JP2019044791A - 車両の制御装置、及び車両の制御方法 - Google Patents

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Tadaaki Hiraoka
忠明 平岡
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Abstract

【課題】ベルト滑りに起因したエレメントの傾きによるリングへのダメージを防止する。【解決手段】車両の制御装置は、リングにより結束された複数のエレメントにより構成された金属ベルト23を備える無段変速機2を有するものである。そして、複数のエレメントのエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ無段変速機への衝撃入力が予測されたとき、無段変速機のプーリ推力を上昇させるベルト保護制御を実行する変速機コントローラ(制御部)201を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ベルト無段変速機において、ベルトを保護する技術に関する。
リングにより結束された複数のエレメントを有するベルトをプーリに巻き掛けたベルト無段変速機では、ベルトに掛かるトルクの方向が頻繁に切り換わる作動条件において、隣り合うエレメントの隙間(「エンドプレー」と呼ばれる)が集中し、ベルト滑りが発生する場合がある。
これに対応するため、特許文献1には、ベルト無段変速機にてベルト滑りが検知されるとエンジントルクの上限を規制する等のベルト保護制御を実行する技術が開示されている。
特開2004−124968号公報
しかし、このエンドプレーが大きいときに、ベルト滑りを起こしてしまうと、エレメントが傾きリングを傷つけることになるが、特許文献1の技術ではベルト滑りが発生してからベルト保護制御するので、リングを傷つけるおそれを解消できない。
本発明は、ベルト滑りに起因したエレメントの傾きによるリングへのダメージを防止する車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、一形態において、リングにより結束された複数のエレメントにより構成されたベルトを備えるベルト無段変速機を有する車両の制御装置であって、複数のエレメントのエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ無段変速機への衝撃入力が予測されたとき、ベルト無段変速機のプーリ推力を上昇させるベルト保護制御を実行する制御部を備えることを特徴とする車両の制御装置を提供する。
上記形態によれば、ベルト滑りのおそれを予測できた段階でプーリ推力を早めに上昇させることでベルト滑りを事前に回避してリングへのダメージを防止できる。
図1は、本実施形態の車両の制御装置の適用対象となる無段変速機を搭載した車両の動力伝達系の全体構成を示す概略図である。 図2は、無段変速機の構成を概略的に示す説明図である。 図3は、無段変速機を構成する金属ベルトの断面図である。 図4は、無段変速機のプーリ推力Qを演算するために必要な物理量を説明するための図である。 図5は、本実施形態の車両の制御装置の制御フローである。 図6は、本実施形態の車両の制御装置に基づいて生成されたトルク容量Tcのタイムチャートであるである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(車両駆動系の構成)
図1は、本実施形態の車両の制御装置の適用対象となる無段変速機2を搭載した車両の動力伝達系(以下「駆動系P」という)の全体構成を示す概略図である。
本実施形態に係る駆動系Pは、駆動源として内燃エンジン(以下、単に「エンジン」という)1を備え、エンジン1と左右の駆動輪5とをつなぐ動力伝達経路上にベルト無段変速機(無段変速機2)を備えている。エンジン1と無段変速機2とは、トルクコンバータ(不図示)を介して接続している。無段変速機2は、エンジン1から入力した回転動力を所定の変速比で変換し、ディファレンシャルギア3を介して駆動輪5に出力する。
無段変速機2は、変速要素として入力側にプライマリプーリ21を備えるとともに、出力側にセカンダリプーリ22を備える。無段変速機2は、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22の間に巻き掛けられた金属ベルト23を備え、プライマリプーリ21、セカンダリプーリ22における金属ベルト23の接触部半径の比を互いに変化させることで、変速比を無段階に変更することが可能である。
プライマリプーリ21は、固定シーブ211と、固定シーブ211に対して同軸に回転中心軸Cp(図2)に沿って移動可能に配置された可動シーブ212と、を備える。同様に、セカンダリプーリ22は、固定シーブ221と、固定シーブ221に対して同軸に回転中心軸Cs(図2)に沿って移動可能に配置された可動シーブ222と、を備える。無段変速機2の入力軸に対してプライマリプーリ21の固定シーブ211が接続され、出力軸に対してセカンダリプーリ22の固定シーブ221が接続される。無段変速機2の変速比は、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22の可動シーブ212、222に作用する油圧を調整し、固定シーブ211、221と可動シーブ212、222との間に形成されるV溝の幅を変化させることで制御される。
本実施形態では、無段変速機2の作動油圧の発生源として、エンジン1または図示しない電動モータを動力源とするオイルポンプ6を備える。オイルポンプ6は、作動油を所定の圧力にまで昇圧させ、油圧制御回路7を介して昇圧後の作動油を可動シーブ212、222の油圧室に供給する。図1は、油圧制御回路7から各部への油圧供給経路を、矢印付きの点線により示している。
無段変速機2から出力された回転動力は、所定の減速比に設定された最終ギア列または副変速機(いずれも図示せず)及びディファレンシャルギア3を介して駆動軸4に伝達され、駆動輪5を回転させる。
(制御システムの構成及び基本動作)
エンジン1及び無段変速機2の動作は、エンジンコントローラ101、変速機コントローラ201により夫々制御される。エンジンコントローラ101及び変速機コントローラ201は、いずれも電子制御ユニットとして構成された車両の制御装置を構成するものであり、中央演算装置(CPU)、RAM及びROM等の各種記憶装置、入出力インターフェース等を備えたマイクロコンピュータからなる。
エンジンコントローラ101は、エンジン1の運転状態を検出する運転状態センサの検出信号を入力し、運転状態をもとに所定の演算を実行し、エンジン1の燃料噴射量、燃料噴射時期及び点火時期等を設定する。運転状態センサとして、運転者によるアクセルペダルの操作量(アクセル開度AO)を検出するアクセルセンサ151、エンジン1の回転速度(Ne)を検出する回転速度センサ152、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ153、ブレーキ操作のオン・オフを検出するブレーキセンサ154等が設けられるほか、図示しないエアフローメータ、スロットルセンサ、燃料圧力センサ及び空燃比センサ等が設けられている。
変速機コントローラ201(制御部)は、エンジンコントローラ101に対し、CAN規格のバスを介して互いに通信可能に接続されている。さらに、無段変速機2の制御に関連して、車両の走行速度を検出する車速センサ251、無段変速機2の入力軸の回転速度(Nin)を検出する入力側回転速度センサ252、無段変速機2の出力軸の回転速度(Nout)を検出する出力側回転速度センサ253、無段変速機2の作動油の温度を検出する油温センサ254、シフトレバーの位置を検出するシフト位置センサ255、車両が走行する路面の勾配を検知する勾配センサ256等が設けられており、これらのセンサの検出信号が変速機コントローラ201に入力する。また、変速機コントローラ201には、エンジンコントローラ101からエンジン1の運転状態としてアクセル開度AO、ブレーキのオン・オフの検出信号等が入力される。
そして、変速機コントローラ201は、シフト位置センサ255からの信号に基づき運転者により選択されたシフトレンジを判定するとともに、アクセル開度AO及び車速等に基づき無段変速機2の目標変速比を設定し、オイルポンプ6が生じさせる油圧を元圧として、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22の可動シーブ212、222に対して目標変速比に応じた所定の油圧が作用するように、油圧制御回路7に制御信号(プーリ推力Qの目標値の信号)を出力する。
さらに、変速機コントローラ201は、後述のように、無段変速機2に対して衝撃入力が入るか否かを予測できるように構成されている。
(無段変速機の構成)
図2(A)は、本実施形態に係る無段変速機2の構成を、図1に示すx−x線断面により示している。
本実施形態において、無段変速機2は、一対の可変プーリ、具体的には、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22と、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22に巻き掛けられた金属ベルト23と、を備える。図2(A)は、断面で示す都合上、プライマリプーリ21の可動シーブ212と、セカンダリプーリ22の固定シーブ221と、を示している。無段変速機2は、プッシュベルト式であり、金属ベルト23は、動力伝達要素である複数のエレメント231をその板厚方向に並べ、リング232(「フープ」または「バンド」と呼ばれる場合もある)により互いに結束することで構成される。
図3は、無段変速機2を構成する金属ベルト23の断面図であり、エレメント231を正面視により示している。
エレメント231は、既に知られたいかなる無段変速機用の金属ベルトを構成するものであってもよく、本実施形態では、概して、基部231aと、基部231aに対し、幅の狭い首部231bを介して連なる頂部231cと、から構成される。基部231aのうち左右各側の部分と、頂部231cのうち首部231bよりも幅方向wに突出する部分と、の間に隙間が形成され、この隙間にリング232を夫々嵌入することで、個々のエレメント231がリング232に装着される。そして、複数のエレメント231をリング232に対して順次同様に装着し、エレメント231の前面に設けられた凸部pと、隣り合うエレメント231の背面に設けられた凹部と、を係合することで、エレメント231が互いに結束され、金属ベルト23が構成される。本実施形態において、リング232は、積層リングであり、複数のリング部材232a〜232cを積層して構成される。
ここで、全てのエレメント231をリング232に組み付けた状態で、個々のエレメント231の間には、エンドプレーと呼ばれる僅かな隙間が存在し、金属ベルト23に掛かるトルクの方向が頻繁に切り換わる作動条件において、エンドプレーが集中する場合がある。そして、車両の走行距離が伸長し、エレメント231同士が擦れて摩耗すると、個々のエンドプレーが徐々に広がり、エンドプレーが集中した場合に、エレメント231がリング232から脱落する懸念がある。
そこで、本実施形態では、エレメント231の脱落を防止するため、エレメント支持体24が設けられている。
(エレメント支持体の構成)
図2(A)は、無段変速機2におけるプライマリプーリ21、セカンダリプーリ22、金属ベルト23及びエレメント支持体24の相対的な位置関係を示し、同図(B)は、エレメント支持体24の形状を概略的に示している。
図2(B)に示すように、エレメント支持体24は、平面視で矩形または長形状をなす板状部241と、板状部241に対してその厚み方向に延伸する軸支部242と、を有し、全体として側面視でT字状をなしている。
図2(A)に示すように、エレメント支持体24は、無段変速機2において、金属ベルト23に対してその内周側に配置され、無段変速機2のシェルに対し、軸支部242により、回転軸Crを中心として搖動自在に支持されている(図1)。
ここで、板状部241は、エレメント支持体24がシェルに対して支持された状態で、プライマリプーリ21とセカンダリプーリ22との間に介在するとともに、プライマリプーリ21の固定シーブ211及び可動シーブ212、セカンダリプーリ22の固定シーブ221及び可動シーブ222とに挟まれた状態にあり、さらに、図2(A)に示すように、金属ベルト23の内周面に近接した状態にある。ここで、本実施形態において、「近接した状態」とは、エレメント支持体24がエレメント231に接触するか、正常時に接触しないまでも、エレメント231がリング232から脱落しそうな場合に、エレメント支持体24がエレメント231に接触する程度に近い距離(例えば、10mm以内)にあることをいう。
本実施形態において、板状部241は、図2(A)に示すように、金属ベルト23がプライマリプーリ21の各シーブ面と接触する領域(図中矢印で示す回転方向に、点Pupから点Pdpまでの領域であり、以下「接触領域」という)のうち、プライマリプーリ21の回転方向に関して最も上流側の位置(以下「最上流位置」という)Pupから、金属ベルト23とセカンダリプーリ22との接触領域(Pus〜Pds)のうち、セカンダリプーリ22の回転方向に関して最も下流側の位置(以下「最下流位置」という)Pdsまでの直線範囲R全体に亘って延在するように、その長さが設定されている。そして、板状部241は、金属ベルト23のうちこの直線範囲Rの領域に対し、重力方向の下方に配置されている。
さらに、軸支部242は、回転軸Crがプライマリプーリ21(可動シーブ212)の回転中心軸Cpとセカンダリプーリ22(固定シーブ221)の回転中心軸Csとを結ぶ直線L上に位置するように、その寸法ないし長さが設定されている。エレメント支持体24は、回転軸Crがこの直線Lに対して垂直であり、回転軸Crを中心として搖動自在であることで、図2に示す断面において、プライマリプーリ21の回転中心軸Cpとセカンダリプーリ22の回転中心軸Csを結ぶ直線Lに対する傾きが可変とされている。図1に示すように、本実施形態では、エレメント支持体24に対してその傾きを調整可能に電動モータ8が配設され、変速機コントローラ201により、無段変速機2の変速比に応じて電動モータ8の動作及びエレメント支持体24の傾きが制御される。
そして、本実施形態では、図2(B)に示すように、板状部241の長さ方向の両端に、エンドプレーセンサ25が夫々配置されている。エンドプレーセンサ25は、金属ベルト23にエンドプレーの集中が生じた場合にこれを検知するか、集中したエンドプレーの大きさを測定するものである。エンドプレーセンサ25として、例えば、光学式(反射光の強度を検知)、磁気式(磁束密度を検知)及び渦電流式(インピーダンスを検知)等、各種センサを採用することができる。
(プーリ推力Qの演算手順)
図4は、無段変速機のプーリ推力Qを演算するために必要な物理量を説明するための図である。図4に示すように、プライマリプーリ21(セカンダリプーリ22も同様)は、金属ベルト23との接触プーリ幅が可変となるように制御される可動シーブ212と固定シーブ211を備え、互いのシーブ面(対向面)を円錐状に形成して両者の間にV字状のプーリ溝を形成し、このプーリ溝の金属ベルト23が巻きかけられている。そして、可動シーブ212が軸方向に移動することでプーリ溝幅を連続的に変更することで無段変速機2の変速比を変更するように構成されている。
ここで、金属ベルト23が伝達可能な伝達トルクTは、金属ベルト23とプーリ(プライマリプーリ21)間の摩擦係数によって決定され、伝達トルクTは、次のように表現される。
Figure 2019044791
但し、T:伝達トルク
Q:プーリ推力(プーリ圧力)
μ:金属ベルト23とプーリ間の摩擦係数(一定)
r:金属ベルトの走行半径
α:プーリ溝の頂角
とする。
従って、金属ベルト23がプーリに対して滑ることなく、伝達トルクTを伝達するために必要な最低限のプーリ推力Qは、次のように表現される。
Figure 2019044791
このように、伝達トルクTに対して常に必要最小限のプーリ推力Qで金属ベルト23を挟持すれば、金属ベルト23の滑りを抑制して金属ベルト23の耐久性とトルクの伝達効率を好適に維持することができる。しかし、無段変速機2においては、上記数式(2)に基づいて変速比(走行半径r)と伝達トルクTに応じた必要最低限のプーリ推力Qを算出し、これに2−3割の安全率Sfを乗じて、可動シーブ212を固定シーブ211に向けて付勢している。
上記安全率を考慮したプーリ推力Qは、次のように表現される。
Figure 2019044791
ただし、安全率Sfは、Sf=1.2−1.3程度の一定値である。
ところで、エンドプレーが所定量発生しているときに急激なトルク入力(トルクの衝撃入力)があると、金属ベルト23がプーリに対して滑る場合がある。金属ベルト23が滑るとエレメント231は傾斜し、エレメント231が傾斜した状態でプーリに挟持される。このとき、リング232がエレメント231の基部231aの上端の端部(角部)に押圧される。よって、リング232が当該端部から大きな応力を受けることで傷つき、リング232の耐久性が低下するおそれがある。
上記の衝撃入力とは、例えば以下の場合が考えられる。
(A)登坂路における後退時に前進レンジ(Dレンジ)が選択された場合
これは、例えば、坂道で後進レンジ(Rレンジ)(またはニュートラルレンジ(Nレンジ))とは気がつかずにブレーキを離して後退してしまい、慌ててDレンジにシフトして発進する場合である。このとき、無段変速機2(プライマリプーリ21、金属ベルト23)は、前進レンジに切り替わる際にプーリの回転方向とは逆方向の大きなトルクを受ける。
(B)降坂路における前進時に後進レンジ(Rレンジ)が選択された場合:これは、例えば、坂道でDレンジ(またはNレンジ)とは気がつかずにブレーキを離して前進してしまい、慌ててRレンジにシフトして後退発進する場合である。このとき、無段変速機2は、後進レンジに切り替わる際にプーリの回転方向とは逆方向の大きなトルクを受ける。
(C)ブレーキオンでアクセル開度が所定以上の状態からブレーキオフに移行した場合:これは、例えば、ブレーキを踏んだ状態でアクセルを全開にして、ストール状態からブレーキをリリースして急発進する場合である。このとき、無段変速機2は、ブレーキオフによりトルクコンバータ(不図示)が締結されることで、プーリの回転方向とは逆方向の大きなトルクを受ける。
(D)ブレーキオフから所定時間以内にアクセル開度(AO)(目標値)が所定量以上になった場合:これは、例えば、ブレーキからアクセルに踏み変えて急発進する場合である。このとき、無段変速機2は、急発進により、プーリの回転方向とは逆方向の大きなトルクを受ける。
(E)走行中、所定時間以内にDレンジからDレンジ以外のレンジを経てDレンジへ移行した場合:これは、例えば、高速走行中にアクセルを戻して一旦Nレンジにシフトさせ、所定時間以内にDレンジにシフトさせることで高速走行に戻すことが予測できる場合である。このとき、無段変速機2は、Nレンジから前進レンジに移行するときにプーリの回転方向とは逆方向の大きなトルクを受ける。
上記(A)−(E)のような衝撃入力があった場合には、上記数式(3)に基づいてプーリ推力Qの目標値を設定しても、当該目標値に基づいて生成されるトルク容量Tcの立ち上がりが、無段変速機2に入力される入力トルクTiの立ち上がりに対応できず、トルク容量Tcが入力トルクTiよりも立ち上がり段階で下回るおそれがある。そして、このときにエンドプレー量が所定量以上であれば金属ベルト23が滑るおそれがある。
しかし、上記(A)及び(B)の場合は、車両が登坂路であるかまたは降坂路であるか(所定の傾斜角度以上か否か)は勾配センサ256が検知可能であり、前進レンジが選択されたことはシフト位置センサ255が検知可能である。
(C)の場合は、ブレーキのオン・オフはブレーキセンサ154により検知可能であり、アクセル開度AOは、アクセルセンサ151により検知可能である。
(D)の場合は、変速機コントローラ201がタイマー(不図示)を備えることで、ブレーキオフの検知信号を受けてから所定時間以内にアクセル開度AOが所定量以上となるか否かが検出可能である。
(E)の場合は、変速機コントローラ201がアクセルを戻してから前進レンジにシフトするまでの所定時間をタイマーで計測し、車速センサ251がアクセルを戻す前の車速と、前進レンジにシフトする際の車速との差分により判断可能である。
よって、変速機コントローラ201は、上記(A)−(E)のいずれの衝撃入力の場合であっても、これらを事前に予測することができる。
また、エンドプレーの量は、エンドプレー集中箇所において、エンドプレーセンサ25により検知可能である。上記のように、エンドプレー集中箇所は、金属ベルト23とプライマリプーリ21との接触領域(Pup〜Pdp)のうちの回転最上流位置Pup、又は、金属ベルト23とセカンダリプーリ22との接触領域(Pus〜Pds)のうち回転最下流位置Pdsである(図2参照)。そして、エンドプレーが無いときのエンドプレーセンサ25の測定値とエンドプレーがあるときのエンドプレーセンサ25の測定値の差分が所定量を超えた場合に、変速機コントローラ201は金属ベルト23が滑るおそれがあると判断することができる
さらに、プーリ推力Qの上昇速度は目標値を高くするほど早く立ち上がり、トルク容量Tcを入力トルクTiよりも常に高い状態となるように制御することができる。しかし、当該目標値を高いまま維持すると、金属ベルト23の耐久性とトルクの伝達効率を好適に維持することはできない。
そこで、本実施形態では、エンドプレーが所定量以上に発生し、且つ衝撃入力が予測された場合にプーリ推力Qの目標値を衝撃入力がないときの通常の目標値よりも高い目標値(初期目標値)に設定することで、トルク容量Tcが入力トルクTiよりも高い状態にすることで金属ベルト23の滑りを回避し、衝撃入力の影響が無くなった段階でプーリ推力Qを入力トルクTiに対応した通常の目標値(最終目標値Qf)に設定する制御を行っている。
(変速機コントローラ201の制御)
図5は、本発明の車両の制御装置(変速機コントローラ201)の制御フローである。本実施形態の変速機コントローラ201による制御フローについて説明する。
図5に示すように、変速機コントローラ201は、ステップS1−ステップS4の動作とステップS5及びステップS6の動作を並行して行い、金属ベルト23に滑りのおそれがないと判断したときは、ステップS12及びステップS13の動作を行い、滑るおそれがあると判断したときは、ステップS7−ステップS11の動作を行う。
ステップS1において、変速機コントローラ201は、車両の運転状態、すなわちアクセル開度AO、無段変速機2の入力側回転数Nin、無段変速機2の出力側回転数Nout、エンジン回転数Ne、シフトレバーの位置等の情報を読み込む。
ステップS2において、変速機コントローラ201は、ステップS1で読み込んだ車両の運転状態に応じた目標変速比を演算する。また、変速機コントローラ201は、無段変速機2の実変速比(Nin/Nout)を求め、実変速比と目標変速比の偏差に基づいて油圧制御回路7の制御を行う。なお、目標変速比の演算は、例えば車速とアクセル開度AOに応じて予め設定された変速マップ等に基づいて行われる。
ステップS3において、変速機コントローラ201は、エンジン回転数Ne及びアクセル開度AOの情報から伝達トルクTを演算する。伝達トルクTの演算は、例えば、エンジン回転数Neとアクセル開度AOに応じて予め設定されたエンジントルクマップ等に基づいて行われる。
ステップS4において、変速機コントローラ201は、ステップS2で求めた目標変速比(走行半径r)、ステップS3で求めた伝達トルクT、及び上記数式(3)を用いてプーリ推力Qの目標値(最終目標値Qf)を算出する。
ステップS5において、変速機コントローラ201は、エンドプレーが所定量以上になったか否かを判断し、Yes(是)であればステップS6に移行し、No(否)であればステップS12に移行する。
ステップS6において、変速機コントローラ201は、無段変速機2に対して上記(A)−(E)等の衝撃入力が入力されるか否かを予測し、Yes(是)であればステップS7に移行し、No(否)であればステップS12に移行する。
金属ベルト23の滑りが予測される場合、ステップS7において、変速機コントローラ201は、プーリ推力Qの目標値を、油圧制御回路7の最大出力となる最大値Qmax(初期目標値)に設定するとともに、最大値Qmaxの設定の継続時間(図6:t3−t1)を算出する。この継続時間の算出は、最大値Qmax、最大値Qmaxと最終目標値Qfとの差分、作動油の温度(粘性抵抗)等により定まるものであり、予め設定された継続時間算出用のマップ等に基づいて行われる。なお、継続時間は、最大値Qmaxにより生成されるトルク容量Tc(Qmax)が最終目標値Qfにより生成されるトルク容量Tc(Qf)の収束値(伝達トルクT)に一致するまでの時間とすることもできるし、その近傍の前後の時間とすることもできる。
ステップS8において、変速機コントローラ201は、設定された目標値(Qmax)に基づき、上記継続時間を経過するまでの間(図6:t1≦t<t3)、油圧制御回路7を介してプーリ推力Qを制御する。なお、ステップS5とステップS6は行う順番を逆にしてもよいし、同時に行ってもよい。ステップS5とステップS6を同時に行う場合は、エンドプレー量が所定量以上で、且つ衝撃入力が予測されたときにステップS7に移行し、それ以外の場合は、ステップS12に移行する。
ステップS9において、変速機コントローラ201は、目標値(Qmax)を設定したのち上記継続時間(t3−t1)を経過したか否か判断し、Yes(是)であれば、ステップS10に移行し、No(否)であればステップS8に戻る。
ステップS10において、変速機コントローラ201は、プーリ推力Qの目標値を初期目標値(最大値Qmax)から最終目標値Qfに切り替える。
ステップS11において、変速機コントローラ201は、設定された目標値(Qf)に基づいて、油圧制御回路7を介してプーリ推力Qを制御する。これにより、トルク容量Tc(Qf)は、伝達トルクTに収束する。
金属ベルト23の滑りが予測されない場合、ステップS12において、変速機コントローラ201は、プーリ推力Qの目標値を最終目標値Qfに設定する(図6:t=t1)。
ステップS13において、変速機コントローラ201は、設定された目標値(Qf)に基づいて、油圧制御回路7を介してプーリ推力Qを制御する(図6:t1≦t)。これにより、トルク容量Tc(Qf)は、伝達トルクTに収束する。
図6は、本実施形態の車両の制御装置(変速機コントローラ201)に基づいて生成されたトルク容量Tcのタイムチャートである。
図6では、上記(A)の衝撃入力があったことを考慮してプーリ推力Qの目標値を設定(図5:ステップS7〜ステップS11)した場合のトルク容量Tcと、当該衝撃入力を考慮せずにプーリ推力Qの目標値を設定(図6:ステップS12及びステップS13に相当)した場合のトルク容量Tc’と、無段変速機2に入力される入力トルクTiと、の時間変化(t0−t7)を示している。
また図6では、時刻t0からt1の間は、シフト位置がRレンジ(またはNレンジ)で車両が登り坂を下っており、時刻t1でシフト位置をRレンジからDレンジに切替えることで車両が減速し、時刻t7で車両が一旦停止し、以降車両が登り坂を登っていく状況を想定している。
入力トルクTiは、時刻t1までは一定の値となっている。しかし、時刻t1を過ぎるとDレンジに切り替わることで無段変速機2のプーリの回転方向と逆向きのトルクが印加され入力トルクTiが急激に増加し、場合によってはオーバーシュートしつつ、アクセル開度AO及び変速比等に基づいて所定の高い値に収束する。
伝達トルクTは、Rレンジ時のトルク容量Tc,Tc’であり、またDレンジに切替え後のトルク容量Tc,Tc’の収束値であるが、安全率Sfの割合で入力トルクTiよりも高い値となっている。
トルク容量Tc’は、時刻t0から時刻t1までの間はRレンジ時の伝達トルクTと同じ値であり、時刻t1以降でプーリ推力Qの目標値(Qf)に基づいて立ち上がり、時刻t6でDレンジに切替え後の伝達トルクTに収束している。
しかし、時刻t1以降におけるトルク容量Tc’は、衝撃入力を考慮しないプーリ推力Q(=Qf)に基づいて立ち上がるので、その立ち上がり速度が遅く、時刻t2から時刻t5の間では、入力トルクTiよりも低くなっている。この場合に、エンドプレーが所定量未満であれば、無段変速機2の金属ベルト23が滑るおそれはないが、エンドプレーが所定量以上であると金属ベルト23が滑るおそれがある。
トルク容量Tcは、時刻t0から時刻t1までの間はRレンジ時の伝達トルクTと同じ値であり、時刻t1以降でプーリ推力Qの目標値(Qmax)に基づいて立ち上がり、時刻t3以降はプーリ推力Qの目標値(Qf)に基づいて飽和し、時刻t4でDレンジに切替え後の伝達トルクTに収束している。
時刻t1以降におけるトルク容量Tcは、衝撃入力を考慮したプーリ推力Q(=Qmax)に基づいて立ち上がるので、その立ち上がり速度が速く、時刻t2から時刻t5の間においても入力トルクTiより高くなっており、エンドプレーが所定量以上であっても金属ベルト23が滑るおそれはなく、時刻t1以降における変速機コントローラ201の制御が金属ベルト23に対するベルト保護制御となっている。
また、変速機コントローラ201は、時刻t3以降でプーリ推力Qの目標値をQfに切替えているので、トルク容量Tcの不必要な上昇を避け、金属ベルト23の耐久性及び伝達効率の低下を回避している。
図6において、プーリ推力Qの目標値を初期目標値(例えば、Qmax)から最終目標値Qfに切り替えるときに、トルク容量Tcが伝達トルクTよりも大きくなっている場合、トルク容量Tcはオーバーシュートとなって伝達トルクTに収束する。
なお、プーリ推力Qの目標値をQmaxとしたときのトルク容量Tcがその収束値に当たちしても、金属ベルト23の耐久性及び伝達効率が低下しないのであれば、時刻t1以降の最後までプーリ推力Qの目標値をQmaxとすることも可能である。また、初期目標値を油圧制御回路7の最大出力となる最大値Qmaxとしたが、上記のようにトルク容量Tcが入力トルクTiよりも小さくなる関係を維持する範囲で、Qmaxよりも低い値に設定してもよい。
(本実施形態の効果)
上記のように、本実施形態の車両の制御方法は、リング232により結束された複数のエレメント231により構成された金属ベルト23を備える無段変速機2を有する車両の制御方法であって、複数のエレメント231のエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ無段変速機2への衝撃入力が予測されたとき、無段変速機2のプーリ推力Qを上昇させるベルト保護制御を実行することを特徴とする。
これを実現する本実施形態の車両の制御装置は、リング232により結束された複数のエレメント231により構成された金属ベルト23を備える無段変速機2を有するものである。そして、複数のエレメント231のエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ無段変速機2への衝撃入力が予測されたとき、無段変速機2のプーリ推力Qを上昇させるベルト保護制御を実行する変速機コントローラ201(制御部)を備えることを特徴とする。
より詳細には、本実施形態の車両の制御装置は、リング232により結束された複数のエレメント231により構成された金属ベルト23を備える無段変速機2を有するものである。そして、複数のエレメント231のエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ無段変速機2への衝撃入力が予測されたとき、無段変速機2のプーリ推力Qの目標値を無段変速機2への入力トルクTiに対応するプーリ推力Qの最終目標値Qfよりも高い値となる初期目標値(例えば、Qmax)に設定する変速機コントローラ201(制御部)を備えることを特徴とする。
エンドプレーが所定量よりも大きいことと、金属ベルト23が滑ることの双方が揃った場合にリング232が傷つくおそれがある。しかし、上記構成により、ベルト滑りを予測できたときは、プーリ推力Qの目標値により生成される無段変速機2のトルク容量Tcが、最終目標値Qfよりも高い初期目標値(例えば、Qmax)により立ち上がるので、トルク容量Tcを無段変速機2に入力される入力トルクTiよりも高い値を維持することができ、金属ベルト23が滑らないようにすることで、前記両者の条件が揃うことを防止する。従って、ベルト滑りのおそれを予測できた段階でプーリ推力Qを早めに上昇させることでベルト滑りを事前に回避してリング232へのダメージを防止できる。また衝撃入力が予測されるときであっても、エンドプレー量が所定量未満であればそもそもベルト滑りは発生しないので、エンドプレー量が所定量未満のときにプーリ推力Qの上昇(プーリ推力Qの目標値を通常よりも高く設定する操作)を行わないことにより、プーリ推力Qの上昇の頻度を低下させて燃費の悪化を防止することができる。(請求項1,2,6に対応する効果)。
初期目標値は、プーリ推力Qの最大値Qmaxであることを特徴とする。これによりトルク容量Tcを迅速に立ち上げ、ベルト滑り防止の信頼性を高めることができる(請求項3に対応する効果)。
変速機コントローラ201(制御部)は、初期目標値(例えば、Qmax)を設定後(t=t1)、所定時間経過後(t=t3)にプーリ推力Qの目標値を初期目標値から最終目標値Qfに切り替えることを特徴とする。これにより、衝撃入力の影響が解消後に発生し得る金属ベルト23の伝達効率の低下を回避することができる(請求項4に対応する効果)。
衝撃入力の予測は、登坂路における後退時に前進レンジが選択されたこと、降坂路における前進時に後進レンジが選択されたこと、ブレーキオンでアクセル開度AOが所定以上の状態からブレーキオフに移行したこと、ブレーキオフから所定時間以内にアクセル開度AOが所定量以上になったこと、走行中、所定時間以内に前進レンジから前進レンジ以外のレンジを経て前進レンジへ移行したこと、のいずれかにより行われることを特徴とする。これにより、金属ベルト23が滑る前に、且つ減速度に関わらず、衝撃入力及びこれに伴うベルト滑りを確実に予測してリング232へのダメージを防止できる(請求項5に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において、様々な変更及び修正を成し得ることはいうまでもない。
2 無段変速機
23 金属ベルト
231 エレメント
232 リング
201 変速機コントローラ

Claims (6)

  1. リングにより結束された複数のエレメントにより構成されたベルトを備えるベルト無段変速機を有する車両の制御装置であって、
    前記複数のエレメントのエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ前記ベルト無段変速機への衝撃入力が予測されたとき、前記ベルト無段変速機のプーリ推力を上昇させるベルト保護制御を実行する制御部を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記制御部は、前記ベルト保護制御において、前記ベルト無段変速機の前記プーリ推力の目標値を前記ベルト無段変速機への入力トルクに対応する前記プーリ推力の最終目標値よりも高い値となる初期目標値に設定することを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両の制御装置において、
    前記初期目標値は、前記プーリ推力の最大値であることを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項2または3に記載の車両の制御装置において、
    前記制御部は、
    前記初期目標値を設定後、所定時間経過後に前記プーリ推力の目標値を前記初期目標値から前記最終目標値に切り替えることを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記衝撃入力の予測は、
    登坂路における後退時に前進レンジが選択されたこと、
    降坂路における前進時に後進レンジが選択されたこと、
    ブレーキオンでアクセル開度が所定以上の状態からブレーキオフに移行したこと、
    ブレーキオフから所定時間以内にアクセル開度が所定量以上になったこと、
    走行中、所定時間以内に前進レンジから前進レンジ以外のレンジを経て前進レンジへ移行したこと、
    のいずれかにより行われることを特徴とする車両の制御装置。
  6. リングにより結束された複数のエレメントにより構成されたベルトを備えるベルト無段変速機を有する車両の制御方法であって、
    前記複数のエレメントのエンドプレー集中箇所におけるエンドプレー量が所定量以上で、且つ前記ベルト無段変速機への衝撃入力が予測されたとき、前記ベルト無段変速機のプーリ推力を上昇させるベルト保護制御を実行することを特徴とする車両の制御方法。
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