JP2019046786A - ヒータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体の検出精度を向上し、物体が接触している間の温度上昇を抑制する。【解決手段】通電によって発熱する発熱部22を有する発熱層220と、発熱層220の一面側に配置された一対の電極24a、24bと、一対の電極24a、24b間に電界を形成して一対の電極の周囲の物体を検出する検出部30と、検出部30の検出結果に応じて複数の発熱部22への通電量を制御する制御部40と、を備えた。【選択図】図7

Description

本発明は、ヒータ装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されたヒータ装置がある。このヒータ装置は、通電によって発熱する発熱部を有する本体部と、本体部の所定範囲内に近接する物体による静電容量の変化を検出する電極として機能する複数の導電部と、を備えている。このヒータ装置は、導電部に所定の静電容量が形成されており、物体が導電部に近付いたときに変化する静電容量を検知して物体の近接または接触を検出する構成となってる。
特開2014−190674号公報
上記特許文献1に記載された装置は、導電部と周辺部品などの間の静電容量が大きくなると、この静電容量の影響により、物体の検出精度が低下するという問題が生じることが発明者らの研究で明らかになった。
上記特許文献1に記載されたヒータ装置を、例えば、車両の室内等に設置して乗員の足元を暖めるといったことが考えられる。しかし、車両には、車両ボディー等の金属体が配置されており、車両ボディー等の金属体とヒータ装置との間に大きな静電容量が発生する。また、車両のインストルメントパネルの内側には、各種電気部品が配置されており、これらの電気部品から電磁ノイズが放射され、ヒータ装置の静電容量に影響を与える。
したがって、上記特許文献1に記載されたヒータ装置のように、物体が導電部に近付いたときに発生する新たな静電容量を検知して物体の近接または接触を検出する構成では、上記した各種電気部品等の車両部品から電磁ノイズの影響や、車両ボディーや各種電気部品等の車両部品とヒータ装置の導電部との間に大きな静電容量が発生し、この静電容量の影響により、物体の検出精度が低下してしまい、物体が接触している間の温度が上昇するといった問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑みたもので、物体の検出精度を向上し、物体が接触している間の温度上昇を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、通電によって発熱する発熱部(22)を有する発熱層(220)と、発熱層の一面側に互いに離れて配置された一対の電極(24a、24b)と、一対の電極間に電界を形成して一対の電極の周囲の物体を検出する検出部(30)と、検出部の検出結果に応じて複数の発熱部への通電量を制御する制御部(40)と、を備えている。
このような構成によれば、発熱層の一面側に互いに離れて一対の電極(24a、24b)が配置されているので、例えば、周囲から電磁ノイズの放射があったとしても、発熱層により電磁ノイズが遮蔽されるので、物体の検出精度を向上することができる。また、検出部は、発熱層の一面側にのみ、一対の電極間に電界を形成して一対の電極の周囲の物体を検出するので、さらに物体の検出精度を向上することができる。さらに、制御部は、検出部の検出結果に応じて前記発熱部への通電量を制御するので、物体が接触している間の温度上昇を抑制することもできる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態のヒータ装置を示す図である。 ヒータ装置の概観図である。 図2中のIII−III断面図である。 ヒータ装置の電極の模式図である。 ヒータ装置のブロック図である。 第1実施形態のヒータ装置の制御部のフローチャートである。 第1実施形態のヒータ装置の模式図である。 ヒータ装置の電極の電界を表した図である。 相互容量方式静電容量センサの作動原理について説明するための図である。 相互容量方式静電容量センサの作動原理について説明するための図である。 第1実施形態のヒータ装置の作動ついて説明するための図である。 第1実施形態のヒータ装置の作動ついて説明するための図である。 第2実施形態のヒータ装置の概略構成図である。 第2実施形態のヒータ装置の電極の電界を表した図である。 第3実施形態のヒータ装置の電極の構成を表した図である。 第4実施形態のヒータ装置の模式図である。 第5実施形態のヒータ装置の模式図である。 第6実施形態のヒータ装置の模式図である。 第7実施形態のヒータ装置の電極の模式図である。 第8実施形態のヒータ装置の模式図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
第1実施形態のヒータ装置について、図1〜図12を用いて説明する。図1において、第1実施形態に係るヒータ装置20は、道路走行車両、船舶、航空機などの移動体の室内に設置されている。ヒータ装置20は、室内のための暖房装置の一部を構成している。ヒータ装置20は、移動体に搭載された電池、発電機などの電源から給電されて発熱する電気的なヒータである。ヒータ装置20は、薄い板状に形成されている。ヒータ装置20は、電力が供給されると発熱する。ヒータ装置20は、その表面と垂直な方向に位置付けられた対象物を暖めるために、主としてその表面と垂直な方向へ向けて輻射熱Hを放射する。
室内には、乗員12が着座するための座席11が設置されている。ヒータ装置20は、乗員12の足元に輻射熱Hを放射するように室内に設置されている。ヒータ装置20は、たとえば他の暖房装置の起動直後において、乗員12に対して即効的に暖かさを提供するための装置として利用することができる。ヒータ装置20は、室内の壁面に設置される。ヒータ装置20は、想定される通常の姿勢の乗員12に対向するように設置される。例えば、道路走行車両は、ハンドル13を支持するためのステアリングコラム14を有している。ヒータ装置20は、ステアリングコラム14の下面に、乗員12に対向するように設置することができる。
次に、図2〜図5を用いて、ヒータ装置20の構成について説明する。図2および図3中において、ヒータ装置20は、軸Xと軸Yによって規定されるX−Y平面に沿って広がっている。ヒータ装置20は、軸Zの方向に厚さをもつ。ヒータ装置20は、ほぼ四角形の薄い板状に形成されている。ヒータ装置20は、発熱部側低熱伝導部21、発熱層220、絶縁基板23、電極24、電極側低熱伝導部25を備えている。発熱部側低熱伝導部21、発熱層220、絶縁基板23、電極24および電極側低熱伝導部25は、ヒータ本体部を構成している。ヒータ装置20は、主として表面と垂直な方向に向けて輻射熱Hを放射する面状ヒータとも呼ぶことができる。
発熱層220は、通電によって発熱する複数の発熱部22および2つの通電部26を有している。発熱層220は、絶縁基板23の一面側(反人体側)に配置されている。すなわち、各発熱部22および各通電部26は、絶縁基板23の一面側に形成されている。
各発熱部22は、軸Yの方向に延びる長方形を成しており、互いに離れて軸X方向に並んで配置されている。各発熱部22は、通電部26を介して互いに接続されている。複数の発熱部22は、図中のX−Y平面上の所定面積を占めるように規則的に配列されている。
各発熱部22は、低い電気抵抗をもつ材料によって作られている。各発熱部22は、金属材料によって作ることができる。各発熱部22は、熱伝導率が銅よりも低い材料から選択される。たとえば各発熱部22は、銅、銅とスズとの合金(Cu−Sn)、銀、スズ、ステンレス鋼、ニッケル、ニクロムなどの金属およびこれらを含む合金を用いて構成することができる。
発熱部22は、所定放射温度に加熱されることによって、乗員12、すなわち人に暖かさを感じさせる輻射熱Hを放射することができる。各発熱部22は、高い熱伝導率を有する材料によって作られている。
各通電部26は、軸Xの方向に延びる長方形を成しており、複数の発熱部22の軸Y方向の両端に配置されている。各通電部26は、低い電気抵抗をもつ材料によって作られている。通電部26の一方は、複数の発熱部22の軸Y方向の一端側で複数の発熱部22と接続されるとともに電源端子221と接続されている。また、通電部26の他方は、複数の発熱部22の軸Y方向の他端側で複数の発熱部22と接続されるとともに接地端子222と接続されている。
発熱部22の絶縁基板23の一面側(反人体側)には、発熱部22よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部21が配置されている。発熱部側低熱伝導部21は、絶縁基板23の一面側から発熱部22を覆うように配置されている。発熱部側低熱伝導部21は、高い絶縁性を有しており、例えば、ポリイミドフィルム、絶縁樹脂等により構成される。
発熱層220は、複数の発熱部22の間に各発熱部22よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部21が配置されることで、発熱層220の面方向での熱抵抗が大きくされている。また、各発熱部22は、薄い膜状を成しており、かつ、絶縁基板23の一面側において分散して配置されている。したがって、本実施形態の発熱層220は、厚板状のもので発熱層を構成したものと比較して、低熱容量となっている。
このように、本実施形態の発熱層220は、低熱容量、かつ、高熱抵抗となっており、物体と接触したときに、発熱層220の面方向の熱の移動が抑制され、接触した部分の温度が迅速に低下する特定を有している。なお、複数の発熱部22の厚みは、50ミクロン以下であるのが好ましく、更には、発熱層220の面方向の熱の移動を十分小さくするためには、20ミクロン以下であるのが好ましい。
各発熱部22の体積は、熱容量を小さくするように設定されている。各発熱部22の熱容量は、ヒータ装置の表面に物体が接触した時に、その接触部分における輻射ヒータ装置の表面温度が短時間で所定温度を下回るように設定される。望ましい形態においては、各発熱部22の熱容量は、ヒータ装置の表面に人体の指が接触した場合に、接触部分の表面温度が60℃を下回るように設定される。
また、発熱層220は、絶縁基板23の一面側(反人体側)から放射されるノイズを遮蔽する。このように、本実施形態の発熱層220は、輻射熱を放射する機能だけでなく、発信電極24aおよび受信電極24bより発熱層220側から発信電極24aおよび受信電極24b側へと伝搬するノイズを遮蔽する遮断層としての機能を兼ね備えている。
絶縁基板23は、優れた電気絶縁性を提供し、かつ高温に耐える樹脂材料によって作られている。具体的には、絶縁基板23は、樹脂フィルムによって作られている。絶縁基板23の一面側に、対を成す電極24が複数配置されている。絶縁基板23は、発熱部22よりも低い熱伝導率を有している。
電極24は、互いに離れて配置された発信電極24aおよび受信電極24bを有している。発信電極24aおよび受信電極24bは、絶縁基板23の他面側(人体側)に隣接して形成されている。すなわち、絶縁基板23の他面側には、複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bが形成されている。
各発信電極24aは、軸Yの方向に延びる長方形を成しており、各受信電極24bは、軸Yの方向に延びる長方形を成している。一対の電極24を構成する発信電極24aおよび受信電極24bは、軸Xの方向に並ぶように隣接して配置されている。このような電極24が、軸Yの方向に所定間隔毎に配置されている。発信電極24aおよび受信電極24bは、銅等の導電性金属により構成されている。なお、発信電極24aおよび受信電極24bは、同一材料のもので構成されている。
複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bは、それぞれ図中のX−Y平面上の所定面積を占めるように規則的に配列されている。複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bは、それぞれ図中のX−Y平面上に、容量検出に必用な静電容量を発生させるための所定面積を有している。
複数の発信電極24aは、導電部243を介して正極端子241に接続され、複数の受信電極24bは、導電部を介して負極端子242に接続されている。
正極端子241と負極端子242との間に所定の電圧が印加されると、発信電極24aと受信電極24bの間に電界が形成される。そして、この電界中に指などの物体が近づくと、図4に示すように、発信電極24aと受信電極24bの相互間の静電容量が変化する。この静電容量が変化を検出することにより、各電極24への指などの物体の近接または接触を検出する。
複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bは、絶縁基板23の他面において分散して配置されている。複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bのそれぞれは、高い熱伝導率を有する材料によって作られている。複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bは、それぞれ絶縁基板23よりも高い熱伝導率を有している。
各発信電極24aおよび各受信電極24bの絶縁基板23の他面側(人体側)には、各発信電極24aおよび各受信電極24bよりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部25が配置されている。電極側低熱伝導部25は、絶縁基板23の他面側(人体側)から各発信電極24aおよび各受信電極24bを覆うように配置されている。電極側低熱伝導部25は、高い絶縁性を有しており、例えば、ポリイミドフィルム、絶縁樹脂等により構成される。
本ヒータ装置20は、各発信電極24aおよび各受信電極24bの間に、各発信電極24aおよび各受信電極24bよりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部25が配置されることで、発熱層220の面方向での熱抵抗が大きくされている。また、各発信電極24aおよび各受信電極24bは、薄い膜状を成しており、かつ、絶縁基板23の他面側において分散して配置されている。したがって、本実施形態の各発信電極24aおよび各受信電極24bは低熱容量となっている。
このように、本実施形態の各発信電極24aおよび各受信電極24bは、低熱容量、かつ、高熱抵抗となっており、物体と接触したときに、発熱層の面方向の熱の移動が抑制され、接触した部分の温度が急速に低下する特性を有している。
なお、複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bの厚みは、50ミクロン以下であるのが好ましく、更には、複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bの面方向の熱の移動を十分小さくするためには、20ミクロン以下であるのが好ましい。
次に、本実施形態のヒータ装置20のブロック構成について図5を用いて説明する。ヒータ装置20は、検出部30、供給部50および制御部40を備えている。
検出部30は、発信電極24aおよび受信電極24bとの間に電界を形成して発信電極24aおよび受信電極24bの周囲の物体を検出する。具体的には、検出部30は、発信電極24aおよび受信電極24bとの間に所定電圧を印加して発信電極24aおよび受信電極24bとの間に電界を形成するとともに発信電極24aおよび受信電極24bとの間の電界変化を検出することにより発信電極24aおよび受信電極24bの周囲に存在する物体の近接または発信電極24aおよび受信電極24bへの接触を検出する。検出部30は、発信電極24aおよび受信電極24bに物体が近接または接触したことを検出すると、物体が近接または接触したことを示す信号を制御部40に送出する。
供給部50は、制御部40からの指示に応じて発熱部22への電力供給を行う。供給部50は、複数の発熱部22への通電量を制御する。発熱部22への通電は、供給部50を介して行われる。
制御部40は、CPU、メモリ等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUは、メモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。制御部40は、供給部50に対して複数の発熱部22への通電の開始および複数の発熱部22への通電を停止を指示する。
次に、制御部40の処理について図6〜図8を用いて説明する。図6に示す処理は、ヒータ装置20への電源投入状態において、繰り返し実施される。なお、各図面のフローチャートにおける各制御ステップは、制御部40が有する各種の機能実現手段を構成している。
ステップS10にて制御部40は、供給部50に通電開始指示を送出し、複数の発熱部22への通電を開始するとともに、発信電極24aにパルス状のパルス電圧を印加して発信電極24aと受信電極24bとの間に電界を形成する。これにより、図7に示すように、発信電極24aと受信電極24bとの間に電界が形成される。
検出部30は、ステップS10のパルス電圧の立ち下がりから所定期間が経過したときの発信電極24aと受信電極24bとの間の電圧が予め定められた閾値以上であるか否かに基づいて物体が近接または接触したか否かを判定し、物体が近接または接触したと判定すると、物体が近接または接触したことを示す信号を制御部40に出力する。
次のステップS12にて制御部40は、検出部30から出力される信号に基づいて物体が検出されたか否かを判定する。ここで、図8に示すように、発信電極24aと受信電極24bの少なくとも一方に物体が近接または接触すると、発信電極24aと受信電極24bとの間に形成された電界の一部が指先側に移り、受信電極24bで検知する電界が減少し、検出部30から制御部40に物体が近接または接触したことを示す信号が送出される。
この場合、次のステップS14にて制御部40は、ヒータを停止する。具体的には、供給部50に通電停止指示を送出する。供給部50は、この通電停止指示に応じて複数の発熱部22への通電を停止する。
なお、検出部30から制御部40に物体が近接または接触したことを示す信号が出力されない場合には、制御部40は、ステップS14の処理を実施することなく、本処理を終了する。
本実施形態のヒータ装置は、乗員に暖房感を提供できる温度(例えば、100℃程度)までヒータ温度を上昇させた場合でも、乗員がヒータ表面に接触すると、接触した部分の温度が迅速に低下する。具体的には、接触した部分の温度が熱による乗員の反射反応が起こらない52℃以下まで低下する。このため安全なヒータ装置を提供することができる。
さらに、本実施形態のヒータ装置は、周囲の物体の近接または接触を検出すると、発熱部22への通電を停止するので、例えば、乗員がヒータ装置の表面に接触したことに気づくことなくヒータ表面との接触が比較的長時間継続した場合でも、乗員に熱的な不快感を与えるといったことを防止することができる。
ところで、従来の静電容量センサとして、上記特許文献1に記載されたヒータ装置に採用された平面型静電容量センサや、現在主流である投影型の1つである自己容量方式静電容量センサ等がある。これらのセンサでは、車両ボディーや各種電気部品等の車両部品から電磁ノイズの放射があると、車両ボディーや各種電気部品等の車両部品とヒータ装置の電極との間に大きな静電容量が発生し、この静電容量の影響により、物体の検出精度が低下することが本発明者らの研究により明らかになった。そこで、本実施形態の静電容量センサでは、投影型の1つである相互容量方式静電容量センサを採用している。
次に、相互容量方式静電容量センサの作動原理について図9〜図10を参照して説明する。図9中の左側は、発信電極34aと受信電極34bの模式図を表しており、図9中の右側は、発信電極34aと受信電極34bの等価回路を表している。
図9中の左側に示すように、相互容量方式静電容量センサでは、発信電極34aと受信電極34bとが隣接して配置される。そして、発信電極34aと受信電極34bとの間に電圧を印加すると、発信電極34aと受信電極34bとの間に電界が形成される。具体的には、各電極の一面側と他面側の両方に電界が形成される。なお、図9中の矢印Eは、電気力線を表している。
ここで、発信電極34aと受信電極34bとの間の誘電率をε、各電極の面積をS、各電極の間隔をdとすると、発信電極34aと受信電極34bとの間の静電容量Cは、数式1のように表すことができる。
Figure 2019046786
ここで、周囲の物体として、人体の一部の指が近付いた場合、図10中の左側に示すように、電気力線Eの一部が指側に移動し、受信電極34bで受信される電界が減少する。これは、図10中の右側に示すように、発信電極34aと受信電極34bとの間に、接地された物体が挿入されたものと同じと考えることができる。
この場合、各電極と接地された物体の重複する面積をΔSとすると、発信電極34aと受信電極34bとの間の静電容量Cは、数式2のように表すことができる。
Figure 2019046786
つまり、数式1に示された静電容量Cと、数式2に示された静電容量C’との差分を判定することにより指の近接を検出することができる。
次に、本実施形態のヒータ装置の電極について図11〜図12を参照して説明する。図11中の左側は、本実施形態のヒータ装置の発信電極24aと受信電極24bの模式図を表しており、図11中の右側は、その発信電極24aと受信電極24bの等価回路を表している。
図11中の左側に示すように、発信電極24aと受信電極24bは、接地された発熱部22の一面側に隣接して配置されている。そして、発信電極24aと受信電極24bとの間に電圧を印加すると、発信電極24aと受信電極24bとの間に電界が形成される。
本実施形態のヒータ装置では、発信電極24aと受信電極24bは、接地された発熱部22の一面側に隣接して配置されているため、発信電極24aと受信電極24bにおける発熱部22側と反対側の面には、電界が形成されるが、発信電極24aと受信電極24bにおける発熱部22側には、電界が形成されない。
つまり、発信電極24aと受信電極24bの反人体側に、接地された発熱部22が介在することで、発信電極24aと受信電極24bにおける発熱部22側の電気力線を吸収し、発信電極24aと受信電極24bにおける人体側の静電容量を安定させることができる。さらに、反人体側からの電磁ノイズが放射されたとしても、接地された発熱部22により反人体側からの電磁ノイズが遮蔽されるので、反人体側からの電磁ノイズによる発信電極24aと受信電極24b側への影響を低減することもできる。
本実施形態のヒータ装置の等価回路は、図9中の右側のように表すことができる。ここで、発信電極24aと受信電極24bとの間の誘電率をε、各電極の面積をS、各電極の間隔をd、発信電極24aと受信電極24bにおける発熱部22側で発熱部22により遮られる面積をΔS’’とすると、発信電極24aと受信電極24bとの間の静電容量C’’は、数式3のように表すことができる。
Figure 2019046786
周囲の物体として人体の一部の指が近付いた場合、図12中の左側に示すように、電気力線Eの一部が指側に移動し、受信電極34bで受信される電界が減少する。これは、図12中の右側に示すように、発信電極24aと受信電極24bとの間に接地された物体が挿入されたものと同じと考えることができる。
この場合、各電極と接地された物体の重複する面積をΔS’とすると、発信電極24aと受信電極24bとの間の静電容量C’は、数式4のように表すことができる。
Figure 2019046786
つまり、数式1に示された静電容量Cと、数式4に示された静電容量C’との差分を判定することにより指の近接を検出することができる。
以上、説明したように、本ヒータ装置は、通電によって発熱する発熱部22を有する発熱層220と、発熱層220の一面側に互いに離れて配置された一対の電極24a、24bと、一対の電極24a、24b間に電界を形成して一対の電極24a、24bの周囲の物体を検出する検出部30と、検出部30の検出結果に応じて発熱部22への通電量を制御する制御部40と、を備えている。
このような構成によれば、発熱層220の一面側に互いに離れて一対の電極24a、24bが配置されているので、例えば、電極24a、24bよりも発熱層220側から電磁ノイズの放射があったとしても、発熱層220により電磁ノイズが遮蔽されるので、物体の検出精度を向上することができる。また、検出部30は乗員側の一面側、すなわち、発熱層の一面側のみに、一対の電極間に電界を形成して一対の電極の周囲の物体を検出するので、さらに物体の検出精度を向上することができる。さらに、制御部40は、検出部30の検出結果に応じて発熱部22への通電量を制御するので、物体が接触している間の温度上昇を抑制することもできる。
また、発熱層220は、該発熱層220の面方向の熱の移動が抑制される構造を有している。したがって、物体が接触した際に、接触した部位の温度を迅速に低下させることができ、安全性を確保することができる。
また、発熱層220は、複数の発熱部22を有し、複数の発熱部22の間には、複数の発熱部22よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部21が配置されている。このように、複数の発熱部22の間に、複数の発熱部22よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部21が配置されることにより、発熱層220の面方向の熱の移動を抑制することができる。
また、一対の電極24は、互いに隣接して配置された発信電極24aと受信電極24bとして構成することができる。
また、発信電極24aおよび受信電極24bは、一対の電極24の面方向の熱の移動が抑制される構造を有している。したがって、一対の電極24に物体が接触した際に、接触した部位の温度を迅速に低下させることができ、安全性を確保することができる。
また、発信電極24aおよび受信電極24bの間には、発信電極24aおよび受信電極24bよりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部25が配置されている。このように、発信電極24aおよび受信電極24bの間に、発信電極24aおよび受信電極24bよりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部25が配置されることにより、一対の電極24の面方向の熱の移動を抑制することができる。
また、検出部30は、発信電極24aおよび受信電極24bとの間に電界を形成するとともに、発信電極24aおよび受信電極24bとの間の静電容量を検出する相互容量方式により発信電極および受信電極の周囲の物体を検出する。
したがって、例えば、平面型静電容量センサや投影型の1つである自己容量方式静電容量センサのような物体検出方法と比較して、放射ノイズの影響を受けることなく物体を検出することが可能である。
また、検出部30は、発信電極24aにパルス状のパルス電圧を印加して発信電極24aおよび受信電極24bとの間に電界を形成した後、発信電極24aおよび受信電極24bとの間の静電容量を検出することができる。
また、本ヒータ装置は、発熱部22と、発信電極24aおよび受信電極24bとの間に絶縁基板23を備えている。このように、発熱部22と、発信電極24aおよび受信電極24bとの間に絶縁基板23を備えることもできる。
また、発信電極24aおよび受信電極24bは、同一材料のもので構成されている。したがって、発信電極24aおよび受信電極24bを、異なる材料のもので構成する場合と比較して、製造工程を簡略化することができ、低コストを実現することができる。
また、発熱層220は、該発熱層220の一面側に位置する物体へ向けて輻射熱を放射するよう配置され、一対の電極24a、24bは、発熱層220の一面側に配置されている。このように、発熱層220は、該発熱層220の一面側に位置する物体へ向けて輻射熱を放射するよう配置され、一対の電極24a、24bは、発熱層220の一面側に配置することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のヒータ装置について図13〜図14を用いて説明する。本実施形態のヒータ装置は、絶縁基板23の一面側に、発信電極24aと受信電極24bの周囲を囲むように配置されたグランド電極25cを有している。なお、図13では、発信電極24aと受信電極24bの周囲を囲むようにグランド電極25cが配置された図が示されているが、実際には、複数の発信電極24aと受信電極24bのそれぞれの周囲を囲むようにグランド電極25cが配置されている。
複数の発熱部22は、通電部26を介して電源端子221と接続されるとともに、通電部26を介して接地端子222と接続されている。
グランド電極25cは、発熱部22とともに接地されている。具体的には、グランド電極25cは、接続線を介して接地端子222と接続されている。
グランド電極25cが設けられていない場合には、図14に示すように、ヒータ装置の周辺に導電性の周辺部品が存在すると、この周辺部品と各電極24との間の容量結合が生じて物体の検出精度が低下してしまう。
これに対し、本実施形態のヒータ装置は、グランド電極25cにより各電極24とヒータ装置の周辺に導電性の部品との間の容量の結合が抑制されるので、物体の検出精度を向上することができる。
上記したように、本ヒータ装置は、発信電極24aおよび受信電極24bの周囲を囲むように配置され接地端子と接続されるグランド電極25cを備えている。したがって、グランド電極25cにより各電極24とヒータ装置の周辺に導電性の部品との間の容量の結合が抑制されるので、物体の検出精度を向上することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態のヒータ装置について図15を用いて説明する。本実施形態のヒータ装置では、複数の発信電極24aおよび複数の受信電極24bの各々は、矩形形状を成している。また、4つの受信電極24bに囲まれて配置された発信電極24aは、この発信電極24aの4辺と対向するように配置された4つの受信電極24bと容量結合する構成となっている。つまり、複数の発信電極24aの少なくとも1つは、第1の辺が複数の受信電極24bの1つの受信電極24の一辺と対向するとともに、第1の辺の隣に位置する第2の辺が、発信電極24aの第1の辺と対向するよう配置された受信電極24bの隣に配置された受信電極24bの一辺と対向するよう配置されている。
さらに、複数の発信電極24aは、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されるとともに、複数の受信電極24bは、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されされて互いに接続されている。
本実施形態のヒータ装置では、複数の発信電極24aの少なくとも1つは、第1の辺が複数の受信電極24bの1つの受信電極24の一辺と対向するとともに、第1の辺の隣に位置する第2の辺が、発信電極24aの第1の辺と対向するよう配置された受信電極24bの隣に配置された受信電極24bの一辺と対向するよう配置されている。
したがって、図4に示したように、1つの発信電極24aと1つの受信電極24bとが容量結合する場合と比較して、精度よく物体の近接または接触を検出することが可能である。
また、本実施形態のヒータ装置では、複数の発信電極24aは、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されるとともに、複数の受信電極24bは、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されている。
このように、複数の発信電極24aは、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続され、複数の受信電極24bは、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されるよう構成することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態のヒータ装置について図16を用いて説明する。上記各実施形態では、複数の発信電極24aと受信電極bは、それぞれ矩形形状を成しているが、本実施形態のヒータ装置の発信電極aと受信電極bは、板状を成している。また、発信電極aと受信電極bは、薄い金属膜のメッシュ状を成している。
このように、発信電極24aと受信電極24bは、薄い金属膜のメッシュ状を成しているので、上記実施形態よりも、低熱容量かつ高熱抵抗となり、物体と接触したときに、発熱層の面方向の熱の移動が抑制され、接触した部分の温度が急速に低下する特性を有することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態のヒータ装置について図17を用いて説明する。本実施形態のヒータ装置は、1つの受信電極24bを囲むように1つの発信電極24aが配置されている。具体的には、板状の発信電極24aの中央に穴部240が形成されており、この穴部240に受信電極24bが配置されている。また、発信電極24aの面積は、受信電極24bの面積よりも大きくなっている。
また、発熱部22は、接地端子に接続されており接地される。また、本実施形態のヒータ装置は、発信電極24aを囲うように配置されたグランド電極25cを備えている。グランド電極25cは、接地端子に接続されており接地される。
このように、1つの受信電極24bを囲むように1つの発信電極24aが配置されており、さらに、発信電極24aの面積は、受信電極24bの面積よりも大きくなっているので、発信電極24aと受信電極24bとの容量結合を安定化することができる。
また、発熱部22は、接地端子に接続されており接地されるので、発信電極24aおよび受信電極24bより発熱部22側の車両部品から放射ノイズが放射された場合でも、この放射ノイズが発熱部22により遮蔽され、車両部品と、発信電極24aおよび受信電極24bとの間に発生する静電容量を抑制される。したがって、精度よく物体を検出することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態のヒータ装置について図18を用いて説明する。本実施形態のヒータ装置は、複数の受信電極24bと、これらの受信電極24bのそれぞれを囲うように配置された板状の発信電極24aと、を備えている。本実施形態のヒータ装置は、このように配置された受信電極24bと発信電極24aとが並列に接続されている。なお、1つの発信電極24aの面積は、1つの受信電極24bの面積よりも大きくなっている。また、各受信電極24bおよび各発信電極24aは、金属メッシュとなるよう形成されている。さらに、本実施形態のヒータ装置は、各発信電極24aを囲うように配置されたグランド電極25cを備えている。グランド電極25cは、接地端子に接続されており接地される。
発信電極24aの周囲は、グランド電極25cにより囲まれているので、発信電極24aの周囲との静電容量の結合が抑制される。
受信電極24bと発信電極24aの間には、各電極24よりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部(図示せず)が配置されている。この電極側低熱伝導部により一対の電極24の面方向の熱の移動が抑制されるようになっている。
(第7実施形態)
第7実施形態のヒータ装置について図19を用いて説明する。本実施形態のヒータ装置の発信電極24aおよび受信電極24bは、蛇行状を成している。このように、発信電極24aおよび受信電極24b状を蛇行状に形成することもできる。
(第8実施形態)
第8実施形態のヒータ装置について図20を用いて説明する。本実施形態のヒータ装置では、発信電極24aおよび受信電極24bを覆うように電極側低熱伝導部25が配置されている。電極側低熱伝導部25は、各電極24a、24bよりも熱伝導率の低い絶縁基板により構成されている。
すなわち、本実施形態のヒータ装置では、発信電極24aおよび受信電極24bの間に隙間が形成され、この隙間に各電極24a、24bよりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部25が配置されている。この電極側低熱伝導部25により一対の電極24の面方向の熱の移動が抑制されるようになっている。つまり、本実施形態のヒータ装置では、発信電極24aおよび受信電極24bが、電極24の配置された範囲において所定の単位面積当たりの、電極24の占有面積の比率が1よりも小さくなるよう構成されている。
ここで、所定の単位面積は、人体の指などに触れられる面積である。本実施形態では、所定の単位面積は、1平方センチメートル以下となっている。子供の指の大きさは直径5ミリメートル程度であり、子供の指の接触面積は、0.2平方センチメートル程度となる。また、大人の指の接触面積は1平方センチメートル以下となる。
上記したように、発信電極24aおよび受信電極24bの間には、発信電極24aおよび受信電極24bよりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部25が配置されており、発信電極24aおよび受信電極24bは、所定の単位面積当たりの、発信電極24aおよび受信電極24bの占有面積の比率が1よりも小さくなっている。したがって、各電極24a、24bの面方向の熱抵抗を高くすることができ、各電極24a、24bの面方向の熱の移動が抑制されるので、人体が接触した際に、迅速に温度を低下させることができる。
また、所定の単位面積を1平方センチメートル以下とすることで、子供の指が接触した場合でも、大人の指が接触した場合でも、発信電極24aおよび受信電極24bにより、精度よく指の接触を検出することが可能となる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、ヒータ装置を車両に搭載した例を示したが、例えば、屋内など、車両以外の場所にヒータ装置を搭載することもできる。
(2)上記各実施形態では、投影型の1つである相互容量方式静電容量センサと同様の構成により近接または接触する物体を検出するようにしたが、相互容量方式静電容量センサと全く同じ構成とする必用はない。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、通電によって発熱する発熱部を有する発熱層と、発熱層の一面側に配置された一対の電極と、一対の電極間に電界を形成して一対の電極の周囲の物体を検出する検出部と、検出部の検出結果に応じて複数の発熱部への通電量を制御する制御部と、を備えている。
また、第2の観点によれば、発熱層は、該発熱層の面方向の熱の移動が抑制される構造を有している。したがって、発熱層に物体が接触した際に、接触した部位の温度を迅速に低下させることができる。
また、第3の観点によれば、発熱層は、複数の発熱部を有し、複数の発熱部の間には、複数の発熱部よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部が配置されている。
このように、複数の発熱部の間には、複数の発熱部よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部が配置されているので、複数の発熱部の間の熱伝導が抑制され、発熱部に物体が接触した際に、接触した部位の温度を迅速に低下させることができる。
また、第4の観点によれば、一対の電極は、互いに隣接して配置された発信電極と受信電極である。
このように、一対の電極は、互いに隣接して配置された発信電極と受信電極により構成することができる。
また、第5の観点によれば、発信電極および受信電極の間には、発信電極および受信電極よりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部が配置されている。
このように、発信電極および受信電極の間には、発信電極および受信電極よりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部が配置されているので、発信電極と受信電極の間の熱伝導が抑制され、発信電極および受信電極に物体が接触した際に、接触した部位の温度を迅速に低下させることができる。
また、第6の観点によれば、発信電極および受信電極の少なくとも一方は、発信電極および受信電極の配置された範囲において所定の単位面積あたりの発信電極および受信電極の専有面積が1よりも小さくなっている。
したがって、各電極24a、24bの面方向の熱抵抗を高くすることができ、各電極24a、24bの面方向の熱の移動が抑制されるので、人体が接触した際に、迅速に温度を低下させることができる。
また、第7の観点によれば、所定の単位面積は、1平方センチメートル以下である。このように、所定の単位面積は、1平方センチメートル以下とすることで、子供の指が接触した場合でも、大人の指が接触した場合でも、発信電極および受信電極により、精度よく指の接触を検出することが可能となる。
また、第8の観点によれば、検出部は、発信電極および受信電極との間に電界を形成するとともに、発信電極および受信電極との間の静電容量を検出する相互容量方式により発信電極および受信電極の周囲の物体を検出する。
このように、検出部は、発信電極および受信電極との間に電界を形成するとともに、発信電極および受信電極との間の静電容量を検出する相互容量方式により発信電極および受信電極の周囲の物体を検出することができる。
また、第9の観点によれば、検出部は、発信電極にパルス状のパルス電圧を印加して発信電極および受信電極との間に電界を形成した後、発信電極および受信電極との間の静電容量を検出する。
このように、検出部は、発信電極にパルス状のパルス電圧を印加して発信電極および受信電極との間に電界を形成した後、発信電極および受信電極との間の静電容量を検出することができる。
また、第10の観点によれば、発熱部と、発信電極および受信電極との間に絶縁基板を備えている。このように、発熱部と、発信電極および受信電極との間に絶縁基板を備えることもできる。
また、第11の観点によれば、発信電極および受信電極の周囲を囲むように配置され、接地端子と接続されるグランド電極を備えている。
したがって、発信電極および受信電極の周囲に存在する物体との間に生じる静電容量の影響を低減することができる。
また、第12の観点によれば、複数の発信電極および複数の受信電極を有し、複数の発信電極および複数の受信電極の各々は、矩形形状を成している。っさらに、複数の発信電極の少なくとも1つは、第1の辺が複数の受信電極の1つの受信電極の一辺と対向するとともに、第1の辺の隣に位置する第2の辺が、発信電極の第1の辺と対向するよう配置された受信電極の隣に配置された受信電極の一辺と対向するよう配置されている。
したがって、例えば、単に、1つの矩形の発信電極と1つの矩形の受信電極を隣接して配置した場合と比較して、発信電極と受信電極の用容量の結合を多くすることができ、より精度よく周囲の物体を検出することができる。
また、第13の観点によれば、複数の発信電極は、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されるとともに、複数の受信電極は、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されされて互いに接続されている。
このように、複数の発信電極は、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続され、さらに、複数の受信電極は、それぞれ対角位置における一対の角部が同一線上に配置されされて互いに接続されるよう構成することができる。
また、第14の観点によれば、発信電極は、受信電極を囲うように配置され、かつ、発信電極の面積は、受信電極の面積よりも大きくなるよう形成されている。
このように、発信電極を、受信電極を囲うように配置し、かつ、発信電極の面積を、受信電極の面積よりも大きくなるよう形成することで、周囲の電磁ノイズの影響を抑制することができる。
また、第15の観点によれば、発信電極および受信電極は、同一材料のもので構成されている。このように、発信電極および受信電極を、同一材料のもので構成することで、ヒータ装置の構成を簡素化することができる。
また、第16の観点によれば、発熱部は、接地端子に接地されるように構成されている。したがって、例えば、発信電極および受信電極より発熱部側の車両部品から放射ノイズが放射された場合でも、この放射ノイズが発熱部により遮蔽され、車両部品と、発信電極および受信電極との間に発生する静電容量を抑制される。したがって、精度よく物体を検出することができる。
また、第17の観点によれば、発熱層は、該発熱層の一面側に位置する物体へ向けて輻射熱を放射するよう配置され、一対の電極は、発熱層の一面側に配置されている。このように、発熱層は、該発熱層の一面側に位置する物体へ向けて輻射熱を放射するよう配置され、一対の電極は、発熱層の一面側に配置することができる。
20 ヒータ装置
21 発熱部側低熱伝導部
22 発熱部
23 絶縁基板
24 電極
24a 発信電極
24b 受信電極
26 通電部
40 制御部
50 供給部

Claims (17)

  1. 通電によって発熱する発熱部(22)を有する発熱層(220)と、
    前記発熱層の一面側に互いに離れて配置された一対の電極(24a、24b)と、
    前記一対の電極間に電界を形成して前記一対の電極の周囲の物体を検出する検出部(30)と、
    前記検出部の検出結果に応じて前記発熱部への通電量を制御する制御部(40)と、を備えたヒータ装置。
  2. 前記発熱層は、該発熱層の面方向の熱の移動が抑制される構造を有している請求項1に記載のヒータ装置。
  3. 前記発熱層は、複数の前記発熱部を有し、
    複数の前記発熱部の間には、複数の前記発熱部よりも熱伝導率の低い発熱部側低熱伝導部(21)が配置されている請求項1または2に記載のヒータ装置。
  4. 前記一対の電極は、互いに隣接して配置された発信電極(24a)と受信電極(24b)である請求項1ないし3のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  5. 前記発信電極および前記受信電極の間には、前記発信電極および前記受信電極よりも熱伝導率の低い電極側低熱伝導部(25)が配置されている請求項4に記載のヒータ装置。
  6. 前記発信電極および前記受信電極の少なくとも一方は、前記発信電極および前記受信電極の配置された範囲において所定の単位面積あたりの前記発信電極および前記受信電極の専有面積が1よりも小さくなっている請求項4または5に記載のヒータ装置。
  7. 前記所定の単位面積は、1平方センチメートル以下である請求項6に記載のヒータ装置。
  8. 前記検出部は、前記発信電極および前記受信電極との間に電界を形成するとともに、前記発信電極および前記受信電極との間の静電容量を検出する相互容量方式により前記発信電極および前記受信電極の周囲の物体を検出する請求項4ないし7のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  9. 前記検出部は、前記発信電極にパルス状のパルス電圧を印加して前記発信電極および前記受信電極との間に電界を形成した後、前記発信電極および前記受信電極との間の静電容量を検出する請求項8に記載のヒータ装置。
  10. 前記発熱部と、前記発信電極および前記受信電極との間に絶縁基板(23)を備えている請求項4ないし9のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  11. 前記発信電極および前記受信電極の周囲を囲むように配置され、接地端子と接続されるグランド電極(25c)を備えた請求項4ないし10のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  12. 複数の前記発信電極および複数の前記受信電極を有し、
    複数の前記発信電極および複数の前記受信電極の各々は、矩形形状を成しており、
    複数の前記発信電極の少なくとも1つは、第1の辺が複数の前記受信電極の1つの前記受信電極の一辺と対向するとともに、前記第1の辺の隣に位置する第2の辺が、前記発信電極の前記第1の辺と対向するよう配置された前記受信電極の隣に配置された前記受信電極の一辺と対向するよう配置されている請求項4ないし11のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  13. 複数の前記発信電極は、それぞれ対角位置における前記一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されるとともに、複数の前記受信電極は、それぞれ対角位置における前記一対の角部が同一線上に配置されて互いに接続されている請求項12に記載のヒータ装置。
  14. 前記発信電極は、前記受信電極を囲うように配置され、かつ、前記発信電極の面積は、前記受信電極の面積よりも大きくなっている請求項4ないし13のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  15. 前記発信電極および前記受信電極は、同一材料のもので構成されている請求項4ないし14のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  16. 前記発熱部は、接地端子に接地されるように構成されている請求項1ないし15のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  17. 前記発熱層は、該発熱層の一面側に位置する物体へ向けて輻射熱を放射するよう配置され、
    前記一対の電極は、前記発熱層の一面側に配置されている請求項1ないし16のいずれか1つに記載のヒータ装置。
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