JP2019064645A - フラップ折り曲げ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラップを折り畳む際に反対側のフラップが被包装物の下面から剥がれることを抑える。【解決手段】フラップ折り曲げ装置60は、吸引ノズル90と、無端ベルト62と、無端ベルト62を駆動するモーター61と、無端ベルト62の全周のうち一部の区間において無端ベルト62の周方向に配列されるよう無端ベルト62に取り付けられ、無端ベルト62の駆動により吸引ノズル90の上を通過する際に吸引ノズル90を塞ぐ複数のシャッタープレート66と、シャッタープレート66の配列の最前列の前の位置において無端ベルト62に取り付けられ、吸引ノズル90に吸引されたフラップ7を無端ベルトの駆動により被包装物1の下面に押し当てるタッキングローラ81と、を備え、シャッタープレート66が無端ベルト62の周方向に関してタッキングローラ81よりも内側に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、被包装物をラッピングしたフィルムが前記被包装物及び前記フィルムの搬送方向の逆方向に延出することによって形成されたフラップを前記被包装物の下面に折り曲げるフラップ折り曲げ装置に関する。
特許文献1には、ストレッチ性を有するフィルムによって被包装物を包装する包装装置が開示されている。特許文献1で用いられた符号を括弧書きで表記し、特許文献1に記載の包装装置について説明する。特許文献1に記載の技術では、複数の被包装物(A)が筒状のフィルム(F)内においてフィルム(F)の長手方向に配列されており、これら被包装物(A)を両側からサイドベルト(10,11)によって挟み込んで搬送する。被包装物(A)がギロチン(13)及び切断刃(12)を通過する度に、フィルム(F)をギロチン(13)及び切断刃(12)によって切断する。これにより、フィルム(F)のうち隣り合う被包装物(A)の間の部分が2つのフラップ(F1,F2)に分断される。そして、上流側のフラップ(F1)が吸入チャンバー(14)に吸い込まれた後に被包装物(A)が搬送されることによって、そのフラップ(F1)が被包装物(A)の下面に折り畳まれる。一方、上流側のフラップ(F1)が折り畳まれた後に、下流側のフラップ(F2)が吸入チャンバー(15)に吸い込まれる。その後、被包装物(A)よりも高速移動する複数のローラ(17)が被包装物(A)の下を通過することによって、下流側のフラップ(F2)が被包装物(A)の下面に折り畳まれる。これらローラ(17)は、左右一対のエンドレスチェーン(24)によって牽引される。
実公平5−32402号公報
ところが、特許文献1に記載の技術では、ローラ(17)が被包装物(A)の下面に摺接するので、前回の切断後に折り畳まれた反対側のフラップ(F1)がローラ(17)によって引き剥がされてしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、フラップを折り畳む際に反対側のフラップが被包装物の下面から剥がれることを抑えることである。
以上の課題を解決するために、被包装物をラッピングしたフィルムが前記被包装物及び前記フィルムの搬送方向の逆方向に延出することによって形成されたフラップを前記被包装物の下に折り曲げるフラップ折り曲げ装置は、前記被包装物の搬送経路の下において上方に向けられた状態に設けられ、前記フラップを吸引する吸引ノズルと、前記被包装物の搬送経路の下且つ前記吸引ノズルの上において前記被包装物の搬送方向に延在するようにして、無端状に設けられた無端部材と、前記被包装物の搬送速度よりも高速で、前記被包装物の搬送方向と同一の向きに前記無端部材を駆動する駆動部と、前記無端部材の全周のうち一部の区間において前記無端部材の周方向に配列されるよう前記無端部材に取り付けられ、前記無端部材の駆動により前記吸引ノズルの上を通過する際に前記吸引ノズルを塞ぐ複数のシャッター部と、前記無端部材の全周のうち前記複数のシャッター部が配列されていない区間のうち、前記複数のシャッター部の配列の最後尾から後ろに離れた位置において、前記無端部材に取り付けられ、前記吸引ノズルに吸引された前記フラップを前記無端部材の駆動により前記被包装物の下面に押し当てる押し当て部材と、を備え、前記複数のシャッター部が前記無端部材の周方向に関して前記押し当て部材よりも内側に位置する。
なお、複数のシャッター部の配列の前後の向きについては、駆動部によって無端部材が駆動される向きが複数のシャッター部の配列の前側とし、駆動部によって無端部材が駆動される向きの反対向きが複数のシャッター部の配列の後ろ側とする。
以上によれば、複数のシャッター部が押し当て部材よりも内側に位置するので、シャッター部が被包装物の下面から下に離れて搬送方向に通過する。それゆえ、フラップを押し当て部材によって折り畳む際に、反対側のフラップがシャッター部によって被包装物の下面から剥がされることを抑制できる。
また、複数のシャッター部が吸引ノズルの上を通過する際には、吸引ノズルがこれらシャッター部によって塞がれる。それゆえ、被包装物が吸引ノズルの上を通過する際には、被包装物やそれに折り畳まれたフラップが吸引ノズルに引き込まれることを抑制できる。
また、被包装物をラッピングしたフィルムが前記被包装物及び前記フィルムの搬送方向の逆方向に延出することによって形成されたフラップを前記被包装物の下に折り曲げるフラップ折り曲げ装置は、前記被包装物の搬送経路の下において上方に向けられた状態に設けられ、前記フラップを吸引する吸引ノズルと、前記被包装物の搬送経路の下且つ前記吸引ノズルの上において前記被包装物の搬送方向に延在するようにして、無端状に設けられた無端部材と、前記被包装物の搬送速度よりも高速で、前記被包装物の搬送方向と同一の向きに前記無端部材を駆動する駆動部と、前記無端部材の全周のうち一部の区間において前記無端部材の周方向に設けられ、前記無端部材の駆動により前記吸引ノズルの上を通過する際に前記吸引ノズルを塞ぐ可撓性のシャッター部と、前記無端部材の全周のうち前記シャッター部が設けられていない区間のうち、前記シャッター部の後端から後ろに離れた位置において、前記無端部材に取り付けられ、前記吸引ノズルに吸引された前記フラップを前記無端部材の駆動により前記被包装物の下面に押し当てる押し当て部材と、を備え、 前記シャッター部が前記無端部材の周方向に関して前記押し当て部材よりも内側に位置する。
なお、シャッター部の前後の向きについては、駆動部によって無端部材が駆動される向きがシャッター部の前側とし、駆動部によって無端部材が駆動される向きの反対向きがシャッター部の後ろ側とする。
本発明の実施態様によれば、フラップを押し当て部材によって折り畳む際に、反対側のフラップがシャッター部によって剥がされることを抑制できる。
包装装置の斜視図である。 包装装置のサイドベルト、切断機、第一のフラップ折り曲げ装置及び第二のフラップ折り曲げ装置の側面図である。 図2に示すIII−IIIの切断面における断面図である。 図2に示すIV−IVの切断面における断面図である。 図2に示すV−Vの切断面における断面図である。 フィルムを切断する前の状態を示した側面図である。 フィルムを切断した時の状態を示した側面図である。 フィルムを切断した後の状態を示した側面図である。 切断したリアエンドフラップが被包装物の下面の後端と押し当て部材との間に挟まれた状態を示した側面図である。 切断したリアエンドフラップが被包装物の下面に折り畳まれる状態を示した側面図である。 押し当て部材が上流側に戻る状態を示した側面図である。 シャッタープレートの形状の第一例を示した側面図である。 シャッタープレートの形状の第二例を示した側面図である。 シャッタープレートの形状の第三例を示した側面図である。 シャッタープレートの形状の第四例を示した側面図である。 シャッタープレートの形状の第五例を示した側面図である。 変形例の包装装置のサイドベルト、切断機、第一のフラップ折り曲げ装置及び第二のフラップ折り曲げ装置の側面図である。 変形例の包装装置のサイドベルト、切断機、第一のフラップ折り曲げ装置及び第二のフラップ折り曲げ装置の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているので、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
1. 包装装置の概要
図1は、包装装置10の斜視図である。図2は、包装装置10のサイドベルト14、切断機40、第一のフラップ折り曲げ装置50、第二のフラップ折り曲げ装置60の側面図である。図3は、図2に示すIII−IIIの切断面における断面図である。図4は、図2に示すIV−IVの切断面における断面図である。図5は、図2に示すV−Vの切断面における断面図である。
図1に示すように、この包装装置10は、複数の被包装物1を順次上包み包装することによって、包装物4を順次作製するストレッチ包装機である。つまり、包装装置10は、ストレッチ性のある帯状のフィルム5の両側部を引っ張りながらそのフィルム5で被包装物1を上からラッピングして、フィルム5を筒状に形成することによってフィルム5で被包装物1を包み込む。被包装物1は、トレイ2と、トレイ2上に載置された一又は複数の物品3とからなる。
包装装置10は、供給コンベヤ11、搬送機12、挟み込み搬送機13、排出コンベヤ17、1本の支持ローラ20、1本のフィードローラ21、ガイドローラ22,2本の第一緊張用ローラ23、2本のピンチローラ24、2本の第二緊張用ローラ25、2体の上側エンドレスベルト26、2体の下側エンドレスベルト27、2体のフォーミングベルト31、加圧ローラ34、切断機40、第一のフラップ折り曲げ装置50及び第二のフラップ折り曲げ装置60を備える。
2. 被包装物の搬送
供給コンベヤ11が搬送機12の上流側に設けられている。搬送機12は挟み込み搬送機13の上流側に設けられている。挟み込み搬送機13は排出コンベヤ17の上流側に設けられている。供給コンベヤ11、搬送機12、挟み込み搬送機13及び排出コンベヤ17による被包装物1の搬送方向は後ろから前に向かう方向であり、上流側とは前方のことをいい、下流側とは後方のことをいう。また、供給コンベヤ11、搬送機12、挟み込み搬送機13及び排出コンベヤ17による被包装物1の搬送経路は、前後方向に延びている。また、左右方向とは、搬送方向に直交する水平方向のこという。
供給コンベヤ11は、前後方向に間隔を置いて配列された複数の被包装物1を前方に搬送して、これら被包装物1を搬送機12に順次供給する。供給コンベヤ11は、プッシャーコンベヤ又はベルトコンベヤである。ベルトコンベヤとは、エンドレスなベルトをモーター等により周回させることによって、そのベルト上の被包装物1を搬送する搬送機である。プッシャーコンベヤとは、エンドレスな牽引部材(ベルト、チェーン等)をモーター等により周回させることによって、牽引部材に一定間隔で設けられた押送部材により支持面上の被包装物1を押して移送する搬送機である。プッシャーコンベヤはフィンガーコンベヤとも称し、押送部材はフィンガーとも称する。
搬送機12は、ベルトコンベヤである。搬送機12は、供給コンベヤ11によって供給される被包装物1を前方に搬送して、これら被包装物1を挟み込み搬送機13に順次供給する。
挟み込み搬送機13は、搬送機12によって搬送された被包装物1の両側方から被包装物1を一対のエンドレスなサイドベルト14により挟み込んで、サイドベルト14により被包装物1を前方に搬送する搬送機である。挟み込み搬送機13は一対のサイドベルト14、一対の上流側プーリー15、一対の下流側プーリー16及びモーター等を備える。一対の上流側プーリー15は、左右に間隔を置いて並んでいる。一対の下流側プーリー16は、上流側プーリー15から前方に離れた位置において、左右に間隔を置いて並んでいる。サイドベルト14は、プーリー15,16に掛け渡されている。モーターは、上流側プーリー15又は下流側プーリー16を回転駆動する。
被包装物1が搬送機12及び挟み込み搬送機13によって搬送される際に、被包装物1が個別包装される。完成した包装物4が挟み込み搬送機13から排出コンベヤ17に受け渡される。排出コンベヤ17は、挟み込み搬送機13によって搬送された包装物4を前方に搬送する。
包装装置10の動作中、供給コンベヤ11及び排出コンベヤ17は常時稼働する。供給コンベヤ11の搬送速度は搬送機12及び挟み込み搬送機13の搬送速度よりも低い。搬送機12及び挟み込み搬送機13は何れも同時に且つ間欠的に停止する。搬送機12及び挟み込み搬送機13の停止は、後述の切断機40の切断動作の直前のタイミングに同期する。供給コンベヤ11によって搬送される被包装物1が所定の位置(供給コンベヤ11の下流端よりも僅かに上流側の位置)を通過すると、そのことがセンサによって検出され、これによって停止中の搬送機12及び挟み込み搬送機13が稼働し始めるとともに、切断機40の切断動作が開始する。
3. フィルムの搬送及びラッピング
搬送機12の上方には、左右に互いに平行なローラ20,21が前後に並列されている。これらローラ20,21の上に原反ロール8が載置されて、ローラ20,21が原反ロール8に外接している。原反ロール8は、ストレッチ性のあるフィルム5をロール状に巻き取ったものである。包装装置10の動作中には、原反ロール8からフィルム5が連続的に引き出される。
原反ロール8の後方には、2本のガイドローラ22が前後に並列された状態に設けられている。原反ロール8及びガイドローラ22の軸は、互いに平行であって左右に延在している。原反ロール8から繰り出されるフィルム5がガイドローラ22に掛けられて、ガイドローラ22によって案内されている。
後ろ側のガイドローラ22の下方には、一対の第一緊張用ローラ23と一対のピンチローラ24が左右に並列された状態で回転可能に設けられている。ピンチローラ24が第一緊張用ローラ23の後ろに当接する。後ろ側のガイドローラ22から下へ案内されたフィルム5の両側部は、第一緊張用ローラ23とピンチローラ24との間に挟み込まれる。フィルム5の両側部が第一緊張用ローラ23に掛けられることによって、フィルム5が幅方向に引っ張られる。
第一緊張用ローラ23の下方には、一対の第二緊張用ローラ25が左右に並列された状態で回転可能に設けられている。第一緊張用ローラ23から下へ案内されたフィルム5の両側部は、第二緊張用ローラ25に掛けられることによって前方へ折り返されている。
第二緊張用ローラ25の前側に、一対の上側エンドレスベルト26及び一対の下側エンドレスベルト27が左右に並列された状態に設けられている。下側エンドレスベルト27が上側エンドレスベルト26の下に当接する。上側エンドレスベルト26及び下側エンドレスベルト27は前方に向かって下りに傾斜するが、上側エンドレスベルト26及び下側エンドレスベルト27の後端部が搬送機12の搬送面よりも上側に位置し、上側エンドレスベルト26及び下側エンドレスベルト27の前端部が搬送機12の搬送面よりも下側に位置する。第二緊張用ローラ25から前へ案内されたフィルム5の両側部は、上側エンドレスベルト26と下側エンドレスベルト27との間に挟まれる。
搬送機12が左側のエンドレスベルト26,27と右側のエンドレスベルト26,27の間に設けられている。そのため、搬送機12によって被包装物1が左側のエンドレスベルト26,27と右側のエンドレスベルト26,27との間に搬入されると、被包装物1がエンドレスベルト26,27の途中においてフィルム5によって上から被覆される。そして、フィルム5とともに被包装物1が搬送機12によって前方へ搬送され、フィルム5の両側部がエンドレスベルト26,27によって前進しながら被包装物1の下面よりも下にまで下降する。これにより、被包装物1がフィルム5によって覆われる。フィルム5に覆われた被包装物1は搬送機12から挟み込み搬送機13に受け渡される。その被包装物1はフィルム5とともに挟み込み搬送機13に挟み込まれて、前方へ搬送される。被包装物1とそれを覆ったフィルム5が挟み込み搬送機13によって搬送されることによって、フィルム5が原反ロール8から引き出される。エンドレスベルト26,27やローラ20〜25の何れか1つ以上がモーターによって駆動されることによって、フィルム5が引き出されるものとしてもよい。
4. 筒状にフィルムの形成
被包装物1を覆ったフィルム5は、エンドレスベルト26,27の前方に設けられた左右一対のエンドレスなフォーミングベルト31によって筒状に形成される。フォーミングベルト31は左右に並列されている。左右のフォーミングベルト31の間隔は前に向かって漸減する。そして、フォーミングベルト31の後ろの折り返し端がこれらの間に間隔を置いて配置され、フォーミングベルト31の前の折り返し端が互いに当接する。エンドレスベルト26,27は挟み込み搬送機13の後部の下方に配置されている。
エンドレスベルト26,27に挟み込まれたフィルム5の両側部は、エンドレスベルト26,27の前端からフォーミングベルト31の間に案内される。フィルム5が被包装物1とともに挟み込み搬送機13によって前方に搬送されると、フィルム5の両側部が被包装物1の下面の下に巻き込まれる。これにより、フィルム5が筒状に形成される。
そして、フィルム5の両側部は、フォーミングベルト31が掛けられた下流側プーリー33によって左右から挟み込まれるとともに、更に下流側の加圧ローラ34によって左右から挟み込まれる。これにより、フィルム5の両側部が加圧されて、フィルム5の自己粘着力又は静電力により接着される。なお、下流側プーリー33や加圧ローラ34にヒータが内蔵され、フィルム5の両側部が下流側プーリー33や加圧ローラ34によって熱シールされてもよい。
5. フィルムの切断
上述のように筒状に形成されたフィルム5は、加圧ローラ34から更に前方(下流側)に案内されている。この加圧ローラ34の前方に切断機40が設けられている。フィルム5が所定距離搬送される度に、つまり、被包装物1が切断機40を通過する度に、フィルム5が切断機40によって切断される。
図1及び図2に示すように、切断機40はカッターブレード41、刃受42及び駆動機構43を備える。カッターブレード41は、左右のサイドベルト14の間の間隙の下方においてリニアガイドによって昇降可能に設けられている。刃受42は、左右のサイドベルト14の間のスペースの下方においてリニアガイドによって昇降可能に設けられている。駆動機構43は、カッターブレード41と刃受42を上下方向に接離させるようカッターブレード41及び刃受42を駆動する。なお、カッターブレード41が左右のサイドベルト14の間の間隙の上方において昇降可能に設けられ、刃受42が左右のサイドベルト14の間のスペースの下方において昇降可能に設けられてもよい。
切断機40、搬送機12及び挟み込み搬送機13の動作順序は以下の通りである(図6〜図11参照)。ここで、切断機40及び後述のフラップ折り曲げ装置50,60の動作順序は図6〜図11の順に示されている。
図6に示すように、被包装物1がカッターブレード41と刃受42の間のスペースを通過した後であって、次の被包装物1が切断機40を通過する前に、搬送機12及び挟み込み搬送機13が一時的に停止する。この時、切断機40のカッターブレード41と刃受42が上下方向に離間しており、筒状のフィルム5が通過済みの被包装物1から、カッターブレード41と刃受42との間のスペースを通って後方に延びている。
その後、搬送機12及び挟み込み搬送機13の一時停止が終了して、被包装物1が搬送される。被包装物1の搬送再開とほぼ同時に、図7に示すように駆動機構43がカッターブレード41を上昇させるとともに、刃受42を下降させる。そうすると、カッターブレード41と刃受42が噛み合って、フィルム5が切断される。ここで、図7はフィルム5がカッターブレード41及び刃受42によって切断された時の状態を示し、図8は切断直後の状態を示す。
その後、駆動機構43がカッターブレード41を下降させるとともに、刃受42を上昇させる(図9参照)。カッターブレード41及び刃受42が互いに離間した後、次の被包装物1がカッターブレード41と刃受42の間を下流へ通過するまで、駆動機構43が一時的に停止する(図10,図11参照)。以上の動作が繰り返される。
以上のようにフィルム5が切断されると、フィルム5のうち、切断機40よりも上流側の被包装物1と下流側の被包装物1との間の部分が2つのフラップ6,7に切り分けられる。ここで、上流側の被包装物1から前方(下流)へ延び出たフラップ6をフロントエンドフラップ6といい、下流側の被包装物1から後方(上流)へ延び出たフラップ7をリアエンドフラップ7という。フラップ6,7は耳部とも称する。
なお、下流側の被包装物1から延び出たフロントエンドフラップ6は前回の切断工程において切断されたものである。このフロントエンドフラップ6は、後述の第一のフラップ折り曲げ装置50によって既に折られた状態となっている。
6. フロントエンドフラップの折り曲げ
上述のようにフィルム5が切断機40によって切断された後、図8〜図11に示すようにフロントエンドフラップ6が第一のフラップ折り曲げ装置50によって被包装物1の下に折り曲げられて、被包装物1の下面に重ねられる。
図1及び図2に示すように、第一のフラップ折り曲げ装置50は吸引ノズル51、タッキング部材52及び支持ローラ53を備える。なお、タッキング部材52は、押し当て部材とも称する。
支持ローラ53は、加圧ローラ34とカッターブレード41の間の位置において左右方向に延在して、回転可能に設けられている。支持ローラ53は、サイドベルト14よりも下の位置に配置されている。
吸引ノズル51は、支持ローラ53よりも下流側且つとカッターブレード41よりも上流側の位置に設けられている。また、吸引ノズル51は左右のサイドベルト14の間のスペースの下方に配置されていて、吸引ノズル51の上端に設けられた吸引口が上方に向けられている。吸引ノズル51の上端の吸引口は支持ローラ53のすぐ前の位置に配置されている。吸引ノズル51の基端側がバキュームに接続されており、バキュームが吸引ノズル51からエアを吸引することによって吸引ノズル51に負圧を発生させる。包装装置10の動作中、バキュームは常に稼働しているので、吸引ノズル51の負圧も常に発生している。
タッキング部材52は、薄板状の部材である。タッキング部材52は、その下端側の板厚方向が前後方向になるような向きに設置されている。タッキング部材52は、吸引ノズル51及びカッターブレード41よりも下流側の位置において立設されている。また、タッキング部材52は左右のサイドベルト14の間のスペースの下方に配置されていて、タッキング部材52の上端が支持ローラ53の高さにほぼ揃っている。タッキング部材52の上部は、前方に曲げられて、丸面状に形成されている。
以下に、第一のフラップ折り曲げ装置50によるフロントエンドフラップ6の折り畳みについて説明する。
上述のように、フィルム5が切断機40によって切断されると(図7参照)、上流側の被包装物1から前に延び出たフロントエンドフラップ6が吸引ノズル51に引き込まれるので、フロントエンドフラップ6が支持ローラ53を支点にして折り曲げられる(図8参照)。その後、その被包装物1が吸引ノズル51に近づくと、フロントエンドフラップ6の引き込み量が増大する(図9参照)。その後、その被包装物1の前端がタッキング部材52の上に至ると、フロントエンドフラップ6が被包装物1の下面の前端とタッキング部材52との間に挟まれる(図10参照)。そして、被包装物1がタッキング部材52の上を通過する時に、フロントエンドフラップ6がタッキング部材52に対して摺接しながら被包装物1の下面に押し付けられる(図10、図11参照)。よって、フロントエンドフラップ6は、被包装物1の前端から被包装物1の下面に沿って後方へ引き伸ばされて、被包装物1の下面に重ねられる。
被包装物1が吸引ノズル51の上を下流側へ通過する際には、被包装物1が支持ローラ53によって支持される(図10、図11)。そのため、被包装物1が吸引ノズル51によって下に引き込まれないようになっている。
なお、図6〜図11では、フロントエンドフラップ6の折り畳みの様子の理解を容易にするために、被包装物1の下面が筒状のフィルム5の内面から上に離れているように図示されている。実際には、被包装物1の下面が筒状のフィルム5の内面に接触している。
7. リアエンドフラップの折り曲げ
上述のようにフィルム5が切断機40によって切断された後、図8〜図11に示すようにリアエンドフラップ7が第二のフラップ折り曲げ装置60によって被包装物1の下に折り曲げられて、被包装物1の下面に重ねられる。
図2〜図5に示すように、第二のフラップ折り曲げ装置60は、駆動機構43、2体の無端ベルト62、2体の駆動プーリー63、2体の従動プーリー64、2体のテンションプーリー65、複数のシャッタープレート66、支持ローラ71、タッキングローラ81〜83及び吸引ノズル90等を備える。なお、タッキングローラ81〜83は、押し当てローラ又は押し当て部材とも称する。
吸引ノズル90は、第一のフラップ折り曲げ装置50のタッキング部材52よりも下流側に配置されている。また、吸引ノズル90は、左右のサイドベルト14の間のスペースの下方に配置されている。つまり、吸引ノズル90は、被包装物1の搬送経路の下方に配置されている。吸引ノズル90は、その吸引ノズル90の上端に設けられた吸引口が上方に向けられた状態に設けられている。吸引ノズル90の基端側がバキュームに接続されており、バキュームが吸引ノズル90からエアを吸引することによって吸引ノズル90に負圧を発生させる。包装装置10の動作中、バキュームは常に稼働しているので、吸引ノズル90の負圧も常に発生している。
2体の従動プーリー64は同軸となるように左右に並列されていて、包装装置10の機枠に回転可能に支持されている。従動プーリー64は第一のフラップ折り曲げ装置50のタッキング部材52よりも下流側に配置されている。従動プーリー64は、タッキング部材52の上端よりも下の位置に配置されている。なお、吸引ノズル90の上端の吸引口は、左右の従動プーリー64の間に配置されているとともに、従動プーリー64の中心軸よりも僅かに下流側に配置されている。
2体の駆動プーリー63は共通の回転軸63aに固定されており、その回転軸63aがベアリング等によって包装装置10の機枠に回転可能に支持されている。駆動プーリー63は、従動プーリー64よりも下流側の位置に配置されている。回転軸63aが伝動機構を介して駆動機構43に連結され、駆動プーリー63が駆動機構43によって回転駆動される。駆動機構43は間欠的に一時停止する。駆動機構43の停止タイミングは、搬送機12及び挟み搬送機13の停止タイミングに同期する。ここで、駆動機構43は第二のフラップ折り曲げ装置60と切断機40に共通の動力源であるが、駆動機構43とは独立したモーターによって駆動プーリー63が回転駆動されるものとしてもよい。
2体のテンションプーリー65は、ベアリングによって共通の支持軸65aに回転可能に支持されており、その支持軸65aが機枠に固定されている。従って、テンションプーリー65が回転しても、支持軸65aは回転しない。
テンションプーリー65は、従動プーリー64の下流側斜め下の位置に配置されている。テンションプーリー65は、駆動プーリー63よりも上流側の位置に配置されている。
これらプーリー63〜65は、金属製の歯付きプーリーである。
無端ベルト62は、ゴム製又は合成樹脂製の歯付きタイミングベルトである。無端ベルト62がこれらプーリー63〜65に掛け渡されている。無端ベルト62のうち従動プーリー64から駆動プーリー63に掛け渡された部分が水平となって前後方向に延在する。無端ベルト62は、従動プーリー64から駆動プーリー63に向かう向きに駆動される。無端ベルト62のうち従動プーリー64から駆動プーリー63に掛け渡された部分は、挟み搬送機13のサイドベルト14よりも速い速度で、上流から下流に向かって移動する。
吸引ノズル90の上端の吸引口は、左右の無端ベルト62の間に配置されているとともに、無端ベルト62のうち従動プーリー64から駆動プーリー63に掛け渡された部分よりも僅かに下側に配置されている。そのため、無端ベルト62のうち従動プーリー64から駆動プーリー63に掛け渡された部分は、被包装物1の搬送経路の下且つ吸引ノズル90の上において被包装物1の搬送方向に延在する。
無端ベルト62には、合成樹脂製又は金属製のタッキングローラ81〜83、合成樹脂製又は金属製の複数のシャッタープレート66及び合成樹脂製又は金属製の支持ローラ71が周方向に所定間隔で設けられている。
複数のシャッタープレート66は、左右の無端ベルト62の間に架設されていて、無端ベルト62の全周のうち一部の区間において周方向に一定間隔で配列されている(図2参照)。なお、これらシャッタープレート66のピッチがゼロであってもよい。また、隣り合うシャッタープレート66が一部オーバーラップして、部分的に重なっていても良い。
シャッタープレート66の形状の数例を図12〜図16に示す。図12に示す場合、シャッタープレート66の前後方向中央部66aが無端ベルト62に対して平行であり、前部66b及び後部66cが無端ベルト62側に傾斜している。図13に示す場合、シャッタープレート66が谷折りに設けられ、前部66d及び後部66eが無端ベルト62側に傾斜している。図14に示す場合、シャッタープレート66がL字型に設けられ、前部66fが無端ベルト62に対して平行であり。後部66gが前部66fの後端から無端ベルト62に向けて垂直に折れ曲がっている。図15に示す場合、シャッタープレート66がU字型又はコ字型に設けられ、シャッタープレート66の前後方向中央部66hが無端ベルト62に対して平行であり、前部66i及び後部66jが無端ベルト62に向けて垂直に折れ曲がっている。図16に示す場合、後部66mが無端ベルト62に対して平行であり、前部66nが無端ベルト62側に傾斜している。ここで、シャッタープレート66の前部66nがその前隣りのシャッタープレート66の後部66mにオーバーラップしている。
図2〜図5に示すように、支持ローラ71及びタッキングローラ81〜83は、左右の無端ベルト62の間に架設されている。また、支持ローラ71及びタッキングローラ81〜83は、複数のシャッタープレート66が配列されていない区間において無端ベルト62の周方向に配列されるように、無端ベルト62に取り付けられている。
ここで、支持ローラ71は、シャッタープレート66の配列の最後尾の後ろに隣接している。タッキングローラ83は、シャッタープレート66の配列の最前列の前に隣接している。タッキングローラ82は、タッキングローラ83の前に隣接している。タッキングローラ81は、タッキングローラ82の前に隣接している。タッキングローラ81〜83は、無端ベルト62の周方向に一定間隔で配列されている。支持ローラ71がタッキングローラ81から前に離れており、タッキングローラ81と支持ローラ71の間の間隔は、シャッタープレート66のピッチ、タッキングローラ81〜83のピッチ、支持ローラ71と最後尾のシャッタープレート66の間の間隔、最後尾のタッキングローラ83と最前列のシャッタープレート66の間の間隔よりも広い。従って、これらのタッキングローラ81〜83,シャッタープレート66、支持ローラ71の列の最前列はタッキングローラ81であり、最後尾が支持ローラ71であり、タッキングローラ81と支持ローラ71との間には、空白区間80が存在する。
シャッタープレート66は、無端ベルト62の周方向に関して、タッキングローラ81〜83及び支持ローラ71よりも内側に位置する。従って、タッキングローラ81〜83及び支持ローラ71が従動プーリー64から駆動プーリー63に向かって移動する際に描く軌跡は、シャッタープレート66が従動プーリー64から駆動プーリー63に向かって移動する際に描く軌跡よりも上にある。なお、タッキングローラ81〜83及び支持ローラ71は、同一の軌跡を描く。
図3に示すように、シャッタープレート66の左右の端部は合成樹脂製の取付具67によって左右の無端ベルト62の外周面に取り付けられている。
取付具67は以下のようにして無端ベルト62に取り付けられている。取付具67は、無端ベルト62の外周面上を無端ベルト62の幅方向に跨ぐようにして、無端ベルト62を抱持する。そして、取付具67の左右の側部が無端ベルト62の横を無端ベルト62の外周面側から内周面側まで至っており、それら側部の内側に形成された爪68が無端ベルト62の内周面(特に、隣り合う歯の間)に引っ掛かっている。
シャッタープレート66の左右の端部は、ねじ69によって、取付具67のうち無端ベルト62の外周面を跨いだ部分に締め付けられている。シャッタープレート66と取付具67との間には、それらの接触面に沿う方向の遊びがある。つまり、シャッタープレート66に形成された通し孔66zにはねじ69の軸部が通されているが、その通し孔66zはねじ69の軸部よりも大径であり、ねじ69の頭部よりも小径である。なお、エラストマー性を有する部材が、ねじ69の外周面と通し孔66zの内周面との間に設けられていてもよい。
左右の無端ベルト62が経年劣化等により伸びた場合、シャッタープレート66の左右にある取付具67が周方向に位置ずれする虞がある。そのような場合でも、シャッタープレート66と取付具67との間に遊びが存在するので、シャッタープレート66が左右方向に対して斜めな姿勢になっても、ねじ69の緩みが抑制される。
なお、ねじ69の締結力は、ねじ69の外周面と通し孔66zの内周面との間に遊びがあってもシャッタープレート66ががたつかない程度である。そのため、無端ベルト62の駆動の際に、ラトル音が発生しない。
図4に示すように、支持ローラ71の左右の端部は、金属製の取付具72及び金属製の軸部材75によって左右の無端ベルト62の外周面に取り付けられている。取付具72は、取付具67が無端ベルト62に取り付けられるのと同様にして、無端ベルト62に取り付けられている。つまり、取付具72は、無端ベルト62の外周面上を無端ベルト62の幅方向に跨ぐようにして、無端ベルト62を抱持する。そして、取付具72の左右の側部が無端ベルト62の横を無端ベルト62の外周面側から内周面側まで至っており、それら側部の内側に形成された爪73が無端ベルト62の内周面(特に、隣り合う歯の間)に引っ掛かっている。
軸部材75は、ねじ76によって、取付具72のうち無端ベルト62の外周面を跨いだ部分に締め付けられている。軸部材75と取付具72との間には遊びが殆どない。
支持ローラ71の左右の端部が左右の軸部材75に回転可能に支持されている。
以上のように、シャッタープレート66が取付具67を介して無端ベルト62の外周面に取り付けられているのに対して、支持ローラ71が取付具72及び軸部材75を介して無端ベルト62の外周面に取り付けられている。そのため、上述のように支持ローラ71が無端ベルト62の周方向に関してシャッタープレート66よりも外側に位置する。
支持ローラ71が取付具72及び軸部材75によって無端ベルト62に取り付けられるのと同様にして、タッキングローラ81が取付具及び軸部材によって無端ベルト62に取り付けられている。タッキングローラ82〜83についても同様である。
図5に示すように、無端ベルト62がテンションプーリー65に対して左右方向に位置ずれしないように、取付具67,72の爪68,73がガイド部材89によって案内される。ガイド部材89は、留め具88によって支持軸65aに固定されている。そして、ガイド部材89は、テンションプーリー65の前側において、無端ベルト62の内周面に近接して配置されている。ガイド部材89は取付具67,72の対の爪68,73の間に配置されており、ガイド部材89の左右長は取付具67,72の対の爪68,73の間隔よりも僅かに短い。よって、爪68,73がガイド部材89の側面によって案内され、無端ベルト62が左右方向に位置ずれしない。また、ガイド部材89の左右長はテンションプーリー65の厚さ(左右長)よりも長いので、取付具67,72の対の爪68,73がテンションプーリー65に接触しない。
以下に、図6〜図11を参照して、第二のフラップ折り曲げ装置60によるリアエンドフラップ7の折り畳みについて説明する。
被包装物1がカッターブレード41と刃受42の間のスペースを通過した後であって、次の被包装物1が切断機40を通過する前に、駆動機構43、搬送機12及び挟み込み搬送機13が停止する(図6参照)。この時、支持ローラ71が従動プーリー64の下側に位置しており、空白区間80は従動プーリー64に吸引ノズル90の吸引口の上にまで至ってない。また、後列側のシャッタープレート66が吸引ノズル90の吸引口の上に位置していて、その吸引口を塞いでいる。それゆえ、筒状のフィルム5や上流側の被包装物1が吸引ノズル90に引き込まれることがない。
その後、搬送機12、挟み込み搬送機13の一時停止が終了して、被包装物1が搬送される。同時に駆動機構43も作動し、シャッタープレート66、支持ローラ71及びタッキングローラ81〜83が無端ベルト62の周方向に移動する。そうすると、無端ベルト62の移動速度が挟み込み搬送機13のサイドベルト14の移動速度よりも速いので、支持ローラ71が被包装物1及びフィルム5の下に進入して、被包装物1が支持ローラ71によって支持される(図7参照)。また、空白区間80が吸引ノズル90の吸引口の上にまで至り、吸引ノズル90の吸引口が開放される(図7参照)。この時に、上述のようにフィルム5が切断機40によって切断される(図7参照)。
フィルム5の切断が完了すると、上流側の被包装物1から後ろに延び出たリアエンドフラップ7が空白区間80を通って吸引ノズル90に引き込まれる(図8参照)。この際、被包装物1が支持ローラ71によって下から支持されているので、吸引ノズル90の吸引力によって被包装物1が下に引き込まれることはない。また、フィルム5の切断時にも支持ローラ71が被包装物1を下から支持するので、被包装物1の傾斜を抑制できる。
その後も、被包装物1が搬送される(図9参照)。ところが、無端ベルト62の移動速度が挟み込み搬送機13のサイドベルト14の移動速度よりも速いため、最前列のタッキングローラ81が被包装物1に追い着いて、リアエンドフラップ7が上流側の被包装物1の下面の後端とタッキングローラ81との間に挟まれる(図9参照)。
そして、タッキングローラ81〜83が被包装物1の下を前方へ通過する時に、タッキングローラ81〜83がリアエンドフラップ7に対して摺接するとともに転動し、リアエンドフラップ7を被包装物1の下面に押し付ける(図10、図11参照)。よって、リアエンドフラップ7は、被包装物1の後端から被包装物1の下面に沿って前方へ引き伸ばされて、被包装物1の下面に重ねられる。
切断機40の1回の切断動作当たり、支持ローラ71、タッキングローラ81〜83及びシャッタープレート66が1周する。よって、フィルム5が切断される度に、リアエンドフラップ7が折り畳まれる。
なお、被包装物1が図6に示す位置から図10に示す位置に移動する際、シャッタープレート66が被包装物1の下を前へ通過する。これらシャッタープレート66は既に折り畳まれたフロントエンドフラップ6に接触せず、フロントエンドフラップ6がシャッタープレート66によって被包装物1の下面から剥がされることはない。これは、シャッタープレート66が無端ベルト62の周方向に関してタッキングローラ81〜83及び支持ローラ71よりも内側に位置するためである。
また、被包装物1が図7に示す位置から図10に示す位置に移動する際、支持ローラ71が被包装物1の下面に対して摺接するとともに転動する。
また、図11に示すように、切断機40を通過する被包装物1が吸引ノズル90の上を通過する。この際も、吸引ノズル90の吸引口がシャッタープレート66によって塞がれているので、被包装物1の下面に折られたフロントエンドフラップ6が吸引ノズル90の吸引力によって剥がれることがない。
8. フラップの熱シール処理
図1に示すように、上述のようにフラップ6,7が折り畳まれた包装物4は、挟み込み搬送機13から排出コンベヤ17に受け渡される。排出コンベヤ17にはヒータ18が設けられている。排出コンベヤ17の上方には押し付け用コンベヤが設けられている。そのため、包装物4の搬送中、包装物4が押し付け用コンベヤによって下に軽く押し付けられるとともに、フラップ6,7がヒータ18によって軽く熱シールされる。
9. 有利な効果
(1) シャッタープレート66がタッキングローラ81〜83及び支持ローラ71よりも内側に位置するため、シャッタープレート66が被包装物1の下を前へ通過する時に、既に折り畳まれたフロントエンドフラップ6が被包装物1の下面から剥がされずに済む。
(2) 吸引ノズル90によって常時吸引が行われても、吸引ノズル90の吸引口がシャッタープレート66によって塞がれている時には、フィルム5、フラップ6,7及び被包装物1が吸引ノズル90に引き込まれない。つまり、物が不要に吸引ノズル90に引き込まれない。
(3) 特にシャッタープレート66のピッチがゼロである場合、又は、隣り合うシャッタープレート66が一部オーバーラップしている場合、吸引ノズル90の吸引口をしっかり塞ぐことができる。
(4) 吸引ノズル90によって常時吸引が行われているので、包装装置10を高速で動作させることができる。
(5) ゴム製又は合成樹脂製の無端ベルト62を用いて、発生する作動音が小さい。
(6) シャッタープレート66を無端ベルト62に留める取付具67が樹脂製であって軽量である。よって、駆動機構43に対する負荷を軽減することができる。
(7) 支持ローラ71を無端ベルト62に留める取付具72及び軸部材75が金属製であって高強度である。よって、取付具72及び軸部材75は被包装物1の重量に十分耐え得る。また、取付具72及び軸部材75はリアエンドフラップ7を折り畳む際の負荷にも十分に耐え得る。
(8) シャッタープレート66は、転動するローラではなく、板材である。そのようなシャッタープレート66が取付具67及びねじ69によって無端ベルト62に留められている。よって、シャッタープレート66がラトル音の発生源となり難い。
(9) タッキングローラ81〜83を無端ベルト62に留める取付具及び軸部材(取付具72及び軸部材75と同一のもの)が樹脂製であって軽量である。よって、駆動機構43に対する負荷を軽減することができる。
(10) シャッタープレート66が樹脂製であれば、ラトル音の発生を抑えられるとともに、駆動機構43の負荷を抑えることができる。ローラ71,81〜83が樹脂製である場合も同様である。
(11) シャッタープレート66が金属製であれば、その剛性が高い。よって、吸引ノズル90の吸引力が大きくても、吸引ノズル90をしっかり塞ぐことができる。ローラ71,81〜83が金属製であれば、その剛性が高い。よって、リアエンドフラップ7をしっかり折り畳むことができるとともに、被包装物1をしっかり支えることができる。
(12) 無端ベルト62が経年劣化等により伸びた場合でも、シャッタープレート66と取付具67との間に遊びが存在するため、シャッタープレート66が安定して無端ベルト62に取り付けられた状態が維持される。
(13) 取付具67,72の対の爪68,73がテンションプーリー65に接触することがガイド部材89によって抑制されている。よって、テンションプーリー65の損傷を抑制できる。
10. 変形例
以上、本発明を実施するための形態について説明した。上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであって、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明の実施形態は本発明の趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する各変更点を組み合わせて適用してもよい。
(1) シャッタープレート66がビード或いはリブによって補強されていてもよい。
(2) 第二のフラップ折り曲げ装置60の駆動機構43の動力が歯車機構、ベルト伝動機構その他の動力伝達機構によって、搬送機12又は挟み込み搬送機13に伝達して、搬送機12又は挟み込み搬送機13が駆動機構43によって駆動されてもよい。駆動機構43の動力が搬送機12又は挟み込み搬送機13に伝達する場合、搬送機12や挟み込み搬送機13の搬送速度は無端ベルト62の速度よりも低い。
(3) 無端ベルト62を無端ローラーチェーンに代え、プーリー63〜65をスプロケットに代えてもよい。この場合、タッキングローラ81〜83及び支持ローラ71の左右端部は無端ローラーチェーンのローラ軸に回転可能に支持される。シャッタープレート66の左右端部が、無端ローラーチェーンのローラ軸から偏心した位置において無端ローラーチェーンのサイドプレートに固定される。そして、シャッタープレート66がタッキングローラ81〜83及び支持ローラ71よりも内側に位置する。
(4) 上記実施形態では、三体のタッキングローラ81〜83が無端ベルト62に取り付けられていた。それに対して、タッキングローラ83が設けられず、その代わりに、追加の一又は複数のシャッタープレートがシャッタープレート66と同様にして無端ベルト62に取り付けられてもよい。或いは、タッキングローラ82,83が設けられず、その代わりに、追加の一又は複数のシャッタープレートがシャッタープレート66と同様にして無端ベルト62に取り付けられてもよい。
(5) 無端ベルト62の速度を調整したりしてもよい。そうすることによって、切断機40の切断時からリアエンドフラップ7の折り畳み開始時までの時間を調整することができる。また、リアエンドフラップ7の折り畳み開始時の被包装物1の位置も調整することができる。
(6) 無端ベルト62が一周する間中、コントローラが駆動機構43を等速制御することによって、無端ベルト62の速度が一定であってもよい。
(7) 無端ベルト62が一周する間、コントローラが駆動機構43を変速制御することによって、無端ベルト62の速度が変化してもよい。例えば、次の(7A),(7B)のように無端ベルト62の速度が変化してもよい。
(7A) 無端ベルト62の移動開始後から、つまり図6の状態の後から図9のようにタッキングローラ81がリアエンドフラップ7に当たるまでの間、無端ベルト62が低速で移動するが、その際の無端ベルト62の速度はサイドベルト14の速度よりも高い。その後、無端ベルト62が加速しながらリアエンドフラップ7がタッキングローラ81〜83によって折り畳まれる。図10のようにリアエンドフラップ7が折り畳まれた後は、無端ベルト62の図6の状態にまで移動するが、その際の無端ベルト62の速度はサイドベルト14よりも高速であってもよいし、低速であってもよいし、等速であってもよい。
(7B) 無端ベルト62の移動開始後から、つまり図6の状態の後から図7又は図8のように支持ローラ71が被包装物1の下に潜り込むまでの間、無端ベルト62がサイドベルト14と等速で移動する。その後、無端ベルト62がサイドベルト14よりも高速になる。そうすると、最前列のタッキングローラ81が被包装物1に追い着いて、リアエンドフラップ7が上流側の被包装物1の下面の後端とタッキングローラ81との間に挟まれ、その後、図10のようにリアエンドフラップ7が折り畳まれる。その後は、無端ベルト62の図6の状態にまで移動するが、その際の無端ベルト62の速度はサイドベルト14よりも高速であってもよいし、低速であってもよいし、等速であってもよい。
(8) シャッタープレート66の代わりにシャッターローラを採用してもよい。この場合、シャッターローラはローラ71,81〜83と同様にして無端ベルト62に取り付けられるが、シャッターローラがローラ71,81〜83よりも小径である。そのため、シャッターローラが無端ベルト62の周方向に関してローラ71,81〜83よりも内側に位置する。
(9) 上記実施形態では、支持ローラ71、複数のシャッタープレート66、3体のタッキングローラ81〜83からなる一組の列が無端ベルト62の周方向に配列されていた。それに対して、二組以上の列が無端ベルト62の周方向に配列されていてもよい。この場合、隣り合う組の間、つまり最後列の支持ローラ71と隣の組の最前列のタッキングローラ81との間には、空白区間80が存在する。そのため、空白区間80の数は、組の数に等しい。ここで、支持ローラ71、複数のシャッタープレート66、3体のタッキングローラ81〜83からなる列が二組である場合、無端ベルト62が一周する間に、2つの被包装物1のリアエンドフラップ7が折り畳まれる。よって、リアエンドフラップ7の折り畳み1回当たりの無端ベルト62の移動距離が短くなるので、第二のフラップ折り曲げ装置60の長寿命化が図れる。
(10) 上記実施形態では、複数のシャッタープレート66が無端ベルト62の周方向に配列されていた。それに対して、図17及び図18に示すように、一枚の可撓性シャッタープレート166が、シャッタープレート66が配列されていた区間において無端ベルト62の周方向に設けられていてもよい。この場合でも、一枚の可撓性シャッタープレート166が、左右のタイミングベルト62の間に架設されている。可撓性シャッタープレート166は、無端ベルト62の周方向に関してローラ71,81〜83よりも内側に位置する。また、支持ローラ71はシャッタープレート166の後端に隣接しており、タッキングローラ83がシャッタープレート166の前端に隣接しており、タッキングローラ83〜81がこれらの順に配列されている。図17に示す例では、シャッタープレート66が取付具67によって無端ベルト62に取り付けられているのと同様にして(図3参照)、可撓性シャッタープレート166が、無端ベルト62の周方向に配列された取付具67によって無端ベルト62に取り付けられている。図18に示す例では、シャッタープレート166の左右端部が左右の無端ベルト62に直接連なっていて、シャッタープレート166と左右の無端ベルト62が一体形成されており、空白区間80が開口となっている。
1…被包装物
2…トレイ
3…物品
5…フィルム
6…フロントエンドフラップ(フラップ)
7…リアエンドフラップ
10…包装装置
43…駆動機構(駆動部)
60…第二のフラップ折り曲げ装置(フラップ折り曲げ装置)
62…無端ベルト(無端部材)
66…シャッタープレート(シャッター部)
71…支持ローラ(支持部材)
81…タッキングローラ(押し当て部材)
82…タッキングローラ(押し当て部材)
83…タッキングローラ(押し当て部材)
166…可撓性シャッタープレート(シャッター部)

Claims (11)

  1. 被包装物をラッピングしたフィルムが前記被包装物及び前記フィルムの搬送方向の逆方向に延出することによって形成されたフラップを前記被包装物の下に折り曲げるフラップ折り曲げ装置において、
    前記被包装物の搬送経路の下において上方に向けられた状態に設けられ、前記フラップを吸引する吸引ノズルと、
    前記被包装物の搬送経路の下且つ前記吸引ノズルの上において前記被包装物の搬送方向に延在するようにして、無端状に設けられた無端部材と、
    前記被包装物の搬送速度よりも高速で、前記被包装物の搬送方向と同一の向きに前記無端部材を駆動する駆動部と、
    前記無端部材の全周のうち一部の区間において前記無端部材の周方向に配列されるよう前記無端部材に取り付けられ、前記無端部材の駆動により前記吸引ノズルの上を通過する際に前記吸引ノズルを塞ぐ複数のシャッター部と、
    前記無端部材の全周のうち前記複数のシャッター部が配列されていない区間のうち、前記複数のシャッター部の配列の最後尾から後ろに離れた位置において、前記無端部材に取り付けられ、前記吸引ノズルに吸引された前記フラップを前記無端部材の駆動により前記被包装物の下面に押し当てる押し当て部材と、
    を備え、
    前記複数のシャッター部が前記無端部材の周方向に関して前記押し当て部材よりも内側に位置する
    フラップ折り曲げ装置。
  2. 前記無端部材の全周のうち前記複数のシャッター部が配列されていない区間のうち、前記押し当て部材の前の位置において、前記無端部材に取り付けられ、前記無端部材の駆動により前記被包装物の下面に摺接する支持部材を更に備え、
    前記複数のシャッター部が前記無端部材の周方向に関して前記支持部材よりも内側に位置する
    請求項1に記載のフラップ折り曲げ装置。
  3. 前記支持部材が、前記押し当て部材から前方に離れた位置において、且つ前記複数のシャッター部の配列の最後尾の後ろに隣接した位置において、前記無端部材に取り付けられている
    請求項2に記載のフラップ折り曲げ装置。
  4. 前記押し当て部材が複数あり、前記複数の押し当て部材が前記複数のシャッター部の配列の最前列の前において前記無端部材の周方向に配列されている
    請求項1から3の何れか一項に記載のフラップ折り曲げ装置。
  5. 被包装物をラッピングしたフィルムが前記被包装物及び前記フィルムの搬送方向の逆方向に延出することによって形成されたフラップを前記被包装物の下に折り曲げるフラップ折り曲げ装置において、
    前記被包装物の搬送経路の下において上方に向けられた状態に設けられ、前記フラップを吸引する吸引ノズルと、
    前記被包装物の搬送経路の下且つ前記吸引ノズルの上において前記被包装物の搬送方向に延在するようにして、無端状に設けられた無端部材と、
    前記被包装物の搬送速度よりも高速で、前記被包装物の搬送方向と同一の向きに前記無端部材を駆動する駆動部と、
    前記無端部材の全周のうち一部の区間において前記無端部材の周方向に設けられ、前記無端部材の駆動により前記吸引ノズルの上を通過する際に前記吸引ノズルを塞ぐ可撓性のシャッター部と、
    前記無端部材の全周のうち前記シャッター部が設けられていない区間のうち、前記シャッター部の後端から後ろに離れた位置において、前記無端部材に取り付けられ、前記吸引ノズルに吸引された前記フラップを前記無端部材の駆動により前記被包装物の下面に押し当てる押し当て部材と、
    を備え、
    前記シャッター部が前記無端部材の周方向に関して前記押し当て部材よりも内側に位置する
    フラップ折り曲げ装置。
  6. 前記無端部材の全周のうち前記シャッター部が設けられていない区間のうち、前記押し当て部材の前の位置において、前記無端部材に取り付けられ、前記無端部材の駆動により前記被包装物の下面に摺接する支持部材を更に備え、
    前記シャッター部が前記無端部材の周方向に関して前記支持部材よりも内側に位置する
    請求項5に記載のフラップ折り曲げ装置。
  7. 前記支持部材が前記押し当て部材から前方に離れた位置において、且つ前記シャッター部の後端の後ろに隣接した位置において、前記無端部材に取り付けられている
    請求項6に記載のフラップ折り曲げ装置。
  8. 前記押し当て部材が複数あり、前記複数の押し当て部材が前記シャッター部の前端の前において前記無端部材の周方向に配列されている
    請求項5から7の何れか一項に記載のフラップ折り曲げ装置。
  9. 前記支持部材が転動可能なローラである
    請求項2,3,6,7の何れか一項に記載のフラップ折り曲げ装置。
  10. 前記押し当て部材が転動可能なローラである
    請求項1から9の何れか一項に記載のフラップ折り曲げ装置。
  11. 前記吸引ノズルは常時吸引力を発生させている
    請求項1から10の何れか一項に記載のフラップ折り曲げ装置。
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