JP2019042743A - レーザー加工装置、レーザー加工システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の他の特徴については、本明細書の記載により明らかにする。
図1に示すように、レーザー加工システム100は、レーザー加工装置1及び制御装置2を有する。但し、制御装置2の果たす機能をレーザー加工装置1で実現することによって、レーザー加工システム100がレーザー加工装置1単体で構成されてもよい。
照射部10は、ワークWに対してレーザー光を照射する。図2に示すように、照射部10は、レーザー発振器10a及び対物光学系10bを含む。
保持部20はワークWを保持する。本実施形態において保持部20(保持部20に保持されたワークW)は、X軸、Y軸、A回転軸、及びB回転軸に沿って移動可能となっている(詳細は後述)。図2に示すように、保持部20は、スライダ部20a及び支持部20bを含む。
駆動機構30は、X軸、Y軸、Z軸、A回転軸及びB回転軸の5つの軸に沿って、対物光学系10bまたは保持部20に保持されたワークWを移動させる。図2に示すように、本実施形態に係る駆動機構30は第1の駆動機構31、第2の駆動機構32、及び第3の駆動機構33を含む。
図1に示すCAD/CAMシステム200は、加工データを作成し、加工システム100に出力する。加工データは、目的物を加工する際に加工システム100で使用するデータである。加工データは、目的物の外形を示すXYZの座標値や、レーザー光の照射強度等、ワークWを目的物に加工するための各種情報が含まれている。加工データは、目的物の三次元データやワークの三次元データに基づいて作成される。たとえば、歯科用の補綴物を加工する場合、CCDカメラやX線CTにより口腔内をスキャンして得られた三次元データを使用して加工データを作成する。なお、出力されるデータの形式は、加工システム100で使用できるものであれば特に限定されない。
次に図3〜5を参照して、本実施形態に係るレーザー加工装置1の具体的な構成について説明する。図3は、レーザー加工装置1の全体を示した斜視図である。図3では、レーザー加工装置1の外枠を構成する筐体、カバー等、一部の構成について記載を省略している。図3〜図5では、レーザー加工装置1の正面に向かって左右(左方・右方)をX軸(X軸方向)とし、前後(前方・後方)をY軸(Y軸方向)とし、上下(上方・下方)をZ軸(Z軸方向)とする。X軸、Y軸、Z軸は互いに直交する。また、図3の状態において、A回転軸はX軸回りの回転軸に相当し、B回転軸はX軸と直交するY軸回りの回転軸に相当する。また、レーザー加工装置1は、X軸とY軸とで構成されるXY平面に置かれるものとする。なお、各軸の設定は説明の便宜上設定したものであり、特に限定されるものではない。たとえば、前後をX軸とし、左右をY軸としてもよい。図4は、照射部10の拡大斜視図である。図5は、保持部20の拡大斜視図である。
図3に示すように、照射部10及び保持部20は枠体Fに設置されている。枠体Fは、台座部40、脚部41、ベース部材42、支柱43、及び梁44を含む。
図3及び図4に示すように、本実施形態に係る照射部10は、2本の梁44に固定されている。照射部10は、対物光学系10bの他に、本体部10c、ベース部材10d、ベース部材10e、ガイドレール10f、スライダ10g、及びリレー光学系10hが設けられている。また、本実施形態において、第1の駆動モータ31aは、照射部10内に設けられている(図3等では図示を省略)。
図3及び図5に示すように、保持部20は、スライダ部20a及び支持部20bを含む。
図3等に示したレーザー加工装置1の構成(各構成の形状や配置を含む)はあくまでも一例である。本発明に係るレーザー加工装置1は、少なくとも5つの軸に沿って、対物光学系10bまたは保持部20に保持されたワークWを移動させることができればよい。たとえば、5つの駆動軸について、対物光学系側の駆動軸を3軸(たとえばXYZ軸)、保持部20側の駆動軸を2軸(たとえばA回転軸、B回転軸)のように構成することや、保持部20側の駆動軸を5軸(XYZ軸、A回転軸、B回転軸)のように構成することも可能である。も可能である。また、上記実施形態の構成において、更に対物光学系10bをX軸及びY軸に沿って移動させるような駆動機構を設けてもよい。この場合、レーザー加工装置1は、対物光学系側3軸(XYZ軸)、保持部側4軸(XY軸、A回転軸、B回転軸)の計7つの駆動軸を有する。また、上記説明においては、対物光学系10bのみをZ軸に沿って移動させる例について述べたが、照射部10全体をZ軸に沿って移動させるような駆動機構を設けてもよい。この場合、照射部10のZ軸に沿った移動に伴い、対物光学系10bもZ軸に沿って移動可能となる。
2 コンピューター
2b サーボコントローラ
10 照射部
10b 対物光学系
20 保持部
30 駆動機構
100 レーザー加工システム
Claims (4)
- レーザー発振器からのレーザー光をワークに対して照射するための対物光学系と、
前記ワークを保持する保持部と、
X軸、Y軸、Z軸、第1の回転軸、及び第2の回転軸の5つの軸に沿って、前記対物光学系または前記保持部に保持された前記ワークを移動させる駆動機構と、
を有するレーザー加工装置。 - 前記保持部は、
スライダ部と、
前記スライダ部に固定され、前記ワークを支持する支持部と、
を含み、
前記駆動機構は、
前記対物光学系を前記Z軸に沿って移動させる第1の駆動機構と、
前記スライダ部を前記X軸または前記Y軸に沿って移動させる第2の駆動機構と、
前記支持部に支持された前記ワークを前記第1の回転軸または前記第2の回転軸に沿って移動させる第3の駆動機構と、
を含むことを特徴とする請求項1記載のレーザー加工装置。 - 前記第1の駆動機構は、前記対物光学系を前記Z軸に沿って移動させるための第1の駆動モータを含み、
前記第2の駆動機構は、前記スライダ部を前記X軸に沿って移動させるための第2の駆動モータ、及び前記スライダ部を前記Y軸に沿って移動させるための第3の駆動モータを含み、
前記第3の駆動機構は、前記支持部に支持された前記ワークを前記第1の回転軸に沿って移動させるための第4の駆動モータ、及び前記支持部に支持された前記ワークを前記第2の回転軸に沿って移動させるための第5の駆動モータを含み、
前記駆動モータそれぞれは、1のサーボコントローラにより同期制御されることを特徴とする請求項2記載のレーザー加工装置。 - レーザー発振器からのレーザー光をワークに対して照射するための対物光学系と、
スライダ部、及び当該スライダ部に固定され、前記ワークを支持する支持部を含む保持部と、
前記対物光学系をZ軸に沿って移動させるための第1の駆動モータを含む第1の駆動機構と、
前記スライダ部をX軸に沿って移動させるための第2の駆動モータ、及び前記スライダ部をY軸に沿って移動させるための第3の駆動モータを含む第2の駆動機構と、
前記支持部に支持された前記ワークを第1の回転軸に沿って移動させるための第4の駆動モータ、及び前記支持部に支持された前記ワークを第2の回転軸に沿って移動させるための第5の駆動モータを含む第3の駆動機構と、
前記駆動モータそれぞれを同期制御するための1のサーボコントローラと、
を有するレーザー加工システム。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP2017165337A JP2019042743A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | レーザー加工装置、レーザー加工システム |
PCT/JP2018/028012 WO2019044294A1 (ja) | 2017-08-30 | 2018-07-26 | レーザー加工装置、レーザー加工システム |
EP18850533.3A EP3677373A4 (en) | 2017-08-30 | 2018-07-26 | LASER MACHINING DEVICE AND LASER MACHINING SYSTEM |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017165337A JP2019042743A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | レーザー加工装置、レーザー加工システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019042743A true JP2019042743A (ja) | 2019-03-22 |
Family
ID=65815096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017165337A Pending JP2019042743A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | レーザー加工装置、レーザー加工システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019042743A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061856A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Keyence Corp | レーザ加工装置及びレーザ加工装置の焦点位置指示方法 |
JP2011175076A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Olympus Corp | フレネルレンズおよびフレネルレンズ成形型ならびにフレネルレンズの製造方法、フレネルレンズ成形型の製造方法 |
JP2012166267A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Ewag Ag | 切替え可能なレーザシステムを有するレーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
JP2016117081A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 株式会社ワークステーション | レーザー加工機 |
-
2017
- 2017-08-30 JP JP2017165337A patent/JP2019042743A/ja active Pending
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