JP2019062629A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な部材や加工を行うことなく、モータ効率の低下を抑制し簡単に配線可能なモータを提供する。【解決手段】導線47は、引き込み部471と、コイル部42(42U)と、電機子のから引き出された引き出し部472と、周方向配線部と、を備え、周方向配線部は、周方向に隣り合うティース45(4501〜4512)の軸方向一方側又は他方側に交互に配線される交互配線部474と、隣り合うティースの軸方向において同じ側に配線される渡り配線部475と、を備え、周方向配線部は、コアバック44に沿って1周以上2周以下配線され、渡り配線部は、引き込み部又は引き出し部のいずれかを周方向に挟む2つのティースをまたいで配置され、引き込み部又は引き出し部よりも径方向外側に配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、モータに関する。
従来のモータは、例えば、特許文献1に開示される。特許文献1に記載のモータは、略T字型の磁極部が環状の継鉄部の内周側に等間隔に突出した金属薄板を複数枚積層した鉄心と、各磁極部に各々巻き回されたコイルと、を備えた電機子を備える。そして、電機子において鉄心には、各磁極部に巻き回されたコイル同士を結線する渡り線を掛止する掛止突起を備える。掛止突起は、積層された金属薄板の各磁極部の間から厚み方向の一端外方に延出している。渡り線を掛止突起に掛止することで、渡り線がコイルと重なりにくい。これにより、コイルを確実に巻くことができる。
特開2002−186203号公報
特許文献1に記載のモータでは、渡り線が邪魔になることはないが、金属薄板を折り曲げた掛止突起を形成する必要があるため、作業が煩雑になる。また、金属薄板の一部を変形させる構成であるため、電機子の磁気特性が低下し、モータ効率が低下する虞がある。
そこで、本発明は、特殊な部材や加工を行うことなく、モータ効率の低下を抑制し簡単に配線可能なモータを提供することを目的とする。
本発明の例示的なモータは、上下に延びる中心軸周りに回転するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、を備えた3相モータであって、前記ステータは、電機子と、前記電機子を保持するベースと、を備え、前記電機子は、軸方向に延びる環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に延び、周方向に並んだ6S個(Sは正の整数)のティースと、3相の導線と、を備え、前記3相の導線それぞれは、前記電機子の軸方向一方側から他方側に引き込まれた引き込み部と、前記ティースに巻き回された複数個のコイル部と、前記電機子の軸方向他方側から一方側に引き出された引き出し部と、前記コアバックに沿って周方向に配線されて、前記引き込み部と前記コイル部、前記コイル部同士、及び前記コイル部と前記引き出し部、を接続する周方向配線部と、を備え、前記周方向配線部は、周方向に隣り合うティースの軸方向一方側又は他方側に交互に配線される交互配線部と、周方向に隣り合うティースの軸方向において同じ側に配線される渡り配線部と、を備え、前記周方向配線部は、前記コアバックに沿って1周以上2周以下配線され、前記渡り配線部は、前記引き込み部及び前記引き出し部の少なくとも一方を周方向に挟む2つのティースをまたいで配置され、前記引き込み部又は前記引き出し部よりも径方向外側に配置される。
例示的な本発明のモータによれば、特殊な部材や加工を行うことなく、モータ効率の低下を抑制し簡単に配線できる。
図1は、本発明にかかるモータの一例の分解斜視図である。 図2は、図1に示すモータを中心軸を含む面で切断した端面図である。 本発明にかかるモータに備えられる電機子の平面図である。 図4は、U相コイル部を形成するときのステータコアにおける導線の配線状態を示す平面図である。 図5は、U相コイル部を含む導線の配線状態を示す配線図である。 図6は、渡り配線部を拡大した拡大図である。 図7は、本発明に係るモータの他の例に用いられる電機子の平面図である。 図8は、U相コイル部を含む導線の配線状態を示す配線図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書では、モータの中心軸C1と平行な方向を「軸方向」、中心軸C1と直交する方向を「径方向」、中心軸C1を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ称する。また、本明細書では、図2に示すモータAを基準として、中心軸C1に沿って「上」、「下」を定義し、各部の形状や位置関係を説明する。なお、上下方向は単に説明のために用いられる名称であって、モータの使用状態における位置関係及び方向を限定しない。
<1.モータAの全体構成>
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明にかかるモータの一例の分解斜視図である。図2は、図1に示すモータを中心軸を含む面で切断した端面図である。図3は、図1に示すモータを中心軸と直交する面で切断した端面図である。本発明にかかるモータAは、ハードディスクDs等の円板状の記録ディスクを回転する、いわゆる、スピンドルモータである。モータAは、ロータ10が、軸受30を介してステータ20に回転可能に支持される。すなわち、ロータ10は、上下に延びる中心軸周りに回転する。
図1及び図2に示すように、本発明にかかるモータAは、ベース1と、シャフト2と、スリーブ3と、電機子4と、ハブ5と、ロータマグネット6と、配線基板7とを備える。ロータ10は、シャフト2と、ハブ5と、ロータマグネット6とを備える。ステータ20は、ベース1と、電機子4とを備える。また、軸受30は、スリーブ3を備える。
<2.ロータ10について>
ロータ10では、ハブ5の中央にシャフト2が固定される。また、ロータマグネット6は、ハブ5の内部に配置されており、シャフト2及びロータマグネット6の中心が、中心軸C1で一致する。
<2.1 シャフト2について>
図1、図2に示すように、シャフト2は、円柱状である。シャフト2は、第1軸部21と、第2軸部22と、ねじ孔23と、フランジ部24とを備える。シャフト2は、金属製である。シャフト2は、中心軸C1に沿って配置される。
第1軸部21は、軸方向に延びる。第2軸部22は、円筒状であり、第1軸部21の軸方向上側に配置される。第2軸部22は、第1軸部21よりも小径である。第1軸部21と第2軸部22とは、同一の部材で一体的に形成される。ねじ孔23は、シャフト2の軸方向上面より下側に凹む。ねじ孔23は、内面に雌ねじを備える。また、フランジ部24は、シャフト2の軸方向下側の端部に配置されて、径方向外側に拡がる。フランジ部24は円板状である。
<2.2 ハブ5及びロータマグネット6について>
ハブ5の中央は、シャフト2に固定される。ハブ5はシャフト2と共に回転する。図1、図2に示すとおり、ハブ5は、ハブ天板部51と、ハブ筒部52と、ディスクフランジ53と、ラビリンス凸部54と、シャフト固定孔55とを備える。なお、本実施形態では、シャフト2が回転するモータを例として説明しているが、これに限らない。すなわち、シャフト2が固定されたモータにも適用可能である。
ハブ天板部51は、径方向に拡がる。ハブ天板部51は、軸方向に見て円形である。ハブ筒部52は、ハブ天板部51の径方向外縁から軸方向下側に向かって延びる。ハブ筒部52は、円筒状である。ディスクフランジ53は、ハブ筒部52の軸方向下端部から径方向外側に拡がる。ディスクフランジ53は、軸方向に見て円形である。ハブ天板部51、ハブ筒部52及びディスクフランジ53は、同一の部材で一体的に成形される。
ディスクフランジ53は、軸方向上面が、中心軸C1に対して直交する平面である。そして、ディスクフランジ53の軸方向上面には、ディスクDsが接触して配置される。このとき、ディスクDsは、ハブ5に固定される。これにより、ディスクDsは、中心軸C1、すなわち、回転軸に垂直に固定される。そして、ハブ5の回転によってディスクDsも回転する。なお、本実施形態では、1枚のディスクDsを取り付けているが、これに限定されず、複数枚のディスクDsが中心軸C1方向に間隔あけて固定される場合もある。この場合も、全てのディスクDsが、中心軸C1と直交して固定される。
シャフト固定孔55は、ハブ天板部51の軸方向に見て中央に形成され、軸方向に貫通する貫通孔である。シャフト固定孔55にシャフト2の第2軸部22が挿入されて固定される。シャフト固定孔55と第2軸部22とは、例えば、圧入によって固定される。
ラビリンス凸部54は、ハブ天板部51の下面から下側に突出する。ラビリンス凸部54は、筒状であり、ラビリンス凸部54の内径は、シャフト固定孔55の内径よりも大きい。図2に示すとおり、ラビリンス凸部54は、軸受30の後述するスリーブ本体31の軸方向上端部の一部よりも径方向外側に配置される。ラビリンス凸部54は、ハブ天板部51と同一の部材で一体的に成形される。
図2に示すとおり、ハブ筒部52の内面には、ロータマグネット6が配置される。ロータマグネット6は、中心軸C1に沿う方向に延びる円筒状である。ロータマグネット6の内面は、電機子4の径方向外面、と径方向に隙間をあけて対向する。ロータマグネット6は、N極とS極とが対をなす1対の磁極を複数個備える。ロータマグネット6は、複数個のマグネットを周方向に並べた構成であってもよいし、円筒形の磁性体に対して、周方向にN極とS極とを交互に着磁させた構成であってもよい。また、ロータマグネット6は、例えば、圧入によって、ハブ筒部52の内部に固定される。なお、ロータマグネット6の固定方法は、圧入に限定されず、接着、溶着及び機械的な固定方法等が採用されてもよい。本発明にかかるモータAにおいて、ロータマグネット6は、8個の磁極を備えている。
<3.ステータ20について>
ステータ20は、ベース1と、電機子4とを備える。電機子4がベース1に保持されることで、電機子4の径方向外面はロータ10のロータマグネット6の径方向内面と間隙を介して、径方向に対向する。すなわち、ステータ20は、電機子4と、電機子4を保持するベース1と、を備え、ロータ10と径方向に対向する。
<3.1 ベース1について>
図1、図2に示すように、ベース1は、モータAの軸方向下端を覆う底部である。ベース1は、ベースプレート11と、スリーブ取付部12と、ステータ保持部13と、引出線挿入孔14とを備える。ベースプレート11は、軸方向に見て円形、すなわち、円板状である。ベースプレート11の軸方向上面には、軸方向下側に凹むベース凹部111が形成される。ベース凹部111は、中心軸C1と垂直な断面が円形であり、ハブ5の軸方向下端部が回転可能に収納される。すなわち、ベース凹部111は、円筒状であり、ハブ5の軸方向下端部は、ベース凹部111の内部で中心軸C1回りに回転する。
なお、本発明では、ベース1のベースプレート11を円板状としているが、円板状に限定されない。例えば、ベース1は、軸方向に見て四角形、六角形等の多角形状であってもよいし、楕円形状等であってもよい。ベース1は、モータAが取り付けられる機器に合わせた形状を広く採用することが可能である。また、ベース凹部111は、円筒状に限定されず、ハブ5の軸方向下端部が回転可能に収納できる形状であれば円筒状以外の形状であってもよい。
ベースプレート11の中央には、軸方向に貫通する貫通孔110が形成されている。スリーブ取付部12は、貫通孔110の辺縁部から軸方向上側に突出した円筒状である。なお、スリーブ取付部12は、ベースプレート11と同一の部材にて一体的に形成されてもよいし、ベースプレート11と別部材であって、ベースプレート11に固定されてもよい。なお、モータAにおいて、貫通孔110は、ベース凹部111の中央でもある。
スリーブ取付部12の内面には、軸受30の後述するスリーブ本体31が接触し、固定される。ステータ保持部13は、スリーブ取付部12の軸方向上面から軸方向上側に突出する筒状部である。ステータ保持部13は、電機子4の後述するステータコア41の内面と接触し、電機子4を保持する。なお、図2に示すように、電機子4の軸方向下側はスリーブ取付部12の径方向外面と接触してもよい。すなわち、電機子4は、少なくとも一部が、ステータ保持部13に保持されている。
引出線挿入孔14は、ベース凹部111に配置される。引出線挿入孔14は、ベースプレート11を軸方向に貫通する貫通孔である。引出線挿入孔14は、電機子4の後述するコイル部42と接続された引出線43が挿入される。また、ベース1の軸方向下面には、配線基板7が取り付けられる。引出線43は、引出線挿入孔14の軸方向上側の開口から挿入され、軸方向下側の開口から引き出される。そして、引き出された引出線43は、配線基板7に接続される。なお、本実施形態では、3つの引出線挿入孔14を有しているが、引出線挿入孔は1つであっても良い。
<3.2 電機子4について>
電機子4は、ベース1に備えられたステータ保持部13に保持される。電機子4は、ステータコア41と、コイル部42と、引出線43とを備える。すなわち、電機子4は、ステータコア41を有する。
ステータコア41は複数の珪素鋼板を積層して形成される。図1に示すように、ステータコア41は、環状のコアバック44と、ティース45とを備える。すなわち、電機子4は、環状のコアバック44と、ティース45とを備える。図2に示すように、ステータコア41は、板状の部材を軸方向に積層して形成される。すなわち、ステータコア41は、積層体である。しかしながら、これに限定されない。
コアバック44は、軸方向に延びる環状である。コアバック44の内面がステータ保持部13の外面と接触して、コアバック44、すなわち、電機子4は、ステータ保持部13に保持される。なお、ステータ保持部13とコアバック44とは、圧入にて固定される。また、これ以外にも、接着、溶着、溶接等、ステータ保持部13とコアバック44とを強固に固定できる固定方法を広く採用できる。
ティース45は、コアバック44の径方向外面から径方向外側に突出する。すなわち、ティース45は、コアバック44から径方向外側に突出する。ステータコア41は、12個のティース45を備える。ティース45は、周方向に等間隔に配列される。すなわち、ティース45は、コアバック44から径方向に延び、周方向に並ぶ。電機子4は、12スロットである。本発明のモータAは、磁極数8のロータマグネット6と、スロット数12の電機子4を備える。すなわち、モータAは、8極12スロットのアウターロータ型モータである。
ステータコア41の各ティース45には、導線を巻き回して形成したコイル部42が備えられる。電機子4は、12個のコイル部42を備える。
引出線43は、コイル部42のそれぞれと配線基板7に実装された回路(不図示)とを電気的に接続する。図2に示すとおり、引出線43は、電機子4の軸方向下側から下側に引き出される。そして、引出線43は、ベース1に備えられた引出線挿入孔14を通して、ベース1の下側に引き出され、配線基板7の配線パターン(不図示)に電気的に接続される。なお、引出線43と配線パターンとの接続は、半田付けにて行われる。しかしながら、半田付けに限定されず、コネクタ等の接続部材を用いて接続してもよい。なお、電機子4の詳細については、後述する。
<4.軸受30について>
次に、ステータ20に対して、ロータ10を回転可能に支持する軸受30について説明する。軸受30は、流体を利用した流体動圧式の軸受である。軸受30は、シャフト2を回転可能に支持する。軸受30は、スリーブ本体31と、シールキャップ32とを備える。スリーブ本体31及びシールキャップ32は、例えば、ステンレス鋼等により構成される。スリーブ本体31及びシールキャップ32がスリーブ3を構成する。
スリーブ本体31は、中心軸C1を中心とする円筒状である。スリーブ本体31は、下部に、上側に窪む段差部311を有する。段差部311内には、シャフト2のフランジ部24が収容される。また、フランジ部24の下側を覆うように、シールキャップ32は、段差部311に取り付けられる。なお、シールキャップ32は、接着剤等を用いた固定方法で固定される。
スリーブ本体31における中心軸C1よりも径方向外側には、軸方向に貫通する循環孔312が配置される。この循環孔312は、スリーブ本体31の下部の段差部311とシールキャップ32との間隙に連通している。
スリーブ本体31の内周面とシャフト2の外周面との間、スリーブ本体31とフランジ部24の上面及び外周面との間、並びに、シールキャップ32の上面とフランジ部24の下面との間に微小間隙が構成される。この微小間隙に、流体として潤滑油が連続して充填される。これにより、モータAでは、スリーブ本体31、シールキャップ32、シャフト2及び潤滑油により軸受30が構成される。
軸受30では、シャフト2のスリーブ本体31の内面と径方向に対向する部分及びフランジ部24に溝が形成されている。シャフト2が回転するときに、この溝によって潤滑油に動圧が発生する。そして、動圧によってスリーブ本体31の内面とシャフト2の外面との隙間及びスリーブ本体31の軸方向上端面とハブ5のハブ天板部51の軸方向下面との隙間に潤滑油が循環する。これにより、シャフト2がスリーブ本体31に対して潤滑油を介して非接触にて支持され、ロータ10がステータ20に対して高精度且つ低騒音にて回転される。
すなわち、軸受30は、シャフト2の外面とスリーブ本体31との隙間を循環する潤滑油を含んで構成され、シャフト2の回転を支持する、いわゆる、ラジアル軸受を有する。また、軸受30は、スリーブ本体31とハブ天板部51の軸方向下面との隙間を循環する潤滑油を含んで構成され、シャフト2を軸方向に支持する、いわゆる、スラスト軸受を有する。
本発明にかかるモータAは以上示した構成を有する。次に本発明にかかるモータAの要部について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図3に示すように、ステータコア41は、環状のコアバック44の外周面から径方向外側突出した12個のティース45を備えている。そして、12個のティース45は、周方向に隣り合うティース45同士が周方向に等間隔で配置されている。なお、以下の説明では、図3に示すステータコア41に時計の文字盤を重ねたとき、1時の位置のティース45を第1ティース4501とする。そして、第1ティース4501から、時計回り方向に順に、第2ティース4502、第3ティース4503とし、第1ティース4501の反時計回り方向の隣のティース45を第12ティース4512とする。そして、区別が必要なときには、第1ティース4501〜第12ティース4512を用いて、各ティース45を区別する。
図3に示すように、電機子4において、ステータコア41は、上述のとおり、珪素鋼板で形成された金属薄板の積層体である。ステータコア41は、少なくともティース45のコイル部42が巻きつけられる部分を覆うインシュレータ46を備える。インシュレータ46は、絶縁性を有する樹脂等で形成されている。コイル部42は、インシュレータ46で覆われたティース45に導線を巻き回すことで形成される。
すなわち、インシュレータ46は、ティース45とコイル部42とを絶縁する絶縁体である。なお、電機子4では、ティース45とコイル部42とを絶縁する絶縁体であるインシュレータ46を用いているが、絶縁被覆(例えば、エナメル膜)を備えた導線をティース45に巻き回す場合、インシュレータ46は、省略可能である。なお、インシュレータ46は絶縁部材として用いる以外にも、ティース45に導線を巻き付けやすくするためにも用いられる場合がある。そのため、絶縁被覆を備えた導線を巻き回す場合にも、インシュレータ46を取り付けてもよい。
モータAには、供給されるタイミング(位相)が異なる3系統(以下、3相とする)の電流が供給される。すなわち、モータAは、3相モータである。この3相の電流を、それぞれ、U相電流、V相電流、W相電流とする。そして、電機子4に備えられた12個のコイル部42には、3相電流のいずれかが供給される。つまり、12個のコイル部42のそれぞれは、U相電流が供給されるU相コイル部42Uと、V相電流が供給されるV相コイル部42Vと、W相電流が供給されるW相コイル部42Wとを含む。そして、コイル部42に3相電流のいずれかが供給されることでコイル部42が励磁される。この励磁されたコイル部42とロータマグネット6との引力及び斥力でトルクが発生し、ロータ10が回転する。
電機子4では、ロータ10を円滑に回転させるために、3相のそれぞれに対応するコイル部42の数を同数としている。すなわち、電機子4は、U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wを各々4個ずつ備えている。
そして、U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wは、12個のティース45に、それぞれ、順番に配置されている。例えば、電機子4において、第1ティース4501、第4ティース4504、第7ティース4507及び第10ティース4510にU相コイル部41Uが配置される。また、第2ティース4502、第5ティース4505、第8ティース4508及び第11ティース4511にV相コイル部42Vが配置される。そして、第3ティース4503、第6ティース4506、第9ティース4509及び第12ティース4512にW相コイル部42Wが配置される。また、U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wは各々周方向に等間隔に配置されている。
次に、電機子4に巻き回される導線の配線方法について説明する。図4は、U相コイル部を形成するときのステータコアにおける導線の配線状態を示す平面図である。図5は、U相コイル部を含む導線の配線状態を示す配線図である。図5は、周方向に展開したステータコアを径方向外側から見た図である。図4において、軸方向下側に配線される導線47をティース45よりも径方向外側に、軸方向上側に配線される導線47をティース45よりも径方向内側に示す。また、コイル部42Uについては、ティース45を横切る線で示す。
図5では、左右方向右側から左側に向かう方向が、図4に示す電機子4の時計回り方向に相当する。また、図5において、上下方向が、中心軸C1に沿う方向である。なお、図5では、説明の便宜上、第1ティース4501の右側に、第12ティース4512を表示している。すなわち、図5では、左右方向両側に第12ティース4512を表示している。これは、第12ティース4512が、周方向において第11ティース4511と第1ティース4501の隣にあることを示している。なお、図4及び図5において、周方向配線部473の1周目を実線で示す。また、周方向配線部473の2周目を1周目よりも太線の一点鎖線で示す。さらに、渡り配線部475は、二点鎖線で示す。また、図5において、コイル部42Uについては、ティース45を一周して示す。
電機子4には、U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wは、それぞれ異なる導線47をコアバック44に配線するとともに、所定のティース45に巻き回して作製される。U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wは、それぞれ、1本の導線47をステータコア41の周りに周方向に沿って配線するとともに、上述した所定のティース45に巻き回すことで、各コイル部42を構成する。
なお、以下の説明において、U相コイル部42Uを形成する導線をU相導線、V相コイル部42Vを形成する導線をV相導線、W相コイル部42Wを形成する導線をW相導線とする。すなわち、電機子4は、3相の導線を備える。そして、U相導線、V相導線及びW相導線は、それぞれ、U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wが形成されるティースが異なる以外、配線方法は同様である。そのため、以下の説明では、U相コイル部42Uを形成するU相導線を、導線47として説明する。
導線47はステータコア41、コアバック44、ティース45に配線される。すなわち、導線47は、電機子4に配線される。電機子4に配線された導線47は、引き込み部471と、引き出し部472と、周方向配線部473と、U相コイル部42Uとを備える。すなわち、3相の導線47それぞれは、電機子4の軸方向一方側から他方側に引き込まれた引き込み部471と、ティース45に巻き回された複数個のコイル部42と、電機子4の軸方向他方側から一方側に引き出された引き出し部472と、コアバック44に沿って周方向に配線されて引き込み部471とコイル部42、コイル部同士42、コイル部42と引き出し部472と、を接続する周方向配線部473とを備える。
引き込み部471は、電機子4に配線される導線47の配線開始端末である。また、引き出し部472は、電機子4に配線される導線47の配線終了端末である。そして、引き込み部471及び引き出し部472は、引出線43と接続される。そのため、その端部は、軸方向において電機子4に対して配線基板7が配置される側に延びる。
例えば、電機子4において、引き込み部471は、隣り合うティース45の間を軸方向下側から上側に向かって配線される。引き出し部472は、隣り合うティース45の間を軸方向上側から下側に向かって配線される。なお、引き込み部471及び引き出し部472が、引出線43を兼ねてもよい。すなわち、引き込み部471及び引き出し部472が直接、配線基板7に接続されてもよい。
また、U相コイル部42U、V相コイル部42V及びW相コイル部42Wがスター結線で結線される場合がある。その場合、各相の導線47の引き出し部472同士を接続して中性点とする。各相のコイルの引き出し部472同士は、ステータコア41に対して配線基板7と軸方向において反対側で接続されてよい。この場合、引き出し部472は、電機子4よりも軸方向下側に向かって配線しなくてもよい。
なお、図4、図5に示すように、引き込み部471は、第1ティース4501と第2ティース4502との間を、軸方向下側から上側に向かって配線される。また、引き出し部472も、第1ティース4501と第2ティース4502との間を、軸方向上側から下側に向かって配線される。
周方向配線部473は、導線47をコアバック44の周方向に配線した部分である。周方向配線部473では、図4において、時計回り方向に配線される。周方向配線部473は、交互配線部474と、渡り配線部475とを備える。すなわち、周方向配線部473は、周方向に隣り合うティース45の軸方向一方側又は他方側に交互に配線される交互配線部474と、周方向に隣り合うティース45の軸方向において同じ側に配線される渡り配線部475と、を備える。
モータAでは、3個のティース45毎にU相コイル部42Uが配置される。U相コイル部42Uは、電機子4を径方向外側から内側に向かって見たときに、導線の巻き回し方向が同じである。図5に示すように、電機子4では、径方向外側から内側に向かって見たときに、導線47の巻き回し方向は反時計回り方向である。そして、交互配線部474において、導線47とティース45とは、奇数番目のティース45とは軸方向に異なる側で交差し、偶数番目のティース45と交差する。そのため、モータAにおいて、交互配線部474で配線した場合、3個となり、すなわち、奇数個となりティースには、交互配線部474の進入方向が逆になる。そのため、コイルの巻線方向を同じにすることは困難である。そこで、渡り配線部475で、ティース45を1つ飛ばすことで、交互配線部474の巻き回し方向を逆転させる。
次に、具体的な配線方法について説明する。図4、図5に示すように、第1ティース4501と第2ティース4502との間のスロットに引き込み部471が配置される。そして、交互配線部474は、第2ティース4502の軸方向上側に配線された後、第2ティース4502と第3ティース4503との間のスロットから軸方向下側に向かって配線される。そして、交互配線部474は、第3ティース4503と第4ティース4504の間のスロットを軸方向上側に向かってに配線される。そして、導線47は、第4ティース4504に巻き回されてU相コイル部42Uが形成される。U相コイル47Uを形成した導線47は、交互配線部474として、第5ティース4505の軸方向下側に配線された後、第5ティース4505と第6ティース4506との間のスロットを軸方向上側に向かって配線される。
このように、交互配線部474は、隣り合うティース45の軸方向上側又は下側に交互に配線される。電機子4では、U相コイル部42Uを形成した第4ティース4504から3番目のティース45毎にU相コイル部42Uが形成される。一方、交互配線部474は、偶数番目で巻き回し方向が同じとなる。そして、第4ティース4504から3番目の第7ティース4507では、交互配線部474の巻き回し方向が逆になる。
そのため、導線47は、第7ティース4507ではコイルを形成せず、交互配線部474として次の第8ティース4508に配線される。そして、第4ティース4504から6番目、すなわち、第10ティース4510に導線47を巻きつけてU相コイル部42Uを形成する。そして、交互配線部474は、第10ティース4510から第11ティース4511、第12ティース4512に配線される。そして、交互配線部474は、第12ティース4512と第1ティース4501との間のスロットを軸方向下側に向かって配線される。
そして、導線47は、第1ティース4501と第2ティース4502との軸方向下側に配線される。導線47は、第1ティース4501及び第2ティース4502、すなわち、隣り合うティース45の軸方向において同じ側に配線されており、この部分が渡り配線部475である。
図6は、渡り配線部を拡大した拡大図である。図6は、底面図である。渡り配線部475は、交互配線部474とは異なり、隣り合う2個のティース45に渡って配線される。そのため、渡り配線475に張力をかけて直線的に配線すると、コアバック44よりも径方向内側に配線される場合がある。そのため、渡り配線部475は、ある程度ゆとりを持って、配線される。渡り配線部475をゆとりを持って配線してしまうと、渡り配線部475が緩んでしまい、その結果として、コアバック44と軸方向に重なる可能性があり、作業性が悪い。また、渡り配線部475をゆとりを持って配線すると、その前後の導線47の張力も低下してしまい、配線全体が緩んでしまう可能性がある。
そこで、モータAの電機子4では、引き込み部471を周方向に挟む2つのティース、すなわち、渡り配線部475は、第1ティース4501と第2ティース4502と、をまたいで配置される。これにより、渡り配線部475は引き込み部471と交差する。そして、渡り配線部475を引き込み部471よりも径方向外側に配線する。なお、引き込み部471に限らず、渡り配線部475を引き出し部472よりも径方向外側に配線してもよい。すなわち、渡り配線部475は、引き込み部471及び引き出し部472の少なくとも一方を周方向に挟む2つのティース4501、4502をまたいで配置され、引き込み部471及び引き出し部472少なくとも一方よりも径方向外側に配置される。
これにより、渡り配線部475にある程度の張力をかけて配線しても、渡り配線部475が径方向内側に行き過ぎるのを抑制する。そのため、渡り配線部475が、コアバック44と軸方向に交差するのを抑制できる。これにより、電機子4をステータ保持部13に取り付けたときに、渡り配線部475、すなわち、導線47が他の部材と干渉しにくい。これにより、導線47が傷ついたり、劣化したりするのを抑制できる。
また、渡り配線部475は、第1ティース4501及び第2ティース4502の軸方向下側に配線される。渡り配線部475は、周方向配線部473の1周目と2周目の境界に配線される。すなわち、渡り配線部475は、周方向配線部473の配線における1周目の最後のティース4501から2周目最初のティース4502をまたいで配置され、渡り配線部475は、引き込み部451の径方向外側に配置される。
そして、周方向配線部473は、2周目も交互配線部474として、隣り合うティース45の軸方向において上側又は下側に配線される。そして、渡り配線部475を設けたことで、同じティース45において、2周目の交互配線部474は、1周目との交互配線部474と軸方向反対側になる。例えば、第3ティース4503において、1周目の交互配線部474は、軸方向下側に配線される。また、2周目の交互配線部474は、軸方向上側に配線される。
そして、周方向配線部473の1周目で、U相コイル部42Uを形成した第4ティース4504から3番目の第7ティース4507に導線47を巻きつける。なお、2周目の交互配線部474は、第6ティース4506の軸方向下側に配線される。そして、第7ティース4507には、反時計回り方向に導線47を巻き回したU相コイル部42Uが形成される。
第7ティース4507にU相コイル47Uを形成した導線47は、交互配線部474として、第7ティース4507から6番目の第1ティース4501まで配線される。そして、第1ティース4501に巻き回されて、U相コイル部42Uを形成する。そして、第1ティース4501に形成されたU相コイル部42Uは、引き出し部472と接続する。引き出し部472は、ステータコア41の軸方向下側の端部から軸方向下側に引き出される。
以上のように、電機子4において、導線47は、ステータコア41の軸方向一方側から他方側、すなわち、下側から上側に配線される引き込み部471を備える。そして、導線47は、コアバック44の周方向に配線されて周方向配線部473を形成する。周方向配線部473において、導線は、隣り合うティースの軸方向の上側又は下側に交互に配線されて交互配線部474を形成する。そして、導線47は、予め決められたティース45に予め決められた方向に巻き回して、U相コイル部42Uを形成する。そして、全てのU相コイル部42Uを形成した後、導線は、ステータコア41の軸方向一方側、すなわち、下側に引き出される。
偶数のティース45を備えたステータコア41に導線47を巻き回し、且つ、交互配線部474を備える場合において、周方向配線部473は、コアバック44に沿って1周以上2周以下配線される。そして、1周目の周方向配線部473と接続されるコイル部42Uの個数と、2周目の周方向配線部473と接続されるコイル部42Uの個数とは同数である。そして、周方向配線部473の1周目と2周目の間の部分で、隣り合うティース45の軸方向同じ側に導線47を配線する渡り配線部475を備える。このように、交互配線部474でコアバック44を2周するとともに、1周目と2周目の間に、渡り配線部475を備えることで、全てのU相コイル42Uを径方向外側から内側に向かって見たときの巻き回し方向を同じ方向とすることが可能である。また、1周目と2周目で形成されるU相コイルの数が同数であることから、コイルのバランスを均一にすることができ、モータ特性のばらつきを抑制できる。
また、交互配線部474を設けることで、導線47は、全てのティース45の軸方向一方側と他方側の両側に配線される。このように配線することで、導線47に電流が流れたときに、U相コイル42Uを形成していないティース45の軸方向上側及び下側に配置された導線47によって磁力が相殺される。そのため、ステータコア41における磁束のバランスを良好に保つことができる。
なお、V相導線及びW相導線について、引き込み部及び引き出し部の位置が異なるだけで、U相導線と同じ構造とすることで、U相導線と同様の配線構造とすることができる。V相導線及びW相導線を、U相導線と同様に配線することで、V相導線及びW相導線に電流を流した時にも、ステータコア41における磁束のバランスを良好に保つことができ、モータAの振動やリップル等を低減可能である。
また、渡り配線部475の径方向内側に、引き込み部471が配置されるため、渡り配線部475がコアバック44側に移動しにくい。ステータコア41に配線される導線47に高い張力をかけて配線することが可能である。これにより、渡り配線部475が緩みにくくなるとともに、渡り配線部475がコアバック44と干渉するのを抑制することができる。また、導線47に高い張力をかけて配線することで、コイルが緩みにくくなる。このことからも、効率のよいモータを構成することを可能とする。
電機子4のように、渡り配線部475を引き込み部471と交差するとともに引き込み部471の外側に配線する構成は、渡り配線部475の強度が弱い、すなわち、細い導線47(例えば、0.2mm〜0.25mm)で配線された電機子4に、より効果的である。例えば、ティース45の径方向の長さに対して、導線47の外径が1/5以下である場合に、より有効である。
(第2実施形態)
本発明にかかるモータの他の例について図面を参照して説明する。図7は、本発明に係るモータの他の例に用いられる電機子の平面図である。図8は、U相コイル部を含む導線の配線状態を示す配線図である。なお、図7及び図8において、周方向配線部873の1周目を実線で示す。また、周方向配線部873の2周目を1周目よりも太線の一点鎖線で示す。さらに、渡り配線部875は、二点鎖線で示す。また、図8において、コイル部82Uについては、ティース85を一周して示す。
図7に示すように、本実施形態に用いられるモータの電機子8は、ティース82を18個備えている。すなわち、電機子8は、18スロットである。また、図示を省略しているが、モータの極数としては、例えば12極を挙げることができる。すなわち、本実施形態のモータは、12極18スロットのモータに用いることができる。また、本実施形態において、U相のコイル82Uを形成するU相導線の配線を示しているが、第1実施形態と同様、V相導線及びW相導線もU相導線と同じ構成を有している。
図7に示すように、電機子8は、第1ティース8501〜第18ティース8518を備える。そして、電機子8では第1ティース8501、第4ティース8504、第7ティース8507、第10ティース8510、第13ティース8513及び第16ティース8516に巻線を巻きつけて、U相コイル82Uを形成する。
そして、第18ティース8518と第1ティース8501の間のスロットに引き込み部871を配線する。そして、第1ティース8501に導線87を巻きつけて、U相コイル82Uを形成する。そして、周方向配線部873を周方向に配線する。すなわち、交互配線部874を周方向に配線する。そして、6番目毎のティース87、すなわち、第7ティース8507、第13ティース8513にU相コイル82Uを形成する。ここで周方向配線の1周目の配線が終了する。すなわち、1周目の周方向配線部873と接続されるコイル部82Uは、周方向に等間隔に配置される。
そして、コアバック84に対する1周目の配線が終了した後、配線した第18ティース8518と第1ティース8501に渡り配線部875を形成する。そして、2周目に突入すると、1周目にU相コイル82Uを形成したティース85と3個ずれたティース85(ここでは、第4ティース8504)に導線87を巻き回して、U相コイル82Uを形成する。そして、交互配線部874を配線して、6番目のティース87毎にU相コイル82Uを形成する。すなわち、2周目の周方向配線部873と接続されるコイル部82Uは、周方向に等間隔に配置される。
そして、最後のティース85(ここでは、第16ティース8516)にU相コイル82Uを形成した後、さらに交互配線部874を配線し、第18ティース8518と第1ティース8501の間のスロットに引き出し部872を配線する。
18スロットの電機子8に対しても、全てのティース85の軸方向上側及び下側に配線することができ、磁束のバランスを良好に保つことができる。すなわち、1周目の周方向配線部873と接続されるコイル部82Uと、2周目の周方向配線部873と接続されるコイル部82Uとは、互いに周方向に等間隔に配列される。
また、V相導線及びW相導線について、引き込み部及び引き出し部の周方向位置が異なるだけで、U相導線と同じ構造とすることで、U相導線と同様の配線構造とすることができる。V相導線及びW相導線を、U相導線と同様に配線することで、V相導線及びW相導線に電流を流した時にも、ステータコア41における磁束のバランスを良好に保つことができ、モータAの振動やリップル等を低減可能である。
これ以外の特徴についても、第1実施形態と同じ特徴を有する。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、引き込み部と引き出し部とが、同じスロットに配線される構成としているが、これに限定されない。例えば、第2実施形態における電機子8において、最後のティース85である第16ティース8516にコイル82を形成した後に、交互配線部874を配線せずに、そのまま引き出し部842として、ステータコア71の軸方向下側に引き出すようにしてもよい。このように構成する場合、一部のティース85(ここでは、第17ティース8517、第18ティース8518)において、導線87が軸方向の一方にのみ配線される。このように配線することで、導線87を減らすことが可能である。
上述の実施形態では、渡り配線部が引き込み部と交差する位置に配線されているが、これに限定されない。例えば、第3実施形態のように、引き込み部と引き出し部とが異なるスロットに配線される構成の場合、引き出し部と交差する位置に渡り線部を配線するようにすることも可能である。なお、渡り配線部は、1周目におけるコイルをすべて巻き回した後に配線される。
また、上述の実施形態では、アウターロータ型のブラシレスDCモータに用いられるステータの導線の配線の構造について説明しているが、アウターロータ型に限定されるものではなく、インナーロータ型のモータにおいても、同様の方法で配線することで渡り配線部。
以上示した実施形態では、12スロット及び18スロットの電機子4、8を参照して説明したが、これに限定されない。3相モータであって、偶数スロットのステータに広く採用可能である。なお、偶数スロットの3相モータ用電機子は、6S(Sは、正の整数)個のティースを備えているといえる。すなわち、本発明の電機子の構造は、6S個のティースを備えたステータコアを使用する場合に、利用可能である。すなわち、電機子4(8)は、6S個(Sは正の整数)のティース45(85)を備える。
以上示した実施形態では、導線を電機子のコアバックの周りに2周する間に、予め決められたティースに導線を巻き回してコイルを形成する。このとき、1周目において、最初にコイルを形成したティースを基準として、1周目は、6番目のティース毎に導線を巻き回してコイルを形成する。そして、1周目と2周目の間の部分に渡り配線部を形成する。2周目は、1周目の基準のティースから3番目のティースにコイルを巻き回し、このティースから6番目のティース毎に導線を巻き回してコイルを形成する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
本発明は、ハードディスク装置、光ディスク装置等の記憶装置を駆動するモータとして用いることができる。
A・・・モータ、1・・・ベース、11・・・ベースプレート、110・・・貫通孔、111・・・ベース凹部、12・・・スリーブ取付部、13・・・ステータ保持部、14・・・引出線挿入孔、2・・・シャフト、21・・・第1軸部、22・・・第2軸部、23・・・ねじ孔、30・・・軸受、31・・・スリーブ本体、311・・・段差部、312・・・循環孔、32・・・シールキャップ、4・・・電機子、41・・・ステータコア、42・・・コイル部、43・・・引出線、44・・・コアバック、45・・・ティース、4501・・・第1ティース、4502・・・第2ティース、4503・・・第3ティース、4504・・・第4ティース、4505・・・第5ティース、4506・・・第6ティース、4507・・・第7ティース、4508・・・第8ティース、4509・・・第9ティース、4510・・・第10ティース、4511・・・第11ティース、4512・・・第12ティース、46・・・インシュレータ、47・・・導線、471・・・引き込み部、472・・・引き出し部、473・・・周方向配線部、474・・・交互配線部、475・・・渡り配線部、5・・・ハブ、51・・・ハブ天板部、52・・・ハブ筒部、53・・・ディスクフランジ、54・・・ラビリンス凸部、55・・・シャフト固定孔、6・・・ロータマグネット、7・・・配線基板、8・・・電機子、82・・・コイル、85・・・ティース、8501・・・第1ティース、8502・・・第2ティース、8503・・・第3ティース、8504・・・第4ティース、8505・・・第5ティース、8506・・・第6ティース、8507・・・第7ティース、8508・・・第8ティース、8509・・・第9ティース、8510・・・第10ティース、8511・・・第11ティース、8512・・・第12ティース、8513・・・第13ティース、8514・・・第14ティース、8515・・・第15ティース、8516・・・第16ティース、8517・・・第17ティース、8518・・・第18ティース

Claims (7)

  1. 上下に延びる中心軸周りに回転するロータと、
    前記ロータと径方向に対向するステータとを備えた3相モータであって、
    前記ステータは、
    電機子と、
    前記電機子を保持するベースと、を備え、
    前記電機子は、
    軸方向に延びる環状のコアバックと、
    前記コアバックから径方向に延び、周方向に並んだ6S個(Sは正の整数)のティースと、
    3相の導線と、を備え、
    前記3相の導線それぞれは、
    前記電機子の軸方向一方側から他方側に引き込まれた引き込み部と、
    前記ティースに巻き回された複数個のコイル部と、
    前記電機子の軸方向他方側から一方側に引き出された引き出し部と、
    前記コアバックに沿って周方向に配線されて、前記引き込み部と前記コイル部、前記コイル部同士、及び前記コイル部と前記引き出し部、を接続する周方向配線部と、を備え、
    前記周方向配線部は、
    周方向に隣り合うティースの軸方向一方側又は他方側に交互に配線される交互配線部と、
    周方向に隣り合うティースの軸方向において同じ側に配線される渡り配線部と、を備え、
    前記周方向配線部は、前記コアバックに沿って1周以上2周以下配線され、
    前記渡り配線部は、前記引き込み部及び前記引き出し部の少なくとも一方を周方向に挟む2つのティースをまたいで配置され、前記引き込み部又は前記引き出し部よりも径方向外側に配置されるモータ。
  2. 前記渡り配線部は、前記周方向配線部の配線における1周目の最後のティースから2周目最初のティースをまたいで配置され、
    前記渡り配線部は、前記引き込み部の径方向外側に配置される請求項1に記載のモータ。
  3. 1周目の前記周方向配線部と接続される前記コイル部の個数と、2周目の前記周方向配線部と接続される前記コイル部の個数とは同数である請求項1又は請求項2に記載のモータ。
  4. 1周目の前記周方向配線部と接続される前記コイル部は、周方向に等間隔に配置される請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ。
  5. 2周目の前記周方向配線部と接続される前記コイル部は、周方向に等間隔に配置される請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ。
  6. 1周目の前記周方向配線部と接続される前記コイル部と、2周目の前記周方向配線部と接続される前記コイル部とは、互いに周方向に等間隔に配列される請求項1から請求項5のいずれかに記載のモータ。
  7. 前記ティースは、前記コアバックから径方向外側に突出する請求項1から請求項6のいずれかに記載のモータ。
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