JP2019057127A - 予約システム、予約方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の販売機会の損失を抑制することが可能な予約システムを提供する。【解決手段】予約システムは、予約された数量よりも多い数量の商品を発注する発注部と、発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替える振替部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、予約システム、予約方法およびプログラムに関する。
近年、コンビニエンスストアなどの店舗では、インターネットを介して商品の予約が行われている。商品の購入を希望する利用者は、スマートフォンなどの利用者端末から店舗の予約サイトにアクセスし、予約サイトにおいて商品の予約を行うことができる。例えば、特許文献1には、おにぎり、弁当、麺類などの日配品の予約を予約サイトで受け付け、予約された商品を利用者が店舗で受け取ることができる予約システムが記載されている。
特開2013−156714号公報
ところで、店舗の発注担当者は、商品を製造する製造業者に対して所定の発注期限までに発注を行う必要がある。特許文献1に記載の予約システムでは、商品の発注期限までに予約の受付が締め切られてしまうため、商品の販売機会の損失を招き得る。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、商品の販売機会の損失を抑制することが可能な予約システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、予約された数量よりも多い数量の商品を発注する発注部と、発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替える振替部とを備えることを特徴とする予約システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、予約された数量よりも多い数量の商品を発注するステップと、発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替えるステップとを備えることを特徴とする予約方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、コンピュータに、予約された数量よりも多い数量の商品を発注するステップと、発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替えるステップとを実行させることを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、商品の販売機会の損失を抑制することが可能な予約システムが提供される。
第1実施形態に係る予約システムの概要を説明するための図である。 第1実施形態に係るネットワーク構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る予約システムのブロック図である。 第1実施形態に係る予約システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る運用スケジュールを説明するための図である。 第1実施形態に係る在庫情報の一例である。 第1実施形態に係る予約システムの動作を表すフローチャートである。 第2実施形態に係る予約システムの動作を表すフローチャートである。 第3実施形態に係る予約システムの概略構成図である。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る予約システムの概要を説明するための図である。本実施形態に係る予約システム100は、商品の予約を行うためのシステムであって、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの店舗10で利用される。ここで予約には、売買契約の締結だけでなく、販売前に代金の全額または一部を支払う販売形態(予約販売)が含まれ得る。商品は、例えば弁当、惣菜などの賞味期限が短い日配品であり得るが、これに限定されない。商品は、季節商品などの販売期間が限られた商品でもあってもよい。インターネット40上には、商品の予約サイト41が開設されている。利用者20は、スマートフォンなどの利用者端末21から予約サイト41にアクセスし、商品の予約を行うことができる。予約サイト41は、例えば店舗10のフランチャイザー(フランチャイズ本部)により運営される。
予約サイト41に入力された予約情報は、店舗10の予約システム100に送信される。店舗10では、発注担当者が予約情報に基づいて商品の発注数を決定し、商品を製造する工場30に対して商品の発注を行う。工場30には、予約システム100と通信可能に接続された工場端末31が設置されている。予約システム100から工場端末31に発注情報が送信されると、工場30で商品の製造が開始され、出来上がった商品は所定の納期までに店舗10に配送される。利用者20は、受取日に店舗10を訪れ、予約した商品32を店頭で引き取る。
図2は、本実施形態に係るネットワーク構成を示すブロック図である。予約システム100は、インターネット40を介して、利用者端末21、工場端末31、センターサーバ42、決済システム50と接続されている。また、予約システム100は、店舗10のPOS(Point Of Sales)システム110と接続されており、POSシステム110との間でデータを共有することができる。
利用者端末21には、商品の予約を利用するためのアプリケーションプログラム(以下、予約アプリ)が予めインストールされている。予約アプリは、インターネット40を介してセンターサーバ42からダウンロードされてもよい。利用者20は予約アプリを起動することで、予約システム100により提供されるサービスを受けることができる。利用者端末21は、スマートフォンの他、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯電話などであり得る。
工場端末31は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置であって、工場30内に設置される。工場端末31は、予約システム100からの発注を受け付け、例えば商品名、数量、納期などをディスプレイに表示する。工場30および工場端末31の数は限定されず、異なる複数の工場30にそれぞれ工場端末31が設置されていてもよい。なお、工場端末31がSCM(Supply Chain Management)システムの一部として構成されている場合、予約システム100は、工場を指定することなくSCMシステムに対して商品の発注を行うことができる。SCMシステムとは、複数の企業間で統合的に構築された物流システムのことである。
センターサーバ42は、いわゆるクラウドサーバであって、例えば店舗10のフランチャイズ本部により運営される。センターサーバ42は、例えば予約サイト41に掲載する商品情報、会員登録された利用者20のアカウント情報などを管理する。利用者20は、予約サイト41の利用に際し、予約アプリの会員登録画面から会員登録を行い、アカウントを事前に作成しておく。アカウント情報には、アカウントID、パスワード、氏名、メールアドレスの他、電子マネーカード、クレジットカードなどの決済用の情報が含まれる。利用者20は、予約アプリの予約画面から予約サイト41にアクセスし、商品名、数量、受取日、受取店舗など指定して注文を行うことができる。センターサーバ42は、注文内容をデータベースに格納するとともに、指定された店舗10の予約システム100に予約情報を転送する。
決済システム50は、電子マネーで商品の代金決済を行うためのシステムである。電子マネーとしては、例えばnanaco(登録商標)、WAON(登録商標)、Edy(登録商標)などが挙げられる。予約サイト41において商品の予約がなされると、センターサーバ42は、商品を予約した利用者20(予約者)の電子マネーカードの情報を決済システム50に送信する。決済システム50は、利用者20の電子マネーカードの残高から商品の代金を引き落とす。なお、決済システム50は、電子マネーに限定されず、クレジットカードで商品の代金決済を行うものであってもよい。電子マネーカードの残高が不足する場合に、クレジットカードから所定の金額が自動的にチャージされるように設定されてもよい。
POSシステム110は、POS端末、POSサーバなどから構成され、店舗10の在庫管理、売上管理などを行う。POS端末は、ディスプレイ、キーボード、バーコードスキャナ、自動釣銭・釣札機などを備え、レジでの精算に用いられる。POS端末は、商品に付されたバーコードを読み取り、商品の識別情報を取得することができ、取得された識別情報をPOSサーバに送信する。POSサーバは、識別情報に関連付けられて商品情報が登録された商品マスタファイルを有し、POS端末からの識別情報に基づいて、商品の売上および在庫を管理する。POSシステム110は、予約システム100と連携することにより、予約された商品について売上および在庫の管理を行うことができる。POS端末は、さらにカードリーダを備え、利用者20の電子マネーカードから読み取った情報を予約システム100に送信することもできる。
図3は、本実施形態に係る予約システムのブロック図である。予約システム100は、受付部101、発注部102、記憶部103、振替部104、決済部105を備える。受付部101は、センターサーバ42を介して、利用者端末21から商品の予約を受け付ける。受付部101は、例えば商品の店頭販売が開始されるまで予約を受け付ける。受付部101は、センターサーバ42から受信された予約情報を記憶部103に記憶する。予約情報は、商品名、数量、受取日などを含み得る。
発注部102は、商品毎に、予約された数量(予約数)よりも多い数量の商品を発注する。予約数を超える分の商品は、店頭販売用に確保されたものである。すなわち、商品の発注に際し、予約数に店頭販売用の数量が上乗せされる。発注部102は、工場端末31に送信した発注情報を記憶部103に記憶する。発注情報は、商品名、数量、納期などを含み得る。発注部102は、気象予報、カレンダー情報、イベント情報、過去の販売実績、予約状況などに基づいて商品の販売数量を予測する予測機能を有していてもよい。
記憶部103は、予約情報および発注情報の他、商品の在庫情報を記憶する。本実施形態では、発注された商品は、必ず納期内に納品され、欠品は生じないものとする。したがって、店舗10に納品された商品のみならず、納品予定の商品、すなわち発注を受けて工場30で製造中または店舗10へ配送中の商品も店舗10の在庫として扱われる。記憶部103は、在庫情報として、発注された商品毎に、予約された商品(以下、予約商品)と、店頭販売用の商品(以下、通常商品)とに区分して記憶する。また、記憶部103は、商品を予約した利用者20のアカウント情報なども記憶する。
振替部104は、商品の予約状況に応じて、在庫情報の商品の区分を変更する。例えば、振替部104は、商品の発注期限後に商品が予約された場合、予約された数量に応じて通常商品を予約商品に振り替える。また、振替部104は、予約された商品がキャンセルされた場合、キャンセルされた数量に応じて予約商品を販売委託商品に振り替える。販売委託商品は、キャンセル時刻およびキャンセルを行った予約者のアカウント情報(識別情報)と関連付けられて記憶部103に記憶される。販売委託商品は、商品の予約者から店頭販売を委託された商品であって、通常商品と同様に店頭販売される。
決済部105は、商品が予約された際に商品の決済処理を行う。決済処理として、決済部105は、予約者の電子マネーカード番号、商品の代金などの決済情報を決済システム50に送信する。決済システム50により、利用者20の電子マネーカードの残高から商品の代金が引き落とされる。決済処理された商品は、店舗10の売上として計上される。
図4は、本実施形態に係る予約システムのハードウェア構成を示すブロック図である。予約システム100は、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113、通信I/F(Interface)114、記憶装置115、入力装置116、ディスプレイ117を備える。CPU111は、ROM113、記憶装置115に記憶されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、予約システム100の各部を制御する機能を有する。また、CPU111は、受付部101、発注部102、振替部104、決済部105の機能を実現するプログラムを実行する。
RAM112は、揮発性メモリから構成され、CPU111の動作に必要なメモリ領域を提供する。ROM113は、不揮発性メモリから構成され、予約システム100を動作させるために必要なプログラム、データなどを記憶する。通信I/F114は、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)などの規格に基づいて他の装置との通信を行うためのモジュールである。
記憶装置115は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などであって、記憶部103の機能を実現する記憶領域を提供する。入力装置116は、キーボード、マウス、タッチパネルなどであって、店舗10の担当者などが予約システム100を操作するために用いられる。ディスプレイ117は、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどであって、商品の発注画面、在庫情報などを表示するために用いられる。
なお、図4に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。例えば、一部の機能がネットワークを介して他の装置により提供されてもよく、本実施形態を構成する機能が複数の装置に分散されて実現されるものであってもよい。
図5は、本実施形態に係る運用スケジュールを説明するための図である。ここでは、商品として、4月6日(前日)の11時が発注期限であり、4月7日(当日)の10時が納品期限である弁当を例に挙げて説明する。店舗10では数種類の弁当が販売され得るが、説明を簡単にするために、店舗10で販売される弁当はすべて同じ種類であるものとする。弁当の価格は500円とする。
弁当の予約が開始された日時から、前日の11時までは弁当の発注期間である。この発注期間において、店舗10では、4月7日のお昼分の弁当の予約が行われる。利用者Aは、自身の利用者端末21で予約アプリを起動し、予約サイト41から弁当を予約する。同様に、利用者Bも、自身の利用者端末21で予約アプリを起動し、予約サイト41から弁当を予約する。弁当の代金は、予約時に各利用者の電子マネーカードで決済される。発注期間内に弁当の予約を行った利用者A、Bに対しては特典が付与される。特典は、例えば電子マネーとして利用できるクーポンまたはポイントであって、例えば弁当1個当たり30円分のクーポンが付与される。
店舗10では、発注期間の終わりにおいて、工場30に対して弁当の発注を行う。店舗10の発注担当者は、発注期間内の予約数などの予約状況に基づいて、弁当の発注数を決定する。例えば、発注期間内に50個の弁当が予約された場合、店舗10での店頭販売用としてさらに30個の弁当を加え、合計80個の弁当を工場30に発注する。発注直後における弁当の在庫は、図6(a)に示すように、通常弁当が30個、予約弁当が50個となる。図6において、括弧内の数字は在庫数を表す。
前日の11時から当日の10時までは製造・配送期間である。すなわち、製造・配送期間中に、工場30で弁当の製造が行われ、物流業者により工場30から店舗10に弁当が配送される。利用者Cは、自身の利用者端末21で予約アプリを起動し、予約サイト41から弁当を予約する。製造・配送期間に弁当が予約された場合、予約システム100では、店頭販売用に発注しておいた通常弁当が予約弁当に振り替えられる。例えば、製造・配送期間内に10個の弁当が予約された場合、図6(b)に示すように、振替後の弁当の在庫は、通常弁当が20個、予約弁当が60個となる。図6において、斜線部分は振り替えられた弁当の在庫を表す。
また、利用者Bは、自身の利用者端末21で予約アプリを起動し、予約サイト41から予約した商品のキャンセルを行う。製造・配送期間に弁当がキャンセルされた場合、予約システム100では、予約弁当が販売委託弁当に振り替えられる。例えば、製造・配送期間内に10個の弁当が予約され、さらに5個の弁当がキャンセルされた場合、図6(c)に示すように、弁当の在庫は、通常弁当が20個、予約弁当が55(=10+45)個、販売委託弁当が5個となる。
当日の10時から15時までは店頭販売期間である。すなわち、店舗10では、当日の10時に弁当の店頭販売および店頭引き取りが開始される。通常弁当と委託販売弁当は店頭に陳列され、予約弁当はバックヤードなどに取り置きされる。販売委託弁当は、通常弁当に優先して店頭販売されてもよい。例えば、通常弁当と委託販売弁当の両方の在庫があり、店頭で弁当が売れた場合には、通常弁当ではなく委託販売弁当が売れたものとして、委託販売弁当の在庫数を減少させる。
利用者Aは、予約した弁当を引き取るために店舗10を訪れる。店舗10では、利用者Aにより提示された電子マネーカードの情報に基づいて利用者Aを認証し、弁当を利用者Aに引き渡す。当日の12時(第1の引取期限)までに弁当の引取を行った利用者Aに対してはクーポンが付与されるとともに、引取の確認通知が送信される。ここでは、例えば弁当1個当たり20円分のクーポンが付与される。同様に、利用者Cは、予約した弁当を引き取るために店舗10を訪れる。店舗10では、利用者Cにより提示された電子マネーカードの情報に基づいて利用者Cを認証し、弁当を利用者Cに引き渡す。当日の12時以降に商品の引取を行った利用者Cに対してはクーポンが付与されず、引取の確認通知のみが送信される。
第1の引取期限は、昼休みの開始時間に合わせて設定するとよい。一般に、昼休み中は店舗10が混雑するため、弁当を早く引き取りに来た予約者にクーポンを付与することで、昼休み前に弁当を引き取りに来る予約者が増加するものと見込まれる。したがって、昼休み中の混雑を緩和することができる。
予約システム100では、当日の13時(第2の引取期限)に予約弁当が販売委託弁当に自動的に振り替えられる。すなわち、弁当の予約者が当日の13時までに予約弁当の引取を行っていない場合には、予約者から弁当の店頭販売が委託されたものとみなされる。店舗10では、当日の13時に、予約弁当として取り置きされていた弁当を店頭に陳列して店頭販売を開始する。自動振替前の弁当の在庫の一例を図6(d)に示し、自動振替後の弁当の在庫の一例を図6(e)に示す。
図6において、店舗10の在庫である弁当は実線で表され、引取または店頭販売された(すなわち店舗10の在庫でなくなった)弁当は破線で表される。当日の10時から13時までの間に、予約弁当の在庫(55個)のうちの50個の予約弁当の引き取りが行われたものとし、さらに、販売委託弁当の在庫(5個)のすべてと、通常弁当の在庫(20個)のうちの10個が店頭で売れたものとする。この場合、図6(d)に示すように、自動振替(13時)直前の弁当の在庫は、通常弁当が10個、予約弁当が5個、販売委託弁当が0個となる。そして、図6(e)に示すように、自動振替直後の弁当の在庫は、通常弁当が10個、予約弁当が0個、販売委託弁当が5個となる。
店頭で販売委託弁当が売れた場合、予約システム100は、キャンセルを行った利用者Bに対して返金処理を行う。例えば、弁当1個当たり、弁当の代金から販売委託手数料として100円を差し引いた400円が利用者Bに返金される。返金処理は、クーポンまたはポイントを利用者Bに付与することにより行われる。また、返金処理は、キャンセルを行った利用者が複数いる場合、キャンセルを先に行った購入者から順に行われる。例えば、利用者Bよりも先に利用者Dがキャンセルを行っていた場合には、まず利用者Dに対して返金処理が行われる。そして、利用者Dがキャンセルした予約弁当の数量よりも、店頭で売れた販売委託弁当の数量が上回った場合に、利用者Bに対して返金処理が行われる。
当日の15時に店頭販売期間は終了する。当日の15時は弁当の賞味期限であり、賞味期限を過ぎた弁当は、店頭から回収、破棄される。当日の13時から15時までの間に、販売委託弁当の在庫(5個)のすべてと、通常弁当の在庫(10個)のうちの8個が店頭で売れたものとする。この場合、図6(f)に示すように、弁当の在庫は、通常弁当が2個、予約弁当が0個、販売委託弁当が0個となる。売れ残った2個の通常弁当は廃棄ロスとなる。
図7は、本実施形態に係る予約システムの動作を表すフローチャートである。まず、受付部101は、商品の予約を受け付ける(ステップS101)。予約サイト41において利用者端末21から予約注文が入力されると、受付部101は、センターサーバ42から商品の予約情報および利用者20のアカウント情報を受信する。受付部101は、商品毎に予約数を集計して記憶部103に記憶する。アカウント情報は、予約情報と関連付けられて記憶部103に記憶される。商品は、予約された時点で決済され、店舗10の売上として計上される。決済処理は、センターサーバ42が行ってもよく、決済部105が行ってもよい。
次に、発注部102は、商品の発注期限が到来したか否かを判断する(ステップS102)。発注期限は、例えば図5の例のように、商品が店頭販売される前日の11時である。発注期限が到来していないと判断された場合(ステップS102でNO)、受付部101は、引き続き予約を受け付ける(ステップS101に戻る)。
発注期限が到来したと判断した場合(ステップS102でYES)、発注部102は、商品の発注を行う(ステップS103)。店舗10の発注担当者により発注情報が入力されると、発注部102は、当該発注情報を工場端末31に送信する。発注部102は、予測機能に基づく発注情報を自動的に作成して画面表示し、発注担当者により承認または修正された発注情報を工場端末31に送信するように構成されてもよい。
発注部102は、発注情報に基づいて商品毎の在庫情報を記憶部103に記憶する(ステップS104)。例えば、記憶部103には、予約商品の在庫数(50個)と、通常商品の在庫数(30個)が区分して記憶される(図6(a)参照)。この時点における商品の売上数は50個である。
受付部101は、商品の発注期限後においても、引き続き商品の予約を受け付ける(ステップS105)。すなわち、ステップS101と同様に、受付部101は、センターサーバ42から商品の予約情報および利用者20のアカウント情報を受信する。受付部101は、商品毎に予約数を集計して記憶部103に記憶する。
また、受付部101は、予約された商品のキャンセルを受け付ける(ステップS106)。予約サイト41において利用者端末21からキャンセルが入力されると、受付部101は、センターサーバ42から、キャンセルされた商品名、数量を含むキャンセル情報および利用者20のアカウント情報を受信する。なお、キャンセル受付処理(ステップS106)は、商品の発注期限前においても実行されてよい。
振替部104は、予約情報またはキャンセル情報に基づき記憶部103に記憶された商品の在庫情報を変更する(ステップS107)。具体的には、振替部104は、予約された商品の数量に応じて通常商品を予約商品に振り替える。図6(b)の例では、通常商品のうち10個が予約商品に振り替えられる。商品の売上数は10個増加して60個となる。また、振替部104は、キャンセルされた商品の数量に応じて予約商品を販売委託商品に振り替える。図6(c)の例では、予約商品のうち5個が販売委託商品に振り替えられる。商品の売上数は変わらず60個である。さらに、振替部104は、予約商品をキャンセルした利用者の識別情報とキャンセル時刻とを販売委託商品に関連付けて記憶部103に記憶する。
次に、受付部101は、商品の店頭販売が開始されたか否かを判断する(ステップS108)。具体的には、受付部101は、店頭販売の開始時刻が到来したか否かを判断する。開始時刻は、例えば図5の例のように、午前10時である。店頭販売が開始されていないと判断された場合(ステップS108でNO)、予約受付から在庫振替までの処理(ステップS105〜S107)が繰り返される。
店頭販売が開始されたと判断された場合(ステップS108でYES)、決済部105は、予約商品の引取が行われたか否かを判断する(ステップS109)。利用者20は予約商品の引取を行う際に、電子マネーカードを店員に提示する。店員が電子マネーカードをPOS端末で読み込むと、電子マネーカードの情報がPOSシステム110から予約システム100に送信される。決済部105は、電子マネーカードの情報、記憶部103に記憶されたアカウント情報および予約情報を用いて利用者20が予約者であることを認証する。利用者20が認証されると、店員は、取り置きしておいた予約商品をバックヤードなどから取り出し、予約商品に付されたバーコードをPOS端末で読み込む。バーコードに基づき識別された商品の情報がPOSシステム110から予約システム100に送信されると、決済部105は、取り出された予約商品が、利用者20が予約した商品と一致することを確認する。店員は、確認された予約商品を利用者20に引き渡し、予約商品の引取が完了したことを示す情報をPOS端末に入力する。これにより、商品を引き取った利用者20の情報、引き取られた予約商品名、数量、引取日時などの引取情報がPOSシステム110から予約システム100に送信される。決済部105は、引取情報に基づき予約商品の引取が行われたか否かを判断することができる。
予約商品の引取が行われた場合(ステップS109でYES)、決済部105は、利用者20に対して引取通知を行う(ステップS110)。例えば、決済部105は、利用者20の利用者端末21に予約商品の引取が完了した旨の確認メッセージを送信する。確認メッセージは、例えば電子メールまたはプッシュ通知により送信され得る。また、振替部104は、引き取られた数量に応じて、予約商品の在庫を減少させる。予約商品の引取が行われていない場合(ステップS109でNO)引取通知処理(ステップS110)は実行されない。
次に、決済部105は、販売委託商品が店頭で売却されたか否かを判断する(ステップS111)。店員は、商品を売却する際に、商品に付されたバーコードをPOS端末で読み込む。バーコードに基づき識別された商品の情報がPOSシステム110から予約システム100に送信される。決済部105は、売却された商品をPOSシステム110からの情報に基づいて特定し、特定された商品の在庫のうち販売委託商品に区分された在庫がある場合に、販売委託商品が店頭で売却されたと判断することができる。
販売委託商品が店頭で売却された場合(ステップS111でYES)、決済部105は、予約者に対して返金処理を行う(ステップS112)。決済部105は、記憶部103から販売委託商品に関連付けられた情報を取得し、キャンセルを行った予約者の識別情報およびキャンセル時刻に基づいて、予約者間におけるキャンセル順を把握する。決済部105は、返金処理の対象となる予約者をキャンセル順に従って決定し、決定された予約者に対して商品の代金の少なくとも一部、例えば、商品の代金から販売委託手数料を差し引いた金額を返金する。決済部105は、委託手数料を売上として計上する。さらに、決済部105は、ステップS110と同様に、返金処理の対象となった予約者に対して引取通知を行う。また、振替部104は、キャンセル時刻が早いものから販売されたものとして、販売委託商品の在庫を減算させる。すなわち、キャンセル時刻によって販売委託商品内で減算の順番が管理される。売却された数量が販売委託商品の在庫よりも多い場合には、さらに通常商品の在庫が減算される。販売委託商品が店頭で売却されていない場合(ステップS111でNO)、返金処理(ステップS112)は実行されない。
次に、受付部101は、予約商品の在庫があるか否かを判断する(ステップS113)。すなわち、受付部101は、記憶部103から在庫情報を取得し、予約商品の在庫が0個である場合には(ステップS113でNO)、ステップS118に進む。一方、受付部101は、予約商品の在庫が1個以上である場合には(ステップS113でYES)、予約された商品のキャンセルを受け付ける(ステップS114)。キャンセル受付処理および在庫振替処理(ステップS114、S115)は、上述のステップS106、S107と同様であるため、その説明を省略する。
次に、振替部104は、予約商品の引取期限が到来したか否かを判断する(ステップS116)。引取期限は、例えば図5の例のように、13時である。引取期限が到来していないと判断された場合(ステップS116でNO)、引取判断から在庫振替までの処理(ステップS109〜S115)が繰り返される。
引取期限が到来したと判断された場合(ステップS116でYES)、振替部104は、予約商品の自動キャンセルを行う(ステップS117)。具体的には、振替部104は、予約商品の在庫のすべてを販売委託商品に振り替える。図6(e)の例では、予約商品の在庫(5個)が販売委託商品に振り替えられる。また、10個の通常弁当が店頭販売で売れたため、商品の売上数は70個である。
次に、受付部101は、商品の販売期限が到来したか否かを判断する(ステップS118)。販売期限は、例えば図5の例のように、15時である。販売期限が到来していないと判断された場合(ステップS118でNO)、引取判断から自動キャンセルまでの処理(ステップS109〜S117)が繰り返される。
販売期限が到来したと判断された場合(ステップS118でYES)、受付部101は、商品の破棄通知を行う(ステップS119)。受付部101は、売れ残った販売委託商品の予約者の利用者端末21に対して、販売委託商品が売れ残ったため代金は返金されず、販売委託商品は廃棄される旨の確認メッセージを送信する。なお、図6(f)に示すように、販売委託商品がすべて売却された場合には、廃棄通知は行われない。売れ残った通常商品は、廃棄ロスとして店舗10の損失に計上される。
本実施形態によれば、店頭販売用に発注された通常商品の在庫を予約商品の在庫に振り替えることで、商品の発注期限後においても予約を受け付けることができる。これにより、商品の販売機会の損失を抑制することが可能となる。また、予約はキャンセルが可能であり、キャンセルされた商品については、委託販売商品として店頭販売され、商品が店頭で売却されれば商品の代金が返金される。したがって、利用者が商品の予約を気軽に行うことができる。このように予約の利便性を高めることで、店舗の売上を向上させることができる。
さらに、発注期限前に商品を予約した利用者に対してクーポンなどの特典を付与することで、発注期限までに受ける商品の予約数が増加するものと見込まれる。これにより、実際の販売数を精度良く予測することができるため、発注数の不足による欠品や発注数の過多による廃棄ロスを低減することが可能となる。
[第2実施形態]
本実施形態に係る予約システムは、利用者20に商品の在庫情報を提供することが可能である。以下、本実施形態に係る予約システムについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8は、本実施形態に係る予約システムの動作を表すフローチャートである。予約受付から在庫記憶までの処理(ステップS201〜S204)は、第1実施形態におけるステップS101〜S104と同様であるため、その説明を省略する。ステップS205において、受付部101は、商品の在庫情報を外部に提供する。まず、受付部101は、記憶部103に記憶されている在庫情報から商品毎に通常商品の数量を取得する。図6(a)の例では、通常商品の数量として30個が取得される。
次に、受付部101は、取得された通常商品の数量に基づいて予約用の在庫情報を生成する。例えば、受付部101は、通常商品の数量を、予約が可能な最大の数量として予約用の在庫情報に含める。また、受付部101は、通常商品の数量を閾値と比較して、「残りわずか」または「在庫あり」を示す情報を予約用の在庫情報に含めてもよい。受付部101は予約用の在庫情報をセンターサーバ42に送信し、センターサーバ42は予約用の在庫情報に基づく情報を予約サイト41に表示する。図6(a)の例では、予約サイト41に表示される商品の在庫は30個である。続く予約受付から店頭販売開始の判断までの処理(ステップS206〜S209)は、第1実施形態におけるステップS105〜S108と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS210において、受付部101は、商品の在庫情報を外部に提供する。ここでの処理は、上述のステップS205と同様であり、受付部101は、予約用の在庫情報をセンターサーバ42に送信し、センターサーバ42は予約用の在庫情報に基づく情報を予約サイト41に表示する。図6(d)および図6(e)の例では、予約サイト41に表示される商品の在庫は10個である。続く予約商品引取の判断から廃棄通知までの処理(ステップS211〜S221)は、第1実施形態におけるステップS109〜S119と同様であるため、その説明を省略する。
なお、上述の説明では、受付部101が予約システム100の外部に在庫情報を提供する提供部を兼ねるものとしたが、この構成に限定されない。予約システム100には、受付部101とは別に提供部が設けられてもよい。
本実施形態によれば、利用者20が予約サイト41において店舗10の商品の在庫を確認することができるため、さらに予約の利便性を高め、店舗の売上を向上させることができる。
[第3実施形態]
図9は、第3実施形態に係る予約システムの概略構成図である。予約システム100は、発注部102、振替部104を備える。発注部102は、予約された数量よりも多い数量の商品を発注する。振替部104は、発注された商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、商品の発注期限後に予約された商品の数量に応じて、通常商品を予約商品に振り替える。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、予約システム100は、POSシステム110に統合されたシステムとして構成されてもよい。また、予約商品を販売委託商品に振り替える自動キャンセル処理(図7のステップS117など)は任意であってよく、例えば利用者20により事前に設定された情報に基づいて、自動キャンセル処理を行うか否かが判断されてもよい。自動キャンセル処理を行わないように設定することで、第2の引取期限が過ぎた後でも予約商品のキャンセルを行うことが可能となる。また、商品の決済は電子マネーカードに限らず、店舗10のレジにおいて現金で行われてもよい。この場合、オンライン上のクーポンまたはポイントに代えて、利用者20に渡されるレシートにクーポンが印刷され得る。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラム(より具体的には、図7、8に示す処理をコンピュータに実行させるプログラム)を記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
予約された数量よりも多い数量の商品を発注する発注部と、
発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替える振替部とを備えることを特徴とする予約システム。
(付記2)
前記通常商品の店頭販売が開始されるまで前記商品の予約を受け付ける受付部を備えることを特徴とする付記1に記載の予約システム。
(付記3)
前記振替部は、発注された前記商品の数量を、前記予約商品と、前記通常商品と、前記商品の予約者から店頭販売を委託された販売委託商品とに区分するとともに、前記予約者により前記予約商品がキャンセルされた場合、キャンセルされた前記予約商品の数量に応じて、前記予約商品を前記販売委託商品に振り替えることを特徴とする付記1または2に記載の予約システム。
(付記4)
前記販売委託商品は、前記通常商品に優先して店頭販売されることを特徴とする付記3に記載の予約システム。
(付記5)
前記販売委託商品が店頭で売却された場合、前記商品の代金の少なくとも一部を前記予約者に返金する返金処理を行う決済部を備えることを特徴とする付記3または4に記載の予約システム。
(付記6)
前記販売委託商品には、キャンセル時刻および前記予約者の識別情報が関連付けられ、前記決済部は、前記予約商品をキャンセルした前記予約者が複数いる場合、キャンセルを先に行った前記予約者から順に前記返金処理を行うことを特徴とする付記5に記載の予約システム。
(付記7)
前記決済部は、前記発注期限までに前記商品を予約した前記予約者、または所定の期限までに前記予約商品を引き取った前記予約者に対して特典を付与するための処理を行うことを特徴とする付記5または6に記載の予約システム。
(付記8)
前記決済部は、前記商品が予約された際に前記商品の売上を計上することを特徴とする付記5乃至7のいずれかに記載の予約システム。
(付記9)
前記振替部は、所定の期限までに前記予約商品が引き取られない場合、前記予約商品を前記販売委託商品に振り替えることを特徴とする付記3乃至8のいずれかに記載の予約システム。
(付記10)
前記通常商品の数量に基づく在庫情報を前記予約システムの外部に提供する提供部を備えることを特徴とする付記1乃至9のいずれかに記載の予約システム。
(付記11)
予約された数量よりも多い数量の商品を発注するステップと、
発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替えるステップと
を備えることを特徴とする予約方法。
(付記12)
コンピュータに、
予約された数量よりも多い数量の商品を発注するステップと、
発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替えるステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
10 店舗
100 予約システム
101 受付部
102 発注部
103 記憶部
104 振替部
105 決済部
110 POSシステム
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 通信I/F
115 記憶装置
116 入力装置
117 ディスプレイ
20 利用者
21 利用者端末
30 工場
31 工場端末
32 商品
40 インターネット
41 予約サイト
42 センターサーバ
50 決済システム

Claims (10)

  1. 予約された数量よりも多い数量の商品を発注する発注部と、
    発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替える振替部とを備えることを特徴とする予約システム。
  2. 前記通常商品の店頭販売が開始されるまで前記商品の予約を受け付ける受付部を備えることを特徴とする請求項1に記載の予約システム。
  3. 前記振替部は、発注された前記商品の数量を、前記予約商品と、前記通常商品と、前記商品の予約者から店頭販売を委託された販売委託商品とに区分するとともに、前記予約者により前記予約商品がキャンセルされた場合、キャンセルされた前記予約商品の数量に応じて、前記予約商品を前記販売委託商品に振り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の予約システム。
  4. 前記販売委託商品は、前記通常商品に優先して店頭販売されることを特徴とする請求項3に記載の予約システム。
  5. 前記販売委託商品が店頭で売却された場合、前記商品の代金の少なくとも一部を前記予約者に返金する返金処理を行う決済部を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の予約システム。
  6. 前記販売委託商品には、キャンセル時刻および前記予約者の識別情報が関連付けられ、前記決済部は、前記予約商品をキャンセルした前記予約者が複数いる場合、キャンセルを先に行った前記予約者から順に前記返金処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の予約システム。
  7. 前記決済部は、前記発注期限までに前記商品を予約した前記予約者、または所定の期限までに前記予約商品を引き取った前記予約者に対して特典を付与するための処理を行うことを特徴とする請求項5または6に記載の予約システム。
  8. 前記振替部は、所定の期限までに前記予約商品が引き取られない場合、前記予約商品を前記販売委託商品に振り替えることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の予約システム。
  9. 予約された数量よりも多い数量の商品を発注するステップと、
    発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替えるステップと
    を備えることを特徴とする予約方法。
  10. コンピュータに、
    予約された数量よりも多い数量の商品を発注するステップと、
    発注された前記商品の数量を、予約された予約商品と、店頭販売用の通常商品とに区分するとともに、前記商品の発注期限後に予約された前記商品の数量に応じて、前記通常商品を前記予約商品に振り替えるステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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