JP2019050733A - 灌漑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基部および液体散布部分を備える灌漑装置を提供する。【解決手段】基部1は平坦上部2を有する中空切頭円錐であり、中心に任意の形状またはサイズの孔3を有する平面である。孔3は灌漑用のパイプまたはホースを挿入するためのものであり、孔3は液体散布部分を装着するように構成され、孔3は3つ以上の側壁を備え、基部1の下方周には下縁5が構成され、平坦上部2の周には上縁6が構成され、下縁5と上縁6との間には傾斜面7または湾曲面があり、基部1は使用上の安定性を実現するために下部が上部よりも広く、基部1の傾斜の任意の場所に複数のチャネル8が構成され、チャネル8はアーチ状10だがどのような形状または輪郭であってもよく、チャネル8は上部が閉鎖し下部が開口13し、各端部には被覆壁が構成され、1つのチャネル8は被覆壁なしで構成されているためホースおよび/またはパイプを基部1の内部に挿入できる。【選択図】図1

Description

本発明は以下の装置と比べ、長所を主張する:2016年4月27日にニュージーランドで出た「灌漑装置」というニュージーランド実用特許出願No.719443;2016年7月2日にオーストラリアで出た「灌漑装置」というオーストラリア実用特許出願No.2016204601;2016年11月8日にオーストラリアで出た「灌漑装置」というオーストラリア実用特許出願No.2016256677;2017年1月25日にアメリカで出たアメリカ実用特許出願No.15415824;2017年1月25日にカナダで出たカナダ実用特許出願2,956,044;2017年1月20日にシンガポールで出た「灌漑装置」というシンガポール実用特許出願10201702222T;2017年3月31日にヨーロッパで出た「灌漑装置」というEPO実用特許出願EP17164296.0。
複数の実施例は灌漑装置に関わる。具体的に言えば、本発明は基部及び液体散布部分を備える灌漑装置に関わる。液体散布部分は基部の上部の中心に装着される。ノズル部分は液体散布部分に装着され、基部を超えて多種の植物が植えている植物生育区画で生育している植物に散布する液体の方向を調整することができる。サポートの部分は開放的な上部と下部を有する中空切頭円錐であり、装置の安定性を上げるために上部が下部より大きい。
以下の背景技術に関する説明は先行技術の一部分の特定の側面になるかもしれない。先行技術にほかの側面もあると読者に理解させるために、背景技術の説明は本発明や実施例などに制限をつけないようにする。
一般的に使用される冷温水機は、PC(ポリカーボネート)のような硬質でできた水ボトルを冷温水機本体の上板に設けられたトップカバーの水ボトル挿入口に吐出口が挿入されるように装着する。
先行技術にほかの側面もあると読者に理解させるために、背景技術の説明を如何に本発明や実施例などを制限しないようにするのかについて、1つの例を挙げる。アカデミックバックグラウンドから言えば、先行技術のもう1つ認識すべき側面は植物が植物界における多細胞生物だということである。その群には顕花類や球果類や裸子類やシダ類やヒカゲノカズラ類やツノゴケ類やゼニゴケ類及びコケ類などが含まれる。一般的に、植物の生長は環境要因から影響を大きく受ける。環境要因といえば、温度や利用可能給水量や自然光や二酸化炭素や土壌などの培地にある栄養量などの要素が例として挙げることができる。それらの外部条件にたとえ小さな変化が起きても、植物の生長に反映することになる。生物要因も植物の生長に影響を及ぶ。例えば、空間や水や光や栄養などをめぐる植物間の争いなど。
液体と栄養分が植物被の上か下かに散布されるのも植物の生長に影響する。多くの植物、特に野菜は水と栄養分が地面のレベルに散布される場合により良く成長できる。しかし、実のところ、市場に出ている大多数の灌漑装置は水や栄養分を植物被の上部にかける。
不幸なことに、植物、例えば野菜は、水を上部からかけられると、野菜本体と果実に一連の問題が生じることとなる。
どのような問題というと、炭疽病や尻腐れや青枯病や苗立枯病や夏疫病や灰色腐敗病や根腐れ病やグレイウォールやキャットフェーシングなどが挙げられる。
多くの場合、従来の灌漑装置は無差別に植物に対して液体と栄養分をスプレーする。そうすると、植物が受ける液体と栄養の量はそれぞれ異なることになる。不平均の散布は不平均の生長を生み出す。早く成長する植物もあれば、遅く成長する植物もある。その上、早く成長する植物は日光を遮る傾向があり、遅く成長する植物の生長を更に抑制しかねない。
過剰に給水された植物は成長が緩慢になり、病害にかかりやすくなる。給水の不足な植物は熟さずに実らない可能性がある。即ち、無差別な給水方式の下、一部分の植物しか正常に成熟し実ることができない。
一部分の野菜は特定の時期に精密な給水量と栄養量を要求する。例えば、カボチャが正常に成長し実ることを望むなら、定期的に葉の下から大量の水を与えなければならない。
もう1つの例を挙げると、葉の上からキュウリやカボチャに給水するのは、白斑やべと病などの細菌による真菌類の拡散に拍車をかけてしまう。
また、不適切な灌漑方法は害虫を招き、花粉媒介昆虫のような益虫を排斥する可能性もある。
風が強い日に、従来の灌漑装置は液体と栄養分をほかの地域にスプレーしてしまい、大きな浪費となる。
植物に特定できない灌漑装置は水を無駄遣いにしてしまい、より頻繁な給水サイクルとより多くの水を必要とする。整列で植物を育てるのは時代遅れであり、水の低効率の利用方法である。
前述から見れば、従来の灌漑技術に改善される余地はまだ大きい。
以下で記載されている詳細的な数値と説明を参照することにより、本発明の概要を把握することができる。
後で数値を参照しながら本発明の実施例を説明する。しかし、以下の数値による叙述はあくまでも説明的な言葉だけであり、本発明の実際の機能は遥かにそれを超えている。例えば、当業者は本発明の原理に照らすことで、特定の実施方法に限らず、具体的な用途に応じて適切な方法を採用していいことに気づくことができる。本発明に関して多くの改良や修正を行うことができる。逐一記載していくことが無理であるが、本発明に適用しないわけではない。さらに、実施態様に矛盾と明言していないかぎり、単数の単語を複数の意味でとらえるべきであり、逆もまた同様である。
本発明は本文に記載している特定の方法論や化合物や素材や製造技術や使用方法や用途に拘らない。状況によって柔軟に調整することができる。また、本文で使っている述語はただ特定の実施例を説明するためだけであり、本発明の適用範囲に限りをつけるつもりはない。特別な説明がないかぎり、添付された特許請求を含め、本文で使っている「1つ(a)」「1つ(an)」「前記(the)」などのような単数の単語に複数の意味も包括されていることに注意してほしい。例を挙げると、本文での「1つの要素(an element)」というのは、1つの要素或いは1つ以上の要素更に当業者が妥当だと考えるすべての等価物を指す。もう1つの例を挙げると、本文での「1つの方法(a method)」「1つのステップ(a step)」「1つの手段(a means)」というのは、1つ或いは1つ以上の方法やステップや手段などのことで、更にサブステップや補助手段が含まれる可能性もある。また、本文で使っているすべての接続詞を包括的な意味で理解してほしい。例えば、特別な説明はないかぎり、本文の「或いは(or)」は「論理和」の意味であり、「排他的論理和」と理解してならない。本文で紹介している構造はただ代表的な例であり、他の機能的に等価の構造も適用する。特別な説明はないかぎり、本文で近似的な意味で使っている言葉はそのまま近似的な意味で理解していい。
特別な説明はないかぎり、本文の科学技術に関する術語は該分野の当業者が理解する一般的な意味で使っている。本文は代表的な方法や技術や装置や素材などしか紹介していないが、類似的な或いは等価的な方法や技術なども使える。本文で例として挙げている構造は同じ機能を持つ一連の構造の代表例である。
それでは、添付図面を参照しながら、本発明の詳細を叙述していく。
本出願を通し、当業者は他の改良や変動を思いつけるはずである。そのような改良と変動は、本文で紹介する機能と同じものを持つ可能性もあれば、本文の紹介した機能を取り換え、或いは追加する可能性もある。
添付された特許請求で本発明に関するいくつかの特徴が提示されているが、本発明にそれらの特徴しかないと思い込まないでほしい。本発明にはほかの潜在している新規特徴もあり、より多くの技術問題を解決する可能性がある。
本文で異なる実施例の場合にそれぞれ紹介する複数の特徴は、1つの実施例の中に組み合わせとして紹介される可能性もある。逆に、1つの実施例の中に組み合わせて紹介された複数の特徴は、それぞれ紹介される可能性もあるし、より小さな組み合わせで紹介される可能性もある。従って、出願者は本発明が実用される中、或いは本発明に由来する他の発明が実用される中、新規請求を追加する可能性もあると通告している。
本文が使う「1つの実施例(one embodiment)」、「いくつかの実施例(some embodiments)」、「もう1つの実施例(another embodiment)」、「代表的な実施例(preferred embodiment)」、「実施例(an embodiment)」、「模範的な実施例(example embodiment)」、「様々な実施例(various embodiments)」のような言葉は、それらの実施例に特定の機能や構造や特徴が含まれるという意味を指す可能性がある。しかし、すべての実施例に必ずそのような特定の機能や構造や特徴が含まれるというわけではない。また、繰り返し使われる「1つの実施例の中に(in one embodiment)」、「1つの代表的な実施例の中に(in a preferred embodiment)」、「もう1つの実施例の中に(in another embodiment)」のような言葉は、必ず同じ実施例を指すとは限らない。当然、同じ実施例を指す可能性もある。
本文は便宜のために見出条項を使っており、本発明に制限をつけるわけではない。
特別な説明がない限り、列挙された条項は相互排他的な関係ではない。
特別な説明がないかぎり、本文で使う「1つ(a)」、「1つ(an)」、「前記(the)」は「1つ或いは1つ以上」を意味する。
特別な説明がないかぎり、相互に一般の接続のある部分や部品や成分は必ずしも持続的に接続があるとは言えない。また、相互に一般の接続のある部分と/や部品と/や成分は互いに1つ或いは1つ以上の媒介を通して直接的に或いは間接的に接続する。
1つの実施例に複数の成分が互いに接続しているといっても、すべての成分が必ず接続しているわけではない。それとは反対に、本発明に関する実施例の幅広さを強調するために、使われる成分が多種多様に選択されている。
当技術分野で周知のように、商業上の製造システムを適切に構築するために、多くの考察と妥協が必要である。本発明の実施例の場合は特にそうである。本発明の精神や原理に一致する商業システムは特定的な用途によって作られるかもしれない。それに従って、予期の特定用途に向ける商業システムを作動させるために、当業者は当技術分野の技能と知識を発揮し、本発明の実施例に関わる原理の側面や特徴や機能や結果や成分や方法や手段やステップなどを削除し、包括し、導入し、混合し、調和し、改善し、活用する可能性がある。
それでは、添付図面を参照しながら、実施例に対する紹介を通して本発明の詳細を説明していく。
本発明の代表的な実施例といえば、灌漑装置は植物生育領域内の植物生育区画に散水する。前記植物生育領域は任意の立体形状だが好ましくは円形である。
前記灌漑装置は基部及び液体散布部分を備える。前記基部は任意の立体形状だが、好ましい状況では平坦上部を有する中空切頭円錐の形状である。
液体散布部分がホースやパイプで基部に装着される。前記ホースやパイプの一方の端部は前記液体散布部分の下部に接続する。
ノズル部分が前記液体散布部分の上部に装着される。前記ホースやパイプのもう一方の端部は外部の液体供給部分に接続する。前記基部が地上で土壌および/または土に固定される。
液体の流れは前記ホースやパイプに左右され、前記液体散布部分を垂直に上がって前記ノズルに流れる。垂直な液体の流れは前記ノズルの中に水平に変化し、また後に下向きに変化する。液体の流れはまた方向を変化し、前記ノズルの傾斜フランジの周囲周り360度にわたって流れる。前記ノズルは下向きに流れる液体を基部の傾斜の場所にある複数のチャネルを通して植物生育区画に生育している植物に散布する。
液体は前記ノズルから散布されるので、アーチ状のチャネル間の余水路を流れる。前記基部が安定状態にあるか否かにもかかわらず、チャネルは液体を収集し、また液体の流れを誘導し、装置の周囲に生育している植物に平等に給水する。
液体は上向きではなく、下向きに植物に与えられる。液体を下向きの方向で360度にスプレーするのはより効率が高い。前記基部の周辺にある植物生育区画に生育している植物に対して植物被の下から直接的に植物の根部に散水することにより、水が節約され、水系感染症が抑制される。
前記ノズルは任意の立体形状または寸法である。
すべての部分はプラスチックや金属やガラスや炭素繊維などを含めだがこれらに限定されない多様な素材から製造される。
前記灌漑装置の周りで螺旋状、1つの円またはいくつかの同心の円で植物を育てるのはより効率が高い。列、区画、塊で植物を育てるにはより多くの空間と給水量が必要である。側壁の周りにある余水路は液体と栄養の流れを左右する。前記側壁の傾斜度が大きくなるほど液体の流れが強まって植物生育区画のサイズが大きくなり、前記側壁の傾斜度が小さくなるほど液体の流れが弱まって植物生育区画のサイズが小さくなる。
流れの速度と持続期間も植物生育領域および/または植物生育区画のサイズに影響を与える。
代表的な実施例の中に、少なくとも1つの植物生育区画が少なくとも1つの余水路と同列に並んで隣接した状態で1つ以上の余水路が液体および栄養分の流れを1つ以上の植物生育区画に誘導する。1つの植物生育区画が別の植物生育区画に近接しかつ/または重なり、どの植物生育区画も任意のサイズおよび形状である。
少なくとも1つの生体が少なくとも1つの植物生育区画で生育し、かつ少なくとも1つの生体が種子および/または苗木、および/または葉、および/または幹、および/または根を有する。
1つの実施例の中に、複数の植物が、前記植物生育領域内に構成された少なくとも1つの円の周囲の上、内部または外部で互いに距離をあけて生育する。1つの代表的な実施例の中に、前記植物生育領域が植物を生育する複数の円を備え、1つの円が他の円の内側にあり、各円が別の円から距離をあけて並んでおり、該装置の周りで同心の円を形成する。各植物は他の植物から距離をあけて並び、各円の周囲の上或いは各円の内側に生育する。
もう1つの実施例の中に、複数の植物が前記装置の周りの1つの円或いは同心の円に生育する。各植物が少なくとも部分的に円の周りの上および/または内側に生育し、他の植物から距離をあける。
いずれの円も開いているか閉じており、いずれかの円の周囲は波状である。波状の円は植物生育領域の外縁に設置されており、植物間の空間を更に拡大することができる。前記植物間の空間は植物生育領域の中心部にある円の中に生育している植物にアクセスを与えることもできる。
もう1つの実施例の中に、複数の植物は螺旋状で生育し、前記螺旋の湾曲部の周りに距離をあけて並ぶ。螺旋の湾曲部の空間は大きな植物が生育でき、また野菜やハーブや花などの植物を収穫できるように寸法を設置する。植物は植物生育領域にある螺旋の湾曲部の上または内側または外側に並び、他の植物から距離をあけて生育する。
1つの螺旋は1つの湾曲であり、1つの点をめぐって回転し、遠くへ伸ばす。植物は螺旋の湾曲部の外側または内側または上または間に並んでいい。どのようなタイプの螺旋も植物生育領域に設置されることができる。例えば、アルキメデスの螺旋や対数の螺旋やコルニュの螺旋など。
庭師や農民にとって草の生長をどう妨げるかは大きな問題である。望ましくない草は望ましい植物から栄養を奪い、植物の生長を妨げ、収穫を減少させる。
プラスチックや布などの材料で作った不透明カバーは望ましくない草の生長を妨げるために配置される。前記植物生育領域は不透明カバーで覆われ、また前記不透明カバーは太陽からの熱を引き付けるために暗色に作製される。前記不透明カバーは透水性または非透水性である。前記不透明カバーは望ましい植物を生育するための開口を備えて構成される。開口は螺旋や円や複数の円などを含める任意の形状やパターンで設置される。
一部の実施例の中に、植物生育領域はプラスチックや布で作った透明カバーで覆われる。前記カバー材料はカバーをカバーし、虫や鳥や小動物によって生じる損傷から前記植物を保護する。前記カバーは熱と日光および液体を通せ、グリーンハウスのような成長環境を覆われる植物のために作る。前記カバー材料は穴が開いていても空いていなくても差し支えない。前記成長環境は種子の萌芽の要る時間を短縮させ、植物の生長を促すことができる。
1つの代表的な実施例の中に、ホースおよび/またはパイプが前記基部の内部に挿入されるように、少なくとも1つのチャネルが前記被覆壁なしで構成されている。前記ホースおよび/またはパイプは2つの端部を有し、前記ホースおよび/またはパイプの一方の端部はソケットを備えて構成され、前記ソケットは前記液体散布部分に装着するように配置され、もう一方の端部は外部の給水部に接続するように配置されたソケットを備えて構成される。
1つの実施例の中に、前記液体散布部分の下方部にはエルボ部分が接続され、前記エルボは鋭角度に構成される。前記チャネルは液体を通すため、継手の中心を通る。前記エルボ部分は2つの端部を有し、一方の端部は前記液体散布部分の下方部に装着されるように構成され、もう一方の端部はパイプ、ホースまたは継手に装着するように構成される。
前記パイプまたはホースを挿入する開口を考慮すれば、パイプ、ホースまたは継手の端部はチャネルのアーチと一直線になるほうが望ましい。
1つの実施例の中に、外壁は前記基部の下縁に装着される。前記外壁の上縁は前記基部の下縁の最外縁に接続するように構成される。前記外壁は任意の方向と任意の寸法で垂直或いは傾斜の形状を持つ。
できるだけ風に移動されないように、前記外壁は容器や土や土壌などの地上にある生育媒体の上に設置され、或いは部分的に前記媒介の内部に挿入される。
すべての植物、特に湛水灌漑に向いている植物は、前記装置の周辺に作られた溝の中に植えていい。植物生育領域を作るために第一の要件は土壌を判定することである。また、植物生育領域のサイズは植物の広がる性質に適応するべきである。
領域を作るために2つの円が必要である。2つの棒と糸または紐を使って1つの円をもう1つの円の内部にあるようにする。前記棒は木やプラスチックや金属などで作っていい。前記糸は線状であり、2つの端部を有する。前記糸または紐の一方の端部を1つの棒の上部に結び、前記糸または紐ももう一方の端部をもう1つの棒に結ぶことを通し、該灌漑装置の周辺の土に2つの円状を描くに使う装置を作ることができる。
前記第1の棒を前記植物生育領域の中心で土の中に挿入し、前記糸がピンと張るまで前記第2の棒を前記第1の棒から引き離し、第一の円の半径を設定する。第2の棒の先端が少なくとも部分的に土の中に挿入される状態で第1の棒をめぐって第2の棒を引きずり、第1の円形を描く。円形が崩れないように、円形を描く途中に前記糸または紐が始終にピンと張る状態でなければならない。
次に最初の糸より長い糸に変換し、上記ステップを繰り返せば、第1の円形の外側により大きい第2の円形の外形線を描くことができる。
前記円形の内側と外側の土壌を動かすことを通し、前記2つの円形の周囲の上に盛り上がった土の山または土のせき止めを形成することで、溝を構築する。レーキまたはシャベルなどの土壌を動かす道具を使用していい。前記土の山または土のせき止めの間に形成される溝は水を保つことができる。植物は前記溝の中に生育し、灌漑される。
前記第1の円の内側に前記土の山または土のせき止めの高さまで土を充填し、次に土をならして水平な表面にする。該灌漑装置は前記表面の上に載置する。
1つの実施例の中に、複数の開放的なアーチ状は前記土の山または土のせき止めの最外縁に配置される。前記アーチ状には少なくとも1つの開口があり、少なくとも1つの植物が前記開口の中に生育する。
前記植物生育領域を全体にカバーすることで草の生長を妨げることができる。溝の中に敷かれる不透明カバーは草の生長を妨げることに使われる。前記溝の中の不透明カバーに1つの円または複数の円のような任意の立体パターンで穴が開かれる。前記穴は円形の周囲周りに他の穴から距離をあけて並ぶ。前記穴のサイズは植物が正常に成長できるほど大きく、前記植物の周りの草の生長を抑制するほど小さい。
複数の実施例の中に、1つまたは複数の任意の開口は、任意の寸法の1つ以上の切り込みスリットが前記開口の周縁の周りに間隔をあけて並んでいる状態でさらに構成される。前記切り込みスリットはタマネギの球根が前記草抑制カバーを通れるような大きさで構成される。
風が吹いてはがれるのを防止するためにレンガやブロックや石などの重みのある物体を用いて前記不透明カバーを前記植物生育領域の上に固定する。金属製またはプラスチック製のピンも使用できる。
溝に生育する植物に給水するのに備え、前記液体散布部分が前記基部に装着される。前記ホースの一方の端部は前記基部のチャネルにある開口を通過し、前記液体散布部分の下方部に接続される。前記ホースのもう一方の端部は外部の給水部に接続される。
前記灌漑装置は前記第1の円の内部にある植物生育領域の中心における不透明カバーの上に載置される。種子や植物は溝に不透明カバーの開口の中に植えられる。1つのスプレーノズルは前記液体散布部分に装着され、種子の萌芽まで使用され、或いは繊細な移植のために利用される。定期的に前記灌漑装置から散布され、前記土の山と土のせき止めの間にある溝を満たし、植物を湛水灌漑する水の流れに植物が耐えられるようになる後、スプレーノズルをノズルに置換する。
螺旋状、円状或いは同心の円状で生育する植物は、四角形または直線状で生育する植物より健康で、成長速度が速い。植物は螺旋状や円状や相互に距離をあけている複数の円状の上や内側や外側に生える。円状の周りに生育する植物は任意のタイプの散水装置によって給水されることができる。前記散水装置は植物生育領域のどこに配置されることもできるが、最も内側にある円状の中心部に配置されると、より多くの植物に給水できるし、より多くの水を節約できる。
もう1つの実施例の中に、前記散水装置は浸出式ホースまたは滴下式ホースをさらに備え、いずれかのホースは螺旋の湾曲部または任意の円の周囲の周りに置かれる。
浸出式ホースは水をゆっくりと染み出すことができる。前記浸出式ホースは一気に水を流し出すことではなく、非常にゆっくりと水を土壌に染み出す。滴下式ホースは滴下式灌漑システムの一部である。滴下式灌漑システムはバルブとパイプとチューブおよびエミッターのネットワークを通し、水をゆっくりと土壌の表面や植物の根部に滴り、水と栄養を節約する。
前記散水装置は第1の円や螺旋の中心部に置かれる。1つの実施例の中に、地下埋設パイプは垂直のライザーパイプにソケット装置を備える。前記垂直のパイプの周りに円状の植物生育領域がある。前記植物生育領域に耕うんと施肥と整地などの作業が行われる。プラスチックやゴムで作られた草抑制カバーは植物の上に敷かれ、風が吹いてもはがれないように重みのある物体やピンなどで地面に固定される。
前記浸出式ホースまたは滴下式ホースの一方の端部は垂直のパイプのソケットに接続される。残りのホースは前記草抑制カバーの上に螺旋状、円状または同心の円状で垂直のパイプに巻き付ける。前記ホースは自由に放置され或いはクリップで前記草抑制カバーを通して地面に固定される。
1つの実施例の中に、第2の散水装置は前記浸出式ホースまたは滴下式ホースのもう一方の端部に接続される。その場合、水は両方の端部から前記ホースの下または隣に生育している植物に与えられる。前記ホースの端部に接続される散水装置はより平均に前記ホースの近くに生育している植物に散水することができる。前記ホースの遠くの端部に接続される第2の散水装置があれば、前記ホースの遠くの端部の近くに生育している植物はより速く水を受けることができる。
いずれか一方または両方の円の形に構成された型板で円状の溝を作ることもできる。前記型板を土の上に置き、前記型板の縁周りの土に円の外形線を描き、溝を挟む土の山または土のせき止めの外形線を描く。前記土の山または土のせき止めの高さまで前記型板を土で覆うこともできる。できれば、前記型板は生物分解可能なほうがいい。
機械装置を用いて土壌に円状を描くこともできる。
液体と栄養を得るために植物は広大な根系を生長するかもしれない。オークやブロッコリーのような植物は長い主根を生やし、深くある地下水を探求するのに対し、メープルやペッパーのような植物はボールのように根を広く生やし、安定性を上げる。円状で植物を植えるのは根系の生長を抑制することができる。円状の中心部から定期的かつ持続的に液体と栄養が供給されるので、植物は主根の長さと根鉢の広さを抑えるかもしれない。
水と栄養の散布がより平均なので、溝灌漑と円状または同心の円状の生育パターンは他の生育方法に比べ、平方フットあたりの植物の密度がより高い。それで、給水量と空間が節約され、効率がより高い。
もう1つの実施例の中に、前記基部は外壁のある植物容器と結合される。前記植物容器は生育媒体で満たされる。前記基部は任意の立体形状だが好ましくは逆ボール形状であり、下方部の周囲周りを包囲する壁を備えて構成される。前記基部は少なくとも部分的に前記植物容器の生育媒体の上部の中心部近くに挿入される。前記基部の壁と前記植物容器の外壁の間に植物を生育する空間が設けられる。前記空間には、生育媒体を前記空間の中央から前記基部の壁の周囲まで、かつ前記植物容器の外壁の周囲まで動かすことによってくぼんだ領域が生じる。前記くぼんだ空間は実質的には植物に湛水灌漑を行うために配置された溝である。前記溝は二つの生育媒体のせき止めから構成される。前記生育媒体のせき止めは円状空間の内側と外側の周囲の周りに形成される。前記基部には穴が開いている場合もあれば開いていない場合もある。また、前記基部には前記液体散布部分が上部の中心部に装着されていない場合もある。一部の実施例の中に、特に小さいサイズの場合、前記基部はチャネルおよび/または余水路を備えているか備えていないかもしれない。
水と栄養分は植物に利用される前に植物容器から流出する傾向がある。それは主に前記植物容器の外壁と生育媒体の間に空間があるからである。生育媒体が硬化すると縮んでしまい、前記植物容器の外壁との間に空間を生み出す。植物に散布された水と栄養は生育媒体の表面を流し、側面を駆け下り、植物容器の水抜き穴から流出する。それで、植物は早く根を生い茂らすようになる。
生育媒体の中にくぼんだ領域を作るのは例の問題を解決する第一歩である。園芸用具を用いて生育媒体の上部にくぼんだ領域を形成し、さらにくぼんだ領域の周辺に生育媒体の山を作り上げて溝を構成する。前記生育媒体の山は水と栄養が前記植物容器の外壁と生育媒体との間の空間に流すことを阻止する。それで、少しでも植物が根を生い茂らすことを抑制することができる。
前記不透明カバーは水の流れを促進し、前記溝の潜在的な広さを広げる。前記溝が広ければ広いほど、より多くの植物が生育できる。また、前記不透明カバーは蒸発を抑制することができ、土壌が水分をより長く保つのに役立つ。その結果、灌漑サイクルの回数が減り、水が節約される。
暗色で作製される前記不透明カバーは光を反射し、より多くの開花を誘発することができる。1つの円状または複数の円状に生育する植物の下に多種多様な光を放つケーブルを置けば、開花と実りを促進し、夜景を彩ることができる。
前記不透明カバーを敷くか敷かない前記植物生育領域はカバー材料に覆われるかもしれない。前記カバー材料は虫、鳥および小動物によって生じる損傷から前記植物を保護するために配置される。前記カバー材料は穴が開いていないか穴が開いており、上部から散布される液体が植物に届けるために穴が開いているほうが好ましい。種子の萌芽を促進するために前記カバー材料は日光を通せるように半透明である。前記カバー材料はさらに太陽からの熱を収集するために配置され、プラスチックおよび布などの多様な材料から製造される。
本文は例を挙げて本発明を紹介することであり、本発明に制限をつけることではない。以下の図の中に、符号は類似的な要素を代表する。
図1は本発明に関わる模範的な基部の詳細な透視図である。前記基部の平坦な上部が示されている。 図2は本発明に関わる模範的な基部の詳細な上面図である。チャネルと余水路が示されている。 図3は本発明に関わる模範的な基部の詳細な下面図である。アーチ状と被覆壁が示されている。 図4は本発明に関わる模範的な基部の詳細な側面図である。チャネルパイプおよび/またはホースの開口が示されている 図5は本発明に関わる模範的な基部の詳細な断面図である。 図6は本発明に関わる模範的な植物生育区画の上面図である。 図7は本発明に関わる模範的な散布部分の詳細な透視図である。上方部と下方部がフランジ部分によって区別され、第1の固定ナット部分がフランジ部分の下に配置されることが示されている。 図8は本発明に関わる模範的な散布部分の詳細な透視図である。フランジ部分につける回転ナット部分と第2の固定ナット部分が示されている。 図9は本発明に関わる回転ナット部分の上にある模範的な液体散布部分の分解図である。 図10は本発明に関わる模範的な液体散布部分の組立図である。前記液体散布部分が回転ナット部分と接合されていると示されている。 図11は本発明に関わる模範的なノズルの詳細な透視図である。カバーの上部が示されている。 図12は本発明に関わる模範的なノズルの詳細な側面図である。側壁の外面周りに複数の隆起部分が間隔をあけて並んでいる外側ケーシングが示されている。 図13は本発明に関わる模範的なノズルの詳細な透視図である。接続孔が示されている。 図14は本発明に関わる模範的なノズルの断面図である。外側ケーシング、液体散布チャンバ、角度のあるフランジ部分を備える内側ケーシング、液体収集チャンバ、接続孔および液体の流れの方向が示されている。 図15は本発明に関わる詳細な側面図である。模範的な散布部分と接合する模範的な回転ナット部分で模範的な液体散布部分に装着されている模範的なノズルが示されている。 図16は本発明に関わる詳細な透視図である。模範的なノズルに装着されている模範的な液体散布部分が模範的な基部と接合するのが示されている。 図17は本発明に関わる側面断面図である。ホースの一方の端部が液体散布部分の下方部に接続することによって模範的なノズルに接合する模範的な液体散布部分が模範的な基部に装着されているのが示されている。 図18は本発明に関わる模範的な基部の上面図である。植物が前記装置の周辺にある植物生育区画に生育しているのが示されている。 図19は本発明に関わる詳細な側面図である。植物の支持体が模範的な基部に接合するのが示されている。 図20は本発明に関わる詳細な上面図である。模範的な灌漑装置の周辺に構成された模範的な湛水灌漑溝にある模範的な開口を備える模範的な同心の円が示されている。
図1、2、3、4、5、6、16、17、18、19および20は本発明に関わる図であり、複数の角度から模範的な基部1について説明する。
基部1は平坦上部2を有する中空切頭円錐であり、前記平坦上部2の中心に穴3がある。
前記穴3は3つ或いは3つ以上の側壁4から構成され、前記穴3は任意の形状またはサイズである。
下縁5は前記基部1の下方部の周囲に装着される。上縁6は前記平坦上部2の外側の周囲に装着される。前記下縁5と前記上縁6の間に傾斜面7が設けられる。
湾曲面または傾斜面7は水の流れを促進する。
余水路9は2つのチャネル8の間に装着される。
前記チャネル8はアーチ状10だがどのような形状または輪郭であってもよい。前記チャネルは上部が閉鎖し下部が開口し、少なくとも1つの余水路を備える。垂直または傾斜の被覆壁12が前記チャネルの一方の端部に装着される。
少なくとも2つのチャネル8と1つの余水路9は前記基部の下縁5と平坦上部の外縁6との間の任意のところに装着される。前記2つのチャネルは液体の流れを少なくとも1つの余水路9に導く。
1つ以上の余水路9は液体及び栄養の流れを植物生育区画18に誘導する。前記植物生育区画18が少なくとも1つの余水路と同列に並んで隣接した状態である。
前記基部1の周囲に複数の植物生育区画18が配置されている。どの植物生育区画18も任意のサイズおよび形状である。1つの植物生育区画18が別の植物生育区画18に近接しかつ/または重なる。
少なくとも1つのチャネル8が前記被覆壁12なしで構成されているためホース53および/またはパイプをアーチの端部にある開口13を通して前記基部1の内部に挿入することができる。前記ホースおよび/またはパイプの一方の端部はソケットを備えて構成され、前記ソケットは前記液体散布部分19に装着するように配置される。もう一方の端部は外部の給水部に接続するように配置されたソケットを備えて構成される。
前記基部1の下縁5の周りに沿ってフランジ15が構成され、前記フランジ15は実質的に平面である。前記フランジ15に沿って1つ以上の開口16が間隔をあけて並び、前記開口16は前記フランジ15を貫通し、釘または大釘がいずれかの開口16に挿入される。それにより、前記基部1は地上で固定される。
一部の実施例の中に、出っ張り部17が前記アーチの端部の上方部に装着される。前記アーチは前記被覆壁の上にある。切れ込みがアーチ状の端部の構造強度を向上させる。また、前記切れ込みは格子を含む多種多様な植物支持体55を支える表面を提供する。
スタブウォール14が前記余水路9の任意の場所に配置される。前記スタブウォール14は出荷時に前記基部1がもう1つの基部1に挿入される場合に区別をつけるように装着される。
液体散布部分19が前記基部1の上部の中心部に装着され、前記灌漑装置の周辺に配置される植物生育区画に生育している植物に水37を散布する。
植物の支持体が前記基部に接合するように配置されて植物を支持する。一部の支持体は前記フランジの上に配置されて前記基部を地面に固定するように構成される。
図6、7、8、9、10、15、16、17、18、19および20は本発明に関わる図であり、複数の角度から模範的な液体散布部分19について説明する。
本発明に関わる代表的な実施例の中に、前記液体散布部分19は上方部20と下方部21を有する。
前記上方部20と前記下方部21との間にはフランジ部分22および第1の固定ナット部分23がある。前記フランジ部分22は前記第1の固定ナット部分23の上で前記液体散布部分19を包囲する。前記基部1の平坦上部2に装着できるように前記フランジ部分22は前記第1の固定ナット部分23よりも大きい寸法である。前記フランジ部分22は好ましくは円形だがどのような形状または輪郭であってもよい。前記上方部、前記下方部、前記フランジ部分および前記第1の固定ナット部分は1つの部品かつ単体である。
前記上方部20はノズルを装着するように構成され、前記ノズルは液体をちょろちょろ流す、したたらせる、噴霧する、ぼこぼこと湧き出させるなどの様々方法で散布するように構成される。前記下方部21は外部の給水部から水37を運ぶホース53やパイプに装着するように構成される。
前記液体散布部分19の内側にはチャネル25が構成され、前記チャネル25は任意の形状またはサイズで上から下まで開いており、前記チャネル25は液体および栄養をホースまたはパイプから前記ノズルまで通すように配置される。
前記第1の固定ナット部分は任意の形状またはサイズである3つ以上の側壁で構成される。
前記第1の固定ナット部分23は前記基部1の平坦上部2の孔3に挿入されるように構成され、少なくとも1つの第1の固定ナット部分23の側壁24は、サイズおよび形状が一致している平坦上部2の孔3の側壁4に隣接し、少なくとも1つの第1の固定ナット部分23の側壁24は少なくとも1つの対応する平坦上部2の孔3の側壁4に近接する配列であり、前記配列は前記液体散布部分19が使用中に回転するのを抑制するためである。
前記フランジ部分22は前記第1の固定ナット部分23の上に装着され、前記フランジ部分22は前記第1の固定ナット部分23よりも大きい寸法であり、前記フランジ部分はどのような形状または輪郭であってもよい。
回転ナット部分26が前記液体散布部分19と前記基部1を接合するように配置される。前記回転ナット部分26はフランジ部分27および第2の固定ナット部分28を備え、前記フランジ部分27および第2の固定ナット部分28は1つの部品かつ単体であり、前記フランジ部分27は前記第2の固定ナット部分28の上にある。前記回転ナット部分の内側にはチャネル30が構成され、前記チャネル30は任意の形状またはサイズで上から下まで完全に開いており、前記チャネル30は前記液体散布部分19の下方部を挿入するように構成される。
前記回転ナット部分26に装着される前記第2の固定ナット部分28は任意の形状またはサイズである3つ以上の側壁で構成される。
前記フランジ部分27は前記第2の固定ナット部分28の上にあり、前記フランジ部分27は前記第2の固定ナット部分28よりも大きい寸法であり、前記フランジ部分27は任意の形状またはサイズである。
前記上方部20は前記基部1の平坦上部2の孔3に挿入され、前記第1の固定フランジ部分22は前記平坦上部2の上に配置され、前記第1の固定ナット部分23は前記平坦上部2の孔3の中にあり、前記第1の固定ナット部分23の側壁24は前記平坦上部2の孔3の側壁4と隣接するように構成される。
前記回転ナット部分26は前記液体散布部分19の下方部21の周りで前記回転ナット部分26のフランジ部分27が前記平坦上部2の底面に接触するまで上向きに回転して前記液体散布部分19を前記基部1に固定する。
図11〜20は本発明に関わる図であり、複数の角度から模範的なノズル部分31について説明する。
前記ノズル部分31は液体散布装置や継手やパイプやホースに装着されるように構成される。前記液体散布装置はねじ山があるかねじ山がない。しかし、前記ノズル部分31は好ましく液体散布部分19に接合される。
前記ノズル部分31は外側ケーシング32、液体散布チャンバ33、内側ケーシング34、液体収集チャンバ35および接続孔36を備える。
前記ノズル部分31は、前記基部1の上、上方および基部1を越えて植物生育区画18で生育している植物に液体37を散布するように構成される。図14で示しているように、前記ノズル部分31は、方向性38のある液体37の流れを変更するようにさらに構成される。
前記外側ケーシング32は実質的にはカバー39であり、前記カバー39は任意の立体形状または寸法だが好ましくは閉じた円形で上部40が閉じて下部41が開いており、前記カバー39の閉じた上部40は実質的に平面である。
側壁42が前記閉じた上部40の外縁43を包囲して囲いを形成し、前記側壁42は垂直または傾斜し、前記上部40は前記内側ケーシング34を囲ってその間に空間ができ、前記空間は前記液体散布チャンバ33である。
前記側壁42の外面周りには複数の隆起部44が間隔をあけて並び、前記隆起部44は垂直または傾斜して前記側壁42の外面から先に延び、前記隆起部44は凸凹のある表面を提供し、工具を用いて機械的に回されるか手を用いて手動で回されたときの滑りを少なくとも部分的に防止する。
前記内側ケーシング34はスペーサ45、出っ張り部47、液体収集チャンバ35、傾斜フランジ49および接続孔36を備える。前記スペーサ45は前記内側ケーシング34の上部中心かつ前記閉じたカバー上部40の下にあって両者の間に空間46を形成する。前記スペーサ45の寸法は前記内側ケーシング34よりも小さく出っ張り部47を形成し、前記出っ張り部47は傾斜しているか平面であり、前記出っ張り部47の周りには複数の開口48が間隔をあけて並び、前記開口48は前記出っ張り部47から前記内側ケーシング34内部に内包されている前記液体収集チャンバ35まで通じる。
前記液体収集チャンバ35は任意の立体形状または寸法であり、前記液体収集チャンバ35は前記スペーサ45と前記接続孔36との間に構成され、前記接続孔36は前記液体散布部分19、普通の灌漑継手、パイプまたはホースに装着されるように構成され、前記接続孔36はねじ山があるかねじ山がないかもしれない。
前記傾斜フランジ49は前記内側ケーシング34の最も下の周縁50を包囲し、前記傾斜フランジ49は任意の角度で下向きに前記内側ケーシング34の壁51から離れるように傾斜し、前記傾斜フランジ49は液体37を前記角度で散布するように配置される。
前記液体収集チャンバ35は液体37を前記出っ張り部47の開口48を通って前記液体散布チャンバ33の中へ誘導するように配置される。
前記外側ケーシングと前記内側ケーシングとの間には空間があり、両者の間の距離は液体の流れを左右するために配置される。前記空間が大きければ液体の流れが多くなり、前記空間が小さければ液体の流れが少なくなる。
図14で示しているように、液体37の流れは前記液体収集チャンバ35内部を垂直に上がって前記出っ張り部47の開口48を通って前記液体散布チャンバ33の中に流れる。垂直な液体の流れは前記外側ケーシング32の上部内側と接触した後に水平に変化し、水平な液体の流れは前記外側ケーシング32の側壁42の内面と接触した後に下向きにさらに変化する。液体の下向きの流れは前記傾斜フランジ49によってさらに変化し、前記液体37は、前記傾斜フランジ49の上から前記傾斜フランジ49の周囲周り360度にわたって任意の角度でなだれ落ちるように配置される。
図6、10、14、15、16、17、18、19および20は本発明に関わる図であり、複数の角度から模範的な灌漑装置の組立部品ついて説明する。
図20が示しているのは、植物が通過できるために不透明カバー56に開口58があいており、同心の円59が構成されている植物生育領域61である。液体散布部分19が灌漑装置1の上部の中心部に装着され、ホース53が液体散布部分19に接続される。土の山または土のせき止め57は溝60の外縁を形成する同心の円を包囲する。
本発明の原理に照らし更に従えば、当業者は直ちにこのようなことに気づくはずである。即ち、特定の用途に応じ、前述のステップを適切に置き換えたり再整理したり削除したりすることができるし、新たなステップを追加することも可能になる。また、前に言及した実施例における所定の方法論によるステップは任意の物理システムと(や)機械システムによって実行することができる。前述した原理を参考にすれば、当業者は簡単にその物理システムと(や)機械システムの適切性を判断することができる。要するに、本発明は特定の実施方法に拘らずに作動することとなる。
特別な説明がないかぎり、添付された要約と図面を含め、本出願書に紹介された本発明のすべての特徴は、同じ機能を持つ或いは等価的または類似的な目的を持つ特徴で置換されることができる。即ち、特別な説明がないかぎり、本文で紹介している特徴はただ一連の等価的または類似的な特徴の代表的な例に過ぎない。
本発明に関する少なくとも1つの実施例を紹介することで、当業者にとって本発明に関わる他の等価的または類似的な方法や技術などは自然に明白になるはずである。以上は本発明について多種多様な方面から説明した。本文で特定的な実施例を紹介するのは本発明を特定的なフォームに限定するわけではない。前記灌漑装置は基部と液体散布部分とノズルから構成され、装置の周りにある植物生育領域に生育している植物に給水する。具体的な状況や用途によって前記装置には改善や変化があるかもしれない。本出願は例を挙げることでしかし制限をつけることではなく、基部と液体散布部分とノズルから構成される前記灌漑装置が主として水を節約することと植物の生長を促すことに向いていると説明した。だが、類似的な技術は水耕または気耕の植物生育システムに応用されるかもしれない。本発明の実行にはより大きな発展余地がある。以下の特許請求が示したように、本発明はそれに関するすべての改善や変動を包括する。また、前記のすべての実施例は必ずしも前述したすべての目標や長所や改良を実現させることができるわけではないのである。

Claims (15)

  1. 基部および液体散布部分を備える灌漑装置であって、前記基部は任意の立体形状だが好ましくは平坦上部を有する中空切頭円錐であり、前記平坦上部は中心に任意の形状またはサイズの孔を有する平面であり、前記孔は灌漑用のパイプまたはホースを挿入するためのものであり、前記孔は前記液体散布部分を装着するように構成され、前記孔は3つ以上の側壁を備え、前記基部の下方周には下縁が構成され、前記平坦上部の周には上縁が構成され、前記下縁と前記上縁との間には傾斜面または湾曲面があり、前記基部は使用上の安定性を実現するために下部が上部よりも広く、前記基部の傾斜の任意の場所に複数のチャネルが構成され、前記チャネルはアーチ状だがどのような形状または輪郭であってもよく、前記チャネルは上部が閉鎖し下部が開口し、各端部には被覆壁が構成され、1つのチャネルは前記被覆壁なしで構成されているためホースおよび/またはパイプを前記基部の内部に挿入でき、前記ホースおよび/またはパイプは2つの端部を有し、前記ホースおよび/またはパイプの一方の端部はソケットを備えて構成され、前記ソケットは前記液体散布部分に装着するように配置され、もう一方の端部は外部の給水部に接続するように配置されたソケットを備えて構成され、各チャネルの間には余水路があり、前記基部下縁の周に沿ってフランジが構成され、前記フランジは実質的に平面であり、前記フランジに沿って1つ以上の開口が間隔をあけて並び、前記開口は前記フランジを貫通し、釘または大釘がいずれかのフランジの開口に挿入されて前記基部を地上で土壌および/または土に固定し、前記液体散布部分は、前記基部の上部の中心に装着されて植物生育領域内の植物生育区画にある前記灌漑装置の周囲に生育している植物に散水し、前記植物生育領域は任意の立体形状だが好ましくは円形であり、植物の支持体が前記基部に接合するように配置されて植物を支持する、灌漑装置。
  2. 前記液体散布部分は、前記基部の周りに生育している植物に散水し、少なくとも1つの植物生育区画が少なくとも1つの余水路と同列に並んで隣接した状態で1つ以上の余水路が液体および栄養分の流れを1つ以上の植物生育区画に誘導し、1つの植物生育区画が別の植物生育区画に近接しかつ/または重なり、どの植物生育区画も任意のサイズおよび形状であり、少なくとも1つの生体が植物生育領域内の少なくとも1つの植物生育区画で生育し、かつ少なくとも1つの生体が種子および/または苗木、および/または葉、および/または幹、および/または根を有し、前記余水路は前記植物生育区画への液体および栄養分の流れを左右し、前記液体の流れは前記植物生育区画のサイズおよび形状を左右し、前記余水路の傾斜度が大きくなるほど液体の流れが強まって前記植物生育区画のサイズおよび形状が大きくなり、前記余水路の傾斜度が小さくなるほど液体の流れが弱まって前記植物生育区画のサイズおよび形状が小さくなる、請求項1に記載の灌漑装置。
  3. 複数の植物が、前記灌漑装置の周りで螺旋状、1つの円またはいくつかの同心の円などだがこれに限定されない任意の立体形状で生育し、前記植物は前記螺旋の湾曲部の周り、各円の周囲および/または各円の内部で少なくとも部分的に互いに距離をあけて並び、いずれの円も開いているか閉じており、いずれかの円の周囲は波状である、請求項1に記載の灌漑装置。
  4. 前記基部は外壁を備える植物容器と接合し、前記植物容器には生育媒体が充填され、前記基部は任意の立体形状だが好ましくは逆ボール形状であり、前記基部はチャネルおよび/または余水路を備えているか備えておらず、孔を備えているか備えておらず、上部中心に構成された液体散布部分を備えているか備えておらず、壁が前記基部を包囲し、前記壁は垂直または傾斜し、前記壁の上縁は前記基部の下縁に接続し、前記壁の下縁は直線状、湾曲状または波形で、前記植物容器のほぼ上部中心で前記生育媒体の中に少なくとも部分的に挿入され、前記基部の壁と前記植物容器の外壁との間に植物を生育するための空間が設けられ、前記空間には、生育媒体を前記空間の中央から前記基部の壁の周囲まで、かつ前記植物容器の外壁の周囲まで動かすことによってくぼんだ領域が生じ、前記くぼんだ空間は実質的には植物に湛水灌漑を行うために配置された溝である、請求項1に記載の灌漑装置。
  5. 前記液体散布部分は上方部および下方部を有し、前記上方部はノズルを装着するように構成され、前記ノズルは液体をちょろちょろ流す、したたらせる、噴霧する、ぼこぼこと湧き出させるなどの様々な方法で散布するように構成され、前記下方部はホースまたはパイプに装着するように構成され、前記上方部と前記下方部との間にはフランジ部分および第1の固定ナット部分があり、前記フランジ部分は前記第1の固定ナット部分の上で前記液体散布部分を包囲し、前記フランジ部分は前記第1の固定ナット部分よりも大きい寸法であり、前記フランジ部分は好ましくは円形だがどのような形状または輪郭であってもよく、前記上方部、前記下方部、前記フランジ部分および前記第1の固定ナット部分は1つの部品かつ単体であり、前記第1の固定ナット部分は任意の形状またはサイズである3つ以上の側壁で構成され、前記第1の固定ナット部分は前記基部の平坦上部の孔に挿入されるように構成され、少なくとも1つの第1の固定ナット部分の側壁は、サイズおよび形状が一致している平坦上部の孔の側壁に隣接し、少なくとも1つの第1の固定ナット部分の側壁は少なくとも1つの対応する平坦上部の孔の側壁に近接する配列であり、前記配列は前記液体散布部分が使用中に回転するのを抑制するためであり、前記液体散布部分の内側にはチャネルが構成され、前記チャネルは任意の形状またはサイズで上から下まで開いており、前記チャネルは液体および栄養分をホースまたはパイプから前記ノズルまで通すように配置され、前記液体散布部分の下方部には回転ナット部分が装着され、前記回転ナット部分はフランジ部分および第2の固定ナット部分を備え、前記フランジ部分および第2の固定ナット部分は1つの部品かつ単体であり、前記フランジ部分は前記第2の固定ナット部分の上にあり、前記フランジ部分は前記第2の固定ナット部分よりも大きい寸法であり、前記フランジ部分は好ましくは任意の形状またはサイズである3つ以上の側壁で構成され、前記回転ナット部分の内側にはチャネルが構成され、前記チャネルは任意の形状またはサイズで上から下まで完全に開いており、前記チャネルは前記液体散布部分の下方部を挿入するように構成され、前記回転ナット部分は前記液体散布部分の下方部の周りで上向きに回転して前記液体散布部分を前記基部に固定し、前記液体散布部分にはエルボ部分が接続され、前記エルボは鋭角度に構成され、前記エルボ部分の中心にはチャネルが通り、前記チャネルは液体を通すためであり、前記エルボ部分は2つの端部を有し、一方の端部は前記液体散布部分の下方部に装着されるように構成され、もう一方の端部はパイプ、ホースまたは継手に装着するように構成される、請求項1に記載の灌漑装置。
  6. 前記液体散布部分はノズル部分を備え、前記ノズル部分は外側ケーシング、液体散布チャンバ、内側ケーシング、液体収集チャンバおよび接続孔を備え、前記ノズル部分は任意の立体形状または寸法であり、前記ノズル部分は、前記基部の上、上方および基部を越えて植物生育区画で生育している植物に液体を散布するように構成され、前記ノズル部分は、方向性のある液体の流れを変更するようにさらに構成され、前記外側ケーシングは実質的にはカバーであり、前記カバーは任意の立体形状または寸法だが好ましくは閉じた円形で上部が閉じて下部が開いており、前記カバーの閉じた上部は実質的に平面であり、側壁が前記閉じたカバーの上部外縁を包囲して囲いを形成し、前記側壁は垂直または傾斜し、前記カバーは前記内側ケーシングを囲ってその間に空間ができ、前記空間は前記液体散布チャンバであり、前記側壁の外面周りには複数の隆起部が間隔をあけて並び、前記隆起部は垂直または傾斜して前記側壁の外面から先に延び、前記隆起部は凹凸のある表面を提供して、工具を用いて機械的に回されるか手を用いて手動で回されたときの滑りを少なくとも部分的に防止し、前記内側ケーシングはスペーサ、傾斜フランジ、液体収集チャンバおよび接続孔を備え、前記スペーサは前記内側ケーシングの上部中心かつ前記閉じた上カバーの下にあって両者の間に空間を形成し、前記スペーサの寸法は前記内側ケーシングよりも小さく出っ張り部を形成し、前記出っ張り部は傾斜しているか平面であり、前記出っ張り部の周りには複数の開口が間隔をあけて並び、前記開口は前記出っ張り部から前記内側ケーシング内部に内包されている前記液体収集チャンバまで通じ、前記液体収集チャンバは任意の立体形状または寸法であり、前記液体収集チャンバは前記スペーサと前記接続孔との間に構成され、前記接続孔は液体散布部分、継手、パイプまたはホースに装着されるように構成され、前記接続孔はねじ山があるかねじ山がなく、前記傾斜フランジは前記内側ケーシングの最も下の周縁を包囲し、前記傾斜フランジは任意の角度で下向きに前記内側ケーシングの壁から離れるように傾斜し、前記傾斜フランジは液体を前記角度で散布するように配置され、前記液体収集チャンバは液体を前記出っ張り部の開口を通って前記液体散布チャンバの中へ誘導するように配置され、前記外側ケーシングと前記内側ケーシングとの間には空間があり、両者の間の距離は液体の流れを左右するために配置され、液体の流れは前記液体収集チャンバ内部を垂直に上がって前記出っ張り部の開口を通って前記液体散布チャンバの中に流れ、垂直な液体の流れは前記外側ケーシングの上部内側と接触した後に水平に変化し、水平な液体の流れは前記外側ケーシングの側壁の内面と接触した後に下向きにさらに変化し、液体の下向きの流れは前記傾斜フランジによってさらに変化し、前記液体は、前記傾斜フランジの上から前記傾斜フランジの周囲周り360度にわたって任意の角度でなだれ落ちるように配置される、請求項1に記載の灌漑装置。
  7. 複数の植物が、前記植物生育領域内に構成された少なくとも1つの円の周囲の上、内部または外部で互いに距離をあけて生育し、前記植物生育領域が植物を生育する複数の円をさらに備え、1つの円が他の円の内側にあり、各円が別の円から距離をあけて並んでいるか、あるいは複数の植物が、前記植物生育領域内に構成された螺旋形の湾曲部の上、内部または外部で互いに距離をあけて並んでいる、請求項1に記載の灌漑装置。
  8. 前記植物は任意の種類の散水装置を用いて散水され、前記散水装置は外部の給水ソケットおよびノズルを備え、前記散水装置は、ほぼ前記植物生育領域の中心かつ/または内側または外側の任意の場所に設置され、前記散水装置は浸出式ホースまたは滴下式ホースをさらに備え、いずれかのホースは螺旋の湾曲部または任意の円の周囲の周りに置かれ、いずれかのホースの一方の端部または両端部は前記散水装置に接続される、請求項7に記載の灌漑装置。
  9. 前記植物生育領域は不透明カバーで覆われ、前記不透明カバーは、望ましくない草の生長を妨げるために配置され、前記不透明カバーは透水性または非透水性であり、前記不透明カバーはプラスチックおよび布などの様々な材料から製造され、前記カバーは太陽からの熱を引きつける暗色に作製され、前記不透明カバーは望ましい植物を生育するための開口を備えて構成され、1つまたは複数の任意の開口は、任意の寸法の1つ以上の切り込みスリットが前記開口の周縁の周りに間隔をあけて並んでいる状態でさらに構成され、前記不透明カバーは、植物の開花および果実の実りを誘発する反射色に作製される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の灌漑装置。
  10. 前記植物生育領域および/または不透明カバーはカバー材料で覆われ、前記カバー材料は虫、鳥および小動物によって生じる損傷から前記植物を保護するために配置され、前記カバー材料は孔があいていないか孔があいており、前記カバー材料は日光および液体を通せるように半透明であり、前記カバー材料はさらに太陽からの熱を収集するために配置され、前記カバー材料はプラスチックおよび布などの多様な材料から製造される、請求項7〜9のいずれか1項に記載の灌漑装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の灌漑装置または任意の種類の散水装置を使用して植物に湛水灌漑を行う方法であって、前記方法は、機械装置を用いるか手で、一方がもう一方よりも大きい2つの円形を含む円状の植物生育領域を前記灌漑装置または任意の散水装置の周りに形成する工程であって、まず2つの棒を使用し、各棒の上部を所望の長さの所で糸または紐で結んでつなげ、次に前記第1の棒を前記植物生育領域の中心で土の中に挿入し、前記糸がぴんと張るまで前記第2の棒を前記第1の棒から引き離し、次に前記第2の棒を土の上で引きずって前記植物生育領域の中心周りで土に第1の円形の外形線を描くことによって前記第1の円形を形成し、次に最初の糸の長さよりも長い糸の長さで各棒の上部に取り付けて、前記第1の棒を前記植物生育領域の中心で土の中に挿入し、前記糸がぴんと張るまで前記第2の棒を前記第1の棒から引き離し、次に前記第2の棒を土の上で引きずって前記第1の円形の外側かつ前記植物生育領域の中心周りで土に第2の円形の外形線を描くことによって、前記第1の円形よりも大きい第2の円形を形成することによる工程を含む、方法。
  12. レーキまたはシャベルなどの土および/または土壌を動かす道具を使用して前記2つの円の間に溝を形成し、各円の外側および/または内側から土を引いて土に描かれた前記2つの円形の外形線の各々にかぶせて、前記2つの円形の外形線それぞれの周囲の上に盛り上がった土の山または土のせき止めを形成し、次に前記第1の円の内側に前記土の山またはせき止めの高さまで土を充填し、次に土をならして水平な表面にして前記灌漑装置を上に載置する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 草の生長を妨げるためのプラスチックまたはゴム製の不透明カバーに、螺旋、1つの円、または複数の円のパターンなどだがこれに限定されない任意の立体パターンで互いに距離をあけて並んでいる開口を設け、次に前記開口が前記溝の内部にくるように前記植物生育領域を不透明カバーで覆い、次に風が吹いてはがれるのを防止するために重みのある物体および/または固定具を用いて前記不透明カバーを適所に固定する工程をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記液体散布部分を前記基部に装着し、前記ホースの一方の端部を前記基部のチャネルの開口に通して挿入し、前記ホースの一方の端部を前記液体散布部分に接続し、次に前記ホースのもう一方の端部を外部の給水部に接続し、次に前記灌漑装置を前記不透明カバーの上で前記植物生育領域の中心に設置し、次に前記溝内部の不透明カバーの開口に種をまくか移植植物を植え、前記液体散布部分から散布された液体を前記溝に周期的に充填し、前記土の山またはせき止めどうしの間で前記溝に液体を少なくとも部分的に充填して植物に湛水灌漑を行う工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の円形を形成する型板を使用する方法であって、前記方法は、いずれか一方または両方の円の形に構成された型板を作製し、次に前記型板を土の上に置き、次に前記型板の1つまたは複数の縁周りの土に円の外形線を描き、かつ/または前記土の山または前記土のせき止めの高さまで前記型板を土で覆う工程を含む、方法。
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