JP2019052513A - 擁壁 - Google Patents
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Abstract
Description
[ア]位置ずれ防止手段は、弾性目地部の後端から横方向に延びる板状部であって表面板の裏面と充填材とに挟まれることで弾性目地部の前後方向のずれを防ぐ位置ずれ防止部である態様(図1)。
[イ]位置ずれ防止手段は、弾性目地部を表面板の端面に接着固定した端面接着部である態様(図5(a),(b))。
[ウ]位置ずれ防止手段は、弾性目地部の後端から横方向に延びる板状部であって表面板の裏面と充填材とに挟まれることで弾性目地部の前後方向のずれを防ぐ位置ずれ防止部と、弾性目地部を表面板の端面に接着固定した端面接着部及び位置ずれ防止部を表面板の裏面に接着固定した裏面接着部のいずれか一方又は両方とを含み構成された態様(図5(c),(d))。
[エ]位置ずれ防止手段は、表面板の端面に設けられたざぐり穴と、弾性目地部から突出して該ざぐり穴に係合する凸部とを含み構成された態様(図6(a),(b))。
表面板に特別な加工を施すことなく実施できる点で、[ア]〜[ウ]の態様が好ましい。
[変更例1]図4(b)に示すように、弾性目地部21を平面視で複数の円を前後方向に一部重複するように連続させて並べた形状にしてもよい。
[変更例2]図4(c)に示すように、弾性目地部21の左右両面に、平面視で三角形状に凹んだ、上下方向に延びる溝22を前後方向に複数形成してもよい。
[変更例3]図4(d)に示すように、弾性目地部21の左右両面に、平面視で台形形状に凹んだ、上下方向に延びる溝23を前後方向に複数形成してもよい。
[変更例4]最下段z1のみならず、2段目(z2)以上の段にも衝撃吸収目地材20を設置してもよい。
[変更例5]図5(a)(b)に示すように、衝撃吸収目地材20から位置ずれ防止部25をなくし、弾性目地部21を表面板11の端面に接着固定する端面接着部41を設けてもよい。なお、図示例では、端面接着部41を左右に並ぶ2つの表面板11の両方に対して設けているが、片方に対してのみ設けてもよい。また、図示例では、弾性目地部21は実施例と同様であるが、弾性目地部21の左右厚さを5mm大きくして20〜30mm(図示例は25mm)にするとともに、弾性目地部21の形状を変更例2〜4(図4(b)〜(d))の形状にすると、なおよい。
[変更例6]図5(c)(d)に示すように、弾性目地部21を表面板11の端面に接着固定する端面接着部41や、位置ずれ防止部25を表面板11の裏面に接着固定する裏面接着部45を設けてもよい。なお、図示例では、端面接着部41及び裏面接着部45の両方を設けているが片方のみを設けてもよい。また、図示例では、端面接着部41や裏面接着部45を、左右に並ぶ2つの表面板11の両方に対して設けているが、片方に対してのみ設けてもよい。
[変更例7]図6(a)(b)に示すように、衝撃吸収目地材20から位置ずれ防止部25をなくし、表面板11の端面にざぐり穴19を設け、衝撃吸収目地材20に、弾性目地部21から突出した凸部29を設け、ざぐり穴19に凸部29を係合させてもよい。
[変更例8]図6(c)に示すように、最下段z1のブロック10の下方にジオグリッド40で巻いた充填材R(粗粒状基礎材)を設置してもよい。
10 ブロック
11 表面板
15 繋ぎ板
18 控板
20 衝撃吸収目地材
21 弾性目地部
25 位置ずれ防止部
27 水抜き孔
41 端面接着部
45 裏面接着部
R 充填材
S 法面
g1 中央空所
g2 側部空所
g3 後方空所
z1 最下段
z2 2段目の段
Claims (9)
- 法面(S)に沿って階段状に積み上げられた複数の段(z1,z2)からなり、
各段(z1,z2)は、法面(S)の前方に起立する表面板(11)とその後方に離間して起立する控板(18)と表面板(11)及び控板(18)の左右中間部どうしを繋ぐ繋ぎ板(15)とを含み構成されたブロック(10)が左右に複数並べられると共に、表面板(11)から法面(S)までの間の各空所(g1〜g3)に充填材(R)が充填されることで構築されている擁壁において、
最下段(z1)には、相対峙する2つのブロック(10)の表面板(11)の端面の間の所定位置に介装される衝撃吸収用の弾性目地部(21)と、弾性目地部(21)が所定位置からずれるのを防ぐ位置ずれ防止手段とが設けられたことを特徴とする擁壁。 - 位置ずれ防止手段は、弾性目地部(21)の後端から横方向に延びる板状部であって表面板(11)の裏面と充填材(R)とに挟まれることで弾性目地部(21)の前後方向のずれを防ぐ位置ずれ防止部(25)である請求項1記載の擁壁。
- 位置ずれ防止手段は、弾性目地部(21)を表面板(11)の端面に接着固定した端面接着部(41)である請求項1記載の擁壁。
- 位置ずれ防止手段は、弾性目地部(21)の後端から横方向に延びる板状部であって表面板(11)の裏面と充填材(R)とに挟まれることで弾性目地部(21)の前後方向のずれを防ぐ位置ずれ防止部(25)と、弾性目地部(21)を表面板(11)の端面に接着固定した端面接着部(41)及び位置ずれ防止部(25)を表面板(11)の裏面に接着固定した裏面接着部(45)のいずれか一方又は両方とを含み構成された請求項1記載の擁壁。
- 位置ずれ防止部(25)は、表面板(11)の下端レベルまであり、最下段(z1)の設置面に当接して弾性目地部(21)の下方向のずれを防ぐ請求項2又は4記載の擁壁。
- 位置ずれ防止部(25)は、弾性目地部(21)の後端から左右両横方向に延びる請求項2、4又は5記載の擁壁。
- 相対峙する表面板(11)の端面における上下方向の一部範囲に前記所定位置があり、残部範囲は相対峙して水抜き間隙(14)を形成し、位置ずれ防止部(25)に水抜き間隙(14)と連通する水抜き孔(27)が設けられた請求項6記載の擁壁。
- 弾性目地部(21)は、ゴム、軟質樹脂又はエラストマーの弾性材料により形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の擁壁。
- 位置ずれ防止部(25)は、弾性目地部(21)と同じ弾性材料により弾性目地部(21)と一体に形成されている請求項8記載の擁壁。
Priority Applications (1)
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JP2017179032A JP2019052513A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 擁壁 |
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JP2017179032A JP2019052513A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 擁壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019052513A true JP2019052513A (ja) | 2019-04-04 |
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ID=66013121
Family Applications (1)
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JP2017179032A Pending JP2019052513A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 擁壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0184325U (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-05 | ||
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JP2006342656A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-12-21 | Parity Zipang:Kk | 地震によるずれに対応する擁壁及びその構築方法並びに擁壁用ブロック |
-
2017
- 2017-09-19 JP JP2017179032A patent/JP2019052513A/ja active Pending
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