JP2019064292A - 車両用ホイールディスクおよび車両用ディスクホイール - Google Patents

車両用ホイールディスクおよび車両用ディスクホイール Download PDF

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Abstract

【課題】高剛性の車両用ホイールディスクおよびそれを備えた車両用ディスクホイールを提供する。【解決手段】ディスク14の取り付け部18は、車軸のハブに押し付けられる押し付け面を有する平板部24と、ディスク14の軸方向において平板部24から前記押し付け面とは反対側に向かって突出しかつ前記軸方向から見て円環形状を有する複数のナット支持部26とを有する。ナット支持部26を前記軸方向に貫通するようにボルト孔28形成されている。ナット支持部26は、ナット支持部26の径方向外側に向かって膨らむように湾曲する張出部26bと、ナット支持部26の周方向において張出部26bに隣り合いかつ張出部26bに対してナット支持部26の径方向内側に向かって突出する突出部26cとを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用のホイールディスクおよびそれを備えたディスクホイールに関する。
近年、旋回時の姿勢を安定させるための横滑り防止装置(ESC:Electronic Stability Control)を搭載した車両が普及してきている。ESCを搭載した車両においては、例えば、運転者が障害物を緊急回避するために車両を急旋回させた際に、横滑りを防止するためにESCが作動する。このとき、ホイールディスクにおいて大きな横力が発生する。このため、ESCが搭載された車両において使用されるホイールディスクには、ESCが搭載されていない従来の車両において使用されるホイールディスクに比べて、高い剛性が要求される。
車両用のホイールディスクの剛性を高めるための技術は、これまでにも提案されている。
例えば、特許文献1には、窓部形成部を有する車両用ホイールディスクが開示されている。特許文献1の車両用ホイールディスクでは、窓部形成部のディスク半径方向外側面が、ディスク半径方向と直交する平面とされている。特許文献1には、上記のような構成によれば、車両においてタイヤからリムに力が加わった際に、窓部形成部が変形しにくくなることが記載されている。
特開2017−52342号公報
しかしながら、既存の技術だけでは、ホイールディスクの剛性向上の要求に十分に対応できない。このため、従来、ESCを搭載した車両においてホイールディスクに要求される剛性を確保するためには、ホイールディスクの素材として高強度の材料を用いたり、ホイールディスクの板厚を厚くしたりする必要があった。しかしながら、高強度の材料を用いる場合には、ホイールディスクの製造コストが上昇し、ホイールディスクの板厚を厚くする場合には、ホイールディスクの重量が増加するという問題が生じる。
そこで、本発明は、高剛性の車両用ホイールディスクおよびそれを備えた車両用ディスクホイールを提供することを目的とする。
一般に、車両においてホイールディスクは、車軸のハブに固定される。具体的には、ハブに設けられたボルトをホイールディスクに形成されたボルト穴に通した後、ボルトにナットをねじ込むことによって、ハブにホイールディスクが固定される。
上記のようにハブに固定されるホイールディスクにおいて、本発明者らは、車軸からホイールディスクに作用する力、およびホイールディスクに力が加わった際にホイールディスクにおいて生じる現象について詳細に検討した。その結果、車軸からホイールディスクに大きな力が作用した場合、ホイールディスクにおいてハブに固定されている部分(より具体的には、ナットによって締め付けられている部分)が塑性変形し、ホイールディスクにおいて座屈が生じる可能性が高くなることが分かった。
本発明は上記の知見に基づいてなされたものであり、下記の車両用ホイールディスクおよび車両用ディスクホイールを要旨とする。
(1)車軸のハブに設けられた複数のボルトと前記複数のボルトにねじ込まれる複数のナットとによって、前記ハブに取り付けられる車両用ホイールディスクであって、
前記複数のボルトを通すための複数のボルト孔が形成されており、前記複数のボルト孔に通される前記複数のボルトと前記複数のナットとによって締め付けられることによって前記ハブに取り付けられる取り付け部を備え、
前記取り付け部は、前記ハブに押し付けられる押し付け面を有する平板部と、当該車両用ホイールディスクの軸方向において前記平板部から前記押し付け面とは反対側に向かって突出しかつ前記軸方向から見て円環形状を有する複数のナット支持部とを有し、
前記複数のボルト孔はそれぞれ、前記ナット支持部を前記軸方向に貫通するように形成されており、
前記複数のナット支持部はそれぞれ、前記ナット支持部の径方向外側に向かって膨らむように湾曲する張出部と、前記ナット支持部の周方向において前記張出部に隣り合いかつ前記張出部に対して前記ナット支持部の径方向内側または径方向外側に向かって突出する1以上の突出部とを有する、車両用ホイールディスク。
(2)前記軸方向から見て、当該車両用ホイールディスクの中心および前記ボルト孔の中心を通る直線を第1仮想線とし、さらに前記第1仮想線によって前記ナット支持部を2つの領域に区画した場合に、前記2つの領域にそれぞれ前記突出部が設けられている、上記(1)に記載の車両用ホイールディスク。
(3)前記軸方向から見て、当該車両用ホイールディスクの中心および前記ボルト孔の中心を通る直線を第1仮想線とし、前記ボルト孔の中心を通りかつ前記第1仮想線に垂直な方向に延びる直線を第2仮想線とし、さらに前記第2仮想線によって前記ナット支持部を2つの領域に区画した場合に、前記2つの領域にそれぞれ前記突出部が設けられている、上記(1)に記載の車両用ホイールディスク。
(4)前記軸方向から見て、当該車両用ホイールディスクの中心および前記ボルト孔の中心を通る直線を第1仮想線とし、前記ボルト孔の中心を通りかつ前記第1仮想線に垂直な方向に延びる直線を第2仮想線とし、さらに前記第1仮想線と前記第2仮想線とによって前記ナット支持部を4つの領域に区画した場合に、前記4つの領域にそれぞれ前記突出部が設けられている、上記(1)に記載の車両用ホイールディスク。
(5)円筒状のリムと、
前記リムに接合された請求項1から4のいずれかに記載の車両用ホイールディスクと、を備えた、車両用ディスクホイール。
本発明によれば、高剛性の車両用ホイールディスクおよびそれを備えた車両用ディスクホイールが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用ディスクホイールを示す平面図である。 図2は、図1のA−A線端面図である。 図3は、ナット支持部の概略断面図である。 図4は、ナット支持部を示す概略斜視図である。 図5は、突出部の形成位置を説明するための図である。 図6は、突出部の形成位置を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用ホイールディスクおよび車両用ディスクホイールについて図面を用いて説明する。
(車両用ディスクホイールの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用ディスクホイール10(以下、ホイール10と略記する。)を示す平面図であり、図2は、図1のA−A線に対応する部分の概略端面図である。なお、図2においては、後述する車両用ホイールディスク14の軸線を、二点鎖線で示している。
図1および図2を参照して、ホイール10は、円筒状のリム12と、本発明の一実施形態に係る車両用ホイールディスク14(以下、ディスク14と略記する。)とを備えている。リム12およびディスク14の材料としては種々の金属材料を用いることができ、鋼(例えば、熱間圧延鋼板)、アルミニウム、またはアルミニウム合金等が用いられる。
リム12とディスク14とは、リム12にディスク14を嵌め込んだ状態で溶接することによって接合されている。なお、リム12の構成としては、公知の種々のリムの構成を採用できるので、詳細な説明は省略する。
詳細な説明は省略するが、ディスク14を製造する際には、まず、素材コイルを巻き戻して得られた金属板が所定寸法に切断される。その後、所定寸法に切断された金属板を打ち抜くことによって、所定形状のブランクが得られる。更に、得られたブランクに対して、絞り加工および穴抜き加工等の所定の加工が行なわれて、ディスク14が得られる。
ディスク14は、全体として略円盤形状を有している。ディスク14の中心部には、ハブ穴16が形成されている。ハブ穴16は、ディスク14の軸方向から見て円形状を有している。ディスク14は、ハブ穴16からハブ穴16の径方向外側に向かって順に設けられた取り付け部18、ハット部20およびフランジ部22を有している。
取り付け部18は、図示しない車両の車軸のハブに設けられた複数のボルトと、その複数のボルトにねじ込まれる複数のナットとによって締め付けられることによって、車軸のハブに取り付けられる。取り付け部18の詳細については後述する。なお、取り付け部18を車軸のハブに取り付ける態様は、公知のホイールディスクと同様であるので、詳細な説明は省略する。
ハット部20は、取り付け部18からディスク14の軸方向に膨らむように形成されている。フランジ部22は、円筒形状を有し、リム12に溶接される。なお、ハット部20およびフランジ部22の構成としては、公知の種々のハット部およびフランジ部の構成を採用できるので、詳細な説明は省略する。
以下、取り付け部18について詳しく説明する。
取り付け部18は、平板部24と、複数(本実施形態では、4つ)のナット支持部26とを有している。図2を参照して、平板部24は、押し付け面24aを有している。押し付け面24aは、取り付け部18が図示しない車両のハブに取り付けられる際に、ハブに押し付けられる面である。
図1を参照して、複数のナット支持部26は、ディスク14の周方向に等間隔で並ぶように設けられている。複数のナット支持部26はそれぞれ、ディスク14の軸方向から見て円環形状を有している。図2を参照して、ナット支持部26は、ディスク14の軸方向において、平板部24から押し付け面24aとは反対側に向かって突出している。
図3は、ナット支持部26(図1のB−B線に対応する部分)の概略断面図であり、図4は、ナット支持部26を示す概略斜視図である。
図1〜図4を参照して、各ナット支持部26の中心部には、上記ボルトを通すためのボルト孔28が形成されている。ボルト孔28は、ナット支持部26をディスク14の軸方向に貫通するように形成されている。図3および図4を参照して、ナット支持部26の中心部には、ボルト孔28に繋がるように、ナット座面30が形成されている。本実施形態では、ナット座面30は、テーパー形状を有している。図4を参照して、本実施形態では、ナット座面30は、ディスク14の軸方向において押し付け面24aから離れるにつれて直径が大きくなるように形成されている。
本実施形態では、車軸のハブに設けられた複数のボルトが取り付け部18の複数のボルト孔28に通され、各ボルトにナットをねじ込むことによって、ディスク14がハブに取り付けられる。上記のナット座面30は、ボルトにねじ込まれたナットを支持する面である。なお、ナット座面の形状は上述の例に限定されず、公知の種々のナット座面の形状を採用できる。
図3および図4を参照して、各ナット支持部26は、立ち上がり部26a、複数の張出部26bおよび複数の突出部26cを有している。立ち上がり部26aは、平板部24からディスク14の軸方向において押し付け面24aとは反対側に向かって立ち上がる部分であり、ディスク14の軸方向から見て円環形状を有している。立ち上がり部26aは、ナット支持部26の径方向内側に向かって膨らむように湾曲している。本実施形態では、立ち上がり部26aは、ナット支持部26の径方向内側に向かいかつディスク14の軸方向において押し付け面24aに近付く方向に向かって凸となるように形成されている。
複数(本実施形態では4つ)の張出部26bおよび複数(本実施形態では4つ)の突出部26cはそれぞれ、立ち上がり部26aとナット座面30との間に設けられている。本実施形態では、複数の張出部26bおよび複数の突出部26cがナット支持部26の周方向において交互に並ぶように設けられている。
図4を参照して、ディスク14の軸方向から見て、各張出部26bは、円弧形状を有している。図3および図4を参照して、張出部26bは、ナット支持部26の径方向外側に向かって膨らむように湾曲している。本実施形態では、張出部26bは、ナット支持部26の径方向外側に向かいかつディスク14の軸方向において押し付け面24aから離れる方向に向かって凸となるように形成されている。
突出部26cは、ナット支持部26の周方向において張出部26bに隣り合うように設けられている。突出部26cは、張出部26bに対してナット支持部26の径方向内側に向かって突出している。本実施形態では、突出部26cは、ナット支持部26の径方向内側に向かいかつディスク14の軸方向において押し付け面24aに近付く方向に突出している。
図3を参照して、本実施形態では、突出部26cの外面51(ナット支持部26の径方向において外側の面)は、張出部26bの外面41(ナット支持部26の径方向において外側の面)に対してナット支持部26の内側に向かって凹んでいる。また、突出部26cの内面52(ナット支持部26の径方向において内側の面)は、張出部26bの内面42(ナット支持部26の径方向において内側の面)に対してナット支持部26の内側に突出している。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態に係るディスク14では、各ナット支持部26に突出部26cが設けられている。突出部26cは、ナット支持部26に横力(ディスク14の軸方向の力)が作用した場合に、補強リブとして機能する。これにより、車軸からディスク14に大きな力が作用した場合でも、ナット支持部26が塑性変形することを抑制することができる。その結果、ディスク14において座屈が生じることを抑制することができる。言い換えると、本実施形態に係るディスク14では、従来のディスクから材料を変えたり、板厚を変えたりすることなく、ディスク14の剛性を向上させることができる。したがって、本実施形態によれば、ディスク14の製造コストおよび重量の上昇を抑制しつつ、ディスク14の剛性を向上させることができる。
(突出部の位置)
以下、ナット支持部における突出部の形成位置について説明する。図5および図6は、突出部の形成位置を説明するための図である。なお、図5(a)は、上述の実施形態における取り付け部18を示す図であり、図5(b)、図6(a)および図6(b)は、取り付け部18の変形例を示す図である。図5および図6においては、ディスク14の軸方向から見て、ディスク14の中心およびボルト孔28の中心を通る仮想的な直線を第1仮想線L1として一点鎖線で示し、ボルト孔28の中心を通りかつ第1仮想線L1に垂直な方向に延びる仮想的な直線を第2仮想線L2として二点鎖線で示している。第1仮想線L1は、ディスク14の軸方向に対して垂直な方向に延びる直線である。
図5(a)を参照して、上述の実施形態では、ディスク14の軸方向から見て、第1仮想線L1と第2仮想線L2とによって、ナット支持部26を4つの領域に区画した場合に、その4つの領域にそれぞれ突出部26cが設けられている。しかしながら、突出部26cの形成位置は上述の例に限定されない。例えば、各ナット支持部26において、第1仮想線L1上に2つの突出部26cを形成し、第2仮想線L2上に2つの突出部26cを形成してもよい。すなわち、図5(a)に示す4つの突出部26cの位置から、ナット支持部26の周方向に45°ずらした位置に、4つの突出部を形成してもよい。
また、例えば、図5(b)に示すように、ディスク14の軸方向から見て、第1仮想線L1によってナット支持部26を2つの領域に区画した場合に、その2つの領域にそれぞれ突出部26cを設けてもよい。なお、上記2つの領域において突出部26cを形成する位置について特に制限はないが、例えば、一方の領域の突出部26cと他方の領域の突出部26cとが第1仮想線L1を中心として互いに線対称となる位置に配置される。また、上記2つの領域それぞれに設けられる突出部26cの数について特に制限はないが、例えば、一方の領域と他方の領域にそれぞれ同数の突出部26cが設けられる。
また、例えば、図6(a)に示すように、ディスク14の軸方向から見て、第2仮想線L2によってナット支持部26を2つの領域に区画した場合に、その2つの領域にそれぞれ突出部が設けられてもよい。なお、上記2つの領域それぞれに設けられる突出部26cの数について特に制限はないが、例えば、図6(b)に示すように、上記2つの領域のうちディスク14の径方向外側の領域の突出部26cの数が、ディスク14の径方向内側の領域の突出部26cの数よりも多くてもよい。また、図示は省略するが、上記2つの領域のうちディスク14の径方向内側の領域の突出部26cの数が、ディスク14の径方向外側の領域の突出部26cの数よりも多くてもよい。
また、各ナット支持部26に設けられる突出部26cの数は上述の例に限定されない。例えば、各ナット支持部26に設けられる突出部26cの数が1つのみであってもよく、5つ以上であってもよい。例えば、図6(a)に示した取り付け部18において、各ナット支持部26に設けられた2つの突出部26cのうちの一方が設けられなくてもよい。
また、上述の実施形態では、突出部26cは、張出部26bに対してナット支持部26の径方向内側に向かって突出している場合について説明したが、突出部の形状は上述の例に限定されない。例えば、突出部が、張出部26bに対してナット支持部26の径方向外側に向かって突出していてもよい。より具体的には、例えば、突出部が、ナット支持部26の径方向外側に向かいかつディスク14の軸方向において押し付け面24aから離れる方向に突出していてもよい。この場合、突出部の外面が張出部26bの外面41(図3参照)に対してナット支持部26の外側に向かって突出し、突出部の内面が張出部26bの内面42(図3参照)に対してナット支持部26の外側に凹むように、ナット支持部26が形成される。このように突出部を形成した場合も、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、各ナット支持部26において、張出部26bに対してナット支持部26の径方向内側に向かって突出する突出部と、張出部26bに対してナット支持部26の径方向外側に向かって突出する突出部とが設けられてもよい。
なお、詳細な説明は省略するが、突出部は、押し付け面24aのうち、取り付け部18が車軸のハブに取り付けられる際に、ハブに強く押し付けられる部分の近傍に設けられることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、高剛性の車両用ホイールディスクおよびそれを備えた車両用ディスクホイールが得られる。したがって、本発明は、車両のディスクホイールにおいて好適に用いられる。
10 車両用ディスクホイール
12 リム
14 車両用ホイールディスク
16 ハブ穴
18 取り付け部
20 ハット部
22 フランジ部
24 平板部
24a 押し付け面
26 ナット支持部
26a 立ち上がり部
26b 張出部
26c 突出部
28 ボルト孔
30 ナット座面
41,51 外面
42,52 内面

Claims (5)

  1. 車軸のハブに設けられた複数のボルトと前記複数のボルトにねじ込まれる複数のナットとによって、前記ハブに取り付けられる車両用ホイールディスクであって、
    前記複数のボルトを通すための複数のボルト孔が形成されており、前記複数のボルト孔に通される前記複数のボルトと前記複数のナットとによって締め付けられることによって前記ハブに取り付けられる取り付け部を備え、
    前記取り付け部は、前記ハブに押し付けられる押し付け面を有する平板部と、当該車両用ホイールディスクの軸方向において前記平板部から前記押し付け面とは反対側に向かって突出しかつ前記軸方向から見て円環形状を有する複数のナット支持部とを有し、
    前記複数のボルト孔はそれぞれ、前記ナット支持部を前記軸方向に貫通するように形成されており、
    前記複数のナット支持部はそれぞれ、前記ナット支持部の径方向外側に向かって膨らむように湾曲する張出部と、前記ナット支持部の周方向において前記張出部に隣り合いかつ前記張出部に対して前記ナット支持部の径方向内側または径方向外側に向かって突出する1以上の突出部とを有する、車両用ホイールディスク。
  2. 前記軸方向から見て、当該車両用ホイールディスクの中心および前記ボルト孔の中心を通る直線を第1仮想線とし、さらに前記第1仮想線によって前記ナット支持部を2つの領域に区画した場合に、前記2つの領域にそれぞれ前記突出部が設けられている、請求項1に記載の車両用ホイールディスク。
  3. 前記軸方向から見て、当該車両用ホイールディスクの中心および前記ボルト孔の中心を通る直線を第1仮想線とし、前記ボルト孔の中心を通りかつ前記第1仮想線に垂直な方向に延びる直線を第2仮想線とし、さらに前記第2仮想線によって前記ナット支持部を2つの領域に区画した場合に、前記2つの領域にそれぞれ前記突出部が設けられている、請求項1に記載の車両用ホイールディスク。
  4. 前記軸方向から見て、当該車両用ホイールディスクの中心および前記ボルト孔の中心を通る直線を第1仮想線とし、前記ボルト孔の中心を通りかつ前記第1仮想線に垂直な方向に延びる直線を第2仮想線とし、さらに前記第1仮想線と前記第2仮想線とによって前記ナット支持部を4つの領域に区画した場合に、前記4つの領域にそれぞれ前記突出部が設けられている、請求項1に記載の車両用ホイールディスク。
  5. 円筒状のリムと、
    前記リムに接合された請求項1から4のいずれかに記載の車両用ホイールディスクと、を備えた、車両用ディスクホイール。
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