JP2019040429A - 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 - Google Patents

危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019040429A
JP2019040429A JP2017162333A JP2017162333A JP2019040429A JP 2019040429 A JP2019040429 A JP 2019040429A JP 2017162333 A JP2017162333 A JP 2017162333A JP 2017162333 A JP2017162333 A JP 2017162333A JP 2019040429 A JP2019040429 A JP 2019040429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
danger
terminal
detection area
unit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017162333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6993140B2 (ja
Inventor
正俊 伊藤
Masatoshi Ito
正俊 伊藤
池田 正和
Masakazu Ikeda
正和 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017162333A priority Critical patent/JP6993140B2/ja
Publication of JP2019040429A publication Critical patent/JP2019040429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6993140B2 publication Critical patent/JP6993140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】地域に応じて適切な危険検知エリアを設定できる危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法を提供すること。【解決手段】危険通知装置は、端末情報受信ユニットと、マッピングユニットと、危険検知エリア設定ユニットと、危険通知情報送信ユニットと、危険検知エリア記憶ユニットと、地域特定ユニットと、危険検知エリア選択ユニットと、を備える。危険検知エリア選択ユニットは、危険検知エリア記憶ユニットに記憶された危険検知エリアのうち、地域特定ユニットが特定した地域に対応付けられた危険検知エリアを選択する。危険検知エリア設定ユニットは、端末情報を送信した端末に、危険検知エリア選択ユニットが選択した危険検知エリアを対応付ける。【選択図】 図1

Description

本開示は危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法に関する。
車両にとって見通しの悪い位置から歩行者が飛び出すことがある。車両に搭載された自律センサでは、前記の歩行者を事前に検知することは困難である。前記の歩行者を事前に検知する方法として、路側ユニットを用いる方法が知られている。
路側ユニットを網羅的に設置することは、コストの点から困難である。そこで、以下のような対策が考えられる。車両に搭載された端末、及び歩行者が携帯する端末が位置情報を取得し、サーバに送信する。サーバは、車両の位置、及び歩行者の位置をマッピングする。また、サーバは、車両の周囲に危険検知エリアを設定する。マッピングの結果、危険検知エリアに歩行者が進入してくると判断した場合、サーバは、車両や歩行者に危険通知を送信する(特許文献1参照)。
特開2017−076274号公報
しかしながら、地域により、道路形状を含む交通環境は異なり、事故発生状況も異なる。危険検知エリアが一律である場合、地域によっては、危険検知エリアが、本来カバーすべき部分を含んでいないことがある。その場合、危険な状況を生じさせる歩行者等が存在しても、危険通知を送信できないことがある。
また、危険検知エリアが一律である場合、地域によっては、危険検知エリアが、必要性が低い部分を含んでいることがある。この場合、過度に広い危険検知エリアにおいて歩行者等の有無を判別しなければならないので、装置の処理負担が大きくなる。本開示は、地域に応じて適切な危険検知エリアを設定できる危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法を提供する。
本開示の一局面は、危険通知装置であって、複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信する端末情報受信ユニットと、前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングするマッピングユニットと、複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定する危険検知エリア設定ユニットと、前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信する危険通知情報送信ユニットと、複数の地域のそれぞれと対応付けて前記危険検知エリアを記憶した危険検知エリア記憶ユニットと、前記端末情報に基づき、前記端末情報を送信した前記端末が属する前記地域を特定する地域特定ユニットと、前記危険検知エリア記憶ユニットに記憶された前記危険検知エリアのうち、前記地域特定ユニットが特定した前記地域に対応付けられた前記危険検知エリアを選択する危険検知エリア選択ユニットと、を備え、危険検知エリア設定ユニットは、前記端末情報を送信した前記端末に、前記危険検知エリア選択ユニットが選択した前記危険検知エリアを対応付けるように構成された危険通知装置である。
本開示の一局面である危険通知装置によれば、地域に応じて適切な危険検知エリアを設定できる。
本開示の別の局面は、複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信し、前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングし、複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定し、前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信し、前記端末情報に基づき、前記端末情報を送信した前記端末が属する地域を特定し、複数の前記地域のそれぞれと対応付けて前記危険検知エリアを記憶した危険検知エリア記憶ユニットを参照して、前記端末情報を送信した前記端末が属する前記地域であると特定された前記地域に対応付けられた前記危険検知エリアを選択し、前記危険検知エリアの設定において、前記端末情報を送信した前記端末に、選択された前記危険検知エリアを対応付ける危険通知情報送信方法である。
本開示の別の局面である危険通知情報送信方法によれば、地域に応じて適切な危険検知エリアを設定できる。
危険通知システム1の構成を表すブロック図である。 制御部9の機能的構成を表すブロック図である。 危険検知エリア記憶ユニット13における記憶内容の例を表す説明図である。 危険検知エリアXの例を表す説明図である。 制御部49の機能的構成を表すブロック図である。 端末が実行する処理を表すフローチャートである。 危険通知装置3が実行する処理の全体を表すフローチャートである。 端末の位置のマッピングの例を表す説明図である。 危険通知装置3が実行する危険検知エリア設定処理を表すフローチャートである。 危険検知エリアXの更新の例を表す説明図である。 複数の危険通知装置3A、3B・・・を組み合わせて使用する態様を表す説明図である。
本開示の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
1.危険通知システム1の構成
危険通知システム1の構成を図1〜図5に基づき説明する。図1に示すように、危険通知システム1は、危険通知装置3と、複数の車載端末5と、複数の携帯端末7と、を備える。
危険通知装置3は固定設置されるサーバである。危険通知装置3は、制御部9と、通信部11と、危険検知エリア記憶ユニット13と、地図情報記憶ユニット15と、を備える。
制御部9は、CPU17と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ19とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部9の各種機能は、CPU17が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ19が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部9を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
制御部9は、CPU17がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図2に示すように、端末情報受信ユニット21と、マッピングユニット23と、危険検知エリア設定ユニット25と、危険通知情報送信ユニット27と、地域特定ユニット29と、危険検知エリア選択ユニット31と、道路形状特定ユニット33と、加速度判断ユニット35と、原因推定ユニット37と、危険検知エリア更新ユニット39と、を備える。
制御部9を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
通信部11は、車載端末5及び携帯端末7との間で、セルラー網を利用して無線通信を行う。なお、無線通信は、例えばWi−Fi(登録商標)等、他の方法で行ってもよい。
危険検知エリア記憶ユニット13は、地域及び道路形状と、危険検知エリアとを対応付けて記憶している。地域とは、例えば、国、又は国の一部等である。道路形状として、例えば、交差点、単線の道路、T字路等が挙げられる。危険検知エリア記憶ユニット13における記憶内容の例を図3に示す。危険検知エリア記憶ユニット13は、図3に示すように、地域A〜D、及び道路形状a〜dと、危険検知エリアXAa〜XDdとを対応付けて記憶している。例えば、危険検知エリアXAaは、地域A及び道路形状aに対応付けられている。危険検知エリア記憶ユニット13において、1つの地域と1つの道路形状とを特定すれば、それらに対応する1つの危険検知エリアXが決まる。
危険検知エリアXは、道路形状に応じて異なる。例えば、図4に示すように、道路形状が交差点41である場合、危険検知エリアXの形状は、中心角が大きい扇型となる。危険検知エリアXは、車載端末5を搭載した車両45の前方に設定される。車両45は扇型の要に位置する。危険検知エリアXは車両45の移動方向に広がっている。
また、図4に示すように、道路形状が単線の道路47である場合、危険検知エリアXの形状は、中心角が小さい扇型となる。危険検知エリアXは、車載端末5を搭載した車両45の前方に設定される。車両45は扇型の要に位置する。危険検知エリアXは車両45の移動方向に広がっている。
地図情報記憶ユニット15は、地図情報を記憶している。その地図情報は、車載端末5又は携帯端末7(以下では単に端末と呼ぶこともある)の位置と、道路形状とを対応付けている。地図情報記憶ユニット15において、端末の位置を特定すれば、その位置に対応する道路形状が決まる。また、地図情報は、端末の位置と、地域とを対応付けて記憶している。
車載端末5は車両に搭載される端末である。車載端末5は、制御部49と、GPS51と、時計53と、報知部55と、通信部57と、を備える。制御部49は、CPU59と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ61とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部49の各種機能は、CPU59が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ61が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部49を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
制御部49は、CPU59がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図5に示すように、端末情報作成ユニット63と、端末情報送信ユニット65と、危険通知情報受信ユニット67と、報知ユニット69と、を備える。
制御部49を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
GPS51は、車載端末5の位置情報を取得する。時計53は時刻を取得する。報知部55は、車載端末5のユーザに対し報知を行う。報知として、例えば、警告画像の表示、警告音の出力等が挙げられる。通信部57は、危険通知装置3との間で、セルラー網を利用して無線通信を行う。なお、無線通信は、例えばWi−Fi(登録商標)等、他の方法で行ってもよい。
携帯端末7は歩行者により携帯される端末である。携帯端末7は、車載端末5と同様の構成を有する。
2.端末が実行する処理
端末が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図6に基づき説明する。前記所定時間は、例えば、100msecである。ここでは車載端末5の処理を例に挙げて説明するが、携帯端末7も同様の処理を実行する。
ステップ1では、端末情報作成ユニット63が、GPS51を用いて車載端末5の位置を取得する。
ステップ2では、端末情報作成ユニット63が、時計53を用いて時刻を取得する。
ステップ3では、端末情報作成ユニット63が、車載端末5の位置の履歴を用いて、車載端末5の速度、加速度、及び移動方向を算出する。
ステップ4では、端末情報作成ユニット63が、車載端末5の位置、速度、加速度、移動方向、車載端末5のID情報、及び情報作成時刻を含む端末情報を作成する。情報作成時刻は前記ステップ2で取得した時刻である。
ステップ5では、端末情報送信ユニット65が、通信部57を用いて、前記ステップ4で作成した端末情報を送信する。なお、送信した端末情報は、後述するように、危険通知装置3により受信される。
また、後述するように、危険通知装置3が危険通知情報を送信した場合、危険通知情報受信ユニット67は、通信部57を用いて危険通知情報を受信する。この場合、報知ユニット69は報知部55を用いて報知を行う。携帯端末7も、車載端末5と同様の処理を実行する。この報知は、危険通知情報を車載端末5又は携帯端末7に表示することに対応する。
3.危険通知装置3が実行する処理
危険通知装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図7〜図10に基づき説明する。前記所定時間は例えば100msecである。図7のステップ11では、端末情報受信ユニット21が、通信部11を用いて端末情報を受信する。なお、端末情報は、複数の端末がそれぞれ送信したものである。
ステップ12では、マッピングユニット23が、前記ステップ11で受信した端末情報に基づき、複数の端末の位置をマッピングする。すなわち、それぞれの端末を、その端末が送信した端末情報に含まれる端末の位置にマッピングする。
マッピングの例を図8に示す。この例では、車載端末5−1の位置PA1、車載端末5−2の位置PA2、携帯端末7−1の位置PB1、携帯端末7−2の位置PB2、携帯端末7−3の位置PB3をマッピングしている。図8における横軸は東西方向における位置であり、縦軸は南北方向における位置である。
ステップ13では、危険検知エリアを設定する。この処理を図9、図10に基づき説明する。図9、図10に示す処理は、マッピングされた端末の位置のそれぞれについて実行される。
図9のステップ21では、地域特定ユニット29が、マッピングされた端末の位置と、地図情報記憶ユニット15に記憶された地図情報とを照合して、マッピングされた端末の位置が属する地域を特定する。なお、マッピングされた端末の位置は、その端末が送信した端末情報に含まれる位置情報に対応する。
ステップ22では、道路形状特定ユニット33が、マッピングされた端末の位置と、地図情報記憶ユニット15に記憶された地図情報とを照合して、マッピングされた端末の位置における道路形状を特定する。
ステップ23では、危険検知エリア記憶ユニット13を参照して、危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された危険検知エリアのうち、前記ステップ21で特定した地域、及び前記ステップ22で特定した道路形状に対応付けられた危険検知エリアを、危険検知エリア選択ユニット31が選択する。
例えば、危険検知エリア記憶ユニット13の記憶内容が図3に示すものであり、前記ステップ21で地域Bを特定し、前記ステップ22で道路形状bを特定した場合、危険検知エリア選択ユニット31は、地域B及び道路形状bに対応付けられた危険検知エリアXBbを選択する。
ステップ24では、マッピングされた端末が送信した端末情報に含まれる加速度の大きさが予め設定された閾値を超えるか否かを加速度判断ユニット35が判断する。加速度の大きさが閾値を超える場合はステップ25に進み、加速度の大きさが閾値以下である場合はステップ28に進む。
ステップ25では、マッピングされた端末のうち、閾値を超える大きさの加速度の発生原因となった他の端末(以下では原因端末とする)を原因推定ユニット37が推定する。例えば、図10に示す事例において、位置PA1にある車載端末5の加速度の大きさが閾値を超えたとする。マッピングされた他の端末のうち、所定の条件を満たす他の端末を、原因端末であると推測する。前記の条件として、例えば、位置PA1までの距離が所定値以下であり、且つ、位置PA1にある車載端末5から見て、角度θが所定値以下であるという条件等が挙げられる。角度θは、位置PA1にある車載端末5の進行方向Yと、位置PA1にある車載端末5から見た原因端末の方向Zとの角度である。位置PA1にある車載端末5の加速度の大きさが閾値を超える理由として、例えば、原因端末との衝突を避けるために、急ブレーキをかけること等が挙げられる。
ステップ26では、前記ステップ23で選択した危険検知エリアが、前記ステップ25で推定した原因端末を含むか否かを、危険検知エリア更新ユニット39が判断する。危険検知エリアが原因端末を含む場合はステップ28に進み、含まない場合はステップ27に進む。
ステップ27では、危険検知エリア更新ユニット39が、前記ステップ23で選択した危険検知エリアを、前記ステップ25で推定した原因端末を含むように更新する。
例えば、図10に示す事例では、位置PA1にある車載端末5の加速度の大きさが閾値を超えている。前記ステップ23において、更新前の危険検知エリアXを選択した。前記ステップ25において、位置PB1にある携帯端末7を原因端末として推定した。位置PB1にある携帯端末7は、更新前の危険検知エリアXに含まれない。
危険検知エリア更新ユニット39は、更新前の危険検知エリアXに追加エリアΔXを追加し、更新後の危険検知エリアXを作成する。更新後の危険検知エリアXは、原因端末を含む。危険検知エリア更新ユニット39は、危険検知エリア記憶ユニット13において、更新前の危険検知エリアXに代えて、更新後の危険検知エリアXを記憶する。
ステップ28では、危険検知エリア設定ユニット25が、危険検知エリアを設定する。設定する危険検知エリアは、前記ステップ27で危険検知エリアを更新した場合は、更新後の危険検知エリアである。前記ステップ27で危険検知エリアを更新していない場合は、前記ステップ23で選択した危険検知エリアである。
図7に戻り、ステップ14では、前記ステップ13で設定した危険検知エリアの内部に他の端末が位置するか否かを危険通知情報送信ユニット27が判断する。図8に示す事例では、位置PA1に対応付けられた危険検知エリアXの内部である位置PB1に他の端末が位置する。いずれかの危険検知エリアXの内部に他の端末が位置する場合はステップ15に進み、いずれの危険検知エリアXの内部にも他の端末が位置しない場合は本処理を終了する。
ステップ15では、内部に他の端末が位置する危険検知エリアに対応付けられた端末に、危険通知情報送信ユニット27が危険通知情報を送信する。図8に示す事例では、位置PA1にマッピングされた車載端末5に、危険通知情報を送信する。
4.危険通知装置3及び端末が奏する効果
(1A)危険通知装置3は、端末情報に基づき、端末情報を送信した端末が属する地域を特定する。危険通知装置3は、危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された危険検知エリアのうち、特定した地域に対応付けられた危険検知エリアを選択し、設定する。そのため、危険通知装置3は、地域に応じて適切な危険検知エリアを設定できる。
(1B)危険通知装置3は、端末情報を送信した端末が属する地域に加えて、端末情報を送信した端末の位置における道路形状を特定する。危険通知装置3は、危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された危険検知エリアのうち、特定した地域及び道路形状に対応付けられた危険検知エリアを選択し、設定する。そのため、危険通知装置3は、地域及び道路形状に応じて適切な危険検知エリアを設定できる。
(1C)危険通知装置3は、端末情報に含まれる加速度の大きさが予め設定された閾値を超えるか否かを判断する。危険通知装置3は、加速度の大きさが閾値を超えると判断した場合、マッピングされた複数の端末のうち、原因端末を推定する。危険通知装置3は、閾値を超える大きさの加速度を含む端末情報を送信した端末の位置に対応する危険検知エリアを、原因端末の位置を含むように更新する。そのことにより、更新前の危険検知エリアには含まれなかった原因端末の位置が、更新後の危険検知エリアには含まれるようになる。その結果、端末を搭載する車両や端末を携帯する歩行者の安全性が一層向上する。
(1D)危険通知装置3は、車載端末5について危険検知エリアを設定する。そのため、車載端末5を搭載する車両の安全性を高めることができる。
(1E)携帯端末7は歩行者により携帯される。そのため、歩行者の安全性を高めることができる。
(1F)端末は、端末情報を作成し、危険通知装置3に送信することができる。そのため、危険通知装置3は上記の効果を奏することができる。また、端末は、危険通知情報を受信し、報知を行うことができる。そのため、端末を搭載する車両や端末を携帯する歩行者の安全性を高めることができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)図11に示すように、複数の危険通知装置3A、3B・・・を組み合わせて使用してもよい。複数の危険通知装置3A、3B・・・は、それぞれ、危険検知エリア記憶ユニット13を備える。複数の危険通知装置3A、3B・・・のうち、一部の危険通知装置における危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された地域の少なくとも一部は、他の危険通知装置における危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された地域とは異なる。
例えば、図11に示すように、危険通知装置3Aにおける危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された地域を、75Aとする。また、危険通知装置3Bにおける危険検知エリア記憶ユニット13に記憶された地域を、75Bとする。地域75Aの少なくとも一部は、地域75Bとは異なる。
上記の構成の場合、1つの危険通知装置3で全ての地域をカバーする場合に比べて、個々の危険通知装置3A、3B・・・の処理負担を軽減できる。また、個々の危険通知装置3A、3B・・・が備える危険検知エリア記憶ユニット13のデータ量を抑制できる。
(2)危険通知装置3は、携帯端末7に対しては危険通知情報を送信しなくてもよい。
(3)車載端末5は、危険通知情報を受信した場合、他の車両や歩行者との衝突を回避するために、自動ブレーキ、自動操舵等の処理を実行してもよい。
(4)危険通知装置3は、携帯端末7についても、危険検知エリアを設定してもよい。
(5)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(6)上述した危険通知装置の他、当該危険通知装置を構成要素とするシステム、当該危険通知装置の制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、危険通知方法、運転支援方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…危険通知システム、3…危険通知装置、5…車載端末、7…携帯端末、9、49…制御部、11、57…通信部、13…危険検知エリア記憶ユニット、17、59…CPU、19、61…メモリ、21…端末情報受信ユニット、23…マッピングユニット、25…危険検知エリア設定ユニット、27…危険通知情報送信ユニット、29…地域特定ユニット、31…危険検知エリア選択ユニット、33…道路形状特定ユニット、35…加速度判断ユニット、37…原因推定ユニット、39…危険検知エリア更新ユニット、41…交差点、45…車両、47…道路、51…GPS、55…報知部、63…端末情報作成ユニット、65…端末情報送信ユニット、67…危険通知情報受信ユニット、69…報知ユニット

Claims (9)

  1. 危険通知装置であって、
    複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信する端末情報受信ユニットと、
    前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングするマッピングユニットと、
    複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定する危険検知エリア設定ユニットと、
    前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信する危険通知情報送信ユニットと、
    複数の地域のそれぞれと対応付けて前記危険検知エリアを記憶した危険検知エリア記憶ユニットと、
    前記端末情報に基づき、前記端末情報を送信した前記端末が属する前記地域を特定する地域特定ユニットと、
    前記危険検知エリア記憶ユニットに記憶された前記危険検知エリアのうち、前記地域特定ユニットが特定した前記地域に対応付けられた前記危険検知エリアを選択する危険検知エリア選択ユニットと、
    を備え、
    危険検知エリア設定ユニットは、前記端末情報を送信した前記端末に、前記危険検知エリア選択ユニットが選択した前記危険検知エリアを対応付けるように構成された危険通知装置。
  2. 請求項1に記載の危険通知装置であって、
    前記端末の位置と、道路形状とを対応付けた地図情報を記憶した地図情報記憶ユニットと、
    前記端末情報と、前記地図情報とを照合して、前記端末情報を送信した前記端末の位置における前記道路形状を特定する道路形状特定ユニットと、
    をさらに備え、
    前記危険検知エリア記憶ユニットは、前記地域及び前記道路形状と、前記危険検知エリアとを対応付けて記憶するように構成され、
    前記危険検知エリア選択ユニットは、前記危険検知エリア記憶ユニットに記憶された前記危険検知エリアのうち、前記地域特定ユニットが特定した前記地域、及び前記道路形状特定ユニットが特定した前記道路形状に対応付けられた前記危険検知エリアを選択するように構成された危険通知装置。
  3. 請求項1又は2に記載の危険通知装置であって、
    前記端末情報は前記端末の加速度を含み、
    前記端末情報に含まれる前記加速度の大きさが予め設定された閾値を超えるか否かを判断する加速度判断ユニットと、
    前記加速度の大きさが前記閾値を超えると前記加速度判断ユニットが判断した場合、前記マッピングユニットによりマッピングされた複数の前記端末のうち、前記閾値を超える大きさの前記加速度の発生原因となった前記端末を推定する原因推定ユニットと、
    前記危険検知エリア記憶ユニットに記憶された前記危険検知エリアのうち、前記閾値を超える大きさの前記加速度を含む前記端末情報を送信した前記端末の位置に対応する前記危険検知エリアを、前記発生原因の位置を含むように更新する危険検知エリア更新ユニットと、
    をさらに備える危険通知装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の危険通知装置であって、
    複数の前記危険通知装置が組み合わせて使用され、
    複数の前記危険通知装置のうち、一部の前記危険通知装置における前記危険検知エリア記憶ユニットに記憶された前記地域の少なくとも一部は、他の前記危険通知装置における前記危険検知エリア記憶ユニットに記憶された前記地域とは異なる危険通知装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の危険通知装置であって、
    前記危険検知エリア設定ユニットは、少なくとも、車両に搭載されている前記端末について、前記危険検知エリアを設定するように構成された危険通知装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の危険通知装置であって、
    複数の前記端末の少なくとも一部は歩行者により携帯されている危険通知装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の危険通知装置と組み合わせて使用される端末であって、
    前記端末情報を作成する端末情報作成ユニットと、
    前記危険通知装置に前記端末情報を送信する端末情報送信ユニットと、
    前記危険通知装置から前記危険通知情報を受信する危険通知情報受信ユニットと、
    を備える端末。
  8. 複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信し、
    前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングし、
    複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定し、
    前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信し、
    前記端末情報に基づき、前記端末情報を送信した前記端末が属する地域を特定し、
    複数の前記地域のそれぞれと対応付けて前記危険検知エリアを記憶した危険検知エリア記憶ユニットを参照して、前記端末情報を送信した前記端末が属する前記地域であると特定された前記地域に対応付けられた前記危険検知エリアを選択し、
    前記危険検知エリアの設定において、前記端末情報を送信した前記端末に、選択された前記危険検知エリアを対応付ける危険通知情報送信方法。
  9. 請求項8に記載の危険通知情報送信方法によって送信された前記危険通知情報を前記端末で受信し、前記危険通知情報を前記端末に表示する危険通知情報提供方法。
JP2017162333A 2017-08-25 2017-08-25 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 Active JP6993140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017162333A JP6993140B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017162333A JP6993140B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019040429A true JP2019040429A (ja) 2019-03-14
JP6993140B2 JP6993140B2 (ja) 2022-01-13

Family

ID=65725783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017162333A Active JP6993140B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6993140B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002304700A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Honda Motor Co Ltd 移動体警報システム
JP2009217492A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Toyota Motor Corp 車線区分線認識装置、車線維持支援装置、車線区分線認識方法
JP2010198260A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Hitachi Automotive Systems Ltd 安全運転支援システムおよび車載端末
JP2012164218A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Panasonic Corp 通信装置及び通信システム
JP2013125347A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 歩車間通信システム、無線通信端末、および歩車間通信方法
JP2017068335A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 ルネサスエレクトロニクス株式会社 データ処理装置および車載通信装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002304700A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Honda Motor Co Ltd 移動体警報システム
JP2009217492A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Toyota Motor Corp 車線区分線認識装置、車線維持支援装置、車線区分線認識方法
JP2010198260A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Hitachi Automotive Systems Ltd 安全運転支援システムおよび車載端末
JP2012164218A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Panasonic Corp 通信装置及び通信システム
JP2013125347A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 歩車間通信システム、無線通信端末、および歩車間通信方法
JP2017068335A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 ルネサスエレクトロニクス株式会社 データ処理装置および車載通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6993140B2 (ja) 2022-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10018475B2 (en) Water depth detection for vehicle navigation
US10424199B2 (en) Communication apparatus, operation assistance apparatus, and operation assistance system
US10234867B2 (en) Information processing device, vehicle-mounted device, and information processing method
US10171953B2 (en) Vehicle event notification via cell broadcast
TWI547913B (zh) 即時駕駛輔助系統及方法
EP3032221A1 (en) Method and system for improving accuracy of digital map data utilized by a vehicle
JP4895931B2 (ja) 交通事故防止システム、サーバ装置及び交通事故防止方法
JPWO2018225596A1 (ja) 情報処理装置
CN110162062B (zh) 车辆行驶规划方法、装置、设备和可读存储介质
CN110415559B (zh) 一种驾驶预警方法、服务器、终端、系统及存储介质
JP6375772B2 (ja) 通報システム、情報処理システム、サーバ装置、端末装置、及びプログラム
WO2015098510A1 (ja) 車両制御装置、車両制御装置を搭載した車両、及び、移動体検出方法
JP2021043475A (ja) 送信装置、点群データ収集システムおよびコンピュータプログラム
JP6245842B2 (ja) 車両衝突防止処理方法、プログラム及びシステム
JP5024414B2 (ja) 車載無線端末
US10068478B2 (en) Communication terminal periodically providing position information of the communication terminal
JP2017123072A (ja) 運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP2018101330A (ja) 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援方法
JP2018073326A (ja) 出力システム、及び出力プログラム
JP6993140B2 (ja) 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法
CN111002901A (zh) 就潜在危险交通情形向车辆驾驶员发出警告的方法
JP6444179B2 (ja) 通信装置
JP6547788B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP2010287161A (ja) 歩行者検知システム
JP2018190221A (ja) 車載装置、運転支援装置及び運転支援ネットワーク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6993140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150