JP2019052444A - 壁パネルの取付構造 - Google Patents

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康寛 井上
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昭紀 羽生
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Abstract

【課題】壁パネルの表面側において、壁パネルにおける止具の設置箇所のシール性を確保しつつ、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所の補強を容易に行うことができる壁パネルの取付構造を提供する。【解決手段】壁パネルの取付構造は、壁パネルを下地材に取り付けるためのものであり、止具61と、座金62と、パッキン63とを備える。止具61は、前記壁パネルを前記下地材に止め付けるために、軸部72が頭部71から下地材15に向かって前記壁パネルを貫通した状態で、ネジ部が前記下地材に止めつけられ、頭部71が前記壁パネルの表面74側に配置される。座金62は、座金本体76に設けられた切欠部77が切欠開口78側から軸部72を嵌め入れた状態で、座金本体76が前記壁パネルの表面74と頭部71との間に配置される。パッキン63は、軸部72に外嵌され、前記壁パネルの表面74と座金本体76との間にこれらに密着した状態で介在する。【選択図】図4

Description

本発明は、壁パネルの取付構造に関する。
従来、壁パネルを下地材に取り付けるための壁パネルの取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の壁パネルの取付構造においては、止具(取付ビス等)により壁パネルが下地材(胴縁等)に止め付けられる。
詳しくは、前記止具は、頭部、前記頭部から突出するように設けられた軸部を有する。そしてこの止具が、前記軸部が前記頭部から前記下地材に向かって前記壁パネルを貫通した状態で、前記頭部が前記壁パネルの表面側に配置される。
特開2016−14295号公報
従来のような構成においては、止具により壁パネルが下地材に止め付けられた後、前記壁パネルの表側空間に吹く風の風圧等により当該表側空間が負圧となった場合には、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所に当該設置箇所をその表側へ引っ張るような外力がかかる。そのため、前記外力により前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所が変形してしまい、前記下地材への前記壁パネルの取付状態の悪化を招くという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、壁パネルの表面側において、壁パネルにおける止具の設置箇所のシール性を確保しつつ、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所の補強を容易に行うことができる壁パネルの取付構造の提供を目的とする。
本発明は、
壁パネルを下地材に取り付けるための壁パネルの取付構造であって、
頭部、前記頭部から突出するように設けられた軸部、および、前記軸部の突出端部側に設けられたネジ部を有し、前記壁パネルを前記下地材に止め付けるために、前記軸部が前記頭部から前記下地材に向かって前記壁パネルを貫通した状態で、前記ネジ部が前記下地材に止め付けられるとともに、前記頭部が前記壁パネルの表面側に配置される止具と、
座金本体、および、前記座金本体に設けられた切欠部を有し、前記切欠部がその切欠開口側から前記止具の軸部を嵌め入れた状態で、前記座金本体が前記壁パネルの表面と前記止具の頭部との間に配置される座金と、
前記止具の軸部に外嵌され、前記壁パネルの表面と前記座金の座金本体との間にこれらに密着した状態で介在するパッキンとを備えるものである。
この構成によれば、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所を前記座金により前記壁パネルの表裏方向に容易に補強することが可能となる。したがって、例えば、前記止具により前記壁パネルが前記下地材に止め付けられた後、前記壁パネルの表側空間に吹く風の風圧等により当該表側空間が負圧となった場合には、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所に当該設置箇所をその表側へ引っ張るような外力がかかるが、この外力による前記壁パネルの前記止具の設置箇所の変形を防止することができる。結果、前記下地材への前記壁パネルの取付状態を良好に維持することができる。
前記座金による補強は、前記止具により前記壁パネルを前記下地材に止め付ける場合に、前記座金の後付けを行う、具体的には、前記止具の軸部が前記壁パネルを貫通する途中で前記座金の切欠部を前記止具の軸部に嵌めることによって簡単に実現できる。そして、前記座金は、新規に前記止具により前記壁パネルを前記下地材に止め付ける場合に前記壁パネルに対して適用できるだけでなく、既に止具により壁パネルが下地材に止め付けられている場合であっても、その止具を緩めるなどして、既設の壁パネルに対して容易に適用できる。
また、前記止具により前記壁パネルを前記下地材に止め付けたときには、前記壁パネルの表面側において前記止具の軸部と、これを貫通させる前記壁パネルのうちの前記表面側に設けられた貫通孔との間の隙間を、前記パッキンによりシールすることが可能となる。この際、前記パッキンは、前記止具の軸部に密着させることも可能となる。したがって、前記座金の切欠部において、良好なシール性能を得ることができる。
本発明の別の態様によれば、
前記パッキンは、前記座金の切欠部を前記壁パネルの表面側から塞ぐように構成される。
この構成によれば、前記壁パネルの表側空間側から前記切欠部を通じて前記壁パネルの内部に雨水等が浸入することを効果的に阻止できる。したがって、前記壁パネルの取付構造におけるシール性能の向上を図ることができる。
本発明の更なる態様によれば、
前記座金は、
前記座金本体に設けられ、前記座金本体における、前記壁パネルに対向する側の面と反対側の面から突出する突起を有する。
この構成によれば、前記座金の剛性を高めることが可能となる。したがって、前記壁パネルの表側空間が負圧となることによって作用する集中荷重が前記座金を介して前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所に伝わる際におこり得る変形を抑制できる。
本発明のまた別の態様によれば、
前記壁パネルの取付構造は、
前記止具の頭部と前記座金の座金本体との間に介在し、前記止具の回転に伴う前記座金の供回りを防止する供回り防止部材を備える。
この構成によれば、前記止具のネジ部を前記下地材に止め付けるために前記止具を回転させたとき、前記止具の回転に伴う前記座金の供回りを防止することができる。したがって、前記止具に供回りする前記座金本体により、これに接触した前記パッキンが損傷するという問題の発生を防止できる。
本発明によれば、壁パネルの表面側において、壁パネルにおける止具の設置箇所のシール性を確保しつつ、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所の補強を容易に行うことができる壁パネルの取付構造を提供できる。
本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造を示す断面図である。 図1の壁パネルの取付構造における第1壁パネルの上端部側の断面図である。 図1の壁パネルの取付構造における第2壁パネルの下端部側の断面図である。 図1の壁パネルの取付構造の拡大図である。 図4の壁パネルの取付構造において、止具、座金、パッキン、および、供回り防止部材を第1壁パネルから離間させた状態を示す図である。 (a)図5の座金を表側から見た図である。(b)図5のパッキンを表側から見た図である。(c)図5の供回り防止部材を表側から見た図である。 図4の壁パネルの取付構造における座金の後付けについての説明図である。 別実施例の座金を表側から見た図である。 本発明の別の実施形態に係る壁パネルの取付構造を示す断面図である。
本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造が適用される第1壁パネル1およびその周辺の構成について説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造の断面図を示す。図2に、図1の壁パネルの取付構造における第1壁パネル1の上端部側の断面図を示す。図3に、図1の壁パネルの取付構造における第2壁パネル2の下端部側の断面図を示す。
図1、図2、図3に示されるように、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造は、上下方向において互いに継合される第1壁パネル1および第2壁パネル2のうち、第2壁パネル2の下方に配置された第1壁パネル1に適用される。なお、前記壁パネルの取付構造は、種々の壁パネルに適宜適用可能である。
第1壁パネル1は、第1表面部11と、第1裏面部12と、上端部13と、上端部13から上方へ突出する凸部14を有する。本実施形態において、第1壁パネル1は、耐火性を有する耐火パネルである。第1壁パネル1は、後述のように、その上下方向端部の上端側等で下地材(胴縁等)15に取り付けられ得る。
第1表面部11は、第1壁パネル1の表側に配置されている。第1表面部11は、第1壁パネル1に対して表側に存在する表側空間16に臨み得る第1表面材17を含む。第1表面材17は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
第1裏面部12は、第1壁パネル1の裏側に配置されている。第1裏面部12は、第1壁パネル1に対して裏側に位置する下地材15に対向し得る第1裏面材18を含む。第1裏面材18は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
上端部13は、第1壁パネル1の上面を含む。上端部13は、第1表面材17と第1裏面材18との間に介在する第1芯材19の上端部と、第1芯材19の上端部の一部を覆う、第1表面材17から延出する部分と、第1芯材19の上端部の別の一部を覆う、第1裏面材18から延出する部分とにより形成されている。
ここで、第1芯材19は、耐火性(耐熱性、難燃性、不燃性)を有する素材を用いて製造されている。第1芯材19を製造するためには、例えば、ロックウール、グラスウール、セラミックファイバー、または、カーボンウールが使用され得る。
凸部14は、第1壁パネル1の上面(上端部13)から上方へ突出するように設けられている。凸部14は、第1壁パネル1の上端部13において、第1壁パネル1の表側に配置されている。詳しくは、凸部14は、第1表面部11の上方に配置されている。
凸部14は、第1壁パネル1の第1表面部11側から、第1芯材19の上面よりも上方へ延出する第1表面材17の延出部21により構成されている。凸部14は、第1表面材17の延出部21が第1壁パネル1の裏側へ曲げられることによって、その屈曲部分を突出端部とするように形成されている。
具体的には、凸部14は、第1表面材17の延出部21が下向き開放U字形状を呈するように曲げられることによって、その屈曲部分を突出端部とするように形成されている。そして、凸部14は、第1芯材19が充填されない内部空間を有する中空体とされている。
第1表面材17の延出部21は、凸部14をなす部分のほか、凸部14よりも第1壁パネル1の裏側に位置する延出端部22を含む。延出端部22は、第1壁パネル1の上端部13において、第1芯材19の上面の平坦部を上方から覆うように、第1芯材19の上面の平坦部に沿って設けられている。
本実施形態において、第1壁パネル1は、また、上端部13で上方へ開口する第1凹溝25を有する。第1凹溝25は、第1壁パネル1の上端部13において、凸部14(第1表面材17の延出部21(延出端部22を含む))よりも第1壁パネル1の裏側に配置されている。
本実施形態において、第1壁パネル1は、また、第1表面部11と上端部13との間に、第1壁パネル1の裏側へ窪む窪部31を有する。窪部31は、第1芯材19において窪む第1窪み33と、第1窪み33を表側から覆いかつ段状に窪む第2窪み35とにより形成されている。
また、第2壁パネル2は、第2表面部41と、第2裏面部42と、下端部43と、下端部43で下方へ突出する凹部44を有する。本実施形態において、第2壁パネル2は、耐火性を有する耐火パネルである。第2壁パネル2は、その幅方向等の上端側で下地材(胴縁等)15に取り付けられ得る。
第2表面部41は、第2壁パネル2の表側に配置されている。第2表面部41は、第2壁パネル2に対して表側に存在する表側空間16に臨み得る第2表面材47を含む。第2表面材47は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
第2裏面部42は、第2壁パネル2の裏側に配置されている。第2裏面部42は、第2壁パネル2に対して裏側に位置する下地材15に対向し得る第2裏面材48を含む。第2裏面材48は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
下端部43は、第2壁パネル2の下面を含む。下端部43は、第2表面材47と第2裏面材48との間に介在する第2芯材49の下端部と、第2芯材49の下端部の一部を覆う、第2表面材47から延出する部分と、第2芯材49の下端部の別の一部を覆う、第2裏面材48から延出する部分とにより形成されている。
ここで、第2芯材49は、耐火性(耐熱性、難燃性、不燃性)を有する素材を用いて製造されている。第2芯材49を製造するためには、例えば、ロックウール、グラスウール、セラミックファイバー、または、カーボンウールが使用され得る。
凹部44は、第2壁パネル2の下面(下端部43)に開口するように、この下面に対して上方へ凹む。凹部44は、第2壁パネル2の下端部43において、第2壁パネル2の表側に配置されている。そして、凹部44は、第1壁パネル1の凸部14と嵌合可能とされている。
凹部44は、第2壁パネル2の第2表面部41側から、第2芯材49の下面よりも下方へ延出する第2表面材47の延出部51により構成されている。凹部44は、第2表面材47の延出部51が第2壁パネル2の裏側へ曲げられることによって、第1壁パネル1の凸部14と嵌合し得るように形成されている。
第2表面材47の延出部51は、凹部44をなす部分のほか、凹部44よりも第2壁パネル2の裏側に位置する延出端部52を含む。延出端部52は、第2壁パネル2の下端部43において、第2芯材49の下面の平坦部を下方から覆うように、第2芯材49の下面の平坦部に沿って設けられている。
第2表面材47の延出部51は、凹部44に対して第2壁パネル2の表側に位置する凸条53を更に含む。凸条53は、第2壁パネル2の第2表面部41から下方へ突出するように設けられ、第1壁パネル1の窪部31の第1壁パネル1および第2壁パネル2の延在方向(上下方向)長さよりも若干小さい第1壁パネル1および第2壁パネル2の延在方向長さを有する。
凹部44には、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等で構成されたパッキン(防水パッキン)54が設けられている。
本実施形態において、第2壁パネル2は、また、下端部43で下方へ開口する第2凹溝55を有する。第2凹溝55は、第2壁パネル2の下端部43において、凹部44(第2表面材47の延出部51(延出端部52を含む))よりも第2壁パネル2の裏側に配置されている。
また、パネル継合用部材3が、第1壁パネル1の第1凹溝25と、第2壁パネル2の第2凹溝55とに嵌合可能に構成されている。パネル継合用部材3は、直方体形状を有し、第1凹溝25および第2凹溝55への嵌合時にこれらの凹溝25・55を形成する部分の一部と接触するように形成されている。
パネル継合用部材3は、本実施形態においては耐火性ボードである。パネル継合用部材3は、耐火性(耐熱性、難燃性、不燃性)を有する素材を用いて製造されている。パネル継合用部材3を製造するためには、例えば、ケイ酸カルシウム板が使用され得る。
こうして、図1に示されるように、第1壁パネル1の凸部14が第2壁パネル2の凹部44に嵌合した状態で、第2壁パネル2が第1壁パネル1の上方に位置するように、第1壁パネル1と第2壁パネル2とがパネル継合用部材3を挟むように継合する構成とされている。
この構成においては、第1壁パネル1の凸部14が第2壁パネル2の凹部44に嵌り込むので、凸部14と凹部44とが第2壁パネル2の重みにより圧縮されたパッキン54を介して対峙する。したがって、パッキン54により、凸部14と凹部44との間にシール部が形成される。
また、第2壁パネル2の凸条53が、窪部31により形成された空間に位置するように、窪部31の表側に配置される。したがって、凸条53が、第1壁パネル1の窪部31、ひいては上端部13を覆って表側から見えなくするカバーの役割を果たす。
さらに、第1壁パネル1と第2壁パネル2とが上下方向において隣り合う状態で、第1壁パネル1の第1表面部11と第2壁パネル2の第2表面部41とが略面一となるように配置されるとともに、第1壁パネル1の第1裏面部12と第2壁パネル2の第2裏面部42とが略面一となるように配置される。
次に、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造について説明する。
図4に、図1の壁パネルの取付構造の拡大図を示す。図5に、図4の壁パネルの取付構造において、止具61、座金62、パッキン63、および、供回り防止部材64を第1壁パネル1から離間させた状態を表す図を示す。
図6(a)に、座金62を表側から見た図を示す。図6(b)に、パッキン63を表側から見た図を示す。図6(c)に、供回り防止部材64を表側から見た図を示す。
前記壁パネルの取付構造は、第1壁パネル1を下地材15に取り付けるためのものである。図4、図5、図6に示されるように、前記壁パネルの取付構造は、止具61と、座金62と、パッキン63とを備える。本実施形態において、前記壁パネルの取付構造は、後述のとおり供回り防止部材64を更に備える。
止具61は、図1にも示されるように、頭部71と、軸部72と、ネジ部73とを有する。止具61において、軸部72は、頭部71から突出するように設けられている。ネジ部73は、軸部72の突出端部側に設けられている。
止具61は、第1壁パネル1を下地材15に止め付けるために、軸部72が頭部71から下地材15に向かって第1壁パネル1を貫通した状態で、ネジ部73が下地材15に止め付けられるとともに、頭部71が第1壁パネル1の表面74側に配置されるようになっている。
座金62は、座金本体76と、切欠部77とを有する。座金62において、切欠部77は、座金本体76に設けられている。
座金62は、切欠部77がその切欠開口78側から止具61の軸部72を嵌め入れた状態で、座金本体76が第1壁パネル1の表裏方向において第1壁パネル1の表面74と止具61の頭部71との間に配置されている。
パッキン63は、止具61の軸部72に外嵌されている。パッキン63は、第1壁パネル1の表面74と座金62の座金本体76との間にこれらに密着した状態で介在する。
本実施形態において、止具61は、取付ビス(ドリルビス)から構成されている。止具61は、頭部71を、軸部72の軸方向一端部である突出基端部の側に有する。止具61は、また、ネジ部73を、軸部72の軸方向他端部である突出端部の側に有する。
頭部71は、円盤形状を有する。軸部72は、丸棒形状を有し、頭部71と同軸的に配置されている。軸部72は、頭部71の直径よりも小さい直径を有する。ネジ部73は、軸部72に連続的に設けられ、下地材15(そのネジ部)に止付可能とされている。
こうして、止具61は、ネジ部73が第1壁パネル1の上端部13とパネル継合用部材3とを貫いて下地材15に到達しかつ頭部71が座金62の座金本体76の表側に位置するように、第1壁パネル1の上端部13に対してその表側から裏側へ打ち込まれ得る構成とされている。
ネジ部73が第1壁パネル1の上端部13とパネル継合用部材3とを貫く場合、軸部72が第1表面材17と第1芯材19と第1裏面材18とを貫通する。軸部72が第1表面材17を貫通する貫通箇所(第1壁パネル1の表面74側の一部)には、貫通孔79が形成されている。
座金62は、金属板により構成されている。座金62は、図5、図6(a)に示されるように、矩形板形状を有する。座金62は、第1壁パネル1の上下方向端部の上端側において、上端部13の一部および凸部14を表側から覆うように、これらと止具61の頭部71との間に配置されている。
座金62は、また、第1壁パネル1の上端部13および凸部14と隣り合うように凸部14よりも第1表面部11側(表側)に配置されている。そして、座金62は、第1壁パネル1が下地材15に取り付けられるときに、止具61により第1壁パネル1の表面74側に保持されるようになっている。
切欠部77は、止具61の軸部72にその径方向外側から切欠開口78を通じて嵌合可能に設けられている。切欠部77は、座金本体76の周縁部のうち下側部分に下方へ開口するように配置されるとともに、座金本体76の幅方向中途部に配置されている。
切欠部77は、止具61の軸部72の上下方向長さおよび幅(直径)よりも大きい上下方向長さおよび幅を有する。切欠部77は、また、第1壁パネル1の表裏方向において止具61の頭部71を通過不能とすべく、頭部71の上下方向長さおよび幅よりも小さい上下方向長さおよび幅を有する。
パッキン63は、大きな復元力がある材料から構成されている。パッキン63は、本実施形態においてはEPDMである。パッキン63は、リング形状を有する。パッキン63は、変形して拡開したときに貫通孔79を表側から塞ぐことができるように、貫通孔79の直径よりも大きい外径を有する。
なお、パッキン63の材質は、前述のEPDMに限定するものではなく、使用条件に応じた適宜の材質を採用することができる。
この構成により、第1壁パネル1における止具61の設置箇所(上端部13の一部および凸部14)を座金62により第1壁パネル1の表裏方向に容易に補強することが可能となる。したがって、例えば、止具61により第1壁パネル1が下地材15に止め付けられた後、表側空間16に吹く風の風圧等により表側空間16が負圧となった場合には、第1壁パネル1における止具61の設置箇所に当該設置箇所をその表側へ引っ張るような外力がかかるが、この外力による第1壁パネル1の止具61の設置箇所の変形を防止することができる。結果、下地材15への第1壁パネル1の取付状態を良好に維持することができる。
座金62による補強は、止具61により第1壁パネル1を下地材15に止め付ける場合に、座金62の後付けを行う、具体的には、止具61の軸部72が第1壁パネル1を貫通する途中で座金62を図7中の矢印90方向へ移動させて切欠部77を止具61の軸部72に嵌めることによって簡単に実現できる。そして、座金62は、新規に止具61により第1壁パネル1を下地材15に止め付ける場合に第1壁パネル1に対して適用できるだけでなく、既に止具61により第1壁パネル1が下地材15に止め付けられている場合であっても、その止具61を緩めるなどして、既設の第1壁パネルに対して容易に適用できる。
また、止具61により第1壁パネル1を下地材15に止め付けたときには、第1壁パネル1の表面74側において止具61の軸部72と、これを貫通させる第1壁パネル1の表面74側に設けられた貫通孔79との間の隙間を、パッキン63によりシールすることが可能となる。この際、パッキン63は、止具61の軸部72に密着させることも可能となる。したがって、座金62の切欠部77において、良好なシール性能を得ることができる。
また、本実施形態において、パッキン63は、座金62の切欠部77を第1壁パネル1の表面74側(貫通孔79がある裏側)から塞ぐように構成されている。
すなわち、パッキン63は、切欠部77の上下方向長さおよび幅よりも大きい上下方向長さおよび幅(直径)を有するように、止具61の軸部72の径方向外側へ拡開し得る構成とされている。この拡径時、パッキン63は、当然、止具61の軸部72に密着するように当該軸部72の径方向内側へも拡開する。
このような構成により、表側空間16側から切欠部77を通じて第1壁パネル1の内部に雨水等が浸入することを効果的に阻止できる。したがって、前記壁パネルの取付構造におけるシール性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、座金62は、複数の突起82を更に有する。突起82は、座金本体76に設けられ、座金本体76(座金62)の表面(第1壁パネル1の上端部13および凸部14に対向する側の面(裏面)と反対側の面)から突出するものである。
複数の突起82は、適宜分散した状態で、詳しくは座金62を表側から見たときに矩形状を呈する座金本体76の周縁部に沿って配置されている。具体的には、突起82は、座金本体76の幅方向一側で上下方向に延在する第1突起82Aと、座金本体76の幅方向他側で上下方向に延在する第2突起82Bとを含む。
突起82は、第1突起82Aと第2突起82Bとの間で座金本体76の幅方向に延在する第3突起82Cを更に含む。なお、突起86は、座金62の表面に少なくとも1つ設けられるものであり、例えば、第1突起82A、第2突起82B、および、第3突起82Cが一体化したようなものであってもよい。
このような構成により、座金62の剛性を高めることが可能となる。したがって、前述のように表側空間16が負圧となることによって作用する集中荷重が座金62を介して第1壁パネル1の上端部13および凸部14に伝わる際におこり得る変形を抑制できる。
また、本実施形態において、前記壁パネルの取付構造は、供回り防止部材64を備える。供回り防止部材64は、止具61の頭部71と座金62の座金本体76との間に介在し、止具61の回転に伴う座金62の供回りを防止するためのものである。
供回り防止部材64は、シリコン等の発泡樹脂から構成されている。供回り防止部材64は、リング形状を有する。供回り防止部材64は、止具61の軸部72に外嵌し、止具61の頭部71と座金62の座金本体76との間にこれらに密着するように配置されている。
なお、供回り防止部材64の材質は、前述のシリコン等の発泡樹脂に限定するものではなく、使用条件に応じた適宜の材質を採用することができる。
このような構成により、止具61のネジ部73を下地材15に止め付けるために止具61を回転させたとき、止具61の回転に伴う座金62の供回りを防止することができる。したがって、止具61に供回りする座金本体76により、これに接触したパッキン63が損傷するという問題の発生を防止できる。
なお、本発明に係る座金は、本実施形態においては凸部14と凹部44との嵌合部分付近における1つの止具61に対応するように設けられた座金62としているが、図8に示されるような、前記嵌合部において幅方向に複数設けられた止具61に対応するように設けられた座金92とすることも可能である。
また、本発明に係る壁パネルは、本実施形態においては耐火パネルである第1壁パネル1としてるが、これに限定するものではなく、例えば、耐火パネルではない(特別な耐火性を有さない)壁パネル、具体的には、図9に示されるような、金属板製の表面材117および裏面材118と、発砲プラスチック製等の芯材119を有する壁パネル101とすることも可能である。
上述の教示を考慮すれば、本発明が多くの変更形態および変形形態をとり得ることは明らかである。したがって、本発明が、添付の特許請求の範囲内において、本明細書に記載された以外の方法で実施され得ることを理解されたい。
1 第1壁パネル(壁パネル)
15 下地材
61 止具
62 座金
63 パッキン
64 供回り防止部材
71 頭部
72 軸部
73 ネジ部
74 第1壁パネルの表面(壁パネルの表面)
76 座金本体
77 切欠部
78 切欠開口
82 突起
101 第1壁パネル(壁パネル)
本発明は、壁パネルの取付構造に関する。
従来、壁パネルを下地材に取り付けるための壁パネルの取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の壁パネルの取付構造においては、止具(取付ビス等)により壁パネルが下地材(胴縁等)に止め付けられる。
詳しくは、前記止具は、頭部、前記頭部から突出するように設けられた軸部を有する。そしてこの止具が、前記軸部が前記頭部から前記下地材に向かって前記壁パネルを貫通した状態で、前記頭部が前記壁パネルの表面側に配置される。
特開2016−14295号公報
従来のような構成においては、止具により壁パネルが下地材に止め付けられた後、前記壁パネルの表側空間に吹く風の風圧等により当該表側空間が負圧となった場合には、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所に当該設置箇所をその表側へ引っ張るような外力がかかる。そのため、前記外力により前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所が変形してしまい、前記下地材への前記壁パネルの取付状態の悪化を招くという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、壁パネルの表面側において、壁パネルにおける止具の設置箇所のシール性を確保しつつ、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所の補強を容易に行うことができる壁パネルの取付構造の提供を目的とする。
本発明は、
壁パネルを下地材に取り付けるための壁パネルの取付構造であって、
頭部、前記頭部から突出するように設けられた軸部、および、前記軸部の突出端部側に設けられたネジ部を有し、前記壁パネルを前記下地材に止め付けるために、前記軸部が前記頭部から前記下地材に向かって前記壁パネルを貫通した状態で、前記ネジ部が前記下地材に止め付けられるとともに、前記頭部が前記壁パネルの表面側に配置される止具と、
座金本体、および、前記座金本体に設けられた切欠部を有し、前記切欠部が前記切欠部の切欠開口側から前記止具の軸部を嵌め入れた状態で、前記座金本体が前記壁パネルの表面と前記止具の頭部との間に配置される座金と、
前記止具の軸部に外嵌され、前記壁パネルの表面と前記座金の座金本体との間に前記壁パネルの表面および前記座金の座金本体に密着した状態で介在するパッキンとを備え
前記座金は、
前記座金本体に設けられ、前記座金本体における、前記壁パネルに対向する側の面と反対側の面から突出する突起を有し、
前記突起が、前記座金本体の周縁部に沿って延在しているものである。
この構成によれば、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所を前記座金により前記壁パネルの表裏方向に容易に補強することが可能となる。したがって、例えば、前記止具により前記壁パネルが前記下地材に止め付けられた後、前記壁パネルの表側空間に吹く風の風圧等により当該表側空間が負圧となった場合には、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所に当該設置箇所をその表側へ引っ張るような外力がかかるが、この外力による前記壁パネルの前記止具の設置箇所の変形を防止することができる。結果、前記下地材への前記壁パネルの取付状態を良好に維持することができる。
この構成によれば、前記座金の剛性を高めることが可能となる。したがって、前記壁パネルの表側空間が負圧となることによって作用する集中荷重が前記座金を介して前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所に伝わる際におこり得る変形を抑制できる。
前記座金による補強は、前記止具により前記壁パネルを前記下地材に止め付ける場合に、前記座金の後付けを行う、具体的には、前記止具の軸部が前記壁パネルを貫通する途中で前記座金の切欠部を前記止具の軸部に嵌めることによって簡単に実現できる。そして、前記座金は、新規に前記止具により前記壁パネルを前記下地材に止め付ける場合に前記壁パネルに対して適用できるだけでなく、既に止具により壁パネルが下地材に止め付けられている場合であっても、その止具を緩めるなどして、既設の壁パネルに対して容易に適用できる。
また、前記止具により前記壁パネルを前記下地材に止め付けたときには、前記壁パネルの表面側において前記止具の軸部と、これを貫通させる前記壁パネルのうちの前記表面側に設けられた貫通孔との間の隙間を、前記パッキンによりシールすることが可能となる。この際、前記パッキンは、前記止具の軸部に密着させることも可能となる。したがって、前記座金の切欠部において、良好なシール性能を得ることができる。
本発明の別の態様によれば、
前記パッキンは、前記座金の切欠部を前記壁パネルの表面側から塞ぐように構成される。
この構成によれば、前記壁パネルの表側空間側から前記切欠部を通じて前記壁パネルの内部に雨水等が浸入することを効果的に阻止できる。したがって、前記壁パネルの取付構造におけるシール性能の向上を図ることができる。
本発明のまた別の態様によれば、
前記壁パネルの取付構造は、
前記止具の頭部と前記座金の座金本体との間に介在し、前記止具の回転に伴う前記座金の供回りを防止する供回り防止部材を備える。
この構成によれば、前記止具のネジ部を前記下地材に止め付けるために前記止具を回転させたとき、前記止具の回転に伴う前記座金の供回りを防止することができる。したがって、前記止具に供回りする前記座金本体により、これに接触した前記パッキンが損傷するという問題の発生を防止できる。
本発明によれば、壁パネルの表面側において、壁パネルにおける止具の設置箇所のシール性を確保しつつ、前記壁パネルにおける前記止具の設置箇所の補強を容易に行うことができる壁パネルの取付構造を提供できる。
本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造を示す断面図である。 図1の壁パネルの取付構造における第1壁パネルの上端部側の断面図である。 図1の壁パネルの取付構造における第2壁パネルの下端部側の断面図である。 図1の壁パネルの取付構造の拡大図である。 図4の壁パネルの取付構造において、止具、座金、パッキン、および、供回り防止部材を第1壁パネルから離間させた状態を示す図である。 (a)図5の座金を表側から見た図である。(b)図5のパッキンを表側から見た図である。(c)図5の供回り防止部材を表側から見た図である。 図4の壁パネルの取付構造における座金の後付けについての説明図である。 別実施例の座金を表側から見た図である。 本発明の別の実施形態に係る壁パネルの取付構造を示す断面図である。
本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造が適用される第1壁パネル1およびその周辺の構成について説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造の断面図を示す。図2に、図1の壁パネルの取付構造における第1壁パネル1の上端部側の断面図を示す。図3に、図1の壁パネルの取付構造における第2壁パネル2の下端部側の断面図を示す。
図1、図2、図3に示されるように、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造は、上下方向において互いに継合される第1壁パネル1および第2壁パネル2のうち、第2壁パネル2の下方に配置された第1壁パネル1に適用される。なお、前記壁パネルの取付構造は、種々の壁パネルに適宜適用可能である。
第1壁パネル1は、第1表面部11と、第1裏面部12と、上端部13と、上端部13から上方へ突出する凸部14を有する。本実施形態において、第1壁パネル1は、耐火性を有する耐火パネルである。第1壁パネル1は、後述のように、その上下方向端部の上端側等で下地材(胴縁等)15に取り付けられ得る。
第1表面部11は、第1壁パネル1の表側に配置されている。第1表面部11は、第1壁パネル1に対して表側に存在する表側空間16に臨み得る第1表面材17を含む。第1表面材17は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
第1裏面部12は、第1壁パネル1の裏側に配置されている。第1裏面部12は、第1壁パネル1に対して裏側に位置する下地材15に対向し得る第1裏面材18を含む。第1裏面材18は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
上端部13は、第1壁パネル1の上面を含む。上端部13は、第1表面材17と第1裏面材18との間に介在する第1芯材19の上端部と、第1芯材19の上端部の一部を覆う、第1表面材17から延出する部分と、第1芯材19の上端部の別の一部を覆う、第1裏面材18から延出する部分とにより形成されている。
ここで、第1芯材19は、耐火性(耐熱性、難燃性、不燃性)を有する素材を用いて製造されている。第1芯材19を製造するためには、例えば、ロックウール、グラスウール、セラミックファイバー、または、カーボンウールが使用され得る。
凸部14は、第1壁パネル1の上面(上端部13)から上方へ突出するように設けられている。凸部14は、第1壁パネル1の上端部13において、第1壁パネル1の表側に配置されている。詳しくは、凸部14は、第1表面部11の上方に配置されている。
凸部14は、第1壁パネル1の第1表面部11側から、第1芯材19の上面よりも上方へ延出する第1表面材17の延出部21により構成されている。凸部14は、第1表面材17の延出部21が第1壁パネル1の裏側へ曲げられることによって、その屈曲部分を突出端部とするように形成されている。
具体的には、凸部14は、第1表面材17の延出部21が下向き開放U字形状を呈するように曲げられることによって、その屈曲部分を突出端部とするように形成されている。そして、凸部14は、第1芯材19が充填されない内部空間を有する中空体とされている。
第1表面材17の延出部21は、凸部14をなす部分のほか、凸部14よりも第1壁パネル1の裏側に位置する延出端部22を含む。延出端部22は、第1壁パネル1の上端部13において、第1芯材19の上面の平坦部を上方から覆うように、第1芯材19の上面の平坦部に沿って設けられている。
本実施形態において、第1壁パネル1は、また、上端部13で上方へ開口する第1凹溝25を有する。第1凹溝25は、第1壁パネル1の上端部13において、凸部14(第1表面材17の延出部21(延出端部22を含む))よりも第1壁パネル1の裏側に配置されている。
本実施形態において、第1壁パネル1は、また、第1表面部11と上端部13との間に、第1壁パネル1の裏側へ窪む窪部31を有する。窪部31は、第1芯材19において窪む第1窪み33と、第1窪み33を表側から覆いかつ段状に窪む第2窪み35とにより形成されている。
また、第2壁パネル2は、第2表面部41と、第2裏面部42と、下端部43と、下端部43で下方へ突出する凹部44を有する。本実施形態において、第2壁パネル2は、耐火性を有する耐火パネルである。第2壁パネル2は、その幅方向等の上端側で下地材(胴縁等)15に取り付けられ得る。
第2表面部41は、第2壁パネル2の表側に配置されている。第2表面部41は、第2壁パネル2に対して表側に存在する表側空間16に臨み得る第2表面材47を含む。第2表面材47は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
第2裏面部42は、第2壁パネル2の裏側に配置されている。第2裏面部42は、第2壁パネル2に対して裏側に位置する下地材15に対向し得る第2裏面材48を含む。第2裏面材48は、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の金属板を用いて製造されている。
下端部43は、第2壁パネル2の下面を含む。下端部43は、第2表面材47と第2裏面材48との間に介在する第2芯材49の下端部と、第2芯材49の下端部の一部を覆う、第2表面材47から延出する部分と、第2芯材49の下端部の別の一部を覆う、第2裏面材48から延出する部分とにより形成されている。
ここで、第2芯材49は、耐火性(耐熱性、難燃性、不燃性)を有する素材を用いて製造されている。第2芯材49を製造するためには、例えば、ロックウール、グラスウール、セラミックファイバー、または、カーボンウールが使用され得る。
凹部44は、第2壁パネル2の下面(下端部43)に開口するように、この下面に対して上方へ凹む。凹部44は、第2壁パネル2の下端部43において、第2壁パネル2の表側に配置されている。そして、凹部44は、第1壁パネル1の凸部14と嵌合可能とされている。
凹部44は、第2壁パネル2の第2表面部41側から、第2芯材49の下面よりも下方へ延出する第2表面材47の延出部51により構成されている。凹部44は、第2表面材47の延出部51が第2壁パネル2の裏側へ曲げられることによって、第1壁パネル1の凸部14と嵌合し得るように形成されている。
第2表面材47の延出部51は、凹部44をなす部分のほか、凹部44よりも第2壁パネル2の裏側に位置する延出端部52を含む。延出端部52は、第2壁パネル2の下端部43において、第2芯材49の下面の平坦部を下方から覆うように、第2芯材49の下面の平坦部に沿って設けられている。
第2表面材47の延出部51は、凹部44に対して第2壁パネル2の表側に位置する凸条53を更に含む。凸条53は、第2壁パネル2の第2表面部41から下方へ突出するように設けられ、第1壁パネル1の窪部31の第1壁パネル1および第2壁パネル2の延在方向(上下方向)長さよりも若干小さい第1壁パネル1および第2壁パネル2の延在方向長さを有する。
凹部44には、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等で構成されたパッキン(防水パッキン)54が設けられている。
本実施形態において、第2壁パネル2は、また、下端部43で下方へ開口する第2凹溝55を有する。第2凹溝55は、第2壁パネル2の下端部43において、凹部44(第2表面材47の延出部51(延出端部52を含む))よりも第2壁パネル2の裏側に配置されている。
また、パネル継合用部材3が、第1壁パネル1の第1凹溝25と、第2壁パネル2の第2凹溝55とに嵌合可能に構成されている。パネル継合用部材3は、直方体形状を有し、第1凹溝25および第2凹溝55への嵌合時にこれらの凹溝25・55を形成する部分の一部と接触するように形成されている。
パネル継合用部材3は、本実施形態においては耐火性ボードである。パネル継合用部材3は、耐火性(耐熱性、難燃性、不燃性)を有する素材を用いて製造されている。パネル継合用部材3を製造するためには、例えば、ケイ酸カルシウム板が使用され得る。
こうして、図1に示されるように、第1壁パネル1の凸部14が第2壁パネル2の凹部44に嵌合した状態で、第2壁パネル2が第1壁パネル1の上方に位置するように、第1壁パネル1と第2壁パネル2とがパネル継合用部材3を挟むように継合する構成とされている。
この構成においては、第1壁パネル1の凸部14が第2壁パネル2の凹部44に嵌り込むので、凸部14と凹部44とが第2壁パネル2の重みにより圧縮されたパッキン54を介して対峙する。したがって、パッキン54により、凸部14と凹部44との間にシール部が形成される。
また、第2壁パネル2の凸条53が、窪部31により形成された空間に位置するように、窪部31の表側に配置される。したがって、凸条53が、第1壁パネル1の窪部31、ひいては上端部13を覆って表側から見えなくするカバーの役割を果たす。
さらに、第1壁パネル1と第2壁パネル2とが上下方向において隣り合う状態で、第1壁パネル1の第1表面部11と第2壁パネル2の第2表面部41とが略面一となるように配置されるとともに、第1壁パネル1の第1裏面部12と第2壁パネル2の第2裏面部42とが略面一となるように配置される。
次に、本発明の一実施形態に係る壁パネルの取付構造について説明する。
図4に、図1の壁パネルの取付構造の拡大図を示す。図5に、図4の壁パネルの取付構造において、止具61、座金62、パッキン63、および、供回り防止部材64を第1壁パネル1から離間させた状態を表す図を示す。
図6(a)に、座金62を表側から見た図を示す。図6(b)に、パッキン63を表側から見た図を示す。図6(c)に、供回り防止部材64を表側から見た図を示す。
前記壁パネルの取付構造は、第1壁パネル1を下地材15に取り付けるためのものである。図4、図5、図6に示されるように、前記壁パネルの取付構造は、止具61と、座金62と、パッキン63とを備える。本実施形態において、前記壁パネルの取付構造は、後述のとおり供回り防止部材64を更に備える。
止具61は、図1にも示されるように、頭部71と、軸部72と、ネジ部73とを有する。止具61において、軸部72は、頭部71から突出するように設けられている。ネジ部73は、軸部72の突出端部側に設けられている。
止具61は、第1壁パネル1を下地材15に止め付けるために、軸部72が頭部71から下地材15に向かって第1壁パネル1を貫通した状態で、ネジ部73が下地材15に止め付けられるとともに、頭部71が第1壁パネル1の表面74側に配置されるようになっている。
座金62は、座金本体76と、切欠部77とを有する。座金62において、切欠部77は、座金本体76に設けられている。
座金62は、切欠部77がその切欠開口78側から止具61の軸部72を嵌め入れた状態で、座金本体76が第1壁パネル1の表裏方向において第1壁パネル1の表面74と止具61の頭部71との間に配置されている。
パッキン63は、止具61の軸部72に外嵌されている。パッキン63は、第1壁パネル1の表面74と座金62の座金本体76との間にこれらに密着した状態で介在する。
本実施形態において、止具61は、取付ビス(ドリルビス)から構成されている。止具61は、頭部71を、軸部72の軸方向一端部である突出基端部の側に有する。止具61は、また、ネジ部73を、軸部72の軸方向他端部である突出端部の側に有する。
頭部71は、円盤形状を有する。軸部72は、丸棒形状を有し、頭部71と同軸的に配置されている。軸部72は、頭部71の直径よりも小さい直径を有する。ネジ部73は、軸部72に連続的に設けられ、下地材15(そのネジ部)に止付可能とされている。
こうして、止具61は、ネジ部73が第1壁パネル1の上端部13とパネル継合用部材3とを貫いて下地材15に到達しかつ頭部71が座金62の座金本体76の表側に位置するように、第1壁パネル1の上端部13に対してその表側から裏側へ打ち込まれ得る構成とされている。
ネジ部73が第1壁パネル1の上端部13とパネル継合用部材3とを貫く場合、軸部72が第1表面材17と第1芯材19と第1裏面材18とを貫通する。軸部72が第1表面材17を貫通する貫通箇所(第1壁パネル1の表面74側の一部)には、貫通孔79が形成されている。
座金62は、金属板により構成されている。座金62は、図5、図6(a)に示されるように、矩形板形状を有する。座金62は、第1壁パネル1の上下方向端部の上端側において、上端部13の一部および凸部14を表側から覆うように、これらと止具61の頭部71との間に配置されている。
座金62は、また、第1壁パネル1の上端部13および凸部14と隣り合うように凸部14よりも第1表面部11側(表側)に配置されている。そして、座金62は、第1壁パネル1が下地材15に取り付けられるときに、止具61により第1壁パネル1の表面74側に保持されるようになっている。
切欠部77は、止具61の軸部72にその径方向外側から切欠開口78を通じて嵌合可能に設けられている。切欠部77は、座金本体76の周縁部のうち下側部分に下方へ開口するように配置されるとともに、座金本体76の幅方向中途部に配置されている。
切欠部77は、止具61の軸部72の上下方向長さおよび幅(直径)よりも大きい上下方向長さおよび幅を有する。切欠部77は、また、第1壁パネル1の表裏方向において止具61の頭部71を通過不能とすべく、頭部71の上下方向長さおよび幅よりも小さい上下方向長さおよび幅を有する。
パッキン63は、大きな復元力がある材料から構成されている。パッキン63は、本実施形態においてはEPDMである。パッキン63は、リング形状を有する。パッキン63は、変形して拡開したときに貫通孔79を表側から塞ぐことができるように、貫通孔79の直径よりも大きい外径を有する。
なお、パッキン63の材質は、前述のEPDMに限定するものではなく、使用条件に応じた適宜の材質を採用することができる。
この構成により、第1壁パネル1における止具61の設置箇所(上端部13の一部および凸部14)を座金62により第1壁パネル1の表裏方向に容易に補強することが可能となる。したがって、例えば、止具61により第1壁パネル1が下地材15に止め付けられた後、表側空間16に吹く風の風圧等により表側空間16が負圧となった場合には、第1壁パネル1における止具61の設置箇所に当該設置箇所をその表側へ引っ張るような外力がかかるが、この外力による第1壁パネル1の止具61の設置箇所の変形を防止することができる。結果、下地材15への第1壁パネル1の取付状態を良好に維持することができる。
座金62による補強は、止具61により第1壁パネル1を下地材15に止め付ける場合に、座金62の後付けを行う、具体的には、止具61の軸部72が第1壁パネル1を貫通する途中で座金62を図7中の矢印90方向へ移動させて切欠部77を止具61の軸部72に嵌めることによって簡単に実現できる。そして、座金62は、新規に止具61により第1壁パネル1を下地材15に止め付ける場合に第1壁パネル1に対して適用できるだけでなく、既に止具61により第1壁パネル1が下地材15に止め付けられている場合であっても、その止具61を緩めるなどして、既設の第1壁パネルに対して容易に適用できる。
また、止具61により第1壁パネル1を下地材15に止め付けたときには、第1壁パネル1の表面74側において止具61の軸部72と、これを貫通させる第1壁パネル1の表面74側に設けられた貫通孔79との間の隙間を、パッキン63によりシールすることが可能となる。この際、パッキン63は、止具61の軸部72に密着させることも可能となる。したがって、座金62の切欠部77において、良好なシール性能を得ることができる。
また、本実施形態において、パッキン63は、座金62の切欠部77を第1壁パネル1の表面74側(貫通孔79がある裏側)から塞ぐように構成されている。
すなわち、パッキン63は、切欠部77の上下方向長さおよび幅よりも大きい上下方向長さおよび幅(直径)を有するように、止具61の軸部72の径方向外側へ拡開し得る構成とされている。この拡径時、パッキン63は、当然、止具61の軸部72に密着するように当該軸部72の径方向内側へも拡開する。
このような構成により、表側空間16側から切欠部77を通じて第1壁パネル1の内部に雨水等が浸入することを効果的に阻止できる。したがって、前記壁パネルの取付構造におけるシール性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、座金62は、複数の突起82を更に有する。突起82は、座金本体76に設けられ、座金本体76(座金62)の表面(第1壁パネル1の上端部13および凸部14に対向する側の面(裏面)と反対側の面)から突出するものである。
複数の突起82は、適宜分散した状態で、詳しくは座金62を表側から見たときに矩形状を呈する座金本体76の周縁部に沿って配置されている。具体的には、突起82は、座金本体76の幅方向一側で上下方向に延在する第1突起82Aと、座金本体76の幅方向他側で上下方向に延在する第2突起82Bとを含む。
突起82は、第1突起82Aと第2突起82Bとの間で座金本体76の幅方向に延在する第3突起82Cを更に含む。なお、突起86は、座金62の表面に少なくとも1つ設けられるものであり、例えば、第1突起82A、第2突起82B、および、第3突起82Cが一体化したようなものであってもよい。
このような構成により、座金62の剛性を高めることが可能となる。したがって、前述のように表側空間16が負圧となることによって作用する集中荷重が座金62を介して第1壁パネル1の上端部13および凸部14に伝わる際におこり得る変形を抑制できる。
また、本実施形態において、前記壁パネルの取付構造は、供回り防止部材64を備える。供回り防止部材64は、止具61の頭部71と座金62の座金本体76との間に介在し、止具61の回転に伴う座金62の供回りを防止するためのものである。
供回り防止部材64は、シリコン等の発泡樹脂から構成されている。供回り防止部材64は、リング形状を有する。供回り防止部材64は、止具61の軸部72に外嵌し、止具61の頭部71と座金62の座金本体76との間にこれらに密着するように配置されている。
なお、供回り防止部材64の材質は、前述のシリコン等の発泡樹脂に限定するものではなく、使用条件に応じた適宜の材質を採用することができる。
このような構成により、止具61のネジ部73を下地材15に止め付けるために止具61を回転させたとき、止具61の回転に伴う座金62の供回りを防止することができる。したがって、止具61に供回りする座金本体76により、これに接触したパッキン63が損傷するという問題の発生を防止できる。
なお、本発明に係る座金は、本実施形態においては凸部14と凹部44との嵌合部分付近における1つの止具61に対応するように設けられた座金62としているが、図8に示されるような、前記嵌合部において幅方向に複数設けられた止具61に対応するように設けられた座金92とすることも可能である。
また、本発明に係る壁パネルは、本実施形態においては耐火パネルである第1壁パネル1としてるが、これに限定するものではなく、例えば、耐火パネルではない(特別な耐火性を有さない)壁パネル、具体的には、図9に示されるような、金属板製の表面材117および裏面材118と、発砲プラスチック製等の芯材119を有する壁パネル101とすることも可能である。
上述の教示を考慮すれば、本発明が多くの変更形態および変形形態をとり得ることは明らかである。したがって、本発明が、添付の特許請求の範囲内において、本明細書に記載された以外の方法で実施され得ることを理解されたい。
1 第1壁パネル(壁パネル)
15 下地材
61 止具
62 座金
63 パッキン
64 供回り防止部材
71 頭部
72 軸部
73 ネジ部
74 第1壁パネルの表面(壁パネルの表面)
76 座金本体
77 切欠部
78 切欠開口
82 突起
101 第1壁パネル(壁パネル)

Claims (4)

  1. 壁パネルを下地材に取り付けるための壁パネルの取付構造であって、
    頭部、前記頭部から突出するように設けられた軸部、および、前記軸部の突出端部側に設けられたネジ部を有し、前記壁パネルを前記下地材に止め付けるために、前記軸部が前記頭部から前記下地材に向かって前記壁パネルを貫通した状態で、前記ネジ部が前記下地材に止め付けるとともに、前記頭部が前記壁パネルの表面側に配置される止具と、
    座金本体、および、前記座金本体に設けられた切欠部を有し、前記切欠部がその切欠開口側から前記止具の軸部を嵌め入れた状態で、前記座金本体が前記壁パネルの表面と前記止具の頭部との間に配置される座金と、
    前記止具の軸部に外嵌され、前記壁パネルの表面と前記座金の座金本体との間にこれらに密着した状態で介在するパッキンとを備える、壁パネルの取付構造。
  2. 前記パッキンは、前記座金の切欠部を前記壁パネルの表面側から塞ぐように構成される、請求項1に記載の壁パネルの取付構造。
  3. 前記座金は、
    前記座金本体に設けられ、前記座金本体における、前記壁パネルに対向する側の面と反対側の面から突出する突起を有する、請求項1に記載の壁パネルの取付構造。
  4. 前記止具の頭部と前記座金の座金本体との間に介在し、前記止具の回転に伴う前記座金の供回りを防止する供回り防止部材を備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の壁パネルの取付構造。
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