JP2019054273A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦型トランジスタの出力容量及び出力電荷量を低減する半導体装置を提供する。【解決手段】実施形態の半導体装置は、第1及び第2の面を有する半導体層、第1導電型の第1の半導体領域、第1の半導体領域と第1の面との間の第2導電型の第2の半導体領域、第2の半導体領域と第1の面との間の第1導電型の第3の半導体領域、第1及び第2のゲート電極、第2の面と第1のゲート電極との間の第1のフィールドプレート電極と、第2の面と第2のゲート電極の間の第2のフィールドプレート電極と、第1のフィールドプレート電極と第1の半導体領域との間の第1の絶縁膜、第2のフィールドプレート電極と第1の半導体領域との間の第2の絶縁膜、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜との間の第1の半導体領域内に設けられた第2導電型の第4、第5、及び、第6の半導体領域と、を備え、第4、第5、及び、第6の半導体領域は第1の絶縁膜、又は、第2の絶縁膜に接する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
トランジスタの小型化又は高性能化のために、トレンチ内にゲート電極を埋め込んだ縦型トランジスタが用いられる。縦型トランジスタでは、ドレイン・ソース間耐圧(以下、単に「耐圧」とも表記)とオン抵抗とがトレードオフの関係にある。すなわち、オン抵抗を低減させるためにドリフト層の不純物濃度を増加させると耐圧が低下する。逆に、耐圧を向上させるためにドリフト層の不純物濃度を低下させると、オン抵抗が増大する。
耐圧とオン抵抗のトレードオフを改善する方法として、トレンチ内のゲート電極の下方にフィールドプレート電極を設ける構造がある。フィールドプレート電極によりドリフト層中の電界分布を変化させることで、ドリフト層の不純物濃度を維持したままで、縦型トランジスタの耐圧が向上する。
また、オン抵抗と耐圧の向上に加えて、寄生容量の低減が要求される。例えば、トランジスタのスイッチング効率を改善する観点から、出力容量(Coss)や、出力容量を充放電する際の出力電荷量(Qoss)の低減が望まれる。また、トランジスタのスイッチングノイズを抑制する観点から、ドレイン・ソース間電圧(Vds)の変化に伴う出力容量(Coss)の変化(以下、Coss−Vdsカーブとも称する)の最適化が望まれる。
特開2008−124346号公報
本発明が解決しようとする課題は、縦型トランジスタの寄生容量の低減を可能とする半導体装置を提供することにある。
実施形態の半導体装置は、第1の面と第2の面とを有する半導体層と、前記半導体層内に設けられた第1導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域と前記第1の面との間の前記半導体層内に設けられた第2導電型の第2の半導体領域と、前記第2の半導体領域と前記第1の面との間の前記半導体層に設けられた第1導電型の第3の半導体領域と、第1のゲート電極と、前記第1のゲート電極との間に前記第2の半導体領域を挟んで設けられた第2のゲート電極と、前記第2の面と前記第1のゲート電極との間に設けられた第1のフィールドプレート電極と、前記第2の面と前記第2のゲート電極との間に設けられた第2のフィールドプレート電極と、少なくとも一部が前記第1のフィールドプレート電極と前記第1の半導体領域との間に設けられた第1の絶縁膜と、少なくとも一部が前記第2のフィールドプレート電極と前記第1の半導体領域との間に設けられた第2の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との間に位置する前記第1の半導体領域内に設けられ、前記第2の半導体領域との間に前記第1の半導体領域が位置するように設けられた第2導電型の第4の半導体領域と、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との間に位置する前記第1の半導体領域内の前記第4の半導体領域と前記第2の面との間に設けられ、前記第4の半導体領域との間に前記第1の半導体領域が位置するように設けられた第2導電型の第5の半導体領域と、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との間に位置する前記第1の半導体領域内の前記第5の半導体領域と前記第2の面との間に設けられ、前記第5の半導体領域との間に前記第1の半導体領域が位置するように設けられた第2導電型の第6の半導体領域と、を備え、前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域は、前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜の少なくともいずれか一方に接する。
第1の実施形態の半導体装置の模式断面図。 第1の実施形態の半導体装置の作用及び効果の説明図。 第1の実施形態の半導体装置の作用及び効果の説明図。 第1の実施形態の半導体装置の作用及び効果の説明図。 第1の実施形態の半導体装置の作用及び効果の説明図。 第2の実施形態の半導体装置の模式断面図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、同一又は類似の部材等には同一の符号を付し、一度説明した部材等については適宜その説明を省略する。
また、以下の説明において、n、n、n及び、p、pの表記は、各導電型における不純物濃度の相対的な高低を表す。すなわちnはnよりもn型の不純物濃度が相対的に高く、nはnよりもn型の不純物濃度が相対的に低いことを示す。また、pはpよりもp型の不純物濃度が相対的に高いことを示す。なお、n型、n型を単にn型、p型を単にp型と記載する場合もある。
不純物濃度は、例えば、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)により測定することが可能である。また、不純物濃度の相対的な高低は、例えば、SCM(Scanning Capacitance Microscopy)で求められるキャリア濃度の高低から判断することも可能である。また、不純物領域の深さ方向の位置は、例えば、SIMSで求めることが可能である。また。不純物領域の深さ方向の位置は、例えば、SCM像とAFM(Atomic Force Microscopy)像との合成画像から求めることが可能である。
(第1の実施形態)
本実施形態の半導体装置は、第1の面と第2の面とを有する半導体層と、半導体層内に設けられた第1導電型の第1の半導体領域と、第1の半導体領域と第1の面との間の半導体層内に設けられた第2導電型の第2の半導体領域と、第2の半導体領域と第1の面との間の半導体層に設けられた第1導電型の第3の半導体領域と、第1のゲート電極と、第1のゲート電極との間に第2の半導体領域を挟んで設けられた第2のゲート電極と、第1のゲート電極と第2の半導体領域との間に設けられた第1のゲート絶縁膜と、第2のゲート電極と第2の半導体領域との間に設けられた第2のゲート絶縁膜と、第2の面と第1のゲート電極との間に設けられた第1のフィールドプレート電極と、第2の面と第2のゲート電極との間に設けられた第2のフィールドプレート電極と、少なくとも一部が第1のフィールドプレート電極と第1の半導体領域との間に設けられた第1の絶縁膜と、少なくとも一部が第2のフィールドプレート電極と第1の半導体領域との間に設けられた第2の絶縁膜と、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜との間に挟まれた第1の半導体領域内に設けられ、第2の半導体領域との間に第1の半導体領域を挟む第2導電型の第4の半導体領域と、を備える。
図1は、本実施形態の半導体装置の模式断面図である。本実施形態の半導体装置100は、トレンチ内にゲート電極を備える縦型パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。以下、第1導電型がn型、第2導電型がp型である場合、すなわち、nチャネル型のMOSFETの場合を例に説明する。
本実施形態のMOSFET100は、シリコン層(半導体層)10を備える。シリコン層10は、n型のドレイン領域12、n型のドリフト領域(第1の半導体領域)14、p型のボディ領域(第2の半導体領域)16、n型のソース領域(第3の半導体領域)18、p型のボディコンタクト領域20を備える。ドリフト領域14内に、p型の第1の中間領域(第4の半導体領域)21a、p型の第2の中間領域(第5の半導体領域)21b、p型の第3の中間領域(第6の半導体領域)21cを備える。
また、MOSFET100は、第1のゲート電極22、第2のゲート電極23、第1のゲート絶縁膜24、第2のゲート絶縁膜25、第1のフィールドプレート電極26、第2のフィールドプレート電極27、第1のフィールドプレート絶縁膜(第1の絶縁膜)28、第2のフィールドプレート絶縁膜(第2の絶縁膜)29、層間絶縁膜32、ソース電極34、ドレイン電極36を備える。また、MOSFET100は、第1のトレンチ40、第2のトレンチ41を備える。
シリコン層10は、第1の面(図1中P1)と第2の面(図1中P2)を備える。以下、第1の面を表面、第2の面を裏面とも称する。
シリコン層10は、単結晶のシリコン(Si)である。シリコン層10の表面は、例えば(100)面に対し、0度以上8度以下傾斜した面である。
型のドレイン領域12は、シリコン層10内に設けられる。ドレイン領域12は、n型不純物を含有する。n型不純物は、例えばリン(P)又はヒ素(As)である。n型不純物の濃度は、例えば、1×1018cm−3以上1×1021cm−3以下である。
型のドリフト領域14は、シリコン層10内に設けられる。ドリフト領域14は、ドレイン領域12上に設けられる。ドリフト領域14は、n型不純物を含有する。n型不純物は、例えばリン(P)又はヒ素(As)である。n型不純物の濃度は、例えば、1×1014cm−3以上1×1017cm−3以下である。ドリフト領域14は、例えば、n型のドレイン領域12上にエピタキシャル成長により形成されたエピタキシャル成長層である。
ドリフト領域14は、p型の第1の中間領域21a、p型の第2の中間領域21b、及び、p型の第3の中間領域21cを備える。第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cは、第1のフィールドプレート絶縁膜28と第2のフィールドプレート絶縁膜29との間に挟まれたドリフト領域14内に設けられる。
第1の中間領域21aとボディ領域16との間には、ドリフト領域14が挟まれる。第1の中間領域21aと第1のフィールドプレート絶縁膜28との間には、ドリフト領域14が挟まれる。第1の中間領域21aと第2のフィールドプレート絶縁膜29との間には、ドリフト領域14が挟まれる。
第2の中間領域21bは、第1の中間領域21aと第2の面との間に設けられる。第2の中間領域21bと第1の中間領域21aとの間には、ドリフト領域14が挟まれる。第2の中間領域21bと第1のフィールドプレート絶縁膜28との間には、ドリフト領域14が挟まれる。第2の中間領域21bと第2のフィールドプレート絶縁膜29との間には、ドリフト領域14が挟まれる。
第3の中間領域21cは、第2の中間領域21bと第2の面との間に設けられる。第3の中間領域21cと第2の中間領域21bとの間には、ドリフト領域14が挟まれる。第3の中間領域21cと第1のフィールドプレート絶縁膜28との間には、ドリフト領域14が挟まれる。第3の中間領域21cと第2のフィールドプレート絶縁膜29との間には、ドリフト領域14が挟まれる。
第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cは、第1のトレンチ40と第2のトレンチ41との間に設けられる。第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cの少なくとも一部は、第1のフィールドプレート電極26と第2のフィールドプレート電極27との間に設けられる。
第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cには、特定の電位が印加されない。第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cは、フローティング領域である。
第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cは、p型不純物を含有する。p型不純物は、例えば、ボロン(B)である。p型不純物の濃度は、n型のドリフト領域14のn型不純物の濃度より高い。p型不純物の濃度は、例えば、1×1016cm−3以上1×1018cm−3以下である。
第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cは、例えば、ドリフト領域14に、p型不純物をイオン注入することにより形成される。第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cは、例えば、ドリフト領域14をエピタキシャル成長で形成する際に、同時形成することも可能である。
なお、ここではp型の中間領域の数が3個である場合を例に説明しているが、p型の中間領域の数は、1個又は2個でも構わない。また、p型の中間領域の数は、4個以上であっても構わない。
p型のボディ領域16は、ドリフト領域14とシリコン層10の表面との間のシリコン層10内に設けられる。MOSFET100のオン動作時には、第1のゲート絶縁膜24及び第2のゲート絶縁膜25と接する領域にチャネルが形成される。
ボディ領域16は、p型不純物を含有する。p型不純物は、例えば、ボロン(B)である。p型不純物の濃度は、例えば、1×1016cm−3以上1×1018cm−3以下である。
型のソース領域18は、ボディ領域16とシリコン層10の表面との間のシリコン層10内に設けられる。ソース領域18は、n型不純物を含有する。n型不純物は、例えばリン(P)又はヒ素(As)である。n型不純物の濃度は、例えば、1×1019cm−3以上1×1021cm−3以下である。
型のボディコンタクト領域20は、ボディ領域16と表面との間のシリコン層10内に設けられる。ボディコンタクト領域20は、2つのソース領域18に挟まれて設けられる。
ボディコンタクト領域20は、p型不純物を含有する。p型不純物は、例えば、ボロン(B)である。p型不純物の濃度は、例えば、1×1019cm−3以上1×1021cm−3以下である。
第1のゲート電極22は、第1のトレンチ40内に設けられる。第1のゲート電極22は、例えば、n型不純物又はp型不純物を含有する多結晶シリコンである。
第2のゲート電極23は、第2のトレンチ41内に設けられる。第2のゲート電極23は、第1のゲート電極22との間に、ボディ領域16を挟んで設けられる。第2のゲート電極23は、例えば、n型不純物又はp型不純物を含有する多結晶シリコンである。
第1のゲート絶縁膜24は、第1のゲート電極22とボディ領域16との間に設けられる。第1のゲート絶縁膜24は、例えば、シリコン酸化膜である。
第2のゲート絶縁膜25は、第2のゲート電極23とボディ領域16との間に設けられる。第2のゲート絶縁膜25は、例えば、シリコン酸化膜である。
第1のフィールドプレート電極26は、第1のトレンチ40内に設けられる。第1のフィールドプレート電極26は、第1のゲート電極22とシリコン層10の裏面との間に設けられる。
第1のフィールドプレート電極26は、MOSFET100のオフ動作時に、ドリフト領域14内の電界分布を変化させ、MOSFET100の耐圧を向上させる機能を備える。第1のフィールドプレート電極26は、例えば、n型不純物又はp型不純物を含有する多結晶シリコンである。
第2のフィールドプレート電極27は、第2のトレンチ41内に設けられる。第2のフィールドプレート電極27は、第2のゲート電極23とシリコン層10の裏面との間に設けられる。
第2のフィールドプレート電極27は、MOSFET100のオフ動作時に、ドリフト領域14内の電界分布を変化させ、MOSFET100の耐圧を向上させる機能を備える。第2のフィールドプレート電極27は、例えば、n型不純物又はp型不純物を含有する多結晶シリコンである。
第1のフィールドプレート絶縁膜28は、第1のフィールドプレート電極26とドリフト領域14との間に設けられる。また、第1のフィールドプレート絶縁膜28は、第1のフィールドプレート電極26と第1のゲート電極22との間に挟まれる。第1のフィールドプレート絶縁膜28は、例えば、シリコン酸化膜である。
第1のフィールドプレート絶縁膜28は、第1のゲート電極22と第1のフィールドプレート電極26とを電気的に分離する。第1のフィールドプレート電極26は、例えば、グラウンド電位に固定される。
第2のフィールドプレート絶縁膜29は、第2のフィールドプレート電極27とドリフト領域14との間に設けられる。また、第2のフィールドプレート絶縁膜29は、第2のフィールドプレート電極27と第2のゲート電極23との間に挟まれる。第2のフィールドプレート絶縁膜29は、例えば、シリコン酸化膜である。
第2のフィールドプレート絶縁膜29は、第2のゲート電極23と第2のフィールドプレート電極27とを電気的に分離する。第2のフィールドプレート電極27は、例えば、グラウンド電位に固定される。
層間絶縁膜32は、第1のゲート電極22とソース電極34との間に設けられる。また、層間絶縁膜32は、第2のゲート電極23とソース電極34との間に設けられる。層間絶縁膜32は、第1のゲート電極22とソース電極34、第2のゲート電極23とソース電極34を電気的に分離する機能を備える。層間絶縁膜32は、例えば、シリコン酸化膜である。
ソース電極34は、第1の面に設けられる。ソース電極34は、ソース領域18とボディコンタクト領域20とに電気的に接続される。ソース電極34は、ソース領域18とボディコンタクト領域20とに接する。ソース電極34は、金属電極である。ソース電極34は、例えば、チタン(Ti)とアルミニウム(Al)の積層膜である。
ドレイン電極36は、第2の面に設けられる。ドレイン電極36は、ドリフト領域14とドレイン領域12とに電気的に接続される。ドレイン電極36は、ドレイン領域12に接する。ドレイン電極36は、金属電極である。ドレイン電極36は、例えば、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)等による積層膜である。
以下、本実施形態の半導体装置の作用及び効果について説明する。図2、図3、図4、図5は、本実施形態の半導体装置の作用及び効果の説明図である。
パワーMOSFETのスイッチング効率を改善する観点から、出力容量(Coss)や出力電荷量(Qoss)の低減が望まれる。また、パワーMOSFETのスイッチングノイズを抑制する観点から、ドレイン・ソース間電圧(Vds)の変化に伴う出力容量(Coss)の変化(Coss−Vdsカーブ)の最適化が望まれる。
出力容量(Coss)は、ドレイン・ソース間の静電容量(Cds)とゲート・ドレイン間の静電容量(Cgd)との和である。また、出力電荷量(Qoss)は、出力容量(Coss)とドレイン・ソース間電圧(Vds)の積、或いは、出力容量(Coss)をドレイン・ソース間電圧(Vds)で積分した値である。したがって、出力容量(Coss)を低減することで、出力電荷量(Qoss)も低減される。
図2は、MOSFETの出力電荷量(Qoss)のシミュレーション結果を示す図である。p型の中間領域の有無、及び個数を変えた場合の出力電荷量(Qoss)を示す。ドリフト領域14のn型不純物の濃度が2.0×1016cm−3、2.5×1016cm−3、3.0×1016cm−3の場合を示す。
p型の中間領域を設けない場合と比較して、p型の中間領域を設けることにより、出力電荷量(Qoss)が低減することが明らかである。ドリフト領域14のn型不純物の濃度がいずれの濃度であっても、出力電荷量(Qoss)が低減する。p型の中間領域を設けることにより、ドレイン・ソース間に電圧が印加される際の、ドリフト領域14の空乏化が促進され、出力容量(Coss)が低減し、その結果、出力電荷量(Qoss)が低減すると考えられる。
図3は、MOSFETのドレイン・ソース間電圧(Vds)の変化に伴う出力容量(Coss)の変化(Coss−Vdsカーブ)のシミュレーション結果を示す図である。p型の中間領域の有無、及び個数を変えた場合のCoss−Vdsカーブを示す。横軸はドレイン・ソース間電圧(Vds)、縦軸は出力容量(Coss)である。
p型の中間領域を設けない場合と比較して、p型の中間領域を設けることにより、Coss−Vdsカーブの形状が変化していることが明らかである。特に、ドレイン・ソース間電圧(Vds)が3V以上60V以下の範囲で、出力容量(Coss)が低減している。
ドレイン・ソース間電圧(Vds)が上昇に伴い、n型のドリフト領域14に空乏層が広がって行く。この過程で、p型の中間領域に空乏層が達すると、一気にp型の中間領域の幅に相当する分の空乏化が進むと考えられる。この急激な空乏化が、図3において、Coss−Vdsカーブの急峻な変化に現れる。図3において、p型の中間領域が1個の場合は急峻な変化が1回、2個の場合は2回、3個の場合は3回の急峻な変化が確認される。
図4は、MOSFETのドレイン・ソース間耐圧のシミュレーション結果を示す図である。p型の中間領域の有無、及び個数を変えた場合のドレイン・ソース間耐圧を示す。ドリフト領域14のn型不純物の濃度が2.0×1016cm−3、2.5×1016cm−3、3.0×1016cm−3の場合を示す。
p型の中間領域を設けない場合と比較して、p型の中間領域を設けることによるドレイン・ソース間耐圧の明らかな劣化は見られない。ドリフト領域14のn型不純物の濃度が3.0×1016cm−3の場合には、p型の中間領域を設けることにより、ドレイン・ソース間耐圧が向上している。
図5は、MOSFETの出力電荷量(Qoss)とオン抵抗(Ron)との関係のシミュレーション結果を示す図である。横軸は出力電荷量(Qoss)、縦軸はオン抵抗(Ron)である。ドリフト領域14のn型不純物の濃度が2.0×1016cm−3、2.5×1016cm−3、3.0×1016cm−3の場合を示す。図5中、白印がp型の中間領域を設けない場合、黒印がp型の中間領域を設けた場合である。p型の中間領域の個数は、1個から3個の間で変化させている。
p型の中間領域を設けた場合でも、p型の中間領域を設けない場合と同様、出力電荷量(Qoss)とオン抵抗(Ron)との間のトレードオフ関係は存在する。しかしながら、p型の中間領域を設けることにより、MOSFETが所望の出力電荷量(Qoss)とオン抵抗(Ron)との関係を有するように制御することが可能である。例えば、オン抵抗(Ron)を犠牲にして、出力電荷量(Qoss)を低減させることが可能である。
図2〜図5から明らかなように、本実施形態のMOSFET100は、p型の第1の中間領域21a、p型の第2の中間領域21b、及び、p型の第3の中間領域21cを備えることにより、出力容量(Coss)及び出力電荷量(Qoss)を低減することが可能である。したがって、スイッチング効率が向上したMOSFETが実現できる。
また、例えば、p型の第1の中間領域21a、p型の第2の中間領域21b、及び、p型の第3の中間領域21cの間の距離を変化させることにより、Coss−Vdsカーブの形状を所望の形状に制御することが可能となる。したがって、アプリケーションに適したCoss−Vdsカーブを備えるMOSFETが実現できる。例えば、スイッチングノイズを抑制可能なMOSFETが実現できる。
Coss−Vdsカーブの形状は、例えば、p型の中間領域の個数、不純物濃度、横幅、縦幅等を変化させることによっても制御することも可能である。
なお、MOSFET100のオン状態でのキャリアの経路を確保する観点から、第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cと第1のフィールドプレート絶縁膜28との間には、ドリフト領域14が挟まれる。同様に、第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、及び、第3の中間領域21cと第2のフィールドプレート絶縁膜29との間には、ドリフト領域14が挟まれる。
また、p型の第1の中間領域21aの第1の面に垂直な方向の幅が、p型の第1の中間領域21aとp型のボディ領域16との距離よりも小さいことが望ましい。p型の第1の中間領域21aとp型のボディ領域16の距離が近すぎると、ドリフト領域14の電界分布が急激に変化し、MOSFET100の耐圧が変動する恐れがある。また、第1の中間領域21aの幅が大きいと、ドリフト領域14中のn型領域が減少し、オン抵抗が高くなる恐れがある。
また、p型の第2の中間領域21bの第1の面に垂直な方向の幅が、p型の第2の中間領域21bとp型の第1の中間領域21aとの距離よりも小さいことが望ましい。p型の第2の中間領域21bとp型の第1の中間領域21aとの距離が近すぎると、ドリフト領域14の電界分布が急激に変化し、MOSFET100の耐圧が変動する恐れがある。また、第2の中間領域21bの幅が大きいと、ドリフト領域14中のn型領域が減少し、オン抵抗が高くなる恐れがある。
また、p型の第3の中間領域21cの第1の面に垂直な方向の幅が、p型の第3の中間領域21cとp型の第2の中間領域21bとの距離よりも小さいことが望ましい。p型の第3の中間領域21cとp型の第2の中間領域21bとの距離が近すぎると、ドリフト領域14の電界分布が急激に変化し、MOSFET100の耐圧が変動する恐れがある。また、第3の中間領域21cの幅が大きいと、ドリフト領域14中のn型領域が減少し、オン抵抗が高くなる恐れがある。
以上、本実施形態のMOSFET100によれば、MOSFET100の寄生容量である出力容量(Coss)を低減することが可能となる。その結果、MOSFET100の出力電荷量(Qoss)を低減することが可能となる。また、Coss−Vdsカーブの形状を所望の形状に制御することが可能となる。したがって、特性に優れたMOSFET100が実現される。
(第2の実施形態)
本実施形態の半導体装置は、第1のゲート電極と第1のフィールドプレート電極、第2のゲート電極と第2のフィールドプレート電極とが接すること以外は、第1の実施形態と同様である。したがって、第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図6は、本実施形態の半導体装置の模式断面図である。本実施形態の半導体装置200は、トレンチ内にゲート電極を備える縦型パワーMOSFETである。
MOSFET200は、第1のゲート電極22と第1のフィールドプレート電極26が、電気的及び物理的に接続される。また、第2のゲート電極23と第2のフィールドプレート電極27が、電気的及び物理的に接続される。
したがって、第1のフィールドプレート電極26と第2のフィールドプレート電極27には、ゲート電圧が印加される。
本実施形態のMOSFET200によれば、第1の実施形態と同様の作用により、MOSFET200の寄生容量である出力容量(Coss)を低減することが可能となる。その結果、MOSFET200の出力電荷量(Qoss)を低減することが可能となる。また、Coss−Vdsカーブの形状を所望の形状に制御することが可能となる。したがって、特性に優れたMOSFET200が実現される。
なお、本実施形態のMOSFET200では、MOSFET200のオン状態で、第1のトレンチ40及び第2のトレンチ41の側面の半導体領域には、ゲート電圧が印加される。したがって、適切なp型不純物濃度を選択すれば、第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、又は、第3の中間領域21cと、第1のフィールドプレート絶縁膜28が接する形態とすることも可能である。また、第1の中間領域21a、第2の中間領域21b、又は、第3の中間領域21cと、第2のフィールドプレート絶縁膜29が接する形態とすることも可能である。
以上、第1及び第2の実施形態では、第1導電型がn型、第2導電型がp型の場合を例に説明したが、第1導電型がp型、第2導電型がn型の構成とすることも可能である。
また、第1及び第2の実施形態では、半導体材料としてシリコンを例に説明したが、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)等、その他の半導体材料を用いることも可能である。
また、第1及び第2の実施形態では、第1のフィールドプレート絶縁膜28、第2のフィールドプレート絶縁膜29の膜厚が一定の場合を例に説明したが、例えば、第1のフィールドプレート絶縁膜28及び第2のフィールドプレート絶縁膜29の膜厚を多段にしたり、深さ方向に膜厚を連続的に変化させたりすることで、更に、ドレイン・ソース間耐圧を向上させる構成とすることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、一実施形態の構成要素を他の実施形態の構成要素と置き換え又は変更してもよい。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 シリコン層(半導体層)
14 n型のドリフト領域(第1の半導体領域)
16 p型のボディ領域(第2の半導体領域)
18 n型のソース領域(第3の半導体領域)
21a p型の第1の中間領域(第4の半導体領域)
21b p型の第2の中間領域(第5の半導体領域)
21c p型の第3の中間領域(第6の半導体領域)
22 第1のゲート電極
23 第2のゲート電極
26 第1のフィールドプレート電極
27 第2のフィールドプレート電極
28 第1のフィールドプレート絶縁膜(第1の絶縁膜)
29 第2のフィールドプレート絶縁膜(第2の絶縁膜)
100 MOSFET
200 MOSFET
P1 第1の面
P2 第2の面

Claims (6)

  1. 第1の面と第2の面とを有する半導体層と、
    前記半導体層内に設けられた第1導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の半導体領域と前記第1の面との間の前記半導体層内に設けられた第2導電型の第2の半導体領域と、
    前記第2の半導体領域と前記第1の面との間の前記半導体層に設けられた第1導電型の第3の半導体領域と、
    第1のゲート電極と、
    前記第1のゲート電極との間に前記第2の半導体領域を挟んで設けられた第2のゲート電極と、
    前記第2の面と前記第1のゲート電極との間に設けられた第1のフィールドプレート電極と、
    前記第2の面と前記第2のゲート電極との間に設けられた第2のフィールドプレート電極と、
    少なくとも一部が前記第1のフィールドプレート電極と前記第1の半導体領域との間に設けられた第1の絶縁膜と、
    少なくとも一部が前記第2のフィールドプレート電極と前記第1の半導体領域との間に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との間に位置する前記第1の半導体領域内に設けられ、前記第2の半導体領域との間に前記第1の半導体領域が位置するように設けられた第2導電型の第4の半導体領域と、
    前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との間に位置する前記第1の半導体領域内の前記第4の半導体領域と前記第2の面との間に設けられ、前記第4の半導体領域との間に前記第1の半導体領域が位置するように設けられた第2導電型の第5の半導体領域と、
    前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜との間に位置する前記第1の半導体領域内の前記第5の半導体領域と前記第2の面との間に設けられ、前記第5の半導体領域との間に前記第1の半導体領域が位置するように設けられた第2導電型の第6の半導体領域と、
    を備え、
    前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域は、前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜の少なくともいずれか一方に接する半導体装置。
  2. 前記第4の半導体領域の前記第1の面に垂直な方向の幅が、前記第4の半導体領域と前記第2の半導体領域との距離よりも小さく、
    前記第5の半導体領域の前記第1の面に垂直な方向の幅が、前記第5の半導体領域と前記第4の半導体領域との距離よりも小さく、
    前記第6の半導体領域の前記第1の面に垂直な方向の幅が、前記第6の半導体領域と前記第5の半導体領域との距離よりも小さい請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1のフィールドプレート電極と前記第1のゲート電極との間に前記第1の絶縁膜が位置し、前記第2のフィールドプレート電極と前記第2のゲート電極との間に前記第2の絶縁膜が位置するように設けられた請求項1又は請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域は、前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜の両方に接する請求項1ないし請求項3いずれか一項記載の半導体装置。
  5. 前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域と前記第1の絶縁膜が接し、前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域と前記第2の絶縁膜との間に前記第1の半導体領域が位置する請求項1ないし請求項3いずれか一項記載の半導体装置。
  6. 前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域と前記第2の絶縁膜が接し、前記第4の半導体領域、前記第5の半導体領域、及び、前記第6の半導体領域と前記第1の絶縁膜との間に前記第1の半導体領域が位置する請求項1ないし請求項3いずれか一項記載の半導体装置。
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