JP2019044551A - 光電センサの診断方法及びこれを利用した立体駐車装置の制御方法、並びに、光電センサの診断システム及びこれを利用した立体駐車装置の制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光電センサの検知精度をより高めることにある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。そのため、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
従って、本項に記載の光電センサの診断方法は、診断対象の光電センサの受光部が、この受光部と対の投光部から出射されている光以外の光を検知している場合であっても、光電センサに異常があると判定するものである。このため、受光部が投光部から出射された光と別の光を受光することに起因する、光電センサの検知漏れが回避され、光電センサの検知精度がより高められることとなる。
本項に記載の光電センサの診断方法は、操作盤を備える立体駐車装置を診断対象とし、操作盤は、利用者によって立体駐車装置の各種操作が入力されると共に、その電源も利用者によって投入及び切断されるものである。すなわち、立体駐車装置が利用される際、まずは利用者により操作盤の電源が投入され、操作盤に入力された操作に応じて立体駐車装置が動作した後、利用者により操作盤の電源が切断される。そして、本項に記載の光電センサの診断方法は、上記(1)(2)項に記載したような診断を、利用者により操作盤の電源が投入されてから所定時間内であり、利用者により立体駐車装置の操作がなされる前のタイミングで実行するものである。このタイミングは、利用者が立体駐車装置の利用を開始する毎の、利用者が立体駐車装置のパレットの呼び出し操作やゲート開閉操作等を行う前のタイミングである。このようなタイミングで診断を実行することで、立体駐車装置が利用される毎に、立体駐車装置のパレットや開閉ゲート等が動作する前に、光電センサの異常が検出されることになるため、立体駐車装置の安全性がより高められるものである。
本項に記載の光電センサの診断方法は、上記(3)項の光電センサの診断方法と同様に、操作盤を備える立体駐車装置を診断対象とするものである。そして、上記(1)(2)項に記載したような診断を、操作盤の電源が切断中、すなわち、立体駐車装置が利用されていない状態の、所定のタイミングで実行するものである。診断を実行する所定のタイミングは、立体駐車装置が利用されていない状態であれば、日毎の所定時間のタイミングや、利用者により操作盤の電源が切断された直ぐ後のタイミング等の、任意のタイミングでよい。これにより、立体駐車装置の利用時の制御や動作に何ら影響を与えることなく、光電センサの異常が検出されるものとなる。
本項に記載の立体駐車装置の制御方法は、上記(1)から(5)項のいずれか1項の光電センサの診断方法を利用するものであり、それらの診断方法によって光電センサの異常を検出した場合に、立体駐車装置が備える表示部に光電センサが異常であることを表示すると共に、立体駐車装置の少なくとも一部の動作を抑止するものである。
(8)上記(7)項において、前記所定の明滅パターンは、該所定の明滅パターンを成す所定の時間中に、光が出射される時間帯と光が出射されない時間帯とを少なくとも1回ずつ含み、前記診断制御部は、前記比較結果として、前記所定の時間中の光が出射される時間帯の合計時間が、前記所定の明滅パターンよりも前記受光部で受けた光の明滅パターンの方で増えていた場合、前記受光部が前記投光部から出射された光とは別の光を検知していると判定し、前記所定の時間中の光が出射されない時間帯の合計時間が、前記所定の明滅パターンよりも前記受光部で受けた光の明滅パターンの方で増えていた場合、前記光電センサの故障又は障害物があると判定する光電センサの診断システム。
(10)上記(7)(8)項において、前記立体駐車装置は、利用者により該立体駐車装置の操作が入力される操作盤を備え、該操作盤の電源が利用者によって投入及び切断されるものであり、前記診断制御部は、前記操作盤の電源が切断中の所定のタイミングで診断を行う光電センサの診断システム(請求項8)。
(11)上記(7)から(10)項において、前記立体駐車装置は、前面に開閉ゲートを備え、前記光電センサとして、前記開閉ゲートよりも前面側に設置される、前記立体駐車装置への侵入を検知する侵入検知用センサと、前記開閉ゲートの乗越えを検知する乗越え検知用センサとを含むものであり、前記診断制御部は、少なくとも前記侵入検知用センサと前記乗越え検知用センサとを診断対象とする光電センサの診断システム(請求項9)。
そして、(7)から(11)項の光電センサの診断システムは、各々、上記(1)から(5)項の光電センサの診断方法に用いられることで、上記(1)から(5)項の光電センサの診断方法と同等の作用を奏するものであり、又、(12)項の立体駐車装置の制御装置は、上記(6)項の立体駐車装置の制御方法に用いられることで、上記(6)項の立体駐車装置の制御方法と同等の作用を奏するものとなる。
図1は、本発明の実施の形態に係る光電センサの診断システム10と、この光電センサの診断システム10を利用した立体駐車装置の制御装置40とを含む、立体駐車装置30の構成の一例を示している。又、図2は、図1に示した立体駐車装置30の構造の一例を示している。
S10(電源投入):光電センサの診断システム10及び立体駐車装置の制御装置40を含む立体駐車装置30の電源を、立体駐車装置30の利用者により、操作盤36を操作することで投入する。ここでの立体駐車装置30の電源とは、操作盤36の電源を意味する。
S60(光電センサ異常判定):上記S40での比較の結果、診断対象の光電センサ12の投光部14から出射させた光の明滅パターンと、診断対象の光電センサ12の受光部16で受けた光の明滅パターンとが、一致していない場合は、診断制御部18により、診断対象の光電センサ12(侵入検知用センサ12A)に異常があると判定する。
S80(異常判定確認):立体駐車装置30の制御装置40により、診断制御部18から診断対象の光電センサ12の診断結果を取得し、異常と判定された光電センサ12が存在するか否かを判定する。そして、異常と判定された光電センサ12が1つでも存在する場合(YES)は、S90へ移行し、異常と判定された光電センサ12が1つも存在しない場合(NO)は、S120へ移行する。
S100(立体駐車装置の動作抑止):立体駐車装置30の制御装置40により、立体駐車装置30の一部の動作を抑止する。本実施例では、立体駐車装置30が備える複数の可動式パレット32(32a〜32i)の呼び出し動作と、複数の開閉ゲート34(34a〜34c)の開閉動作とを抑止する。以降、後述する光電センサ12の点検・復旧作業S110が完了するまで、後述する可動式パレット32の呼び出し操作S120や、開閉ゲート34の閉操作S150等を受け付けないようにする。
S120(パレット呼出し操作):立体駐車装置30の利用者により、車両を入出庫する所望の可動式パレット32の呼び出し操作を、操作盤36に対して入力する。
S130(パレット呼出し動作):制御装置40により駆動部50を制御して、上記S120で入力された可動式パレット32を、車両を入出庫可能な位置まで移動する。可動式パレット32の移動が完了したら、制御装置40により駆動部50を制御して、可動式パレット32の前面側にある開閉ゲート34を上昇させ、可動式パレット32に車両を入出庫できる状態にする。
S150(開閉ゲート閉操作):立体駐車装置30の利用者により、操作盤36に対して、上記S130で開かれた開閉ゲート34を閉じるための操作を入力する。
S160(開閉ゲート閉動作):制御装置40により駆動部50を制御して、上記S130で開かれた開閉ゲート34を下降させて閉じる。
S170(電源切断):立体駐車装置30の利用者により、操作盤36に対して操作を行うことで、立体駐車装置30の電源(操作盤36の電源)を切断する。
Claims (10)
- 物体検知のために立体駐車装置に設置された投光部と受光部とを備える光電センサの診断方法であって、
前記投光部から所定の明滅パターンで光を出射させ、前記受光部で受けた光の明滅パターンと前記所定の明滅パターンとを比較し、該比較結果に基づいて前記光電センサの異常を判定することを特徴とする光電センサの診断方法。 - 前記立体駐車装置は、利用者により該立体駐車装置の操作が入力される操作盤を備え、該操作盤の電源が利用者によって投入及び切断されるものであり、
利用者により前記操作盤の電源が投入されてから所定時間内であって、前記立体駐車装置の操作がなされる前のタイミングで実行することを特徴とする請求項1記載の光電センサの診断方法。 - 前記立体駐車装置は、利用者により該立体駐車装置の操作が入力される操作盤を備え、該操作盤の電源が利用者によって投入及び切断されるものであり、
前記操作盤の電源が切断中の所定のタイミングで実行することを特徴とする請求項1記載の光電センサの診断方法。 - 前記立体駐車装置は、前面に開閉ゲートを備え、前記光電センサとして、前記開閉ゲートよりも前面側に設置される、前記立体駐車装置への侵入を検知する侵入検知用センサと、前記開閉ゲートの乗越えを検知する乗越え検知用センサとを含むものであり、
少なくとも前記侵入検知用センサと前記乗越え検知用センサとを診断対象とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の光電センサの診断方法。 - 請求項1から4のいずれか1項記載の光電センサの診断方法により、前記光電センサの異常を検出した場合に、前記立体駐車装置が備える表示部に前記光電センサが異常であることを表示すると共に、前記立体駐車装置の少なくとも一部の動作を抑止することを特徴とする立体駐車装置の制御方法。
- 物体検知のために立体駐車装置に設置された投光部と受光部とを備える光電センサの診断システムであって、
前記投光部から所定の明滅パターンで光を出射させると共に、前記受光部で受けた光の明滅パターンを取得し、前記所定の明滅パターンと前記受光部から取得した光の明滅パターンとを比較して、該比較結果に基づいて前記光電センサの異常を判定する診断制御部を含むことを特徴とする光電センサの診断システム。 - 前記立体駐車装置は、利用者により該立体駐車装置の操作が入力される操作盤を備え、該操作盤の電源が利用者によって投入及び切断されるものであり、
前記診断制御部は、利用者により前記操作盤の電源が投入されてから所定時間内であって、前記立体駐車装置の操作がなされる前のタイミングで診断を行うことを特徴とする請求項6記載の光電センサの診断システム。 - 前記立体駐車装置は、利用者により該立体駐車装置の操作が入力される操作盤を備え、該操作盤の電源が利用者によって投入及び切断されるものであり、
前記診断制御部は、前記操作盤の電源が切断中の所定のタイミングで診断を行うことを特徴とする請求項6記載の光電センサの診断システム。 - 前記立体駐車装置は、前面に開閉ゲートを備え、前記光電センサとして、前記開閉ゲートよりも前面側に設置される、前記立体駐車装置への侵入を検知する侵入検知用センサと、前記開閉ゲートの乗越えを検知する乗越え検知用センサとを含むものであり、
前記診断制御部は、少なくとも前記侵入検知用センサと前記乗越え検知用センサとを診断対象とすることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項記載の光電センサの診断システム。 - 請求項6から9のいずれか1項記載の光電センサの診断システムから診断結果を取得し、該診断結果が前記光電センサの異常を検出したことを示す場合に、前記立体駐車装置が備える表示部に前記光電センサが異常であることを表示すると共に、前記立体駐車装置の少なくとも一部の動作を抑止することを特徴とする立体駐車装置の制御装置。
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