JP2019052947A - 金属キャスクの保管装置及び保管方法 - Google Patents

金属キャスクの保管装置及び保管方法 Download PDF

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Abstract

【課題】使用済燃料貯蔵施設内での金属キャスクの貯蔵密度を向上させる(金属キャスクを複数基設置できる)ことは勿論、地震時等においても金属キャスクが転倒しないこと。【解決手段】本発明の金属キャスクの保管装置は、上記課題を解決するために、使用済燃料が貯蔵されている金属キャスクが縦姿勢で複数基設置されるキャスク設置用底板と、該キャスク設置用底板に設置される複数基の前記金属キャスクを仕切るスペーサーと、複数の前記金属キャスクのうち隣接する前記金属キャスク同士を連結するキャスク連結金具とを備えていることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は金属キャスクの保管装置及び保管方法に係り、特に、原子力発電所で発生する使用済燃料を貯蔵する金属キャスクを保管するものに好適な金属キャスクの保管装置及び保管方法に関する。
一般に、原子力発電所で発生する使用済燃料は金属キャスクに収容され、この金属キャスクが使用済燃料が複数体封入された状態で使用済燃料貯蔵施設にて保管されている。
電力事業者或いは貯蔵事業者は、使用済燃料を原子力発電所の構内に貯蔵するか、或は原子力発電所の構外に貯蔵するが、いずれの場合においても限られた敷地面積の中で効率よく保管することが望まれる。また、金属キャスクが貯蔵期間中に地震に遭遇したとしても、金属キャスクは転倒しないように保管することが望まれる。
通常、金属キャスクは、直径に対して軸長の長さは約2倍であるため、保管時の金属キャスクの専有面積は、金属キャスクを縦姿勢で保管をすることにより小さくすることができ、効率よく保管することができる。
また、地震時に金属キャスクが転倒しないよう保管するには、金属キャスクを縦姿勢で保管する際に保管する設備に支持することにより、地震時に金属キャスクが転倒することがないようにすることができ、また、使用済燃料貯蔵施設内に多くの金属キャスクを保管することができ、金属キャスクの貯蔵密度が高い使用済燃料の保管量が多い使用済燃料貯蔵施設を実現することができる。
このような金属キャスクを起立した状態で支持、保管する技術としては、例えば、特許文献1に記載のように、縦姿勢の金属キャスクの両端に支持アームを介して金属キャスクを支持する方法が提案されている。また、特許文献2に記載のように、金属キャスクの下部側面をボルト固定して金属キャスクを支持する方法が提案されている。
特開2011−11769号公報 特開2015−96860号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に示された従来の技術は、金属キャスクの支持が、1基の金属キャスクに施されている方法であるため、使用済燃料貯蔵施設内での金属キャスクの貯蔵密度が低下する恐れがある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、使用済燃料貯蔵施設内での金属キャスクの貯蔵密度を向上させる(金属キャスクを複数基設置できる)ことは勿論、地震時等においても金属キャスクが転倒しない金属キャスクの保管装置及び保管方法を提供することにある。
本発明の金属キャスクの保管装置は、上記目的を達成するために、使用済燃料が貯蔵されている金属キャスクが縦姿勢で複数基設置されるキャスク設置用底板と、該キャスク設置用底板に設置される複数基の前記金属キャスクを仕切るスペーサーと、複数の前記金属キャスクのうち隣接する前記金属キャスク同士を連結するキャスク連結金具とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の金属キャスクの保管方法は、上記目的を達成するために、使用済燃料が貯蔵されている金属キャスクが複数基縦姿勢で設置されるキャスク設置用底板と、該キャスク設置用底板に設置される複数基の前記金属キャスクを仕切るスペーサーと、複数の前記金属キャスクのうち隣接する前記金属キャスク同士を連結するキャスク連結金具とを備えた金属キャスクの保管装置で前記金属キャスクを保管するに当たって、前記スペーサーは、2枚のコンクリート壁が交差して略十字形に形成され、この略十字形に形成された前記スペーサーで仕切られた仕切り部に前記金属キャスクが設置されていると共に、略十字形に形成された前記スペーサーは、前記キャスク設置用底板の中央にL字金具及び第1のボルトにより固定され、かつ、隣接する前記金属キャスクのトラニオン同士を、前記キャスク連結金具で連結することにより、複数基の前記金属キャスクが一体化されていることを特徴とする。
本発明によれば、使用済燃料貯蔵施設内での金属キャスクの貯蔵密度を向上させる(金属キャスクを複数基設置できる)ことは勿論、地震時等においても金属キャスクが転倒しないという効果がある。
本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクを設置するためのキャスク設置用底板を示す斜視図である。 本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクを仕切るためのスペーサーを示す斜視図である。 本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクをキャスク設置用底板に固定するためのトラニオン固定金具を示す斜視図である。 図3に示したトラニオン固定金具を用いて金属キャスクをキャスク設置用底板に固定した状態を示す斜視図である。 本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクを一体化するためのキャスク連結金具を示す斜視図である。 本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1に図5に示したキャスク連結金具を用いて金属キャスクが一体化された状態を示す斜視図である。 図6に示した一体化された金属キャスクの周囲が遮蔽用コンクリートモジュールで覆われている状態を示す斜視図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明の金属キャスクの保管装置及び保管方法を説明する。なお、各図において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクAを設置するためのキャスク設置用底板10を示す。
該図に示すように、本実施例のキャスク設置用底板10は、金属キャスクAの接地面に設けられた鋼製架台11と、その鋼製架台11の下に設けられた高分子シート12から成る。高分子シート12は、金属キャスクAから発生する熱を遮熱することを目的とする。また、キャスク設置用底板10は、四隅と中央部をボルト13によって設置床と固定される。更に、後述するトラニオン固定金具50をキャスク設置用底板10に固定するためのねじ穴14を有する。
図2に、本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクAを仕切るためのスペーサー20を示す。このスペーサー20は、金属キャスクA同士の衝突を防止する目的で設置されている。
該図に示すように、本実施例のスペーサー20は、2枚の長型コンクリート壁21と短型コンクリート壁22が交差して略十字形に形成され、この略十字形に形成されたスペーサー20で仕切られた4つの仕切り部の各々に金属キャスクAが設置されている。
なお、本実施例では、略十字形に形成されたスペーサー20で仕切られた4つの仕切り部に4個の金属キャスクAを設置しているが、金属キャスクAの数は4個に限定するものではなく、複数個設置可能であることは言うまでもない。その際には、スペーサー20の形状を、金属キャスクAの配置数に見合った形状にすればよい。
また、略十字形に形成されたスペーサー20である長型コンクリート壁21と短型コンクリート壁22の各々は、キャスク設置用底板10の中央に第1のL字金具26及び第1のボルト27により固定されている。更に、略十字形を形成する長型コンクリート壁21と短型コンクリート壁22は、1枚の長型コンクリート壁21を挟んで2枚の短型コンクリート壁22が配置され、1枚の長型コンクリート壁21と2枚の短型コンクリート壁22がL字金具23及びボルト24により交差するように固定されている。
また、スペーサー20は、後述の金属キャスクAの上部トラニオンA11、A12及び下部トラニオンA21、A22に設置される後述のキャスク連結金具30が接触しないように通る溝25が形成されている。
図3に、本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクAをキャスク設置用底板10に固定するためのトラニオン固定金具50を示す。
該図に示すように、本実施例のトラニオン固定金具50は、治具52と台座53から成り、台座53は、キャスク設置用底板10に第2のボルト54によって固定されている。
図4に、図3に示したトラニオン固定金具50を用いて金属キャスクAの下部トラニオンA21、A22を介してキャスク設置用底板10に固定した状態を示す。
該図に示すように、治具52と第2のボルト54によって固定された台座53に下部トラニオンA21、A22を挟み込み、第3のボルト51により固定されている。トラニオン固定金具50によって、下部トラニオンA21、A22を固定することで、地震発生時に金属キャスクAの横滑りを防止することができる。
図5に、本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1における金属キャスクAを一体化するためのキャスク連結金具30を、図6に、本発明の金属キャスクの保管装置の実施例1に図5に示したキャスク連結金具30を用いて金属キャスクAが一体化された状態を、それぞれ示す。
図5に示すように、本実施例のキャスク連結金具30は、U字状部材31と、このU字状部材31のU字底部31aと反対側の端部に挿入される取付け金具32と、この取付け金具32を締め付けるナット33とから構成されている。
そして、上記キャスク連結金具30を用いて金属キャスクAを一体化する際には、例えば、隣接する金属キャスクAの上部トラニオンA11、A12、下部トラニオンA21、A22のうち、一方の金属キャスクAの上部トラニオンA11と下部トラニオンA21をそれぞれのU字状部材31のU字底部31aで、他方の金属キャスクAの上部トラニオンA12と下部トラニオンA22をU字状部材31のU字底部31aと反対側の端部の取付け金具32でそれぞれ保持し、ナット33を締めることで隣接する金属キャスクA同士が固縛されて一体化される。
即ち、複数の金属キャスクAは、その上部と下部に上部トラニオンA11、A12、下部トラニオンA21、A22を有し、隣接する金属キャスクAの上部トラニオンA11、A12及び下部トラニオンA21、A22同士がキャスク連結金具30で連結されて複数基の金属キャスクAが一体化されるものである。これにより、脚幅が広がり、金属キャスクAの転倒力に対して耐性を向上させることができる。
図7に、図6に示した一体化された金属キャスクAの周囲が遮蔽用コンクリートモジュール70で覆われている状態を示す。
該図に示すように、長型コンクリート壁21と短型コンクリート壁22が交差して略十字形に形成されたスペーサー20で仕切られた仕切り部に設置された複数基の金属キャスクAの周囲が、遮蔽用コンクリートモジュール70で覆われている。
即ち、遮蔽用コンクリートモジュール70は、隣り合った複数の遮蔽用コンクリート壁71を第2のL字金具72及び第4のボルト73で固定して一つのモジュールとすると共に、キャスク設置用底板10に遮蔽用コンクリート壁71が、金具75と第5のボルト76を用いて固定されている。更に、長型コンクリート壁21と遮蔽用コンクリート壁71は金具77a及びボルト77bで、短型コンクリート壁22と遮蔽用コンクリート壁71は金具77c及びボルト77dで、それぞれ固定されている。
また、複数の遮蔽用コンクリート壁71の下部には、金属キャスクAを冷却するための給気溝74が形成されている。
このような本実施例とすることにより、キャスク設置用底板10に、縦姿勢で設置された複数基のキャスクAを上部トラニオンA11、A12同士及び下部トラニオンA21、A22同士を、キャスク連結金具30により連結することで一体化し、使用済燃料貯蔵施設内の貯蔵密度を向上させる(金属キャスクAを複数基設置できる)ことが可能となる。また、複数基のキャスクAを載置することで脚幅が広がり、金属キャスクAの転倒力に対して耐性を向上させる(転倒しない)ことが可能となる。
なお、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10…キャスク設置用底板、11…鋼製架台、12…高分子シート、13…ボルト、14…ねじ穴、20…スペーサー、21…長型コンクリート壁、22…短型コンクリート壁、23…L字金具、24…ボルト、25…溝、26…第1のL字金具、27…第1のボルト、30…キャスク連結金具、31…U字部材、31a…U字部材のU字底部、32…取付け金具、33…ナット、50…トラニオン固定金具、51…第3のボルト、52…治具、53…台座、54…第2のボルト、70…遮蔽用コンクリートモジュール、71…遮蔽用コンクリート壁、72…第2のL字金具、73…第4のボルト、74…給気溝、75…金具、76…第5のボルト、77a、77c…金具、77b、77d…ボルト、A…金属キャスク、A11、A12…上部トラニオン、A21、A22…下部トラニオン。

Claims (15)

  1. 使用済燃料が貯蔵されている金属キャスクが縦姿勢で複数基設置されるキャスク設置用底板と、該キャスク設置用底板に設置される複数基の前記金属キャスクを仕切るスペーサーと、複数の前記金属キャスクのうち隣接する前記金属キャスク同士を連結するキャスク連結金具とを備えていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  2. 請求項1に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記キャスク設置用底板は、前記金属キャスクの接地面に設けられた鋼製架台と、該鋼製架台の下に設けられた高分子シートとから成ることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  3. 請求項1又は2に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記スペーサーは、2枚のコンクリート壁が交差して略十字形に形成され、この略十字形に形成された前記スペーサーで仕切られた仕切り部に前記金属キャスクが設置されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  4. 請求項3に記載の金属キャスクの保管装置において、
    略十字形に形成された前記スペーサーは、前記キャスク設置用底板の中央に第1のL字金具及び第1のボルトにより固定されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  5. 請求項3又は4に記載の金属キャスクの保管装置において、
    隣接する前記金属キャスクのトラニオン同士を、前記キャスク連結金具で連結することにより、複数基の前記金属キャスクが一体化されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  6. 請求項5に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記キャスク連結金具は、U字状部材と、該U字状部材のU字底部と反対側の端部に挿入される取付け金具と、該取付け金具を締め付けるナットとから成り、
    隣接する前記金属キャスクのトラニオンのうち、一方の前記金属キャスクの前記トラニオンを前記U字状部材のU字底部で、他方の前記金属キャスクの前記トラニオンを前記U字状部材のU字底部と反対側の端部の前記取付け金具でそれぞれ保持し、前記ナットを締めることで隣接する前記金属キャスク同士が固縛されることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  7. 請求項6に記載の金属キャスクの保管装置において、
    複数の前記金属キャスクは、その上部と下部に前記トラニオンを有し、隣接する前記金属キャスクの上部トラニオン同士及び下部トラニオン同士が前記キャスク連結金具で連結されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  8. 請求項7に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記スペーサーには、隣接する前記金属キャスクの上部トラニオン及び下部トラニオン同士を連結する前記キャスク連結金具が通る溝が形成されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  9. 請求項6又は7に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記金属キャスクの下部トラニオンは、前記キャスク設置用底板に固定されたトラニオン固定金具で固定されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  10. 請求項9に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記トラニオン固定金具は冶具と台座から成り、前記台座は前記キャスク設置用底板に第2のボルトで固定されると共に、前記台座に前記金属キャスクの下部トラニオンを挟み込み第3のボルトで固定することを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  11. 請求項3乃至10のいずれか1項に記載の金属キャスクの保管装置において、
    略十字形に形成された前記スペーサーで仕切られた仕切り部に設置された前記金属キャスクの周囲が、遮蔽用コンクリートモジュールで覆われていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  12. 請求項11に記載の金属キャスクの保管装置において、
    前記遮蔽用コンクリートモジュールは、隣り合った複数の遮蔽用コンクリート壁を第2のL字金具及び第4のボルトで固定して一つのモジュールとすると共に、金具と第5のボルトで前記キャスク設置用底板に固定されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  13. 請求項12に記載の金属キャスクの保管装置において、
    複数の前記遮蔽用コンクリート壁の下部に、前記金属キャスクを冷却するための給気溝が形成されていることを特徴とする金属キャスクの保管装置。
  14. 使用済燃料が貯蔵されている金属キャスクが複数基縦姿勢で設置されるキャスク設置用底板と、該キャスク設置用底板に設置される複数基の前記金属キャスクを仕切るスペーサーと、複数の前記金属キャスクのうち隣接する前記金属キャスク同士を連結するキャスク連結金具とを備えた金属キャスクの保管装置で前記金属キャスクを保管するに当たって、
    前記スペーサーは、2枚のコンクリート壁が交差して略十字形に形成され、この略十字形に形成された前記スペーサーで仕切られた仕切り部に前記金属キャスクが設置されていると共に、略十字形に形成された前記スペーサーは、前記キャスク設置用底板の中央にL字金具及び第1のボルトにより固定され、かつ、隣接する前記金属キャスクのトラニオン同士を、前記キャスク連結金具で連結することにより、複数基の前記金属キャスクが一体化されていることを特徴とする金属キャスクの保管方法。
  15. 請求項14に記載の金属キャスクの保管方法において、
    前記キャスク連結金具は、U字状部材と、該U字状部材のU字底部と反対側の端部に挿入される取付け金具と、該取付け金具を締め付けるナットとから成り、
    隣接する前記金属キャスクのトラニオンのうち、一方の前記金属キャスクの前記トラニオンを前記U字状部材のU字底部で、他方の前記金属キャスクの前記トラニオンを前記U字状部材のU字底部と反対側の端部でそれぞれ保持し、前記ナットを締めることで隣接する前記金属キャスク同士が固縛され、
    複数の前記金属キャスクは、その上部と下部に前記トラニオンを有し、隣接する前記金属キャスクの上部トラニオン及び下部トラニオン同士が前記キャスク連結金具で連結されていることを特徴とする金属キャスクの保管方法。
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