JP2019044115A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリカの分散性を改良し、ウェットグリップ性能及び耐摩耗性を両立させるようにしたタイヤ用ゴム組成物の提供。【解決手段】ジエン系ゴム100質量部に、シリカを30〜160質量部、式(1)で表されるショ糖アルキレンオキシド化合物を0.5〜20質量部配合したタイヤ用ゴム組成物。前記タイヤ用ゴム組成物をトレッド部及び/又はサイド部に用いた空気入りタイヤ。(AOはC2〜6のアルキレンオキシド;nは2〜10の整数)【選択図】なし

Description

本発明は、シリカの分散性を改良するタイヤ用ゴム組成物に関する。
空気入りタイヤの性能を向上するには、ウェットグリップ性能および耐摩耗性を両立させることが重要である。近年、ウェットグリップ性能および低転がり抵抗性を改良するため、微小粒子径のシリカや新たなシランカップリング剤を配合したゴム組成物が検討されている(例えば特許文献1参照。)。
しかし、微小粒子径のシリカは、耐摩耗性を向上することが期待されているものの、ジエン系ゴムへ良好に分散させることが困難であり、ウェットグリップ性能および耐摩耗性を両立させるという、所期の効果を得ることが十分にできないという課題がある。
特開2013−224356号公報
本発明の目的は、シリカの分散性を改良し、ウェットグリップ性能および耐摩耗性を両立させるようにしたタイヤ用ゴム組成物を提供することにある。
ジエン系ゴム100質量部に、シリカを30〜160質量部、以下の式(1)で表されるショ糖アルキレンオキシド化合物を0.5〜20質量部配合したことを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
Figure 2019044115
(式(1)において、Rは水素または炭素数4〜25のアシル基、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシド、nは2〜10の整数である。)
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴム100質量部に、シリカを30〜160質量部、特定のショ糖アルキレンオキシド化合物を0.5〜20質量部配合したので、シリカの分散性を向上させ、ウェットグリップ性能および耐摩耗性を従来レベル以上に向上することができる。
前記シリカは、CTAB吸着比表面積が140〜300m2/gの微小粒子径であるとよい。また前記式(1)において、Rは炭素数6〜22のアシル基、AOはエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドであるとよい。
本発明のタイヤ用ゴム組成物を組成するジエン系ゴムは、特に限定されるものではなく、例えば天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、スチレン−イソプレンゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等が挙げられる。なかでも天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴムが好ましい。これらジエン系ゴムは、その分子鎖の末端および/または側鎖がエポキシ基、カルボキシ基、アミノ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、シリル基、アミド基等により、変性された変性ジエン系ゴムでもよい。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、以下の式(1)で表されるショ糖アルキレンオキシド化合物を含有する。
Figure 2019044115
(式(1)において、Rは水素または炭素数4〜25のアシル基、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシド、nは2〜10の整数である。)
式(1)において、Rは水素または炭素数4〜25のアシル基である。式(1)中のRは、水素およびアシル基がそれぞれ1つ以上であり、それぞれ複数であることが好ましい。Rが水素であることにより、シリカとの親和性を良好にすることができる。またRが比較的大きな炭素数のアシル基であることにより、ジエン系ゴムに対する親和性を確保し、ショ糖アルキレンオキシド化合物を配合したとき、ゴム表面にブリードアウトするのを抑制する。Rがアシル基であるとき、その炭素数が6〜22が好ましく、炭素数11〜18がより好ましい。アシル基の炭素数が4未満であると、ショ糖アルキレンオキシド化合物がゴム表面にブリードアウトし易くなる虞がある。
アシル基としてのRは、炭素数3〜24のアルキル基(R′)を有するカルボン酸(R′COOH)に由来するアシル基(R′CO−)と記載することができる。炭素数3〜24のアルキル基(R′)として、例えばプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、イコシル、ヘンイコシル、ドコセン、トリイコシル、テトライコシル等をあげることができる。好ましくはデシル、ウンデシル、ヘプタデシル、ドデシル、ヘプタデシル、オクタデシル等が挙げられる。
式(1)において、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシドであり、その炭素数は2〜4が好ましく、より好ましくは2〜3である。AOは、好ましくはエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド、より好ましくはエチレンオキシドである。また、nは2〜10の整数であり、好ましくは3〜8、より好ましくは3〜5の整数である。AOおよびnをこのように設定することにより、シリカへの親和性と、ジエン系ゴムへの親和性とを兼備することができ、微小粒子径のシリカの分散性を良好にすることができる。すなわち、ショ糖にアルキレンオキシドを介在させた水素およびアルキレンオキシドを介在させたアシル基を導入することにより、ジエン系ゴムに対するシリカの分散性をこれまでになく向上することができる。
前記式(1)で表されるショ糖アルキレンオキシド化合物としては、ショ糖エチレンオキシドラウリン酸エステル、ショ糖エチレンオキシドステアリン酸エステル、等を例示することができる。これらのショ糖エチレンオキシド脂肪酸エステルは、タイヤ用ゴム組成物中の微小粒子径のシリカの分散性を良好にし、ウェットグリップ性能を改良し、かつ耐摩耗性を優れたものにすることができる。またジエン系ゴムと適度に親和性を有するため、ゴム表面に過度にブリードアウトすることがない。
前記式(1)で表されるショ糖アルキレンオキシド化合物は、ジエン系ゴム100質量部に対し0.5〜20質量部、好ましくは1〜15質量部、より好ましくは2〜10質量部配合する。ショ糖アルキレンオキシド化合物の配合量が0.5質量部未満であると、シリカの分散性を改良する効果が十分に得られない。またショ糖アルキレンオキシド化合物の配合量が20質量部を超えると、ブリードアウトが起こりやすくなりウェットグリップ性能が低下する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、微小粒子径のシリカを配合する。シリカとしては、例えば湿式シリカ(含水ケイ酸)、乾式シリカ(無水ケイ酸)、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム等が挙げられ、これらを単独または2種以上を組合わせて使用してもよい。シリカのCTAB吸着比表面積は140〜300m2/g、好ましくは180〜280m2/g、より好ましくは200〜260m2/gである。CTAB吸着比表面積が140m2/g未満のシリカは、シランカップリング剤などの使用により、ジエン系ゴムに対する分散性を良好にすることができる。本発明のタイヤ用ゴム組成物は、良好に分散させるのが困難であったCTAB吸着比表面積が140m2/g以上のシリカを対象にする。CTAB吸着比表面積の上限は、シリカの製造しやすさ、取扱い性の観点から300m2/gくらいがよい。本明細書において、シリカのCTAB比表面積は、ISO 5794により測定された値とする。
本発明において、ジエン系ゴム100質量部に対しシリカを30〜160質量部、好ましくは50〜160質量部、より好ましくは70〜155質量部配合する。シリカの配合量が30質量部未満であると、ゴム組成物の機械的特性が不足し耐摩耗性を向上することができない。また160質量部を超えると、シリカの分散性が低下し耐摩耗性が悪化する。またタイヤにしたとき重量が増加する。
シリカと共にシランカップリング剤を配合することができる。シランカップリング剤を配合することにより、ジエン系ゴムに対するシリカの分散性を向上し、耐摩耗性およびウェットグリップ性能のバランスをより高くすることができる。
シランカップリング剤の種類は、シリカ配合のゴム組成物に使用可能なものであれば特に制限されるものではないが、例えば、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラサルファイド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジサルファイド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラサルファイド、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−オクタノイルチオプロピルトリエトキシシラン等の硫黄含有シランカップリング剤を例示することができる。
シランカップリング剤の配合量は、シリカの重量に対し、好ましくは3〜15質量%を配合すると良く、より好ましくは5〜10質量%にすると良い。シランカップリング剤の配合量がシリカ配合量の3質量%未満であるとシリカの分散を十分に改良することができない虞がある。シランカップリング剤の配合量がシリカ配合量の15質量%を超えるとシランカップリング剤同士が縮合し、ゴム組成物における所望の硬度や強度を得ることができない。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、シリカ以外の補強性充填剤、加硫又は架橋剤、加硫促進剤、老化防止剤、可塑剤、加工助剤、テルペン系樹脂、熱硬化性樹脂などのタイヤ用ゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤を、本発明の目的を阻害しない範囲内で配合することができる。またかかる添加剤は一般的な方法で混練してゴム組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。本発明のタイヤ用ゴム組成物は、通常のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用して、上記各成分を混合することによって製造することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、空気入りタイヤのトレッド部、サイド部を形成するのに好適である。本発明のタイヤ用ゴム組成物でトレッド部および/またはサイド部を構成した空気入りタイヤは、ウェットグリップ性能および耐摩耗性を従来レベル以上に向上することができる。また転がり抵抗も小さくすることができる。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
表4に記載の共通組成を有し、表1〜3に記載の化合物を配合した20種類のタイヤ用ゴム組成物(実施例1〜9、標準例1〜3、比較例1〜8)を調製するにあたり、硫黄、および加硫促進剤を除く成分を1.7Lのバンバリーミキサーで5分間混練し、145℃に達したとき放出し冷却しマスターバッチとした。得られたマスターバッチに、硫黄、および加硫促進剤を加えて70℃のオープンロールで混練することにより、20種類のタイヤ用ゴム組成物を得た。なお、表1〜3に記載のスチレンブタジエンゴム(SBR)は、ゴム成分100質量部に対し37.5質量部のオイル成分を含むため、正味のゴム成分の配合量を括弧内に記載した。また表4に記載の各化合物の配合量は、表1〜3に記載のジエン系ゴム100質量部に対する質量部として表されている。
得られたタイヤ用ゴム組成物を、所定形状の金型(内寸;長さ150mm、幅150mm、厚さ2mm)を用いて170℃、10分間加硫し、タイヤ用ゴム組成物からなる試験片を作製した。得られた試験片のペイン効果、ウェットグリップ性能およびブリードアウト性を、以下の方法で評価した。
ペイン効果
得られた試験片を、歪せん断応力測定機(α−テクノロジー社製RPA2000)を用い、歪0.28%の歪せん断弾性率[G′0.28](MPa)と歪30.0%の歪せん断弾性率[G′30.0](MPa)とを測定し、その差[G′0.28−G′30.0](MPa)をペイン効果として算出した。得られた結果は、表1では標準例1の値を100とし、表2では標準例2の値を100とし、表3では標準例3の値を100とする指数で表わし、表1〜3の「ペイン効果」の欄に示した。この指数が小さいほどペイン効果が小さくシリカの分散性に優れることを意味する。
ウェットグリップ性能(0℃のtanδ)
得られた試験片を使用し、JIS K6394:2007に準拠して、粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所社製)を用いて、伸張変形歪率10%±2%、振動数20Hz、温度0℃の条件でtanδを測定した。得られた結果は、表1では標準例1の値を100とし、表2では標準例2の値を100とし、表3では標準例3の値を100とする指数で表わし、表1〜3の「ウェット性能」の欄に示した。この指数が大きいほど0℃のtanδが大きく、タイヤにしたときウェットグリップ性能が優れることを意味する。
ブリードアウト性
得られた試験片を40℃のオーブン中で2週間静置して状態調節した。その後、試験片の表面を目視で観察し、ブリードアウトの状態を以下の判定基準に基づき5段階で評価した。得られた結果を、表1の「ブリードアウト性」の欄に示した。この指数が大きいほどブリードアウト性が優れることを意味する。
5:試験片の表面にくすみ及びブリードアウトが全く認められない(不変)。
4:試験片の表面面積の3割程度がくすんでいる。
3:試験片の表面が全体的にくすんでいる。
2:試験片の表面面積の3割程度にブリードアウトが認められる。
1:試験片の表面が全体的にブリードアウトが認められる。
Figure 2019044115
Figure 2019044115
Figure 2019044115
なお、表1〜3において使用した原材料の種類を下記に示す。
・SBR:スチレンブタジエンゴム、旭化成社製E581、ゴム成分100質量部に対し37.5質量部のオイル成分を含む油展品
・BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン(株)製ポリブタジエンゴムNipol BR1220
・シリカ−1:Solvay社製Zeosil 200MP、CTAB吸着比表面積が144m2/g
・シリカ−2:トクヤマ社製トクヤマKS30−SC、CTAB吸着比表面積が300m2/g
・シリカ−3:PPG Industries社製Hisil EZ200G、CTAB吸着比表面積が280m2/g
・シランカップリング剤:硫黄含有シランカップリング剤、デクサ社製Si69
・ショ糖アルキレンオキシド−1:ショ糖エチレンオキシラウリン酸エステル、前記式(1)のRが水素またはラウリン酸由来のアシル基、AOがエチレンオキシド、nが3〜5、第一工業製薬社製NH1400‐1
・ショ糖アルキレンオキシド−2:ショ糖エチレンオキシステアリン酸エステル、前記式(1)のRが水素またはステアリン酸由来のアシル基、AOがエチレンオキシド、nが3〜5、第一工業製薬社製NH1400‐2
・ショ糖脂肪酸エステル:三菱化学フーズ社製、前記式(1)においてnが0
Figure 2019044115
なお、表4において使用した原材料の種類を下記に示す。
・ステアリン酸:NOF社製ビーズステアリン酸
・酸化亜鉛:正同化学工業社製酸化亜鉛3種
・老化防止剤:フレキシス社製6PPD
・オイル:富士興産(株)製アロマオイル
・硫黄:鶴見化学工業(株)製金華印油入微粉硫黄
・加硫促進剤1:大内新興化学工業(株)製ノクセラー CZ−G(CBS)
・加硫促進剤2:住友化学社製ソクシノールD−G(DPG)
表1〜3から明らかなように実施例1〜9のタイヤ用ゴム組成物は、シリカの分散性を良好にし、ウェットグリップ性能を従来レベル以上に改良することが確認された。またブリードアウトが少なく良好である。
比較例1のタイヤ用ゴム組成物は、ショ糖アルキレンオキシド化合物が0.5重量部未満であるので、シリカの分散性およびウェットグリップ性能を改良することができない。
比較例2のタイヤ用ゴム組成物は、ショ糖アルキレンオキシド化合物が20質量部を超えるので、ブリードアウトが劣り、それに伴いウェットグリップ性能が悪化する。
比較例3,4のタイヤ用ゴム組成物は、ショ糖アルキレンオキシド化合物の代わりに、ショ糖脂肪酸エステルを配合したので、シリカの分散性およびウェットグリップ性能を改良する効果が十分に得られない。

Claims (4)

  1. ジエン系ゴム100質量部に、シリカを30〜160質量部、以下の式(1)で表されるショ糖アルキレンオキシド化合物を0.5〜20質量部配合したことを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2019044115
    (式(1)において、Rは水素または炭素数4〜25のアシル基、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシド、nは2〜10の整数である。)
  2. 前記シリカのCTAB吸着比表面積が、140〜300m2/gであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記式(1)中のRが、水素または炭素数6〜22のアシル基であることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記式(1)中のAOが、エチレンオキシドまたはプロピレンオキシドであることを特徴とする請求項1,2または3に記載のタイヤ用ゴム組成物。
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