JP2019040509A - 車両の配車を管理するためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

車両の配車を管理するためのシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 配車された車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長くなってしまうことを抑制する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る配車管理サーバ10は、タクシー等の車両の配車を管理するための機能を有する。当該配車管理サーバ10は、受け付けた配車要求に対して割り当てた車両に対応する待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれない場合に、ユーザに対する所定の確認を介して車両に迎車を依頼するから、所定の範囲に含まれない待ち時間を要する車両に対する迎車の依頼が、ユーザ確認なしに行われてしまうことを防止する。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の配車を管理するためのシステム、方法、及びプログラムに関するものである。
従来、タクシー等の車両の配車を管理するためのシステムが提案されている(例えば、下記特許文献1を参照)。こうしたシステムでは、ユーザがスマートフォン等を介して車両の配車を要求することができ、例えば、当該システムにおいて管理されている複数の車両のうち、ユーザによって入力された乗車位置から最も近い空車状態の車両が配車される。
特開2016−218883号公報
しかしながら、乗車位置から最も近い車両が配車されたとしても、当該乗車位置に車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長いと、ユーザの満足度を低下させてしまう。例えば、配車する車両が確定した後に、予測される待ち時間をユーザに提示する場合、当該待ち時間がユーザの想定よりも長いと、配車要求自体をキャンセルされてしまう可能性もある。
本発明の実施形態は、配車された車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長くなってしまうことを抑制することを目的の一つとする。本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、車両の配車を管理するためのシステムであって、前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付ける処理と、受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼する処理と、を実行し、前記迎車を依頼する処理は、前記割り当てた車両が前記特定された乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、前記ユーザに対する所定の確認を介することなく前記割り当てた車両に対して迎車を依頼する一方、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合には、前記ユーザに対する前記所定の確認を介して前記割り当てた車両に対して迎車を依頼することを含む。
本発明の一実施形態に係る方法は、1又は複数のコンピュータによって実行され、車両の配車を管理するための方法であって、乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付けるステップと、受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼するステップと、を備え、前記迎車を依頼するステップは、前記割り当てた車両が前記特定された乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、前記ユーザに対する所定の確認を介することなく前記割り当てた車両に対して迎車を依頼する一方、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合には、前記ユーザに対する前記所定の確認を介して前記割り当てた車両に対して迎車を依頼することを含む。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、車両の配車を管理するためのプログラムであって、1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付ける処理と、受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼する処理と、を実行させ、前記迎車を依頼する処理は、前記割り当てた車両が前記特定された乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、前記ユーザに対する所定の確認を介することなく前記割り当てた車両に対して迎車を依頼する一方、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合には、前記ユーザに対する前記所定の確認を介して前記割り当てた車両に対して迎車を依頼することを含む。
本発明の様々な実施形態は、配車された車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長くなってしまうことを抑制する。
本発明の一実施形態に係る配車管理サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図。 配車管理サーバ10の機能を概略的に示すブロック図。 配車要求情報テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 車両情報テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 トップ画面50を例示する図。 待ち時間の目安を設定するためにサーバ10が実行する処理を例示するフロー図。 乗車位置指定画面60を例示する図。 配車要求画面70を例示する図。 配車中画面80を例示する図。 配車要求のキャンセル可能な期間の経過に応じてサーバ10が実行する処理を例示するフロー図。 迎車依頼の可否をユーザに確認する際の配車中画面80を例示する図。 迎車依頼確認画面100を例示する図。 迎車待ち画面90を例示する図。 迎車中画面110を例示する図。 到着報告画面120を例示する図。 乗車報告画面130を例示する図。 迎車キャンセル画面140を例示する図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る配車管理サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。サーバ10は、図示するように、インターネット等のネットワーク20を介してユーザ端末32、及び、ドライバー端末34と通信可能に接続されている。図1においては、それぞれ1つのユーザ端末32、及び、ドライバー端末34のみが図示されているが、サーバ10は、それぞれ複数のユーザ端末32、及び、ドライバー端末34と通信可能に接続されている。サーバ10は、タクシー等の車両の配車を管理するための機能を有する。配車管理サーバ10は、本発明のシステムの全部又は一部を実装する装置の一例である。
配車管理サーバ10は、一般的なコンピュータとして構成されており、図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
CPU11は、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
ユーザI/F13は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置である。ユーザI/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F13は、ディスプレイ等の画像出力装置(表示装置)、スピーカー等の音声出力装置を含む。
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
ストレージ15は、例えば磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。
本実施形態において、サーバ10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、サーバ10は、複数のサーバ装置によって構成され得る。
ユーザ端末32及びドライバー端末34は、一般的なコンピュータとしての構成を有し、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、及びウェアラブルデバイス等として構成される。ユーザ端末32は、タクシー等の車両を利用するユーザによって操作される。また、ドライバー端末34は、配車される車両のドライバーによって操作される。
本実施形態において、配車管理サーバ10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有するように構成され、ユーザ端末32又はドライバー端末34が有するウェブブラウザ又はその他のアプリケーションからの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等を送信する。ユーザ端末32及びドライバー端末34では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が表示される。
次に、本実施形態の配車管理サーバ10が有する機能について説明する。図2は、サーバ10が有する機能を概略的に示すブロック図である。サーバ10は、図示するように、情報を記憶及び管理する情報記憶管理部40と、ユーザからの配車要求を管理する配車要求管理部42と、車両の配車を管理する配車管理部44とを有する。これらの機能は、CPU11及びメインメモリ12等のハードウェア、並びに、ストレージ15等に記憶されている各種プログラムやデータ等が協働して動作することによって実現され、例えば、メインメモリ12に読み込まれたプログラムに含まれる命令をCPU11が実行することによって実現される。また、図2に示す機能の一部又は全部は、配車管理サーバ10と、ユーザ端末32又はドライバー端末34とが協働することによって実現され、或いは、ユーザ端末32又はドライバー端末34によって実現され得る。
情報記憶管理部40は、ストレージ15等によって構成され、様々な情報を記憶及び管理する。配車要求管理部42は、配車要求の管理に関する様々な処理を実行する。本実施形態において、配車要求管理部42は、乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付けるように構成されている。例えば、配車要求管理部42は、ユーザ端末32を介して、乗車位置等の情報の入力を伴う配車要求をユーザから受け付ける。
配車管理部44は、配車の管理に関する様々な処理を実行する。本実施形態において、配車管理部44は、受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼するように構成されている。例えば、配車管理部44は、割り当てた車両を運転するドライバーのドライバー端末34を介して、当該ドライバーに対して迎車を依頼する。
また、配車管理部44は、迎車を依頼する際に、割り当てた車両が乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、ユーザに対する所定の確認を介することなく迎車を依頼する一方、予測した待ち時間が当該所定の範囲に含まれない場合には、ユーザに対する所定の確認を介して迎車を依頼するように構成されている。ユーザに対する所定の確認は、例えば、ユーザ端末32に表示される画面を介して行われる。当該所定の確認は、車両に対する迎車依頼の可否の確認と言うこともできる。
このように、本実施形態における配車管理サーバ10は、受け付けた配車要求に対して割り当てた車両に対応する待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれない場合に、ユーザに対する所定の確認を介して車両に迎車を依頼するから、所定の範囲に含まれない待ち時間を要する車両に対する迎車の依頼が、ユーザ確認なしに行われてしまうことを防止する。この結果、配車された車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長くなってしまうことが抑制される。
本実施形態において、上記所定の範囲は、様々なルールを適用して設定され得る。例えば、配車要求管理部42は、配車要求を受け付ける際に、特定された乗車位置に基づいて待ち時間の範囲を設定し、設定した待ち時間の範囲をユーザに提示するように構成することができ、この場合、上記所定の範囲は、設定した待ち時間の範囲に基づくように構成され得る。例えば、所定の範囲は、待ち時間の範囲における最大値(最も長い待ち時間)以下(又は、最大値×0.9以下等)という範囲として設定され、この場合、配車管理部44は、予測した待ち時間が、配車要求を受け付ける際にユーザに提示した待ち時間の範囲における最大値以下である場合には、ユーザ確認を介することなく迎車を依頼する一方、予測した待ち時間が当該最大値を超える場合には、ユーザ確認を介して迎車を依頼することになる。こうした構成は、配車要求を受け付ける際に待ち時間の範囲をユーザに提示することを可能としつつ、ユーザに提示した待ち時間の範囲に基づく範囲に含まれない待ち時間を要する車両に対する迎車の依頼が、ユーザ確認なしに行われてしまうことを防止する。
また、本実施形態における所定の範囲は、上述したようにユーザに提示した待ち時間の範囲に基づくものに限定されず、例えば、ユーザによって予め設定された範囲(待ち時間の許容範囲。例えば、「15分以内」等)を含む。
本実施形態において、配車要求を受け付ける際にユーザに提示する待ち時間の範囲は、様々なルールを適用して設定され得る。例えば、配車要求管理部42は、特定された乗車位置に基づいて複数の車両の中から所定数の車両を特定し、特定した所定数の車両の各々に対応する待ち時間を予測し、予測した所定数の車両の各々に対応する待ち時間に基づいて待ち時間の範囲を設定するように構成される。例えば、配車要求管理部42は、乗車位置との間の距離が近い順に所定数の車両を特定し、特定した所定数の車両の各々に対応する待ち時間を予測し、予測した待ち時間の最小値及び最大値に基づいて待ち時間の範囲を設定する(例えば、最小値から最大値までの範囲を待ち時間の範囲として設定する)ように構成される。複数の車両の各々の現在位置は、例えば、複数の車両の各々のドライバーのドライバー端末34から取得され、ストレージ15等において管理される。こうした構成は、所定数の車両の各々に対応する待ち時間の予測値に基づいて待ち時間の範囲を設定することを可能とする。
また、ユーザに提示する待ち時間の範囲を設定する際に、当該待ち時間の範囲の幅(長さ)を制限するようにしても良い。つまり、配車要求管理部42は、所定の幅(例えば、10分)以下の範囲となるように、待ち時間の範囲を設定するように構成され得る。例えば、配車要求管理部42は、予測した所定数の車両の各々に対応する待ち時間のうち、その最小値、及び、当該最小値から所定の幅の範囲内にある最大値に基づいて(つまり、当該最小値から所定の幅の範囲外にある値を除外して)待ち時間の範囲を設定するように構成される。こうした構成は、待ち時間の範囲の幅が過剰に大きくなること(この結果、提示される待ち時間の範囲がユーザにとって有益でなくなること)を抑制する。
本実施形態において、配車要求に対して車両を割り当てる前に、ユーザによる配車要求のキャンセルを待機するようにしても良い。つまり、配車管理部44は、配車要求を受け付けてから第1の時間待機し、当該第1の時間内にユーザによって配車要求がキャンセルされない場合に、受け付けた配車要求に対して車両を割り当てるように構成され得る。こうした構成は、配車要求に対する車両の割当(及び、その後の迎車の依頼)を行った後に配車要求がキャンセルされてしまうことを抑制する。
また、配車管理部44は、予測した待ち時間が上記所定の範囲に含まれない場合に第2の時間待機し、再度、受け付けた配車要求に対して車両を割り当てる(車両の割当をやり直す)ように構成され得る。この場合、こうした車両の再割当の回数を制限することもできる。こうした構成は、予測される待ち時間が所定の範囲に含まれる車両が割り当てられることを促進する。
本実施形態において、車両の割当は、様々なルールを適用して行われ得る。例えば、配車管理部44は、特定された乗車位置、及び、複数の車両の各々の現在位置に基づいて、受け付けた配車要求に対して割り当てる車両を複数の車両の中から特定する(例えば、乗車位置から最も近い車両を割り当てる)ように構成される。
また、配車管理部44は、割り当てた車両に対する迎車の依頼に応じて、ユーザと、割り当てた車両のドライバーとの間の所定のコミュニケーションを可能とするように構成され得る。所定のコミュニケーションは、例えば、テキストチャットを含む。こうした構成は、ユーザとドライバーとの間のコミュニケーションを可能とし、この結果、割り当てた車両にユーザが円滑に乗車することを促進する。
また、配車管理部44は、迎車を依頼した車両のドライバーから、特定された乗車位置に到着したことの報告、及び、ユーザが乗車したことの報告を受け付けるように構成することができ、この場合、配車管理部44は、特定された乗車位置に到着したことの報告を受け付けた後、第3の時間内にユーザが乗車したことの報告を受け付けない場合に、迎車のキャンセルを促す画面をドライバーに提示する(例えば、ドライバー端末34に表示する)ように構成され得る。こうした構成は、配車要求を連絡なしにキャンセルするユーザをドライバーが過剰に待機してしまうことを抑制する。
次に、このような機能を有する本実施形態の配車管理サーバ10の具体例について説明する。この具体例において、配車管理サーバ10は、ユーザ端末32を操作するユーザに対してタクシー配車サービスを提供する。また、当該サービスにおいて配車の対象となる複数の車両の各々のドライバーは、ドライバー端末34を所持する。
図3−4は、この例において、サーバ10のストレージ15が有する各テーブルにおいて管理される情報を例示する。図3は、配車要求情報テーブルにおいて管理される情報を例示する。配車要求情報テーブルは、ユーザからの配車要求に関する情報を管理し、図示するように、ユーザからの個別の配車要求を識別する「要求ID」に対応付けて、配車要求を行ったユーザを識別する「ユーザID」、「乗車位置」、「目的地」、「支払方法」、「待ち時間の最大値」、割り当てられた車両を識別する「車両ID」等の情報を管理する。待ち時間の最大値は、詳しくは後述するが、配車要求を受け付ける際にユーザに提示した待ち時間の範囲における待ち時間の最大値である。
図4は、車両情報テーブルにおいて管理される情報を例示する。車両情報テーブルは、タクシー配車サービスにおいて利用される複数の車両の各々に関する情報を管理し、図示するように、個別の車両を識別する「車両ID」に対応付けて、「車両基本情報」、「タクシー会社情報」、「現在位置」、「配車状態」等の情報を管理する。車両基本情報は、車両の外観に対応する画像(写真又は図)、及び、ナンバー等を含む。また、配車状態は、「賃走」、「迎車」、及び「空車」を含む各状態に対応する値が設定される。
図5は、ユーザ端末32において表示されるタクシー配車サービスのトップ画面50を例示する。トップ画面50は、図示するように、地図表示領域52と、当該領域52の下端に位置する情報表示領域54とを有する。
地図表示領域52は、ユーザ(ユーザ端末32)の現在位置を基準とした所定範囲の地図を表示し、ユーザに対応するユーザオブジェクトUOが地図に重ねて配置されている。また、地図表示領域52は、表示されている地図の範囲内にタクシー配車サービスで管理されている車両(つまり、車両情報テーブルにおいて管理されている車両)が存在する場合、当該車両に対応する車両オブジェクトVOが地図に重ねて配置されている。これらのユーザオブジェクトUO、及び、車両オブジェクトVOは、ユーザ又は車両の移動に伴ってその表示位置が変化する(移動する)。
情報表示領域54は、ユーザが配車要求を行った場合の現時点(トップ画面50の表示時点)における待ち時間の目安(図5の例では、「5〜8分」)を表示すると共に、「タクシーを呼ぶ」と表示されたボタン542が配置されている。
図6は、情報表示領域54に表示される待ち時間の目安を設定するためにサーバ10が実行する処理を例示するフロー図である。サーバ10は、まず、図示するように、ユーザの位置から近い順に3台の車両を特定する(ステップS100)。具体的には、サーバ10は、ユーザ端末32から送信されるユーザの現在位置と、車両情報テーブルの現在位置及び配車状態とに基づいて、空車状態の車両の中から、ユーザの位置から近い順に3台の車両を特定する。
次に、サーバ10は、特定した3台の車両の各々に対応する待ち時間の予測値を算出する(ステップS110)。具体的には、サーバ10は、各車両がユーザの位置に到着するまでの待ち時間(移動所要時間)の予測値をユーザの位置、及び、各車両の位置に基づいて算出する。こうした待ち時間の予測値の算出は、様々なロジック/アルゴリズムを適用して行うことができ、例えば、機械学習された学習済みモデルを用いて行われ得る。
そして、サーバ10は、算出した各車両に対応する待ち時間の予測値に基づいて、待ち時間の範囲を設定する(ステップS120)。具体的には、3台の車両の各々に対応する待ち時間の予測値の最小値から最大値までの範囲を、待ち時間の範囲として設定する。また、この例において、待ち時間の範囲は、その幅が10分以下となるように設定される。例えば、3台の車両の各々に対応する待ち時間の予測値が、3分、8分、15分である場合、最小値から最大値までの範囲は「3〜15分」となり、その幅が10分以上(12分)となるから、予測値「15分」が除外され、待ち時間の範囲として「3〜8分」が設定される。つまり、この例では、待ち時間の予測値の最小値から、当該最小値から10分以内の範囲にある予測値の最大値までの範囲が、待ち時間の範囲として設定される。
図5に戻り、トップ画面50のボタン542がユーザによって選択されると、配車要求に必要な情報の入力が開始され、まず、図7に例示する乗車位置指定画面60がユーザ端末32において表示される。乗車位置指定画面60は、図示するように、地図表示領域62と、当該領域62の下端に位置する情報表示領域64とを有する。
地図表示領域62は、トップ画面50の地図表示領域52と同様に地図を表示する。また、地図表示領域62には、「ここから乗る」と表示された乗車位置指定オブジェクトPO1が配置されている。当該乗車位置指定オブジェクトPO1は、初期状態ではユーザオブジェクトUOの位置に配置され、ユーザによるユーザ端末32のタッチパネルに対するドラッグ操作によって、その位置が変更される。ユーザは、乗車位置指定オブジェクトPO1の位置を変更することにより、所望の乗車位置を設定することができる。
情報表示領域64は、乗車位置指定オブジェクトPO1の位置に対応する住所を表示する。また、情報表示領域64には、「乗車位置を決定」と表示されたボタン642が配置されている。
ボタン642がユーザによって選択されると、図8に例示する配車要求画面70がユーザ端末32において表示される。配車要求画面70は、図示するように、地図表示領域72と、当該領域の下端に位置する情報表示領域74とを有する。
地図表示領域72は、乗車位置指定画面60の地図表示領域62と同様に地図を表示する。情報表示領域74は、ユーザが配車要求を行った場合の現時点(配車要求画面70の表示時点)における待ち時間の目安(図8の例では、「7〜12分」)を表示する。また、情報表示領域74には、ユーザの目的地(降車位置)を設定するための第1ボタン742と、支払方法を設定するための第2ボタン744と、「依頼する」と表示された第3ボタン746とが配置されている。
情報表示領域74が表示する待ち時間の目安は、上述したトップ画面50の情報表示領域54に表示される待ち時間の目安と同様に、図6に例示したフロー図における各処理を実行することによって設定される。具体的には、サーバ10は、乗車位置指定画面60を介して指定された乗車位置から近い順に3台の車両を特定し(ステップS100)、特定した3台の車両の各々に対応する待ち時間の予測値を算出し(ステップS110)、算出した各車両に対応する待ち時間の予測値に基づいて待ち時間の範囲を設定する(ステップS120)。ここで、配車要求画面70の情報表示領域74に表示される待ち時間の目安(待ち時間の範囲)は、当該画面70の表示に際して設定され、また、トップ画面50が表示されるタイミングから各車両の状況(位置、及び、車両状態)が変化しているから、配車要求画面70における待ち時間の目安の値は、トップ画面50における待ち時間の目安の値から変化し得る。
情報表示領域74の第1ボタン742がユーザによって選択されると、目的地を設定するための画面が表示され、ユーザは、当該画面を介して目的地を設定することができる。なお、ユーザは、目的地の設定を省略することもできる。
第2ボタン744がユーザによって選択されると、支払方法を選択するための画面が表示され、ユーザは、当該画面を介して支払方法を設定することができる。なお、この例では、支払方法は、車内決済及びインターネット決済の何れかであり、初期状態では車内決済が設定されている。
第3ボタン746は、ユーザが配車要求を行うためのボタンである。当該第3ボタン746がユーザによって選択されると、図9に例示する配車中画面80が表示される。配車中画面80は、図示するように、地図表示領域82と、当該領域の下端に位置する情報表示領域84とを有する。地図表示領域82は、配車要求画面70の地図表示領域72と同様に地図を表示する。また、地図表示領域82には、「タクシーを手配しています」という文字列が地図に重ねて表示される。
情報表示領域84は、現時点(配車中画面80の表示時点)における待ち時間の目安(図9の例では、「6〜10分」)を表示する。また、情報表示領域84には、「あと5秒キャンセルできます」と表示されたボタン842が配置されている。
情報表示領域84が表示する待ち時間の目安は、トップ画面50の情報表示領域54及び配車要求画面70の情報表示領域74に表示される待ち時間の目安と同様に、図6に例示したフロー図における各処理を実行することによって設定される。ここで、配車中画面80の情報表示領域84に表示される待ち時間の目安(待ち時間の範囲)は、当該画面80の表示に際して設定され、また、配車要求画面70が表示されるタイミングから各車両の状況(位置、及び、車両状態)が変化しているから、配車中画面80における待ち時間の目安の値は、配車要求画面70における待ち時間の目安の値から変化し得る。
ボタン842は、ユーザが配車要求をキャンセルするためのボタンである。この例では、ボタン842を介したキャンセルが可能な期間は5秒に制限されており、ボタン842に表示される「あと5秒キャンセルできます」という文字列は、キャンセルが可能な残り時間に従って変化する(カウントダウン表示される)。ボタン842は、キャンセル可能な期間である5秒が経過すると消える。
図10は、配車要求のキャンセル可能な期間の経過に応じてサーバ10が実行する処理を例示するフロー図である。サーバ10は、まず、配車要求を登録する(ステップS200)。具体的には、サーバ10は、配車要求情報テーブルの車両ID以外の情報を設定する。配車要求情報テーブルにおける待ち時間の最大値には、配車中画面80の情報表示領域84に表示された待ち時間の目安における最大値が設定される。
次に、サーバ10は、配車要求に対して割り当てる車両を特定する(ステップS205)。具体的には、サーバ10は、乗車位置指定画面60を介して指定された乗車位置と、車両情報テーブルの現在位置及び配車状態とに基づいて、空車状態の車両のうち、乗車位置から最も近い車両を特定する。
次に、サーバ10は、特定した車両が乗車位置に到着するまでの待ち時間の予測値を算出する(ステップS210)。待ち時間の予測値は、上述したように、様々なロジック/アルゴリズムを適用して算出することができ、例えば、機械学習された学習済みモデルを用いて算出され得る。
そして、算出された待ち時間の予測値が、上述した待ち時間の最大値以下である場合には(ステップS220においてNO)、割り当てられている車両に対して迎車を依頼する(ステップS260)。一方、算出した待ち時間の予測値が、待ち時間の最大値より大きい場合であって(ステップS220においてYES)、車両の割当が初回である場合には(ステップS230においてNO)、3秒待機した上で(ステップS240)、再度、割り当てる車両の特定(ステップS200)へと戻る(車両の再割当を行う)。3秒経過すると、各車両の状況(位置、及び、車両状態)が変化しているから、ステップS205において割り当てられる車両、及び/又は、ステップS210において算出される待ち時間の予測値も変化し得る。そして、車両の1回目の再割当によって、算出された待ち時間の予測値が待ち時間の範囲の最大値以下となった場合には、(ステップS220においてNO)、割り当てられている車両に対して迎車が依頼される(ステップS260)。
一方、車両の1回目の再割当を行っても、算出した待ち時間の予測値が待ち時間の最大値より大きいままである場合、再度、割り当てる車両の特定(ステップS200)へと戻り、車両の2回目の再割当を行っても、算出した待ち時間の予測値が待ち時間の最大値より大きいままである場合(ステップS220、S230においてYES)、割り当てられている車両に対する迎車依頼の可否をユーザに確認する(ステップS250)。迎車依頼の可否の確認は、配車中画面80を介して行われる。
図11は、迎車依頼の可否をユーザに確認する際の配車中画面80を例示する。図示するように、情報表示領域84において、「待ち時間が約13分となりますが、手配を続けても宜しいですか?」という文字列(算出された待ち時間の予測値を含む文字列)が表示され、また、「はい」と表示された第1ボタン844と、「いいえ」と表示された第2ボタン846とが配置されている。ユーザは、情報表示領域84において表示されている待ち時間の予測値を参照した上で、タクシーの手配を続行する場合には第1ボタン844を選択し、タクシーの手配を続行しない場合には第2ボタン846を選択する。第2ボタン846がユーザによって選択されると、配車要求がキャンセルされる。一方、第1ボタン844がユーザによって選択されると、サーバ10は、割り当てられている車両に対して迎車を依頼する(図10のフロー図におけるステップS260)。このように、この例では、ユーザに提示した待ち時間の最大値を超える待ち時間が予測される場合に、ユーザ確認を介して迎車を依頼するから、配車された車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長くなってしまうことが抑制される。
図12は、迎車の依頼を受けた車両のドライバーのドライバー端末34において表示される迎車依頼確認画面100を例示する。迎車依頼確認画面100には、図示するように、「OK」と表示された第1ボタン102と、「キャンセル」と表示された第2ボタン104とが上下方向に並べて配置されている。第1ボタン102は、第2ボタン104と比較して大きなサイズ(上下方向の長さが約4倍)のオブジェクトとして構成されており、この結果、ドライバーによる選択操作が容易となっている。ドライバーは、迎車の依頼を受諾する場合には第1ボタン102を選択し、迎車の依頼を受諾しない(拒絶する)場合には第2ボタン104を選択する。なお、迎車の依頼を受けた際に(例えば、迎車依頼確認画面100を表示する際に)、ドライバー端末34において、音声による通知(音声案内、又は、着信音等)が行われるようにしても良い。
また、迎車依頼確認画面100は、その表示後、10秒以内に第1ボタン102が選択されないと、第2ボタン104が自動的に選択される(つまり、迎車の依頼を拒絶する)ように構成されている。第1ボタン102の下端には、当該10秒をカウントダウン表示する円形のオブジェクト1021が配置されている。このように、ドライバーは、第2ボタン104を選択することに代えて、10秒間放置することにより、迎車の依頼を拒絶することができる。なお、ドライバーによって迎車の依頼が拒絶されると、サーバ10は、再度、割り当てる車両の特定を開始する(図10のステップS205)。
迎車依頼確認画面100の第1ボタン102がドライバーによって選択されると、配車要求に対する車両の割当が確定し、サーバ10は、対応する車両IDを配車要求情報テーブルに設定すると共に、対応する車両の車両情報テーブルにおける配車状態を「迎車」に変更し、また、当該車両に関する情報を対応するユーザのユーザ端末32に送信する。図13は、車両の割当の確定(ドライバーによる迎車の依頼の受諾)に応じてユーザ端末32において表示される迎車待ち画面90を例示する。迎車待ち画面90は、図示するように、地図表示領域92と、当該領域の下端に位置する情報表示領域94とを有する。地図表示領域92は、配車中画面80の地図表示領域82と同様に地図を表示する。
情報表示領域94は、車両が到着するまでの待ち時間の予測値(図13の例では「あと11分ほどで到着します。」という文字列)、割り当てられた車両の画像(写真、又は、図)、及び、当該車両に関するその他の情報(例えば、タクシー会社名、及び、車両のナンバー等)を表示する。また、情報表示領域94には、「目的地設定」と表示された第1ボタン942と、「メッセージ」と表示された第2ボタン944とが配置されている。情報表示領域94に表示される待ち時間の予測値は、所定の頻度で(例えば、10秒毎に)更新される。
第1ボタン942は、ユーザが、目的地を設定/変更するためのボタンである。第2ボタン944は、割り当てられた車両のドライバーとの間のチャットを行うためのボタンである。第2ボタン944の選択に応じて、チャット用画面が表示される。このように、この例では、車両の割当の確定(ドライバーによる迎車の依頼の受諾)に応じて、ユーザとドライバーとの間のテキストチャットが可能となる。
図14は、車両の割当の確定(ドライバーによる迎車の依頼の受諾)に応じてドライバー端末34において表示される迎車中画面110を例示する。迎車中画面110は、図示するように、地図表示領域112と、「到着」と表示された第1ボタン114と、「メッセージ」と表示された第2ボタン116とを有する。
地図表示領域112は、ドライバーの車両から乗車位置までの範囲を含む地図を表示する。また、地図表示領域112には、ドライバーの車両に対応するドライバー車両オブジェクトDOと、乗車位置に対応する乗車位置オブジェクトPO2とが地図に重ねて配置されている。地図表示領域112において、地図の縮尺(表示される地図の範囲)は、車両が乗車位置に近づくに従って変化する。また、地図表示領域112の右上隅には、「ナビ」と表示されたナビ開始ボタン1122が配置されている。当該ボタン1122がドライバーによって選択されると、乗車位置を目的地とする一般的なナビゲーション機能が開始される。なお、迎車中画面110において、乗車位置に対応する住所を文字列として表示するようにしても良い。
第1ボタン114は、ドライバーが乗車位置への到着を報告するためのボタンである。第2ボタン116は、ユーザとの間のチャットを行うためのボタンである。第2ボタン116の選択に応じて、チャット用画面が表示される。なお、ドライバー端末34に表示されるチャット用画面を、「5分ほど遅れます」、「10分ほど遅れます」、「道路混雑により遅れます」等の複数の固定メッセージの中から選択した固定メッセージの送信が可能となるように構成しても良い。
第1ボタン114がドライバーによって選択されると、図15に例示する到着報告画面120が表示される。なお、ドライバーの車両の位置が乗車位置から所定の範囲内となったときに、自動的に(第1ボタン114の選択なしに)到着報告画面120が表示されるようにしても良い。
到着報告画面120には、図示するように、「迎車地到着」と表示された第1ボタン122と、「キャンセル」と表示された第2ボタン124とが上下方向に並べて配置されている。第1ボタン122は、第2ボタン124と比較して大きなサイズのオブジェクトとして構成されている。第1ボタン122がドライバーによって選択されると、迎車地(乗車位置)への到着がサーバ10に対して報告される。乗車位置への到着の報告に応じて、サーバ10は、ユーザ端末32に対して所定のメッセージを送信する。ユーザは、当該所定のメッセージを介して、車両の到着を知ることができる。また、ドライバーは、上述したテキストチャットを介して、乗車位置へ到着してからユーザが乗車するまでに必要なコミュニケーションを行うこともできる。
図16は、第1ボタン122の選択に応じてドライバー端末34に表示される乗車報告画面130を例示する。乗車報告画面130には、図示するように、「乗車完了」と表示された第1ボタン132と、「キャンセル」と表示された第2ボタン134とが上下方向に並べて配置されている。第1ボタン132は、第2ボタン134と比較して大きなサイズのオブジェクトとして構成されている。第1ボタン132がドライバーによって選択されると、ユーザの乗車がサーバ10に対して報告される。当該報告を受け付けると、サーバ10は、対応する車両の車両情報テーブルにおける配車状態を「賃走」に変更する。
図17は、迎車地への到着の報告後、10分経過してもユーザの乗車が報告されない場合にドライバー端末34において表示される迎車キャンセル画面140を例示する。迎車キャンセル画面140には、図示するように、「迎車キャンセル」と表示された第1ボタン142と、「維持」と表示された第2ボタン144とが上下方向に並べて配置されている。第1ボタン142は、第2ボタン144と比較して大きなサイズのオブジェクトとして構成されている。第1ボタン142がドライバーによって選択されると、迎車のキャンセルがサーバ10に対して報告される。当該報告を受け付けると、サーバ10は、対応する車両の車両情報テーブルにおける配車状態を「空車」に変更する。また、迎車のキャンセルに応じて、所定のメッセージがユーザに対して送信される。
以上説明した本実施形態に係る配車管理サーバ10は、受け付けた配車要求に対して割り当てた車両に対応する待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲(例えば、ユーザに提示した待ち時間の最大値以下)に含まれない場合に、ユーザに対する所定の確認を介して車両に迎車を依頼するから、所定の範囲に含まれない待ち時間を要する車両に対する迎車の依頼が、ユーザ確認なしに行われてしまうことを防止する。この結果、配車された車両が到着するまでの待ち時間がユーザの想定よりも長くなってしまうことが抑制される。
上述した実施形態では、配車管理サーバ10の配車管理部44が、車両の配車を管理するように構成されているが、本発明の他の実施形態においては、当該配車管理部44の機能の一部(例えば、車両の位置や状態を管理する機能等)は、例えば、タクシー会社の配車センターによって行われ得る。この場合、配車管理サーバ10は、当該配車センターを介して、車両の割当や迎車の依頼を行うように構成される。
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 配車管理サーバ
20 ネットワーク
32 ユーザ端末
34 ドライバー端末
40 情報記憶管理部
42 配車要求管理部
44 配車管理部
50 トップ画面
60 乗車位置指定画面
70 配車要求画面
80 配車中画面
90 迎車待ち画面
100 迎車依頼確認画面
110 迎車中画面
120 到着報告画面
130 乗車報告画面
140 迎車キャンセル画面

Claims (11)

  1. 1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、車両の配車を管理するためのシステムであって、
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、
    乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付ける処理と、
    受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼する処理と、を実行し、
    前記迎車を依頼する処理は、前記割り当てた車両が前記特定された乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、前記ユーザに対する所定の確認を介することなく前記割り当てた車両に対して迎車を依頼する一方、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合には、前記ユーザに対する前記所定の確認を介して前記割り当てた車両に対して迎車を依頼することを含む、
    システム。
  2. 前記配車要求を受け付ける処理は、前記特定された乗車位置に基づいて待ち時間の範囲を設定し、設定した待ち時間の範囲を前記ユーザに提示することを含み、
    前記所定の範囲は、前記設定した待ち時間の範囲に基づく、
    請求項1のシステム。
  3. 前記配車要求を受け付ける処理は、前記特定された乗車位置に基づいて前記複数の車両の中から所定数の車両を特定し、特定した前記所定数の車両の各々に対応する待ち時間を予測し、予測した前記所定数の車両の各々に対応する待ち時間に基づいて前記待ち時間の範囲を設定することを含む、
    請求項2のシステム。
  4. 前記配車要求を受け付ける処理は、所定の幅以下の範囲となるように、前記待ち時間の範囲を設定することを含む、
    請求項2又は3のシステム。
  5. 前記迎車を依頼する処理は、配車要求を受け付けてから第1の時間待機し、前記第1の時間内に前記ユーザによって配車要求がキャンセルされない場合に、前記受け付けた配車要求に対して車両を割り当てることを含む、
    請求項1ないし4何れかのシステム。
  6. 前記迎車を依頼する処理は、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合に第2の時間待機し、再度、前記受け付けた配車要求に対して車両を割り当てることを含む、
    請求項1ないし5何れかのシステム。
  7. 前記迎車を依頼する処理は、前記特定された乗車位置、及び、前記複数の車両の各々の現在位置に基づいて、前記受け付けた配車要求に対して割り当てる車両を前記複数の車両の中から特定することを含む、
    請求項1ないし6何れかのシステム。
  8. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記割り当てた車両に対する迎車の依頼に応じて、前記ユーザと、前記割り当てた車両のドライバーとの間の所定のコミュニケーションを可能とする処理を実行する、
    請求項1ないし7何れかのシステム。
  9. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、迎車を依頼した車両のドライバーから、前記特定された乗車位置に到着したことの報告、及び、前記ユーザが乗車したことの報告を受け付ける処理と、前記特定された乗車位置に到着したことの報告を受け付けた後、第3の時間内に前記ユーザが乗車したことの報告を受け付けない場合に、迎車のキャンセルを促す画面をドライバーに提示する処理と、を実行する、
    請求項1ないし8何れかのシステム。
  10. 1又は複数のコンピュータによって実行され、車両の配車を管理するための方法であって、
    乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付けるステップと、
    受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼するステップと、を備え、
    前記迎車を依頼するステップは、前記割り当てた車両が前記特定された乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、前記ユーザに対する所定の確認を介することなく前記割り当てた車両に対して迎車を依頼する一方、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合には、前記ユーザに対する前記所定の確認を介して前記割り当てた車両に対して迎車を依頼することを含む、
    方法。
  11. 車両の配車を管理するためのプログラムであって、
    1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、
    乗車位置の特定を伴う配車要求をユーザから受け付ける処理と、
    受け付けた配車要求に対して複数の車両の中から車両を割り当てて、割り当てた車両に対して、特定された乗車位置への迎車を依頼する処理と、を実行させ、
    前記迎車を依頼する処理は、前記割り当てた車両が前記特定された乗車位置に到着するまでの待ち時間を予測し、予測した待ち時間が所定の範囲に含まれる場合には、前記ユーザに対する所定の確認を介することなく前記割り当てた車両に対して迎車を依頼する一方、前記予測した待ち時間が前記所定の範囲に含まれない場合には、前記ユーザに対する前記所定の確認を介して前記割り当てた車両に対して迎車を依頼することを含む、
    プログラム。
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