JP2005232515A - 大入熱溶接継手靭性に優れた厚鋼板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係る大入熱溶接継手靭性に優れた厚鋼板とは、C:0.01〜0.15%(「質量%」の意味。以下同じ。)、Si:0.80%以下(0%を含まない)、Mn:1.2〜2.40%、Ti:0.013〜0.10%、B:0.0015〜0.005%、N:0.0040〜0.0100%、O:0.0010〜0.005%、Al:0.010%未満(0%を含まない)、を満たし、残部が実質的に鉄および不可避不純物からなる鋼であり、金属組織の60面積%以上がベイナイトである。
Description
(1)Ni:3.0%以下(0%を含まない)、Cu:3.0%以下(0%を含まない)、Cr:2%以下(0%を含まない)およびMo:1.5%以下(0%を含まない)、よりなる群から選択される1種以上、
(2)Nb:0.10%以下(0%を含まない)および/またはV:0.10%以下(0%を含まない)、
(3)Ca:0.005%以下(0%を含まない)、Mg:0.005%以下(0%を含まない)、Zr:0.05%以下(0%を含まない)およびREM:0.02%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上、
等を含むものが好ましい。
Cは、母材の強度を確保するのに必要な元素であり、0.01%以上含有する必要がある。好ましくは0.03%以上であり、0.03%以上であれば溶接後の冷却時において粒内ベイナイトの生成を促進する効果も高まる。さらに好ましくは0.05%以上である。しかしC量が過剰になると、耐溶接割れ性やHAZ靭性が劣化するため、C量は0.15%以下に抑える必要がある。HAZ靭性をより高めるには、C量を0.13%以下に抑えることが好ましい。より好ましくは0.11%以下である。
Siは、予備脱酸剤として有用な元素であるが、過剰に含まれると母材靭性とHAZ靭性がともに低下する。よってSi量の上限は0.80%とする。好ましくは0.50%以下であり、より好ましくは0.30%以下である。
Mnは、焼入れ性を改善する作用を有すると共に、溶接後の冷却時においてHAZ部での粒内ベイナイトの生成を促進し、HAZ靭性を向上させる効果も有している。この様な効果を有効に発揮させるには、Mnを1.2%以上含有させる必要があり、好ましくは1.3%以上、より好ましくは1.5%以上である。しかし過剰に含有するとHAZ靭性が却って劣化するため、Mn量は2.40%以下に抑える必要がある。好ましくは2.0%以下であり、より好ましくは1.8%以下である。
Tiは、鋼板中に酸化物や窒化物(以下、「Ti系介在物」と総称する)を形成し、溶接後の冷却時においてHAZ部で粒内フェライトや粒内ベイナイトの生成を促進し、HAZ靭性を大幅に改善する効果を有する重要な元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、少なくとも0.013%含有させる必要がある。Ti含有量が高いと、Ti酸化物中に占めるTi含有量が高くなると共に、Ti窒化物の生成量も増えるため、粒内ベイナイトの生成がより促進されるため好ましく、こうした観点から0.015%以上含有させるのがよい。より好ましくは0.018%以上である。しかしTi量が過剰になると、HAZ靭性と母材靭性がともに劣化するので、0.10%以下に抑える必要がある。好ましくは0.050%以下、より好ましくは0.030%以下である。
Bは、鋼中に固溶して焼入れ性を高め、強度を確保するうえで有用な元素である。また溶接後の冷却時におけるHAZ部では、固溶B(フリーB)が粒界からのフェライト生成を抑制してHAZ靭性を改善する作用を有する。さらにHAZ部が冷却される際には、Bは鋼中に存在するフリーNと結合して窒化物を生成し、上記Ti酸化物と併せて複合析出することで、粒内フェライトと粒内ベイナイトの生成を飛躍的に促進する。こうした効果を有効に発揮させるには、0.0015%以上含有させることが好ましく、より好ましくは0.0020%以上、さらに好ましくは0.025%以上である。しかしB量が過多で固溶B量が多くなると、却って焼入れ性が低下すると共に、母材靭性やHAZ靭性も劣化する。よってB量は0.005%以下に抑える必要がある。好ましくは0.0050%以下、より好ましくは0.0040%以下、さらに好ましくは0.0035%以下である。
Nは、TiやBと結合して窒化物を形成し、溶接後の冷却時においてHAZ部で粒内フェライトや粒内ベイナイトの生成を促進し、HAZ靭性を改善するのに有効な元素である。この様な効果を有効に発揮させるには、0.0040%以上含有させる必要がある。好ましくは0.0040%を超えて含有させることが望ましく、より好ましくは0.0045%以上、さらに好ましくは0.0050%以上である。しかしN量が過剰になると、母材靭性とHAZ靭性がともに劣化するので、N量は0.0100%以下に抑える必要がある。好ましくは0.0040%以下であり、より好ましくは0.0035%以下である。
O(酸素)は、Ti酸化物を形成して溶接後の冷却時におけるHAZ部において、粒内ベイナイトの生成を促進するのに有効な元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、酸素を0.0010%以上含有させる必要があり、好ましくは0.0015%以上、より好ましくは0.0020%以上である。しかし酸素含有量が過剰になると、粗大な酸化物が生成し易くなり、却ってHAZ靭性を劣化させるので、0.005%以下に抑えなければならない。好ましくは0.0038%以下、より好ましくは0.0030%以下である。
Alは、強力な脱酸元素であり、Alが過剰に含まれていると酸化物中に占めるAlの割合が増大し、溶接後の冷却時におけるHAZ部において、粒内ベイナイトの生成を阻害するため、本発明の厚鋼板ではAl量は極力低減するのがよい。こうしたことから本発明ではAl含有量を0.010%未満に抑える。好ましくは0.007%以下であり、より好ましくは0.004%以下である。尚、上記「0%を含まない」とは、不純物として不可避的に混入することを意味し、Alを積極的に添加することを意味するものではなく、0.010%未満であれば許容できるという意味である。
P(リン)やS(硫黄)は、鋼板中に不可避不純物として存在する元素であり、溶接性や母材靭性を低下させる等の悪影響を及ぼすのでできるだけ低減することが好ましい。よってPは0.02%以下に抑えることが好ましく、より好ましくは0.020%以下、さらに好ましくは0.010%以下である。また、Sは、0.01%以下に抑えることが好ましく、より好ましくは0.010%以下、さらに好ましくは0.005%以下である。尚、上記「0%を含まない」とは、不純物として不可避的に混入することを意味し、PやSを積極的に添加することを意味するものではなく、夫々の上限までであれば許容できることを意味する。
(a)Ni:3.0%以下(0%を含まない)、Cu:3.0%以下(0%を含まない)、Cr:2%以下(0%を含まない)およびMo:1.5%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上、
(b)Nb:0.10%以下(0%を含まない)および/またはV:0.10%以下(0%を含まない)、
(c)Ca:0.005%以下(0%を含まない)、Mg:0.005%以下(0%を含まない)、Zr:0.05%以下(0%を含まない)およびREM:0.02%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上、
等を含むものであってもよい。この様な範囲を規定した理由は下記に示す通りである。
Ni,Cu,CrおよびMoは、何れも焼入れ性を向上させる有用な元素である。
Nbは、焼入れ性と焼き戻し軟化抵抗を効果的に高める元素である。しかしNb量が過剰になると、母材靭性とHAZ靭性がともに低下する。特に、NbはTi酸化物の周囲に偏析し易いため、溶接後の冷却時におけるHAZ部では、Ti酸化物を核とする粒内ベイナイトの生成を抑制するため、HAZ靭性を劣化させる原因となる。よってNbは、0.10%以下の範囲内で添加することが好ましい。より好ましくは0.050%以下であり、さらに好ましくは0.030%以下、特に好ましくは0.010%以下である。なお、Nbは少量の添加でその効果を発揮するが、より有効にその効果を発揮させるには0.003%以上含有させることが望ましい。
Ca:0.005%以下(0%を含まない)
Caは、MnS等の硫化物を球状化して介在物の異方性を低減し、HAZ靭性を向上させる効果を有する。しかしCaを過剰に添加すると、母材靭性とHAZ靭性が却って低下するので、上限は0.005%とすることが望ましい。より好ましくは0.0050%以下、さらに好ましくは0.003%以下である。なお、Caは、少量の添加でその効果を発揮するが、より有効にその効果を発揮させるには0.0005%以上含有させるのが好ましい。
Mgは、介在物を微細化して母材靭性やHAZ靭性を改善する効果を有する。しかし過剰に添加すると、母材靭性やHAZ靭性が却って劣化するので、0.005%以下の範囲内で添加するのが好ましい。より好ましくは0.0050%以下、さらに好ましくは0.003%以下である。なお、Mgは、少量の添加でその効果を発揮するが、より有効にその効果を発揮させるには、0.0002%以上含有させるのが好ましい。
Zrは、HAZ靭性を改善する効果を有するが、過剰に添加すると母材靭性やHAZ靭性が却って劣化するので、0.05%以下の範囲内で添加するのが好ましい。より好ましくは0.050%以下であり、さらに好ましくは0.03%以下である。なお、Zrは、少量の添加でその効果を発揮するが、より有効にその効果を発揮させるには0.005%以上含有させることが好ましい。
REM(希土類元素)は、HAZ靭性を改善する効果を有するが、過剰に添加すると母材靭性やHAZ靭性が却って劣化するので、0.02%以下の範囲内で添加することが好ましい。より好ましくは0.020%以下であり、さらに好ましくは0.03%以下である。なお、REMは、少量の添加でその効果を発揮するが、より有効にその効果を発揮させるには0.001%以上含有させるのが好ましい。
得られた鋼板から採取した試料を用い、上述した手順で固溶B量を算出した。算出結果を下記表3に示す。
得られた鋼板から採取した試料を用い、上述した手順でベイナイト分率を測定した。測定結果を下記表4に示す。
母材中に存在する介在物のサイズと個数は、以下の手法で測定した。
板厚の1/4の位置から、圧延方向に平行な断面が観察できるように試料を採取した。得られた試料を用いて、下記の通り、平均粒径が2μm以上の介在物と平均粒径が0.05〜1μmのTi系介在物の個数を測定した。ここで、平均粒径とは、粒径を円相当粒径に換算した値を意味する。
EPMA装置を用いて100mm2(即ち、10mm×10mm)の領域を倍率200倍で観察し、平均粒径が2μm以上の介在物の個数を測定した。尚、介在物のサイズは、円相当粒径を求めて平均粒径値とした(以下同じ)。
FE−SEM/EDX装置を用いて、平均粒径が0.05〜1μmの介在物20個について組成分析を行い、介在物20個のうちTi含有量が10質量%以上である介在物の割合を求めた。次に、0.1mm2の領域において、1000倍の反射電子像を用いて0.01mm2の任意の10視野を撮影し、画像解析装置により、平均粒径が0.05〜1μmの介在物の個数を測定し、該10視野の合計個数に前記Ti含有介在物の割合を乗し、更に1000倍することで1cm2あたりの平均粒径0.05〜1μmのTi系介在物の数を求めた。結果を下記表4に示す。
鋼板から、JIS4号試験片を採取して鋼板の引張強度とvE-40を測定した。引張強度が490MPa以上で、かつvE-40が47J以上であるものを、優れた母材特性を有していると評価し、この様に優れた母材特性が確保されているものについて、下記の通り、溶接継手靭性の評価を行った。結果を下記表4に示す。
鋼板から切り出した試験片(サイズ:12.5mm×32mm×55mm)を1400℃に加熱し、この温度で5秒間保持した後、800℃から500℃までを500秒間で冷却する熱サイクル(60kJ/mmの入熱でSAW溶接したときのHAZの熱履歴に相当)を施し、各試験片からシャルピー試験片を採取してvE-40を測定した。そしてvE-40が47J以上の場合を溶接継手靭性に優れていると評価した。結果を下記表4に示す。
Claims (6)
- C :0.01〜0.15%(「質量%」の意味。以下同じ。)、
Si:0.80%以下(0%を含まない)、
Mn:1.2〜2.40%、
Ti:0.013〜0.10%、
B :0.0015〜0.005%、
N :0.0040〜0.0100%、
O :0.0010〜0.005%、
Al:0.010%未満(0%を含まない)、
を満たし、残部が実質的に鉄および不可避不純物からなる鋼であり、金属組織の60面積%以上がベイナイトであることを特徴とする大入熱溶接継手靭性に優れた厚鋼板。 - 固溶B量が5ppm以上である請求項1に記載の厚鋼板。
- 更に他の元素として、
Ni:3.0%以下(0%を含まない)、
Cu:3.0%以下(0%を含まない)、
Cr:2%以下(0%を含まない)、および、
Mo:1.5%以下(0%を含まない)、
よりなる群から選択される1種以上を含む請求項1または2に記載の厚鋼板。 - 更に他の元素として、Nb:0.10%以下(0%を含まない)、および/または、V:0.10%以下(0%を含まない)、を含む請求項1〜3のいずれかに記載の厚鋼板。
- 更に他の元素として、
Ca :0.005%以下(0%を含まない)、
Mg :0.005%以下(0%を含まない)、
Zr :0.05%以下(0%を含まない)、および、
REM:0.02%以下(0%を含まない)、
よりなる群から選択される1種以上を含む請求項1〜4のいずれかに記載の厚鋼板。 - 鋼中に含まれる介在物のうち、
平均粒径が0.05〜1μmのTi系介在物が、倍率1000倍で観察したときに10000個/cm2以上であるとともに、
平均粒径が2μm以上の介在物が、倍率200倍で観察したときに2000個/cm2以下である請求項1〜5のいずれかに記載の厚鋼板。
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