JP2019045072A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロック機能による安全性の確保と利便性向上の両立を可能にする加熱調理器を提供すること。【解決手段】コンロでは、ロックモードにおいて、バーナーを用いた調理の実行中であるか否かによって、受け付けられる操作(指示)の種類が異なる。調理が実行中でなければ、状態Bに対応する指示(電源のON/OFF、ロック状態のOFFへの変更)を受け付ける。調理が実行中であれば、状態Cに対応する指示(電源のON/OFF、ロック状態のOFFへの変更、バーナーの消火、バーナーの火力調節(弱くする))を受け付ける。【選択図】図3
Description
本開示は、動作モードとして、入力を受け入れる指示の種類を制限するロックモードを有する加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器において、調理者以外の者(子供など)による操作等、意図されない操作を回避するためのいわゆるロック機能が提案されている。たとえば、特開2001−12743号公報(特許文献1)は、チャイルドロック装置がOFFであればガスコンロを使用不可状態にする、ガスコンロの制御回路を提案する。当該制御回路は、ガスコンロの使用中にチャイルドロック装置がOFFにされるとガスコンロを消火させる。
近年、多くの加熱調理器は、ロック機能の他に、自動調理モードに従った制御や温度センサに従った制御等、加熱調理に対する安全性を確保する機能を備える。これにより、調理中、調理者が継続的に加熱調理器に対して注意を払う必要性が低くなり、このような状況の変化に、加熱調理器のロック機能の形態も追随して変化することが求められている。特許文献1に記載されるようにロック機能によって一律に加熱調理器の調理が禁止されると、却ってユーザが不便を感じる場合があり得る。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、ロック機能による安全性の確保と利便性向上の両立を可能にする加熱調理器を提供することである。
本開示のある局面に従うと、調理部と、調理部を制御するように構成された制御部と、制御部に対する指示を入力するように構成された入力部とを備える加熱調理器が提供される。加熱調理器の動作モードは、制御部が受け付ける指示が制限されるロックモードを有する。ロックモードは、調理部を用いた調理の期間以外の期間における第1ロックモードと、調理部を用いた調理の期間における第2ロックモードとを含む。第2ロックモードにおいて制御部が受け付ける指示は、第1ロックモードにおいて制御部が受け付ける指示とは異なる種類の指示を含む。
異なる種類の指示は、第2ロックモードにおいて、加熱調理器を安全側に制御する種類の指示を含んでいてもよい。
安全側に制御する種類の指示は、調理部による加熱強度を低減する指示を含んでいてもよい。
制御部は、第1ロックモードにおいて、調理部を用いた調理を開始する指示の入力を受け付けないように構成されていてもよい。
調理部を用いた調理の期間は、制御部が調理シーケンスを実行する期間を含んでいてもよい。調理シーケンスは、調理部が加熱動作を実行する期間と調理部が加熱動作を実行しない期間とを含んでいてもよい。
本開示によれば、制御部は、ロックモードにおいて、調理部を用いた調理の期間では、調理部を用いた調理の期間以外の期間において受け付けるのとは異なる種類の指示を受け付ける。これにより、加熱調理器は、ロック機能により安全性を確保しつつ、利便性を向上される。
以下、図面を参照しつつ、加熱調理器の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。
[1.加熱調理器の概略構成]
図1を参照して、加熱調理器の概略構成を説明する。図1は、加熱調理器の一例として示されるコンロ100の概略構成図である。
図1を参照して、加熱調理器の概略構成を説明する。図1は、加熱調理器の一例として示されるコンロ100の概略構成図である。
図1に示されるように、コンロ100は、キッチンカウンターに組み込まれるビルトインタイプである。コンロ100は、バーナー1,2,3と、バーナー1の点火スイッチ41と、バーナー2の点火スイッチ42と、バーナー3の点火スイッチ43と、バーナー1の操作パネル51と、バーナー2の操作パネル52と、バーナー3の操作パネル53と、グリル6と、グリル6の操作パネル61と、ロックスイッチ74と、電源スイッチ79と、グリル排気口62と、コントローラ7と、天板10とを備える。バーナー1,2,3は、調理部の一例である。
天板10は、コンロ100の上面を覆っている。天板10には、3個のバーナー1,2,3が設けられている。3個の中で、バーナー1は左手前側に位置し、バーナー2は右手前側に位置し、バーナー3は奥側に位置している。バーナー1は五徳12と温度センサ13とを含む。温度センサ13は五徳12の上に鍋のような調理機器が載置されたか否かを検知するとともに当該調理機器の温度を検出する。同様に、バーナー2は五徳22と温度センサ23とを含み、バーナー3は五徳32と温度センサ33とを含む。
コンロ100の前面において、バーナーの点火スイッチ41,42,43、電源スイッチ79、およびロックスイッチ74は、右側の上部に配置されている。操作パネル51,52,53は右側の下部に配置されている。グリル6は、コンロ100の前面の中央において引出可能に配置されている。コンロ100の前面の左側には、グリル6の操作パネル61が配置されている。グリル排気口62は、天板10に配置されている。
コントローラ7は、コンロ100の内部に設けられている。コントローラ7は、コンロ100の各負荷を制御する。コントローラ7の実体の一例は、CPU(Central Processing Unit),半導体メモリ,および,DC(Direct Current)/DCコンバータのような電子素子が実装された電子回路基板である。
[2.コントローラの機能構成]
図2を参照して、コントローラ7の機能構成を説明する。図2は、コントローラ7の機能構成の一例を示す図である。図2において実線は電池8から供給される電力の流れを表し、破線は信号の流れを表し、白抜きの矢印は燃料の一例であるガスの供給路における流れを表す。
図2を参照して、コントローラ7の機能構成を説明する。図2は、コントローラ7の機能構成の一例を示す図である。図2において実線は電池8から供給される電力の流れを表し、破線は信号の流れを表し、白抜きの矢印は燃料の一例であるガスの供給路における流れを表す。
図2に示されるように、コントローラ7は、記憶部71と、制御部72と、電圧検出部73とを備える。記憶部71は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリのような不揮発性の半導体メモリを含み、制御部72で実行されるプログラム、および当該プログラムによって必要とされるデータを記憶する。制御部72は、たとえばSRAM(Static Random Access Memory)またはDRAM(Dynamic Random Access Memory)のような記憶素子とCPU(後述する図3のCPU76)とを備え、コンロ100を統合的に制御する。電圧検出部73は、例えば電圧センサであり、電池8の電圧を検出して制御部72に送信する。
電池8は、コンロ100を構成する負荷に電力を供給する。図2において、電池8は、バーナー1,2,3、温度センサ13,23,33、ステッピングモータ(SPM)14,24,34、点火スイッチ41,42,43、操作パネル51,52,53、コントローラ7、スピーカ9、ソレノイドバルブ(SV)75に電力を供給している。
制御部72は、例えば、温度センサ13,23,33からの信号、点火スイッチ41,42,43からの信号、操作パネル51,52,53からの信号、電源スイッチ79からの信号、ロックスイッチ74からの信号、および電圧検出部73からの信号に基づいて、スピーカ9,ソレノイドバルブ(SV)75,ステッピングモータ14,24,34のようなコンロ100を構成する各負荷を制御する。
電源スイッチ79は、制御部72に対する電源の投入状態をONとOFFとの間で切り替えるために操作される。
制御部72は、点火スイッチ41,42,43のそれぞれに対する操作に従って、バーナー1,2,3を点火させる。その後、制御部72は、点火スイッチ41,42,43のそれぞれに対する操作に従って、バーナー1,2,3を消火する。
コンロ100は、予め定められた調理シーケンスに従った自動調理機能を有する。たとえば、制御部72は、記憶部71に格納された調理シーケンスに従ってバーナー1,2,3の点火および消火を制御することにより、自動調理機能を実現する。記憶部71に格納される調理シーケンスの一例は煮物調理のためのシーケンスであり、他の例は炊飯調理のためのシーケンスである。煮物調理のシーケンスの一例は、煮物の調理に適したバーナーの火加減の制御の流れを規定する。炊飯調理のためのシーケンスの一例は、加熱工程におけるバーナーの火加減の制御の流れと、当該加熱工程の後の余熱を用いた蒸らし工程の時間とを規定する。
コンロ100において、比例弁14A,24A,34Aのそれぞれは、ガスの供給源からバーナー1,2,3のそれぞれへのガス供給路を開閉する。ステッピングモータ14,24,34のそれぞれは、比例弁14A,24A,34Aの開閉の度合いを調整することによって、それぞれの弁を通過するガスの量を調整する。
ソレノイドバルブ75は、ガスの供給源からコンロ100へのガスの通路を開閉する。ソレノイドバルブ75は、常時閉の電磁弁であり、ソレノイドが通電されることによって閉状態から開状態に遷移する。コンロ100において、バーナー1,2,3のそれぞれには、ソレノイドバルブ75と、比例弁14A,24A,34Aのそれぞれとを経て、ガスが供給される。たとえば、バーナー1には、ソレノイドバルブ75と比例弁14Aとを経て、ガスが供給される。
ロックスイッチ74は、コンロ100のロック状態のON/OFFを切り替えるために操作される。ロック状態の一例は、バーナー1,2,3のいずれの燃焼も禁止する状態である。ある実施の形態では、制御部72は、ロックスイッチ74が操作されるたびに、コンロ100の状態を、ロック状態のONとOFFとの間で切り替える。制御部72は、ロック状態がONのときにはソレノイドバルブ75を閉じ、コンロ100のロック状態が解除されたときには、ソレノイドバルブ75を開く。
制御部72は、ステッピングモータ14,24,34のそれぞれを制御して、バーナー1,2,3のそれぞれに供給されるガスの量を調整し、これにより、バーナー1,2,3のそれぞれの火力を制御する。たとえば、ユーザにより操作パネル52において火力を自動調節しながら麺をゆでるメニュー(以下では「麺ゆでメニュー」ともいう。)が選択された場合には、ステッピングモータ24を制御しながらバーナー2に供給するガス量を調節する。
制御部72は、コンロ100のロック状態がONである場合には、当該ロック状態がOFFにされるまで、点火スイッチ41,42,43に対する操作を受け付けないように構成されていてもよい。制御部72は、ロック状態がONであるときに点火スイッチ41,42,43が操作されたことに応じて、スピーカ9を制御して、「ロックスイッチを操作して、ロック状態を解除してください」などの、各操作に対応した本来の制御が実行されない理由を説明する音声を出力してもよい。
本開示において、制御部72が操作(指示)を「受け付ける」ことは、たとえば、当該操作に対して本来意図される動作を実行することを意味する。点火スイッチは、バーナーを点火することを意図して操作される。制御部72は、点火スイッチが操作されると、ロック状態がOFFであれば当該点火スイッチに対応するバーナーを点火させる。一方、制御部72は、点火スイッチが操作されても、ロック状態がONであればバーナーを点火させることなく、上記のような音声を出力する。上記のような音声の出力は、点火スイッチの操作に対して本来意図される動作とは異なる動作の一例である。すなわち、「制御部72が操作を受け付けない」ということは、当該操作に対して本来意図される動作とは異なる動作を実行することであってもよい。また、「制御部72が操作を受け付けない」ということは、当該操作をされても何らの動作も実行しないことであってもよい。
制御部72は、鍋が五徳12に置かれていないにも関わらずユーザが点火スイッチ41を押した場合には、温度センサ13からの信号により、制御部72はスピーカ9を制御して、「鍋をおいてください」との注意喚起の音声を出力する。
制御部72は、コンロ100のロック状態がONである場合には、当該ロック状態がOFFである場合よりも、操作パネル51,52,53に対する操作の中で受け付ける操作の種類を制限するように構成されていてもよい。さらに、制御部72は、当該ロック状態がONである場合、コンロ100がバーナー1,2,3の少なくとも一つを利用した調理の期間において、当該調理の期間以外の期間では受け付けられない種類の操作を受け付けるように構成されていてもよい。
[3.受付可能/不能な指示]
制御部72は、点火スイッチ41,42,43および操作パネル51,52,53に対する操作として、コンロ100に対する指示を受け付ける。受け付ける指示の種類は、たとえば、以下の3つの場合のそれぞれについて規定される。
制御部72は、点火スイッチ41,42,43および操作パネル51,52,53に対する操作として、コンロ100に対する指示を受け付ける。受け付ける指示の種類は、たとえば、以下の3つの場合のそれぞれについて規定される。
(状態A:ロック状態がOFFである。)
・電源のON/OFF
・ロック状態のONへの変更
・バーナーの点火/消火
・バーナーの火力調節(強くする、弱くする)
・自動調理機能の開始/停止
(状態B:ロック状態がONであって調理中ではない。)
・電源のON/OFF
・ロック状態のOFFへの変更
(状態C:ロック状態がONであって調理中である。)
・電源のON/OFF
・ロック状態のOFFへの変更
・バーナーの消火
・バーナーの火力調節(弱くする)
・自動調理機能の停止
「状態A」は、ロック状態がOFFである状態を意味する。「状態B」は、ロック状態がONであって、コンロ100がバーナー1,2,3の中の少なくとも1つを用いた調理の実行中ではない状態を意味する。「状態C」は、ロック状態がONであって、コンロ100がバーナー1,2,3の中の少なくとも1つを用いた調理の実行中である状態を意味する。
・電源のON/OFF
・ロック状態のONへの変更
・バーナーの点火/消火
・バーナーの火力調節(強くする、弱くする)
・自動調理機能の開始/停止
(状態B:ロック状態がONであって調理中ではない。)
・電源のON/OFF
・ロック状態のOFFへの変更
(状態C:ロック状態がONであって調理中である。)
・電源のON/OFF
・ロック状態のOFFへの変更
・バーナーの消火
・バーナーの火力調節(弱くする)
・自動調理機能の停止
「状態A」は、ロック状態がOFFである状態を意味する。「状態B」は、ロック状態がONであって、コンロ100がバーナー1,2,3の中の少なくとも1つを用いた調理の実行中ではない状態を意味する。「状態C」は、ロック状態がONであって、コンロ100がバーナー1,2,3の中の少なくとも1つを用いた調理の実行中である状態を意味する。
「バーナー1,2,3の中の少なくとも1つを用いた調理の実行中」とは、バーナー1,2,3の中の少なくとも一つが燃焼している期間のみを意味していてもよいし、制御部72が自動調理機能のための調理シーケンスを実行している期間を意味していてもよい。調理シーケンスは、バーナーが燃焼する期間(上記炊飯調理の加熱工程)と、バーナーが燃焼しない期間(上記炊飯調理の蒸らし工程)とを含んでいてもよい。バーナーが燃焼する期間は、調理部が加熱動作を実行する期間の一例である。
上記のように、「状態A」では、制御部72はバーナー1,2,3の点火および火力を強くする指示ならびに自動調理機能の開始の指示を受け付けるが、「状態B」および「状態C」では、制御部72はこれらの指示を受け付けない。このことは、ロック状態がONであるときには、ロック状態がOFFであるときよりも、制御部72が受け付ける指示に制限が加えられることを意味する。
本明細書では、ロック状態がOFFであるときのコンロ100の動作モードを「通常モード」といい、このとき、制御部72は通常モードにおいて動作するという。ロック状態がONであるときのコンロ100の動作モードを「ロックモード」といい、このとき、制御部72はロックモードにおいて動作するという。
「状態C」では、制御部72は、「状態B」では受け付けられない種類の指示、すなわち、バーナー1,2,3の消火および火力調整の指示と、自動調理機能の停止の指示とを受け付ける。ただし、「状態C」において受け付けられる火力調整の指示は、火力を弱くする方向の指示のみである。すなわち、「状態C」において、制御部72は、バーナー1,2,3について、火力を弱くするかまたは消火する指示を受け付ける。
制御部72は、ロックモードにおける動作を実行していても、調理の実行中(状態C)に、バーナー1,2,3の動作に関連する指示として消火以外の指示(バーナーの火力を弱くする、等)を受け付けるように構成されている。これにより、制御部72が自動調理機能の実行中にロックモードにおける動作を実行していても、ユーザは、自動調理機能を調整することができる。これにより、コンロ100は、自動調理機能を活用しつつ、安全性を担保できる。
コンロ100において、バーナー1,2,3の火力が弱くなるまたは消火されると、コンロ100において発生する熱の量が低下し、これにより、コンロ100はより安全な状態になると言える。すなわち、「状態C」では、制御部72は、バーナー1,2,3について、コンロ100を安全側に制御する種類の指示を受け付ける。
また、自動調理機能においてバーナーの燃焼時間が設定されている場合、制御部72は、「状態C」において当該燃焼時間を短縮する指示を受付けてもよい。バーナー1,2,3の燃焼時間が短くなると、コンロ100が熱を発生する時間が短くなり、これにより、コンロ100はより安全な状態になると言える。すなわち、安全側に制御する種類の指示は、自動調理機能における燃焼時間の短縮も含む。なお、「状態A」では、制御部72は、バーナー1,2,3の火力を強くする指示(コンロ100を安全側とは反対側に制御する指示の一例)を受け付ける。
[4.処理の流れ]
図3を参照して、コンロ100の状態に従った、受け入れられる指示の種類が変化することを説明する。図3は、制御部72が各種のスイッチに対する操作を処理するために実行するための処理のフローチャートである。図3の処理は、たとえば、制御部72のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。
図3を参照して、コンロ100の状態に従った、受け入れられる指示の種類が変化することを説明する。図3は、制御部72が各種のスイッチに対する操作を処理するために実行するための処理のフローチャートである。図3の処理は、たとえば、制御部72のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。
図3を参照して、ステップS10にて、制御部72は、ロックスイッチ74が操作されたか否かを判断する。制御部72は、ロックスイッチ74が操作されたと判断すると(ステップS10にてYES)、ステップS18へ制御を進め、そうでなければ(ステップS10にてNO)、ステップS12へ制御を進める。
ステップS12にて、制御部72は、ロック状態がONであるか否かを判断する。制御部72は、ロック状態がONであると判断すると(ステップS12にてYES)、ステップS14へ制御を進め、そうでなければ(ステップS12にてNO)、ステップS16へ制御を進める。
ステップS14にて、制御部72は、コンロ100の動作モードを「通常モード」に設定する。ステップS16にて、制御部72は、コンロ100の動作モードを「ロックモード」に設定する。
ステップS18にて、制御部72は、コンロ100において、いずれかのスイッチが操作されたか否かを判断する。制御部72は、いずれかのスイッチが操作されたと判断すると(ステップS18にてYES)、ステップS20へ制御を進め、そうでなければ(ステップS18にてNO)、ステップS10へ制御を戻す。
ステップS20にて、制御部72は、コンロ100の動作状態(バーナーを利用した調理の実行中であるか否か)を読み出す。ステップS22にて、制御部72は、ステップS18において検出された操作が、受付可能な指示を入力する操作であるか否かを判断する。受付可能な指示であるか否かは、コンロ100の状態(たとえば、上記の状態A,B,C)と当該操作によって入力される指示とに基づいて判断される。コンロ100の状態は、たとえば、通常モードであるかロックモードであるか、および、コンロ100がバーナーを利用した調理の実行中であるか否か、に従って決定される。
制御部72は、上記操作が受付可能な指示を入力する操作であると判断すると(ステップS20にてYES)、ステップS24へ制御を進め、そうでなければ(ステップS20にてNO)、ステップS10へ制御を戻す。
ステップS24にて、制御部72は、操作に従った動作を実行する。なお、ステップS18にて検出された操作がロックスイッチ74に対する操作であった場合、制御部72は、ステップS24にて、ステップS12〜S16に従った制御を実行してもよい。
本開示において、コンロ100への指示は、コンロ100の各種スイッチ(点火スイッチ41,42,43、操作パネル51,52,53上のスイッチ、等)に対する操作として入力される。この意味において、コンロ100の各種スイッチによって入力部が実現される。なお、コンロ100は、通信機能を有していてもよく、制御部72は、ネットワークを通じて送信される信号を受信することによって指示の入力を受け付けてもよい。この場合、通信機能を実現するためのネットワークインターフェース(たとえば、ネットワークカード)によって、入力部が実現される。制御部72には、コンロ100の各種スイッチに対する操作と、ネットワークを介した信号の受信の、双方によって指示が入力されてもよい。
コンロ100において、状態Aにおける動作は通常モードにおける動作の一例であり、状態B,Cにおける動作動作はロックモードにおける動作の一例である。制御部72は、通常モード(状態A)において、ロックモード(状態B,C)では受け付けない種類の指示(バーナーの点火、バーナーの火力調整(強くする)、等)を受け付ける。この意味において、ロックモードは、通常モードに対して、入力部への入力を制限するモードである。
ロックモードにおいて調理が実行中でなければ、制御部72は、状態Bに対応する指示を受け付ける。この意味において、状態Bにおける動作は、第1ロックモードにおける動作の一例である。ロックモードにおいて調理が実行中であれば、制御部72は、状態Cに対応する指示を受け付ける。この意味において、状態Cにおける動作は、第2ロックモードにおける動作の一例である。そして、制御部72は、状態Cでは状態Bで受け付けない種類の操作を受け付ける。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3 バーナー、6 グリル、7 コントローラ、8 電池、9 スピーカ、10 天板、14,24,34 ステッピングモータ、14A,24A,34A 比例弁、72 制御部、74 ロックスイッチ、75 ソレノイドバルブ、100 コンロ。
Claims (5)
- 調理部と、
前記調理部を制御するように構成された制御部と、
前記制御部に対する指示を入力するように構成された入力部とを備えた加熱調理器であって、
前記加熱調理器の動作モードは、前記制御部が受け付ける指示が制限されるロックモードを有し、
前記ロックモードは、
前記調理部を用いた調理の期間以外の期間における第1ロックモードと、
前記調理部を用いた調理の期間における第2ロックモードとを含み、
前記第2ロックモードにおいて前記制御部が受け付ける指示は、前記第1ロックモードにおいて前記制御部が受け付ける指示とは異なる種類の指示を含む、加熱調理器。 - 前記異なる種類の指示は、前記加熱調理器を安全側に制御する種類の指示を含む、請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記安全側に制御する種類の指示は、前記調理部による加熱強度を低減する指示を含む、請求項2に記載の加熱調理器。
- 前記制御部は、前記第1ロックモードにおいて、前記調理部を用いた調理を開始する指示の入力を受け付けないように構成されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記調理部を用いた調理の期間は、前記制御部が調理シーケンスを実行する期間を含み、
前記調理シーケンスは、前記調理部が加熱動作を実行する期間と前記調理部が加熱動作を実行しない期間とを含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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JP2014163538A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Osaka Gas Co Ltd | 加熱調理システム及び加熱調理システム用アプリケーションプログラム |
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