JP2019063115A - 眼科検査システム - Google Patents

眼科検査システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019063115A
JP2019063115A JP2017189777A JP2017189777A JP2019063115A JP 2019063115 A JP2019063115 A JP 2019063115A JP 2017189777 A JP2017189777 A JP 2017189777A JP 2017189777 A JP2017189777 A JP 2017189777A JP 2019063115 A JP2019063115 A JP 2019063115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waiting
terminal
subject
examination
ophthalmologic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017189777A
Other languages
English (en)
Inventor
寛一 徳田
Kanichi Tokuda
寛一 徳田
重樹 八木岡
Shigeki Yagioka
重樹 八木岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP2017189777A priority Critical patent/JP2019063115A/ja
Publication of JP2019063115A publication Critical patent/JP2019063115A/ja
Priority to JP2022033623A priority patent/JP2022075754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】眼科診療の効率化を図ることができる眼科検査システムを提供すること。【解決手段】眼科検査システム1は、眼科検査装置10等と、眼科検査装置10等が設置された施設において被検者により使用される被検者端末100と、眼科検査装置10等が設置された検査室の待合空間に設置され、被検者端末100と通信可能に接続された待合端末300a〜300iと、を備える。待合端末300a〜300iは、被検者端末100と待合端末300a〜300iとの間において近距離通信技術を介して通信が行われると、被検者に割り当てられた識別情報および被検者端末100の現在位置を示す位置データを受信する。【選択図】図1

Description

本発明は、眼科検査システムに関する。
眼科の分野で使用される眼科装置は種類が多く、これら各眼科装置を個別に操作することは煩雑であるため、複数の眼科装置を一つの端末等で操作可能とする提案がなされている(例えば、特許文献1)。
一方、眼科を受診する患者等の被検者は、複数の眼科装置を用いた検査をする必要がある。また、これらの眼科装置は、装置によっては1つの部屋に複数の眼科装置が配置される場合もあるが、一方、暗室や半暗室で行うことが必要となる場合は、すべての眼科装置を同じ部屋に配置せずに、複数の部屋に分けて配置することもある。
したがって、被検者が複数の眼科装置の検査を受けるときは、同じ部屋内の眼科装置を順番に巡る必要や順番に異なる部屋を巡る必要がある。
特開2017―29369号公報
しかし、被検者が同じ部屋にある複数の眼科装置について、検査を受ける順番を把握することは難しく、特に、眼科装置が異なる部屋に分かれて配置されているときに、検査を受けるために入室する部屋の順番を把握することは、被検者にとって、より困難である。そのため、被検者が検査を受ける眼科装置がある部屋に迅速に到着できず、眼科診療の効率化を図ることが困難であるという問題があった。また、眼科検査の操作等を担当する検者等は、被検者が順番を待っている眼科装置のある部屋を把握できず、検査を受けるべき眼科検査がある部屋に被検者を誘導することが困難であった。この点においても、眼科診療の効率化を図ることが困難であるという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、眼科診療の効率化を図ることができる眼科検査システムを提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、眼科検査装置と、前記眼科検査装置が設置された施設において被検者により使用される被検者端末と、前記眼科検査装置が設置された検査室の待合空間に設置され、前記被検者端末と通信可能に接続された待合端末と、を備え、前記待合端末は、前記被検者端末と前記待合端末との間において近距離通信技術を介して通信が行われると、前記被検者に割り当てられた識別情報および前記被検者端末の現在位置を示す位置データを受信することを特徴とする眼科検査システムにより解決される。
前記構成によれば、眼科検査装置が設置された検査室の待合空間に設置された待合端末は、被検者端末と待合端末との間において近距離通信技術を介して通信が行われると、被検者に割り当てられた識別情報および被検者端末の現在位置を示す位置データを受信する。これにより、待合端末は、いずれの被検者が眼科検査装置による検査を待機しているかを認識することができる。また、待合端末は、眼科検査装置による検査を待機している被検者の現在位置を識別情報および位置データにより認識することができる。これにより、眼科診療の効率化を図ることができる。
好ましくは、前記被検者端末および前記待合端末と通信回線を介して通信可能に接続された管理装置をさらに備え、前記待合端末または前記管理装置は、前記被検者端末から受信した前記識別情報に基づいて前記眼科検査装置による検査を待機している前記被検者の人数を算出することを特徴とする。
前記構成によれば、待合端末または管理装置は、被検者端末から受信した識別情報に基づいて眼科検査装置による検査を待機している被検者の人数を算出する。これにより、例えば検者などは、眼科検査装置による検査を待機している被検者の待機状態(混雑状況)を待合端末により把握することができる。これにより、眼科診療の効率化を図ることができる。
好ましくは、複数の前記検査室に複数の前記眼科検査装置が設けられ、前記複数の検査室のそれぞれに割り当てられた複数の前記待合端末が設けられ、前記管理装置は、前記複数の待合端末のうちの第1待合端末において待機している前記被検者の人数に応じて、前記第1待合端末に対応する前記眼科検査装置以外の他の眼科検査装置が設置された前記検査室に割り当てられた第2待合端末に前記被検者を誘導する誘導情報を生成し、前記誘導情報を前記被検者端末に送信することを特徴とする。
前記構成によれば、管理装置は、複数の待合端末のうちの第1待合端末において待機している被検者の人数に応じて、第1待合端末に対応する眼科検査装置以外の他の眼科検査装置が設置された検査室に割り当てられた第2待合端末に被検者を誘導する誘導情報を生成する。つまり、管理装置は、第1待合端末において眼科検査装置による検査を待機している被検者の人数に応じて、第1待合端末とは異なる他の第2待合端末に被検者を誘導する誘導情報を生成する。そして、管理装置は、生成した誘導情報を被検者端末に送信する。これにより、第1待合端末が設置された検査室の眼科検査装置による検査を待機している被検者が多い場合(第1待合端末が設置された検査室が混雑している場合)には、管理装置は、第1待合端末が設置された検査室よりも空いている検査室の第2待合端末に被検者を誘導することができる。そのため、眼科診療のさらなる効率化を図ることができる。
好ましくは、前記被検者端末は、各種情報を表示する表示部を有し、前記管理装置は、前記位置データと前記第2待合端末に割り当てられた識別情報とに基づいて、前記現在位置と前記第2待合端末との位置関係を前記表示部に表示させるとともに前記現在位置から前記第2待合端末までの順路を前記表示部に表示させることを特徴とする。
前記構成によれば、管理装置は、位置データと、第2待合端末に割り当てられた識別情報と、に基づいて、被検者端末の現在位置(被検者の現在位置)と、第2待合端末と、の位置関係を被検者端末の表示部に表示させる。また、管理装置は、被検者端末の現在位置(被検者の現在位置)から第2待合端末までの順路を被検者端末の表示部に表示させる。これにより、被検者は、第1待合端末とは異なる第2待合端末に誘導される場合であっても、眼科検査装置が設置された施設内で迷うことなく、比較的短時間で第1待合端末から第2待合端末に移動することができる。
好ましくは、前記眼科検査装置が設置された施設において検者により使用される検者端末であって前記待合端末および前記管理装置と通信可能に接続された検者端末をさらに備え、前記検者端末は、前記被検者端末と前記待合端末との間において近距離通信技術を介して通信が行われると、前記被検者に割り当てられた識別情報および前記位置データを前記待合端末および前記管理装置の少なくともいずれかから受信することを特徴とする。
前記構成によれば、眼科検査装置が設置された施設において検者により使用される検者端末は、被検者端末と待合端末との間において近距離通信技術を介して通信が行われると、被検者に割り当てられた識別情報および位置データを待合端末および管理装置の少なくともいずれかから受信する。これにより、検者は、いずれの被検者が眼科検査装置による検査を待機しているかを検者端末により把握することができる。また、検者は、眼科検査装置による検査を待機している被検者の現在位置を検者端末により把握することができる。
好ましくは、前記検者端末は、前記待合端末または前記管理装置が算出した前記被検者の人数を前記複数の待合端末および前記管理装置の少なくともいずれかから受信することを特徴とする。
前記構成によれば、検者は、待合端末または管理装置が算出した被検者の人数(眼科検査装置による検査を待機している被検者の人数)を検者端末により把握することができる。また、検者は、複数の待合端末のそれぞれにおいて待機している被検者の人数を検者端末により把握することができる。
本発明によれば、眼科診療の効率化を図ることができる眼科検査システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る眼科検査システムの主な構成を示す概略図である。 眼科病院において、各眼科装置を備える部屋の配置の一例を示す概略図である。 図1の被検者用タブレット100(検者用タブレット200a等)の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す管理サーバ40の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す待合端末300a等の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す眼科装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る眼科検査システムの第1動作例を表すシーケンスチャートである。 本実施形態に係る眼科検査システムの第2動作例を表すシーケンスチャートである。 本実施形態に係る眼科検査システムの第3動作例を表すシーケンスチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る眼科検査システムの主な構成を示す概略図である。
図2は、眼科病院において、各眼科装置を備える部屋の配置の一例を示す概略図である。
(眼科病院に配置される眼科装置等)
図1に示すように、眼科検査システム1は、眼科病院の複数の部屋(検査室)、例えば、「他覚測定室(1)」、「自覚検査室(2)」、「撮影検査室(3)」、「暗室検査・特殊検査室(4)」、「視野検査室(5)」及び「診察室1〜4」に配置される眼科検査装置を有している。以下の説明において、眼科検査装置を単に「眼科装置」と称することがある。
具体的には、「他覚測定室(1)」には、眼科装置である例えば、「レフラクトメータ、ケラトメータ10」、「眼圧計11」及び「スペキュラーマイクロスコープ12」が配置されている。
また、「自覚検査室(2)」には、眼科装置である例えば、「視力検査装置13」、「フォロプター14」、「検眼システム15」が配置されている。
また、「撮影検査室(3)」には、眼科装置である例えば、「眼底カメラ16」及び「OCT装置17」が配置されている。
また、「暗室検査・特殊検査室(4)」には、眼科装置である例えば、「視機能検査装置18」が配置されている。
また、「視野検査室(5)」には、眼科装置である例えば、「マイクロペリメータ19」及び「視野計20」が配置されている。
また、「診察室1〜4」には、眼科装置である例えば、「スリットランプ21a〜21d」が配置されている。
また、図1に示すように、「他覚測定室(1)」等の眼圧計11等は、通信回線2に通信可能に接続されている。そして、眼科検査システム1の各種情報を管理等する「管理サーバ40」(「他の装置」の一例)も通信回線2に通信可能に接続されている。本実施形態の管理サーバ40は、本発明の「管理装置」の一例である。
したがって、「他覚測定室(1)」等の眼圧計11等は、管理サーバ40と相互に通信可能に配置されている。
(「被検者用タブレット」等)
被検者用タブレット(被検者端末)100は、図1に示すように、その表面に表示部である例えば、「タブレット側ディスプレイ101」を有し、この「タブレット側ディスプレイ101」には各種情報が表示される構成となっている。本実施形態の被検者用タブレット100は、本発明の「被検者端末」の一例である。
また、被検者用タブレット100は、通信機能を有している。具体的には、到達距離の短い無線通信、通信エリアは、数センチからおよそ1メートル程度の極短距離であり「非接触通信」とも呼ばれるBluetooth(登録商標)や赤外線通信等の「近距離無線通信」が可能な構成となっている。
また、被検者用タブレット100は、眼科病院内で利用可能なLAN(ローカルエリアネットワーク)を無線(ワイヤレス)通信可能な構成ともなっている。
したがって、後述するように、被検者が「被検者用タブレット100」を例えば、図1の「他覚測定室(1)」に入室し、「眼圧計11」に近づけることで、「眼圧計11」との間で通信が可能な構成となっている。
また、被検者若しくは検者(検査者)が、「被検者用タブレット100」を操作することで、対象の眼圧計11等の測定操作等の簡単な制御が可能な構成となっている。
すなわち、被検者は、検者が傍にいないときでも、単独で眼圧計11等の測定を開始することができる構成となっている。
また、「被検者用タブレット100」は、「位置情報取得装置102」(図3参照)を備えている。この「位置情報取得装置102」は、病院内で利用可能なLANのアクセスポイントの位置と被検者用タブレット100との距離から位置情報を取得するものである。
そして、当該「被検者用タブレット100」の位置情報を取得し、タブレット側ディスプレイ101に表示する。
なお、本発明では、上述の「位置情報取得装置102」が、衛星との距離で位置情報を測位するGPS装置(グローバル・ポジショニング・システム(英語: Global Positioning System、GPS、全地球測位システム)であっても良い。
また、本発明の「位置情報取得装置102」が、高精度位置情報提供技術を用いた装置であっても構わない。これは、GPS装置等と異なり、室内でも高精度に位置情報を取得することができる装置であり、具体的には、以下のとおりである。
この「高精度位置情報提供」装置は、指向性の高いビーコン、高精度自律航法(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)及び「高精度マップマッチング(PMM:Pedestrian Map Matching)」の3つの技術を組み合わせることで、高精度な位置情報(例えば、位置誤差3m以下)を取得するものである。
ここで、「ビーコン」は、無線局等から発射される電波(または赤外線のような高周波の電磁波)及びこのような電波を発射する設備等を意味する。
具体的には、被検者用タブレット100を利用して、指向性の高いビーコンからの信号強度と、ビーコンの位置から絶対位置を計測する。そして、この絶対位置をPDRで処理し、PMMを利用して地図表示することになる。
また、本システム1では、図1に示すように、検者用タブレット200a〜200fを有している。これら検者用タブレット200a〜200fの構成は、上述の被検者用タブレット100と同様であるが、これら検者用タブレット200a〜200fは、「他覚測定室(1)」等の各部屋に配置されている「眼圧計11」等の機器を操作する検者(検査者)が所持する端末である。
そして、これら検者用タブレット200a〜200fは、「検者端末」の一例となっている。
(「待合端末」等)
図1および図2に表したように、複数の眼科装置が設置された複数の部屋(検査室)の待合空間には、待合端末300a〜300iが設けられている。待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各部屋のID(識別情報)を認識している。つまり、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各部屋と紐付けされている。あるいは、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各眼科装置のID(識別情報)を認識していてもよい。この場合には、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各眼科装置と紐付けされる。
待合端末300a等は、図2に表したように、「他覚測定室(1)」等の各部屋の入口近傍に設置された待合椅子のところに設定されていてもよい。あるいは、待合端末300a等は、「他覚測定室(1)」等の各部屋の中に設置されていてもよい。待合端末300a等は、通信機能を有し、被検者用タブレット100と通信可能とされている。具体的には、距離の短い無線通信、通信エリアは、数センチからおよそ1メートル程度の極短距離であり「非接触通信」とも呼ばれるBluetooth(登録商標)や赤外線通信等の「近距離無線通信」が可能な構成となっている。
被検者用タブレット100は、通信機能を有している。具体的には、到達距離の短い無線通信、通信エリアは、数センチからおよそ1メートル程度の極短距離であり「非接触通信」とも呼ばれるBluetooth(登録商標)や赤外線通信等の「近距離無線通信」が可能な構成となっている。本実施形態の「近距離無線通信」としては、例えば、Bluetooth(登録商標)などのワイヤレスLAN通信や赤外線通信などが挙げられるが、本実施形態の「近距離無線通信」は、非接触型磁気カードや非接触型ICカードなどを利用した通信であってもよい。
(眼科装置である「レフラクトメータ、ケラトメータ10」等の説明)
次いで、上述の眼科病院に配置される眼科装置である「レフラクトメータ、ケラトメータ10」等の主な装置について、説明する。
(他覚測定室(1)関連)
・「レフラクトメータ、ケラトメータ10」(以下「レフラクトメータ等10」とする。)は、眼球の屈折特性を測定する眼屈折検査装置である。
・「眼圧計11」は眼圧を計測する装置である。具体的には、眼圧計11は、例えば、眼圧測定部を有し、非接触式又は接触式の眼圧計としての機能を備える。
非接触式眼圧計の場合、眼圧測定部は、たとえば、被検眼E(図6参照)の前眼部を撮影するための光学系と、この光学系と同軸に設けられたノズルから被検眼の角膜に気流を吹き付ける気流吹付部と、被検眼に固視標を提示する固視光学系とを含む。更に、眼圧測定部は気流が吹き付けられている状態の角膜の変形状態に基づいて被検眼の眼圧値を求めるプロセッサを含む。
一方、接触式の眼圧計の場合、眼圧測定部は、たとえば、被検眼Eの前眼部を観察するための光学系と、被検眼の角膜に一定面積の平面を有する部材を押し付けるための圧平部とを含む。
更に、眼圧測定部は、角膜の当該一定面積を圧平するのに必要な圧力を検出して被検眼の眼圧値を求めるプロセッサを含む。
・「スペキュラーマイクロスコープ12」は角膜の特性(角膜厚、細胞分布等)を検査する装置である。
なお、「他覚測定室(1)」に配置される装置は、自動化されているものもある。
(自覚検査室(2)関連)
・「視力検査装置13」は、提示された視標に対する応答に基づき視力を測定する装置である。この視力検査には時間がかかる傾向がある。
(撮影検査室(3)関連)
・「眼底カメラ16」は、眼底を写真撮影するためのカメラである。
具体的には、眼底カメラ16は、眼底撮影部を有し、眼底撮影部は、眼底カメラとしての機能を備える。この眼底撮影部は、例えば、被検眼の眼底に照明光を照射するための照明光学系と、照明光の眼底からの戻り光をイメージセンサ(エリアセンサ)に導く撮影光学系と、被検眼に固視標を提示する固視光学系とを含む。
・「OCT装置17」は、光干渉を利用して眼底や前眼部の断面像や3次元データ、解析データを得るため光干渉断層計である。
具体的には、OCTが例えば、低コヒーレンス光源と分光器が搭載された、いわゆるスペクトラルドメイン(Spectral Domain)タイプのOCTを用いた光干渉断層計やスペクトラルドメイン以外のタイプ、たとえば、スウェプトソース(Swept Source)タイプのOCTの手法を用いた光干渉断層計がある。
スウェプトソースOCTとは、被写体に照射される光の波長を走査(波長掃引)し、各波長の光の反射光と参照光とを重ね合わせて得られる干渉光を順次に検出して、スペクトル強度分布を取得し、それに対して、フーリエ変換を施すことにより被写体を画像化する手法である。
(暗室検査・特殊検査室(4)関連)
・「視機能検査装置18」は、視機能検査装置のみならず、視力測定用の視標(ランドルト環等)を呈示する視標呈示装置を含む。被検眼の視力測定を行うための機能を備える。
(診察室1〜4関連)
・診察室1〜4には、それぞれ、「スリットランプ21a〜21d」が配置されると共に、医師が在室し、各医師は「検者用タブレット」を有している。
「スリットランプ21a〜21d」は、細隙灯とも呼ばれ、両方の目で見る検眼用の顕微鏡である。
また、図1に表した管理サーバ40、被検者用タブレット100,検者用タブレット200a等、眼圧計11等は、コンピュータを有し、コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バス等を介して接続されている。
(被検者用タブレット100等の主な構成)
図3は、図1の被検者用タブレット100(検者用タブレット200a等)の主な構成を示す概略ブロック図である。
検者用タブレット200a等の構成は、被検者用タブレット100の構成と同様であるため、以下、被検者用タブレット100の構成のみ説明する。
被検者用タブレット100は、図3に示すように、「タブレット制御部103」を有していると共に、上述のように被検者用タブレット100が、眼科装置である眼圧計11等と通信するために使用される「タブレット側通信装置104」や上述の位置情報取得装置102を有している。
また、被検者用タブレット100は、上述のタブレット側ディスプレイ101や、各種情報を入力するキーボード等のタブレット側各種情報入力部105、そして、各種情報を記憶するタブレット側各種情報記憶部106を有している。
そして、タブレット制御部103は、タブレット側通信装置104等を制御する構成となっている。
(管理サーバ40の主な構成)
図4は、図1に示す管理サーバ40の主な構成を示す概略ブロック図である。
図4に示すように、管理サーバ40は、「サーバ制御部41」、他の機器と通信するための「サーバ側通信装置42」、各種情報を表示する「サーバ側ディスプレイ43」、各種情報を入力するキーボード等の「サーバ側各種情報入力部44」を有し、眼科装置、被検者用タブレット100、検者用タブレット200a等、待合端末300a等と通信回線2を介して通信可能に接続されている。
また、管理サーバ40は、図4に示すように、「患者X情報記憶部45」、「誘導情報生成部46」および「病院配置図情報記憶部47」等を有するが、これらの構成については後述する。
図4のサーバ制御部41は、図4に示すサーバ側通信装置42等と接続され、これらを制御する構成となっている。
(待合端末300a等の主な構成)
図5は、図1に示す待合端末300a等の主な構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、待合端末300a〜300iの構成は、互いに同様である。待合端末300a等は、「待合端末制御部301」、他の機器と通信するための「待合端末通信部302」、各種情報を表示する「待合端末ディスプレイ303」、各種情報を入力するキーボード等の「待合端末入力部304」を有する。待合端末制御部301は、眼科装置による検査を待機している被検者の人数を算出する人数算出部308を有する。
また、待合端末300a等は、患者X(被検者)の情報を送受信する「患者X情報送受信部305」、被検者用タブレット100の位置情報を送受信する「位置情報送受信部306」、各種情報を記憶する「待合端末記憶部307」を有している。
待合端末制御部301は、待合端末通信部302等を制御する構成となっている。
(眼科装置の主な構成)
図6は、図1に示す眼科装置の主な構成を示す概略ブロック図である。
眼科病院に配置される眼科装置である「レフラクトメータ、ケラトメータ10」等の主な構成は種々存在する。ここでは、本実施形態の眼科装置の主な構成を説明する。
本実施形態の眼科装置は、「眼科装置制御部31」と、「検査部32」と、「ユーザインターフェイス(UI)部33」と、「眼科装置通信部34」と、を有する。眼科装置制御部31は、各種の制御や演算を実行する。検査部32は、眼科装置制御部31による制御を受けて被検眼Eの検査を実行する。検査部32は、眼科検装置の種別に応じた構成を備える。ユーザインターフェイス部33は、被検者(及び検者)に向けた情報を出力する機能と、情報入力や操作指示を行うための機能とを備える。眼科装置通信部34は、他装置(管理サーバ40、被検者用タブレット100、検者用タブレット200a等、待合端末300a等)との間でデータ通信を行う。
(眼科検査システムの主な動作例)
図7は、本実施形態に係る眼科検査システムの第1動作例を表すシーケンスチャートである。
本実施形態では、被検者である患者Xが眼科病院を訪れ、初診として受診し、各種の眼科装置等を用いて検査を受ける場合を例に以下、説明する。
患者Xは眼科病院を訪問し、図2の受付で受け付けする。その際、自己の氏名等の個人情報等を提示する。すると、病院の担当者が患者XのID情報等(「識別情報」の一例)を生成し、「患者が初診である」情報、及び訪問先が「診察室1」である情報を管理サーバ40の図4の「患者X情報記憶部45」に登録する。
次いで、受付が、来院する患者が院内で所持する「被検者用タブレット100」を有しているので、この被検者用タブレット100に、患者XのID情報(被検者ID:識別情報)、「患者が初診である」情報、及び訪問先が「診察室1」である情報を「被検者用タブレット100」に入力し、患者Xに貸与する。
次いで、患者Xが、受け取った「被検者用タブレット100」を起動させると、タブレット側ディスプレイ101に図2に示す「病院配置図」が表示される。
この病院配置図は、図4に示すように管理サーバ40の「病院配置図情報記憶部47」に記憶され、この病院配置図は、患者Xに貸与される前に、受付等で、被検者用タブレット100が、管理サーバ40から受信する。
また、ステップS11において、被検者用タブレット100は、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データ(位置情報)を生成する。具体的には、被検者用タブレット100の「位置情報取得装置102」が動作し、「被検者用タブレット100」の位置を測位する。これにより、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データ(位置情報)が生成される。
なお、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データは、被検者用タブレット100により作成されることには限定されず、待合端末300a等により作成されてもよい。すなわち、待合端末300a等は、被検者用タブレット100が取得した位置情報に基づいて、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データを生成してもよい。本実施形態では、被検者用タブレット100が被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データを生成する場合を例に挙げる。
なお、被検者用タブレット100の現在位置は、図2に示すように「病院配置図」上に丸印Pにより表示されてもよい。さらに、「被検者用タブレット100」のスピーカから音声で「診察室1に行ってください」という音声が出力されてもよい。
これによれば、患者Xは、最初に「診察室1」に行くことを明確に把握することができると共に、自己の現在の位置(丸印P)と「診察室1」との位置関係を明確に把握することができる。そのため、患者Xは、容易かつ迷わずに「診察室1」に行くことができる。
一方で、ステップS12において、眼圧計11等の眼科装置は、装置ID(識別情報)を待合端末300a等に予め送信している。つまり、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各眼科装置の装置ID(識別情報)を認識している。これにより、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各眼科装置と紐付けされている。あるいは、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各部屋の部屋ID(識別情報)を認識している。これにより、待合端末300a〜300iのそれぞれは、「他覚測定室(1)」等の各部屋と紐付けされている。
続いて、ステップS13において、患者Xが被検者用タブレット100を「診察室1」の待合空間に設置された待合端末300fに近づけると、被検者用タブレット100と待合端末300fとの間において近距離通信技術を介して通信が行われる。そうすると、被検者用タブレット100と待合端末300fとの間において、通信が開始される(ステップS13)。
なお、患者Xが目的の場所に到着していないことが判明した場合は、情報をわかりやすく変更して「被検者用タブレット100」の「タブレット側ディスプレイ101」に表示させたり、スタッフに声をかけるように「タブレット側ディスプレイ101」に表示させたりする構成ともなっている。また、自動的に監視装置(図示せず)から、あるいは気づいた検者から「被検者用タブレット100」に呼び出しを行う構成としてもよい。
被検者用タブレット100と待合端末300fとの間の通信が開始されると、ステップS14において、被検者用タブレット100は、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)と、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データと、を待合端末300fに送信する。これにより、待合端末300fは、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)を患者X情報送受信部305により受信し、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データを位置情報送受信部306により受信する。
続いて、ステップS15において、待合端末300fは、被検者用タブレット100から受信した識別情報(被検者ID)に基づいてスリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)を待機している被検者の人数を人数算出部308により算出する。
本実施形態の第1動作例によれば、待合端末300a等は、いずれの被検者が眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機しているかを認識することができる。また、待合端末300a等は、眼科装置による検査を待機している被検者の現在位置を識別情報(被検者ID)および被検者用タブレット100の位置データにより認識することができる。これにより、眼科診療の効率化を図ることができる。
また、待合端末300a等は、被検者用タブレット100から受信した識別情報(被検者ID)に基づいて眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数を人数算出部308により算出する。これにより、例えば検者などは、眼科装置による検査を待機している被検者の待機状態(混雑状況)を待合端末300a等により把握することができる。これにより、眼科診療の効率化を図ることができる。
図8は、本実施形態に係る眼科検査システムの第2動作例を表すシーケンスチャートである。
図8に表したステップS21〜S25は、図7に関して前述したステップS11〜S15の動作と同様である。
なお、眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数は、待合端末300a等ではなく管理サーバ40により算出されてもよい。つまり、例えば、管理サーバ40は、被検者用タブレット100から待合端末300a等を介して受信した識別情報(被検者ID)に基づいて眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数を算出してもよい。図8の説明では、待合端末300a等が眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数を算出する場合を例に挙げる。
また、図7に関して前述したように、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データは、被検者用タブレット100により作成されることには限定されず、待合端末300a等あるいは管理サーバ40により作成されてもよい。本実施形態では、被検者用タブレット100が被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データを生成する場合を例に挙げる。
ステップS25に続くステップS26において、待合端末300f(第1待合端末)は、スリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)を待機している被検者の人数を待合端末通信部302を介して管理サーバ40に送信する。第2動作例における待合端末300fは、本発明の「第1待合端末」の一例である。
続いて、ステップS27において、管理サーバ40は、待合端末300fから受信した被検者(待合端末300fにおいて待機している被検者)の人数に基づいて、スリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)を待機している被検者の人数が多いか否か、すなわちスリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)が混雑しているか否かを判断する。具体的には、管理サーバ40は、待合端末300fから受信した被検者の人数が所定の人数以上であるか否かを判断する。
スリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)を待機している被検者の人数が多い場合には(ステップS27:YES)、ステップS28において、管理サーバ40は、誘導情報生成部46により誘導情報を生成する。例えば、管理サーバ40は、患者Xが待機しているスリットランプ21a以外の他の眼科装置(例えば眼圧計11)が設置された検査室(例えば他覚測定室(1))に割り当てられた待合端末300a(第2待合端末)に患者Xを誘導する。第2動作例における待合端末300aは、本発明の「第2待合端末」の一例である。つまり、管理サーバ40の誘導情報生成部46により生成される誘導情報は、第1待合端末に紐付けられた眼科装置以外の他の眼科装置が設置された検査室に割り当てられた第2待合端末に被検者を誘導するための情報である。
ステップS29において、管理サーバ40は、ステップS28において生成した誘導情報をサーバ側通信装置42を介して被検者用タブレット100に送信する。続いて、ステップS30において、管理サーバ40は、被検者用タブレット100から受信した被検者用タブレット100の位置データと、第2待合端末(例えば待合端末300f以外の待合端末300a)に割り当てられた識別情報と、に基づいて、被検者用タブレット100の現在位置と、第2待合端末(例えば待合端末300a)と、の位置関係を被検者用タブレット100のタブレット側ディスプレイ101に表示させる。また、管理サーバ40は、被検者用タブレット100の現在位置から第2待合端末(例えば待合端末300a)までの順路を被検者用タブレット100のタブレット側ディスプレイ101に表示させる。
言い換えれば、被検者用タブレット100は、管理サーバ40からタブレット側通信装置104を介して誘導情報を受信すると、被検者用タブレット100の現在位置と、第2待合端末(例えば待合端末300a)と、の位置関係をタブレット側ディスプレイ101に表示する。また、被検者用タブレット100は、被検者用タブレット100の現在位置から第2待合端末(例えば待合端末300a)までの順路をタブレット側ディスプレイ101に表示する。
ステップS26に続くステップS27において、スリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)を待機している被検者の人数が少ない場合には(ステップS27:NO)、管理サーバ40は、誘導情報を生成せずに動作を終了する。
本実施形態の第2動作例によれば、第1待合端末(第2動作例では待合端末300f)が設置された検査室(第2動作例では「診察室1」)の眼科装置(スリットランプ21a)による検査(診療)を待機している被検者が多い場合(第1待合端末が設置された検査室が混雑している場合)には、管理サーバ40は、第1待合端末が設置された検査室よりも空いている検査室(第2動作例では他覚測定室(1))の第2待合端末(第2動作例では待合端末300a)に患者Xを誘導することができる。そのため、眼科診療のさらなる効率化を図ることができる。
また、管理サーバ40は、被検者用タブレット100の現在位置と、第2待合端末(待合端末300a)と、の位置関係をタブレット側ディスプレイ101に表示させるとともに、被検者用タブレット100の現在位置から第2待合端末(待合端末300a)までの順路をタブレット側ディスプレイ101に表示させる。これにより、患者Xは、第1待合端末(待合端末300f)とは異なる第2待合端末(待合端末300a)に誘導される場合であっても、眼科病院内で迷うことなく、比較的短時間で第1待合端末(待合端末300f)から第2待合端末(待合端末300a)に移動することができる。
なお、検査室が混雑している例としては、次のような事例が挙げられる。すなわち、例えば、現在、他の被検者が白内障のため、図1の「他覚測定室(1)」の「レフラクトメータ、ケラトメータ10」の測定が困難で測定に時間が掛かっており、同装置のエラーが頻発し、「混雑」している場合がある。また、現在、「撮像検査室(3)」の「眼底カメラ16」のキセノンランプが発光しないエラーが発生し、例えば、2台の「眼底カメラ16」のうち、1台が使用不可となり、「混雑」している場合がある。例えば、このような場合において、管理サーバ40は、第1待合端末が設置された検査室よりも空いている検査室の第2待合端末に患者Xを誘導することができる。そのため、眼科診療のさらなる効率化を図ることができる。
図9は、本実施形態に係る眼科検査システムの第3動作例を表すシーケンスチャートである。
図9に表したステップS41〜S45は、図7に関して前述したステップS11〜S15の動作と同様である。
なお、図8に関して前述したように、眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数は、待合端末300a等ではなく管理サーバ40により算出されてもよい。つまり、例えば、管理サーバ40は、被検者用タブレット100から待合端末300a等を介して受信した識別情報(被検者ID)に基づいて眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数を算出してもよい。図9の説明では、待合端末300a等が眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数を算出する場合を例に挙げる。
ステップS45に続くステップS46において、待合端末300fは、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)を患者X情報送受信部305を介して検者用タブレット200a等に送信し、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データを位置情報送受信部306を介して検者用タブレット200a等に送信する。また、ステップS46において、待合端末300fは、ステップS45において算出された被検者の人数を待合端末通信部302を介して検者用タブレット200a等に送信する。言い換えれば、検者用タブレット200a等は、被検者用タブレット100と待合端末300fとの間において近距離通信技術を介して通信が行われると、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)を待合端末300fから受信するとともに被検者用タブレット100により生成された位置データを待合端末300fから受信する。さらに、検者用タブレット200a等は、待合端末300fの人数算出部308により算出された被検者の人数を待合端末300fから受信する。あるいは、検者用タブレット200a等は、複数の待合端末300a等により算出された被検者の人数を複数の待合端末300a等から受信してもよい。
続いて、ステップS47において、検者用タブレット200a等は、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)と、被検者用タブレット100の現在位置を示す位置データと、ステップS45において算出された被検者の人数と、を検者用タブレット200a等のタブレット側ディスプレイ101に表示する。
本実施形態の第3動作例によれば、検者は、いずれの被検者が眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機しているかを検者用タブレット200a等により把握することができる。また、検者は、眼科装置による検査を待機している被検者の現在位置を識別情報(被検者ID)および被検者用タブレット100の位置データにより把握することができる。これにより、眼科診療の効率化を図ることができる。
また、検者用タブレット200a等は、スリットランプ21aによる検査(診察室1における診療)を待機している被検者の人数を検者用タブレット200a等のタブレット側ディスプレイ101に表示する。これにより、検者は、待合端末300fが算出した被検者の人数(スリットランプ21aによる検査を待機している被検者の人数)を検者用タブレット200a等により把握することができる。なお、複数の待合端末300a等により算出された被検者の人数を検者用タブレット200a等が複数の待合端末300a等から受信する場合には、検者は、複数の待合端末300a等のそれぞれにおいて待機している被検者の人数を検者用タブレット200a等により把握することができる。
なお、図9では、検者用タブレット200a等は、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)と、被検者用タブレット100の位置データと、眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数と、を待合端末300a等から受信しているが、これだけには限定されず、管理サーバ40から受信してもよい。すなわち、管理サーバ40は、患者Xに割り当てられた識別情報(被検者ID)と、被検者用タブレット100の位置データと、を待合端末300a等から受信し、検者用タブレット200a等は、管理サーバ40が待合端末300a等から受信した識別情報(被検者ID)および位置データを受信してもよい。また、管理サーバ40は、眼科装置による検査(あるいは診察室における診療)を待機している被検者の人数を算出し、検者用タブレット200a等は、管理サーバ40により算出された被検者の人数を管理サーバ40から受信してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
本実施の形態では、眼科病院の検査室等を例に説明したが、本発明は、これに限らず、他の施設、例えば、さまざまな手続きを行う窓口の会計、入院事務、院内調剤等にも適用される。
1・・・眼科検査システム、 2・・・通信回線、 10・・・レフラクトメータ、ケラトメータ、 11・・・眼圧計、 12・・・スペキュラーマイクロスコープ、 13・・・視力検査装置、 14・・・フォロプター、 15・・・検眼システム、 16・・・眼底カメラ、 17・・・OCT装置、 18・・・視機能検査装置、 19・・・マイクロペリメータ、 20・・・視野計、 21a〜21d・・・スリットランプ、 31・・・眼科装置制御部、 32・・・検査部、 33・・・ユーザインターフェイス部、 34・・・眼科装置通信部、 40・・・管理サーバ、 41・・・サーバ制御部、 42・・・サーバ側通信装置、 43・・・サーバ側ディスプレイ、 44・・・サーバ側各種情報入力部、 45・・・患者X情報記憶部、 46・・・誘導情報生成部、 47・・・病院配置図情報記憶部、 100・・・被検者用タブレット、 101・・・タブレット側ディスプレイ、 102・・・位置情報取得装置、 103・・・タブレット制御部、 104・・・タブレット側通信装置、 105・・・タブレット側各種情報入力部、 106・・・タブレット側各種情報記憶部、 200a〜200f・・・検者用タブレット、 300a〜300i・・・待合端末、 301・・・待合端末制御部、 302・・・待合端末通信部、 303・・・待合端末ディスプレイ、 304・・・待合端末入力部、 305・・・患者X情報送受信部、 306・・・位置情報送受信部、 307・・・待合端末記憶部、 308・・・人数算出部、 E・・・被検眼、 X・・・患者

Claims (6)

  1. 眼科検査装置と、
    前記眼科検査装置が設置された施設において被検者により使用される被検者端末と、
    前記眼科検査装置が設置された検査室の待合空間に設置され、前記被検者端末と通信可能に接続された待合端末と、
    を備え、
    前記待合端末は、前記被検者端末と前記待合端末との間において近距離通信技術を介して通信が行われると、前記被検者に割り当てられた識別情報および前記被検者端末の現在位置を示す位置データを受信することを特徴とする眼科検査システム。
  2. 前記被検者端末および前記待合端末と通信回線を介して通信可能に接続された管理装置をさらに備え、
    前記待合端末または前記管理装置は、前記被検者端末から受信した前記識別情報に基づいて前記眼科検査装置による検査を待機している前記被検者の人数を算出することを特徴とする請求項1に記載の眼科検査システム。
  3. 複数の前記検査室に複数の前記眼科検査装置が設けられ、
    前記複数の検査室のそれぞれに割り当てられた複数の前記待合端末が設けられ、
    前記管理装置は、前記複数の待合端末のうちの第1待合端末において待機している前記被検者の人数に応じて、前記第1待合端末に対応する前記眼科検査装置以外の他の眼科検査装置が設置された前記検査室に割り当てられた第2待合端末に前記被検者を誘導する誘導情報を生成し、前記誘導情報を前記被検者端末に送信することを特徴とする請求項2に記載の眼科検査システム。
  4. 前記被検者端末は、各種情報を表示する表示部を有し、
    前記管理装置は、前記位置データと前記第2待合端末に割り当てられた識別情報とに基づいて、前記現在位置と前記第2待合端末との位置関係を前記表示部に表示させるとともに前記現在位置から前記第2待合端末までの順路を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の眼科検査システム。
  5. 前記眼科検査装置が設置された施設において検者により使用される検者端末であって前記待合端末および前記管理装置と通信可能に接続された検者端末をさらに備え、
    前記検者端末は、前記被検者端末と前記待合端末との間において近距離通信技術を介して通信が行われると、前記被検者に割り当てられた識別情報および前記位置データを前記待合端末および前記管理装置の少なくともいずれかから受信することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の眼科検査システム。
  6. 前記検者端末は、前記待合端末または前記管理装置が算出した前記被検者の人数を前記複数の待合端末および前記管理装置の少なくともいずれかから受信することを特徴とする請求項5に記載の眼科検査システム。

JP2017189777A 2017-09-29 2017-09-29 眼科検査システム Pending JP2019063115A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017189777A JP2019063115A (ja) 2017-09-29 2017-09-29 眼科検査システム
JP2022033623A JP2022075754A (ja) 2017-09-29 2022-03-04 眼科検査システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017189777A JP2019063115A (ja) 2017-09-29 2017-09-29 眼科検査システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022033623A Division JP2022075754A (ja) 2017-09-29 2022-03-04 眼科検査システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019063115A true JP2019063115A (ja) 2019-04-25

Family

ID=66336960

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017189777A Pending JP2019063115A (ja) 2017-09-29 2017-09-29 眼科検査システム
JP2022033623A Pending JP2022075754A (ja) 2017-09-29 2022-03-04 眼科検査システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022033623A Pending JP2022075754A (ja) 2017-09-29 2022-03-04 眼科検査システム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2019063115A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003400A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Fujitsu Ltd 案内システム及び記録媒体
JP2004145595A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Toshiba Corp 病院内メッセージサービスシステム
JP2004318570A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Hitachi Medical Corp 医用情報システム
JP2006155066A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Hitachi Medical Corp 健診管理システム
JP2011215971A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sugiura Gijutsushi Jimusho:Kk 利用者誘導システム
JP2016164770A (ja) * 2015-02-26 2016-09-08 株式会社リコー ネットワークシステム、情報処理システムおよび方法
JP2017021699A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 東芝メディカルシステムズ株式会社 健康診断検査管理装置及び健康診断検査管理システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014654A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Takenaka Komuten Co Ltd 患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラム
JP6668715B2 (ja) * 2015-12-02 2020-03-18 株式会社ニデック 診療支援システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003400A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Fujitsu Ltd 案内システム及び記録媒体
JP2004145595A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Toshiba Corp 病院内メッセージサービスシステム
JP2004318570A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Hitachi Medical Corp 医用情報システム
JP2006155066A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Hitachi Medical Corp 健診管理システム
JP2011215971A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sugiura Gijutsushi Jimusho:Kk 利用者誘導システム
JP2016164770A (ja) * 2015-02-26 2016-09-08 株式会社リコー ネットワークシステム、情報処理システムおよび方法
JP2017021699A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 東芝メディカルシステムズ株式会社 健康診断検査管理装置及び健康診断検査管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022075754A (ja) 2022-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8594757B2 (en) Apparatus for biomedical imaging
CN110461213A (zh) 基于家庭眼科应用的小型移动低成本光学相干断层扫描系统
CN105662343B (zh) 一种干眼检测手持成像装置及干眼检测设备
JP2021502873A (ja) 人の眼球光学系の光学式走査を自己管理するための装置及び方法
US11911103B2 (en) Personalized patient interface for ophthalmic devices
JP5727198B2 (ja) 眼科装置
WO2017203510A1 (en) System and method for use in diagnostics of eye condition
JP7092481B2 (ja) 眼科検査システム
JP7023657B2 (ja) 眼科用端末装置
JP6011668B2 (ja) 眼科装置
US11918286B2 (en) Ophthalmic instrument, management method, and management device
JP2019063115A (ja) 眼科検査システム
JP6676296B2 (ja) 眼科検査装置
JP7133963B2 (ja) 眼科システム
JP6660680B2 (ja) 医療検査システム
JP2019088917A (ja) 眼科検査システム
JP6847609B2 (ja) 手持ち型検査装置
US20210196114A1 (en) Ophthalmic device
JP6553396B2 (ja) 眼科装置
WO2022145321A1 (ja) 眼科情報処理システム、眼科情報処理サーバ、眼科情報処理プログラム、及び眼科情報処理方法
CN212698817U (zh) 一种手持式视力检测装置
WO2022080307A1 (ja) 近視進行分析装置、近視進行分析システム、近視進行分析方法、及び近視進行分析プログラム
Lu et al. Integrated optical coherence tomography and reflectometry system for ocular anterior segment imaging and tear film thickness evaluation
Chopra et al. Optical coherence tomography: reinventing the eye examination
CN111803021A (zh) 一种手持式视力检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220511