JP2019062779A - 釣竿の性能を客観的に評価するための評価システム - Google Patents

釣竿の性能を客観的に評価するための評価システム Download PDF

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【課題】魚信感度や使用時の疲れやすさなどの主観的特性を、釣竿の現実の使用状態や魚の動きを反映した上で、客観的に評価する評価システムの提供。【解決手段】評価システムは、釣竿の釣り糸を巻き取る巻取部20と、該釣竿を把持する竿受部とを備え、該巻取部20は、魚の動きによる該釣り糸2の引張状態をシミュレートすると共に、該釣り糸2にかかる負荷を測定し、該竿受部は、前記釣竿の使用状態をシミュレートすると共に、前記釣竿にかかる負荷を測定し、前記釣り糸2にかかる負荷と前記釣竿にかかる負荷に基づき釣竿を評価する。【選択図】図3

Description

本発明は、釣竿の性能を客観的に評価するための評価システムに関する。
釣竿には、様々な特性が要求される。釣竿の設計時に重要視される特性には、客観的に測定可能な客観的特性と、評価者の主観的な評価によって定められる主観的特性とがある。客観的特性の例は、例えば、竿体の曲げ剛性やねじれ剛性である。主観的特性の例は、魚信感度や使用時の疲れやすさである。
主観的特性の評価は、個人の感じ方というあくまで主観的なものにならざるを得ないことから、信頼性や普遍性に欠けるという問題がある。他方、客観的特性の評価は、定量的なものであるため、個人差とは無関係であるものの、このような評価をもって、魚信感度や使用時の疲れやすさなどの主観的特性を評価することは困難であるという問題がある。
従来より、主観的な評価に拠っていた釣竿の主観的特性を客観的に評価することが求められている。例えば、特開2003−106932号公報(特許文献1)には、魚信の感知性能や釣場の底を探った場合の手応え感等の数値評価を行うことで、釣竿感度を客観的に評価することが開示されている。
しかしながら、特許文献1に係る方法では、釣竿の現実の使用状態や魚の動きを必ずしも正確に反映できていないため、魚信の感知性能や釣場の底を探った場合の手応え感等を十分に数値評価できているとは言い難い。
特開2003−106932号公報
本発明の目的の一つは、魚信感度や使用時の疲れやすさなどの主観的特性を、釣竿の現実の使用状態や魚の動きを反映した上で、客観的に評価することである。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態による評価システムは、釣竿の釣り糸を巻き取る巻取部と、該釣竿を把持する竿受部とを備えた評価システムであって、該巻取部は、魚の動きによる該釣り糸の引張状態をシミュレートすると共に、該釣り糸にかかる負荷を測定し、該竿受部は、前記釣竿の使用状態をシミュレートすると共に、前記釣竿にかかる負荷を測定し、少なくとも前記釣竿にかかる負荷に基づき釣竿を評価する。本発明の一実施形態による評価システムは、前記釣り糸にかかる負荷と前記釣竿にかかる負荷に基づき釣竿を評価するよう構成してもよい。
本発明の一実施形態による評価システムの前記巻取部は、テンション発生部を備え、該テンション発生部は、前記釣り糸を巻き取るように制御される。
本発明の一実施形態による評価システムの前記巻取部は、アームを有する偏心部を備え、該偏心部は、該アームにより前記釣り糸に接触するように制御される。
本発明の一実施形態による評価システムの前記巻取部は、テンション測定部を備え、該テンション測定部は、前記釣り糸の引張力とその変化を測定するように構成される。
本発明の一実施形態による評価システムは、前記巻取部の前記テンション発生部と前記偏心部に少なくとも基づき前記魚の動きによる前記釣り糸の引張状態をシミュレートする。
本発明の一実施形態による評価システムにおける前記釣り糸にかかる負荷は、前記テンション発生部と前記偏心部とによる前記釣り糸への負荷を少なくとも含む。
本発明の一実施形態による評価システムは、前記巻取部の前記テンション発生部による前記釣り糸の巻き取り力が、魚による該釣り糸への負荷をシミュレートする。
本発明の一実施形態による評価システムは、前記巻取部の前記偏心部による前記釣り糸への接触力が、魚の尾を振ることによる振動をシミュレートする。
本発明の一実施形態による評価システムの前記テンション発生部は、巻き取りモータにより前記釣り糸を巻き取る。本発明の一実施形態による評価システムの前記偏心部の前記アームは、金属製の複数のアームにより構成される。
魚信感度や使用時の疲れやすさは、釣り人が把持・操作する釣竿に作用する回転トルクの大きさや変化と相関するものである。本発明の実施形態によって、魚信感度や使用時の疲れやすさなどの主観的特性を、釣竿の現実の使用状態や魚の動きを反映した上で、客観的に評価することが可能となる。
本発明の一実施形態による評価システムの全体構成図である。 本発明の一実施形態による竿受部の正面図である。 本発明の一実施形態による巻取部の正面図である。 本発明の一実施形態による竿受部の平面図である。 本発明の一実施形態による巻取部の平面図である。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、各図面において共通する構成要素に対しては同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1は、本発明の評価システム1の全体の構成を模式的に示す図である。図1に示されるように、評価システム1は、竿受部10と、巻取部20とで構成される。なお、巻取部20は、単独で使用されてもよいし、竿受部10とは異なる別の装置等と組み合わせてもよい。
図示の評価システムの竿受部10は、釣竿を把持し、前記釣竿の使用状態をシミュレートすると共に、前記釣竿にかかる負荷を測定する。
図示の評価システムの巻取部20と、釣竿の釣り糸を巻き取り、魚の動きによる該釣り糸の引張状態をシミュレートすると共に、該釣り糸にかかる負荷を測定する。
次に、図2は本発明の一実施形態による竿受部10の正面図を示す。竿受部10は、釣竿3のハンドル部3aを支持するロッド把持部11を備え、該ロッド把持部11は、前記釣竿3の使用状態に応じて、該釣竿の支持長さと該釣竿の把持力を制御可能に構成される。
該ロッド把持部11は、クランプ構造12を備えてもよく、クランプ式であれば様々な外径の釣竿3のハンドル部3aに対応することができる。このようなロッド把持部11として、適宜入手可能な市販品を用いることができる。
図示のように、本発明の一実施形態による竿受部10は、回転式制御部13をさらに備える。回転式制御部13は、釣竿3の使用状態に応じて、釣竿3の支持角度や釣竿3の角度変化を制御可能なように構成されている。
回転式制御部13は、モータにより釣竿3の支持角度や釣竿3の角度変化が制御されてもよい。このようなモータとして、適宜入手可能な市販品を用いることができる。
本発明の一実施形態では、竿受部10の回転式制御部13は、ロッド把持部11に支持された釣竿3の回転トルクを測定可能に構成される。
回転式制御部13は、固定部14に取り付けられる。当該固定部14は設置台15の載置部17に載置される。設置台15は図示しない制御盤部を備え、ロッド把持部11及び回転式制御部13を適宜制御するよう構成することができる。設置台15は車輪16により移動自在に設置される。
上述の通り、竿受部10のロッド把持部11及び回転式制御部13により、釣竿3の支持長さ(ハンドル部3aの支持部分の長さ)、釣竿3のハンドル部3aの把持力、釣竿3の支持角度、釣竿3の角度変化及び釣竿の回転トルクを得ることができる。
なお、竿受部10は、これらの測定値やロッド把持部11及び回転式制御部13の各種パラメータを表示するための表示部を備えるよう構成してもよい。
釣竿3の使用状態は、これらの測定値に少なくとも基づきシミュレートすることができる。すなわち、これらの測定値を用いることで、釣り人が釣竿3を同様の支持長さ、把持力、支持角度や角度速度で把持・操作し、その際に釣竿に同様の回転トルクが発生する状態を竿受部10を用いてより正確に再現することができる。
回転式制御部13は、ロッド把持部11に支持された釣竿3の回転トルクを測定可能に構成されており、当該釣竿3の回転トルクの測定値に少なくとも基づき釣竿3を評価する。魚信感度や使用時の疲れやすさは、釣り人が把持・操作する釣竿に作用する回転トルクの大きさや変化と相関するものであることから、竿受部により釣竿の現実の使用状況をシミュレートした状態で釣竿に作用する回転トルクを測定することで、特に、釣竿の魚信感度や使用時の疲れやすさといった主観的な評価を含み得る釣竿の性能を客観的に評価することが可能となる。
次に、図3は本発明の一実施形態による巻取部20の正面図を示す。本発明の一実施形態による巻取部20では、地面に配置される複数の支持部材26により支持された載置台25上に、各構成部材を備え、各構成部材に釣り糸2を通す。具体的には、竿受部10からの釣り糸2をまずローラ部24に通し、続いて、偏心部23、テンション測定部22を通り、最後にテンション発生部21へと通されている。
図示のように、巻取部20は、テンション発生部21を備え、該テンション発生部21は、回転盤21aにより釣り糸2を巻き取るように制御される。
テンション発生部21には巻き取りモータ(図示しない)を設けて、テンション発生部21の1つ又は複数の回転盤21aにより釣り糸2を巻き取るよう構成してもよい。巻き取りモータとして、ブラシレスモータなど適宜入手可能な市販品を用いることができる。
図示のように、本発明の一実施形態による巻取部20は、さらに回転するアーム23aを有する偏心部23を備え、該偏心部23の該アーム23aは、回転する都度釣り糸2と接触して釣り糸2を下方に押すように制御される。
偏心部23は、ブラシレスモータなど入手可能な市販品を用いてアーム23aを回転させるように構成することができる。また、偏心部23のアーム23aは、金属製の複数のアームにより構成されてもよい。偏心部23のアーム23aの長さは、釣り糸2の位置等に基づき適宜決定することができる。
図示のように、本発明の一実施形態による巻取部20は、テンション測定部22を備え、該テンション測定部22は、釣り糸2の引張力とその変化を測定するように構成される。
巻取部20は、テンション測定部22としてテンションセンサを備えてもよい。その場合、テンションセンサは、釣り糸2の引張力とその変化を測定するように構成される。テンションセンサとしては、適宜入手可能な市販品を用いることができる。
本発明の一実施形態による巻取部20は、巻取部20のテンション発生部21と偏心部23により魚の動きによる前記釣り糸2の引張状態をシミュレートするよう構成されている。巻取部20における、魚の動きによる前記釣り糸2の引張状態のシミュレーションは、適宜その他の装置を組み合わせて行ってもよい。
巻取部20のテンション発生部21による前記釣り糸2の巻き取りは、魚による該釣り糸への負荷をシミュレートするものである。
巻取部20の偏心部23による釣り糸2への接触は、魚の尾が振られることによる振動をシミュレートするものである。
このように、評価システム1における巻取部20は、魚の動きによる釣り糸2の引張状態をシミュレートすると共に、釣り糸2にかかる負荷を測定することで、釣竿を評価するための客観的情報を提供する。
評価システム1の巻取部20は、テンション発生部21及び偏心部23を用いて、魚の動きによる釣り糸2の引張状態を実際により近い状態で再現することができる。
なお、図示しないが、巻取部20は、テンション発生部21、偏心部23の各種制御パラメータや、テンション測定部22の各種パラメータや測定値を表示する表示部を備えてもよい。また、当該表示部が、竿受部の各種パラメータや測定値も表示するように構成されてもよい。
前述の通り、魚信感度や使用時の疲れやすさは、釣り人が把持・操作する釣竿に作用する回転トルクの大きさや変化と相関するものである。本発明の一実施形態による評価システムでは、巻取部20により釣り糸2の引張状態をシミュレートし、竿受部10により釣竿の現実の使用状況をシミュレートすると共に、釣り糸2にかかる負荷及び釣竿に作用する回転トルクを測定することで、特に、釣竿の魚信感度や使用時の疲れやすさといった主観的な評価を含み得る釣竿の性能を客観的に評価することが可能となる。
次に、図4は本発明の一実施形態による竿受部10の平面図を示す。竿受部10は、釣竿3のハンドル部3aを支持するロッド把持部11を備える。
既述の通り、該ロッド把持部11は、クランプ構造12を備えてもよく、クランプ式であれば様々な外径の釣竿3のハンドル部3aに対応することができる。
図示のように、本発明の一実施形態による竿受部10は、回転式制御部13をさらに備える。回転式制御部13は、釣竿3の使用状態に応じて、釣竿3の支持角度や釣竿3の角度変化を制御可能なように構成されている。
本発明の一実施形態では、回転式制御部13は、ロッド把持部11に支持された釣竿3の回転トルクを測定可能に構成される。
回転式制御部13は、固定部14に取り付けられ、当該固定部14は設置台15の載置部17に載置される。設置台15は図示しない制御盤部を備え、ロッド把持部11及び回転式制御部13を適宜制御するよう構成することができる。設置台15は車輪16により移動自在に設置され得る。各構成部材の配置は、図4に示す形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
既述の通り、竿受部10のロッド把持部11及び回転式制御部13により、釣竿3の支持長さ(ハンドル部3aの支持部分の長さ)、釣竿3のハンドル部3aの把持力、釣竿3の支持角度、釣竿3の角度変化及び釣竿の回転トルクを得ることができる。
なお、竿受部10は、これらの測定値やロッド把持部11及び回転式制御部13の各種パラメータを表示するための表示部を備えるよう構成してもよい。
既述の通り、釣竿3の使用状態は、これらの測定値に少なくとも基づきシミュレートすることができる。すなわち、これらの測定値を用いることで、釣り人が釣竿3を同様の支持長さ、把持力、支持角度や角度速度で把持・操作し、その際に釣竿に同様の回転トルクが発生する状態を竿受部10を用いてより正確に再現することができる。
既述の通り、回転式制御部13は、ロッド把持部11に支持された釣竿3の回転トルクを測定可能に構成されており、当該釣竿3の回転トルクの測定値に少なくとも基づき釣竿3を評価する。魚信感度や使用時の疲れやすさは、釣り人が把持・操作する釣竿に作用する回転トルクの大きさや変化と相関するものであることから、竿受部により釣竿の現実の使用状況をシミュレートした状態で釣竿に作用する回転トルクを測定することで、特に、釣竿の魚信感度や使用時の疲れやすさといった主観的な評価を含み得る釣竿の性能を客観的に評価することが可能となる。
次に、図5は本発明の一実施形態による巻取部20の平面図を示す。本発明の一実施形態による巻取部20では、竿受部10からの釣り2をまずローラ部24に通し、続いて、偏心部23、テンション測定部22を通り、最後にテンション発生部21へと通されている。
図示のように、巻取部20は、テンション発生部21を備え、該テンション発生部21は、回転盤21aにより釣り糸2を巻き取るように制御される。
テンション発生部21には巻き取りモータ(図示しない)を設けて、テンション発生部21の1つ又は複数の回転盤21aにより釣り糸2を巻き取るよう構成してもよい。
図示のように、本発明の一実施形態による巻取部20は、さらに回転するアーム23aを有する偏心部23を備え、該偏心部23の該アーム23aは、回転する都度釣り糸2と接触して釣り糸2を下方に押すように制御される。
偏心部23は、ブラシレスモータなど入手可能な市販品を用いてアーム23aを回転させるように構成することができる。また、偏心部23のアーム23aは、金属製の複数のアームにより構成されてもよい。偏心部23のアーム23aの長さは、釣り糸2の位置等に基づき適宜決定することができる。
図示のように、本発明の一実施形態による巻取部20は、コントローラ27を備え、これにより、テンション発生部21、偏心部23の駆動部(図示しない)を制御するように構成される。
図示のように、本発明の一実施形態による巻取部20は、テンション測定部22を備え、該テンション測定部22は、釣り糸2の引張力とその変化を測定するように構成される。巻取部20は、テンション測定部22としてテンションセンサを備えてもよい。
既述の通り、巻取部20は、巻取部20のテンション発生部21と偏心部23により魚の動きによる前記釣り糸2の引張状態をシミュレートするよう構成されている。巻取部20における、魚の動きによる前記釣り糸2の引張状態のシミュレーションは、適宜その他の装置を組み合わせて行ってもよい。
既述の通り、巻取部20のテンション発生部21による前記釣り糸2の巻き取りは、魚による該釣り糸への負荷をシミュレートするものである。
既述の通り、巻取部20の偏心部23による釣り糸2への接触は、魚の尾が振られることによる振動をシミュレートするものである。
このように、評価システム1における巻取部20は、魚の動きによる釣り糸2の引張状態をシミュレートすると共に、釣り糸2にかかる負荷を測定することで、釣竿を評価するための客観的情報を提供する。
評価システム1の巻取部20は、テンション発生部21及び偏心部23を用いて、魚の動きによる釣り糸2の引張状態を実際により近い状態で再現することができる。各構成部材の配置は、図5に示す形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
なお、図示しないが、巻取部20は、テンション発生部21、偏心部23の各種制御パラメータや、テンション測定部22の各種パラメータや測定値を表示する表示部を備えてもよい。また、当該表示部が、竿受部の各種パラメータや測定値も表示するように構成されてもよい。
魚信感度や使用時の疲れやすさは、釣り人が把持・操作する釣竿に作用する回転トルクの大きさや変化と相関するものである。本発明の一実施形態による評価システムでは、巻取部20により釣り糸2の引張状態をシミュレートし、竿受部10により釣竿3の現実の使用状況をシミュレートすると共に、釣り糸2にかかる負荷及び釣竿3に作用する回転トルクを測定することで、特に、釣竿3の魚信感度や使用時の疲れやすさといった主観的な評価を含み得る釣竿の性能を客観的に評価することが可能となる。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 評価システム
2 釣り糸
3 釣竿
3a ハンドル部
10 竿受部
11 ロッド把持部
12 クランプ構造
13 回転式制御部
14 固定部
15 設置台
16 車輪
20 巻取部
21 テンション発生部
21a 回転盤
22 テンション測定部
23 偏心部
23a アーム
24 ローラ部
25 載置台
26 支持部材
27 コントローラ

Claims (11)

  1. 釣竿の釣り糸を巻き取る巻取部と、該釣竿を把持する竿受部とを備えた評価システムであって、
    該巻取部は、魚の動きによる該釣り糸の引張状態をシミュレートすると共に、該釣り糸にかかる負荷を測定し、
    該竿受部は、前記釣竿の使用状態をシミュレートすると共に、前記釣竿にかかる負荷を測定し、
    少なくとも前記釣竿にかかる負荷に基づき釣竿を評価する評価システム。
  2. 前記巻取部は、テンション発生部を備え、該テンション発生部は、前記釣り糸を巻き取るように制御される、請求項1に記載の評価システム。
  3. 前記巻取部は、アームを有する偏心部を備え、該偏心部は、該アームにより前記釣り糸に接触するように制御される、請求項2に記載の評価システム。
  4. 前記巻取部は、テンション測定部を備え、該テンション測定部は、前記釣り糸の引張力とその変化を測定するように構成される、請求項2に記載の評価システム。
  5. 前記巻取部の前記テンション発生部と前記偏心部に少なくとも基づき前記魚の動きによる前記釣り糸の引張状態をシミュレートする、請求項3に記載の評価システム。
  6. 前記釣り糸にかかる負荷は、前記テンション発生部と前記偏心部とによる前記釣り糸への負荷を少なくとも含む、請求項5に記載の評価システム。
  7. 前記巻取部の前記テンション発生部による前記釣り糸の巻き取り力は、魚による該釣り糸への負荷をシミュレートする、請求項2に記載の評価システム。
  8. 前記巻取部の前記偏心部による前記釣り糸への接触力は、魚の尾を振ることによる振動をシミュレートする、請求項3に記載の評価システム。
  9. 前記テンション発生部は、巻き取りモータにより前記釣り糸を巻き取る、請求項1から8までのいずれか1項に記載の評価システム。
  10. 前記偏心部の前記アームは、金属製の複数のアームにより構成される、請求項3に記載の評価システム。
  11. 前記釣り糸にかかる負荷と前記釣竿にかかる負荷に基づき釣竿を評価する、請求項1から10までに記載の評価システム。
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