JP2019040938A5 - - Google Patents

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図3と図5の比較から明らかなように、スルーホールHS12とスルーホールHF32とは、X方向において同じ位置に位置するように設けられている。また、図6に示すように、端部配線部335b1の幅方向(X方向)において、スルーホールHS32は、端部配線部335b1の幅方向(X方向)の中央よりも、他方側(X1側)に片寄るように設けられている。また、端部配線部335b2の幅方向(X方向)において、スルーホールHS33は、端部配線部335b2の幅方向(X方向)の中央よりも、一方側(X2側)に片寄るように設けられている。
また、5層目の積層基板35のうちスルーホールHを除く積層基板35の各部については、基本的に1層目の符号「31」に代えて符号「35」を付し、その他の数字またはアルファベットを組み合わせたものをさらに付して説明する。同様に、図8および図9にそれぞれ示す7層目および9層目のそれぞれの積層基板37,39のうちスルーホールHを除く積層基板37,39の各部についても、基本的に1層目の符号「31」に代えて符号「37」、「39」を付し、その他の数字またはアルファベットを組み合わせたものをさらに付して説明する。
<効果>

以上のような構成のコイル部品10によると、積層基板31〜39には、複数のスルーホールHが配列されていて、そのパターン配線315〜395は、積層基板を貫通する中心孔の周囲を取り巻くループ状部分315a〜395aと、該ループ状部分315a〜395aからスルーホールHの配列方向と交差する交差方向に延伸すると共に互いに所定の絶縁距離だけ隔てて対向する一対の端部配線部315b1〜395b1,315b2〜395b2を備えていて、複数のスルーホールHのうち隣り合う2つのスルーホールHは、その開口の少なくとも一部が一対の端部配線部315b1〜395b1,315b2〜395b2に差し掛かって端部配線部315b1〜395b1,315b2〜395b2と電気的に接続された状態で積層基板31〜39を貫通している。また、一対の端部配線部315b1〜395b1,315b2〜395b2のうち、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1における一方のスルーホールHの開口は、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1の交差方向における中心よりも、他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2に近接した位置に設けられている。
このような構成とすることにより、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1に位置するスルーホールHと、と他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2に位置するスルーホールHとの間の間隔LP1,LP3,LP5,LP7,LP9は、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1と他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2の間の間隔LC1,LC3,LC5,LC7,LC9よりも、狭くすることが可能となる。すなわち、スルーホールH間のピッチを、一対の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1315b2,335b2,355b2,375b2,395b2間のピッチよりも狭くすることができる。
また、本実施の形態では、一対の端部配線部315b1〜355b1,315b2〜355b2のうち、他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2における他方のスルーホールHの開口は、他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2の交差方向(たとえばX方向)における中心よりも、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1に近接した位置に設けられている。
このため、スルーホールH間のピッチを、一対の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1315b2,335b2,355b2,375b2,395b2間のピッチよりも一層狭くすることができる。したがって、スルーホールH間のピッチを狭くすることができる分だけ、コイル部品10の小型化を一層図ることが可能となる。また、同じサイズのコイル部品10においては、現状のものよりもスルーホールHおよびそのスルーホールHに差し込まれる金属ピン50の数を多くすることができる。
また、本実施の形態では、スルーホールHは、その開口の全体が端部配線部315b1〜395b1315b2〜395b2に差し掛かっていて、該開口の周囲が端部配線部315b1〜395b1315b2〜395b2で囲まれている。
このため、層の異なるパターン配線315〜395間での電気的な接続の確実性を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態では、積層基板31〜39には、パターン配線325,345,365,385がトランスの1次側コイルを構成する1次側の積層基板32,34,36,38と、パターン配線315,335,355,375,395がトランスの2次側コイルを構成する2次側の積層基板31,33,35,37,39とが設けられていて、1次側の積層基板32,34,36,38と2次側の積層基板31,33,35,37,39とが交互に積層されている。
このため、少なくとも2次側の積層基板31,33,35,37,39において、スルーホールH間の間隔を狭くした狭ピッチ化を図ることにより、同じサイズのコイル部品10であれば、現状のコイル部品と比較して2次側の積層基板31,33,35,37,39の積層可能な枚数を増やすことができる。それにより、2次側コイルの巻数を増やすことが可能となる。また、2次側の積層基板31,33,35,37,39の積層枚数が、現状のコイル部品と比較して増加しないものとする場合には、コイル部品の小型化を図ることが可能となる。
<変形例>
上述の実施の形態では、スルーホールHは、その開口の全体が端部配線部315b1〜395b1315b2〜395b2に差し掛かっていて、該開口の周囲が端部配線部315b1〜395b1315b2〜395b2で囲まれる構成としている。しかしながら、このような構成に代えて、図13に示すような構成としても良い。図14は、本発明の変形例に係るコイル部品の一対の端部配線部315b3,315b4を拡大して示す部分的な平面図である。
また、上述の実施の形態では、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1においては、スルーホールHは、端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1の幅方向(X方向)の中央よりも、他方側(X1側)に片寄るように設けられている。また、端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2の幅方向(X方向)において、スルーホールHは、端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2の幅方向(X方向)の中央よりも、一方側(X2側)に片寄るように設けられている。
しかしながら、このような構成を採用せずに、一対の端部配線部315b1〜355b1,315b2〜355b2のうち、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1に位置するスルーホールHのみを、他方側(X1側)に片寄るようにすると共に、他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2に位置するスルーホールHは、その端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2の幅方向の中央に位置する構成としても良い。また、一対の端部配線部315b1〜355b1,315b2〜355b2のうち、他方の端部配線部315b2,335b2,355b2,375b2,395b2に位置するスルーホールHのみを、一方側(X2側)に片寄るようにすると共に、一方の端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1に位置するスルーホールHは、その端部配線部315b1,335b1,355b1,375b1,395b1の幅方向の中央に位置する構成としても良い。また、1次側スルーホール列312の各スルーホールHについても、同様の構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、2次側の積層基板31,33,35,37,39の枚数が、1次側の積層基板32,34,36,38の枚数よりも多くなっている。しかしながら、1次側の積層基板の枚数を2次側の積層基板の枚数よりも多くすることも可能であり、また1次側の積層基板の枚数と2次側の積層基板の枚数を同じ枚数とすることも可能である。これらの場合にも、1次側の積層基板および2次側の積層基板の内の少なくとも一方に対して、上述したようなスルーホールHの狭ピッチ化を図る構成とすることは勿論可能である。
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