JP2019057413A - コネクタおよびコネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭幅のコネクタハウジングにも適応し完全嵌合状態にあることを正しく保証するCPAを備えたコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ10は、ハウジング20及びCPA50を有する。CPA50は、第1位置と相手コネクタ60寄りの第2位置との間でスライドして、第2位置にあることをもって完全嵌合状態にあることを保証する。また、ハウジング20は、CPA50のスライドを可能にする。ここで、CPA50は、前方に突き出たビーム部53を有する。また、ハウジング20は、第1位置にあるCPA50のビーム部53に当接してCPA50の第2位置へのスライドを抑制する当接部24を有する。CPA50は、完全嵌合時の相手コネクタ60によってビーム部53の当接部24への当接が解除され、第2位置へのスライドが許容される。【選択図】図6

Description

本発明は、いわゆるCPA(Connector Position Assurance)を備えたコネクタおよびコネクタ組立体に関する。
従来より、CPAと呼ばれるコネクタ位置保証デバイスを備えたコネクタが知られている。このコネクタ位置保証デバイスは、このコネクタ位置保証デバイスを備えたコネクタと相手コネクタとが完全嵌合した後に初めて特定の位置に移動できるデバイスである。このコネクタ位置保証デバイスは、特定の位置に移動していることをもって完全嵌合状態にあることを保証する役割を担っている。
特許文献1には、相手コネクタと組み合う嵌合部にコネクタ位置保証デバイスのスライドを案内するレールを設け、相手コネクタとの完全嵌合時にコネクタ位置保証デバイスをスライド可能としたコネクタが開示されている。
特開2003−264039号公報
コネクタ位置保証デバイスを備えたコネクタについても、小型化が要請されている。この要請に応え、上掲の特許文献1に開示された構造を踏襲して特に狭幅のコネクタを実現しようとすると、コネクタハウジングのラッチ幅およびコネクタ位置保証デバイスの幅が狭くなる。この結果、コネクタ位置保証デバイスのビーム部の幅も狭くなるのでビーム部による係止力が低下し、コネクタ位置保証デバイスが不用意に前方へ移動するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、狭幅のコネクタハウジングにも適応し完全嵌合状態にあることを正しく保証するコネクタ位置保証デバイスを備えたコネクタおよびコネクタ組立体を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のコネクタは、
第1位置と、第1位置よりも嵌合時の相手コネクタ寄りの第2位置との間でスライドして、第2位置にあることをもって相手コネクタと完全嵌合した状態にあることを保証するコネクタ位置保証デバイスと、
コネクタ位置保証デバイスの第1位置と第2位置との間のスライドを可能にするハウジングとを備え、
コネクタ位置保証デバイスが、基部と、基部から相手コネクタに向かう前方に突き出たビーム部とを有し、
ハウジングが、相手コネクタとの非嵌合時において第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスのビーム部に当接してコネクタ位置保証デバイスの第2位置へのスライドを抑制する当接部を有するとともに、その当接部とは別に、第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスが第2位置に向かってスライドを開始する際の抵抗力を上げるスライド抵抗部を有し、
コネクタ位置保証デバイスが、完全嵌合時の相手コネクタにビーム部が押されてビーム部の当接部への当接が解除され、第2位置へのスライドが許容されることを特徴とする。
本発明のコネクタにおけるコネクタ位置保証デバイスのビーム部は、相手コネクタに向かう前方に突き出た形状を有する。このため、ハウジングの当接部に当接しているビーム部に大きな力がかかるとビーム部に異常な変形が生じてビーム部の当接が外れ、コネクタ位置保証デバイスがスライドするおそれがある。そこで、ハウジングに上記のスライド抵抗部を設けることで、コネクタ位置保証デバイスに大きな力がかかった場合であっても完全嵌合前のスライドが回避される。また、このスライド抵抗部を設けると、完全嵌合後のスライドにおいてクリック感を得ることができる。
ここで、本発明のコネクタにおいて、上記ハウジングが、コネクタ位置保証デバイスをスライドの向きにくぐらせる開口が形成されたゲート部を有し、
上記スライド抵抗部が、上記ゲート部に形成された、コネクタ位置保証デバイスに向かって突き出て第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスに干渉する垂下部からなる構造であってもよい。
スライド抵抗部は、具体的には、上記垂下部により構成することができる。
また、本発明のコネクタは、上記のゲート部および垂下部を備えた構成において、さらに、コネクタ位置保証デバイスの基部が外力を受けて弾性変形する構造を有するとともに、その基部が、垂下部とは逆向きに突き出てコネクタ位置保証デバイスが第1位置にあるときに垂下部に干渉する突起部を有し、
コネクタ位置保証デバイスの第2位置へのスライドが許容された後においてコネクタ位置保証デバイスが第2位置へのスライド操作を受けたときに、上記突起部が上記垂下部に押下されて上記基部が一旦弾性変形し、コネクタ位置保証デバイスが第2位置に向かって移動して突起部が垂下部による押下から解放されると、操作者にクリック感を与えながら該基部が弾性変形を解消することが好ましい。
操作者にクリック感を与えることにより、操作者に完全嵌合までの操作が完了したことを実感させることができる。
また、本発明のコネクタ組立体は、
互いに組み合う第1コネクタと第2コネクタを有し、
第1コネクタが、
第1位置と、第1位置よりも嵌合時の相手コネクタ寄りの第2位置との間でスライドして、第2位置にあることをもって相手コネクタと完全嵌合した状態にあることを保証するコネクタ位置保証デバイスと、
コネクタ位置保証デバイスの第1位置と第2位置との間のスライドを可能にするハウジングとを備え、
コネクタ位置保証デバイスが、基部と、基部から相手コネクタに向かう前方に突き出たビーム部とを有し、
ハウジングが、相手コネクタとの非嵌合時において第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスのビーム部に当接してコネクタ位置保証デバイスの第2位置へのスライドを抑制する当接部を有するとともに、その当接部とは別に、第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスが第2位置に向かってスライドを開始する際の抵抗力を上げるスライド抵抗部を有し、
第2コネクタが、第1コネクタとの完全嵌合時にビーム部を押してビーム部の当接部への当接を解除し、コネクタ位置保証デバイスの第2位置へのスライドを許容する当接解除部を有することを特徴とする。
以上の本発明によれば、狭幅のコネクタハウジングにも適応し完全嵌合状態にあることを正しく保証するコネクタ位置保証デバイスを備えたコネクタおよびコネクタ組立体を実現することができる。
互いに組み合う第1コネクタ(図1(A))と第2コネクタ(図1(B))の斜視図である。 CPAの斜視図である。 第1コネクタと第2コネクタを嵌合の向きに向き合わせた、嵌合開始前の状態を示した図である。 第1コネクタと第2コネクタの、嵌合途中の状態を示した図である。 第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合した状態を示した図である。 図5に示した完全嵌合状態において、さらにCPAを第2位置にスライドさせた状態を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、互いに組み合う第1コネクタ(図1(A))と第2コネクタ(図1(B))の斜視図である。この図1には、第1コネクタ10と第2コネクタ60の両者とも、互いが組み合う嵌合部を斜め前方に向けた姿勢の斜視図が示されている。ここで、第1コネクタ10は、本発明のコネクタの一例に相当し、第2コネクタ60は、本発明にいう相手コネクタの一例に相当する。また、第1コネクタ10と第2コネクタ60の組合せが、本発明のコネクタ組立体の一例に相当する。
第1コネクタ10は、ハウジング20と、そのハウジング20内に配置された雌型コンタクト30とを備えている。この雌型コンタクト30にはケーブル40が接続されている。また、この第1コネクタ10はさらに、CPA50を備えている。このCPA50は、この図1(A)に示す第1位置と、この第1位置よりもハウジング20に対し矢印Xの向き、すなわち嵌合時の第2コネクタ60に近づく向きにスライドした第2位置との間でスライドする。CPA50の詳細は後述する。
この第1コネクタ10のハウジング20には、第2コネクタ60との嵌合を担う嵌合部21と、CPA50のスライドを案内する案内部22と、ゲート部23とを有する。
また、第2コネクタ60は、ハウジング70と、そのハウジング70内に配置された雄型コンタクト80とを備えている。また、この第2コネクタ60のハウジング70には、ロック部を兼ねる当接解除部71とロック溝72が設けられている。これらの作用については後述する。第1コネクタ10と第2コネクタ60が組み合うと、第2コネクタ60の雄型コンタクト80が第1コネクタ10の雌型コンタクト30に入り込んで両者が電気的に接続される。
図2は、CPAの斜視図である。
このCPA50には、操作部51と、基部52と、ビーム部53とが形成されている。
操作部51は、ユーザにより操作される部分である。この操作部51は、その位置を視認することによって、CPA50が完全嵌合を表わす第2位置にあるか否かを指し示す指標としての役割も担っている。
また、基部52は、第1コネクタ10のハウジング20に支持されるとともに、そのスライドが案内される部分である。この基部52は、4本の梁52aで形成されていて、弾性変形することができる形状となっている。この基部52には、上向きに突出した第1突起521が設けられている。この第1突起521は、本発明にいう突起部の一例に相当する。第1突起521の作用については後述する。
また、このCPA50のビーム部53は、基部52から図1(A)に示す矢印Xの向きに突出して、その先端部分がハウジング20の嵌合部21にまで達している。そして、このビーム部53の先端531よりも後方の位置に、上方に突き出た第2突起532が形成されている。この第2突起532がビーム部53の先端531よりも後方の位置に形成されていることから、このビーム部53には、その第2突起532と先端531との間に、段部533が形成されている。
このCPA50は、第1コネクタ10と第2コネクタ60の嵌合前においては、第1コネクタ10のハウジング20に対し、図1(A)に示す第1位置に配置されている。すなわち、このCPA50は、ハウジング20の上部に置かれ、操作部51を後方とし、ハウジング20の、開口が形成されたゲート部23の開口をくぐって前方(矢印Xの向き)に延びる。さらに、そのCPA50のビーム部53が、ハウジング20の嵌合部21にまで延びている。そして、そのビーム部53の先端近傍に設けられている第2突起532が、ハウジング20の嵌合部21の上面側に突き出るように設けられている当接部24に突き当てられている。この当接部24は、後方斜め上に片持ち梁形状に延びたロックアーム部25の上端に位置する。CPA50はこの突き当てにより、操作部51が前方(矢印Xの向き)に押されても図1(A)に示した第1位置からスライドすることはできず、この第1位置に留まることになる。CPA50の第2突起532の、ハウジング20の当接部24への突き当ては、第1コネクタ10と第2コネクタ60が完全嵌合した時点における第2コネクタ60の当接解除部71(図1(B)参照)により解除される。詳細は後述する。
次に、第1コネクタ10と第2コネクタ60の嵌合の様子を順を追って説明する。その説明の中で、CPA50の動作や作用についても説明する。
図3は、第1コネクタと第2コネクタを嵌合の向きに向き合わせた、嵌合開始前の状態を示した図である。ここで、図3(A)は斜視図、図3(B)は、図3(B−2)に示す矢印A−Aに沿う断面図である。図3(B−2)は、図3(A)に示す第1コネクタと第2コネクタとからなるコネクタ組立体を矢印Fの向きに眺めた正面図である。
ここでは先ず、この図3を参照して、第1位置にあるCPA50とハウジング20との関係についてさらに説明する。
CPA50の基部52は、ハウジング20の上部に配置されている。案内部22は、基部52のスライドを案内する。
また、図3(B)に示すように、ハウジング20のゲート部23には、CPA50の基部52に設けられている、上に突き出た第1突起521の直ぐ前方に、下に突き出た垂下部231が形成されている。この垂下部231は、第1突起521と干渉し、CPA50が、ここに示す第1位置から前方(矢印Xの向き)にスライドしようとしたときの抵抗として作用している。
ここで、図1(A)に示すように、CPA50のビーム部53に設けられた第2突起532がハウジング20の当接部24に当接し、これにより、CPA50の前方(矢印Xの向き)へのスライドが阻止されている。しかしながら、本実施形態のビーム部52は前方に向かって細く延びた形状を有している。ここで、この第2突起532と当接部24との当接のみでCPA50のスライドを阻止する構造を採用したとする。その場合、操作部51が強い力で押されたときにビーム部53に異常な変形が生じるおそれがある。そして、その異常な変形が生じると、第1コネクタ10と第2コネクタ60の完全嵌合よりも前の段階であっても、CPA50が前方(矢印Xの向き)にスライドしてしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、第1位置にあるCPA50が押されたときに、図3(B)に示す、第1突起521と垂下部231との干渉が抵抗となって押された力を分散し、ビーム部53の異常な変形の発生を防止してCPA50を第1位置に押しとどめている。
図4は、第1コネクタと第2コネクタの、嵌合途中の状態を示した図である。ここで、図4(A),(B)は、図3(A),(B)にそれぞれ対応する、斜視図および断面図である。
この図4には、第2コネクタ60の当接解除部71が、第1コネクタ10のハウジング20の上面に設けられた、後方斜め上に延びるロックアーム25に接した状態が示されている。
第1コネクタ10と第2コネクタ60の嵌合がこの図4に示した状態からさらに進むと、当接解除部71が、斜め上に延びるロックアーム25を押し下げてロックアーム25を弾性的に撓ませる。すると、そのロックアーム25の当接部24が、CPA50のビーム部53の先端の段部533を下に押し、これによりビーム部53も弾性的に押し下げられる。そして、嵌合の最終段階において、押し下げた当接部24の上を当接解除部71が通過する。
図5は、第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合した状態を示した図である。ここで、図5(A),(B)は、図3(A),(B)にそれぞれ対応する、斜視図および断面図である。
当接解除部71が当接部24の上を通過すると、当接部24と当接解除部71の前後方向(矢印X方向)の位置が入れ替わることになる。第2コネクタ60のハウジング70の当接解除部71に隣接した位置にはロック溝72が形成されている。このため、当接解除部71が当接部24の上を通り過ぎると、ロックアーム25の弾性変形が解除されて当接部24がロック溝72に入り込む。これにより、第1コネクタ10と第2コネクタ60が完全嵌合するとともに、これらの当接部24と当接解除部71との係合により、第1コネクタ10と第2コネクタ60が完全嵌合状態にロックされる。
ただし、この図5に示す完全嵌合状態では、当接解除部71は、CPA50のビーム部53の第2突起532の上に位置する。このため、ビーム部53は、当接解除部71により押し下げられた状態のままとなる。
図6は、図5に示した完全嵌合状態において、さらにCPAを第2位置にスライドさせた状態を示した図である。ここで、図6(A),(B)は、図3(A),(B)にそれぞれ対応する、斜視図および各断面図である。
この図6では、CPA50は、図3等に示した第1位置よりも前方(矢印Xの向き)にスライドした第2位置にある。
図5に示した通り、完全嵌合状態においてCPA50が未だ第1位置にあるときは、CPA50のビーム部53は押し下げられたままとなっている。つまり、ビーム部53の当接部24との当接は解除されている。したがって、この段階では、CPA50の前方(矢印Xの向き)への移動の妨げとなるのは、図5(B)に示す第1突起521と垂下部231との干渉だけとなる。そこで、次に、CPA50の操作部51を、それらの干渉に打ち勝つだけの強さで、前方(矢印Xの向き)に押す。すると、CPA50の第1突起521がが垂下部231に押下されて基部52が一旦弾性変形し、CPA50がハウジング20の案内部22に案内されながら第2位置に向かって移動して第1突起521が垂下部231による押下から解放されると、操作者にクリック感を与えながら基部52の弾性変形が解消され、図6に示す第2位置まで、前方(矢印Xの向き)にスライドする。
このように、CPA50は、第1コネクタ10と第2コネクタ60が完全嵌合状態となって始めて、第2位置に移動することができる。この第2位置においては、ロックアーム25の操作部26の下面261がCPA50の基部52の上面522に当接することで、ロックアーム25の押下が阻止される。すなわち、CPA60が第2位置にスライドした状態にあることをもって、完全嵌合状態にあることが保証されることになる。
なお、ここでは、第1コネクタ10と第2コネクタ60の嵌合とCPA50のスライドとを分けて説明してきた。ただし、本実施形態の場合、完全嵌合に至る前の段階からCPA50の操作部51を押しながら嵌合させることも可能である。その場合、CPA50の操作部51を押すことによって嵌合が進み、完全嵌合の直後にCPA50が第2位置にスライドする。
完全嵌合状態にある第1コネクタ10と第2コネクタ60を分離させるときは、CPA50の操作部51を後方(矢印Xとは逆の向き)に引き、第1コネクタ10のハウジング20のロックアーム25の操作部26を指などで押し下げて当接部24と当接解除部71のロックを解除する。このロック解除により、第1コネクタ10と第2コネクタ60が分離される。
このように、本実施形態は、CPA50のビーム部53に当接する当接部24を備えるとともに、その当接部24とは別にスライド抵抗部(ゲート部23の垂下部231)を備えている。このため、CPA50のビーム部53が狭幅であっても、CPA50の第2位置へのスライドにより完全嵌合状態にあることが正しく保証される。
10 第1コネクタ
20 ハウジング
21 嵌合部
23 ゲート部
231 垂下部
24 当接部
25 ロックアーム
30 雌型コンタクト
40 ケーブル
50 CPA
51 操作部
52 基部
52a 梁
521 第1突起
522 上面
53 ビーム部
531 ビーム部の先端
532 第2突起
533 段部
60 第2コネクタ
70 ハウジング
71 当接解除部
72 ロック溝
80 雄型コンタクト

Claims (4)

  1. 第1位置と、該第1位置よりも嵌合時の相手コネクタ寄りの第2位置との間でスライドして、該第2位置にあることをもって相手コネクタと完全嵌合した状態にあることを保証するコネクタ位置保証デバイスと、
    前記コネクタ位置保証デバイスの前記第1位置と前記第2位置との間のスライドを可能にするハウジングとを備え、
    前記コネクタ位置保証デバイスが、基部と、該基部から相手コネクタに向かう前方に突き出たビーム部とを有し、
    前記ハウジングが、相手コネクタとの非嵌合時において前記第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスの前記ビーム部に当接して該コネクタ位置保証デバイスの前記第2位置へのスライドを抑制する当接部を有するとともに、該当接部とは別に、該第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスが該第2位置に向かってスライドを開始する際の抵抗力を上げるスライド抵抗部を有し、
    前記コネクタ位置保証デバイスが、完全嵌合時の相手コネクタに前記ビーム部が押されて該ビーム部の前記当接部への当接が解除され、前記第2位置へのスライドが許容されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングが、前記コネクタ位置保証デバイスをスライドの向きにくぐらせる開口が形成されたゲート部を有し、
    前記スライド抵抗部が、前記ゲート部に形成された、前記コネクタ位置保証デバイスに向かって突き出て前記第1位置にある該コネクタ位置保証デバイスに干渉する垂下部からなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタ位置保証デバイスの基部が外力を受けて弾性変形する構造を有するとともに、該基部が、前記垂下部とは逆向きに突き出て該コネクタ位置保証デバイスが前記第1位置にあるときに該垂下部に干渉する突起部を有し、
    前記コネクタ位置保証デバイスの前記第2位置へのスライドが許容された後において該コネクタ位置保証デバイスが該第2位置へのスライド操作を受けたときに、前記突起部が前記垂下部に押下されて前記基部が一旦弾性変形し、該コネクタ位置保証デバイスが該第2位置に向かって移動して該突起部が該垂下部による押下から解放されると、操作者にクリック感を与えながら該基部が弾性変形を解消することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 互いに組み合う第1コネクタと第2コネクタを有し、
    前記第1コネクタが、
    第1位置と、該第1位置よりも嵌合時の相手コネクタ寄りの第2位置との間でスライドして、該第2位置にあることをもって相手コネクタと完全嵌合した状態にあることを保証するコネクタ位置保証デバイスと、
    前記コネクタ位置保証デバイスの前記第1位置と前記第2位置との間のスライドを可能にするハウジングとを備え、
    前記コネクタ位置保証デバイスが、基部と、該基部から相手コネクタに向かう前方に突き出たビーム部とを有し、
    前記ハウジングが、相手コネクタとの非嵌合時において前記第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスの前記ビーム部に当接して該コネクタ位置保証デバイスの前記第2位置へのスライドを抑制する当接部を有するとともに、該当接部とは別に、該第1位置にあるコネクタ位置保証デバイスが該第2位置に向かってスライドを開始する際の抵抗力を上げるスライド抵抗部を有し、
    前記第2コネクタが、前記第1コネクタとの完全嵌合時に前記ビーム部を押して該ビーム部の前記当接部への当接を解除し、前記コネクタ位置保証デバイスの前記第2位置へのスライドを許容する当接解除部を有することを特徴とするコネクタ組立体。
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