向(X1)に延びるスリット(19)と、上記スリットを挟んだ両側に形成された一対のタブ(20,21)と、を含み、上記締付軸は、上記一対のタブに設けられた第1の締付軸挿通孔(22,23)に挿通され、上記ダストカバーは、被位置決め部(40)を有し上記被位置決め部が上記ピニオン軸の上記位置決め段部に係合することにより上記ピニオン軸に対して上記軸方向に位置決めされた筒状の本体(32)と、上記本体から上方に延設され上記ヨークの上記筒状部の上記スリット内に挿入された延設板(33)と、を含み、上記ピニオン軸の外周に設けられた第1の凹部(29)と上記延設板に設けられた第2の凹部(37)によって、上記締付軸が挿通する第2の締付軸挿通孔(38)が区画されており、上記ダストカバーの上記延設板は、上記第2の凹部を区画する縁部(39)を含み、上記縁部は、上記第1の締付軸挿通孔および上記第2の締付軸挿通孔が上記軸方向にオフセットされた状態での上記締付軸の挿通を規制する挿通規制部として機能し、上記ピニオン軸の上記突出部の外周に、上記軸方向に延びる位置決め溝(31)が形成され、上記ダストカバーの本体に、上記位置決め溝に嵌合することにより上記ダストカバーを上記ピニオン軸の特定の周方向位置に位置決めする凸条(41)が形成され、上記ダストカバーに、上記ピニオン軸のニュートラル位置を表示する表示部(42)が設けられている車両用操舵装置(1)を提供する(請求項1)。
本発明によれば、ピニオン軸に嵌合させた自在継手のヨークを仮嵌合させたときに、第1および第2の締付軸挿通孔が一致する状態でのみ、締付軸を挿通することができる。したがって、締付軸を確実にピニオン軸の第1の凹部に合わせて挿通できる。その結果、ピニオン軸の軸方向の所定位置に自在継手のヨークを嵌合させることができ、したがって、ヨークがピニオン軸の軸方向の正規位置からずれた状態でピニオン軸に嵌合される、いわゆる半嵌合を防止することができる。
また、上記ダストカバーの上記延設板は、上記第2の凹部を区画する縁部(39)を含み、上記縁部は、上記第1の締付軸挿通孔および上記第2の締付軸挿通孔が上記軸方向にオフセットされた状態での上記締付軸の挿通を規制する挿通規制部として機能するので、下記の利点がある。すなわち、第1の締付軸挿通孔およが第2の締付軸挿通孔の位置が軸方向にずれていると、延設板の凹部を区画する縁部によって、締付軸の挿通を阻止することができる。結果として、上記半嵌合を確実に防止することができる。
また、上記ダストカバーの上記本体は、上記ピニオン軸の上記突出部の外周に設けられた位置決め段部(30)に係合する被位置決め部(40)を有しているので、ダストカバーをピニオン軸の軸方向に精度良く位置決めすることができる。その結果、第1の凹部と第2の凹部を精度良く位置合わせして、第2の締付軸挿通孔を精度良く区画することができる。
また、上記ピニオン軸の上記突出部の外周に、上記軸方向に延びる位置決め溝(31)が形成され、上記ダストカバーの本体に、上記位置決め溝に嵌合することにより上記ダストカバーを上記ピニオン軸の特定の周方向位置に位置決めする凸条(41)が形成され、上記ダストカバーに、上記ピニオン軸のニュートラル位置を表示する表示部(42)が設けられているので、下記の利点がある。すなわち、位置決め溝の凸条の嵌合によってピニオン軸の特定の周方向位置に位置決めされたダストカバーに、ピニオン軸のニュートラル位置を表示する表示部を設けることにより、ステアリングホイール等の操舵部材と転舵機構との位置合わせが容易になる。
また、上記ダストカバーの上記本体は、上記ピニオン軸の上記突出部の外周に締め代を有して弾性的に嵌合する筒状の嵌合部(35)を含む場合がある(請求項)。この場合、ピニオン軸の上記突出部をダストカバーで確実に保護することができるので、上記突出部が車室外に配置されるときにも、上記突出部に、防錆のためのメッキ等の高価な表面処理を施す必要がない。したがって、製造コストを安くすることができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施の形態に係る車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。 ピニオン軸と自在継手の結合構造の概略側面図である。 図2のIII −III 線に沿う断面図である。 ピニオン軸と自在継手の結合構造の一部破断概略側面図である。 図4の要部の拡大断面図である。 図4のVI−VI線に沿う断面図である。 ダストカバーの斜視図である。 車両用操舵装置の一組立工程の概略側面図である。ピニオン軸を第2の自在継手の第2のヨークに仮嵌合させたときに、第1および第2の締付軸挿通孔が位置ずれしている状態を示している。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態に車両用操舵装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結しているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に第1の自在継手4を介して連結された中間軸(インターミディエイトシャフト)5と、中間軸5に第2の自在継手6を介して連結されたピニオン軸7と、ピニオン軸7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック8aを有して自動車の左右方向に延びる転舵軸としてのラック軸8とを有している。ピニオン軸7およびラック軸8によりラックアンドピニオン機構からなる転舵機構Aが構成されている。
ラック軸8は、車体に固定されるラックハウジング9内に、滑り軸受であるラックブッシュ10を介して、軸方向W1に沿って直線往復動可能に支持されている。ラック軸8の両端部はラックハウジング9の両側へ突出し、各端部にはそれぞれタイロッド11が結合されている。各タイロッド11は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する転舵輪12に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン7aおよびラック8aによって、自動車の左右方向に沿ってのラック軸8の直線運動に変換される。これにより、転舵輪12の転舵が達成される。
第2の自在継手6とピニオン軸7との結合構造を示す図2に示すように、ピニオンハウジング13から、ピニオン軸7の突出部71が突出している。ピニオン軸7の突出部71の上部に、第2の自在継手6の第2のヨーク15がセレーション嵌合により連結されている。
すなわち、第2の自在継手6は、中間軸5の端部5aが連結された第1のヨーク14と、ピニオン軸7の上部が連結された上記第2のヨーク15と、第1のヨーク14および第2のヨーク15を連結する十字軸16とを備えている。
また、ピニオンハウジング13の肩部に嵌合した状態でピニオン軸7の突出部71を覆うダストカバー17が設けられている。
図2のIII −III 線に沿う断面図である図3、および図2の一部を破断した側面図である図4を参照して、第2のヨーク15は、ピニオン軸7の突出部71の上部が嵌合される筒状部18を有している。筒状部18には、ピニオン軸7の軸方向(紙面に直交する方向:図4において軸方向X1で示す)に延びるスリット19が設けられている。図3に示すように、第2のヨーク15は、スリット19を挟んだ両側に一対のタブ20,21を有している。
各タブ20,21に設けられた第1の締付軸挿通孔22,23に、ボルトからなる締付軸24が挿通されている。締付軸24の先端に係合されたナット25と締付軸24の頭部24aとの間で、一対のタブ20,21が締め付けられ、これにより、ピニオン軸7の突出部71の上部が筒状部18内で締め付けられて固定されている。
図4を参照して、ピニオン軸7の突出部71の外周には、ピニオンハウジング13から突出する円筒部26と、円筒部26の上方に設けられた雄セレーション27とが設けられている。雄セレーション27は、ピニオン軸7の上端7bから所定長さの範囲に設けられている。
ピニオン軸7の突出部71の外周には、雄セレーション27を軸方向の上下に分断する環状凹部28が形成されており、環状凹部28の周方向の一部によって、締付軸24を挿通するための円弧状の第1の凹部29が区画されている。
ピニオン軸7の突出部71の円筒部26と雄セレーション27の間には、位置決め段部30が形成されている。図5に示すように、位置決め段部30は、例えば、雄セレーション27を形成するときの転造下径となる部分と円筒部26との間の断面R形状の段差部であってもよい。位置決め部30に、ダストカバー17の後述する被位置決め部40が当接することにより、ダストカバー17がピニオン軸7の軸方向X1に位置決めされるようになっている。
また、ピニオン軸7の突出部71の外周には、軸方向に延びる位置決め溝31が形成されている。図6に示すように、位置決め溝31に、ダストカバー17の後述する凸条41が嵌合されることにより、ダストカバー17がピニオン軸7の周方向Y1に位置決めされるようになっている。
図4および図7に示すように、ダストカバー17は、筒状の本体32と、本体32から上方に延設された延設板33とを備えている。本体32は、ピニオンハウジング13の肩部13aの外周を隙間を設けて覆う大径筒状の覆い部34と、ピニオン軸7の突出部71の外周に締め代を有して弾性的に嵌合された小径筒状の嵌合部35と、覆い部34および嵌合部35間を連結するテーパ状の連結部36とを有している。
延設板33は、第2の自在継手6の第2のヨーク15の筒状部18のスリット19に挿入された例えば矩形板からなる。延設板33は、第2の凹部37が形成されている。
図4に示すように、ピニオン軸7の突出部71の外周に設けられた第1の凹部29と、ダストカバー17の延設板33の第2の凹部37とが共同して、締付軸24を挿通するための第2の締付軸挿通孔38が区画されている。
すなわち、ダストカバー17の延設板33は、第2の凹部37を区画する円弧状の縁部39を有している。第2の凹部37の縁部39が、第1の締付軸挿通孔22,23および第2の締付軸挿通孔38が軸方向にオフセットされた状態での締付軸24の挿通を規制する挿通規制部として機能する。
図4および図5に示すように、ダストカバー17の本体32の内周32aには、ピニオン軸7の突出部71の外周の位置決め段部30に係合する、例えば環状の段部からなる被位置決め部40が設けられている。
また、図4および図7に示すように、ダストカバー17の本体32の内周32aには、ピニオン軸7の突出部71の軸方向X1に延びる位置決め溝31に嵌合する凸条41が形成されている。凸条41は、延設板33の一部に連なるように延びている。
また、ダストカバー17の例えば本体32の外周には、ピニオン軸7(すなわち転舵機構A)のニュートラル位置を表示する、任意の文字、図形、記号、色彩等の表示42が設けられている。表示42は、レーザーマーキング、印刷、シールの貼付等を用いてなされている。
本実施の形態によれば、まず、ピニオンハウジング13から突出するピニオン軸7の突出部71に、ダストカバー17を装着する。このとき、ダストカバー17の覆い部34が、当該覆い部34とピニオン軸13の肩部13aとの間に隙間が設けられる状態で、肩部13aを覆う。すなわち、ダストカバー17がピニオン軸7と一体的に回転するときに、そのダストカバー17の回転をピニオンハウジング13が妨げることがないようにされている。
次いで、ダストカバー17の延設板33が、第2の自在継手6の第2のヨーク15の筒状部18のスリット19に挿入されるようにして、ピニオン軸7の突出部71を第2の自在継手6の第2のヨーク15の筒状部18に仮嵌合する。
この仮嵌合の状態で、第1の締付軸挿通孔22,23および第2の締付軸挿通孔38が一致する状態でのみ、締付軸24を挿通することができる。したがって、締付軸24を確実にピニオン軸7の第1の凹部29に合わせて挿通できる。その結果、ピニオン軸7の軸方向X1の正規位置に第2のヨーク15を嵌合させることができ、したがって、いわゆる半嵌合を防止することができる。
すなわち、図8に示すように、第1の締付軸挿通孔22,23および第2の締付軸挿通孔38の位置が軸方向X1にずれていると、延設板33の第2の凹部37を区画する縁部39によって、締付軸24の挿通を阻止することができる。換言すると、半嵌合防止のために、ダストカバー17の延設板33の第2の凹部37の縁部39が、第1の締付軸挿通孔22,23および第2の締付軸挿通孔38が軸方向X1にオフセットされた状態での締付軸24の挿通を規制する挿通規制部として機能する。
また、ダストカバー17の本体32の被位置決め部40が、ピニオン軸7の突出部71の位置決め段部30に係合することより、ダストカバー17をピニオン軸7の軸方向X1に精度良く位置決めすることができる。その結果、第1の凹部29と第2の凹部37を精度良く位置合わせして、第2の締付軸挿通孔38を精度良く区画することができる。
また、ダストカバー17の本体32は、ピニオン軸7の突出部71の外周に締め代を有して弾性的に嵌合する筒状の嵌合部35を有している。これにより、ピニオン軸7の突出部71をダストカバー17で確実に保護することができる。したがって、突出部71が車室外に配置されるときにも、突出部71に、防錆のためのメッキ等の高価な表面処理を施す必要がない。したがって、製造コストを安くすることができる。
また、ピニオン軸7の突出部71の外周の軸方向X1に延びる位置決め溝31に、ダストカバー17の凸条41が嵌合することにより、ダストカバー17をピニオン軸7の周方向Y1に位置決めすることができる。一方、ダストカバー17に、ピニオン軸7(すなわち転舵機構A)のニュートラル位置を表示する表示42が設けられている。したがって、ステアリングホイール等の操舵部材2と転舵機構Aとの位置合わせ作業が容易になる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…車両用操舵装置、2…操舵部材、3…ステアリングシャフト、5…中間軸、6…第2の自在継手、7…ピニオン軸、13…ピニオンハウジング、13a…肩部、15…第2のヨーク、17…ダストカバー、18…筒状部、19…スリット、20,21…タブ、22,23…第1の締付軸挿通孔、24…締付軸、25…ナット、26…円筒部、27…雄セレーション、28…環状凹部、29…第1の凹部、30…位置決め段部、31…位置決め溝、32…本体、33…延設板、34…覆い部、35…嵌合部、36…連結部、37…第2の凹部、38…第2の締付軸挿通孔、39…縁部(挿通規制部)、40…被位置決め部、41…凸条、42…表示、71…突出部、X1…軸方向

Claims (2)

  1. ハウジングから上方へ突出する突出部と上記突出部の外周に設けられた位置決め段部とを有し、操舵力を伝達するピニオン軸と、
    上記ピニオン軸の上記突出部の上部にセレーション嵌合された筒状部を有する、自在継手のヨークと、
    上記ピニオン軸の上記突出部の一部を覆うダストカバーと、
    上記筒状部を締め付ける締付軸と、を備え、
    上記筒状部は、上記ピニオン軸の軸方向に延びるスリットと、上記スリットを挟んだ両側に形成された一対のタブと、を含み、
    上記締付軸は、上記一対のタブに設けられた第1の締付軸挿通孔に挿通され、
    上記ダストカバーは、被位置決め部を有し上記被位置決め部が上記ピニオン軸の上記位置決め段部に係合することにより上記ピニオン軸に対して上記軸方向に位置決めされた筒状の本体と、上記本体から上方に延設され上記ヨークの上記筒状部の上記スリット内に挿入された延設板と、を含み、
    上記ピニオン軸の外周に設けられた第1の凹部と上記延設板に設けられた第2の凹部によって、上記締付軸が挿通する第2の締付軸挿通孔が区画されており、
    上記ダストカバーの上記延設板は、上記第2の凹部を区画する縁部を含み、
    上記縁部は、上記第1の締付軸挿通孔および上記第2の締付軸挿通孔が上記軸方向にオフセットされた状態での上記締付軸の挿通を規制する挿通規制部として機能し、
    上記ピニオン軸の上記突出部の外周に、上記軸方向に延びる位置決め溝が形成され、
    上記ダストカバーの本体に、上記位置決め溝に嵌合することにより上記ダストカバーを上記ピニオン軸の特定の周方向位置に位置決めする凸条が形成され、
    上記ダストカバーに、上記ピニオン軸のニュートラル位置を表示する表示部が設けられている車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記ダストカバーの上記本体は、上記ピニオン軸の上記突出部の外周に締め代を有して弾性的に嵌合する筒状の嵌合部を含む車両用操舵装置。
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