JP2019050401A - 回路のための過渡事象保護をもたらす方法および装置 - Google Patents

回路のための過渡事象保護をもたらす方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路のための過渡事象保護をもたらす方法および装置を提供する。【解決手段】クランプ回路200は、上側部分218を含む。第1の電源回路は、第1の基準電圧Vddを供給する。上側部分は、信号ノードにおいて第2の基準電圧Vssより低い電圧を結果として生じる過渡現象に応答して、信号ノード204から第1の電源回路にエネルギーを導く。クランプ回路はまた、下側部分202を含む。下側部分は、トランジスタ210を含む。トランジスタのコレクタ端子は、第2の基準電圧より低い電圧をもつことが防止される。第2の電源回路は、第2の基準電圧を供給し、第2の基準電圧は第1の基準電圧より低い。下側部分は、信号ノードにおいて第1の基準電圧より高い電圧を結果として生じる過渡現象に応答して、信号ノードから第2の電源回路にエネルギーを導く。【選択図】図2A

Description

航空宇宙環境は、電子構成部品に厳しい条件を課する。例えば集積回路と下にある基板との間の電気的および機械的相互接続は、湿気、温度サイクル、および/または振動に曝された後に故障する場合がある。金属の腐食、はんだのクリープ、材料の疲労、および金属間生成物も、電子システムにおける相互接続故障のよく知られた原因である。さらに一部のシステムでは、相互接続故障は結果として信号クロストークなどの回路内の望ましくない現象を生じ得る。
このような1つのシステムではいくつかの相互接続故障により、静電放電保護回路を通って信号ライン上に流れる循環電流を通して信号クロストークが生じ得る。したがって相互接続故障の場合に、循環電流の流れを低減または除去する静電放電保護回路が依然として必要である。
開示される例示の装置は、第1の電源回路と信号ノードの間に結合される第1の接合分離型クランプ回路であって、第1の電源回路は第1の基準電圧を供給し、第1のクランプ回路は、信号ノードにおいて第2の基準電圧より低い電圧を結果として生じる過渡事象に応答して、信号ノードから第1の電源回路にエネルギーを導く、第1の接合分離型クランプ回路と、第2の電源回路と信号ノードの間に結合される第2の接合分離型クランプ回路であって、第2の接合分離型クランプ回路は、少なくとも接合分離型トランジスタを備え、接合分離型トランジスタのコレクタ端子は第2の基準電圧より低い電圧をもつことが防止され、第2の電源回路は第2の基準電圧を供給し、第2の基準電圧は第1の基準電圧より低い電圧であり、第2のクランプ回路は、信号ノードにおいて第1の基準電圧より高い電圧を結果として生じる過渡事象に応答して、信号ノードから第2の電源回路にエネルギーを導く、第2の接合分離型クランプ回路とを含む。
開示される例示の方法は、プロセッサを用いて回路設計データファイルにおいて、信号ノードと第1の電源ノードの間に電気的に結合された第1の回路を識別することであって、第1の電源ノードは第1の基準電圧に関連する、第1の回路を識別することと、プロセッサを用いて回路設計データファイルにおいて、信号ノードと第2の電源ノードの間に電気的に結合された第2の回路を識別することであって、第1の基準電圧は、第2の電源ノードに関連する第2の基準電圧よりも高い、第2の回路を識別することと、プロセッサを用いて、第2の回路内のいずれかのコレクタ端子に、第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することと、第2の回路内のコレクタ端子のいずれかが第2の基準電圧より低い電圧をもち得るときは、イベントをログに記録することとを含む。
さらに本開示は以下の項による実施形態を含む。
項1 第1の電源回路と信号ノードの間に結合される第1の接合分離型クランプ回路であって、前記第1の電源回路は第1の基準電圧を供給し、前記第1のクランプ回路は、前記信号ノードにおいて第2の基準電圧より低い電圧を結果として生じる過渡事象に応答して、前記信号ノードから前記第1の電源回路にエネルギーを導く、第1の接合分離型クランプ回路と、第2の電源回路と前記信号ノードの間に結合される第2の接合分離型クランプ回路であって、前記第2の接合分離型クランプ回路は、少なくとも接合分離型トランジスタを備え、前記接合分離型トランジスタのコレクタ端子は前記第2の基準電圧より低い電圧をもつことが防止され、前記第2の電源回路は前記第2の基準電圧を供給し、前記第2の基準電圧は前記第1の基準電圧より低い電圧であり、前記第2のクランプ回路は、前記信号ノードにおいて前記第1の基準電圧より高い電圧を結果として生じる過渡事象に応答して、前記信号ノードから前記第2の電源回路にエネルギーを導く、第2の接合分離型クランプ回路とを備える装置。
項2 前記第2のクランプ回路は複数のトランジスタを備え、前記第2のクランプ回路は、前記トランジスタのそれぞれのコレクタ端子が、前記第2の基準電圧より低いそれぞれの電圧をもつことを防止することになっている、項1に記載の装置。
項3 前記第2の電源回路が電源から切断されたときに、前記第2のクランプ回路の前記トランジスタの前記コレクタ端子が、前記第2の基準電圧より低い電圧をもつことが防止される、項2に記載の装置。
項4 前記第2の接合分離型クランプ回路は、前記第2の電源回路が電源から切断されたときに、前記信号ノードにおける信号クロストークを低減することになっている、項1に記載の装置。
項5 前記第2のクランプ回路が、前記信号ノードと前記第2の電源回路の間で逆バイアスを有することになる第1のトランジスタと、前記信号ノードと前記第2の電源回路の間で順バイアスを有することになる第2のトランジスタであって、前記信号ノードにおける過渡電圧が前記第1のトランジスタの逆バイアス電圧と前記第2のトランジスタの順バイアス電圧の和より大きくなったときに、前記第2のクランプ回路は、前記信号ノードから前記第2の電源回路にエネルギーを導く、第2のトランジスタと、前記第1または第2のトランジスタのうちの少なくとも1つのコレクタ端子を、前記信号ノードの前記過渡電圧から分離するダイオードとを備える、項1に記載の装置。
項6 前記第1および第2のトランジスタのそれぞれのベース端子は電気的に接続され、前記第2のクランプ回路は、前記第1および第2のトランジスタの前記ベース端子と前記第2の電源回路の間に少なくとも閾値抵抗を有する抵抗性経路をもたらす抵抗器をさらに備える、項5に記載の装置。
項7 前記第2のクランプ回路が、前記信号ノードから前記第2の電源回路への第1のpn接合に対して逆バイアス電圧を有し、コレクタ端子を有する第1のトランジスタと、前記信号ノードから前記第2の電源回路への第1のpn接合に対して順バイアス電圧を有し、コレクタ端子を有する第2のトランジスタであって、前記第1および第2のトランジスタの前記コレクタ端子は電気的に接続され、前記第2のクランプ回路は前記コレクタ端子が前記第2の基準電圧より低い電圧をもつことを防止し、前記第2のクランプ回路は、前記信号ノードにおける過渡電圧が前記逆バイアス電圧と前記順バイアス電圧の和より大きくなったときに、前記信号ノードから前記第2の電源回路にエネルギーを導く、第2のトランジスタとを備える、項1に記載の装置。
項8 前記第1および第2のクランプ回路が集積回路を備え、前記集積回路は前記第2の電源回路に電気的に接続される、項1に記載の装置。
項9 前記第2のクランプ回路が、第1のpウェル内の第1のn+ドープされた端子および第1のp+ドープされた端子、ならびに第1のnウェル内の第2のn+ドープされた端子を備える第1の集積回路部分と、第2のpウェル内の第3のn+ドープされた端子およびp+ドープされた端子、ならびに第2のnウェル内の第4のn+ドープされた端子を備える第2の集積回路部分とを備える、項1に記載の装置。
項10 前記第1の集積回路部分が第1の深いnウェルを備え、前記第2の集積回路部分が第2の深いnウェルを備え、前記第1および第2の深いnウェルは接合分離をもたらす、項9に記載の装置。
項11 前記第2のクランプ回路が、第1のpドープされた部分内の第1のn+ドープされた端子、および前記第1のpドープされた部分に隣接する第2のn+ドープされた端子を備える第1の集積回路部分と、第2のpドープされた部分内の第3のn+ドープされた端子、および第4のn+ドープされた端子を備える第2の集積回路部分とを備える、項1に記載の装置。
項12 前記第2の集積回路部分がnエピタキシ層をさらに備え、前記nエピタキシ層の一部分は前記第4のn+ドープされた端子を前記第2のpドープされた部分から隔てる、項11に記載の装置。
項13 プロセッサを用いて回路設計データファイルにおいて、信号ノードと第1の電源ノードの間に電気的に結合された第1の回路を識別することであって、前記第1の電源ノードは第1の基準電圧に関連する、第1の回路を識別することと、前記プロセッサを用いて前記回路設計データファイルにおいて、前記信号ノードと第2の電源ノードの間に電気的に結合された第2の回路を識別することであって、前記第1の基準電圧は、前記第2の電源ノードに関連する第2の基準電圧よりも高い、第2の回路を識別することと、前記プロセッサを用いて、前記第2の回路内のいずれかのコレクタ端子に、前記第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することと、前記第2の回路内の前記コレクタ端子のいずれかが前記第2の基準電圧より低い電圧をもち得るときは、イベントをログに記録することとを含む方法。
項14 前記第2の電源ノードが電源に結合されなかったときに、前記信号ノードが信号クロストークを受けるかどうかを判定すること、および前記第2の電源ノードが前記電源に結合されなかったときに、前記信号ノードが信号クロストークを受けるとの判定に応答して、第2のイベントをログに記録することをさらに含む、項13に記載の方法。
項15 前記コレクタ端子が、それぞれの接合分離型トランジスタのコレクタ端子を備える、項13に記載の方法。
項16 前記プロセッサを用いて、前記第2の回路内の前記コレクタ端子のいずれかが、前記信号ノードに印加された過渡電圧に応答して、前記第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することをさらに含む、項13に記載の方法。
項17 前記プロセッサを用いて前記第2の回路が、前記信号ノードと前記第2の電源ノードの間に結合された、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含むかどうかを判定すること、ならびに前記第2の回路が、前記信号ノードと前記第2の電源ノードの間に結合された、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含まないときは、イベントをログに記録することをさらに含む、項13に記載の方法。
項18 前記コレクタ端子のいずれかに前記第2の基準電圧より低い電圧が印加されるかどうかを判定することが、前記信号ノードにおける過渡事象によって結果として生じる電圧をシミュレートすることを含む、項13に記載の方法。
項19 機械可読命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、実行されたときに、回路設計データファイルにおいて、信号ノードと第1の電源ノードの間に電気的に結合された第1の回路を識別することであって、前記第1の電源ノードは第1の基準電圧に関連する、第1の回路を識別することと、前記回路設計データファイルにおいて、前記信号ノードと第2の電源ノードの間に電気的に結合された第2の回路を識別することであって、前記第1の基準電圧は、前記第2の電源ノードに関連する第2の基準電圧よりも高い、第2の回路を識別することと、前記第2の回路内のいずれかのコレクタ端子に、前記第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することと、前記第2の回路内の前記コレクタ端子のいずれかが前記第2の基準電圧より低い電圧をもち得るときは、イベントをログに記録することとをプロセッサに行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
項20 前記命令は、前記第2の電源ノードが電源に結合されなかったときに、前記信号ノードが信号クロストークを受けるかどうかを判定し、前記第2の電源ノードが前記電源に結合されなかったときに、前記信号ノードが信号クロストークを受けるとの判定に応答して、第2のイベントをログに記録することをさらに前記プロセッサに行わせる、項19に記載の記憶媒体。
項21 前記コレクタ端子が、それぞれの接合分離型トランジスタのコレクタ端子を備える、項19に記載の記憶媒体。
項22 前記命令は、前記第2の回路内の前記コレクタ端子のいずれかが、前記信号ノードに印加された過渡電圧に応答して、前記第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することをさらに前記プロセッサに行わせる、項19に記載の記憶媒体。
項23 前記命令は、前記プロセッサを用いて前記第2の回路が、前記信号ノードと前記第2の電源ノードの間に結合された、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含むかどうかを判定すること、および前記第2の回路が、前記信号ノードと前記第2の電源ノードの間に結合された、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含まないときは、イベントをログに記録することをさらに前記プロセッサに行わせる、項19に記載の記憶媒体。
項24 前記命令は、前記信号ノードにおいて過渡事象によって結果として生じる電圧をシミュレートすることによって、前記コレクタ端子のいずれかに前記第2の基準電圧より低い電圧が印加されるかどうかを判定することを前記プロセッサに行わせる、項19に記載の記憶媒体。
述べられた特徴、機能、および利点は、様々な実施形態において独立に達成することができ、または他の実施形態に組み合わせることもでき、他の詳細は以下の説明および図面を参照して理解することができる。
例示の集積回路のブロック図である。 静電放電保護をもたらすために用いることができる例示のクランプ回路の回路図である。 図2Aの例示のクランプ回路の一部分のための例示の集積回路レイアウトを示す図である。 静電放電保護をもたらすために用いることができる例示のクランプ回路の回路図である。 図3Aの例示のクランプ回路の一部分のための例示の集積回路レイアウトを示す図である。 静電放電保護をもたらすために用いることができる例示のクランプ回路の回路図である。 図4Aの例示のクランプ回路の一部分のための例示の集積回路レイアウトを示す図である。 回路設計ルール検査を実行するための例示の方法を表すフローチャートである。 回路設計ルール検査を実行するための他の例示の方法を表すフローチャートである。 プラットフォーム生産およびサービス方法のフローチャートである。 プラットフォームのブロック図である。 本明細書で述べられる方法および装置を実現するために用いることができる例示のプロセッサプラットフォームのブロック図である。
電子システムおよび最新の航空電子工学サブシステムは、異なる半導体処理技術のいくつかの集積回路(IC)を使用することができる。例示の半導体処理技術はバイポーラ、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、BiCMOS、ガリウム砒素(GaAs)、窒化ガリウム(GaN)、およびシリコンゲルマニウム(SiGe)を含む。これらの技術を用いたICの動作は、1つまたは複数の電源回路、および/または1つまたは複数のバイアス電圧を必要とし得る。例えばフェーズドアレイ通信アンテナシステムは、CMOS ICおよび/またはGaAs ICを用いた数百の個別の無線周波数電子モジュールを含み得る。このようなシステムの正しい動作のためには、複数の直流(DC)電源(例えば複数の電圧でのエネルギー源)が必要になり得る。
本明細書において開示される例示の方法および装置は、ICにおける静電放電などの過渡電気事象からの保護をもたらす。知られているICでは、異なる信号ラインの間で電流が流れることが可能になる(例えば電源などへの相互接続などの、相互接続が故障した場合)静電放電(ESD)保護回路によって、異なる通信ライン(例えばクロックライン、シリアルデータラインなど)の間の信号クロストークが引き起こされる場合がある。本明細書において開示される例示の方法および装置は、過渡事象からの保護をもたらしながら、IC内の循環電流が信号クロストークを引き起こすことを低減または防止する(例えば電源への相互接続の故障などの、相互接続故障の場合)。本明細書において開示される例示の方法および装置は、高い信頼性を必要とする用途(例えば航空宇宙用途)に用いることができるので有利である。このような高信頼性用途の例は、相互接続故障によるシステム動作または機能への干渉が軽減されるべき(例えば通信ラインの間のクロストークを結果として生じることを防止する)用途を含む。
追加として本明細書において開示される例示の方法および装置は、回路レイアウトを表すデータファイルに対する回路設計ルール検査をもたらす。例示の方法および装置は、ICレイアウトに過渡現象保護が設けられていること、および/またはICは信号クロストークを受けないことを検証するための回路設計ルール検査を含む。
図1は例示のIC100のブロック図である。図1の例示のIC100は、遠隔の装置と無線で通信するためにアンテナアレイ102に電力および/または信号を供給する。しかし図1の例示のIC100は図示の目的のために示され、任意の他の(1つまたは複数の)タスクを行うように変更するまたはICで置き換えることができる。
IC100は、上側電源回路104および下側電源回路106を含み、またはそれらに電気的に結合される。上側および下側電源回路104、106は、1つまたは複数の電源108から生じる上側基準電圧(例えばVdd)および下側基準電圧(例えばVss)を供給する。例えば電源回路104、106は、電源108からの電力(例えば12ボルト直流(VDC)、24VDCなど)を、IC100内の回路により適した電圧(例えば±1.8VDC、±2.2VDCなど)へのスケーリング、平滑化、シフト、および/またはその他の変換を行うことができる。例えばGaAs ICは、共通接地基準に対する正電源と負電源(例えば±5VDC)の両方を必要とし得る。これと対照的にCMOS ICは、CMOS接地基準にする単一の正電源のみを必要とし得る。
図1のIC100は、クロック110およびデータ112のためのシリアル通信ラインを含む。通信ライン110、112は、コントローラ118およびアンテナアレイ102に通信可能に結合される。通信ライン110、112は、信号を送信および/または受信するために、アンテナアレイ102において選択的に相互接続されかつ/または切断される。アンテナアレイ102は通信ライン110、112がその一例である、信号ラインの行および列を含む相互接続マトリックスを含む。
図1の例示のIC100は、回路基板または構成部品基板上に搭載される。IC100は、ボンディングワイヤ、はんだピン、および/またはコンタクトパッド上のはんだバンプを通じて回路基板に接続される。電源108と下側電源回路106の間の相互接続が開回路(例えば機械的、熱的、化学的、または電気的に誘起される故障)によって絶たれた場合は、通信ライン110、112上のそれぞれの信号は、他方のライン110、112の信号に重畳され得る。信号クロストークは、通信ライン110、112の間でIC100を通る循環電流の結果として生じ得る。ICの内部回路を通って流れるこのような電流は図1には示されない。この現象は一般に信号クロストークと呼ばれる。通信ライン110、112と電源回路104、106の間でのダイオード、および/またはゲート接地されたN型金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタの使用などの知られているESD保護方法は、(例えば相互接続故障の場合に)信号クロストークに対して保護することができない。
例示のIC100は、例示の通信ライン110、112上に生じる高電圧静電放電からIC100を保護するための、ESD保護回路114、116を含む。ESD保護の知られている方法とは異なり、図1のESD保護回路114、116はESD保護をもたらし、かつまたIC100内の循環電流から結果として生じるクロストークを防止する。例えばESD保護回路114、116は、ESD保護回路114、116内の1つまたは複数の選択されたノードが、電源回路104、106に基づいて規定される電圧範囲を超えることを防止するように設計することができる。
図2A〜図4Bは、図1のESD保護回路114、116を実現するために用いることができる例示の回路および対応するICレイアウトを示す。しかしこれらの回路は図示のためにのみ示され、ESD保護回路114、116の他の多くの実装形態が可能である。
図2Aは、ESD保護をもたらすために用いることができる例示のクランプ回路200の回路図である。図2Aの例示のクランプ回路200は、通信ライン(例えば通信ライン110、112)および/または他の回路を、ESDなどの過渡事象の結果から生じる損傷から保護するように、図1のESD保護回路114、116のいずれかを実現することができる。例示のクランプ回路200は、(例えば通信ライン110、112上に過渡事象が存在しない)正常動作の下では回路機能に影響しない。
クランプ回路200の下側部分202は、(クランプ回路200がなかった場合に)通信ライン204(例えばクロックまたはデータ)の電圧を上側基準電圧Vddより高くさせ得る静電電圧に対するESD保護をもたらす。例示の下側部分202は、ダイオード206、第1および第2のトランジスタ208、210、および抵抗器212を含む。下側部分202は、通信ライン204上の信号クロストークを防止するように構成される(例えば基準電圧Vssと電源の間の相互接続故障の場合)。この目的のために、トランジスタ208、210のコレクタ端子は、Vss電位より低い電圧をもつことができない。
トランジスタ208のコレクタおよびベース端子は、トランジスタ208が、通常のダイオードより低い抵抗および短い蓄積時間を有するダイオードとして機能するように接続される。クランプ回路200の下側部分202は、Vssに対して、トランジスタ208のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ210の順方向接合閾値電圧の和を超えただけ正となる電圧過渡現象をクランプする。トランジスタ208のベース/エミッタ接合降伏電圧、およびトランジスタ210の順方向接合閾値電圧は、それらの和がVddとVssの間の電圧差より高いが、選択されたICプロセスの最大降伏電圧より低くなるように選択することができる。例示のダイオード206は、トランジスタ210のコレクタ端子を通信ライン204上の負の過渡現象から分離する。抵抗器212は、トランジスタ210のベース/エミッタ接合に対する高抵抗経路をもたらすブリーダ抵抗である。例示の抵抗器212は、高温環境での下側部分202の特性を改善するために含めることができる。
基準電圧Vssを供給する下側電源回路が故障した場合(例えば電源から切断された、開回路されたなど)は、例示の下側部分202は、クロストーク信号214が通信ライン204に影響を及ぼすことを軽減または防止する。図2Aの例では抵抗器212、およびトランジスタ208の順方向接合閾値電圧は、小さなクロストーク信号214が通信ライン204に影響を及ぼすことを防止する。他の例では(例えば正常および/または低温環境において)、例示の抵抗器212は下側部分202から省くことができ、トランジスタ210のベース/エミッタ接合降伏電圧が、クロストーク信号が通信ライン204に影響を及ぼすことを防止する。
図2Aのクランプ回路200の上側部分218は、(クランプ回路200がなかった場合に)通信ライン204(例えばクロックまたはデータなどの信号ノード)の電圧を電圧Vssより低くさせ得る静電電圧に対するESD保護をもたらす。例示の上側部分218は、第1および第2のトランジスタ220、222と、抵抗器224とを含む。
通信ライン204をクランプするためには、上側部分218は、Vddに対して、トランジスタ222のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ220の順方向接合閾値電圧の和を超えただけ負となる電圧過渡現象をクランプする。トランジスタ220、222は、トランジスタ222のベース/エミッタ接合降伏電圧と、トランジスタ220の順方向接合閾値電圧の和がVddより高いが、選択されたICプロセスの降伏電圧より低くなるように構成される。抵抗器224は、トランジスタ220のベース/エミッタ接合に対する高抵抗経路をもたらすブリーダ抵抗である。
例示のクランプ回路200はさらに電流制限抵抗226を含む。抵抗器226は、ESD事象により通信ライン204からクランプ回路200を通る電流の流れを制限する。
通信ライン204上の電圧をVddより高く増加させ得る過渡事象が起きた場合は、通信ライン204と基準電圧Vssの間の電圧差は、トランジスタ208のベース/エミッタ接合の降伏を引き起こす。過渡事象によって引き起こされた電圧はさらに、抵抗器212を通って流れる電流を引き起こしかつ/またはトランジスタ210のベース/エミッタ接合を順バイアスして、通信ライン204から、基準電圧Vssを供給する電源回路への電流経路を形成し、それによって通信ライン204上の電圧をクランプする。反対に、過渡事象が通信ライン204上の電圧をVssより低く減少させ得る場合は、通信ライン204と基準電圧Vddの間の電圧差は、トランジスタ222のベース/エミッタ接合の降伏を引き起こす。過渡事象によって引き起こされた電圧はさらに、抵抗器224を通って流れる電流を引き起こしかつ/またはトランジスタ220のベース/エミッタ接合を順バイアスして、基準電圧Vddを供給する電源回路から通信ライン204への電流経路を形成し、それによって通信ライン204上の電圧をクランプする。
図2Bは、図2Aの例示のクランプ回路200の上側部分218のための例示のICレイアウト201である。クランプ回路200の上側部分218は、図2BのICレイアウト201を用いてIC内に構成することができる。ICレイアウト201は、接合分離型ICプロセスを用いた構造を表す。接合分離型ICプロセスは、逆バイアスされたpn半導体接合を用いてIC内の構成要素を電気的に分離するIC製作プロセスである。図2Bでは、図2Aの対応する要素を示すために同様な参照番号が用いられる。
図2Bに示されるトランジスタ220は、第1のn+ドープされた端子228(例えばコレクタ端子)と、pドープされた部分232(例えばベース端子)内の第2のn+ドープされた端子230(例えばエミッタ端子)とを含む。トランジスタ220はさらに、nエピタキシ層234と、n+ドープされたバリア層236とを含む。「n+」および「p+」ドーピングという用語は、それぞれ「n」および「p」ドーピングと比較して高いドーピング濃度またはドーピング量を指す。反対に「n−」および「p−」ドーピングという用語は、それぞれ「n」および「p」ドーピングと比較して低いドーピング濃度またはドーピング量を指す。
図2Bに示されるトランジスタ222は、pドープされた部分240(例えばベース端子)内の第1のn+ドープされた端子238(例えばエミッタ端子)と、pドープされた部分240に隣接した第2のn+ドープされた端子242(例えばコレクタ端子)とを含む。トランジスタ222はさらに、nエピタキシ層244と、n+ドープされたバリア層246とを含む。トランジスタ222とは異なりトランジスタ220は、コレクタ端子228とベース端子232の間に、ある大きさのnエピタキシ層234(例えばギャップ)を含むが、一方、pドープされた部分240と第2のn+ドープされた端子242は隣接し、電気的に接続される。
図2Bに示される抵抗器224は、所望の抵抗値をもたらすためのn+ドープされた部分248を含む。n+ドープされた部分248は第1の端子250および第2の端子252を含み、抵抗は端子250、252の間に位置する。n+ドープされた部分248はnエピタキシ層254内にある。
図2Bのトランジスタ220、222および抵抗器224は、pドープされた基板256内に含まれる。図2A〜図2Bに示されるように、端子232、242、および250は共通ノード258に結合される。端子228および238はVddに結合され、端子230および252は通信ライン204(例えばクロック、データ)に結合される。nエピタキシ層234、244、254は接合分離をもたらす。
図3Aは、ESD保護をもたらすために用いることができる例示のクランプ回路300の回路図である。図3Bは、図3Aの例示のクランプ回路300の下側部分302のための例示の集積回路レイアウト301である。図3Aの例示のクランプ回路300は、ESDの結果から生じる損傷から通信ライン304を保護するための、図1のいずれかのESD保護回路114、116を実現することができる。例示のクランプ回路300は正常動作の下では作用しない。
クランプ回路300の下側部分302は、トランジスタ306、308を含む。トランジスタ306、308のベースおよびコレクタ端子は、トランジスタ306、308が通常のダイオードより低い抵抗および短い蓄積時間を有するダイオードとして機能するように電気的に接続される。クランプ回路300の下側部分302は、(例えばクランプ回路300がなかった場合に)通信ライン304(例えばクロックまたはデータ)の電圧を、トランジスタ308のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ306の順方向接合閾値電圧の和を超えただけ基準電圧Vddより高くさせ得る静電電圧からのESD保護をもたらす。
クランプ回路300の上側部分310はトランジスタ312、314を含む。トランジスタ312、314のベースおよびコレクタ端子は、通常のダイオードより低い抵抗および短い蓄積時間を有するダイオードとして働くように電気的に接続される。上側部分310は、トランジスタ312のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ314のベース/エミッタ順方向接合閾値電圧の和を超えただけVddに対して負となる電圧過渡現象をクランプする。トランジスタ308のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ306のベース/エミッタ順方向接合閾値電圧の和、および/またはトランジスタ312のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ314のベース/エミッタ順方向接合閾値電圧の和は、VddとVssの差より大きいが、選択されたICプロセス(例えば接合分離型プロセス)の降伏電圧より低くなるように構成される。
例示のクランプ回路300はさらに電流制限抵抗316を含む。抵抗器316は、ESD事象による通信ライン304からクランプ回路300を通る電流の流れを制限する。
通信ライン304上の電圧をVddを超えて増加させ得る過渡事象が起きたときは、通信ライン304と基準電圧Vssの間の電圧差は、トランジスタ308のベース/エミッタ接合の降伏を引き起こす。過渡事象によって引き起こされた電圧はまた、トランジスタ306のベース/エミッタ接合を順バイアスして、通信ライン304から、基準電圧Vssを供給する電源回路への電流経路を形成し、それによって通信ライン304上の電圧をクランプする。反対に過渡事象が、通信ライン304上の電圧をVssより低く減少させ得る場合は、通信ライン304と基準電圧Vddの間の電圧差は、トランジスタ312のベース/エミッタ接合の降伏を引き起こす。過渡事象によって引き起こされた電圧はまた、トランジスタ314のベース/エミッタ接合を順バイアスして、基準電圧Vddを供給する電源回路から通信ライン304への電流経路を形成し、それによって通信ライン304上の電圧をクランプする。
クランプ回路300の下側部分302は、図3BのICレイアウト301を用いてIC内に構成することができる。ICレイアウト301は、接合分離型ICプロセスを用いた構造を表す。図3Bでは、図3Aの対応する要素を示すために同様な参照番号が用いられる。
図3Bのトランジスタ306は、pウェル322内のn+ドープされた端子318(例えばエミッタ端子)とp+ドープされた端子320(例えばベース端子)とを含む。エミッタ端子318は下側電源回路Vssに結合される。トランジスタ306はさらに、nウェル326内にn+ドープされた端子324(例えばコレクタ端子)を含む。トランジスタ306は深いnウェル328内に形成される。
図3Bのトランジスタ308はトランジスタ306と同様または同一であり、pウェル334内のn+ドープされた端子330(例えばエミッタ端子)とp+ドープされた端子332(例えばベース端子)とを含む。エミッタ端子330は、通信ライン304(例えばクロック、データ)に結合される。トランジスタ308はさらに、nウェル338内のn+ドープされた端子336(例えばコレクタ端子)を含む。トランジスタ308は深いnウェル340内に形成される。深いnウェル328、340は接合分離をもたらす。
トランジスタ306、308は、pドープされた基板342内に含まれる。図3A〜図3Bに示されるように、ベースおよびコレクタ端子320、324、332、および336は共通ノード344に結合される。端子318はVssに結合され、端子330は通信ライン304(例えばクロック、データ)に結合される。
基準電圧Vssを供給する下側電源回路が故障した場合(例えば電源から切断された、開回路されたなど)は、トランジスタ306のベース/エミッタ接合降伏電圧は、クロストーク信号346が、回路300の下側部分302を通じて通信ライン304に影響を及ぼすことを防止する。
図4AはESD保護をもたらすために用いることができる例示のクランプ回路400の回路図である。図4Bは、図4Aの例示のクランプ回路400の下側部分402のための例示の集積回路レイアウト401である。図4Aの例示のクランプ回路400は、ESDの結果から生じる損傷から通信ライン404を保護するための、図1のESD保護回路114、116のいずれかを実現することができる。例示のクランプ回路400は正常動作の下では作用しない。
クランプ回路400の下側部分402は、(クランプ回路400がなかった場合に)通信ライン404(例えばクロックまたはデータ)の電圧を、電圧Vddより高くさせ得る静電電圧に対するESD保護をもたらす。例示の下側部分402は、トランジスタ406、408およびダイオード410を含む。例示の下側部分402は、トランジスタ406、408のコレクタ端子がVssより低い電圧をもつことができないように構成される。トランジスタ406のコレクタおよびベース端子は、トランジスタ408のベース端子に接続される。例示のダイオード410は、トランジスタ408のコレクタ端子を、通信ライン404上の負の過渡現象から分離する。
図4Aのクランプ回路400の上側部分416は、(クランプ回路400がなかった場合に)通信ライン404(例えばクロックまたはデータ)の電圧を電圧Vssより低くさせ得る静電電圧に対するESD保護をもたらす。例示の上側部分416はトランジスタ418、420を含む。
通信ライン404をクランプするために上側部分416は、トランジスタ418のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ420の順方向接合閾値電圧の和を超えただけVddに対して負となる電圧過渡現象をクランプする。トランジスタ418、420は、トランジスタ418のベース/エミッタ接合降伏電圧とトランジスタ420の順方向接合閾値電圧の和がVddより大きいが、選択されたICプロセスの降伏電圧より低くなるように構成される。
例示のクランプ回路400はさらに電流制限抵抗422を含む。抵抗器422は、ESD事象による通信ライン404からクランプ回路400を通る電流の流れを制限する。
通信ライン404上の電圧をVddより高く増加させ得る過渡事象の場合は、通信ライン404と基準電圧Vssの間の電圧差がトランジスタ406のベース/エミッタ接合の降伏を引き起こす。過渡事象によって引き起こされた電圧はまた、トランジスタ408のベース/エミッタ接合順バイアスして通信ライン404から、基準電圧Vssを供給する電源回路への電流経路を形成し、それによって通信ライン404上の電圧をクランプする。反対に過渡事象が通信ライン404上の電圧をVssより低くさせ得る場合は、通信ライン404と基準電圧Vddの間の電圧差は、トランジスタ418のベース/エミッタ接合の降伏を引き起こす。過渡事象によって引き起こされた電圧はまた、トランジスタ420のベース/エミッタ接合を順バイアスして、基準電圧Vddを供給する電源回路から通信ライン404への電流経路を形成し、それによって通信ライン404上の電圧をクランプする。
基準電圧Vssを供給する下側電源回路が故障した場合(例えば電源から切断された、開回路されたなど)は、トランジスタ408のベース/エミッタ接合降伏電圧は、クロストーク信号414が、回路400の下側部分402を通じて通信ライン404に影響を及ぼすことを防止する。
図4Bに示されるように例示のトランジスタ406は、pドープされた部分426(例えばベース端子)内の第1のn+ドープされた端子424(例えばエミッタ端子)と、pドープされた部分426に隣接する第2のn+ドープされた端子428(例えばコレクタ端子)とを含む。トランジスタ406はさらに、nエピタキシ層430およびn+ドープされたバリア層432を含む。
図4Bに示されるトランジスタ408は、pドープされた部分436(例えばベース端子)内の第1のn+ドープされた端子434(例えばエミッタ端子)と、第2のn+ドープされた端子438(例えばコレクタ端子)とを含む。トランジスタ408はさらに、nエピタキシ層440およびn+ドープされたバリア層442を含む。トランジスタ406とは異なりトランジスタ408は、コレクタ端子438とベース端子436の間に、ある大きさのnエピタキシ層440(例えばギャップ)を含むが、一方、pドープされた部分426および第2のn+ドープされた端子428は隣接し、電気的に接続される。
図4Bに示されるダイオード410は、nエピタキシ層446内にp+ドープされた部分444を含む。p+ドープされた部分444およびnエピタキシ層446はpn接合を形成する。ダイオード410はさらに、n+ドープされたバリア層448を含む。
図4Bのトランジスタ406、408、およびダイオード410は、pドープされた基板450内に含まれる。図4A〜図4Bに示されるように、端子428および436は共通ノード452に結合され、端子438、446は共通ノード454に結合される。端子424、444は通信ノード404(例えばクロック、データ)に結合され、端子434はVssに結合される。
例示のICレイアウト201、301、401および/またはそれらの相補型の回路のいずれも組み合わせて、高電圧および低電圧過渡事象に対して保護するためのICレイアウトを得ることができる。例えば図2Bのレイアウト201は、図3Bのレイアウト301または図4Bのレイアウト401と組み合わせて、IC内にクランプ回路を構築することができる。他の例として、図3Bの例示のICレイアウト301は、端子330をVddに接続し、端子318を対応する通信ラインに接続することによって、クランプ回路の上側部分として用いるように変更することができる。次いで結果として得られる上側部分は、ICレイアウト301、401などの下側部分と組み合わせてIC内にクランプ回路を構築することができる。
図1例示のIC100、図2A〜図4Bの例示のクランプ回路200、300、400、および/または例示のICレイアウト201、301、401は、自動化された回路設計ルール検査を用いて設計ルールへの準拠性に対して評価および/または試験することができる。回路設計ルール検査は、図2B、3B、および/または4Bの例示のレイアウト201、301、401などの、提案される集積回路レイアウト設計を記述するデータファイルに対して行われる。いくつかの例ではコンピュータまたは他の処理プラットフォームは、集積回路データファイルを取得することができる。このような集積回路ファイルは、Cadence、Synopsys、および/またはその他によって提供される回路設計ツールと整合することができ、かつ/またはそれらによって発生することができる。図2B〜図4Bの例示のICレイアウト201、301、401は、例えばレイアウト201、301、401が過渡事象(例えばESD)保護をもたらすこと、および/またはレイアウト201、301、401を通じて通信ライン204、304、404が信号クロストークを受けないことを判断するために、回路設計ルール検査を用いて検査することができる。
プロセッサは、データファイル内において、上述の例示のクランプ回路200〜400によって示されるESD保護をもたらすためのルールなどの、ESD保護ルールへの準拠性に対して検査すべきノードを識別する。ESD保護設計ルールは回路設計ルール検査言語にて記述される。上述の例示のクランプ回路によってESD保護をもたらすための例示の設計ルールは、(例えばどの時点においても、および/または回路が過渡電圧を受けたことに応答して)接合分離型トランジスタのコレクタ端子が下側電圧電源レールの電圧より低い電圧をもつことができないことを規定することができる。追加としてまたは代替として、設計ルールは、回路が通信ライン(例えばクロック信号、シリアルデータ信号など)と基準電圧ノード(例えば電源回路)の間に、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を有する必要があることを要求することができる。
図2A〜図4Bの回路200、300、400に対する回路設計ルール検査を行うための例示の方法を表すフローチャートは、図5および6に示される。これらの例では方法は、図9に関連して以下で述べる例示のプロセッサプラットフォーム900に示されるプロセッサ912などの、プロセッサによって実行されるプログラムを備える機械可読命令によって実現することができる。プログラムは、CD−ROM、フロッピディスク、ハードディスク装置、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイディスク、またはプロセッサ912に関連するメモリなどの、有形のコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたソフトウェアにおいて具体化することができるが、プログラム全体および/またはその部分は代替として、プロセッサ912以外の装置によって実行することもでき、かつ/またはファームウェアまたは専用のハードウェアによって実現することもできる。さらに例示のプログラムは、図5および/または6に示されるフローチャートを参照して述べられたが、回路設計ルール検査を行う他の多くの方法を代替として用いることができる。例えばブロックを実行する順序は変更することができ、かつ/または述べられるブロックのいくつかは変更する、削除する、または組み合わせることができる。
上述のように図5および/または6の例示の方法は、ハードディスク装置、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/または任意の持続時間の間(例えば長時間、恒久的、短時間、一時的バッファリングのため、および/または情報のキャッシュのため)情報が記憶される任意の他の記憶媒体などの、有形のコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたコード化された命令(例えばコンピュータ可読命令)を用いて実現することができる。本明細書で用いられる有形のコンピュータ可読記憶媒体とは、任意のタイプのコンピュータ可読記憶装置を含み、伝播信号を除くように明示的定義される。追加としてまたは代替として図5〜図7の例示の方法は、ハードディスク装置、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ、および/または任意の持続時間の間(例えば長時間、恒久的、短時間、一時的バッファリングのため、および/または情報のキャッシュのため)情報が記憶される任意の他の記憶媒体などの、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたコード化された命令(例えばコンピュータ可読命令)を用いて実現することができる。本明細書で用いられる非一時的なコンピュータ可読記憶媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含み、伝播信号を除くように明示的に定義される。本明細書で用いられる「少なくとも」という語は、請求項のプリアンブルにおける移行用語として用いられ、「備える(comprising)」という用語がオープンエンドであるのと同じようにオープンエンドである。
図5は、回路設計ルール検査を実行するための例示の方法500を表すフローチャートである。図5の例示の方法500は、データファイルによって表される回路がESD保護をもたらすかどうかを判定するために、コンピュータまたは他の処理プラットフォーム(例えば図9の処理プラットフォーム900)によって実施することができる。
例示の方法500は、ICを表すデータファイルを取得することで開始する(ブロック502)。例えばICレイアウトを含んだデータファイルは、記憶装置からロードすることができ、またはネットワーク接続を通じて受け取ることができる。例示のプロセッサは、集積回路内の信号ノード(例えば図2A〜図4Bの通信ライン204、304、404)、および(1つまたは複数の)電源ノード(例えばVss、Vdd)を識別する(ブロック504)。本明細書において開示される例では、集積回路は2つの異なる電源基準電圧VssおよびVddを含む。
例示のプロセッサは、信号ノードと上側電源ノード(例えばVdd)の間に結合された第1の回路を識別する(ブロック506)。例示のプロセッサはまた、信号ノードと下側電源ノード(例えばVss)の間に結合された第2の回路を識別する(ブロック508)。集積回路は、識別された信号ラインと上側電源ノードの両方に結合された複数の回路または部分回路を有することができ、かつ/または識別された信号ラインと下側電源ノードの両方に結合された複数の回路または部分回路を有することができる。第1および/または第2の回路は、ユーザ(例えば回路設計者)からの入力に基づいて、ならびに/あるいは回路構成要素の識別、および/または第1の回路と上側電源ノードの間に結合された、第1の回路の特性(例えば構成要素、層、接合、および/またはコンタクトのタイプならびに/あるいはパターン)に基づいて、IC内の複数の回路または部分回路から識別することができる。
プロセッサは、第2の回路内のpn接合、およびpn接合の(1つまたは複数の)負端子を識別する(ブロック510)。ブロック510におけるpn接合および負端子の識別は、接合プロセスを用いて構築されるべきICに対して行うことができる。他の例ではブロック510は、他のICプロセスの方法に対する他のタイプの接合、層、および/またはコンタクトを識別するように変更することができる。
プロセッサは信号ノードにおいて生じる過渡事象をシミュレートする(ブロック512)。例えばプロセッサは、信号ノードを通じてESDなどの過渡事象を受けるICに基づいて、ICの応答を判断する。過渡事象は、正電圧の過渡事象または負電圧の過渡事象の場合がある。例示の方法500ではプロセッサは、第2の回路の応答を試験するために少なくとも正電圧の過渡事象をシミュレートする。プロセッサは、第2の回路内のいずれかの(1つまたは複数の)負端子(例えばpn接合の負端子、接合プロセストランジスタのコレクタ端子)が、下側電源ノードVssの電圧より低い電圧を有する(例えばそれを受ける)かどうかを判定する(ブロック514)。例えばプロセッサは、いずれかの(1つまたは複数の)負端子が、過渡事象の前に、その間に、および/またはその後に、下側電源ノードVssより負の電圧を有するかどうかを判定することができる。
第2の回路内の(1つまたは複数の)負端子のいずれも下側電源ノードより低い電圧をもたない場合は(ブロック514)、プロセッサは、第2の回路が信号ノードと下側電源ノードの間に、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含むかどうかを判定する(ブロック516)。図5の例ではプロセッサはさらに、信号ノードと下側電源ノードの間に直列に構成されるなど、順バイアスされたベース/エミッタ接合と逆バイアスされたベース/エミッタ接合が特定の構成をもつことを指定することができる。追加としてまたは代替としてプロセッサは、過渡事象に対する保護をもたらす接合、層、および/または構成要素の他の構成が存在することを判断することができる。
第2の回路内に下側電源ノードVssの電圧より低い電圧をもち得る少なくとも1つの負端子がある場合(ブロック514)、または第2の回路が信号ノードと下側電源ノードVssの間に少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含まない場合は(ブロック516)、例示のプロセッサは、設計ルール検査イベントをログに記録する(ブロック518)。設計ルール検査イベントは、ICが過渡事象に対するICの保護を要求する設計ルールに準拠しない旨の、ICの設計ルール検査を行うユーザまたは設計者へのエラー、警告、または他の通知を含むことができる。
第2の回路内のいずれの(1つまたは複数の)負端子も下側電源ノードより低い電圧をもたない場合(ブロック514)、および第2の回路が信号ノードと下側電源ノードVssの間に少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含む場合は(ブロック516)、例示のプロセッサはICが過渡事象保護設計ルール検査に準拠すると判断することができ、イベントをログに記録しない。設計ルール検査イベントをログに記録した(ブロック518)後に、またはイベントをログに記録せずに、例示の方法500は終了する。いくつかの例ではプロセッサは、追加の設計ルールに対する設計ルール検査を行うように継続する、および/または他のICに対する過渡事象保護設計ルール検査を行うように方法500を繰り返す。
図6は、回路設計ルール検査を実行するための例示の方法600を表すフローチャートである。図6の例示の方法600は、データファイルによって表される回路が、信号クロストークから保護されるかどうかを判定するように、コンピュータまたは他の処理プラットフォーム(例えば図9の処理プラットフォーム900)によって実施することができる。方法600は、例えばICが過渡事象から保護され、信号クロストークを受けないことを検証するために、図5の例示の方法500と共に用いることができる。
例示の方法600は、ICを表すデータファイルを取得することによって開始する(ブロック602)。例えばICレイアウトを含んだデータファイルは、コンピュータ可読記憶装置(例えば図9のメモリ913、914、916、および/または大容量記憶装置928)からロードすることができ、またはネットワーク接続(例えば図9のインターフェース920)を通じて受け取ることができる。例示のプロセッサは、集積回路内の信号ノード(例えば図2A〜図4Bの信号ノード204、304、404)、および(1つまたは複数の)電源ノード(例えばVss、Vdd)を識別する(ブロック604)。本明細書において開示される例では集積回路は、2つの異なる電源基準電圧VssおよびVddを含む。例示のプロセッサは、信号ノードと上側電源ノード(例えばVdd)の間に結合された第1の回路を識別する(ブロック606)。例示のプロセッサはまた、信号ノードと下側電源ノード(例えばVss)の間に結合された第2の回路を識別する(ブロック608)。図6のブロック602〜608は、図5の対応するブロック502〜508と同様または同一とすることができる。
プロセッサは、下側電源ノード(例えばVss)の、対応する電力供給源からの切断をシミュレートする(ブロック610)。例えばブロック610は、下側電源回路が、下側電源回路に電力を供給する電力供給源から電気的に切断された(例えば開回路された)状況をシミュレートすることができる。プロセッサは、識別された信号ノード(例えばクロック信号、データ信号など)のうちの第1の信号ノード上で受け取られる(1つまたは複数の)入力信号をシミュレートする(ブロック612)。プロセッサは、信号ノードのうちの第2の信号ノード上にクロストークが存在するかどうかを判定する(例えばICのシミュレーションによって)(ブロック614)。例えばプロセッサは、第1の信号ノード上の信号が第2の信号ノード上にクロストークを引き起こす原因となり得る循環電流が通る経路が存在するかどうかを判定することができる。
クロストークが第2の信号ノード上に存在すると判定された場合は(ブロック614)、例示のプロセッサは設計ルール検査イベントをログに記録する(ブロック616)。設計ルール検査イベントは、(例えば電源の切断の場合に)信号クロストークが防止されるべきであるという設計ルールにICが準拠しない旨の、ICの設計ルール検査を行うユーザまたは設計者へのエラー、警告、または他の通知を含むことができる。設計ルール検査イベントをログに記録した後に(ブロック616)、または(1つまたは複数の)第2の信号ノード上にクロストークが存在しない場合は(ブロック614)、例示の方法600は終了する、またはICの他の部分に対する設計ルール検査を行うために繰り返すことができる。
開示の例は、図7に示されるプラットフォーム製造およびサービス方法700、ならびに図8に示される航空機および/または宇宙船などのプラットフォーム800との関連において説明することができる。プラットフォーム製造およびサービス方法700、ならびにプラットフォーム800は大量のICを含むことができ、これらは意図されたフィールド適用において過渡事象を受ける通信データバスによって接続することができる。試作段階時には例示の方法700は、例示のIC100の(1つまたは複数の)配置、および/または(1つまたは複数の)設計、例示のアンテナアレイ102、例示の電源108、および/または例示のコントローラ118などの、プラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)の仕様および設計を含むことができる(ブロック702)。試作段階はさらに、ICの過渡事象保護に対する、および/またはIC内の信号クロストークの低減および/または防止に対する設計ルール検査など、プラットフォーム800上に含まれるICの設計ルール検査を行うことを含むことができる。試作段階はさらに資材調達を含むことができる(ブロック704)。生産時は構成部品およびサブアセンブリ製造(ブロック706)、およびプラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)のシステム統合(ブロック708)が行われる。構成部品およびサブアセンブリ製造時(ブロック706)、および/またはシステム統合時(ブロック708)には、例示のIC100、例示のアンテナアレイ102、例示の電源108、および/または例示のコントローラ118を、構造位置に取り付ける(例えば固定する)ことができる。その後にプラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)は、就航される(ブロック712)ようにするために、認証および納入を受ける(ブロック710)。顧客による就航の間に、プラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)は、所定の保守およびサービスがスケジュール化され(ブロック714)、これはまた変更形態、再構成形態、改装形態などを含むことができる。
例示の方法700の動作のそれぞれは、システムインテグレータ、サードパーティ、および/または運用者(例えば顧客)によって行う、または実行することができる。この説明のためにシステムインテグレータとは、非限定的に任意の数のプラットフォーム(例えば航空機)製造業者および主要システム下請け業者を含むことができ、サードパーティとは、非限定的に任意の数のベンダ、下請け業者、および供給業者を含むことができ、運用者とは、航空会社、リース会社、軍事組織、サービス組織などとすることができる。
図8に示されるように、例示の方法700によって生産されるプラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)は、複数のシステム804を有するフレーム802、および内装806を含むことができる。高レベルシステム804の例は、推進システム808、電気システム810、油圧システム812、および環境システム814の1つまたは複数を含む。本明細書において開示される例示の方法および装置は、システム808〜814の構成部品内の個々のICの相互接続故障の結果としての、データバス上の信号クロストークからのデータバスへの悪影響を防止するように、例示のシステム808〜814内に統合することができる。本明細書において開示される例示の方法および装置はさらに、フィールド適用において、対応するIC相互接続が故障した後に、システム808〜814の個々の構成部品を分離する。任意の数の他のシステムを含むことができる。
本明細書において具体化される装置および方法は、生産およびサービス方法700の任意の1つまたは複数の段階時に使用することができる。例えば生産プロセス706に対応する構成部品またはサブアセンブリは、プラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)の就航712の間に生産される構成部品またはサブアセンブリと同様なやり方で製作または製造することができる。また1つまたは複数の装置の実施形態、方法の実施形態、またはそれらの組合せは、プラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)の組立を大幅に早め、コストを低減することによって、例えば生産段階706および708の間に実施することができる。同様に1つまたは複数の装置の実施形態、方法の実施形態、またはそれらの組合せは、プラットフォーム800(例えば航空機、宇宙船)が、例えば非限定的に就航712から保守およびサービス714にある間に利用することができる。
図9は、図5および/または図6の方法を実施するための例示のプロセッサプラットフォーム900のブロック図である。プロセッサプラットフォーム900は、例えばサーバ、パーソナルコンピュータ、または任意の他のタイプのコンピューティングデバイス、またはコンピューティングデバイスの組合せとすることができる。
この例のプロセッサプラットフォーム900はプロセッサ912を含む。例えばプロセッサ912は、任意の所望のファミリまたは製造業者からの、1つまたは複数のプロセッサまたはコントローラによって実現することができる。
プロセッサ912はローカルメモリ913(例えばキャッシュ)を含み、バス918を通じて揮発性メモリ914および不揮発性メモリ916を含むメインメモリと通信する。揮発性メモリ914は、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)、および/または任意の他のタイプのランダムアクセスメモリによって実現することができる。不揮発性メモリ916は、フラッシュメモリおよび/または任意の他の所望のタイプのメモリデバイスによって実現することができる。メインメモリ914、916へのアクセスはメモリコントローラによって制御される。
プロセッサプラットフォーム900はまた、インターフェース回路920を含む。インターフェース回路920は、イーサネットインターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、および/またはPCIエクスプレスインターフェースなどの任意のタイプのインターフェース標準によって実現することができる。
1つまたは複数の入力装置922は、インターフェース回路920に接続される。(1つまたは複数の)入力装置922は、ユーザがプロセッサ912にデータおよびコマンドを入力することを可能にする。(1つまたは複数の)入力装置は、例えばキーボード、マウス、タッチスクリーン、音声認識システム、および/または任意の他の入力の方法もしくは入力装置によって実現することができる。
1つまたは複数の出力装置924もインターフェース回路920に接続される。出力装置924は、例えばディスプレイ装置(例えば液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ(CRT))、プリンタ、および/またはスピーカによって実現することができる。したがってインターフェース回路920は通常はグラフィックスドライバカードを含む。
インターフェース回路920はまた、ネットワーク926(例えばイーサネット接続、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)接続、同軸ケーブル、セルラ電話システムなど)を通じた外部コンピュータとのデータの交換を容易にするための、モデムまたはネットワークインターフェースカードなどの通信装置を含む。
プロセッサプラットフォーム900はまた、回路設計および/またはレイアウトファイルなどの、ソフトウェアおよびデータを記憶するための1つまたは複数の大容量記憶装置928を含む。このような大容量記憶装置928の例は、フロッピディスク装置、ハードディスク装置、コンパクトディスク装置、およびデジタル多用途ディスク(DVD)装置を含む。
図5および/または図6の方法を実現するためのコード化された命令932は、大容量記憶装置928に、揮発性メモリ914に、不揮発性メモリ916に、および/またはCDまたはDVDなどのリムーバブル記憶媒体上に記憶することができる。
本明細書ではいくつかの例示の装置および方法について述べてきたが、本開示の対象の範囲はそれらに限定されない。これに反して本開示は、添付の特許請求の範囲に明瞭に含まれるすべての装置および方法を包含するものである。
100 IC
102 アンテナアレイ
104 上側電源回路
106 下側電源回路
108 電源
110 通信ライン
112 通信ライン
114 ESD保護回路
116 ESD保護回路
118 コントローラ
200 クランプ回路
201 ICレイアウト
202 下側部分
204 通信ライン
206 ダイオード
208 トランジスタ
210 トランジスタ
212 抵抗器
214 クロストーク信号
218 上側部分
220 トランジスタ
222 トランジスタ
224 抵抗器
226 電流制限抵抗
228 n+ドープされた端子、コレクタ端子
230 n+ドープされた端子、エミッタ端子
232 pドープされた部分、ベース端子
234 nエピタキシ層
236 n+ドープされたバリア層
238 n+ドープされた端子
240 pドープされた部分
242 n+ドープされた端子
244 nエピタキシ層
246 n+ドープされたバリア層
248 n+ドープされた部分
250 第1の端子
252 第2の端子
254 nエピタキシ層
256 pドープされた基板
258 共通ノード
300 クランプ回路
301 ICレイアウト
302 クランプ回路300の下側部分
304 通信ライン
306 トランジスタ
308 トランジスタ
310 クランプ回路300の上側部分
312 トランジスタ
314 トランジスタ
316 電流制限抵抗
318 n+ドープされた端子、エミッタ端子
320 p+ドープされた端子、ベース端子
322 pウェル
324 n+ドープされた端子、コレクタ端子
326 nウェル
328 深いnウェル
330 n+ドープされた端子、エミッタ端子
332 p+ドープされた端子、ベース端子
334 pウェル
336 n+ドープされた端子、コレクタ端子
338 nウェル
340 深いnウェル
342 pドープされた基板
344 共通ノード
346 クロストーク信号
400 クランプ回路
401 ICレイアウト
402 クランプ回路400の下側部分
404 通信ライン
406 トランジスタ
408 トランジスタ
410 ダイオード
414 クロストーク信号
416 クランプ回路400の上側部分
418 トランジスタ
420 トランジスタ
422 電流制限抵抗
424 n+ドープされた端子、エミッタ端子
426 pドープされた部分、ベース端子
428 n+ドープされた端子、コレクタ端子
430 nエピタキシ層
432 n+ドープされたバリア層
434 n+ドープされた端子、エミッタ端子
436 pドープされた部分、ベース端子
438 第2のn+ドープされた端子、コレクタ端子
440 nエピタキシ層
442 n+ドープされたバリア層
444 p+ドープされた部分
446 nエピタキシ層
448 n+ドープされたバリア層
450 pドープされた基板
452 共通ノード
454 共通ノード
800 プラットフォーム
802 フレーム
804 システム
806 内装
808 推進システム
810 電気システム
812 油圧システム
814 環境システム
900 プロセッサプラットフォーム
912 プロセッサ
913 ローカルメモリ
914 揮発性メモリ
916 不揮発性メモリ
918 バス
920 インターフェース回路
922 入力装置
924 出力装置
926 ネットワーク
928 大容量記憶装置
932 コード化された命令

Claims (18)

  1. 第1の電源回路と信号ノードの間に結合される第1の接合分離型クランプ回路であって、前記第1の電源回路は第1の基準電圧を供給し、前記第1のクランプ回路は、前記信号ノードにおいて第2の基準電圧より低い電圧を結果として生じる過渡事象に応答して、前記信号ノードから前記第1の電源回路にエネルギーを導く、第1の接合分離型クランプ回路と、
    第2の電源回路と前記信号ノードの間に結合される第2の接合分離型クランプ回路であって、前記第2の接合分離型クランプ回路は、少なくとも接合分離型トランジスタを備え、前記接合分離型トランジスタのコレクタ端子は前記第2の基準電圧より低い電圧をもつことが防止され、前記第2の電源回路は前記第2の基準電圧を供給し、前記第2の基準電圧は前記第1の基準電圧より低い電圧であり、前記第2のクランプ回路は、前記信号ノードにおいて前記第1の基準電圧より高い電圧を結果として生じる過渡事象に応答して、前記信号ノードから前記第2の電源回路にエネルギーを導く、第2の接合分離型クランプ回路と
    を備える装置。
  2. 前記第2のクランプ回路は複数のトランジスタを備え、前記第2のクランプ回路は、前記トランジスタのそれぞれのコレクタ端子が、前記第2の基準電圧より低いそれぞれの電圧をもつことを防止することになっている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2の電源回路が電源から切断されたときに、前記第2のクランプ回路の前記トランジスタの前記コレクタ端子が、前記第2の基準電圧より低い電圧をもつことが防止される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第2の接合分離型クランプ回路は、前記第2の電源回路が電源から切断されたときに、前記信号ノードにおける信号クロストークを低減することになっている、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2のクランプ回路が、
    前記信号ノードと前記第2の電源回路の間で逆バイアスを有することになる第1のトランジスタと、
    前記信号ノードと前記第2の電源回路の間で順バイアスを有することになる第2のトランジスタであって、前記信号ノードにおける過渡電圧が前記第1のトランジスタの逆バイアス電圧と前記第2のトランジスタの順バイアス電圧の和より大きくなったときに、前記第2のクランプ回路は、前記信号ノードから前記第2の電源回路にエネルギーを導く、第2のトランジスタと、
    前記第1または第2のトランジスタのうちの少なくとも1つのコレクタ端子を、前記信号ノードの前記過渡電圧から分離するダイオードと
    を備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1および第2のトランジスタのそれぞれのベース端子は電気的に接続され、前記第2のクランプ回路は、前記第1および第2のトランジスタの前記ベース端子と前記第2の電源回路の間に少なくとも閾値抵抗を有する抵抗性経路をもたらす抵抗器をさらに備える、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第2のクランプ回路が、
    前記信号ノードから前記第2の電源回路への第1のpn接合に対して逆バイアス電圧を有し、コレクタ端子を有する第1のトランジスタと、
    前記信号ノードから前記第2の電源回路への第1のpn接合に対して順バイアス電圧を有し、コレクタ端子を有する第2のトランジスタであって、前記第1および第2のトランジスタの前記コレクタ端子は電気的に接続され、前記第2のクランプ回路は前記コレクタ端子が前記第2の基準電圧より低い電圧をもつことを防止し、前記第2のクランプ回路は、前記信号ノードにおける過渡電圧が前記逆バイアス電圧と前記順バイアス電圧の和より大きくなったときに、前記信号ノードから前記第2の電源回路にエネルギーを導く、第2のトランジスタと
    を備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1および第2のクランプ回路が集積回路を備え、前記集積回路は前記第2の電源回路に電気的に接続される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第2のクランプ回路が、
    第1のpウェル内の第1のn+ドープされた端子および第1のp+ドープされた端子、ならびに第1のnウェル内の第2のn+ドープされた端子を備える第1の集積回路部分と、
    第2のpウェル内の第3のn+ドープされた端子およびp+ドープされた端子、ならびに第2のnウェル内の第4のn+ドープされた端子を備える第2の集積回路部分と
    を備える、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1の集積回路部分が第1の深いnウェルを備え、前記第2の集積回路部分が第2の深いnウェルを備え、前記第1および第2の深いnウェルは接合分離をもたらす、請求項9に記載の装置。
  11. 前記第2のクランプ回路が、
    第1のpドープされた部分内の第1のn+ドープされた端子、および前記第1のpドープされた部分に隣接する第2のn+ドープされた端子を備える第1の集積回路部分と、
    第2のpドープされた部分内の第3のn+ドープされた端子、および第4のn+ドープされた端子を備える第2の集積回路部分と
    を備える、請求項1に記載の装置。
  12. 前記第2の集積回路部分がnエピタキシ層をさらに備え、前記nエピタキシ層の一部分は前記第4のn+ドープされた端子を前記第2のpドープされた部分から隔てる、請求項11に記載の装置。
  13. プロセッサを用いて回路設計データファイルにおいて、信号ノードと第1の電源ノードの間に電気的に結合された第1の回路を識別することであって、前記第1の電源ノードは第1の基準電圧に関連する、第1の回路を識別することと、
    前記プロセッサを用いて前記回路設計データファイルにおいて、前記信号ノードと第2の電源ノードの間に電気的に結合された第2の回路を識別することであって、前記第1の基準電圧は、前記第2の電源ノードに関連する第2の基準電圧よりも高い、第2の回路を識別することと、
    前記プロセッサを用いて、前記第2の回路内のいずれかのコレクタ端子に、前記第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することと、
    前記第2の回路内の前記コレクタ端子のいずれかが前記第2の基準電圧より低い電圧をもち得るときは、イベントをログに記録することと
    を含む方法。
  14. 前記第2の電源ノードが電源に結合されなかったときに、前記信号ノードが信号クロストークを受けるかどうかを判定すること、および
    前記第2の電源ノードが前記電源に結合されなかったときに、前記信号ノードが信号クロストークを受けるとの判定に応答して、第2のイベントをログに記録すること
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記コレクタ端子が、それぞれの接合分離型トランジスタのコレクタ端子を備える、請求項13に記載の方法。
  16. 前記プロセッサを用いて、前記第2の回路内の前記コレクタ端子のいずれかが、前記信号ノードに印加された過渡電圧に応答して、前記第2の基準電圧より低い電圧が印加され得るかどうかを判定することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記プロセッサを用いて前記第2の回路が、前記信号ノードと前記第2の電源ノードの間に結合された、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含むかどうかを判定すること、ならびに
    前記第2の回路が、前記信号ノードと前記第2の電源ノードの間に結合された、少なくとも順バイアスされたベース/エミッタ接合および逆バイアスされたベース/エミッタ接合を含まないときは、イベントをログに記録すること
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記コレクタ端子のいずれかに前記第2の基準電圧より低い電圧が印加されるかどうかを判定することが、前記信号ノードにおける過渡事象によって結果として生じる電圧をシミュレートすることを含む、請求項13に記載の方法。
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