JP2019056148A - 高張力厚鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、特許文献3により開示された特性は鋼板についてのみであり、大入熱溶接を適用する際に問題となるHAZ靭性については何も検討されていない。
Ceq=[C%]+[Si%]/24+[Mn%]/6+[Ni%]/40+[Cr%]/5+[Mo%]/4+[V%]/14・・・式(1)
式(1)において[ ]付元素は、それぞれの元素の含有量(質量%)を表す。
(A)厚鋼板の低温靭性およびアレスト性の向上に最も有効な元素はNiであり、必要量添加する。
[2]複合介在物の周長に占めるMnSの割合が10%以上である。
[3]粒径0.5〜5.0μmの複合介在物の個数密度が10〜40個/mm2である。
(1)化学組成が、質量%で、C:0.05〜0.13%、Si:0.10〜0.50%、Mn:1.0〜1.6%、P:0.015%以下、S:0.001〜0.005%、Al:0.0028%以下、Cu:0.20〜0.50%、Ni:0.6〜2.0%、Cr:0.3〜1.0%、Mo:0.20〜0.8%、Nb:0.010〜0.030%、Ti:0.010〜0.030%、N:0.0020〜0.0040%、O:0.0015〜0.0035%、B:0.0005〜0.0020%、V:0〜0.05%、残部はFeおよび不純物であり、
以下の式(1)で定義される炭素当量Ceqが0.45〜0.60であり、
さらに、鋼中にTi酸化物の周囲にMnSが存在する複合介在物を含み、
前記複合介在物の断面における前記MnSの面積率が10〜50%であり、
その界面におけるMnSの割合が10%以上であり、
粒径0.5〜5.0umの前記複合介在物の個数密度が10〜40個/mm2であり、
その金属組織の平均有効結晶粒径が10μm以下である、引張強さ780MPa以上で板厚25mm以上の低温靭性、アレスト性およびHAZ靭性に優れる高張力厚鋼板。
Ceq=[C%]+[Si%]/24+[Mn%]/6+[Ni%]/40+[Cr%]/5+[Mo%]/4+[V%]/14・・・(1)
式(1)において[ ]付元素は、それぞれの元素の含有量(質量%)を表す。
該溶鋼を用いて連続鋳造法により鋳片を製造し、
該鋳片を950〜1100℃の温度に加熱および均熱してから、
900℃以下の温度範囲にて累積圧下率50%以上で所定の板厚に仕上げるように熱間圧延を行い、
該熱間圧延の直後に700℃以上の温度から直接焼入れをする、1または2項に記載の高張力厚鋼板の製造方法。
1.化学組成
本発明に係る高張力厚鋼板の化学組成を上述したように限定する理由を説明する。以降の説明では、化学組成または濃度に関する「%」は特に断りがない限り「質量%」を意味する。
(1−1)C:0.05〜0.13%
Cは、本発明に係る高張力厚鋼板の強度を決定する最も重要な元素である。C含有量が0.05%未満であると、必要とする780MPa以上の強度を得られない。したがって、C含有量は、0.05%以上であり、好ましくは0.06%以上であり、さらに好ましくは0.07%以上である。
Siは、溶鋼の予備脱酸に有効な元素であり、かつ高張力厚鋼板の靭性を悪くすることなく強度を向上させる効果がある。Si含有量が0.10%未満ではこれらの効果を十分に得られない。したがって、Si含有量は、0.10%以上であり、好ましくは0.12%以上であり、さらに好ましくは0.14%以上である。
Mnは、焼入れ性向上を通じて高張力厚鋼板の強度を向上させるために重要であるとともに、HAZ靭性の向上に好適な介在物形態を得るために必要である。したがって、Mn含有量は、1.0%以上であり、好ましくは1.1%以上であり、さらに好ましくは1.2%以上である。
Pは、結晶粒界に偏析して靱性を劣化させるため、P含有量はできるだけ低いことが好ましい。P含有量が0.015%を超えると靭性の劣化が著しい。したがって、P含有量は、0.015%以下であり、好ましくは0.007%以下であり、さらに好ましくは0.006%以下である。
Sは、酸化物の表面にMnSを析出させ、MnSと母材のマトリクス界面にMn欠乏領域を形成する。そのため、母材を溶接した場合、このMn欠乏領域から粒内フェライトが優先的に核生成するので、組織が微細化し、HAZ部の低温靭性を確保することができる。そのため、S含有量は0.001%以上である。
Alは、溶鋼の清浄度を得るために添加される元素である。しかし、Alは他の元素よりも優先的に酸化物を形成するため、本発明の低温靭性およびHAZ靭性の向上に寄与するTi系酸化物が得られなくなる。したがって、Al含有量は、0.0028%以下であり、好ましくは0.0022%以下であり、さらに好ましくは0.0021%以下である。
Cuは、溶接性や靭性を大きく損なうことなく、焼入れ性を向上させて高強度厚鋼板の強度を向上させることができる。したがって、Cu含有量は、0.20%以上であり、好ましくは0.22%以上であり、さらに好ましくは0.23%以上である。
Niは、焼入れ性を向上させて強度を得るだけでなく、同時に低温靭性およびアレスト性も向上できる有用な元素である。したがって、Ni含有量は、0.6%以上であり、好ましくは0.7%以上であり、さらに好ましくは0.8%以上である。
Crは、低温靭性およびアレスト性を損なうことなく、強度を向上させることができる。したがって、Cr含有量は、0.3%以上であり、好ましくは0.4%以上であり、さらに好ましくは0.5%以上である。
Moは、高強度厚鋼板の強度を向上させ、またBの添加による靭性の劣化を緩和する効果を有する。また、引張強さが780N/mm2を超える高張力厚鋼板の溶接では、溶接熱影響部による軟化が生じるが、Moは、溶接による熱によって析出物を形成して、軟化を抑制する効果を有する。これにより、高強度厚鋼板に衝撃が加わった際に軟化部への局所的な応力集中が緩和され、靭性の劣化が抑制される。したがって、Mo含有量は、0.20%以上であり、好ましくは0.3%以上であり、さらに好ましくは0.4%以上である。
Nbは、再結晶を遅延させることができ、低温で熱間圧延を行うことにより高密度の転位を導入して変態核生成サイトを増加できる。このため、組織微細化し、高強度厚鋼板の靭性およびアレスト性を向上することができる。したがって、Nb含有量は、0.010%以上であり、好ましくは0.012%以上であり、さらに好ましくは0.017%以上である。
Tiは、窒化物を生成して加熱時の結晶粒の粗大化を抑制するとともに、粒内変態核となる複合介在物の生成に必要である。しかし、Ti含有量が0.010%未満では、この作用が奏されない。したがって、Ti含有量は、0.010%以上であり、好ましくは0.011%以上であり、さらに好ましくは0.015%以上である。
Nは、Tiと窒化物を形成することにより加熱時の組織粗大化を抑制するため、高強度厚鋼板の靭性の向上に寄与する。したがって、N含有量は、0.0020%以上であり、好ましくは0.0024%以上であり、さらに好ましくは0.0025%以上である。
O(酸素)は、粒内変態核となる複合酸化物の生成に必須である。したがって、O含有量は、0.0015%以上であり、好ましくは0.0017%以上であり、さらに好ましくは0.0020%以上である。
Bは、少量で焼入れ性を向上することができるため、高強度厚鋼板の強度の向上に極めて有効である。さらに、溶接時はオーステナイト粒界に偏析し、粒界エネルギーを低下させることにより粒内から変態し、組織が微細化されるため、HAZ靭性の向上にも効果がある。したがって、B含有量は、0.0005%以上であり、好ましくは0.0006%以上であり、好ましくは0.0007%以上である。
(1−16)V:0〜0.05%
Vは、本発明では必要に応じて含有する任意元素であり、一般的に焼入れ性を向上させ、溶接時に析出することにより軟化を抑制することに有効である。しかし、V含有量が0.05%を超えると、析出物が粗大化して靭性が劣化する。したがって、V含有量は、0.05%以下であり、好ましくは0.04%以下であり、さらに好ましくは0.03%以下である。
さらに,本発明には所用の引張強さを確保するために、下記式(1)のように日本溶接協会規格(WES)で定義される焼入れ硬さの指標である炭素当量Ceqを0.45〜0.60とする。
Ceq=[C%]+[Si%]/24+[Mn%]/6+[Ni%]/40+[Cr%]/5+[Mo%]/4+[V%]/14・・・(1)
式(1)において[ ]付元素は、それぞれの元素の含有量(質量%)を表す。
上記以外の残部は、Feおよび不純物である。不純物としては、鉱石やスクラップ等の原材料に含まれるものや、製造工程において含まれるものが例示される。
さらに、本発明は、鋼板やHAZの組織微細化に寄与する複合介在物として、鋼中にTi酸化物の周囲にMnSが存在する複合介在物を含む。この複合介在物の断面におけるMnSの面積率、界面におけるMnSの割合、その介在物の粒径および個数密度が下記の範囲にある。
本発明では、任意の切断面に現出した複合介在物を分析し、その複合介在物の断面積におけるMnSの面積率を測定することにより、複合介在物中のMnS量を規定する。
複合介在物中のMnSは、Ti系酸化物の周囲に形成される。複合介在物の周長に占めるMnSの割合が10%未満であると、MnSとマトリクスとの界面に形成される初期Mn欠乏領域が小さく、溶接しても粒内フェライト核生成が十分でない。このため、良好な低温HAZ靭性を得ることができない。したがって、複合介在物のマトリクスとの周長に占めるMnSの割合は、10%以上であり、好ましくは14%以上であり、さらに好ましくは17%以上である。
さらに本発明は、アレスト性を確保するために有効結晶粒径のサイズは下記の範囲である。
次に、本発明に係る高張力厚鋼板は、上記のような化学組成を有していても、所用のアレスト性およびHAZ靭性を確保するためには、製造方法が適切でなければ、上記の複合介在物を得られない。
本発明に係る高張力圧鋼板の鋳片の製造では、鋼中介在物の制御のため、RH(Ruhrstahl-Hausen)真空脱ガス処理前に、Arガスを上部より溶鋼内に吹込み、溶鋼の表面のスラグと溶鋼を反応させる。これにより、スラグ内のトータルFe量を調整し、溶鋼内の酸素ポテンシャルを10〜30ppmに制御する。
その後、RH真空脱ガス処理により各元素を添加して成分調整を行い、連続鋳造により300mm厚の鋳片を鋳造する。
次に、工程Iにより得られた鋳片に、以下の工程II〜工程IVを順次行う。
工程II:950〜1100℃の温度域へ加熱、均熱化
工程III:900℃以下の温度範囲での累積圧下率が50%以上となるように所望の
板厚まで熱間圧延
工程IV:熱間圧延終了後、700℃以上の温度から強制冷却(直接焼入れ)
さらに必要に応じて、工程IVの後に工程Vを行ってもよい。
工程V:600〜650℃の温度での焼戻し
このようにして、本発明に係る高張力厚鋼板を製造することができる。さらに、本発明に係る高張力厚鋼板およびその製造方法を具体的に説明するが、これは、本発明の例示であり、これにより本発明が限定されるものではない。
・降伏強さ:合格基準無し。
・引張強さ:780MPa以上を合格とした。
・鋼板靭性:−60℃シャルピー吸収エネルギーが100J以上を合格とした。
・アレスト性:Kcaが200MPa・m1/2となる温度が−10℃以下を合格とした。
・HAZ部靭性:−40℃シャルピー吸収エネルギーが47J以上を合格とした。
得られた試験結果を表3,4に示す。
記号B02は、C含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B03は、Si含有量が本発明の範囲の下限を下回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B05は、Mn含有量が本発明の範囲の下限を下回り、MnS面積率およびMnS周長割合が不十分となったため、HAZ靭性が不足した。
記号B06は、Mn含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B08は、Cu含有量が本発明の範囲の下限を下回るため、引張強さが不足した。
記号B09は、Cu含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B11は、Cr含有量が本発明の範囲の下限を下回るため、引張強さが不足した。
記号B12は、Cr含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B13は、Mo含有量が本発明の範囲の下限を下回るため、引張強さが不足した。
記号B15は、Nb含有量が本発明の範囲の下限を下回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B16は、Nb含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B17は、V含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B19は、Ti含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B20は、N含有量が本発明の範囲の下限を下回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B21は、N含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B25は、B含有量が本発明の範囲の上限を上回るため、鋼板の靭性が不足した。
記号B26は、炭素当量Ceqが本発明の範囲の下限を下回るため、引張強さが不足した。
記号B28は、900℃以下の累積圧下率が本発明の範囲の下限を下回るため、アレスト性が不足した。
記号B30は、RH真空脱ガス処理前における溶鋼中の酸素ポテンシャルが本発明の範囲の上限を上回り、MnS面積率およびMnS周長割合が不十分となったため、HAZ靭性が不足した。
2 裏板
3 溶接ビード
4 鋼板
Claims (4)
- 化学組成が、質量%で、
C:0.05〜0.13%、
Si:0.10〜0.50%、
Mn:1.0〜1.6%、
P:0.015%以下、
S:0.001〜0.005%、
Al:0.0028%以下、
Cu:0.20〜0.50%、
Ni:0.6〜2.0%、
Cr:0.3〜1.0%、
Mo:0.20〜0.8%、
Nb:0.010〜0.030%、
Ti:0.010〜0.030%、
N:0.0020〜0.0040%、
O:0.0015〜0.0035%、
B:0.0005〜0.0020%、
V:0〜0.05%、
残部はFeおよび不純物であり、
以下の式(1)で定義される炭素当量Ceqが0.45〜0.60であり、
さらに、鋼中にTi酸化物の周囲にMnSが存在する複合介在物を含み、
前記複合介在物の断面における前記MnSの面積率が10〜50%であり、
その界面におけるMnSの割合が10%以上であり、
粒径0.5〜5.0umの前記複合介在物の個数密度が10〜40個/mm2であり、
その金属組織の平均有効結晶粒径が10μm以下である、引張強さ780MPa以上で板厚25mm以上の低温靭性、アレスト性およびHAZ靭性に優れる高張力厚鋼板。
Ceq=[C%]+[Si%]/24+[Mn%]/6+[Ni%]/40+[Cr%]/5+[Mo%]/4+[V%]/14・・・(1)
式(1)において[ ]付元素は、それぞれの元素の含有量(質量%)を表す。 - V:0.01〜0.05%を含有する、請求項1に記載の高張力厚鋼板。
- RH真空脱ガス処理前において、溶鋼中の酸素ポテンシャルを10〜30ppmとして、RH真空脱ガス処理において化学組成を調整して溶鋼を製造し、
該溶鋼を用いて連続鋳造法により鋳片を製造し、
該鋳片を950〜1100℃の温度に加熱および均熱してから、
900℃以下の温度範囲にて累積圧下率50%以上で所定の板厚に仕上げるように熱間圧延を行い、
該熱間圧延の直後に700℃以上の温度から直接焼入れをする、請求項1または2に記載の高張力厚鋼板の製造方法。 - 前記直接焼入れをした後にさらに600〜650℃の温度で焼戻し処理を施す、請求項3に記載の高張力厚鋼板の製造方法。
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