JP2019049211A - ターボチャージャ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェイストゲートバルブの回動域を小さくしつつ、ウェイストゲートバルブの大型化を抑制する。【解決手段】ターボチャージャ50は、タービンハウジング60と、ウェイストゲートバルブ80とを備えている。タービンハウジング60には、タービンホイール91が収容される収容空間65が設けられている。収容空間65には、タービンハウジング60の外部から収容空間65に排ガスを導入するスクロール通路61、及び収容空間65から排ガスを排出する接続通路62が接続されている。接続通路62には、タービンハウジング60の内部から排ガスを排出する合流通路63が接続されている。合流通路63には、収容空間65を迂回するバイパス通路64が接続されている。接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dは、バイパス通路64の出口部分64c側に向かうようにタービンホイール91の回転軸線91aに対して傾いている。【選択図】図2

Description

本発明は、ターボチャージャに関する。
特許文献1のターボチャージャにおけるタービンハウジングには、タービンホイールが収容される収容空間が設けられている。この収容空間には、タービンハウジングの外部から収容空間に排ガスを導入するスクロール通路が接続されている。また、この収容空間には、収容空間から排ガスを排出する接続通路が接続されている。接続通路は、タービンホイールの回転軸線に沿うように延びている。そして、接続通路における排気流れ方向下流側には、タービンハウジングの内部から排ガスを排出する合流通路が接続されている。また、このタービンハウジングには、スクロール通路から収容空間を迂回して合流通路へと至るバイパス通路が設けられている。
特許文献1のターボチャージャにおけるウェイストゲートバルブは、タービンハウジングに回動可能に支持されている回動軸部を備えている。このウェイストゲートバルブの回動軸部には、当該回動軸部における回動方向の一方側に第1弁体が固定されている。また、このウェイストゲートバルブの回動軸部には、当該回動軸部における回動方向の他方側に第2弁体が固定されている。回動軸部が一方側に回動することで、第1弁体が接続通路の出口部分を閉じ、回動軸部が他方側に回動することで、第2弁体がバイパス通路の出口部分を閉じる。
特許文献1のターボチャージャにおけるタービンハウジングにおいて、接続通路の出口部分における第1弁体に対する第1シール面は、バイパス通路の出口部分側を向くように、接続通路における出口部分の中心軸線に直交する面に対して傾斜している。
特開2017‐082762号公報
特許文献1のターボチャージャにおいては、第1弁体に対する第1シール面が接続通路における出口部分の中心軸線に直交している場合に比較して、接続通路の出口部分における第1弁体に対する第1シール面と、バイパス通路の出口部分における第2弁体に対する第2シール面との傾斜角度が小さくなる。したがって、ウェイストゲートバルブの第1弁体が第1シール面に当接する状態から、第2弁体が第2シール面に当接する状態までのウェイストゲートバルブの回動域は小さくなる。
ところで、特許文献1のターボチャージャにおいては、接続通路の出口部分における第1弁体に対する第1シール面が斜めに切られたように傾斜している。そのため、そうでない場合に比べて、接続通路の出口部分の開口面積が大きくなっている。それに伴って、特許文献1のターボチャージャでは、接続通路の出口部分を閉じるためにウェイストゲートバルブの第1弁体が大きくなっている。したがって、特許文献1のターボチャージャでは、ウェイストゲートバルブの小型化という点で、さらなる改善の余地がある。
上記課題を解決するためのターボチャージャは、タービンホイールを収容するタービンハウジングと、前記タービンハウジングに回動可能に支持されているウェイストゲートバルブとを備えているターボチャージャであって、前記タービンハウジングには、前記タービンホイールが収容される収容空間と、前記収容空間に接続され、前記タービンハウジングの外部から前記収容空間に排ガスを導入するスクロール通路と、前記収容空間に接続され、前記収容空間から排ガスを排出する接続通路と、前記接続通路に接続され、前記タービンハウジングの内部から排ガスを排出する合流通路と、前記収容空間を迂回して前記合流通路に接続されるバイパス通路とが設けられ、前記ウェイストゲートバルブは、前記タービンハウジングに回動可能に支持されている回動軸部と、前記回動軸部における回動方向の一方側に位置するように前記回動軸部に固定され、前記接続通路の出口部分を閉じる第1弁体と、前記回動軸部における回動方向の他方側に位置するように前記回動軸部に固定され、前記バイパス通路の出口部分を閉じる第2弁体とを備え、前記接続通路における出口部分の中心軸線は、前記バイパス通路の出口部分側に向かうように前記タービンホイールの回転軸線に対して傾いている。
上記構成では、接続通路の出口部分における第1弁体に対する第1シール面と接続通路における出口部分の中心軸線に直交する面との傾きを過度に大きくしなくても、接続通路の出口部分における第1弁体に対する第1シール面と、バイパス通路の出口部分における第2弁体に対する第2シール面との傾斜角度が小さくなる。そのため、ウェイストゲートバルブの回動域を小さくしつつも、接続通路の出口部分における開口面積が過度に大きくなることがない。これにより、接続通路の出口部分を閉じるウェイストゲートバルブの第1弁体が大きくなることを抑制し、ウェイストゲートバルブの大型化を抑制できる。
上記構成において、前記バイパス通路の出口部分が前記第2弁体によって閉じられているとき、前記第1弁体は、前記接続通路における出口部分の中心軸線上に位置していてもよい。
上記構成では、バイパス通路の出口部分が第2弁体によって閉じられているときに、接続通路を通過した排ガスが第1弁体に向かって流れやすい。そのため、その排ガスによってウェイストゲートバルブに対してバイパス通路の出口部分を閉じようとする力が作用する。したがって、バイパス通路の出口部分を閉じているときに、その閉弁状態をより確実に保持できる。
上記構成において、前記接続通路の出口部分が前記第1弁体によって閉じられたときに当該出口部分と対向する前記第1弁体の第1対向面は、前記回動軸部の回動軸線から遠ざかるほど、前記バイパス通路の出口部分が前記第2弁体によって閉じられたときに当該出口部分と対向する前記第2弁体の第2対向面から離れるように傾斜しており、前記バイパス通路の出口部分が前記第2弁体によって閉じられているとき、前記回動軸線に対して直交する断面視において、前記第1対向面が、前記接続通路における出口部分及び前記合流通路の出口部分のいずれに対しても面しているとともに、前記接続通路における出口部分の中心軸線、及び前記合流通路の出口部分の中心軸線のいずれに対しても傾斜するように、前記第1対向面の前記第2対向面に対する傾斜角度が設定されていてもよい。
上記構成では、バイパス通路の出口部分が第2弁体によって閉じられているときに、接続通路を通過した排ガスの流れ方向が第1弁体の第1対向面によって徐々に変化し、接続通路を通過した排ガスが合流通路の出口側へと案内される。そのため、接続通路を通過した排ガスが合流通路内において速やかに流通できる。
上記構成において、前記バイパス通路の出口部分を、前記バイパス通路における出口部分の中心軸線に沿って延長した領域を仮想延長領域とした場合、前記接続通路の出口部分が前記第1弁体によって閉じられているときには、前記ウェイストゲートバルブが前記仮想延長領域内に位置していなくてもよい。
上記構成では、接続通路の出口部分が第1弁体によって閉じられているときに、バイパス通路を通過した排ガスがウェイストゲートバルブに遮られることを抑制できる。これにより、バイパス通路を通過した排ガスは速やかにタービンハウジングの内部から排出される。
本実施形態にかかる内燃機関の概略図。 同実施形態にかかるターボチャージャの断面図。 同実施形態にかかるターボチャージャの断面図。 比較例におけるターボチャージャの断面図。
以下、本発明の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。先ず、本発明のターボチャージャ50が適用された内燃機関100の概略構成について説明する。
図1に示すように、内燃機関100は、当該内燃機関100の外部から吸気を導入するための吸気通路11を備えている。吸気通路11には、燃料を吸気と混合して燃焼させる気筒12が接続されている。気筒12には、当該気筒12から排ガスを排出するための排気通路13が接続されている。排気通路13の内部には、排ガスを浄化するための触媒21が設けられている。
内燃機関100は、吸気を圧縮するためのターボチャージャ50を備えている。ターボチャージャ50のコンプレッサハウジング51は、吸気通路11の途中に取り付けられている。また、ターボチャージャ50のタービンハウジング60は、排気通路13における触媒21よりも上流に取り付けられている。ターボチャージャ50におけるコンプレッサハウジング51及びタービンハウジング60は、ターボチャージャ50におけるベアリングハウジング52を介して接続されている。
タービンハウジング60の内部には、排ガスの流れによって回転するタービンホイール91が収容されている。タービンホイール91は、当該タービンホイール91の回転軸線91aを中心に回転可能になっている。タービンホイール91には、シャフト92の一端部が接続されている。シャフト92の中央部分は、ベアリングハウジング52の内部に収容されている。シャフト92は、図示しないベアリングによって回転可能に支持されている。シャフト92の回転軸線は、タービンホイール91の回転軸線91aと同軸になっている。シャフト92の他端部には、コンプレッサホイール93が接続されている。コンプレッサホイール93は、コンプレッサハウジング51の内部に収容されている。コンプレッサホイール93の回転軸線は、タービンホイール91の回転軸線91aと同軸になっている。コンプレッサホイール93は、タービンホイール91の回転に伴って回転し、吸気を圧縮して気筒12側へと供給する。
ターボチャージャ50は、タービンハウジング60に回動可能に支持されているウェイストゲートバルブ80を備えている。ターボチャージャ50は、ウェイストゲートバルブ80を回動させることによって、タービンハウジング60の内部のバイパス通路64を閉弁状態又は開弁状態にする。
次に、ターボチャージャ50におけるタービンハウジング60及びウェイストゲートバルブ80について具体的に説明する。
図2に示すように、タービンハウジング60は、タービンホイール91が収容されるハウジング本体66を備えている。ハウジング本体66の内部には、タービンホイール91を収容する収容空間65が区画されている。収容空間65には、タービンハウジング60の外部から収容空間65に排ガスを導入するためのスクロール通路61が接続されている。スクロール通路61は、タービンホイール91の回転軸線91aの周方向に渦巻き状に延びつつ径方向外側から収容空間65に接続されている。
収容空間65には、当該収容空間65から排ガスを排出する接続通路62が接続されている。接続通路62は、延設方向に直交する断面視で断面略円形状になっている。接続通路62は、上流側に位置する入口部分62aと下流側に位置する出口部分62cとで構成されている。接続通路62においては、入口部分62aの内径と出口部分62cの内径とが略同じになっている。
接続通路62の出口部分62cには、タービンハウジング60の内部から排ガスを排出する合流通路63が接続されている。合流通路63は、上流側に位置するバルブ収容部分63aと下流側に位置する出口部分63cとで構成されている。合流通路63における出口部分63cは、延設方向に直交する断面視で、断面略円形状になっている。合流通路63における出口部分63cの内径は、当該出口部分63cにおける上流端から下流端まで略一定の径になっている。
また、タービンハウジング60におけるハウジング本体66には、スクロール通路61から分岐するバイパス通路64が設けられている。バイパス通路64は、収容空間65を迂回して合流通路63におけるバルブ収容部分63aに接続されている。バイパス通路64は、スクロール通路61の上流部と合流通路63におけるバルブ収容部分63aとを結ぶように全体として直線状に延びている。バイパス通路64は、延設方向に直交する断面視で断面略円形状になっている。バイパス通路64における下流端を含む一部分である出口部分64cの内径は、接続通路62の出口部分62cの内径よりも小さくなっている。
図2に示すように、ハウジング本体66の外面からは、上流側フランジ67が延びている。上流側フランジ67は、スクロール通路61における上流端の外側に位置している。タービンハウジング60におけるスクロール通路61の上流端は、上流側フランジ67によって排気通路13におけるタービンハウジング60よりも上流側の通路に接続されている。
また、ハウジング本体66の外面からは、下流側フランジ68が延びている。下流側フランジ68は、合流通路63における出口部分63cの径方向外側に位置している。合流通路63における出口部分63cは、下流側フランジ68によって排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路に接続されている。排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の内部には、触媒21が配置されている。触媒21の中央部分は、バイパス通路64の出口部分64cを、バイパス通路64の出口部分64cの中心軸線に沿って延長した領域を仮想延長領域64eとしたとき、当該仮想延長領域64e内に位置している。
図2に示すように、ターボチャージャ50におけるウェイストゲートバルブ80は、略円柱形状の回動軸部83を備えている。回動軸部83は、タービンハウジング60のバルブ収容部分63aにおいて接続通路62の出口部分62cとバイパス通路64の出口部分64cとの間に位置している。回動軸部83の一端部(図2における紙面奥側)は、タービンハウジング60に回動可能に支持されている。回動軸部83の一端部には、図示しないアクチュエータが連結されている。アクチュエータの駆動に伴って、回動軸部83は、当該回動軸部83の回動軸線83aを中心にして時計回り又は反時計回りに回動する。
回動軸部83の他端部(図2における紙面手前側)には、接続通路62の出口部分62cを閉じる第1弁体81が固定されている。第1弁体81は、回動軸部83における回動方向の一方側(図2における時計回り側)に位置している。第1弁体81は、略円盤形状の弁体部81aを備えている。弁体部81aの外径は、接続通路62の出口部分62cの内径よりも大きくなっている。弁体部81aの略中央部からは、回動軸部83における回動方向の他方側(図2における反時計回り側)に向かって突出部81bが突出している。
第1弁体81における突出部81bには、バイパス通路64の出口部分64cを閉じる第2弁体82が固定されている。第2弁体82は、第1弁体81に対して回動軸部83の回動方向における他方側(図2における反時計回り側)に位置している。第2弁体82は、全体として円盤形状になっている。第2弁体82の外径は、バイパス通路64の出口部分64cの内径よりも大きくなっている。本実施形態では、第2弁体82は、第1弁体81を介して回動軸部83に固定されている。
図2に示すように、回動軸部83が当該回動軸部83における回動方向の一方側に回動すると、第1弁体81の弁体部81aにおける接続通路62の出口部分62cに対向する第1対向面81fと接続通路62の出口部分62cにおける第1弁体81に対向する第1シール面62fとが当接する。これにより、接続通路62の出口部分62cは、第1弁体81によって閉じられる。図3に示すように、回動軸部83が当該回動軸部83における回動方向の他方側に回動すると、第2弁体82におけるバイパス通路64の出口部分64cに対向する第2対向面82fとバイパス通路64の出口部分64cにおける第2弁体82に対向する第2シール面64fとが当接する。これにより、バイパス通路64の出口部分64cは、第2弁体82によって閉じられる。
図2に示すように、バイパス通路64における第2シール面64fは、バイパス通路64における出口部分64cの中心軸線64dに直交する面に対して傾斜している。バイパス通路64における第2シール面64fは、接続通路62の出口部分62c側を向くように傾斜している。
接続通路62における入口部分62aの中心軸線は、タービンホイール91の回転軸線91aと同軸になっている。接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dは、タービンホイール91の回転軸線91aに対して傾いている。接続通路62の出口部分62cにおける第1シール面62fは、バイパス通路64の出口部分64c側に向かっている。すなわち、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dは、バイパス通路64の出口部分64c側に向かうようにタービンホイール91の回転軸線91aに対して傾いている。本実施形態では、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dは、タービンホイール91の回転軸線91aに対して約30度傾いている。接続通路62の出口部分62cにおける第1シール面62fは、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dに直交する面と略平行になっている。
図3に示すように、第1弁体81における第1対向面81fは、回動軸部83の回動軸線83aから遠ざかるほど、第2弁体82における第2対向面82fから離れるように傾斜している。具体的には、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dに対して傾斜するように、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度が設定されている。また、第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cに面している。本実施形態では、第1対向面81fと中心軸線62dとの角度が約35度になっている。また、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d上に位置するように、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度が設定されている。
さらに、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1対向面81fが、合流通路63における出口部分63cの中心軸線63dに対して傾斜するように、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度が設定されている。また、第1対向面81fが、合流通路63における出口部分63cに面している。さらに、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1対向面81fが、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13dに対して傾斜するように、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度が設定されている。また、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1対向面81fが、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13d上に位置するように、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度が設定されている。さらに、第1対向面81fが、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路に面している。これらの条件を満たす傾斜角度として、本実施形態では、第1対向面81fと中心軸線63dとの角度が約10度、第1対向面81fと中心軸線13dとの角度が約40度になっている。
図2に示すように、接続通路62の出口部分62cが第1弁体81によって閉じられているときに、ウェイストゲートバルブ80が仮想延長領域64e内に位置しないように、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度、及び第1対向面81fから第2対向面82fまでの回動軸部83の周方向の距離が設定されている。本実施形態では、第1弁体81における突出部81bの突出長や突出方向の調整によって、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度、及び第1対向面81fから第2対向面82fまでの回動軸部83の周方向の距離が設定されている。また、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度は、約20度になっている。
次に、本実施形態の効果を作用とともに説明する。
(1)例えば、図4に示す比較例では、接続通路162における出口部分162cの中心軸線がタービンホイール91の回転軸線91aと同軸になっている。そして、比較例の構成は、接続通路162における第1シール面162fが、接続通路162における出口部分162cの中心軸線に直交する面と略平行になっている。この場合、接続通路162における第1シール面162fとバイパス通路64における第2シール面64fとの傾斜角度は、約100度になっている。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dは、バイパス通路64の出口部分64c側に向かうようにタービンホイール91の回転軸線91aに対して傾いている。そのため、上記の比較例の構成に比べて、接続通路62における第1シール面62fとバイパス通路64における第2シール面64fとの傾斜角度を小さくできる。これにより、第1シール面62fと第2シール面64fとの間を回動するウェイストゲートバルブ80の回動域を小さくできる。このようにウェイストゲートバルブ80の回動域を小さくできるため、例えば、ウェイストゲートバルブ80を駆動するアクチュエータのストロークも小さくでき得る。
(2)上記の比較例の構成において、図4に二点鎖線で示すように、接続通路162における第1シール面162fが、バイパス通路64の出口部分64c側を向くように、接続通路162における出口部分162cの中心軸線に直交する面に対して傾斜していたとする。この場合には、接続通路162における第1シール面162fとバイパス通路64における第2シール面64fとの傾斜角度は小さくなる。しかし、この場合には、接続通路162における第1シール面162fが斜めに切られたように傾斜するため、接続通路162における出口部分162cの開口面積が大きくなる。それに伴って、接続通路162の出口部分162cを閉じるためにウェイストゲートバルブ80の第1弁体81が大きくなってしまう。特に、接続通路162の出口部分162cの内径はバイパス通路64の出口部分64cの内径よりも大きくなっている。そのため、ただでさえ、第2弁体82よりも大きい第1弁体81の大きさを、さらに大きくしなければならなくなる。そして、このようにウェイストゲートバルブ80の第1弁体81が大きくなると、ウェイストゲートバルブ80を回動させるためのアクチュエータとして駆動力の大きなものを採用せざるを得ず、ターボチャージャ50全体の大型を招くことにもなりかねない。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、接続通路62における第1シール面62fと接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dに直交する面とが略平行になっているため、接続通路62における出口部分62cの開口面積が過度に大きくなることがない。これにより、接続通路62の出口部分62cを閉じる第1弁体81が大きくなることを抑制し、ウェイストゲートバルブ80の大型化を抑制できる。また、このようにウェイストゲートバルブ80の大型化を抑制できれば、ウェイストゲートバルブ80を駆動するアクチュエータの駆動力は比較的小さくできるため、アクチュエータ自体が大型化することも抑制できる。
(3)本実施形態では、図3において破線矢印で示すように、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、接続通路62を通過した排ガスは第1弁体81に向かって流れ、その排ガスによってウェイストゲートバルブ80に対してバイパス通路64の出口部分64cを閉じようとする力が作用する。したがって、バイパス通路64の出口部分64cを閉じているときに、その閉弁状態をより確実に保持できる。
(4)仮に、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1弁体81における第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dと平行になっているとする。この場合には、合流通路63を流れる排ガスは、合流通路63の内面にぶつかるなどしながら、下流側へと流れることになる。そのため、合流通路63の内部において乱流が生じやすく、排ガスの速やかな流れが妨げられることになる。
これに対して、本実施形態では、図3に示すように、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1弁体81における第1対向面81fは、接続通路62における出口部分62c及び合流通路63における出口部分63cのいずれに対しても面している。そして、第1弁体81における第1対向面81fは、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d、及び合流通路63の中心軸線63dのいずれに対しても傾斜している。そのため、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、図3において破線矢印で示すように、接続通路62を通過した排ガスの流れ方向が第1弁体81における第1対向面81fによって徐々に変化し、接続通路62を通過した排ガスが合流通路63の出口側へと案内される。これにより、接続通路62を通過した排ガスが合流通路63内において速やかに流通できる。特に、本実施形態では、第1弁体81における第1対向面81fは、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路に対しても面している。そして、第1弁体81における第1対向面81fは、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13dに対しても傾斜している。したがって、接続通路62を通過した排ガスの流れ方向は、第1弁体81における第1対向面81fによって排気通路13の延設方向に沿った方向に変換されやすく、排気通路13内における速やかな排ガスの流通に寄与する。
(5)本実施形態では、図2に示すように、接続通路62の出口部分62cが第1弁体81によって閉じられているときに、ウェイストゲートバルブ80は、仮想延長領域64e内に位置していない。そのため、図2において破線矢印で示すように、バイパス通路64を通過した排ガスがウェイストゲートバルブ80に遮られることを抑制できる。これにより、バイパス通路64を通過した排ガスは速やかにタービンハウジング60の内部から排出されやすい。また、排気通路13における触媒21は仮想延長領域64e内に位置しているため、バイパス通路64を通過した排ガスが触媒21に向かって案内されやすい。例えば、バイパス通路64を通過した排ガスによって触媒21を早期に暖めることもできる。
(6)本実施形態では、第1弁体81における第1対向面81fは、回動軸部83の回動軸線83aから遠ざかるほど、第2弁体82における第2対向面82fから離れるように傾斜している。そのため、仮に、第1弁体81における第1対向面81fと第2弁体82における第2対向面82fとの傾斜角度がゼロであるウェイストゲートバルブ80に比べて、第1シール面62fと第2シール面64fとの間を回動するウェイストゲートバルブ80の回動域を小さくできる。
なお、上記の実施形態は、以下のように変更できる。
・上記実施形態において、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1弁体81における第1対向面81fは、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d上に位置していなくてもよい。例えば、接続通路62の出口部分62cを、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dに沿って延長した領域を仮想領域としたとき、その仮想領域上に第1弁体81における第1対向面81fが位置していてもよい。この場合においても、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、接続通路62を通過した排ガスによってウェイストゲートバルブ80に対してバイパス通路64の出口部分64cを閉じようとする力が作用する。
・また、例えば、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、ウェイストゲートバルブ80におけるバイパス通路64の出口部分64cを閉じる力が十分に大きい場合には、第1弁体81における第1対向面81fが上記の仮想領域上に位置していていなくてもよい。
・上記実施形態において、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1弁体81における第1対向面81fは、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13d上に位置していなくてもよい。例えば、第1弁体81における第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62c及び排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路のいずれに対しても面していればよい。そして、第1弁体81における第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d及び排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13dのいずれに対しても傾斜してればよい。これにより、接続通路62を通過した排ガスは第1弁体81における第1対向面81fによって合流通路63から排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路へと案内される。
・また、上記のように第1弁体81における第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d及び排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13dのいずれに対しても傾斜している場合には、第1対向面81fが、合流通路63の中心軸線63dに対して傾斜していなくてもよい。このように第1弁体81における第1対向面81fと合流通路63の中心軸線63dとが傾斜してなかったとしても、接続通路62を通過した排ガスは第1弁体81における第1対向面81fによって合流通路63から排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路へと案内されやすくなる。
・上記実施形態の第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度は、適宜変更できる。例えば、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62c及び合流通路63における出口部分63cのいずれに対しても面していればよい。そして、第1対向面81fが、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d、及び合流通路63の中心軸線63dのいずれに対しても傾斜するようになっていれば、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度を変更してもよい。また、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度はゼロであってもよいし、第1弁体81における第1対向面81fが、回動軸部83の回動軸線83aから遠ざかるほど、第2弁体82における第2対向面82fに近づくように傾斜していてもよい。
また、上記実施形態では、第1弁体81における突出部81bの突出長や突出方向の調整によって、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度、及び第1対向面81fから第2対向面82fまでの回動軸部83の周方向の距離が設定されていたが、これに限らない。例えば、第1弁体81における弁体部81aや第2弁体82の形状によって、第1対向面81fの第2対向面82fに対する傾斜角度や第1対向面81fから第2対向面82fまでの回動軸部83の周方向の距離が設定されていてもよい。
・上記実施形態において、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1弁体81における第1対向面81fは、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62d、及び合流通路63の中心軸線63dに対しても傾斜していなくてもよい。例えば、合流通路63の形状を変更することによって、接続通路62を通過した排ガスが合流通路63の出口側へと案内されるのであれば、第1弁体81における第1対向面81fは、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dや合流通路63の中心軸線63dに対して傾斜していなくてもよい。なお、この場合には、第1弁体81における第1対向面81fは、接続通路62における出口部分62cや合流通路63における出口部分63cに対して面していなくてもよい。
・上記実施形態において、バイパス通路64の出口部分64cが第2弁体82によって閉じられているときに、第1弁体81における第1対向面81fは、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路の中心軸線13dに対して傾斜していなくてもよい。例えば、合流通路63の形状や排気通路13の形状を変更することによって、排気ガスの速やかな流通が可能になっているのであれば、第1弁体81における第1対向面81fと中心軸線13dとの角度関係は問わない。なお、この場合には、第1弁体81における第1対向面81fは、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも下流側の通路に対して面していなくてもよい。
・上記実施形態において、接続通路62の出口部分62cが第1弁体81によって閉じられているときに、ウェイストゲートバルブ80が仮想延長領域64e内に位置していてもよい。例えば、バイパス通路64を通過した排ガスの流れに対する影響が小さく、排ガスの流れが妨げられないのであれば、ウェイストゲートバルブ80の一部が仮想延長領域64e内に位置していてもよい。
・上記実施形態において、排気通路13における触媒21が仮想延長領域64e内に位置していなくてもよい。例えば、接続通路62の出口部分62cが第1弁体81によって閉じられているときに、排気通路13の形状によって、バイパス通路64を通過した排ガスが触媒21に案内されやすくなっていれば、排気通路13における触媒21が仮想延長領域64e内に位置していなくてもよい。
・上記実施形態において、接続通路62における第1シール面62fが接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dに直交する面と傾斜していてもよい。例えば、接続通路62における第1シール面62fがバイパス通路64の出口部分64c側に傾斜していれば、接続通路62における第1シール面62fとバイパス通路64における第2シール面64fとの傾斜角度をさらに小さくできる。これにより、第1シール面62fと第2シール面64fとの間を回動するウェイストゲートバルブ80の回動域をさらに小さくでき得る。
・上記実施形態の接続通路62の形状は適宜変更できる。例えば、接続通路62における入口部分62aの中心軸線、及び接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dのいずれもがタービンホイール91の回転軸線91aに対して傾いていてもよい。また、接続通路62が円弧状に湾曲していてもよい。この場合にも、接続通路62における出口部分62cの中心軸線62dが、バイパス通路64の出口部分64c側に向かうようにタービンホイール91の回転軸線91aに対して傾いていればよい。
・上記実施形態のバイパス通路64の形状は適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、バイパス通路64がスクロール通路61に接続されていたが、バイパス通路64が、スクロール通路61からは独立し、排気通路13におけるタービンハウジング60よりも上流側の通路に直接接続していてもよい。
11…吸気通路、12…気筒、13…排気通路、13d…中心軸線、21…触媒、50…ターボチャージャ、51…コンプレッサハウジング、52…ベアリングハウジング、60…タービンハウジング、61…スクロール通路、62…接続通路、62a…入口部分、62c…出口部分、62d…中心軸線、62f…第1シール面、63…合流通路、63a…バルブ収容部分、63c…出口部分、63d…中心軸線、64…バイパス通路、64c…出口部分、64d…中心軸線、64e…仮想延長領域、64f…第2シール面、65…収容空間、66…ハウジング本体、67…上流側フランジ、68…下流側フランジ、80…ウェイストゲートバルブ、81…第1弁体、81a…弁体部、81b…突出部、81f…第1対向面、82…第2弁体、82f…第2対向面、83…回動軸部、83a…回動軸線、91…タービンホイール、91a…回転軸線、92…シャフト、93…コンプレッサホイール、100…内燃機関、162…接続通路、162c…出口部分、162f…第1シール面。

Claims (4)

  1. タービンホイールを収容するタービンハウジングと、前記タービンハウジングに回動可能に支持されているウェイストゲートバルブとを備えているターボチャージャであって、
    前記タービンハウジングには、
    前記タービンホイールが収容される収容空間と、前記収容空間に接続され、前記タービンハウジングの外部から前記収容空間に排ガスを導入するスクロール通路と、前記収容空間に接続され、前記収容空間から排ガスを排出する接続通路と、前記接続通路に接続され、前記タービンハウジングの内部から排ガスを排出する合流通路と、前記収容空間を迂回して前記合流通路に接続されるバイパス通路とが設けられ、
    前記ウェイストゲートバルブは、
    前記タービンハウジングに回動可能に支持されている回動軸部と、前記回動軸部における回動方向の一方側に位置するように前記回動軸部に固定され、前記接続通路の出口部分を閉じる第1弁体と、前記回動軸部における回動方向の他方側に位置するように前記回動軸部に固定され、前記バイパス通路の出口部分を閉じる第2弁体とを備え、
    前記接続通路における出口部分の中心軸線は、前記バイパス通路の出口部分側に向かうように前記タービンホイールの回転軸線に対して傾いている
    ことを特徴とするターボチャージャ。
  2. 前記バイパス通路の出口部分が前記第2弁体によって閉じられているとき、前記第1弁体は、前記接続通路における出口部分の中心軸線上に位置している
    請求項1に記載のターボチャージャ。
  3. 前記接続通路の出口部分が前記第1弁体によって閉じられたときに当該出口部分と対向する前記第1弁体の第1対向面は、前記回動軸部の回動軸線から遠ざかるほど、前記バイパス通路の出口部分が前記第2弁体によって閉じられたときに当該出口部分と対向する前記第2弁体の第2対向面から離れるように傾斜しており、
    前記バイパス通路の出口部分が前記第2弁体によって閉じられているとき、
    前記回動軸線に対して直交する断面視において、前記第1対向面が、前記接続通路における出口部分及び前記合流通路の出口部分のいずれに対しても面しているとともに、前記接続通路における出口部分の中心軸線、及び前記合流通路の出口部分の中心軸線のいずれに対しても傾斜するように、前記第1対向面の前記第2対向面に対する傾斜角度が設定されている
    請求項2に記載のターボチャージャ。
  4. 前記バイパス通路の出口部分を、前記バイパス通路における出口部分の中心軸線に沿って延長した領域を仮想延長領域とした場合、
    前記接続通路の出口部分が前記第1弁体によって閉じられているときには、前記ウェイストゲートバルブが前記仮想延長領域内に位置していない
    請求項2又は請求項3に記載のターボチャージャ。
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