JP2018154145A - 車両の制御装置および車両の制御方法 - Google Patents

車両の制御装置および車両の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電動オイルポンプに頼らずに減速走行時における作動油の供給不足を抑制する。【解決手段】エンジンと、エンジンにより駆動されるオイルポンプと、オイルポンプから作動油が供給され、エンジンから入力した動力を所定の変速比で出力するバリエータと、を備える。車速VSPとエンジンの回転速度NEとに応じてバリエータの変速比Rvを変化させる制御部(変速機コントローラ)を設け、ブレーキがオンになると(時刻t2)、エンジンの回転速度NEを上昇させ、回転速度NEの上昇後、ブレーキのブレーキ力が弱められた場合に(時刻t3)、エンジンの回転速度NEを維持する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の駆動源により駆動されるオイルポンプを備える車両の制御装置および制御方法に関する。
特許文献1には、減速走行時における作動油の供給不足を解消するための手段として電動オイルポンプを設け、低速域で電動オイルポンプを作動させて、機械駆動オイルポンプの吐出量を補うことが開示されている。
特開2014−034983号公報(段落0007、0014)
しかし、特許文献1の技術は、電動オイルポンプの容量が小さいと、機械駆動オイルポンプの吐出量を充分に補うことができない場合がある。さらに、電動オイルポンプが設けられていない車両に適用することはできない。
本発明は、電動オイルポンプに頼らずに減速走行時における作動油の供給不足を抑制可能な車両の制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、一形態において、駆動源と、駆動源により駆動されるオイルポンプと、オイルポンプから作動油が供給され、駆動源から入力した動力を所定の変速比で出力する無段変速機と、を備える車両の制御装置を提供する。本形態では、車速と駆動源の回転速度とに応じて無段変速機の変速比を変化させる制御部を設け、制御部により、ブレーキがオンになると、駆動源の回転速度を所定の値以上に上昇させ、駆動源の回転速度を上昇させた後、ブレーキのブレーキ力が弱められた場合に、駆動源の回転速度を所定の値以上に維持する。
さらに、他の形態では、駆動源と、駆動源により駆動されるオイルポンプと、オイルポンプから作動油が供給され、駆動源から入力した動力を所定の変速比で出力する無段変速機と、を備える車両を制御する、車両の制御方法を提供する。車速と駆動源の回転速度とに応じて無段変速機の変速比を変化させ、ブレーキがオンになると、駆動源の回転速度を所定の値以上に上昇させ、駆動源の回転速度を上昇させた後、ブレーキのブレーキ力が弱められた場合に、駆動源の回転速度を所定の値以上に維持する。
上記形態によれば、減速走行時に駆動源の回転速度を所定の値以上に上昇させ、オイルポンプが供給可能な油量を増大させることができる。これにより、容量(ポンプ1回転当たりの吐出量)が比較的小さなオイルポンプによっても必要な油量を確保し、定常走行時におけるオイルポンプの駆動トルクを不要に増大させることなく、減速走行時の作動油の供給不足を抑制することが可能となる。さらに、回転速度の上昇後、ブレーキ力が弱められた場合に、駆動源の回転速度を所定の値以上に維持することで、ブレーキ力が弱められた後の加速に備え、回転速度の低下に伴う不要なアップシフトを回避することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両駆動系の全体的な構成を示す概略図である。 図2は、同上実施形態に係るエンジン回転上昇制御の流れを示すフローチャートである。 図3は、同上エンジン回転上昇制御におけるエンジン回転復帰処理の内容を示すフローチャートである。 図4は、本発明の一実施形態に係る変速マップの傾向を示す説明図である。 図5は、同上実施形態に係るエンジン回転上昇制御による場合の車両駆動系の動作を示す説明図である。 図6は、同上エンジン回転上昇制御による場合の車両駆動系の動作の他の例を示す説明図である。 図7は、本発明の他の実施形態に係るエンジン回転上昇制御の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(車両駆動系の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る車両駆動系Pの全体構成を概略的に示している。
本実施形態において、車両駆動系Pは、内燃エンジン(以下、単に「エンジン」という)1を駆動源として備え、エンジン1と左右の駆動輪7とをつなぐ動力伝達経路上に自動変速機TMを備えている。自動変速機TMは、無段変速機であり、エンジン1に近い側から順に、トルクコンバータ2、前後進切替機構3およびバリエータ4を備えている。自動変速機TMは、エンジン1から入力した回転動力を所定の変速比で変換し、ディファレンシャルギア5を介して駆動輪7に出力する。
トルクコンバータ2は、トルクコンバータ2の入力軸に接続されたポンプインペラ21と、トルクコンバータ2の出力軸に接続されたタービンランナ22と、を備え、入力した回転動力を、流体の力学的作用を介して出力軸に伝達する。トルクコンバータ2は、さらに、出力軸に接続されたロックアップクラッチ23を備え、ロックアップクラッチ23を締結状態とすることで、入力軸と出力軸とを直結させ、流体接続による伝達損失を削減することが可能である。ロックアップクラッチ23の締結および解放は、ロックアップクラッチ23に作用する油圧を制御することで切り替えられる。
前後進切替機構3は、トルクコンバータ2とバリエータ4との間に配置され、出力軸の回転方向を切り替えることで、車両の進行方向を前進か後退かで切り替える。前後進切替機構3は、前進レンジ選択時に締結される前進クラッチ31と、後退レンジ選択時に締結される後退ブレーキ32と、を備え、前進クラッチ31が締結された状態で車両を前進させ、後退ブレーキ32が締結された状態で車両を後退させる。前進レンジが選択されているか後退レンジが選択されているかは、運転者により操作されるシフトレバーの位置に基づき判断される。前後進切替機構3の動作は、前進クラッチ31および後退ブレーキ32に作用する油圧を調整することで制御される。
バリエータ4は、変速要素として、プライマリプーリ41およびセカンダリプーリ42を備えるとともに、これら一対のプーリ41、42の間に巻き掛けられた金属ベルト43を備え、プライマリプーリ41およびセカンダリプーリ42における金属ベルト43の接触径の比を変化させることで、変速比を無段階に変更することが可能である。バリエータ4の変速比は、プライマリプーリ41およびセカンダリプーリ42の可動シーブに作用する油圧を調整し、可動シーブと固定シーブとの間に形成されるV溝の幅を変化させることで制御される。プライマリプーリ41の回転速度(以下「入力回転速度」という場合がある)Npriをセカンダリプーリ42の回転速度(以下「出力回転速度」という場合がある)Nsecで除した値を、バリエータ4の変速比とする(=Npri/Nsec)。
自動変速機TMから出力された変速後の回転動力は、所定のギア比に設定されたギア列およびディファレンシャル5を介して駆動軸6に伝達され、駆動輪7を回転させる。
本実施形態では、トルクコンバータ2のロックアップクラッチ23、前後進切替機構3の摩擦締結要素31、32およびバリエータ4の変速要素41、42に作用させる油圧の発生源として機械駆動式のオイルポンプ8を備える。オイルポンプ8は、エンジン1の出力により駆動され、作動油を所定の圧力にまで昇圧させ、油圧制御回路9を介して各部に供給する。図1は、油圧制御回路9から各部への油圧供給経路を、矢印付きの点線により示している。本実施形態では、トルクコンバータ2のポンプインペラ21とオイルポンプ8の回転軸(ポンプロータ)とが動力伝達媒体を介して接続されており、オイルポンプ8に対し、動力伝達媒体を介してエンジン1の回転動力が伝達される。
(制御系の構成および基本動作)
エンジン1および自動変速機TMの動作は、エンジンコントローラ101、変速機コントローラ201により夫々制御される。これらのコントローラ101、201は、いずれも電子制御ユニットとして構成され、中央演算装置(CPU)、RAMおよびROM等の各種記憶装置、入出力インターフェース等を備えたマイクロコンピュータからなる。
エンジンコントローラ101は、エンジン1の運転状態を検出する運転状態センサの検出信号を入力し、運転状態をもとに所定の演算を実行し、エンジン1の燃料噴射量、燃料噴射時期および点火時期等を設定する。
本実施形態では、運転状態センサとして、運転者によるアクセルペダルの操作量(以下「アクセル開度」という)APOを検出するアクセルセンサ111、エンジン1の回転速度を検出する回転速度センサ112、エンジン冷却水の温度TWを検出する冷却水温度センサ113等が設けられるほか、図示しないエアフローメータ、スロットルセンサおよび空燃比センサ等が設けられている。
変速機コントローラ201は、本実施形態に係る「制御部」の機能を奏するものであり、変速機コントローラ201および油圧制御回路9を含んで本実施形態に係る「車両の制御装置」が構成される。本実施形態では、変速機コントローラ201のみにより「制御部」の機能を実現するが、「制御部」の機能は、複数のコントローラに分散させることも可能であり、例えば、エンジンコントローラ101および変速機コントローラ201で協働して「制御部」の機能を奏するように構成してもよい。
本実施形態では、自動変速機TMの制御に関連して、車両の走行速度(以下「車速」という)VSPを検出する車速センサ211、運転者によるブレーキペダルの踏込量を示すブレーキ踏力BPFを検出するブレーキセンサ212、プライマリプーリ41の回転速度(単位時間当たりの回転数であり、以下「プライマリプーリ回転数」という)Npriを検出する入力側回転速度センサ213、セカンダリプーリ42の回転速度(単位時間当たりの回転数であり、以下「セカンダリプーリ回転数」という)Nsecを検出する出力側回転速度センサ214、プライマリプーリ41に作用する作動油の圧力(以下「プライマリ油圧」という)Ppriを検出するプライマリ油圧センサ215、セカンダリプーリ42に作用する作動油の圧力(以下「セカンダリ油圧」という)Psecを検出するセカンダリ油圧センサ216、自動変速機TMの作動油の温度(以下、単に「油温」という)Toilを検出する油温センサ217、シフトレバーの位置(以下「シフト位置」という)SFTを検出するシフト位置センサ218等が設けられている。本実施形態において、車速センサ211は、駆動輪7の回転速度を測定可能に設けられており、変速機コントローラ201は、車速センサ211の検出信号に基づき車速VSPを算出する。
変速機コントローラ201は、エンジンコントローラ101に対し、CAN規格のバスを介して互いに通信可能に接続されており、エンジンコントローラ101からアクセル開度APO等のエンジン1の運転状態を示す信号を入力する。
変速機コントローラ201は、アクセル開度APOおよび車速VSP等を示す各種信号に基づき自動変速機TM(本実施形態では、バリエータ4)の目標変速比tRvを設定し、バリエータ4の実際の変速比Rvを目標変速比tRvに近付けるように、プライマリ油圧Ppriおよびセカンダリ油圧Psecを制御する。具体的には、オイルポンプ8が発生させる油圧を元圧として、プライマリプーリ41およびセカンダリプーリ42に夫々所定の油圧が作用するように、油圧制御回路9に制御信号を出力する。
図4は、目標変速比設定マップを示している。目標変速比設定マップは、車速VSPに対する入力回転速度(プライマリプーリ回転数Npri)をアクセル開度APOごとに割り付けたものである。変速機コントローラ201は、アクセル開度APOおよび車速VSPによりこの変速マップを参照することで入力回転速度Npriを決定し、入力回転速度Npriと車速VSP(セカンダリプーリ回転数Nsec)との比を求めることで、バリエータ4の目標変速比tRvを設定する。
変速機コントローラ201は、上記通常の変速制御に加え、車両の減速走行時にバリエータ4の変速比を低速側に変化させる制御(以下「Low戻し制御」という)を実行する。Low戻し制御により、再加速または停車後の再発進に際して駆動力を確保し、円滑な再加速または発進性を実現することが可能となる。本実施形態では、Low戻し制御により、バリエータ4の変速比をバリエータ4がとり得る最大変速比(以下「最Low変速比」という)にまで増大させる。
ここで、運転者によるブレーキペダルの踏込みが深く、減速度が高い(換言すれば、減速度の絶対値が大きい)場合を想定する。この場合は、バリエータ4の変速比が最Low変速比に到達しておらず、Low戻し制御が完了しないうちに車両が停止することが考えられる。大型のオイルポンプを搭載することにより大油量高油圧を確保し、急停車に際して最Low変速比に到達させるようにすることも考えられるが、大型化に伴いオイルポンプの駆動トルクが増大するため、定常走行時にエンジン1に対して必要以上に大きな負荷をかけることになる。
そこで、本実施形態では、大型のオイルポンプによらずにLow戻し制御を達成可能とするため、減速走行時に運転者によるブレーキの操作と連係してエンジン1の回転速度を上昇させる制御(以下「エンジン回転上昇制御」という)を実行する。変速機コントローラ201により実行されるエンジン回転上昇制御について、以下にフローチャートを参照して説明する。
(エンジン回転上昇制御の内容)
図2は、本実施形態に係るエンジン回転上昇制御の流れを示している。
S101では、アクセル開度APO、車速VSPおよびブレーキ踏力BPF等、運転状態を示す信号を読み込む。
S102では、アクセルオフの状態にあるか否かを判定する。具体的には、アクセル開度APOに基づき、アクセルペダルが完全に戻された状態にあるか否かを判定する。アクセルオフの状態にある場合は、S103へ進み、アクセルオフの状態にない場合は、S105へ進む。
S103では、ブレーキオンの状態にあるか否かを判定する。具体的には、運転者がブレーキペダルを踏み込む力であるブレーキ踏力BPFに基づき、ブレーキ踏力BPFが所定の閾値BPF1に達した場合に(BPF≧BPF1)、ブレーキペダルが踏み込まれていると判定する。ブレーキオンの状態にある場合は、S104へ進み、ブレーキオンの状態にない場合は、S105へ進む。
ブレーキ踏力BPFに加えまたはこれに代えてブレーキ踏力BPFの変化率を考慮し、例えば、ブレーキ踏力BPFの変化率が大きいときと小さいときとでブレーキペダルが踏み込まれているか否かを判定する際の閾値BPF1を切り換え、大きいときは、小さいときよりも閾値を小さく設定するようにしてもよい。これにより、急停車時により早いタイミングでブレーキオンの状態にあると判断することが可能となる。さらに、ブレーキオンの状態にあるか否かの判定は、ブレーキ踏力BPFに限らず、ブレーキスイッチのオンオフを示す信号、ブレーキペダルの踏込量を示す信号等により行うことも可能である。
S104では、エンジン1の回転速度NEを、変速マップ上の入力回転速度Npriに応じた現在の回転速度から所定の目標上昇回転速度N1に上昇させる。本実施形態では、上昇後の回転速度の目標値(目標上昇回転速度)N1を設定することでエンジン1の回転速度NEを上昇させることとするが、回転速度の上昇代ΔNを設定し、現在の回転速度に上昇代ΔNを加えた値を目標上昇回転速度としてもよい。変速機コントローラ201は、回転速度NEの上昇に応じた分だけバリエータ4の変速比Rvを増大させる。換言すると、エンジン1の回転速度NEを上昇させることによりバリエータ4をダウンシフトさせる。他方で、変速機コントローラ201は、エンジン1に対し、目標上昇回転速度N1とともに回転速度の上昇を指示する信号を出力する。エンジンコントローラ101は、回転速度上昇指令を入力すると、燃料噴射量の増量補正等によりエンジン1の回転速度NEを上昇させる。
そして、次に述べるエンジン回転復帰処理を実行した後、制御を終了する。
S105では、目標変速比設定マップを参照し(図4)、エンジン1の回転速度NEをアクセル開度APOに応じた通常の変速線に沿って制御する。
図3は、エンジン回転復帰処理の具体的な内容を示している。
S201では、ブレーキ力が弱められたか否かを判定する。具体的には、ブレーキ踏力BPFに基づき、ブレーキペダルが元の位置に戻されたブレーキオフの状態にあるか否かを判定し、ブレーキペダルが完全に戻されている場合に(BPF=0)、ブレーキ力が弱められたと判定する。ブレーキ力が弱められたか否かの判定は、ブレーキオフの状態にあるか否かによるほか、運転者がブレーキペダルを踏み込む力が減少し、完全に戻されてはいないまでもブレーキペダルの踏込量が減少したか否かにより行うことも可能である。ブレーキ力が弱められた場合は、S202へ進み、弱められていない場合は、S204へ進む。
S202では、ブレーキ力が弱められた後、所定の時間が経過したか否かを判定する。所定の時間が経過した場合は、S205へ進み、経過していない場合は、S203へ進む。
S203では、アクセルオンの状態にあるか否かを判定する。具体的には、運転者によりアクセルペダルが踏み込まれ、アクセル開度APOが所定の開度APO1に達したか否かを判定する(APO≧APO1)。アクセルオンの状態にある場合は、S206へ進み、アクセルオンの状態になく、引き続きアクセルオフの状態にある場合は、S202へ戻り、S202および203の処理を繰り返す。
このように、本実施形態では、S202および203の処理を通じて、ブレーキ力が弱められた後、アクセルオフの状態が所定の時間に亘って継続した場合に、S205へ進む一方、所定の時間が経過する前であってもアクセルペダルが踏み込まれた場合は、S206へ進む。ブレーキ力の減少は、減速から加速への運転者のチェンジオブマインドによるものである可能性があるところ、チェンジオブマインドの存否を時間により判断することとし、ブレーキ力が弱められた後、アクセルペダルが踏み込まれることなく所定の時間が経過した場合は、チェンジオブマインドがないものとするのである。アクセルペダルが実際に踏み込まれた場合は、チェンジオブマインドがあると確定する。
他方で、ブレーキ力が弱められた後、所定の時間が未だ経過しておらず、アクセルペダルが踏み込まれてもいない場合は、チェンジオブマインドの可能性があるとして、その存否の判断を留保する。そして、判断を留保している間、エンジン1の回転速度NEを目標上昇回転速度N1に維持する。換言すると、回転速度NEを維持することで、判断を留保している間のバリエータ4のアップシフトを禁止する。判断を留保する時間の長さは、チェンジオブマインドの存否を判断可能なものとして、実験または経験的な観点から設定することができる。目標上昇回転速度N1は、回転速度の維持に関し、本実施形態に係る「所定の値」に相当する。
本実施形態では、ブレーキ力が弱められた後、チェンジオブマインドの存否の判断を留保している間、エンジン1の回転速度NEを一定の目標上昇回転速度N1に維持する。しかし、これに限らず、判断を留保している間の回転速度は、目標上昇回転速度N1以下であり、上昇前の回転速度、換言すれば、変速マップ上の入力回転速度に応じた回転速度よりも高い範囲で適宜に設定することが可能である。例えば、ブレーキ力が弱められた時点におけるバリエータ4の変速比が維持される回転速度を「減少制限回転速度」として設定し、判断を留保している間の回転速度をこの減少制限回転速度以上に制限する。つまり、チェンジオブマインドによる加速に際して不要なアップシフトにより加速性が過度に損なわれることのない範囲で、回転速度の幾分かの低下を許容するのである。減少制限回転速度は、本実施形態の変更例に係る「所定の値」に相当する。
S204では、車両が停止したか否かを判定する。具体的には、車速VSPが減少し、車両が停止状態にあることを示す所定の車速VSP1に達したか否かを判定する(VSP≦VSP1)。停車した場合は、S207へ進み、停車しておらず、引き続きブレーキオンの状態にある場合は、S201へ戻り、S201および204の処理を繰り返す。
S205では、エンジン1の回転速度NEを上昇前の回転速度N2に低下させる。ここで、上昇前の回転速度N2とは、エンジン回転上昇制御による回転速度NEの上昇代を含まない回転速度であり、本実施形態では、変速マップ上の入力回転速度に応じたエンジン1の回転速度に相当する。
S206では、エンジン1の回転速度NEを、アクセル開度APOに応じた変速マップ上の回転速度Nmapに制御する。
S207では、エンジン1の回転速度NEを低下させる。つまり、車両が停止した場合は、Low戻し制御が完了したと判断し、エンジン1の回転速度NEを低下させることで、エンジン1の回転上昇が不要に継続することによる燃費の悪化を抑制するのである。本実施形態では、エンジン1の回転速度NEを、停車時に実行される制御を目的とした油量を確保するのに必要な回転速度Nidlに低下させる。停車時に実行される制御とは、例えば、バリエータ4において、金属ベルト23に対するプーリ41、42のクランプ力を生じさせる制御である。
本実施形態では、図2に示すフローチャートのS103〜105および図3に示すフローチャートのS201〜205、S207の処理により「制御部」の機能が実現される。
図5および6は、減速走行時における車両駆動系Pの動作を概略的に示している。図5は、ブレーキペダルが踏み込まれた後、ブレーキペダルが元の位置にまで戻された場合を示しており、図6は、ブレーキペダルが踏み込まれた後、完全に戻されてはいないまでもブレーキペダルの踏込量が減少した場合を示している。
図5について説明すると、アクセルペダルが戻されてアクセルオフの状態となり(時刻t1)、減速走行に移行した後、ブレーキペダルが踏み込まれると(時刻t2)、車両が減速を開始する。ブレーキオンの状態となるのに伴い、エンジン1の回転速度NEが変速マップ上の入力回転速度に応じた現在の回転速度から目標上昇回転速度N1に上昇する。回転速度NEの上昇に伴い、バリエータ4の変速比Rvが増大する。その後、エンジン1の回転速度NEが目標上昇回転速度N1に維持される一方、車速VSPの減少に応じて変速比Rvが次第に増大する。本実施形態では、ブレーキペダルが戻され(時刻t3)、ブレーキオフの状態となった後もエンジン1の回転速度NEが目標上昇回転速度N1に維持される。ブレーキペダルが戻された後、アクセルオフの状態が所定の時間TIMに亘って継続した場合に、エンジン1の回転速度NEが上昇前の回転速度N2に低下する(時刻t5)。回転速度NEの低下に伴い、バリエータ4の変速比Rvも減少するが、減速走行により車速VSPが減少した分、回転上昇前よりも高い変速比となる。その後、車両は、停止する。
図5は、ブレーキペダルが戻された後、アクセルペダルが踏み込まれた場合を鎖線により示している。二点鎖線は、本実施形態に係るエンジン回転復帰処理により、ブレーキオフの状態となった後、エンジン1の回転速度NEを目標上昇回転速度N1に維持した場合を、一点鎖線は、比較例として、ブレーキオフの状態となるのに伴い、エンジン1の回転速度NEを上昇前の回転速度に低下させた場合を、夫々示している。図5において、ブレーキオフの状態となる時刻t3からアクセルペダルが踏み込まれる時刻t4までの間、回転速度を維持する場合を示す二点鎖線は、実線と重なっており、図上に明示されていない。
比較例では、ブレーキオフの状態となった後、エンジン1の回転速度NEを直ちに低下させることから、バリエータ4の変速比Rvが減少する。よって、ブレーキオフ後の加速に際し(時刻t4)、アップシフト後の変速比から再度ダウンシフトが実行される。これにより、駆動力が不足し、加速性が損なわれる懸念がある。
これに対し、本実施形態では、ブレーキペダルが戻され、ブレーキオフの状態となった後も上昇後の回転速度を維持することで、アップシフトが回避され、アクセルペダルが踏み込まれる時点(時刻t4)での変速比Rvをより低速側に維持することが可能である。これにより、バリエータ4の不要なアップシフトを回避し、運転者のチェンジオブマインドによる加速に備えて駆動力を確保し、良好な加速性を実現することができる。
図6の説明に移り、ブレーキペダルが踏み込まれた後、完全に戻されてはいないまでもブレーキペダルの踏込量が減少したことをもってエンジン1の回転速度NEを上昇前の回転速度N2に低下させたとすると(時刻t3)、回転速度NEの低下によりバリエータ4の変速比Rvが減少するため、最Low変速比への到達に遅れが生じることが懸念される(時刻t6’)。図6は、この場合のエンジン1の回転速度NEおよびバリエータ4の変速比Rvを、一点鎖線により示している。ブレーキペダルが途中まで戻されたに過ぎない場合は、運転者に引き続き減速の意思があるものと考えられるため、最Low変速比への到達が遅れることは、再発進時の駆動力を確保するうえで好ましくない。
これに対し、本実施形態では、ブレーキペダルの復帰が完全ではない場合もブレーキオンの状態にあるとして、回転速度NEの上昇を継続することで、変速比Rvの不要な減少を回避し、変速比Rvを速やかに最Low変速比に到達させることが可能である(時刻t6)。
(作用効果の説明)
本実施形態に係る車両の制御装置は、以上のように構成され、以下、本実施形態により得られる効果について述べる。
第1に、減速走行時にエンジン1の回転速度NEを上昇させることで、容量が比較的小さな(ポンプ1回転当たりの吐出量が小さな)オイルポンプ8によっても必要な油量を確保し、減速走行時の作動油の供給不足を抑制することが可能となる。
例えば、減速走行時にバリエータ4の変速比Rvを増大させるLow戻し制御を実行する場合に、エンジン1の回転速度NEを上昇させることで、ポンプロータの回転速度を上昇させ、オイルポンプ8により供給される油量を増大させることができる。これにより、オイルポンプ8を大型化したり、補助的な電動オイルポンプを設置したりせずに、必要な油量を確保し、変速比Rvを速やかに増大させて、停車までにLow戻し制御を達成することが可能となる。
さらに、エンジン1の回転速度NEを上昇させた後、ブレーキ力が弱められた場合に、エンジン1の回転速度NEを目標上昇回転速度NE1に維持することで、運転者のチェンジオブマインドによる加速に備え、回転速度NEの低下に伴う不要なアップシフトを回避し、良好な加速性を実現することができる(請求項1および5に対応する効果)。
そして、バリエータ4としてベルト式のものを備えた自動変速機TMに適用し、エンジン1の回転速度NEを上昇させることで、バリエータ4の入力回転速度(プライマリプーリ回転数Npri)も上昇するため、プーリ1回転当たりのプーリスライド量が小さくなり、Low戻し制御を円滑に進めることが可能となる(請求項2に対応する効果)。
第2に、ブレーキ力が弱められた後、アクセルオフの状態が所定の時間に亘って継続した場合は、加速へのチェンジオブマインドはないものとして、エンジン1の回転速度NEを低下させることで、不要なアップシフトを回避しつつ、回転上昇を不要に継続させることによる燃費の悪化を防止することができる(請求項3に対応する効果)。
第3に、車両が停止し、Low戻し制御が完了することで作動油の供給または油量の補充が不要となったにも拘らずエンジン1の回転上昇が継続するのを回避し、燃費の悪化を抑制することができる(請求項4に対応する効果)。
(他の実施形態の説明)
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。
図7は、本発明の他の実施形態に係るエンジン回転上昇制御の流れを示している。先の実施形態に係るエンジン回転上昇制御と同様の処理を行うステップには、図2に示すフローチャートと同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。車両駆動系Pおよび制御系の構成は、先の実施形態のもの(図1)と同様であってよい。
本実施形態では、回転上昇後のエンジン1の回転速度(目標上昇回転速度N1)を、アクセルオフ後、ブレーキオンの状態となった時点での車両の減速度DVspに応じて異なる値に設定する。
アクセルオフ後、S103でブレーキオンの状態にあると判定した場合に、S301へ進み、車両の減速度DVspを算出する。減速度DVspは、車速VSPの微分値として算出してもよいし、加速度センサの出力に基づき算出してもよい。減速度DVspは、負の値を有するものとして説明する。
S302では、減速度DVspの絶対値が第1の所定範囲にあるか否かを判定する。第1の所定範囲は、緩減速の場合に対応する範囲として、0よりも大きく、比較的小さな第1の閾値SL1以下に設定されている。減速度DVspの絶対値が第1の所定範囲にある場合は、S304へ進み、第1の所定範囲にない場合は、S303へ進む。
S303では、減速度DVspの絶対値が第2の所定範囲にあるか否かを判定する。第2の所定範囲は、第1の所定範囲とは異なる範囲であり、急停車の場合に対応する範囲として、第1の閾値SL1よりも大きく、第1の閾値よりも大きな第2の閾値SL2以下に設定されている。減速度DVspの絶対値が第2の所定範囲にある場合は、S305へ進み、第2の所定範囲にない場合は、S306へ進む。
S304では、エンジン1の回転速度NEを第1の目標上昇回転速度N11に上昇させる。
S305では、エンジン1の回転速度NEを第2の目標上昇回転速度N12に上昇させる。ここで、第2の目標上昇回転速度N12は、第1の目標上昇回転速度N11よりも大きな値を有する回転速度である。
S306では、エンジン1の回転速度NEを第3の目標上昇回転速度N13に上昇させる。第3の目標上昇回転速度N13は、第2の目標上昇回転速度N12よりもさらに大きな値を有する回転速度である。
このように、本実施形態では、エンジン1の回転速度NEを上昇させる際の目標値をブレーキオン時の車両の減速度DVspに応じて異なる値(目標上昇回転速度N11〜N13)に設定し、減速度DVが高いときほど(換言すれば、減速度DVspの絶対値が大きいときほど)、エンジン1を高い回転速度N12、N13に増速させ、さらに、緊急停車時のような特別の場合は、より高い回転速度N13にまで増速させるのである。
これにより、ブレーキをかけ始めてから停車までの時間の長短に応じてエンジン1の回転速度NEを上昇させ、オイルポンプ8により供給可能な油量を増大させることができるので、停車までの時間が短い場合に、Low戻し制御を速やかに達成し、停車までに完了させることが可能となる。換言すれば、停車までの時間が比較的長い緩減速の場合は、回転速度NEの上昇代を削減することが許容されるので、燃料の不要な消費を回避し、燃費の悪化を抑制することができる。
以上の説明では、「駆動源」として内燃エンジン1を採用する場合について説明したが、「駆動源」は、電動モータまたはモータジェネレータであってもよいし、電動モータ/モータジェネレータと内燃エンジンとの組合せであってもよい。
さらに、「無段変速機」は、ベルト式のものに限らず、トロイダル式のものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において、様々な変更および修正を成し得ることはいうまでもない。
P…車両駆動系
TM…自動変速機
1…エンジン
2…トルクコンバータ
21…ポンプインペラ
22…タービンランナ
23…ロックアップクラッチ
3…前後進切替機構
31…前進クラッチ
32…後退ブレーキ
4…バリエータ
41…プライマリプーリ
42…セカンダリプーリ
43…金属ベルト
5…ディファレンシャル
6…駆動軸
7…駆動輪
8…オイルポンプ
9…油圧制御回路
101…エンジンコントローラ
201…変速機コントローラ

Claims (5)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源により駆動されるオイルポンプと、
    前記オイルポンプから作動油が供給され、前記駆動源から入力した動力を所定の変速比で出力する無段変速機と、
    を備える車両の制御装置であって、
    車速と前記駆動源の回転速度とに応じて前記無段変速機の変速比を変化させる制御部を有し、
    前記制御部は、
    ブレーキがオンになると、前記駆動源の回転速度を所定の値以上に上昇させ、
    前記駆動源の回転速度を上昇させた後、前記ブレーキのブレーキ力が弱められた場合に、前記駆動源の回転速度を前記所定の値以上に維持する、車両の制御装置。
  2. 前記無段変速機は、ベルト式無段変速機である、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記ブレーキ力が弱められた後、アクセルがオフである状態が所定の時間に亘って継続した場合に、前記駆動源の回転速度を前記所定の値よりも低い回転速度に低下させる、請求項1または2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記駆動源の回転速度を上昇させた後、車両が停止した場合に、前記駆動源の回転速度を前記所定の値よりも低い回転速度に低下させる、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両の制御装置。
  5. 駆動源と、
    前記駆動源により駆動されるオイルポンプと、
    前記オイルポンプから作動油が供給され、前記駆動源から入力した動力を所定の変速比で出力する無段変速機と、
    を備える車両を制御する、車両の制御方法であって、
    車速と前記駆動源の回転速度とに応じて前記無段変速機の変速比を変化させ、
    ブレーキがオンになると、前記駆動源の回転速度を所定の値以上に上昇させ、
    前記駆動源の回転速度を上昇させた後、前記ブレーキのブレーキ力が弱められた場合に、前記駆動源の回転速度を前記所定の値以上に維持する、車両の制御方法。
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