JP2019043725A - 媒体検出装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マーク検出センサを移動させる場合の操作性を向上させる手段を提供する。【解決手段】複数のローラに張架され、媒体搬送方向と直交する媒体幅方向に回転可能なベルト部材と、前記ベルト部材に取り付けられた操作部材と、前記ベルト部材に取り付けられ、媒体幅方向における媒体の一部に形成されたマークを検出するマーク検出センサと、を有し、前記操作部材は、前記ベルト部材の内周面が接触するローラ間の前記ベルト部材に配設され、前記マーク検出センサは、前記ベルト部材の前記操作部材と対向する位置に配設され、前記マーク検出センサは、前記操作部材の移動に伴って、前記操作部材と対向した状態を保持しながら移動する。【選択図】 図1

Description

本発明は、媒体の位置を検出する媒体検出装置および画像形成装置に関する。
従来の媒体検出装置は、印刷画像と媒体の位置を合わせるため、媒体の先端に設けられたブラックマークを検出するようにしている。媒体に設けられるブラックマークは媒体の幅等により媒体に設けられる位置が異なるため、媒体検出装置のブラックマーク検出センサを媒体のブラックマークの位置に合わせる場合、ネジ溝が形成された回転軸にマーク検出センサを搭載し、その回転軸に連結したダイヤルを手動で回転させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−52579号公報
しかしながら、従来の技術においては、装置の内部に実装されたマーク検出センサを移動させる場合、マーク検出センサの位置を確認することが困難であり、操作性が良好でないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、マーク検出センサを移動させる場合の操作性を向上させることを目的とする。
そのため、本発明は、複数のローラに張架され、媒体搬送方向と直交する媒体幅方向に回転可能なベルト部材と、前記ベルト部材に取り付けられた操作部材と、前記ベルト部材に取り付けられ、媒体幅方向における媒体の一部に形成されたマークを検出するマーク検出センサと、を有し、前記ローラは、前記ベルト部材の内周面が接触する複数のローラと、前記ベルト部材の外周面が接触する少なくとも1つのローラと、を有し、前記ベルト部材の内周面が接触する複数のローラと、前記ベルト部材の外周面が接触するローラとにより、前記ベルト部材の外周面に挟まれた媒体搬送空間が形成され、前記操作部材は、前記ベルト部材の内周面が接触するローラ間の前記ベルト部材に配設され、前記マーク検出センサは、前記媒体搬送空間を形成する前記ベルト部材の前記操作部材と対向する位置に配設され、前記マーク検出センサは、前記操作部材の移動に伴って、前記操作部材と対向した状態を保持しながら移動することを特徴とする。
このようにした本発明は、マーク検出センサを移動させる場合の操作性を向上させることができるという効果が得られる。
第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図 第1の実施例における媒体検出装置の構成を示す説明図 第1の実施例における媒体検出装置の構成を示す説明図 第2の実施例における切断位置検出センサ装置の構成を示す斜視図 第2の実施例における反射板と校正板の構成を示す概略側断面図 第2の実施例における反射板の構成を示す斜視図 第2の実施例における書出し位置検出センサ装置の構成を示す斜視図 第2の実施例における書出し位置検出センサ装置の構成を示す概略側断面図 第2の実施例における媒体検出装置の制御構成を示すブロック図 第2の実施例における切断位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理の流れを示すフローチャート 第2の実施例における書出し位置検出センサ装置のセンサ移動処理の流れを示すフローチャート 第2の実施例における切断位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図 第2の実施例における切断位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図 第2の実施例における切断位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図 第2の実施例における切断位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図 第2の実施例における書出し位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図 第2の実施例における書出し位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図 第2の実施例における書出し位置検出センサ装置のセンサ出力波形の説明図
以下、図面を参照して本発明による媒体検出装置および画像形成装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図1において、画像形成装置100は、ロール状に巻き回された媒体Pを図中矢印Aが示す所定の媒体搬送方向に搬送し、その媒体Pに弛みを形成するとともに画像を形成して印刷を行うものであり、例えば電子写真方式のプリンタである。なお、プリンタは、図1に示す構成の画像形成装置に限定されるものではない。
画像形成装置100は、連続した長尺状の媒体Pを印刷部303へ送り出すロール紙フィーダ部302と、ロール紙フィーダ部302から送り出された媒体Pに画像を形成する印刷部303とを有している。
ロール紙フィーダ部302は、切断位置検出センサ装置340と、搬送手段としてのフィードローラ305と、切断手段としてのカッターユニット306とを有している。
媒体検出装置としての切断位置検出センサ装置340は、媒体搬送方向におけるフィードローラ305およびカッターユニット306の上流側に配置され、媒体Pに形成されたマークを検知するものである。この切断位置検出センサ装置340は、媒体Pの先端基準を表すマークを検出し、媒体Pの切断位置を検出する。
フィードローラ305は、媒体搬送方向における切断位置検出センサ装置340の下流側に配置され、回転することにより媒体Pを挟持して搬送するローラ対である。このフィードローラ305は、フィードローラ307a〜307dとともに、媒体Pを図中矢印Aが示す媒体搬送方向に搬送する搬送手段としての搬送部を形成する。
本実施例では、媒体Pが搬送部によって搬送される媒体搬送路には、媒体搬送方向における一端部(例えば、媒体搬送方向における左側の端部)に媒体Pの一端部(例えば、媒体搬送方向における左側の端部)が突き当てられて媒体Pを案内する媒体搬送ガイドが設けられている。媒体Pは、この一端部を基準として媒体搬送路を搬送される。
カッターユニット306は、媒体搬送方向におけるフィードローラ305の下流に配置され、搬送部で搬送される媒体Pを所定の長さで切断するロータリーカッターである。このカッターユニット306は、回転することにより、搬送される媒体Pを媒体搬送方向と略直交する方向に切断することができるようになっている。カッターユニット306は、切断位置検出センサ装置340が検知した媒体を、媒体搬送方向において所定の長さで切断する。
印刷部303は、フィードローラ307a〜307dと、書出し位置検出センサ装置350と、2次転写ローラ312と、搬送ベルト313と、ベルトローラ314と、IDユニット315K、315C、315Y、315M、315Wと、LEDヘッド316K、316C、316Y、316M、316Wと、定着器321と、排出センサ322とを有している。
2次転写ローラ312、搬送ベルト313、およびベルトローラ314は、ベルトユニット320を構成している。
フィードローラ307aは、媒体搬送方向におけるカッターユニット306の下流に配置され、回転することにより媒体Pを挟持して搬送するローラ対である。
フィードローラ307bは、媒体搬送方向におけるフィードローラ307aの下流に配置され、回転することにより媒体Pを挟持して搬送するローラ対である。
フィードローラ307cは、媒体搬送方向におけるフィードローラ307bの下流に配置され、回転することにより媒体Pを挟持して搬送するローラ対である。
媒体検出装置としての書出し位置検出センサ装置350は、媒体搬送方向におけるフィードローラ307cの下流に配置されたものである。この書出し位置検出センサ装置350は、媒体Pの先端基準を表すマークを検出し、検出した媒体Pへのトナー像の書出し位置を調整するために使用される。画像形成装置100は、書出し位置検出センサ装置350で媒体Pのマークを検出したタイミングに基づいてIDユニット315K、315C、315Y、315M、315Wによる搬送ベルト313上のトナー像の形成タイミングを調整し、媒体Pへのトナー像の書出し位置を調整する。
2次転写ローラ312は、媒体搬送方向における書出し位置検出センサ装置350の下流に配置され、搬送ベルト313上に形成されたトナー像を媒体Pに転写するものである。この2次転写ローラ312は、高電圧を印加させることにより、搬送ベルト313上に形成されたトナー像を媒体Pに転写する。
搬送ベルト313は、ベルトローラ314等の複数のローラに回転可能に張架され、IDユニット315K、315C、315Y、315M、315Wによって形成されたトナー像を2次転写ローラ312へ搬送させるものである。
ベルトローラ314は、搬送ベルト313を回転可能に張架するとともに、ベルトモータの回転駆動により搬送ベルト313を回転させるローラである。
ベルトユニット320は、2次転写ローラ312、搬送ベルト313、およびベルトローラ314で構成され、媒体に現像剤像としてのトナー像を転写するとともに、搬送ベルト313の回転により媒体Pを定着器321へ搬送する。
ID(イメージドラム)ユニット315K、315C、315Y、315M、315Wは、回転可能に設けられた複数の像担持体である感光ドラムを有し、ブラック色(K)、シアン色(C)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、ホワイト色(W)のトナー像を感光ドラムに形成し、対向配置された搬送ベルト313上に1次転写する画像形成動作を行うものである。
LED(Light Emitting Diode)ヘッド316K、316C、316Y、316M、316Wは、IDユニット315K、315C、315Y、315M、315Wのそれぞれの感光ドラムの表面を選択的に露光し、静電潜像を形成するものである。なお、感光ドラムに形成された静電潜像にトナーが供給され、トナー像が形成される。
IDユニット315K、315C、315Y、315M、315W、LEDヘッド316K、316C、316Y、316M、316W、並びにベルトユニット320の2次転写ローラ312および搬送ベルト313は、媒体Pにトナー像を形成する画像形成を行う。
定着器321は、媒体搬送方向におけるベルトユニット320の下流に配置され、媒体Pを搬送するとともに、媒体Pに転写されたトナー像を定着させるものである。この定着器321は、加熱部材を有する定着ローラを備え、熱と圧力で媒体Pに転写されたトナー像を定着させる。
フィードローラ307dは、媒体搬送方向における定着器321の下流に配置され、回転することにより媒体Pを挟持して装置外へ排出するローラ対である。
排出センサ322は、媒体搬送方向におけるフィードローラ307dの下流に配置され、フィードローラ307dによって搬送された媒体Pの先端、後端および媒体Pの有無を検出するセンサである。
このように構成された画像形成装置100は、ホストコンピュータ等の外部装置から印刷命令を入力し、その印刷命令に従って連続した媒体Pの搬送、切断および印刷を行う。
図2および図3は第1の実施例における媒体検出装置の構成を示す説明図であり、図2は媒体搬送方向の上流側から見た断面図、図3は図中矢印Aが示す媒体搬送方向の側面から見た図である。
図2において、媒体検出装置1は、媒体Pの先端基準を表すマークMをセンサで検出するものであり、図1に示す切断位置検出センサ装置340および書出し位置検出センサ装置350またはそのいずれかである。
媒体Pに形成されたマークMは、例えば媒体Pの印刷面に設けられたラベル部の先端の位置や媒体Pを媒体搬送方向において所定の長さで区切ったページの先端の位置等を表すために形成された印(しるし)であり、媒体Pの印刷面の反対面に形成された光反射率の低い黒色のマークである。このマークMは、媒体搬送方向と直交する媒体幅方向における媒体Pの一部に形成されている。
媒体検出装置1は、ベルト10と、センサ11と、つまみ12と、校正板13と、複数のローラ14(14a、14b、14c、14d、14e)とを有している。なお、本実施例では、媒体検出装置1は、図1に示す切断位置検出センサ装置340および書出し位置検出センサ装置350であり、切断位置検出センサ装置340および書出し位置検出センサ装置350は同一の構成を有しているものとする。
ベルト部材としてのベルト10は、複数のローラ14(14a、14b、14c、14d、14e)に張架され、回転可能に構成されたものである。ベルト10は、図3の矢印Aが示す媒体搬送方向と直交する媒体Pの幅方向に伸びるように配置され、媒体搬送方向と直交する媒体幅方向に回転可能に構成されている。
ベルト10は、伸縮性が小さい材料、例えばSUS板や硬質ゴム等で構成されている。また、ベルト10は、図3に示すように、ベルト10aおよびベルト10bの2本で構成されている。
マーク検出センサとしてのセンサ11は、媒体Pに形成されたマークMを検出するものであり、ベルト10(図3に示すベルト10aおよびベルト10b)に取り付けられている。したがって、センサ11は、回転するベルト10に伴って図中矢印Bが示す方向およびその反対方向に移動可能になっている。また、センサ11は、図3に示すベルト10aとベルト10bとの間に配置されている。
センサ11は、例えば発光素子と受光素子を有する光反射型の光学式センサであり、媒体PのマークMと対向するように配置され、媒体PのマークMに発光素子から発せられた光の反射光を受光素子で検出してマークMを検出する。
操作部材としてのつまみ12は、校正板13とともにベルト10(図3に示すベルト10aおよびベルト10b)に取り付けられたものである。媒体検出装置1を操作する操作者により、つまみ12が、図中矢印Bが示す方向またはその反対方向に移動されることによりベルト10が回転し、センサ11が、図中矢印Bが示す方向またはその反対方向に移動する。
本実施例では、つまみ12を媒体PのマークMの位置に移動させると、センサ11がつまみ12の移動と連動して媒体PのマークMの位置まで移動する。
校正板13は、センサ11の出力を調整するための白色板であり、つまみ12とともにベルト10に固定されたものである。校正板13は、センサ11と対向する位置である図3に示すベルト10aとベルト10bとの間に配置され、センサ11から発せられた光を反射させる。
ローラ14(14a、14b、14c、14d、14e)は、ベルト10を回転可能に張架するものであり、ベルト10の移動に伴って回転するものである。
本実施例のローラ14は、ベルトの一の回転方向において順に、第1のローラとしてのローラ14a、第5のローラとしてのローラ14e、第2のローラとしてのローラ14b、第3のローラとしてのローラ14c、第4のローラとしてのローラ14dの5個のローラを配設したものである。
本実施例では、ベルト10の内周面が接触する複数の4つのローラ14a、14b、14c、14dがベルト10の一の回転方向において順に配設され、またベルト10の外周面が接触する少なくとも1つのローラ14eがローラ14aとローラ14bとの間に配設されている。
また、ローラ14aとローラ14eの間に張架されたベルト10の外周面と、ローラ14bとローラ14cの間に張架されたベルト10の外周面とに挟まれた空間、即ち媒体Pを搬送する媒体搬送空間を形成している。
また、ローラ14aとローラ14bとの間に媒体Pを搬送する媒体搬送空間の高さ方向に空間Hを形成し、ローラ14aおよびローラ14bとローラ14eとの間の媒体搬送空間に媒体搬送方向と直交する媒体幅方向の空間Wを形成するようにしている。
つまみ12は、ベルト10の内周面が接触するローラ間(ローラ14aとローラ14dの間)のベルト10に配設され、またセンサ11は、媒体搬送空間を形成するローラ14eとローラ14bの間のベルト10であって、つまみ12(校正板13)と対向する位置に配設されている。
また、ローラ14dとローラ14aとの間のベルト10と、ローラ14eとローラ14bとの間のベルト10とは平行するように配置されている。
このようにローラ14に張架されたベルト10に取り付けられたつまみ12および校正板13とセンサ11とは、媒体Pを挟んで対向した位置に配設され、対向した状態を維持して媒体搬送方向に直交する媒体Pの幅方向において移動可能に構成されている。
上述した構成の作用について説明する。
媒体検出装置のセンサの位置を媒体のマークの位置に合わせる場合の作用を図2および図3に基づいて説明する。
まず、図2に示すように、操作者により、マークMが形成された媒体Pを空間Hおよび空間Wで搬送される位置に配置するものとする。
このとき、図3に示すように、操作者は、マークMが媒体搬送方向におけるベルト10aとベルト10bとの間に配置されるように媒体Pの位置を調整する。
次に、操作者により、つまみ12が操作され、つまみ12が媒体PのマークMの上方に位置するように、図中矢印Bが示す方向へ移動される。ベルト10は、つまみ12の移動に伴ってつまみ12の移動方向と同じ方向へ移動し、ベルト10に取り付けられたセンサ11がベルト10の移動とともに、図中矢印Bが示す方向へ移動する。
このとき、操作者は、媒体PのマークMの位置を確認しながらつまみ12をマークMの上方に移動させることができる。
つまみ12が媒体PのマークMの上方まで移動すると、センサ11は媒体PのマークMの下方まで移動する。センサ11は、つまみ12との媒体Pの幅方向における位置、即ちつまみ12と対向した状態を保持しながら移動するため、つまみ12が媒体PのマークMの上方まで移動すると、センサ11は媒体PのマークMの下方まで移動する。
媒体PのマークMの下方に配置されたセンサ11は、マークMを読取ることができるようになる。
このように、本実施例では、媒体検出装置1のベルト10を張架するローラ14は、ベルト10の内周面が接触する複数のローラとしてローラ14a、14b、14c、14dと、ベルト10の外周面が接触する少なくとも1つのローラとしてローラ14eとを有し、ベルト10の内周面が接触する複数のローラ14a、14b、14c、14dと、ベルト10の外周面が接触するローラ14eとにより、ベルト10の外周面に挟まれた媒体搬送空間を形成するようにしている。
また、つまみ12は、ベルト10の内周面が接触するローラ14aとローラ14dとの間のベルト10に配設され、センサ11は、媒体搬送空間を形成するベルト10のつまみ12と対向する位置に配設され、センサ11は、つまみ12の移動に伴って、つまみ12と対向した状態を保持しながら移動するようにしたことにより、つまみ12を媒体PのマークMの位置に合わせることでセンサ11を媒体PのマークMの位置に容易に合わせることができ、使用者の操作性を向上させることができる。
なお、本実施例では、ベルト10を張架するローラを5つとした例で説明したが、ローラ14cおよびローラ14dを1つのローラとして4つのローラとしても良い。
以上説明したように、第1の実施例では、媒体検出装置のセンサをつまみの移動に伴って、つまみと対向した状態を保持しながら移動させるようにしたことにより、つまみを媒体のマークの位置に合わせることでセンサを媒体のマークの位置に容易に合わせることができるという効果が得られる。
したがって、使用者の操作性を向上させることができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、媒体検出装置である切断位置検出センサ装置のセンサ位置を媒体のマークの位置に合わせるとともに、媒体検出装置である書出し位置検出センサ装置のセンサ位置を切断位置検出センサ装置のセンサ位置に基づいて自動で設定するものとしている。その第2の実施例の媒体検出装置としての切断位置検出センサ装置および書出し位置検出センサ装置の構成を図4から図9に基づいて説明する。
なお、画像形成装置の構成は第1の実施例と同様である。また、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
また、本実施例では、切断位置検出センサ装置のセンサ位置は操作者による視認が可能であり、書出し位置検出センサ装置のセンサ位置は装置内部に配置されているため操作者による視認が困難であるものとして説明する。
さらに、本実施例では、媒体検出装置を図1に示す切断位置検出センサ装置340および書出し位置検出センサ装置350を含むものとしている。
図4は第2の実施例における切断位置検出センサ装置の構成を示す斜視図、図5は第2の実施例における反射板と校正板の構成を示す概略側断面図である。
図4および図5において、第1の媒体検出部としての切断位置検出センサ装置400は、媒体Pの先端基準を表すマークMをセンサで検出し、媒体Pの切断位置を検出するものである。なお、切断位置検出センサ装置400は、媒体の切断位置を検出する媒体切断位置検出部としての図1に示す切断位置検出センサ装置340である。
切断位置検出センサ装置400は、センサ411と、つまみ412と、校正板413と、反射板414と、ホームポジション検出板415と、回転軸420と、ギヤ421(421a、421b)と、モータ422とを有している。なお、媒体PのマークMは、第1の実施例と同様である。
第1の検出手段としてのセンサ411は、媒体Pに形成されたマークMを検出するものである。センサ411は、外側に溝が形成され、その溝と回転軸420に形成された螺旋状のネジ山とが嵌合するように配設されている。したがって、センサ411は、回転する回転軸420により、図中矢印Bが示す方向およびその反対方向(矢印Aが示す媒体搬送方向と直交する媒体幅方向)に移動ガイドに案内されて移動可能になっている。
センサ411は、例えば発光素子411aと受光素子411bを有する光反射型の光学式センサであり、媒体Pに形成されたマークMに対向するように配置され、媒体PのマークMに発光素子411aから発せられた光の反射光を受光素子411bで検出してマークMを検出する。また、センサ411は、校正板413または反射板414に発光素子411aから発せられた光の反射光を受光素子411bで検出して校正板413または反射板414を検出する。
センサ411は、受光素子411bが受光する光の強度に応じて電圧等の信号を出力するものであり、例えば受光素子411bが反射率の高い物体からの反射光を受光すると出力信号レベルが高い高電圧を出力し、反射率の低い物体からの反射光を受光すると出力信号レベルが低い低電圧を出力する。
つまみ412は、校正板413に取り付けられた操作部である。媒体検出装置1を操作する操作者により、つまみ412が、図中矢印Bが示す方向またはその反対方向に移動されることにより校正板413が、図中矢印Bが示す方向またはその反対方向に移動する。このつまみ412は、校正板413を媒体PのマークMの位置に合わせるために使用され、操作者にとって視認性の良好な目印として使用される。
調整板としての校正板413は、センサ411の出力を調整するための白色板であり、つまみ12が取りけられたものである。校正板413は、センサ411と対向する位置に配置された場合、センサ411から発光された光を反射させる。校正板413の光反射率は約100%である。
反射板414は、媒体幅方向に延伸する長尺状の光反射率が約50%の板であり、センサ411から照射された光を反射させるものである。この反射板414は、センサ411が校正板413と対向していないこと、またはセンサ411が所定位置(以下、「ホームポジション」という。)に配置されていないことを検出するためのものである。
基準位置検出板としてのホームポジション検出板415は、光反射率が約0%の矩形状の板であり、センサ411から照射された光を反射させないものである。このホームポジション検出板415は、反射板414の一端部側(例えば、モータ422の反対側)の媒体搬送路の一端部に配置され、センサ411がセンサ411のホームポジションに配置されているか否かを検出するためのものである。
このように、本実施例では、校正板413、反射板414、およびホームポジション検出板415は、それぞれ光反射率が異なるものとしている。
ここで、センサ411のホームポジションとは、媒体幅方向におけるセンサ411の基準位置であり、媒体Pが搬送される媒体搬送路の媒体幅方向における一端部(媒体Pの端部を案内する搬送ガイド)と一致する位置である。本実施例では、媒体幅方向におけるセンサ411の位置は、ホームポジションからの移動距離で制御される。
また、ホームポジション検出板415は、図5に示すように、センサ411と校正板413との間に配置され、校正板413との間に媒体Pを図中矢印Aが示す媒体搬送方向に搬送する高さ方向の空間Hを形成するように配置されている。
回転軸420は、媒体幅方向に延伸する長尺状のものであり、装置に回転可能に支持されたものである。回転軸420の外周面には螺旋状のネジ山が形成され、センサ411の外側に形成された溝と嵌合するように配置されている。したがって、回転軸420が回転することによりセンサ411を媒体幅方向へ移動させることができるようになっている。
モータ422は、ギヤ421(421a、421b)を介して回転軸420を回転させる駆動源であり、例えば回転量を制御することができるステッピングモータである。
なお、ギヤ421aは回転軸420に取り付けられ、ギヤ421bはモータ422の回転軸に取り付けられ、ギヤ421aとギヤ421bとが噛合するように配置されている。
図6は第2の実施例における反射板の構成を示す斜視図である。
図6において、反射板414は、つまみ412および校正板413と嵌合するように構成され、つまみ412および校正板413を図中矢印B1が示す媒体幅方向(媒体搬送方向と直交する方向)に案内するとともに、移動可能にするものである。
したがって、操作者はつまみ412を操作することにより、校正板413を媒体幅方向に移動させることができるようになっている。
図7は第2の実施例における書出し位置検出センサ装置の構成を示す斜視図、図8は第2の実施例における書出し位置検出センサ装置の構成を示す概略側断面図である。
図7および図8において、第2の媒体検出部としての書出し位置検出センサ装置500は、媒体Pの先端基準を表すマークMをセンサで検出し、媒体Pに対して画像形成を開始する書出し位置を検出するものである。なお、書出し位置検出センサ装置500は、媒体の画像形成位置を検出する画像形成位置検出部としての図1に示す書出し位置検出センサ装置350である。
書出し位置検出センサ装置500は、センサ511と、遮蔽板512と、校正板514と、回転軸520と、ギヤ521(521a、521b)と、モータ522と、ホームポジション検出センサ531とを有している。
第2の検出手段としてのセンサ511は、媒体Pに形成されたマークMを検出するものである。センサ511は、外側に溝が形成され、その溝と回転軸520に形成された螺旋状のネジ山とが嵌合するように配設されている。したがって、センサ511は、回転する回転軸520により、図中矢印Bが示す方向およびその反対方向(矢印Aが示す媒体搬送方向と直交する媒体幅方向)に移動ガイドに案内されて移動可能になっている。
センサ511は、例えば発光素子511aと受光素子511bを有する反射型の光学式センサであり、媒体Pに形成されたマークMに対向するように配置され、媒体PのマークMに発光素子511aから発せられた光の反射光を受光素子511bで受光してマークMを検出する。
遮蔽板512は、センサ511に取り付けられた突出部であり、センサ511の位置を検出するためのものである。
校正板514は、センサ511の出力を調整するための白色板である。この校正板514は、媒体幅方向に延伸する長尺状の光反射率が約100%の板であり、センサ511から照射された光を反射させるものである。
回転軸520は、媒体幅方向に延伸する長尺状のものであり、装置に回転可能に支持されたものである。回転軸520の外周面には螺旋状のネジ山が形成され、センサ511の外側に形成された溝と嵌合するように配置されている。したがって、回転軸520が回転することによりセンサ511を媒体幅方向へ移動させることができるようになっている。
モータ522は、ギヤ521(521a、521b)を介して回転軸520を回転させる駆動源であり、例えば回転量を制御することができるステッピングモータである。
なお、ギヤ521aは回転軸520に取り付けられ、ギヤ521bはモータ522の回転軸に取り付けられ、ギヤ521aとギヤ521bとが噛合するように配置されている。
第3の検出手段としてのホームポジション検出センサ531は、媒体搬送路の一端部に配置され、センサ511に取り付けられた遮蔽板512を検出し、センサ511がホームポジションに位置することを検出するものである。ホームポジション検出センサ531は、透過型の光学式センサであり、発光素子と受光素子との間の光軸が遮蔽板512で遮られたことを検出し、センサ511がセンサ511のホームポジションに位置することを検出する。
ここで、センサ511のホームポジションとは、媒体幅方向におけるセンサ511の基準位置であり、媒体Pが搬送される媒体搬送路の媒体幅方向における一端部(媒体Pの端部を案内する搬送ガイド)と一致する位置である。
本実施例では、媒体幅方向におけるセンサ511の位置は、ホームポジションからの移動距離で制御される。また、媒体幅方向において、センサ511のホームポジションと図4に示す切断位置検出センサ装置400のセンサ411のホームポジションとは一致するように設定されている。例えば、センサ511および図4に示す切断位置検出センサ装置400のセンサ411のホームポジションは、媒体搬送方向における媒体の左端を突き当てる媒体搬送路の左端とする。
したがって、センサ511のホームポジションから所定距離移動したセンサ511は、センサ411のホームポジションから同所定距離移動したセンサ411と、媒体幅方向においてホームポジションからの距離が同じ位置に配置される。
なお、媒体幅方向に移動可能なセンサ511は、図8に示すように、校正板514との間に媒体Pを図中矢印Aが示す媒体搬送方向に搬送する高さ方向の空間Hを形成するように配置されている。
図9は第2の実施例における媒体検出装置の制御構成を示すブロック図である。
図9において、媒体検出装置101は、センサ位置制御部610と、センサ機構部650とを有している。
制御部としてのセンサ位置制御部610は、センサ機構部650を制御し、切断位置検出センサ装置400のセンサ411の位置に基づいて書出し位置検出センサ装置500のセンサ511の位置を調整し、センサ511を媒体PのマークMの位置に合わせるものである。
センサ位置制御部610は、制御/記憶部620と、切断位置検出部630と、書出し位置検出部640とを有している。
制御/記憶部620は、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段およびメモリ等の記憶手段を備え、記憶手段に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて切断位置検出部630および書出し位置検出部640を制御し、媒体検出装置101全体の動作を制御するものである。
切断位置検出部630は、切断位置検出センサ装置400の機構部を制御するとともに、図4に示すセンサ411の位置を検出するものであり、モータ駆動部631と、センサ検出部632とを有している。切断位置検出部630は、モータ駆動部631およびセンサ検出部632を制御する。
第1の移動部としてのモータ駆動部631は、切断位置検出センサ装置400のモータ422に制御信号を出力し、モータ422の回転の起動および停止、並びに回転量を制御するものである。モータ駆動部631は、センサ411を媒体幅方向に移動させる。
センサ検出部632は、切断位置検出センサ装置400のセンサ411の出力信号のレベルを検出するものである。センサ検出部632は、センサ411の出力信号のレベルに応じてセンサ411が図4に示す校正板413、反射板414、ホームポジション検出板415、または媒体PのマークMのいずれかを検出しているかを判定する。
書出し位置検出部640は、書出し位置検出センサ装置500の機構部を制御するとともに、図7に示すセンサ511の位置を検出するものであり、モータ駆動部641と、センサ検出部642とを有している。書出し位置検出部640は、モータ駆動部641およびセンサ検出部642を制御する。
第2の移動部としてのモータ駆動部641は、書出し位置検出センサ装置500のモータ522に制御信号を出力し、モータ522の回転の起動および停止、並びに回転量を制御するものである。モータ駆動部641は、センサ511を媒体幅方向に移動させる。
センサ検出部642は、書出し位置検出センサ装置500のセンサ511およびホームポジション検出センサ531の出力信号のレベルを検出するものである。センサ検出部642は、センサ511の出力信号のレベルに応じてセンサ511が図7に示す校正板514または媒体PのマークMのいずれかを検出しているかを判定する。また、センサ検出部642は、ホームポジション検出センサ531の出力信号のレベルに応じてセンサ511が図7に示すホームポジション検出センサ531で検出されるホームポジションに配置されたか否かを判定する。
センサ機構部650は、媒体検出装置101の機構部であり、切断位置検出センサ装置400のモータ422およびセンサ411、並びに書出し位置検出センサ装置500のモータ522およびセンサ511等である。
このように構成された媒体検出装置101は、制御/記憶部620の制御により、センサ411の検出結果に基づいてセンサ411を媒体PのマークMに対応する位置に移動させた後、センサ411の移動量に基づいてセンサ511を媒体PのマークMに対応する位置へ移動させる。
即ち、制御/記憶部620は、センサ411の検出結果に基づいてセンサ411を基準位置(ホームポジション)から媒体PのマークMに対応する位置に配置された校正板413(図6参照)と対向する位置まで移動させた後、その移動量を記憶し、センサ511を基準位置(ホームポジション)からセンサ411の移動量と同じ移動量を移動させ、センサ511を媒体PのマークMに対応する位置へ移動させる。
上述した構成の作用について説明する。
まず、媒体検出装置が行う切断位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理を図10の第2の実施例における切断位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図4、図9、および図12から図15を参照しながら説明する。なお、図12から図15において、(a)は校正板413とセンサ411の位置を表し、(b)はセンサ411の出力レベルを表している。
この切断位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理は、例えばホストコンピュータ等の外部装置から印刷命令を受信したとき等の印刷動作を開始する際に行われる。
なお、媒体読取装置101の切断位置検出センサ装置400のセンサ411およびつまみ412は、図12に示すように、初期位置としてセンサ411が回転軸420の媒体幅方向における中央部に配置され、また、つまみ412が反射板414の媒体幅方向における中央部に配置されているものとする。
このとき、即ちセンサ411と校正板413とが対向する位置に配置されているとき、図13に示すように、センサ411の出力レベルは校正板413を検出している反射率約100%の出力レベルとなり、閾値Aより高い出力レベルDとなっている。
S1:操作者により、媒体読取装置101の切断位置検出センサ装置400のつまみ412が手動操作され、校正板413が反射板414を摺動して媒体PのマークMに対応する位置に移動される。ここで、マークMに対応する位置とは、切断位置検出センサ装置400を媒体Pに形成されたマークMが通過する位置の上方の位置である。
例えば、操作者は、切断位置検出センサ装置400の媒体通過位置に媒体Pを載置し、媒体PのマークMを視認しながら、反射板414の媒体幅方向における中央部に配置されたつまみ412を操作して校正板413をマークMに対応する位置まで移動させるものとする。
S2:S1において、図4に示すように、校正板413が反射板414の媒体幅方向における中央部から図中矢印Bが示すモータ422の方向へ移動すると、校正板413はセンサ411と対向する位置(センサ411の上方)から外れるため、図14に示すように、センサ411の出力レベルは校正板413を検出している反射率約100%の出力レベルから反射板414を検出している反射率約50%の出力レベルに低下し、閾値Aより低く、かつ閾値Bより高い出力レベルEとなる。
S3:センサ位置制御部610の切断位置検出部630は、センサ検出部632により、センサ411の出力レベルが反射板414を検出している反射率約50%の出力レベルに低下したことを検出してつまみ412が移動されたことを検出し、その旨を制御/記憶部620に通知する。
S4:制御/記憶部620は、切断位置検出部630からつまみ412が移動されたことの通知を受けると、切断位置検出部630にセンサ411を媒体幅方向における中央部からホームポジション板415を検出するホームポジションまで移動させるように指示する。
S5:切断位置検出部630は、センサ411を移動させる指示を受けると、モータ駆動部631によりモータ422の回転を制御し、モータ422を正回転させてセンサ411をホームポジションの方向へ移動させる。
S6:切断位置検出部630は、センサ検出部632により、センサ411の出力レベルが閾値Bより低くなったか否か、即ちセンサ411がホームポジション板415を検出し、ホームポジションまで移動したか否かを判定し、閾値Bより低くなった(センサ411がホームポジションまで移動した)と判定すると処理をS7へ移行し、閾値Bより低くなっていない(センサ411がホームポジションまで移動していない)と判定するとセンサ411の出力レベルの監視を継続するため処理をS5へ移行する。
S7:センサ411がホームポジションまで移動したと判定した切断位置検出部630は、センサ411がホームポジションに到達した旨を制御/記憶部620に通知する。
このとき、図15に示すように、センサ411の出力レベルは、ホームポジション板415を検出している反射率約0%の出力レベルとなり、閾値Bより低い出力レベルFとなる。
S8:制御/記憶部620は、センサ411がホームポジションに到達した旨の通知を受けると、切断位置検出部630にセンサ411の移動の停止を指示する。切断位置検出部630は、センサ411を停止させる指示を受けると、モータ駆動部631によりモータ422の回転を停止し、センサ411の移動を停止する。
S9:センサ411の移動を停止させた制御/記憶部620は、切断位置検出部630にセンサ411をホームポジションから校正板413を検出する位置まで移動させるように指示する。
S10:切断位置検出部630は、センサ411を移動させる指示を受けると、モータ駆動部631によりモータ422の回転を制御し、モータ422を逆回転させてセンサ411をホームポジションから校正板413の方向へ移動させる。
S11:切断位置検出部630は、センサ検出部632により、センサ411の出力レベルが閾値Bより高くなったか否か、即ちセンサ411がホームポジション板415を検出する位置から離れたか否かを判定し、閾値Bより高くなった(センサ411がホームポジションから離れた)と判定すると処理をS12へ移行し、閾値Bより高くなっていない(センサ411がホームポジションから離れていない)と判定するとセンサ411の出力レベルの監視を継続するため処理をS10へ移行する。
S12:センサ411がホームポジションから離れたと判定した切断位置検出部630は、センサ411がホームポジションから離れた旨を制御/記憶部620に通知する。制御/記憶部620は、記憶手段に記憶したセンサ411の位置情報としての位置カウンタXaを「0」に初期化する。
ここで、位置カウンタXaとは、センサ411の位置を表す情報であり、本実施例では、センサ411がホームポジション板415を検出している位置と検出しない位置との境界の位置から移動した距離をモータ422に出力したパルス数で表したものとしている。
以降、制御/記憶部620は、センサ411を移動させている切断位置検出部630から通知により、モータ422に出力したパルス数を位置カウンタXaに加算して位置カウンタXaを更新する。
S13:切断位置検出部630は、センサ検出部632により、センサ411の出力レベルが閾値Aより高くなったか否かを判定し、閾値Aより高くなったと判定すると処理をS14へ移行し、閾値Aより高くなっていないと判定するとセンサ411の出力レベルの監視を継続する。
S14:センサ411の出力レベルが閾値Aより高くなったと判定した切断位置検出部630は、センサ411の出力レベルが閾値Aより高くなってからモータ422に出力したパルス数が予め記憶手段に記憶された所定の移動距離に達したこと、即ちセンサ411の出力レベルが閾値Aより高くなってから所定の移動距離を移動させたことを確認すると、センサ411が校正板413を検出する位置に到達した旨を制御/記憶部620に通知する。
ここで、所定の移動距離とは、図15に示すように、センサ411の出力レベルが閾値Aより高くなってから媒体幅方向におけるセンサ411の中心と校正板413の中心が略一致するまでのセンサ411の移動距離Xdである。
したがって、センサ411は、出力レベルが閾値Aより高くなってから所定の移動距離を移動すると、校正板413と対向した位置に配置される。
このように、切断位置検出部630は、センサ411で校正板413を検出した後、センサ411を所定距離移動させて校正板413と対向する位置まで移動させる。
S15:制御/記憶部620は、センサ411が校正板413を検出する位置に到達した旨の通知を受けると、切断位置検出部630にセンサ411の移動の停止を指示する。切断位置検出部630は、センサ411を停止させる指示を受けると、モータ駆動部631によりモータ422の回転を停止し、センサ411の移動を停止する。
このとき、制御/記憶部620は、更新していた位置カウンタXaの値をセンサ位置情報Yとして記憶手段に記憶する。
制御/記憶部620は、位置カウンタXaの値をセンサ位置情報Yとして記憶手段に記憶すると、本処理を終了する。
次に、媒体検出装置が行う書出し位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理を図11の第2の実施例における書出し位置検出センサ装置のセンサ移動処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図7、図9、および図16から図18を参照しながら説明する。
なお、図16から図18において、(a)はセンサ511の位置を表し、(b)はホームポジション検出センサ531の出力レベルを表している。
また、書出し位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理は、上述した図10のS1〜S15の切断位置検出センサ装置のセンサ位置決定処理に続いて行われる処理である。
さらに、書出し位置検出センサ装置500のセンサ511の初期位置は、特に規定されるものではないが、本実施例では回転軸520の媒体幅方向における中央部に配置されているものとして説明する。
このとき、即ちセンサ511が回転軸520の媒体幅方向における中央部に配置されているとき、図16に示すように、ホームポジション検出センサ531の出力レベルは遮蔽板512を検出していない出力レベルとなり、閾値Cより高い出力レベルとなっている。
S16:図10のS15において、センサ位置情報Yとして記憶手段に記憶した制御/記憶部620は、書出し位置検出部640にセンサ511を回転軸520の媒体幅方向における中央部からホームポジション板415を検出するホームポジションまで移動させるように指示する。
S17:書出し位置検出部640は、センサ511を移動させる指示を受けると、モータ駆動部641によりモータ522の回転を制御し、モータ522を正回転させてセンサ511をホームポジションの方向へ移動させる。
S18:書出し位置検出部640は、センサ検出部642により、ホームポジション検出センサ531の出力レベルが閾値Cより低くなったか否か、即ちホームポジション検出センサ531が遮蔽板512を検出し、センサ511がホームポジションまで移動したか否かを判定し、閾値Cより低くなった(センサ511がホームポジションまで移動した)と判定すると処理をS19へ移行し、閾値Cより低くなっていない(センサ511がホームポジションまで移動していない)と判定するとホームポジション検出センサ531の出力レベルの監視を継続するため処理をS17へ移行する。
S19:センサ511がホームポジションまで移動したと判定した書出し位置検出部640は、センサ511がホームポジションに到達した旨を制御/記憶部620に通知する。
このとき、図17に示すように、センサ511の出力レベルは、遮蔽板512を検出している光透過率約0%の出力レベルとなり、閾値Cより低い出力レベルGとなる。
S20:制御/記憶部620は、センサ511がホームポジションに到達した旨の通知を受けると、書出し位置検出部640にセンサ511の移動の停止を指示する。書出し位置検出部640は、センサ511を停止させる指示を受けると、モータ駆動部641によりモータ522の回転を停止し、センサ511の移動を停止する。
S21:センサ511の移動を停止させた制御/記憶部620は、書出し位置検出部640にセンサ511をホームポジションから記憶手段に記憶したセンサ位置情報Yの位置まで移動させるように指示する。
S22:書出し位置検出部640は、センサ511を移動させる指示を受けると、モータ駆動部641によりモータ522の回転を制御し、モータ522を逆回転させてセンサ511をホームポジションからセンサ位置情報Yの位置の方向(モータ522の方向)へ移動させる。
S23:書出し位置検出部640は、センサ検出部642により、ホームポジション検出センサ531の出力レベルが閾値Cより高くなったか否か、即ちホームポジション検出センサ531が遮蔽板512を検出する位置から離れたか否かを判定し、閾値Cより高くなった(センサ511がホームポジションから離れた)と判定すると処理をS24へ移行し、閾値Cより高くなっていない(センサ511がホームポジションから離れていない)と判定するとホームポジション検出センサ531の出力レベルの監視を継続するため処理をS22へ移行する。
S24:センサ511がホームポジションから離れたと判定した書出し位置検出部640は、センサ511がホームポジションから離れた旨を制御/記憶部620に通知する。制御/記憶部620は、記憶手段に記憶したセンサ511の位置情報としての位置カウンタXbを「0」に初期化する。
ここで、位置カウンタXbとは、センサ511の位置を表す情報であり、本実施例では、ホームポジション検出センサ531が遮蔽板512を検出している位置と検出しない位置との境界の位置から移動した距離をモータ522に出力したパルス数で表したものとしている。
以降、制御/記憶部620は、センサ511を移動させている書出し位置検出部640から通知により、モータ522に出力したパルス数を位置カウンタXbに加算して位置カウンタXbを更新する。
S25:制御/記憶部620は、位置カウンタXbの値を監視し、位置カウンタXbが図10のS15において記憶手段に記憶したセンサ位置情報Yと一致するか否かを判定し、一致すると判定すると処理をS26へ移行し、一致していないと判定すると位置カウンタXbの監視を継続する。
S26:位置カウンタXbがセンサ位置情報Yと一致すると判定した切断位置検出部630は、センサ511が媒体PのマークMを検出する位置に到達した旨を制御/記憶部620に通知する。
このとき、図18に示すように、センサ511は、ホームポジションから離れた位置(位置カウンタXb=0の位置)から位置カウンタXbの値に相当する移動距離を移動した位置、即ち媒体PのマークMを検出する位置となっている。
なお、センサ511は、図15に示すセンサ411と同様に、媒体PのマークMを検出する位置に配置される。
S27:制御/記憶部620は、センサ511が媒体PのマークMを検出する位置に到達した旨の通知を受けると、書出し位置検出部640にセンサ511の移動の停止を指示する。書出し位置検出部640は、センサ511を停止させる指示を受けると、モータ駆動部641によりモータ522の回転を停止し、センサ511の移動を停止する。
制御/記憶部620は、センサ511の移動を停止させると、本処理を終了する。
このように、本実施例では、媒体検出装置1の制御/記憶部620は、切断位置検出センサ装置400のセンサ411の検出結果に基づいてセンサ411を媒体のマークに対応する位置に移動させた後、センサ411の移動量に基づいて書出し位置検出センサ装置500のセンサ511を媒体のマークに対応する位置へ移動させるようにしたことにより、つまみ412を媒体PのマークMの位置に合わせることで切断位置検出センサ装置400のセンサ411および書出し位置検出センサ装置500のセンサ511を媒体PのマークMの位置に容易に合わせることができ、使用者の操作性を向上させることができる。
なお、本実施例では、切断位置検出センサ装置400のセンサ位置が操作者による視認が可能であり、書出し位置検出センサ装置500のセンサ位置が操作者による視認が困難であるものとして説明したが、書出し位置検出センサ装置500のセンサ位置が操作者による視認が可能であり、切断位置検出センサ装置400のセンサ位置が操作者による視認が困難である場合は、書出し位置検出センサ装置500のセンサ511の検出結果に基づいてセンサ511を媒体のマークに対応する位置に移動させた後、センサ511の移動量に基づいて切断位置検出センサ装置400のセンサ411を媒体のマークに対応する位置へ移動させるようにしても良い。
また、センサの位置を合わせる必要があるセンサ装置が複数ある場合、ひとつのセンサ装置のセンサの検出結果に基づいて当該センサを媒体のマークに対応する位置に移動させた後、そのセンサの移動量に基づいて他のセンサ装置のセンサを媒体のマークに対応する位置へ移動させ、すべてのセンサ装置(3つ以上のセンサ装置)のセンサの位置を合わせるようにしても良い。
以上説明したように、第2の実施例では、切断位置検出センサ装置のつまみを媒体のマークの位置に合わせ、センサを媒体のマークに対応する位置に移動させた後、そのセンサの移動量に基づいて書出し位置検出センサ装置のセンサを媒体のマークに対応する位置へ移動させるようにしたことにより、つまみを媒体のマークの位置に合わせることで複数のセンサを媒体のマークの位置に容易に合わせることができるという効果が得られる。
したがって、使用者の操作性を向上させることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像形成装置をプリンタとして説明したが、ファクシミリ装置や複合機(MFP)等としても良い。
また、媒体検出装置を切断位置検出センサ装置および書出し位置検出センサ装置の2つのセンサ装置として説明したが、それに限られることなく、センサの位置を合わせる必要があるセンサ装置が複数ある場合、すべてのセンサ装置(3つ以上のセンサ装置)のセンサの位置を合わせるようにしても良い。
1、101 媒体検出装置
10 ベルト
11、411、511 センサ
12 つまみ
13 校正板
14 ローラ
400 切断位置検出センサ装置
412 つまみ
413、514 校正板
414 反射板
415 ホームポジション検出板
420、520 回転軸
422、522 モータ
500 書出し位置検出センサ装置
512 遮蔽板
531 ホームポジション検出センサ
610 センサ位置制御部
620 制御/記憶部
630 切断位置検出部
631、641 モータ駆動部
632、642 センサ検出部
640 書出し位置検出部
650 センサ機構部

Claims (10)

  1. 複数のローラに張架され、媒体搬送方向と直交する媒体幅方向に回転可能なベルト部材と、
    前記ベルト部材に取り付けられた操作部材と、
    前記ベルト部材に取り付けられ、媒体幅方向における媒体の一部に形成されたマークを検出するマーク検出センサと、
    を有し、
    前記ローラは、
    前記ベルト部材の内周面が接触する複数のローラと、
    前記ベルト部材の外周面が接触する少なくとも1つのローラと、
    を有し、
    前記ベルト部材の内周面が接触する複数のローラと、前記ベルト部材の外周面が接触するローラとにより、前記ベルト部材の外周面に挟まれた媒体搬送空間が形成され、
    前記操作部材は、前記ベルト部材の内周面が接触するローラ間の前記ベルト部材に配設され、
    前記マーク検出センサは、前記媒体搬送空間を形成する前記ベルト部材の前記操作部材と対向する位置に配設され、
    前記マーク検出センサは、前記操作部材の移動に伴って、前記操作部材と対向した状態を保持しながら移動することを特徴とする媒体検出装置。
  2. 請求項1に記載の媒体検出装置において、
    前記ローラは、
    前記ベルト部材の内周面が接触する第1のローラと、第2のローラと、第3のローラと、第4のローラと、
    前記ベルト部材の外周面が接触する第5のローラと、
    を有し、
    前記第1のローラ、前記第2のローラ、前記第3のローラ、および前記第4のローラは、
    前記ベルト部材の一の回転方向において、前記第1のローラ、前記第2のローラ、前記第3のローラ、前記第4のローラの順に配置され、
    前記第5のローラは、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間に配置され、
    前記第1のローラとの間に張架されたベルト部材と、
    前記第2のローラとの間に張架されたベルト部材との間に媒体搬送空間を形成し、
    前記操作部材は、前記第4のローラと前記第1のローラとの間のベルト部材に配設され、
    前記マーク検出センサは、前記第5のローラと前記第2のローラとの間のベルト部材に配設されていることを特徴とする媒体検出装置。
  3. 請求項2に記載の媒体検出装置において、
    前記第4のローラと前記第1のローラとの間のベルト部材と、
    前記第5のローラと前記第2のローラとの間のベルト部材とは平行するように配置されていることを特徴とする媒体検出装置。
  4. 搬送される媒体の媒体搬送方向と直交する媒体幅方向における一部に形成されたマークを検出する第1の検出手段を備えた第1の媒体検出部と、
    搬送される媒体の前記媒体幅方向における一部に形成されたマークを検出する第2の検出手段を備えた第2の媒体検出部と、
    前記第1の検出手段を前記媒体幅方向へ移動させる第1の移動部と、
    前記第2の検出手段を前記媒体幅方向へ移動させる第2の移動部と、
    前記第1の移動部および前記第2の移動部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記第1の検出手段の検出結果に基づいて前記第1の検出手段を媒体のマークに対応する位置に移動させた後、前記第1の検出手段の移動量に基づいて前記第2の検出手段を媒体のマークに対応する位置へ移動させることを特徴とする媒体検出装置。
  5. 請求項4に記載の媒体検出装置において、
    前記第1の媒体検出部は、前記媒体幅方向に移動可能な調整板を有し、
    前記制御部は、
    前記第1の検出手段を基準位置から前記媒体のマークに対応する位置に配置された前記調整板と対向する位置まで移動させた後、その移動量を記憶し、
    前記第2の検出手段を前記基準位置から前記第1の検出手段の前記移動量と同じ移動量を移動させることを特徴とする媒体検出装置。
  6. 請求項5に記載の媒体検出装置において、
    前記制御部は、
    前記第1の検出手段で前記調整板を検出した後、前記第1の検出手段を所定距離移動させて前記調整板と対向する位置まで移動させることを特徴とする媒体検出装置。
  7. 請求項6に記載の媒体検出装置において、
    前記第1の媒体検出部は、前記第1の検出手段の基準位置に配置された基準位置検出板を有し、
    前記第2の媒体検出部は、前記第2の検出手段の基準位置を検出する第3の検出手段を有し、
    前記制御部は、
    前記第1の検出手段で前記基準位置検出板を検出すると、前記第1の検出手段が基準位置に配置されたことを検知し、
    前記第3の検出手段で前記第2の検出手段を検出すると、前記第2の検出手段が前記基準位置に配置されたことを検知することを特徴とする媒体検出装置。
  8. 請求項7に記載の媒体検出装置において、
    前記第1の検出手段は、前記調整板および前記基準位置検出板の反射光を検出する光反射型のセンサであり、
    前記調整板の光反射率と、前記基準位置検出板の光反射率とが異なることを特徴とする媒体検出装置。
  9. 請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の媒体検出装置において、
    前記第1の媒体検出部は、媒体の切断位置を検出する媒体切断位置検出部であり、
    前記第2の媒体検出部は、媒体の画像形成位置を検出する画像形成位置検出部であることを特徴とする媒体検出装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載された媒体検出装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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