JP2019042086A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】尿の吸収後においても、液戻りが少なく、着用感を悪化せずに尿漏れを十分に防止することができる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品1を構成する吸収体20が、高吸収性シート210と、高吸収性シート210の全体を包む親水性シート220と、を有し、高吸収性シート210は、片側表面が起毛した基体不織布211と、基体不織布211の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマー212と、を有し、所定の条件下における厚みが調整された吸収性物品1を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、軽失禁パッド、軽失禁ライナー、尿取りパッド等の吸収性物品に関する。
一般に吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、で構成されており、これにより、尿等の体液は、トップシートを通って吸収体に吸収される。この吸収性物品は、想定される使用状況における体液の排出量に応じて、様々な吸収量のものが存在する。これらのうち、比較的少量の尿を吸収するものとしては、軽失禁パッドと軽失禁ライナーが知られている。両者を比較した場合、軽失禁パッドは軽失禁ライナーと比べて厚みがあり、吸収性能が高く、一方で、軽失禁ライナーは、軽失禁パッドよりも薄く、吸収性能が低い、というそれぞれの特徴があり、使用者は、自己の症状に合った商品の選択をすることができる。
ところで、上記の軽失禁の代表的な症状として、腹圧性尿失禁が挙げられる。腹圧性尿失禁とは、お腹に力が入った時に不意に少量の尿が漏れてしまう症状であり、尿道を支えることで排尿をコントロールする骨盤底筋が、出産や加齢などに伴って衰えることにより発症する。女性の方が男性よりも尿道が短いため、女性の方が男性よりも腹圧性尿失禁に罹患しやすく、成人女性の3人に1人が腹圧性尿失禁を経験していると言われている。
現在、軽失禁パッドや軽失禁ライナーにおいては、生理用ナプキンやパンティライナーをベースとして、様々なサイズ、吸収量に応じた商品設計がなされているものの、腹圧性尿失禁等の軽失禁に悩まされる女性の多くは、尿漏れの症状を恥ずかしいこととして、これら尿漏れ専用商品を購入ないし使用することに抵抗を感じている。その結果、尿漏れに悩む多くの女性は、使用している生理用ナプキンをそのまま軽失禁対策に使用する場合も多い。しかしながら、一般的な生理用ナプキンの吸収体には、吸収性能を確保するための高吸収性ポリマー(Super Absorbent Polymer;SAPとも称される)が含まれないか、若しくは、含まれているとしても微量であるため、体液の吸収後においても吸収体の厚みの変化が少なく、生理用ナプキンは、軽失禁パッド等と比べて着用感が悪化しにくいという利点を有するが、一方で、生理用ナプキンでは、軽失禁パッド等と比較して尿漏れを十分に防止できないという根本的な問題があった。さらに、生理用ナプキンから軽失禁パッドや軽失禁ライナーに切り替えた後に、商品の選択の困難性、価格等の問題から、再び生理用ナプキンを使用するケースも多く見られた。これらの背景から、生理用ナプキンのように薄型で、かつ、尿漏れも防止することのできる手段について、検討がなされてきた。
このような検討がなされた発明として、特許文献1には、高吸収性ポリマーが、高吸収性ポリマー及び吸収性繊維の合計重量に対して、40重量%以上含まれ、かつ、加圧薄型化されており、セカンドシートに、ポリエチレンテレフタレートを用いた吸収体が開示されており、当該吸収体によれば、広範に亘って液体を拡散させて、吸収体に入るときの面積を広げ、吸収能力の低下を防止することができるとされている。また、特許文献2には、繊維集合体と、高吸収性ポリマーとを有する吸収体であって、繊維集合体として、繊維で構成されたトウからなるものを用いるとともに、高吸収性ポリマーとして、吸水量が60g/g以上のものを用いた吸収体が開示されており、当該吸収体によれば、使用感や吸収性能を損なわずに、軽量化、薄型化を図ることができるとされている。
国際公開2005/082305号 特開2006−6742号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された吸収体では、所定量の高吸収性ポリマーにより吸収性能を確保でき、かつ、所定の工夫により薄型化も実現できたが、尿を吸収した後においては、高吸収性ポリマーの膨潤に伴って吸収体の厚みが増し、着用感の悪化や違和感を生じるいう問題があり、吸収性物品にこれらの吸収体を用いたとしても、生理用ナプキンのように薄さを維持することが難しかった。また、吸収体が、フラッフパルプを含まずに不織布と高吸収性ポリマーを構成とする高吸収性シートである場合にも、排尿前は薄型であったとしても、排尿後は上記同様に吸収体の厚みが増し、かつ、フラッフパルプを含まないため、柔軟性が劣るという問題があった。さらに、生理用ナプキン等の高吸収性ポリマーを含まない又はほとんど含まない吸収性物品では液戻りが発生し、尿を吸収させるという観点においては、吸収性が十分ではなかった。したがって、本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、尿の吸収後においても、液戻りが少なく、着用感を悪化せずに尿漏れを十分に防止することができる吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の発明者らは、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った、その結果、所定の構成及び構造を有する高吸収性シートを吸収体に用いることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1)本発明の第1の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性又は液透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、を有する吸収性物品であって、前記吸収体は、高吸収性シートと、前記高吸収性シートの全体を包む親水性シートと、を有し、前記高吸収性シートは、片側表面が起毛した基体不織布と、前記基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマーと、を有し、0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の、無荷重条件下における吸収性物品の厚みが、無荷重条件下における、注水前の吸収性物品の厚みに対して、75%以上105%以下であり、0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の、35gf/cmの荷重条件下における吸収性物品の厚みが、35gf/cmの荷重条件下における、注水前の吸収性物品の厚みに対して、75%以上130%以下であり、前記吸収体の、ハンディ圧縮試験機KES−G5による、圧縮エネルギーWCが2.0gf・cm/cm以上8.0gf・cm/cm以下であり、圧縮回復性RCが35%以上65%以下である、吸収性物品である。
(2)本発明の第2の態様は、(1)に記載の吸収性物品であって、前記基体不織布がエアスルー不織布であり、前記基体不織布の、坪量が20g/m以上200g/m以下であり、厚さは0.3mm以上11.0mm以下であり、基体不織布を構成する繊維の太さが、1.6dtex以上14dtex以下であることを特徴とするものである。
(3)本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載の吸収性物品であって、前記高吸収性ポリマーの坪量が200g/m以上1200g/m以下であることを特徴とするものである。
(4)本発明の第4の態様は、(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記親水性シートは、坪量が7g/m以上45g/m以下の親水性不織布又はティシュであることを特徴とするものである。
(5)本発明の第5の態様は、(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記高吸収性ポリマーが、ホットメルト接着剤により、前記基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持されており、前記ホットメルト接着剤の含有量が10g/m以下であることを特徴とするものである。
本発明の吸収性物品を構成する吸収体は、高吸収性シートと、高吸収性シートの全体を包む親水性シートと、を有し、高吸収性シートは、片側表面が起毛した基体不織布と、基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマーと、を有する。このため、不織布本来の嵩高さに加えて、適度な厚みとやわらかさが付与されることにより、適度なクッション性が発生し、着用時のフィット感を向上することができる。また、基体不織布の起毛した部分の繊維間に高吸収性ポリマーが分散して固着担持されることにより、高吸収性ポリマー周辺の基体不織布に尿が適度に拡散又は保持され、液戻りが少なく、吸収性能及び着用感も向上することができる。さらに、吸水前の吸収性物品の厚みに対する吸水後の吸収性物品の厚さを所定の範囲に調整しているため、生理用ナプキンと違和感なく使用することができ、着用感に優れる。よって、本発明によれば、液戻りが少なく、着用感を悪化せずに尿漏れを十分に防止することができる吸収性物品を得ることができる。
本発明の吸収性物品の平面図である。 高吸収性シートに用いる基体不織布の斜視図である。 吸収体の幅方向断面図である。
<吸収性物品>
本発明の実施形態に係る吸収性物品1としては、軽失禁パッドが例示されるが、本発明の吸収性物品1はこれに限定されるものではなく、軽失禁ライナー、生理用ナプキン、その他の吸収性物品であってもよい。吸収性物品1は、図1に示すように、身体側表面に配置された液透過性のトップシート10と、トップシート10に対向し、衣類側表面に配置された液不透過性又は液透過性のバックシート30と、トップシート10及びバックシート30の間に配置された吸収体20と、を備え、これにより、吸収体20は、トップシート10とバックシート30との間に挟まれた構造となっている。本明細書の説明において、吸収性物品1及び吸収体20の長手方向とは、吸収性物品1が着用されたときに着用者の前後に亘る方向であり、図中、符号Yで示す方向である。また、吸収性物品1及び吸収体20の幅方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向であり、図中、符号Xで示す方向である。なお、吸収体20の厚さ方向を図中Zで示している。さらに、本明細書において、吸収性物品1及び吸収体20の身体側表面とは、着用時に着用者の肌に当接する表面を指し、衣類側表面とは、着用時に着用者の衣類に接触する表面を指す。
本発明の吸収性物品1において、0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の、無荷重条件下における吸収性物品1の厚みが、無荷重条件下における、注水前の吸収性物品1の厚みに対して、75%以上105%以下であり、85%以上105%以下であることが好ましい。このように、無荷重条件下における注水後の吸収性物品1が厚くなりにくいように調整することにより、尿吸収後においても、立位での違和感を軽減し、着用感を向上させることができる。また、0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の、35gf/cmの荷重条件下における吸収性物品1の厚みが、35gf/cmの荷重条件下における、注水前の吸収性物品1の厚みに対して、75%以上130%以下であり、90%以上120%以下であることが好ましい。このように、35gf/cmの荷重条件下における注水後の吸収性物品1の厚みを上記の範囲に調整することにより、荷重が加わりやすい座位での違和感を軽減し、着用感を向上させることができる。なお、上記の吸収性物品1の厚みは、後述する、高吸収性ポリマー212の量と基体不織布211の起毛した状態とのバランスを適正化することにより調整することができる。
また、本発明の吸収性物品1において、無荷重条件下における、吸収前の吸収性物品1の厚みは、3mm以上15mm以下であることが好ましく、3mm以上10mm以下であることがより好ましく、5mm以上8mm以下であることが更に好ましい。吸収前の吸収性物品1の厚みをこのように設定することにより、着用時の厚みに対する違和感を抑えることができる。また、35gf/cmの荷重条件下における、吸収前の吸収性物品1の厚みは、2mm以上8.5mm以下であることが好ましく、2mm以上6mm以下であることがより好ましく、3mm以上5mm以下であることが更に好ましい。吸収前の吸収性物品1の厚みをこのように設定することにより、着用時の厚みに対する違和感を抑えることができる。さらに、吸収性能の観点から、0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の液体拡散長が、40mm以上であることが好ましく、60mm以上であることがより好ましく、80mm以上であることが更に好ましい。
[トップシート]
トップシート10は、吸収体20に向けて体液を速やかに通過させるものであり、吸収体20を挟んで、バックシート30に対向して配置される。トップシート10は、肌と当接するシートとなることから、柔らかな感触で、肌に刺激を与えないような性質を有する、親水性不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム又はこれらを積層した複合シートから形成される。なお、トップシート10は、単層であっても、複数層積層していてもよく、ドライタッチ性を付与するために多数の透孔が形成されていてもよい。
また、上記のような性質を有する親水性不織布としては、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成繊維や、レーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いて、サーマルボンド法、エアスルー法、スパンレース法、スパンボンド法等の公知の加工法によって得られたものを用いることができる。
トップシート10の坪量は、加工性及び強度の点から、15g/m以上40g/m以下であることが好ましい。トップシート10には、肌への刺激を低減させるために、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を塗布してもよい。
[バックシート]
本発明に用いるバックシート30としては、液不透過性又は液透過性のいずれの性質でもよいが、液不透過性であるほうが、尿漏れを効果的に防止することができるため、好ましい。また、バックシート30の坪量は、加工性及び強度の点から、15g/m以上60g/m以下であることが好ましい。
バックシート30が液不透過性である場合には、バックシート30は、液不透過性であり、かつ、遮水性を有するシート材が用いられるが、ムレ防止のために透湿性を有していてもよい。このような特性を有するバックシート30の材料としては、例えば、ポリエチレンシートやポリエチレンラミネート不織布等の厚みの薄いプラスチックシートを挙げることができる。
また、バックシート30が液透過性である場合には、バックシート30は、トップシート10と同様に、親水性不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム又はこれらを積層した複合シートから形成される。なお、バックシート30は、単層であっても、複数層積層していてもよく、ドライタッチ性を付与するために多数の透孔が形成されていてもよい。上記のような性質を有する親水性不織布としては、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成繊維や、レーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いて、サーマルボンド法、エアスルー法、スパンレース法、スパンボンド法等の公知の加工法によって得られたものを用いることができる。
なお、図示しないが、バックシート30の衣類側表面には、着用時に下着等に吸収性物品1を固着するための粘着剤層が設けられていてもよい。また、吸収性物品1が粘着剤層を有する場合、粘着剤層を保護するための剥離シートを有していてもよく、この剥離シートは、吸収性物品1の包装シートと部分的に接合されていてもよい。
[吸収体]
本発明の吸収性物品1に用いる吸収体20は、図3に示すように、高吸収性シート210と、高吸収性シート210の全体を包む親水性シート220と、を有する。なお、吸収体20は、フラッフパルプを含まないため、尿の液戻りが抑制され、さらさらとした肌触りを維持しやすい吸収体20を得ることができる。
[高吸収性シート]
本発明の吸収体20に用いる高吸収性シート210は、図3に示すように、片側表面が起毛した基体不織布211と、基体不織布211の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマー212と、を有する。基体不織布211の起毛した部分の繊維間に高吸収性ポリマー212が分散して固着担持されることにより、高吸収性ポリマー212周辺の基体不織布211に尿が適度に拡散又は保持されることにより吸収性能が向上し、フラッフパルプを有さなくても十分な吸収性能を確保することができる。
(基体不織布)
図2に示すように、基体不織布211の片側表面は起毛した状態である。そのため、不織布本来の嵩高さに加えて、高吸収性シート210に適度な厚みとやわらかさが付与されることにより、適度なクッション性が発生し、着用時のフィット感を向上することができる。また、基体不織布211を上記のように起毛させることにより、基体不織布211の起毛した部分の繊維間に高吸収性ポリマー212を分散させて固着担持させることができる。基体不織布211の片側表面を起毛させる方法としては、回転ノコ刃、ニードルパンチが挙げられ、インラインでの生産性やコストの観点から回転ノコ刃により毛羽立たせる方法を用いることが好ましい。なお、吸収体20を吸収性物品1に配置する際には、基体不織布211の起毛した面を、衣類側と身体側のいずれを向くように配置してもよい。
基体不織布211としては、例えば、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等の不織布や、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布/スパンボンド不織布を積層した複合不織布を挙げることができる。これらの不織布のうち、嵩高さの得やすいエアスルー不織布を用いることが好ましい。
基体不織布211の厚さは、着用感及び吸収性能のバランスの観点から、0.3mm以上11.0mm以下であることが好ましく、2.0mm以上9.0mm以下であることがより好ましく、4.0mm以上9.0mm以下であることが更に好ましい。また、基体不織布211の坪量は、20g/m以上200g/m以下であることが好ましく、30g/m以上160g/m以下であることがより好ましい。
さらに、基体不織布211を構成する繊維の太さは、1.6dtex以上14dtex以下であることが好ましく、1.8dtex以上9.0dtex以下であることがより好ましく、2.0dtex以上6.0dtex以下であることが更に好ましい。このように上記の範囲で基体不織布211を構成する繊維の太さを調整することにより、基体不織布211の起毛した部分の繊維間に高吸収性ポリマー212を分散させて固着担持しやすくすることができる。
(高吸収性ポリマー)
高吸収性ポリマー212としては、尿を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸ナトリウム系、ポリアスパラギン酸塩系、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系が好ましい。また、高吸収性ポリマー212の坪量は、各種の吸収性物品1に要求される吸収性能を確保するために、200g/m以上1200g/m以下とすることが好ましい。また、吸収性能、吸収後の肌触り及び着用者の動きやすさをより向上させる観点から、高吸収性ポリマー212の坪量は、300g/m以上900g/m以下とすることがより好ましい。
高吸収性ポリマー212の含有量は、0.3g以上10.0g以下であることが好ましく、1.0g以上8.0g以下であることがより好ましく、1.5g以上5.0g以下であることが更に好ましい。このように、高吸収性ポリマー212の含有量を調整することにより、吸収体20が厚くなりにくい範囲で尿を吸収するために十分な高吸収性ポリマー212を含有し、尿漏れを十分に防止することができる。なお、高吸収性ポリマー212の含有量が0.3g未満の場合には、吸収性能の低下により液戻りが生じ易くなるとともに、尿漏れを十分に防ぐことができず、10.0gを超える場合には、吸収後の吸収性物品1が厚くなり、着用感が低下し易くなる。
また、粉体としての流動性が悪い微粉末を避けることにより、吸収に関する基本性能を高め、かつ、高吸収性シート210が硬くなることにより発生するごつごつとした触感を低減する観点から、高吸収性ポリマー212の中位粒子径は、50μm以上600μm以下であることが好ましく、100μm以上500μm以下であることがより好ましい。
高吸収性ポリマー212は、ホットメルト接着剤により、基体不織布211の起毛した部分の繊維間に固着担持されていることが好ましく、基体不織布211の坪量が比較的低い場合に、高吸収性ポリマー212の固着担持を補強するために、ホットメルト接着剤は特に有効に機能する。なお、高吸収性ポリマー212の吸収性を阻害せず、かつ、着用時の肌触りを損なわないように、ホットメルト接着剤の含有量は10g/m以下であることが好ましい。ホットメルト接着剤としては、融点が100℃以上180℃以下の、スチレン−ブタジエン−スチレン系共重合体やスチレン−イソプレン−スチレン系共重合体など合成ゴム系、又は、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン系のホットメルト接着剤を用いることができる。ホットメルト接着剤の塗布方法としては、ノズルから溶融状態のホットメルト接着剤を非接触式で塗布するカーテンコート法やスパイラル法、接触式で塗布するスロット法など公知の方法が利用できる。
(親水性シート)
吸収体20は、図4に示すように、高吸収性シート210の全体を包む親水性シート220を有する。高吸収性シート210の全体を親水性シート220で包むことにより、高吸収性ポリマー212が吸収体20の外へ漏れることを防止することができ、着用時の肌触りも向上させることができる。親水性シート220としては、ティシュ、吸収紙、スパンボンド不織布やエアレイド不織布等の親水性不織布を挙げることができることができ、入手性やコストの観点から親水性不織布又はティシュを用いることが好ましく、親水性シート220の坪量は、7g/m以上45g/m以下とすることが好ましく、8g/m以上15/m以下とすることがより好ましい。なお、高吸収性シート210の全体を親水性シート220で包む際には、高吸収性シート210と親水性シート220とを、ホットメルト接着剤や熱エンボス加工により固定することが好ましい。
(圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RC)
本発明の吸収体20の、ハンディ圧縮試験機KES−G5(カトーテック株式会社製)による、圧縮エネルギーWCが2.0gf・cm/cm以上8.0gf・cm/cm以下であり、2.4gf・cm/cm以上6.6gf・cm/cm以下であることが好ましい。吸収体20の圧縮エネルギーWCを上記の範囲に調整することにより、良好なクッション性を得ることができる。なお、圧縮エネルギーWCは、数値が高いほど圧縮され易いことを示す。
また、本発明の吸収体20の、ハンディ圧縮試験機KES−G5による、圧縮回復性RCが35%以上65%以下であり、40%以上58%以下であることが好ましい。吸収体20の圧縮回復性RCを上記の範囲に調整することにより、適度な弾力性を持ち着用感を向上させることができる。尚、圧縮回復性RC(%)は、圧縮に対する弾性を示すもので、数値が高いほど圧縮に対する反発性を有することを意味する。
吸収体20の、ハンディ圧縮試験機KES−G5による、圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RCの測定方法は、以下のとおりである。まず、試験台に試料(10cm×10cm)を置き、面積2cmの円形平面をもつ銅製の加圧子を試料上方から、速度0.01cm/秒、最大圧縮応力20gf/cmの条件で試料に押し込み圧縮する。測定データをもとに数値処理により圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RCを算出した。
[立体ギャザー]
吸収性物品1の身体側表面には、立体ギャザーが設けられていてもよい。この立体ギャザーは、トップシート10とともに体液の閉じ込め空間を形成し、体液の漏れを防止できるようになっている。立体ギャザーは、立体ギャザーシートと、立体ギャザーシートの自由端部に沿って配された伸縮性弾性部材と、を備えていることが好ましい。伸縮性弾性部材としては、天然ゴム、合成ゴム、及びポリウレタン等からなる、糸状、紐状、平型形状のものを適宜使用することができる。
<吸収体の製造方法>
吸収体20の製造方法としては、特に制限はないが、以下の方法が一例として挙げられる。基体不織布211の片側表面を回転ノコ刃又はニードルパンチを用いて、起毛させる。その後、高吸収性ポリマー212をホットメルト接着剤等により、基体不織布211の起毛した部分の繊維間に固着担持させる。その後、高吸収性シート210の全体を親水性シート220で包む。その際には、高吸収性シート210と親水性シート220とを、ホットメルト接着剤で固定させる。
<吸収性物品の製造方法>
吸収性物品1の製造方法としては、特に限定はなく、従来公知の方法を採用することができ、例えば、必要に応じて、立体ギャザーをあらかじめトップシート10に配置した上で、吸収体20を、基体不織布211の起毛した面が衣類側又は身体側にくるように、トップシート10とバックシート30との間に挟持し、トップシート10とバックシート30とを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定することで製造することができる。そして、これを包装体に個別包装した後、長手方向に3つ折りにして折り畳めばよい。
以上、本発明を、実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態の範囲には限定されないことは言うまでもなく、上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
<実施例1、比較例1から3>
下記の吸収体を用いた吸収性物品を作製し、吸収速度、液戻り量及び着用感について評価した。
[実施例1]
基体不織布(坪量150g/m)としてエアスルー不織布を用意し、基体不織布の表面をノコ刃で物理的に起毛させて、高吸収性ポリマー(坪量370g/m)を分散させ、高吸収性ポリマーを、ホットメルト接着剤により、基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持させ、高吸収性シートを得た。次に、親水性シートとしてスパンボンド不織布(坪量10g/m)を用意し、高吸収性シートの全体を、ホットメルト接着剤を塗布した前記親水性シートで包み、固定させた。その後、長手方向の寸法が135mm、幅方向の寸法が60mmとなるようにカットし、実施例1に用いる吸収体を得た。
このように作製した吸収体をトップシートとバックシートとの間に、基体不織布の起毛した面が衣類側を向くように挟持し、トップシートとバックシートの全周に亘ってホットメルト接着剤を用いて固定し、長手方向の寸法が230mm、幅方向の寸法が85mmである、軽失禁パッドを作製した。また、トップシートとしては、親水性エアスルー不織布(坪量25g/m)を用い、バックシートとしては、通気性ポリエチレンフィルム(坪量32g/m)を用いた。
[比較例1]
高吸収性ポリマー(坪量186g/m)とフラッフパルプ(坪量257g/m)を混合したものをスパンボンド不織布(10g/m)で覆ったものを吸収体(長手方向の寸法200mm、幅方向の寸法70mm)として用いた点以外は、実施例1と同様に軽失禁パッドを作製した。比較例1で用いた不織布については、実施例1で用いた基体不織布のように起毛させなかった。
[比較例2]
エアスルー不織布(坪量20g/m)/高吸収性ポリマー(坪量280g/m)/エアスルー不織布(坪量20g/m)/高吸収性ポリマー(坪量100g/m)/スパンレース不織布(坪量20g/m)を積層したシートを吸収体(長手方向の寸法135mm、幅方向の寸法60mm)として用いた点以外は、実施例1と同様の軽失禁パッドを得た。なお、比較例2で用いた不織布については、実施例1で用いた基体不織布のように起毛させなかった。
[比較例3]
フラッフパルプ(坪量250g/m)をティシュ(16g/m)で覆ったものを吸収体(長手方向の寸法200mm、幅方向の寸法70mm)として用いた点以外は、実施例1と同様に軽失禁パッドを作製した。なお、比較例3で用いたティシュについては、実施例1で用いた基体不織布のように起毛させなかった。
(吸収前後の吸収性物品の厚み)
無荷重条件下における、注水前及び0.9%生理食塩水を20ml注水した後の吸収性物品の厚みを測定した。また、35gf/cmの荷重条件下における、注水前及び0.9%生理食塩水を20ml注水した後の吸収性物品の厚みを測定した。
(圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RC)
ハンディ圧縮試験機KES−G5により、圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RCを測定した。試験台に試料(10cm×10cm)を置き、面積2cmの円形平面をもつ銅製の加圧子を試料上方から、速度0.01cm/秒、最大圧縮応力20gf/cmの条件で試料に押し込み圧縮する。測定データをもとに数値処理により圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RCを算出した。
(吸収速度)
中央に内径30mmの穴が開いており、外径が80mmで重量が2kgである、円柱状の測定冶具を用意し、当該測定冶具を、トップシート上の吸収体の長手方向及び幅方向の中央部の位置に置き、上記の穴から0.9%生理食塩水を20ml投下し、生理食塩水がトップシートに接触した時点から、測定治具の穴の円周内に生理食塩水が完全に吸収された時点までの時間を計測し、吸収速度とした。数値が小さいほど吸収性能に優れることを示す。
(液戻り量)
吸収性物品の中央に0.9%生理食塩水を20ml注入し、10分間経過後に、あらかじめ重量を測定したろ紙(ADVANTEC社製No.2ろ紙、直径55mm)を注入部の中心に置き、ろ紙の上に圧力が35gf/cmとなるように、687gの錘を載せた。錘を載せてから1分間経過後に、ろ紙の重量を測り、試験前後のろ紙の重量差(g)を液戻り量とした。表1及び表2に記載した液戻り量は、10検体のサンプルについて試験した結果の平均値である。液戻り量が少ないほど、吸収性能に優れることを示す。
(着用感:吸収後の厚みの変化に起因する違和感のなさ)
20名のパネラーにより、吸収後の厚みの変化による違和感のなさについて、「違和感がある」又は「違和感がない」の選択で調査を行い、以下の基準により評価を行った。20名のパネラーで着用評価を実施して評価した。なお、◎及び○を合格とした。
◎:「違和感がない」が16人以上20人以下のとき
○:「違和感がない」が11人以上15人以下のとき
△:「違和感がない」が6人以上10人以下のとき
×:「違和感がない」がいないか、1人以上5人以下のとき
(着用感:吸収後の液戻りに起因する不快感のなさ)
20名のパネラーにより、吸収後の液戻りによる不快感のなさについて、「不快感がない」又は「不快感がある」の選択で調査を行い、以下の基準により評価を行った。なお、◎及び○を合格とした。
◎:「不快感がない」が16人以上20人以下のとき
○:「不快感がない」が11人以上15人以下のとき
△:「不快感がない」が6人以上10人以下のとき
×:「不快感がない」がいないか、1人以上5人以下のとき
(着用感:吸収前の柔らかさ)
20名のパネラーにより、吸収前の柔らかさについて、「柔らかい」又は「硬い」の選択で調査を行い、以下の基準により評価を行った。なお、◎及び○を合格とした。
◎:「柔らかい」が16人以上20人以下のとき
○:「柔らかい」が11人以上15人以下のとき
△:「柔らかい」が6人以上10人以下のとき
×:「柔らかい」がいないか、1人以上5人以下のとき
















































Figure 2019042086
以上より、本発明の吸収性物品によれば、尿の吸収後においても、液戻りが少なく、着用感を悪化せずに尿漏れを十分に防止できることが分かる。
1 吸収性物品
10 トップシート
20 吸収体
210 高吸収性シート
211 基体不織布
212 高吸収性ポリマー
220 親水性シート
30 バックシート

Claims (5)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性又は液透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、を有する吸収性物品であって、
    前記吸収体は、高吸収性シートと、前記高吸収性シートの全体を包む親水性シートと、を有し、
    前記高吸収性シートは、片側表面が起毛した基体不織布と、前記基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマーと、を有し、
    0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の、無荷重条件下における吸収性物品の厚みが、無荷重条件下における、注水前の吸収性物品の厚みに対して、75%以上105%以下であり、
    0.9%生理食塩水を20ml注水し、10分間放置した後の、35gf/cmの荷重条件下における吸収性物品の厚みが、35gf/cmの荷重条件下における、注水前の吸収性物品の厚みに対して、75%以上130%以下であり、
    前記吸収体の、ハンディ圧縮試験機KES−G5による、圧縮エネルギーWCが2.0gf・cm/cm以上8.0gf・cm/cm以下であり、圧縮回復性RCが35%以上65%以下である、吸収性物品。
  2. 前記基体不織布がエアスルー不織布であり、前記基体不織布の、坪量が20g/m以上200g/m以下であり、厚さは0.3mm以上11.0mm以下であり、基体不織布を構成する繊維の太さが、1.6dtex以上14dtex以下である、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記高吸収性ポリマーの坪量が200g/m以上1200g/m以下である、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記親水性シートは、坪量が7g/m以上45g/m以下の親水性不織布又はティシュである、請求項1から3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記高吸収性ポリマーが、ホットメルト接着剤により、前記基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持されており、前記ホットメルト接着剤の含有量が10g/m以下である、請求項1から4のいずれかに記載の吸収性物品。
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