JP2019059568A - 懸垂式クレーン - Google Patents

懸垂式クレーン Download PDF

Info

Publication number
JP2019059568A
JP2019059568A JP2017183928A JP2017183928A JP2019059568A JP 2019059568 A JP2019059568 A JP 2019059568A JP 2017183928 A JP2017183928 A JP 2017183928A JP 2017183928 A JP2017183928 A JP 2017183928A JP 2019059568 A JP2019059568 A JP 2019059568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
output shaft
track
suspension
reduction gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017183928A
Other languages
English (en)
Inventor
政佳 虎澤
Masayoshi Torasawa
政佳 虎澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2017183928A priority Critical patent/JP2019059568A/ja
Publication of JP2019059568A publication Critical patent/JP2019059568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

【課題】機体の小型化が容易な懸垂式クレーンを実現する。【解決手段】懸垂式クレーン1において、走行台車21,22に上部フレーム35が取り付けられる。上部フレーム35には、第1マスト41が取り付けられるとともに、それよりも後方の位置で第2マスト42が取り付けられる。昇降台45は、2つのマスト41,42の間に架け渡され、昇降可能である。第1ベルト81は、平面視の軌道4の幅方向中央よりも左右一側の位置で、昇降台45の台車走行方向前側の端部を吊り下げる。第2ベルト82は、平面視の軌道4の幅方向中央よりも左右他側の位置で、昇降台45の後側の端部を吊り下げる。第1ベルト81を巻き取るための第1駆動ユニット63は、軌道4の下方、かつ第1マスト41よりも前方に配置される。第2ベルト82を巻き取るための第2駆動ユニット64は、軌道4の下方、かつ第2マスト42よりも後方に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、懸垂式クレーンに関する。
従来から、半導体製造工場等の施設では、各種の物品を保管するストッカが配置されている。この物品としては、半導体ウエハを収容するFOUP、又は、レチクルを収容するレチクルポッド等が考えられる。ストッカは、複数の保管棚を備えるとともに、物品を外部とやり取りするための受渡しポートを備える。更に、ストッカは、保管棚と受渡しポートとの間で物品を移載するクレーンを備える。このクレーンは、例えば特許文献1から4までに開示されている。
特許文献1から4までのクレーンは、天井に配置された軌道を走行する懸垂式クレーンとして構成されている。
国際公開第2016/178347号 特許第3268309号公報 特開平7−117975号公報 特許第2580264号公報
特許文献1が開示するストッカにおいて、懸垂式クレーンの走行範囲は、ストッカが配置された1つのストッカエリア内に制限される。従って、この懸垂式クレーンを別のストッカエリアに移動させる場合、又は、メンテナンス等のために懸垂式クレーンをメンテナンスエリアに移動させる場合には、軌道から懸垂式クレーンを取り外して搬送する必要がある。
半導体製造工場等では、懸垂式クレーンの軌道に加えて、他の目的の軌道、例えばFOUP等を搬送する天井走行台車が走行する軌道も設けられている。仮に、懸垂式クレーンが他の軌道を走行することが可能であれば、異なる軌道の間を連結する経路を予め設けておくことで、上記の課題に対して有効であると考えられる。しかしながら、他の軌道を台車が走行する場合の機体の大きさの制限は様々であり、その要求に適合させるために、懸垂式クレーンを従来よりも小型化する必要がある。
しかしながら、特許文献2から4までに開示される何れの構成も、上記の要求に十分に応えることができず、改善の余地が残されていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主な目的は、機体の小型化が容易な懸垂式クレーンを実現することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、天井から吊下げ状に設置される軌道を走行する懸垂式クレーンに関する以下の構成が提供される。即ち、この懸垂式クレーンは、走行台車と、上部フレームと、第1マストと、第2マストと、昇降台と、第1吊下部材と、第2吊下部材と、第1駆動源と、第2駆動源と、を備える。前記走行台車は、前記軌道を走行する。前記上部フレームは、前記走行台車の下部に取り付けられ、その長手方向を前記軌道に沿わせて配置される。前記第1マストは、前記上部フレームに取り付けられ、上下方向に細長く構成される。前記第2マストは、前記第1マストよりも台車走行方向後方の位置で前記上部フレームに取り付けられ、上下方向に細長く構成される。前記昇降台は、前記第1マスト及び前記第2マストの間に架け渡され、昇降可能である。前記第1吊下部材は、平面視において前記軌道の幅方向中央よりも左右一側の位置で、前記昇降台の台車走行方向前側の端部を吊り下げる。前記第2吊下部材は、平面視において、前記軌道の幅方向中央よりも、前記第1吊下部材が前記昇降台を吊り下げる側と反対側の位置で、前記昇降台の台車走行方向後側の端部を吊り下げる。前記第1駆動源は、前記軌道よりも下方、かつ、前記第1マストよりも台車走行方向前方に配置され、前記第1吊下部材を巻き取る駆動力を発生させる。前記第2駆動源は、前記軌道よりも下方、かつ、前記第2マストよりも台車走行方向後方に配置され、前記第2吊下部材を巻き取る駆動力を発生させる。
これにより、2つの吊下部材によって昇降台を対角状に吊り下げる構成となるので、昇降台のバランスを容易に確保することができる。また、2つの駆動源で2つの吊下部材をそれぞれ駆動する構成とし、2つの駆動源が、軌道の下方に、かつ、2つのマストの前後に振り分けて配置されているので、全体としてコンパクトな配置を実現できるとともに、重量バランスを良好にすることができる。
前記の懸垂式クレーンにおいては、平面視において、前記第1吊下部材で前記昇降台が吊り下げられる位置と、前記第2吊下部材で前記昇降台が吊り下げられる位置とが、前記上部フレームの中心位置に関して対称であることが好ましい。
これにより、2つの吊下部材によって昇降台を対称的に吊り下げる構成となるので、昇降台のバランスが更に良好である。
前記の懸垂式クレーンにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記第1駆動源は、第1電動モータと、前記第1電動モータの出力軸に連結される第1減速機と、を備える。前記第1電動モータの出力軸と前記第1減速機の出力軸とが平行である。前記第2駆動源は、第2電動モータと、前記第2電動モータの出力軸に連結される第2減速機と、を備える。前記第2電動モータの出力軸と前記第2減速機の出力軸とが平行である。
なお、「平行」には、2つの出力軸が同軸で配置される場合が含まれる。
これにより、第1減速機及び第2減速機として簡素な構成のものを容易に使用することができるので、懸垂式クレーンの軽量化を容易に実現することができる。
前記の懸垂式クレーンにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記第1電動モータは、平面視において、前記第1減速機を挟んで、前記第1吊下部材が前記昇降台を吊り下げる側と反対側に配置される。前記第2電動モータは、平面視において、前記第2減速機を挟んで、前記第2吊下部材が前記昇降台を吊り下げる側と反対側に配置される。
これにより、吊下部材で昇降台を吊り下げる位置を軌道の左右中央から左右何れかに寄った位置に定めた上で、減速機及び電動モータを上記のように配置することで、電動モータから減速機を経由して吊下部材に至る駆動伝達経路を、軌道の左右中央を中心とした小さな左右幅に収めることが容易になる。従って、懸垂式クレーンが通過できる通路の左右幅が小さい場合であっても、容易に対応することができる。更に、電動モータが前後方向に突出状に配置されないので、機体の前後方向での小型化も容易である。
前記の懸垂式クレーンにおいては、以下の構成とすることができる。即ち、前記第1駆動源は、第1電動モータと、前記第1電動モータの出力軸に連結される第1減速機と、を備える。前記第1電動モータの出力軸が上下方向を向いている。前記第1電動モータの出力軸と前記第1減速機の出力軸とが垂直である。前記第2駆動源は、第2電動モータと、前記第2電動モータの出力軸に連結される第2減速機と、を備える。前記第2電動モータの出力軸が上下方向を向いている。前記第2電動モータの出力軸と前記第2減速機の出力軸とが垂直である。
この構成によっても、電動モータから減速機を経由して吊下部材に至る駆動伝達経路を、軌道の左右中央を中心とした小さな左右幅に収めることが容易になる。更に、電動モータが前後方向に突出状に配置されないので、機体の前後方向での小型化も容易である。
前記の懸垂式クレーンにおいては、以下の構成とすることができる。即ち、前記第1駆動源は、第1電動モータと、前記第1電動モータの出力軸に連結される第1減速機と、を備える。前記第1電動モータの出力軸が前記軌道に平行である。前記第1電動モータの出力軸と前記第1減速機の出力軸とが垂直である。前記第2駆動源は、第2電動モータと、前記第2電動モータの出力軸に連結される第2減速機と、を備える。前記第2電動モータの出力軸が前記軌道に平行である。前記第2電動モータの出力軸と前記第2減速機の出力軸とが垂直である。
この構成によっても、電動モータから減速機を経由して吊下部材に至る駆動伝達経路を、軌道の左右中央を中心とした小さな左右幅に収めることが容易になる。
本発明の一実施形態に係る懸垂式クレーンの全体的な構成を示す斜視図。 懸垂式クレーンが備える巻上装置の構成を詳細に示す斜視図。 昇降台の吊り位置及び駆動ユニットの位置関係を説明する平面図。 第1変形例の懸垂式クレーンを示す斜視図。 第2変形例の懸垂式クレーンを示す斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る懸垂式クレーン1の全体的な構成を示す斜視図である。図2は、懸垂式クレーン1が備える巻上装置51,52の構成を詳細に示す斜視図である。図3は、昇降台45の吊り位置81e,82e及び駆動ユニット63,64の位置関係を説明する平面図である。
図1に示す懸垂式クレーン1は、例えば半導体製造工場等に設置される自動倉庫において、FOUP等の物品2を搬送するために用いられる。
懸垂式クレーン1は、第1走行台車21と、第2走行台車22と、上部フレーム35と、第1マスト41と、第2マスト42と、下部フレーム36と、昇降台45と、移載装置46と、第1巻上装置51と、第2巻上装置52と、を備える。
第1走行台車21及び第2走行台車22は、懸垂式クレーン1の上部に配置されており、前後に連なりながらそれぞれ軌道4に沿って走行する。軌道4は、図示しない吊り金具等を用いて、天井から吊下げ状に設置されている。
以下の説明では、第1走行台車21が先頭側になって軌道を走行するときの走行方向を前と呼び、反対の方向を後と呼ぶことがある。また、軌道4の幅方向を左右方向と呼ぶことがある。それぞれの図において、前方(台車走行方向前方)は矢印Fで示されている。
第1走行台車21は公知のボギー台車として構成されており、図1及び図2に示すように、駆動輪25と、従動輪26と、を備える。駆動輪25は、図示しない電動モータによって駆動され、軌道4に接触しながら回転することで第1走行台車21を走行させる。従動輪26は、軌道4の適宜の部位に接触することで、第1走行台車21の走行方向が軌道4に沿うように案内する。
第2走行台車22の構成は第1走行台車21と実質的に同一であるため、説明を省略する。
上部フレーム35は、軌道4に平行となるように細長く形成された枠状(梯子状)の部材であり、軌道4の幅方向中央に配置されている。上部フレーム35の長手方向両端部には、ブロック状に形成されたジョイント部材33,34が固定されている。上部フレーム35と、ジョイント部材33,34と、からなる構造体が、第1走行台車21と、第2走行台車22と、を互いに連結するように配置されている。
図2に示すように、上部フレーム35の前端部に配置されたジョイント部材33は、第1走行台車21の下部と支点ピン37を介して回転可能に連結される。上部フレーム35の後端部に配置されたジョイント部材34は、第2走行台車22の下部と支点ピン37を介して回転可能に連結される。それぞれの支点ピン37は、左右水平方向に向けられている。
これにより、懸垂式クレーン1の走行時において、例えば軌道4の歪み等によって第1走行台車21と第2走行台車22の間で高低差が生じたとしても、支点ピン37の部分でジョイント部材33,34が回転することによって高さの差を吸収することができる。この結果、装置の破損等を防止することができる。
上部フレーム35の前端部には、ジョイント部材33を介して、第1マスト41の上端部が固定されている。上部フレーム35の後端部には、ジョイント部材34を介して、第2マスト42の上端部が固定されている。第1マスト41及び第2マスト42は、何れも上下方向に細長く形成されている。また、2つのマスト41,42は、何れも軌道4の左右中央に配置される。
第1マスト41及び第2マスト42の下端部同士は、軌道4と平行となるように細長く形成された下部フレーム36によって互いに連結されている。
第1マスト41及び第2マスト42の間に架け渡されるように、昇降台45が配置されている。昇降台45の上端部の2箇所は、後述の第1ベルト81及び第2ベルト82によって吊下げ支持される。
この昇降台45は、第1マスト41及び第2マスト42の長手方向に沿って移動可能に構成されている。昇降台45には、当該昇降台45の移動方向を案内する公知の案内機構が設けられている。この案内機構は、例えば、第1マスト41及び第2マスト42に接触可能な複数の小さなローラにより構成することができる。
昇降台45には、懸垂式クレーン1と例えば受渡しポートとの間で物品2の移載を行うための移載装置46が設けられている。この移載装置46は、左右水平方向に伸縮可能なアームを備え、アームの先端に物品2を載せることが可能となっている。ただし、移載装置46として、例えばロボットアーム等の他の構成を用いても良い。
第1巻上装置51及び第2巻上装置52は、対をなすように懸垂式クレーン1の上部に配置されている。
第1巻上装置51及び第2巻上装置52は、昇降台45を吊り下げる2本のベルト、即ち第1ベルト81及び第2ベルト82に対応して配置されている。第1巻上装置51及び第2巻上装置52は同時に駆動され、ベルト81,82をそれぞれ巻き上げたりほどいたりすることにより、昇降台45を昇降させる。
第1巻上装置51は、図2等に示すように、ブラケット61と、第1駆動ユニット(第1駆動源)63と、巻取ドラム65と、ガイドプーリ67と、を備える。
ブラケット61は、板状に形成された部材であり、第1巻上装置51が備える各種の構成を支持する。ブラケット61は、ブロック状に形成されたジョイント部材33の左右一側の面に、図示しないボルト等の固定部材によって固定される。ブラケット61において、ジョイント部材33に固定される側と反対側の面には、ガイドプーリ67が支持されている。
ブラケット61は、前述のジョイント部材33に固定されている部分から前方に突出するように形成されている。そして、その突出する部分において、ジョイント部材33が取り付けられている側の面には、第1駆動ユニット63が片持ち状に固定されている。ブラケット61が前方に突出する部分において、第1駆動ユニット63が固定されている側と反対側の面には、巻取ドラム65が配置されている。
第1駆動ユニット63は、軌道4より下方の位置で、ブラケット61に配置されている。また、ブラケット61が前方に突出する部分に第1駆動ユニット63が取り付けられているので、第1駆動ユニット63の位置は、第1マスト41よりも前方となる。
第1駆動ユニット63は、第1電動モータ71と、第1減速機73と、を備える。
第1電動モータ71は、巻取ドラム65を回転させる駆動力を発生させる。この第1電動モータ71は、正逆回転が可能なモータとして構成されている。第1電動モータ71は、その出力軸71aを左右水平方向に向けた状態で、第1減速機73を介してブラケット61に固定されている。図2及び図3に示すように、第1電動モータ71の出力軸71aは、モータハウジングからブラケット61に近づく向きに突出して、第1減速機73の内部に差し込まれている。
第1減速機73は、第1電動モータ71から入力された回転を減速して、出力軸73aに伝達する。第1減速機73は、例えば遊星歯車機構を用いたものとすることができる。第1減速機73の出力軸73a(言い換えれば、第1駆動ユニット63の出力軸)は左右水平方向に向けられている。更に言えば、第1減速機73の出力軸73aは、第1電動モータ71の出力軸71aと同軸で配置されており、いわゆるストレートタイプの減速機となっている。第1減速機73の出力軸73aは、ブラケット61に形成された図略の貫通孔を通過して当該ブラケット61の反対側に突出し、この突出部分に巻取ドラム65が固定されている。
巻取ドラム65は、その軸方向を左右水平方向に向けて配置されている。この巻取ドラム65には、第1ベルト81の一端部が固定されている。巻取ドラム65は、第1駆動ユニット63の駆動力が伝達されることにより回転し、第1ベルト81を巻き取ったりほどいたりすることができる。
ガイドプーリ67は、第1マスト41の左右一側、かつ、昇降台45の前端部の真上に配置されている。また、ガイドプーリ67は、第1マスト41に対して左右方向で巻取ドラム65と同じ側に配置されており、巻取ドラム65の後方に位置している。
ガイドプーリ67は、その軸方向を左右水平方向に向けて回転可能に支持されている。ガイドプーリ67は、第1ベルト81が巻き掛かることが可能に構成されており、第1ベルト81の経路を案内する。即ち、第1ベルト81は、巻取ドラム65から後方に延びてジョイント部材33の左右一側を通過する。その後、第1ベルト81はガイドプーリ67に巻き掛けられて下方に延び、第1マスト41の左右一側に、当該第1マスト41と平行に向けられた状態で配置される。
ガイドプーリ67には、当該ガイドプーリ67に巻き掛けられた第1ベルト81を外周側から押さえる図示しない押えローラが配置されている。これにより、第1ベルト81がガイドプーリ67から外れることを防止することができる。
第1ベルト81は、第1マスト41の左右一側に配置されたガイドプーリ67の真下の位置で、昇降台45を吊り下げる。第1マスト41は軌道4の幅方向中央に位置しているから、昇降台45が吊られる位置(吊り位置81e)は、軌道4の幅方向中央の位置ではなく、それよりも左右一側に寄った位置となる。
第1巻上装置51と同様に、第2巻上装置52は、ブラケット62と、第2駆動ユニット64と、巻取ドラム66と、ガイドプーリ68と、を備える。第2巻上装置52は、第1巻上装置51と実質的に同一の構成であるので、それぞれの構成の説明は省略する。
第2巻上装置52は、図3に示すように、平面視で、上部フレーム35の中心位置35cに関して第1巻上装置51と180°点対称となるように配置される。
従って、ガイドプーリ68でガイドされる第2ベルト82によって昇降台45が吊られる位置(吊り位置82e)は、図3に示すように、軌道4の幅方向中央よりも、第1巻上装置51において第1ベルト81が昇降台45を吊り下げる側(吊り位置81eの側)と反対側の位置となる。
第2巻上装置52が有する第2駆動ユニット64は、軌道4より下方の位置で、ブラケット62に配置されている。また、ブラケット62が後方に突出する部分に第2駆動ユニット64が取り付けられているので、第2駆動ユニット64の位置は、第2マスト42よりも後方となる。
本実施形態の懸垂式クレーン1では、上記のように第1巻上装置51及び第2巻上装置52を配置したことにより、以下の効果を得ることができる。
即ち、駆動のための構成の簡素化について単純に考えれば、2つのベルト81,82を共通の1つの駆動ユニットで巻き上げる構成とすることもできる。しかしながら、その場合は、1つの電動モータで昇降台45の昇降を行わなければならないため、大きなトルクが必要となり、電動モータの大型化及び大重量化の原因となる。また、そのような1つの電動モータは、軌道4の幅方向中央、かつ、前後方向中央に設置しないと重量バランスをとりづらくなるため、他の部品のレイアウト自由度が小さくなって、機体の大型化の原因となってしまう。
この点、本実施形態では、2つのベルト81,82を2つの駆動ユニット63,64で個別に巻き上げる構成となっている。従って、個々の電動モータ71,72としては小型のものを用いることができ、全体として小型化を実現できる。また、上部フレーム35の中心位置35cに関して電動モータ71,72を前後方向及び左右方向で対称配置することで、機体の重量バランスを確保することができる。
更には、本実施形態では、昇降台45の前側と後側を吊り下げるベルト81,82を、軌道4の幅方向中央から左右何れか一方に寄せて配置するとともに、その寄せる方向が互いに反対になるように構成している。この結果、昇降台45がそれぞれのベルト81,82で吊られる位置(吊り位置81e,82e)が、対角状となっている。これにより、昇降台45をバランス良く吊って支持することができる。また、このような対角的な配置は、上記のように2つの電動モータ71,72を対称的に振り分けるレイアウトと親和性が高く、この組み合わせにより機体の小型化を容易に実現することができる。
更に、本実施形態では、減速機73,74をストレートタイプに構成して、電動モータ71,72、減速機73,74、及び巻取ドラム65,66が左右水平方向に直線状に並ぶ構成となっている。そして、ベルト81,82を軌道4の幅方向から左右何れか一方に寄せる配置を前提として、電動モータ71,72は、減速機73,74を挟んで、巻取ドラム65,66及びガイドプーリ67,68が配置される側(言い換えれば、ベルト81,82が昇降台45を吊り下げる側)と反対側に配置されている。この結果、電動モータ71,72から減速機73,74を経由して巻取ドラム65,66(ベルト81,82)に駆動力が伝達される経路を、図3に示すように、軌道4の左右中央を中心とする小さな幅W1に収めることが可能となる。従って、前述のように懸垂式クレーン1が他の走行台車の軌道を走行できるように構成したい場合も、対応が容易である。
以上に説明したように、本実施形態の懸垂式クレーン1は、天井から吊下げ状に設置される軌道4を走行する。この懸垂式クレーン1は、走行台車21,22と、上部フレーム35と、第1マスト41と、第2マスト42と、昇降台45と、第1ベルト81と、第2ベルト82と、第1駆動ユニット63と、第2駆動ユニット64と、を備える。走行台車21,22は、軌道4を走行する。上部フレーム35は、走行台車21,22の下部に取り付けられ、その長手方向を軌道4に沿わせて配置される。第1マスト41は、上部フレーム35に取り付けられ、上下方向に細長く構成される。第2マスト42は、第1マスト41よりも台車走行方向後方の位置で上部フレーム35に取り付けられ、上下方向に細長く構成される。昇降台45は、第1マスト41及び第2マスト42の間に架け渡され、昇降可能である。第1ベルト81は、平面視において軌道4の幅方向中央よりも左右一側の位置で、昇降台45の台車走行方向前側の端部を吊り下げる。第2ベルト82は、平面視において、軌道4の幅方向中央よりも、第1ベルト81が昇降台45を吊り下げる側と反対側の位置で、昇降台45の台車走行方向後側の端部を吊り下げる。第1駆動ユニット63は、軌道4よりも下方、かつ、第1マスト41よりも台車走行方向前方に配置され、第1ベルト81を巻き取る駆動力を発生させる。第2駆動ユニット64は、軌道4よりも下方、かつ、第2マスト42よりも台車走行方向後方に配置され、第2ベルト82を巻き取る駆動力を発生させる。
これにより、2つのベルト81,82によって昇降台45を対角状に吊り下げる構成となるので、昇降台45のバランスを容易に確保することができる。また、2つの駆動ユニット63,64で2つのベルト81,82をそれぞれ駆動する構成とし、2つの駆動ユニット63,64が、軌道4の下方に、かつ、2つのマスト41,42の前後に振り分けて配置されているので、全体としてコンパクトな配置を実現できるとともに、重量バランスを良好にすることができる。
また、本実施形態の懸垂式クレーン1においては、第1ベルト81で昇降台45が吊り下げられる位置(吊り位置81e)と、第2ベルト82で昇降台45が吊り下げられる位置(吊り位置82e)とが、上部フレーム35の中心位置35cに関して対称である。
これにより、2つのベルト81,82によって昇降台45を対称的に吊り下げる構成となるので、昇降台45のバランスが更に良好である。
また、本実施形態の懸垂式クレーン1において、第1駆動ユニット63は、第1電動モータ71と、第1電動モータ71の出力軸71aに連結される第1減速機73と、を備える。第1電動モータ71の出力軸71aと第1減速機73の出力軸73aとが平行である。第2駆動ユニット64は、第2電動モータ72と、第2電動モータ72の出力軸72aに連結される第2減速機74と、を備える。第2電動モータ72の出力軸72aと第2減速機74の出力軸74aとが平行である。
これにより、第1減速機73及び第2減速機74として簡素な構成のもの(例えば、遊星歯車機構)を使用することができるので、懸垂式クレーン1の軽量化を容易に実現することができる。
また、本実施形態の懸垂式クレーン1において、第1電動モータ71は、平面視において、第1減速機73を挟んで、第1ベルト81が昇降台45を吊り下げる側と反対側に配置される。第2電動モータ72は、平面視において、第2減速機74を挟んで、第2ベルト82が昇降台45を吊り下げる側と反対側に配置される。
これにより、ベルト81,82で昇降台45を吊り下げる位置を軌道4の左右中央から左右何れかに寄った位置に定めた上で、減速機73,74及び電動モータ71,72を上記のように配置することで、電動モータ71,72から減速機73,74を経由してベルト81,82に至る駆動伝達経路を、軌道4の左右中央を中心とした小さな左右幅に収めることが容易になる。従って、懸垂式クレーン1が通過できる通路の左右幅が小さい場合であっても、容易に対応することができる。更に、電動モータ71,72が前後方向に突出状に配置されないので、機体の前後方向での小型化も容易である。
次に、上記実施形態の第1変形例及び第2変形例を説明する。図4は、第1変形例の懸垂式クレーン1aを示す斜視図である。図5は、第2変形例の懸垂式クレーン1bを示す斜視図である。なお、これらの変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図4に示す第1変形例の懸垂式クレーン1aにおいて、2つの駆動ユニット63,64は、減速機73,74の下面に、電動モータ71,72を取り付けた構成となっている。電動モータ71,72の出力軸71a,72aは、モータハウジングから上方に突出して、減速機73,74に差し込まれている。電動モータ71,72の出力軸71a,72aは、減速機73,74の出力軸73a,74aの出力軸と垂直になっている。
図5に示す第2変形例の懸垂式クレーン1bにおいて、2つの駆動ユニット63,64は、減速機73,74において上部フレーム35から遠い側を向く面に、電動モータ71,72を取り付けた構成となっている。電動モータ71,72の出力軸71a,72aは、モータハウジングから、上部フレーム35に近づく向きに突出して、減速機73,74に差し込まれている。電動モータ71,72の出力軸71a,72aは、減速機73,74の出力軸73a,74aの出力軸と垂直になっている。
第1変形例及び第2変形例の何れにおいても、減速機73,74としては、例えばベベルギアを用いたものとすることが考えられる。
以上に説明したとおり、図4の構成の懸垂式クレーン1aにおいて、第1電動モータ71の出力軸71aが上下方向を向いている。第1電動モータ71の出力軸71aと第1減速機73の出力軸73aとが垂直である。第2電動モータ72の出力軸72aが上下方向を向いている。第2電動モータ72の出力軸72aと第2減速機74の出力軸74aとが垂直である。
これにより、電動モータ71,72から減速機73,74を経由してベルト81,82に至る駆動伝達経路を、軌道4の左右中央を中心とした小さな左右幅に収めることが容易になる。更に、機体の前後方向での小型化も容易である。
また、図5の構成の懸垂式クレーン1bにおいて、第1電動モータ71の出力軸71aが軌道4に平行である。第1電動モータ71の出力軸71aと第1減速機73の出力軸73aとが垂直である。第2電動モータ72の出力軸72aが軌道4に平行である。第2電動モータ72の出力軸72aと第2減速機74の出力軸74aとが垂直である。
この構成においても、上記の駆動伝達経路を、軌道の左右中央を中心とした小さな左右幅に収めることが容易になる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
電動モータ71,72の出力軸71a,72aと、減速機73,74の出力軸73a,74aと、が互いに同軸でなくても良い。例えば、外歯車又はベルトによる減速機を用いて、出力軸同士を互いに平行に配置することが考えられる。
走行台車21,22の前及び後は、どのような基準で定められても良い。例えば、走行台車21,22が主に走行する方向を前と定めることが考えられる。
懸垂式クレーンが、2台ではなく1台の走行台車により走行する構成であっても良い。
ベルト81,82ではなく、例えばワイヤによって昇降台45を吊り下げても良い。
1,1a,1b 懸垂式クレーン
21,22 走行台車
35 上部フレーム
41 第1マスト
42 第2マスト
45 昇降台
63 第1駆動ユニット(第1駆動源)
64 第2駆動ユニット(第2駆動源)
81 第1ベルト(第1吊下部材)
82 第2ベルト(第2吊下部材)

Claims (6)

  1. 天井から吊下げ状に設置される軌道を走行する懸垂式クレーンであって、
    前記軌道を走行する走行台車と、
    前記走行台車の下部に取り付けられ、その長手方向を前記軌道に沿わせて配置される上部フレームと、
    前記上部フレームに取り付けられ、上下方向に細長い第1マストと、
    前記第1マストよりも台車走行方向後方の位置で前記上部フレームに取り付けられ、上下方向に細長い第2マストと、
    前記第1マスト及び前記第2マストの間に架け渡される昇降可能な昇降台と、
    平面視において前記軌道の幅方向中央よりも左右一側の位置で、前記昇降台の台車走行方向前側の端部を吊り下げる第1吊下部材と、
    平面視において、前記軌道の幅方向中央よりも、前記第1吊下部材が前記昇降台を吊り下げる側と反対側の位置で、前記昇降台の台車走行方向後側の端部を吊り下げる第2吊下部材と、
    前記軌道よりも下方、かつ、前記第1マストよりも台車走行方向前方に配置され、前記第1吊下部材を巻き取る駆動力を発生させる第1駆動源と、
    前記軌道よりも下方、かつ、前記第2マストよりも台車走行方向後方に配置され、前記第2吊下部材を巻き取る駆動力を発生させる第2駆動源と、
    を備えることを特徴とする懸垂式クレーン。
  2. 請求項1に記載の懸垂式クレーンであって、
    平面視において、前記第1吊下部材で前記昇降台が吊り下げられる位置と、前記第2吊下部材で前記昇降台が吊り下げられる位置とが、前記上部フレームの中心位置に関して対称であることを特徴とする懸垂式クレーン。
  3. 請求項1又は2に記載の懸垂式クレーンであって、
    前記第1駆動源は、第1電動モータと、前記第1電動モータの出力軸に連結される第1減速機と、を備え、
    前記第1電動モータの出力軸と前記第1減速機の出力軸とが平行であり、
    前記第2駆動源は、第2電動モータと、前記第2電動モータの出力軸に連結される第2減速機と、を備え、
    前記第2電動モータの出力軸と前記第2減速機の出力軸とが平行であることを特徴とする懸垂式クレーン。
  4. 請求項3に記載の懸垂式クレーンであって、
    前記第1電動モータは、平面視において、前記第1減速機を挟んで、前記第1吊下部材が前記昇降台を吊り下げる側と反対側に配置され、
    前記第2電動モータは、平面視において、前記第2減速機を挟んで、前記第2吊下部材が前記昇降台を吊り下げる側と反対側に配置されることを特徴とする懸垂式クレーン。
  5. 請求項1又は2に記載の懸垂式クレーンであって、
    前記第1駆動源は、第1電動モータと、前記第1電動モータの出力軸に連結される第1減速機と、を備え、
    前記第1電動モータの出力軸が上下方向を向いており、
    前記第1電動モータの出力軸と前記第1減速機の出力軸とが垂直であり、
    前記第2駆動源は、第2電動モータと、前記第2電動モータの出力軸に連結される第2減速機と、を備え、
    前記第2電動モータの出力軸が上下方向を向いており、
    前記第2電動モータの出力軸と前記第2減速機の出力軸とが垂直であることを特徴とする懸垂式クレーン。
  6. 請求項1又は2に記載の懸垂式クレーンであって、
    前記第1駆動源は、第1電動モータと、前記第1電動モータの出力軸に連結される第1減速機と、を備え、
    前記第1電動モータの出力軸が前記軌道に平行であり、
    前記第1電動モータの出力軸と前記第1減速機の出力軸とが垂直であり、
    前記第2駆動源は、第2電動モータと、前記第2電動モータの出力軸に連結される第2減速機と、を備え、
    前記第2電動モータの出力軸が前記軌道に平行であり、
    前記第2電動モータの出力軸と前記第2減速機の出力軸とが垂直であることを特徴とする懸垂式クレーン。
JP2017183928A 2017-09-25 2017-09-25 懸垂式クレーン Pending JP2019059568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017183928A JP2019059568A (ja) 2017-09-25 2017-09-25 懸垂式クレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017183928A JP2019059568A (ja) 2017-09-25 2017-09-25 懸垂式クレーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019059568A true JP2019059568A (ja) 2019-04-18

Family

ID=66177060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017183928A Pending JP2019059568A (ja) 2017-09-25 2017-09-25 懸垂式クレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019059568A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10291609A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Nissei Build Kogyo Co Ltd スタッカクレーンの昇降駆動装置
JP2008074547A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Murata Mach Ltd 昇降装置
JP2009121583A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Itoki Corp 動力伝動装置及び自動倉庫用昇降式移載装置
WO2016031352A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 村田機械株式会社 仕分けシステムと仕分け方法
JP2016121001A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社ダイフク 物品搬送用容器昇降搬送装置
JP2017088316A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 村田機械株式会社 自動倉庫システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10291609A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Nissei Build Kogyo Co Ltd スタッカクレーンの昇降駆動装置
JP2008074547A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Murata Mach Ltd 昇降装置
JP2009121583A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Itoki Corp 動力伝動装置及び自動倉庫用昇降式移載装置
WO2016031352A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 村田機械株式会社 仕分けシステムと仕分け方法
JP2016121001A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社ダイフク 物品搬送用容器昇降搬送装置
JP2017088316A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 村田機械株式会社 自動倉庫システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109641595B (zh) 有轨台车系统以及有轨台车
CN102923427B (zh) 物品运送设备
JP6222135B2 (ja) 自動倉庫
TWI714809B (zh) 搬送系統
WO2015194264A1 (ja) キャリアの一時保管装置及び一時保管方法
JP5110051B2 (ja) 昇降機構付き軌道走行台車
CN101312894A (zh) 堆垛器
KR102206058B1 (ko) 반송 시스템
KR102509136B1 (ko) 반송 시스템
JP5184184B2 (ja) 上下コンベア間の荷移載装置
JP6156409B2 (ja) 搬送装置
JPWO2015194267A1 (ja) キャリアの搬送システムと搬送方法
WO2015194265A1 (ja) キャリアの一時保管装置と一時保管方法
KR20140141827A (ko) 반송대차 및 이를 이용하는 반송시스템
JP2016003069A (ja) コンテナ昇降搬送装置
KR102531954B1 (ko) 보관 시스템
JP2013237516A (ja) カゴ台車用移載装置
JP2019059568A (ja) 懸垂式クレーン
JPH01294121A (ja) コンテナ移載装置
JP4962535B2 (ja) 昇降装置
KR20210092269A (ko) 보관 시스템
EP3875331B1 (en) Vehicle system
KR101676718B1 (ko) 스토커
CN207390306U (zh) 一种物料倍速链输送装置
JP2003002410A (ja) 自動倉庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211208