JP2019060654A - 測定システム、測定方法及び測定装置 - Google Patents
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また、グルコース測定装置1台に対して、HbA1c測定装置が2台繋がったシステムを採用した場合は、HbA1c測定装置の一方の第2のHbA1c測定装置は、バックアップ機としての要素が大きく、測定をスタートする検体ラックの位置がいつも同じであることが多く、第1のHbA1c測定装置と第2のHbA1c測定装置との使用頻度の差が大きくなるため、装置の使用の効率が悪いことが問題であった。さらに、測定装置の消耗品の劣化等に差が出来やすくなり、測定データの測定装置間差の要因のひとつとなるなどの問題があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
前記第1のHbA1c測定装置から前記グルコース測定装置への第1経路又は前記グルコース測定装置から前記第2のHbA1c測定装置への第2経路のいずれかにより前記生体試料のHbA1c及びグルコースを測定する測定システムであって、
前記第1経路によって前記第1のHbA1c測定装置で測定を終了した前記検体容器を前記グルコース測定装置へ搬送する第1の搬送手段と、
前記第2経路によって前記グルコース測定装置で測定を終了した前記検体容器を前記第2のHbA1c測定装置へ搬送する第2の搬送手段と、
前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置との使用状況に応じて、前記検体容器を設置する位置を決定する位置決定手段と、
前記位置決定手段による決定結果に基づき、前記第1のHbA1c測定装置又は前記グルコース測定装置のいずれに前記検体容器を設置するかを報知する報知手段と、
を含む。
前記使用状況は、当該コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値から離れていく傾向であることを特徴とする。
前記使用状況は、前回の前記キャリブレーションがされた時期であることを特徴とする。
前記位置決定手段は、少なくとも前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置のいずれかに設けられることを特徴とする。
前記位置決定手段は、前記グルコース測定装置に設けられることを特徴とする。
前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置から前記ホストコンピュータへ前記使用状況のデータを送信し、
前記位置決定手段は、前記ホストコンピュータに設けられることを特徴とする。
本発明に係る測定方法は、検体容器に収容された生体試料のHbA1cを測定する第1のHbA1c測定装置及び第2のHbA1c測定装置と、前記検体容器に収容された前記生体試料のグルコースを測定するグルコース測定装置と、を備え、搬送手段を用いて、前記第1のHbA1c測定装置から前記グルコース測定装置へ、又は、前記グルコース測定装置から前記第2のHbA1c測定装置へ前記生体試料を搬送することで前記HbA1cと前記グルコースとの測定が可能な測定方法であって、
前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置の使用状況を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程における前記使用状況を比較する比較工程と、
前記比較工程における比較結果により、前記検体容器を設置する位置を決定する位置決定工程と、
前記位置決定工程の前記決定に基づいて、前記位置を報知する報知工程と、
を含む。
前記消耗品の交換後からの使用回数が、所定の閾値以上の回数である場合に、前記消耗品の交換のアラームを表示する警告工程を含む。
前記コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値から離れていく傾向が、所定の閾値以上である場合に、前記消耗品の交換のアラームを表示する警告工程を含む。
前回の前記キャリブレーションの時期から所定の閾値以上経過している場合は、当該キャリブレーションを実行する旨のアラームを表示する警告工程を含む。
本発明に係る測定装置は、検体容器に収容された生体試料のHbA1cを測定する第1のHbA1c測定部及び第2のHbA1c測定部と、前記検体容器に収容された前記生体試料のグルコースを測定するグルコース測定部と、を備え、
前記第1のHbA1c測定部から前記グルコース測定部への第1経路又は前記グルコース測定部から前記第2のHbA1c測定部への第2経路のいずれかにより前記生体試料のHbA1c及びグルコースを測定する測定装置であって、
前記第1経路によって前記第1のHbA1c測定部で測定を終了した前記検体容器を前記グルコース測定部へ前記生体試料を搬送する第1の搬送手段と、
前記第2経路によって前記グルコース測定部で測定を終了した前記検体容器を前記第2のHbA1c測定部へ搬送する第2の搬送手段と、
前記第1のHbA1c測定部と前記第2のHbA1c測定部との使用状況に応じて、前記生体試料を設置する位置を決定する位置決定手段と、
前記位置決定手段による決定結果に基づき、前記第1のHbA1c測定部又は前記グルコース測定部のいずれに前記検体容器を設置するかを報知する報知手段と、
を含む。
また、本発明によれば、第1のHbA1c測定装置と第2のHbA1c測定装置との使用状況が所定の状況である場合に、消耗品の交換やコントロール溶液を用いた精度の管理、キャリブレーションによる校正などを行わせることが可能となり、第1のHbA1c測定装置と第2のHbA1c測定装置との測定精度の管理を容易にすることができる、という効果を有する。
第1のHbA1c測定装置30及び第2のHbA1c測定装置70の基本的構成は、従来既知のHbA1c測定装置と同様の構成とすることが可能である。測定実行時には、カラム、溶離液・洗浄液などの消耗品を使用することになる。
そして、後述するように、第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70との使用状況として、消耗品であるカラムや溶離液の交換からの使用回数がそれぞれ計数されており、当該計数された使用回数が記録手段38に記録される。
なお、第1のHbA1c測定装置30及び第2のHbA1c測定装置70は、同じ装置に限定されず、一方を簡易な装置にすることも可能である。この場合には、後述する位置決定手段120、報知手段121、警告手段122などは、簡易な装置ではない方の装置に設けられることが望ましい。一方を簡易なHbA1c測定装置にすることにより、同じHbA1c測定装置を2つ備えるよりも安価に測定システムを構築することが可能となる。
本実施の形態に係る測定システム10には、検体容器140を収容する検体ラック150を搬送する搬送手段94を備えている。具体的には、搬送手段94は、第1のHbA1c測定装置30が有する搬送手段34(第1の搬送手段)と、グルコース測定装置50が有する搬送手段54(第2の搬送手段)と、第2のHbA1c測定装置70が有する搬送手段74とを有している。
そして、第1のHbA1c測定装置30からグルコース測定装置50への第1経路R1では第1のHbA1c測定装置30の搬送手段34とグルコース測定装置50の搬送手段54とにより、グルコース測定装置50から第2のHbA1c測定装置70への第2経路R2ではグルコース測定装置50の搬送手段54と第2のHbA1c測定装置70の搬送手段74とにより、検体ラック150が搬送される。
搬送手段34においては、第1のHbA1c測定装置30の最も手前側の右側である第1設置位置P1に検体ラック150が設置されると、図示しないが第1のHbA1c測定装置30のセンサにより当該設置が検出され、この検体ラック150が矢印で示す経路で奥方向に搬送可能とされている。
搬送手段54においては、グルコース測定装置50の最も手前側の右側である第2設置位置P2に検体ラック150が設置された場合に、図示しないがグルコース測定装置50のセンサにより当該設置されたことが検出され、搬送手段54により、この検体ラック150が矢印で示す経路で奥方向に搬送される。
また、グルコース測定装置50が有する記憶手段58には、患者の識別情報と、過去のグルコースの測定値などが記憶されている。
第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70との消耗品の交換後からの使用回数として、例えば、消耗品であるカラムの交換からの検体の測定数が比較され、使用回数が少ない方のHbA1c測定装置を使用するように、検体容器140を設置する位置が決定される。
また、消耗品の使用回数は、検体の測定数ではなく、電源投入回数などを使用回数とすることも可能である。
また、消耗品を溶離液とした場合は、使用回数から残量を計測し、当該残量の多い方のHbA1c測定装置を使用するように、検体容器140を設置する位置が決定されるようにしても良い。
また、第1のHbA1c測定装置30と接続された他の装置、例えばランプを備えた外部報知装置などを用いて当該ランプの点灯により設置する位置を報知するようにしても良い。
具体的には、警告手段122は、消耗品が予め定められた消耗品ごとの交換回数の所定の閾値、例えば、消耗品がカラムの場合は2500回の測定、消耗品が溶離液の場合は50回の測定、以上の回数を使用された場合は、当該消耗品を交換する旨のアラームを表示するものである。
また、警告手段122は、消耗品の交換のアラームを表示するものに限定されず、第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70とのコントロール溶液を用いた精度の管理や、キャリブレーションによる校正などを行われるアラームを表示するようにしても良い。
また、表示手段36は、本実施の形態では、報知手段121により生体試料を設置する位置を報知する際に使用され、又、警告手段122により消耗品を交換する際のアラームを表示する際に使用される。
ステップ111において、位置決定手段120により、第1のHbA1c測定装置30のカラムの使用回数が第2のHbA1c測定装置70のカラムの使用回数より多いか否かが判定される。第1のHbA1c測定装置30のカラムの使用回数の方が第2のHbA1c測定装置70のカラムの使用回数よりも多いと判定された場合は、次のステップ112に進む。
ステップ113において、警告手段122により、第1のHbA1c測定装置30のカラムの使用回数が所定の閾値以上であるか否かが判定される。第1のHbA1c測定装置30のカラムの使用回数が所定の閾値以上であると判定された場合は、次のステップ114に進み、所定の閾値以上であると判定されない場合は、処理を終了する。
また、上述したステップ111において、第1のHbA1c測定装置30のカラムの使用回数の方が第2のHbA1c測定装置70のカラムの使用回数よりも多いと判定されない場合は、次のステップ115に進む。
ステップ117において、警告手段122により、表示手段36に第2のHbA1c測定装置70のカラムを交換する旨のアラームが表示される。そして、処理を終了する。
また、本実施の形態では、第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70との使用回数が多くなった場合に、消耗品の交換が可能となり、第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70との測定精度の管理を容易にすることが可能である。
つぎに、第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、位置決定手段120が検体容器140を設置する位置を決定する際に参照する使用状況が消耗品の使用回数であるが、本実施の形態では、使用者が設定した所定の時間に関する要因である点で異なる。
使用者は、入力手段35を用いて、第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70とを使用する時間に関する要因を設定可能にされ、当該要因を判定することで使用するHbA1c測定装置に対応した検体容器140を設置する位置が決定される。
その他の構成や作用及び効果は、第1の実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
つぎに、第3の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、位置決定手段120が検体容器140を設置する位置を決定する際に参照する使用状況が消耗品の使用回数であるが、本実施の形態では、コントロール溶液を用いた測定結果の劣化である点で異なる。
第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70とのいずれか一方に、コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値から劣化していく傾向、すなわち、期待値から離れていく傾向、が記録されている場合に、劣化していく傾向が記録されていない方のHbA1c測定装置を使用するように、検体容器140を設置する位置が決定される。
具体的には、第1のHbA1c測定装置30に劣化していく傾向が記録されている場合は、第2のHbA1c測定装置70が使用される第2設置位置P2が決定される。
具体的には、警告手段122は、コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値を超えた場合は、消耗品の交換や、キャリブレーションなどを実行させる旨のアラームを表示するものである。
その他の構成や作用及び効果は、第1の実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
つぎに、第4の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、位置決定手段120が検体容器140を設置する位置を決定する際に参照する使用状況が消耗品の使用回数であるが、本実施の形態では、キャリブレーションの時期である点で異なる。
ここで、使用状況は、本実施の形態では、キャリブレーションの時期である。
第1のHbA1c測定装置30と第2のHbA1c測定装置70とに記録されている前回のキャリブレーションがされた時期が比較され、キャリブレーションがされた時期が近い方のHbA1c測定装置を使用するように、検体容器140を設置する位置が決定される。
具体的には、第1のHbA1c測定装置30が前回のキャリブレーションから10日経過しており、第2のHbA1c測定装置70が前回のキャリブレーションから20日経過している場合は、第1のHbA1c測定装置30が使用される第1設置位置P1が決定される。
具体的には、警告手段122は、前回のキャリブレーションの時期から所定の閾値、例えば30日以上経過している場合に、キャリブレーションなどを実行させる旨のアラームを表示させる。
その他の構成や作用及び効果は、第1の実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
なお、第1の実施の形態から第4の実施の形態において、使用状況を分けて説明したが、使用状況は、これらに限定されず、又、これらの使用状況を組み合わせても良い。
つぎに、第5の実施の形態について、図4を用いて説明する。
上述した第1の実施の形態から第4の実施の形態では、位置決定手段120、報知手段121、警告手段122を第1のHbA1c測定装置30に備えられたが、本実施の形態における測定システム10では、第1のHbA1c測定装置30、第2のHbA1c測定装置70及びグルコース測定装置50が接続されるホストコンピュータ20を設け、当該ホストコンピュータ20に位置決定手段120、報知手段121、警告手段122を備えた点で異なる。
そして、ホストコンピュータ20と、第1のHbA1c測定装置30と、第2のHbA1c測定装置70と、グルコース測定装置50との間で、測定結果や、各装置の使用状況のデータが送受信可能に形成されている。
なお、位置決定手段120、報知手段121、警告手段122をすべてホストコンピュータが備えるようにしたが、これに限定されず、位置決定手段120、報知手段121、警告手段122の一部をホストコンピュータ20が備え、残りを第1のHbA1c測定装置30などが備えるようにしても良い。
ここで、使用状況は、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態から第4の実施の形態のいずれも採用することが可能である。
また、第1のHbA1c測定装置30、グルコース測定装置50及び第2のHbA1c測定装置70を従来既知の測定装置を採用した場合に、ホストコンピュータ20を接続することで、各装置の改良・修正を最小限に抑えて、本測定システムへの移行を行うことが可能となる。
その他の構成や作用及び効果は、第1の実施の形態〜第4の実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
30 第1のHbA1c測定装置 31 HbA1c測定手段
32 通信手段 33 バーコードリーダ
34 搬送手段 35 入力手段
36 表示手段 37 CPU
38 記憶手段 40 制御手段
42 接続部材
50 グルコース測定装置 51 グルコース測定手段
52 通信手段 53 バーコードリーダ
54 搬送手段 55 入力手段
56 表示手段 57 CPU
58 記憶手段 60 制御手段
62 接続部材
70 第2のHbA1c測定装置 71 HbA1c測定手段
72 通信手段 73 バーコードリーダ
74 搬送手段 75 入力手段
76 表示手段 77 CPU
78 記憶手段 80 制御手段
92 通信手段 94 搬送手段
98 記憶手段 110 記憶手段
120 位置決定手段 121 報知手段
122 警告手段
140 検体容器 150 検体ラック
R1 第1経路 P1 第1設置位置
R2 第2経路 P2 第2設置位置
Claims (16)
- 検体容器に収容された生体試料のHbA1cを測定する第1のHbA1c測定装置及び第2のHbA1c測定装置と、前記検体容器に収容された前記生体試料のグルコースを測定するグルコース測定装置と、を備え、
前記第1のHbA1c測定装置から前記グルコース測定装置への第1経路又は前記グルコース測定装置から前記第2のHbA1c測定装置への第2経路のいずれかにより前記生体試料のHbA1c及びグルコースを測定する測定システムであって、
前記第1経路において前記第1のHbA1c測定装置で測定を終了した前記検体容器を前記グルコース測定装置へ搬送する第1の搬送手段と、
前記第2経路において前記グルコース測定装置で測定を終了した前記検体容器を前記第2のHbA1c測定装置へ搬送する第2の搬送手段と、
前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置との使用状況に応じて、前記検体容器を設置する位置を決定する位置決定手段と、
前記位置決定手段による決定結果に基づき、前記第1のHbA1c測定装置又は前記グルコース測定装置のいずれに前記検体容器を設置するかを報知する報知手段と、
を含む測定システム。 - 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置とは、測定実行時に消耗品を用いるものであり、前記使用状況は、当該消耗品の交換後からの使用回数であることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
- 前記使用状況は、使用者が設定した所定の時間に関する要因であることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
- 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置とは、測定実行時に消耗品を用いるものであり、所定の間隔ごとにコントロール溶液を用いて測定結果を記録し、
前記使用状況は、当該コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値から離れていく傾向であることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。 - 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置とは、所定の間隔ごとにキャリブレーションが行われ、当該キャリブレーションがされた時期を記録し、
前記使用状況は、前回の前記キャリブレーションがされた時期であることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。 - 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置との間で前記使用状況のデータを送受信する通信手段を備え、
前記位置決定手段は、少なくとも前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置のいずれかに設けられることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の測定システム。 - 前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置と前記グルコース測定装置とを接続し、前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置から前記グルコース測定装置へ前記使用状況のデータを送信する通信手段を備え、
前記位置決定手段は、前記グルコース測定装置に設けられることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の測定システム。 - 前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置が接続されるホストコンピュータを備え、
前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置から前記ホストコンピュータへ前記使用状況のデータを送信し、
前記位置決定手段は、前記ホストコンピュータに設けられることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の測定システム。 - 前記使用回数が、所定の閾値以上の回数である場合に、前記消耗品の交換のアラームを表示する警告手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の測定システム。
- 前記コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値から離れていく傾向が、所定の閾値以上である場合に、前記消耗品の交換のアラームを表示する警告手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の測定システム。
- 前回の前記キャリブレーションの時期から所定の閾値以上経過している場合は、当該キャリブレーションを実行する旨のアラームを表示する警告手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の測定システム。
- 検体容器に収容された生体試料のHbA1cを測定する第1のHbA1c測定装置及び第2のHbA1c測定装置と、前記検体容器に収容された前記生体試料のグルコースを測定するグルコース測定装置と、を備え、搬送手段を用いて、前記第1のHbA1c測定装置から前記グルコース測定装置へ、又は、前記グルコース測定装置から前記第2のHbA1c測定装置へ前記生体試料を搬送することで前記HbA1cと前記グルコースとの測定が可能な測定方法であって、
前記第1のHbA1c測定装置及び前記第2のHbA1c測定装置の使用状況を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程における前記使用状況を比較する比較工程と、
前記比較工程における比較結果により、前記検体容器を設置する位置を決定する位置決定工程と、
前記位置決定工程の前記決定に基づいて、前記位置を報知する報知工程と、
を含む測定方法。 - 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置とは、測定実行時に消耗品を用いる測定方法であって、
前記消耗品の交換後からの使用回数が、所定の閾値以上の回数である場合に、前記消耗品の交換のアラームを表示する警告工程を含む請求項12に記載の測定方法。 - 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置とは、測定実行時に消耗品を用いるものであり、所定の間隔ごとにコントロール溶液を用いて測定結果が記録される測定方法であって、
前記コントロール溶液を用いた測定結果が当該コントロール溶液の規定値から離れていく傾向が、所定の閾値以上である場合に、前記消耗品の交換のアラームを表示する警告工程を含む請求項12に記載の測定方法。 - 前記第1のHbA1c測定装置と前記第2のHbA1c測定装置とは、所定の間隔ごとにキャリブレーションが行われ、当該キャリブレーションがされた時期を記録される測定方法であって、
前回の前記キャリブレーションの時期から所定の閾値以上経過している場合は、当該キャリブレーションを実行する旨のアラームを表示する警告工程を含む請求項12に記載の測定方法。 - 検体容器に収容された生体試料のHbA1cを測定する第1のHbA1c測定部及び第2のHbA1c測定部と、前記検体容器に収容された前記生体試料のグルコースを測定するグルコース測定部と、を備え、
前記第1のHbA1c測定部から前記グルコース測定部への第1経路又は前記グルコース測定部から前記第2のHbA1c測定部への第2経路のいずれかにより前記生体試料のHbA1c及びグルコースを測定する測定装置であって、
前記第1経路において前記第1のHbA1c測定部で測定を終了した前記検体容器を前記グルコース測定部へ前記生体試料を搬送する第1の搬送手段と、
前記第2経路において前記グルコース測定部で測定を終了した前記検体容器を前記第2のHbA1c測定部へ搬送する第2の搬送手段と、
前記第1のHbA1c測定部と前記第2のHbA1c測定部との使用状況に応じて、前記生体試料を設置する位置を決定する位置決定手段と、
前記位置決定手段による決定結果に基づき、前記第1のHbA1c測定部又は前記グルコース測定部のいずれに前記検体容器を設置するかを報知する報知手段と、
を含む測定装置。
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