JP2018073326A - 出力システム、及び出力プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象車両と移動体端末との接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両側にて出力を行うので、接触可能性の低い場合に不用意に警告を出力してしまうこと防止でき、利便性が向上する出力システム、及び出力プログラムを提供すること。【解決手段】出力システムは、対象車両Cの現在位置を検出する車載装置1の現在位置検出部と、移動体端末10の現在位置を検出する移動体端末10の現在位置検出部と、車載装置1の現在位置検出部にて検出された対象車両Cの現在位置と、移動体端末10の現在位置検出部にて検出された移動体端末10の現在位置と、に基づいて、対象車両Cと移動体端末10とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定部と、判定部にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両C側にて出力を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、出力システム、及び出力プログラムに関する。
従来、車両と、当該車両の周辺にいる歩行者等との接触事故を避けるための技術として、車両による携帯電話の微弱電波検出の有無と、車両の運転状況とに基づいて、走行中の車両の周辺に携帯電話が存在すると判定した場合には、当該車両に警告発信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−220998号公報
しかし、上記特許文献1に係る技術では、上述したような微弱電波検出の有無と、車両の運転状況とに基づいて一律に警告発信するため、実際には車両と歩行者等が接触してしまう可能性の低い場合でも警告発信してしまう可能性があった。例えば、歩行者が車両から離れる方向に歩いている場合のように、実際には接触の可能性が低い場面であっても、車両の周辺に携帯電話が存在する場合には警告発信してしまう可能性があり、運転者にとって煩わしい可能性があった。そこで、接触可能性の低い場合に不用意に警告を出力してしまうことを防止できるシステム及びプログラムが要望されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接触可能性の低い場合に不用意に警告を出力してしまうこと防止でき、利便性が向上する出力システム、及び出力プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る出力システムは、対象車両の現在位置を検出する車両位置検出手段と、移動体端末の現在位置を検出する端末位置検出手段と、前記車両位置検出手段にて検出された前記対象車両の現在位置と、前記端末位置検出手段にて検出された前記移動体端末の現在位置と、に基づいて、前記対象車両と前記移動体端末とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定手段と、前記判定手段にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも前記対象車両側にて出力を行う。
また、本発明に係る出力プログラムは、コンピュータを、対象車両の現在位置を検出する車両位置検出手段と、移動体端末の現在位置を検出する端末位置検出手段と、前記車両位置検出手段にて検出された前記対象車両の現在位置と、前記端末位置検出手段にて検出された前記移動体端末の現在位置と、に基づいて、前記対象車両と前記移動体端末とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定手段と、として機能させ、前記判定手段にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも前記対象車両側にて出力を行う。
本発明に係る出力システム、及び出力プログラムによれば、対象車両と移動体端末との接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両側にて出力を行うので、接触可能性の低い場合に不用意に警告を出力してしまうこと防止でき、利便性が向上する。
本発明の実施の形態に係る出力システムを例示する図である。 車載装置を例示するブロック図である。 移動体端末を例示するブロック図である。 センター装置を例示するブロック図である。 接触可能性DBに格納された情報を示す例である。 出力処理のフローチャートである。 接触可能性判定処理のフローチャートである。 図7に続く、接触可能性判定処理のフローチャートである。
(実施の形態)
以下、本発明に係る出力システム、及び出力プログラムの実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
[実施の形態の基本的概念]
まずは、本実施の形態の基本的概念について説明する。
本発明に係る出力システムは、対象車両と移動体端末とが接触する接触可能性に基づいて少なくとも対象車両側にて出力を行うシステムである。ここで、「対象車両」とは、移動体端末との接触を防止する対象となる車両であって、例えば、四輪自動車、二輪自動車、及び自転車等を含む概念であるが、以下では、車両が四輪自動車である場合について説明する。また、「移動体端末」とは、移動体(例えば人や自転車等)に所持又は搭載される端末装置であって、携帯電話、スマートフォン、及びその他の小型発信器等を含む概念であるが、以下では、移動体端末がスマートフォンである場合について説明する。
[実施の形態の具体的内容]
続いて、本実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まずは、本実施の形態に係る出力システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る出力システムを例示する図である。ここで、本実施の形態に係る出力システムは、複数の車載装置1、複数の移動体端末10、及びセンター装置20を備えている。なお、本実施の形態では、複数の車載装置1は複数の対象車両Cの各々に搭載されており、複数の移動体端末10はそれぞれユーザが所持しており、センター装置20は基地局等に配置されている。なお、これらの複数の車載装置1や複数の移動体端末10はいずれも同様に構成できるので、以下ではこれらのうちそれぞれ1つのみを説明し、その他の車載装置1や移動体端末10については説明を省略する。なお、図1では各車両や各ユーザの移動方向を矢印で図示している。また、図1では複数の車載装置1のうち一つのみを図示しており、他の車載装置1を省略している。
(構成−車載装置)
まず、本実施の形態に係る車載装置1について説明する。この車載装置1は、対象車両Cに搭載される装置であり、具体的には、車載用ナビゲーション装置等を含む概念である。図2は、車載装置1を例示するブロック図である。ここで、この図2に示すように、車載装置1は、概略的に、タッチパッド2、ディスプレイ3、スピーカ4、現在位置検出部5、通信部6、制御部7、及びデータ記録部8を備えている。
(構成−車載装置−タッチパッド)
タッチパッド2は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド2の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−車載装置−ディスプレイ)
ディスプレイ3は、各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ3の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド2と当該ディスプレイ3をタッチパネルとして一体形成しても構わない。
(構成−車載装置−スピーカ)
スピーカ4は、情報を音声にて出力する音声出力手段である。このスピーカ4から出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
(構成−車載装置−現在位置検出部)
現在位置検出部5は、車載装置1の現在位置(すなわち、対象車両Cの現在位置)を検出する車両位置検出手段である。この現在位置検出部5は、GPSやジャイロセンサ、距離センサ(いずれも図示省略)を有し、現在の車載装置1の位置(座標)及び方位等を公知の方法にて検出する。
(構成−車載装置−通信部)
通信部6は、センター装置20との間でネットワークを介した通信を行う通信手段である。この通信手段の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の移動体無線通信手段や、FM多重放送やビーコンを介した公知のVICS(登録商標)システム用の無線通信手段を用いることができる。
(構成−車載装置−制御部)
制御部7は、車載装置1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る出力プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して車載装置1にインストールされることで、制御部7の各部を実質的に構成する。
(構成−車載装置−データ記録部)
データ記録部8は、車載装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
また、このデータ記録部8は、地図データベース(以下、DB)8aを備えている。
地図DB8aは、地図情報を格納する地図情報格納手段である。ここで、「地図情報」とは、ユーザに対して地図を提示するための情報であり、具体的には、道路、道路の交差点、道路構造物、施設等を含む各種の位置の特定に必要な情報であり、例えば、道路上に設定された各ノードに関するノードデータ(例えばノードID、座標等)や、道路上に設定された各リンクに関するリンクデータ(例えばリンクID(以下、LID)、リンク名、接続ノードID、道路座標、道路種別(例えば、細街路、一般道路、主要国道、及び高速道路等)、道路幅、車線数等)、地物データ(例えば信号機、道路標識、ガードレール、施設、施設カテゴリ等)、地形データ等を含んで構成されている。このような地図DB8aの地図情報については、所定の記録媒体を介して入力することにより記録されたり、不図示の地図配信センターから配信された情報を受信することにより記録されたりする。
(構成−移動体端末)
図1に戻り、続いて、本実施の形態に係る移動体端末10について説明する。この移動体端末10は、センター装置20と通信可能な端末であって、例えば上述したようにスマートフォン等で構成することができる。なお、図1には、各移動体端末10を一意に特定する端末IDを表記しており、D101、D102、D103の移動体端末10は、それぞれ歩行者が所持する端末であり、D104の移動体端末10は、対象車両Cの対向車線を走る車両(図ではバス)に乗っているユーザが所持している端末であり、D105の移動体端末10は、自転車に乗って移動中のユーザが所持している端末である。なお、これらの移動体端末10を特に区別する必要のない場合には、以下では単に「移動体端末」10と称して説明する。図3は、移動体端末10を例示するブロック図である。ここで、この図3に示すように、移動体端末10は、概略的に、タッチパッド11、ディスプレイ12、スピーカ13、現在位置検出部14、通信部15、制御部16、及びデータ記録部17を備えている。
(構成−移動体端末−タッチパッド)
タッチパッド11は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド11の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−移動体端末−ディスプレイ)
ディスプレイ12は、各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ12の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド11と当該ディスプレイ12をタッチパネルとして一体形成しても構わない。
(構成−移動体端末−スピーカ)
スピーカ13は、情報を音声にて出力する音声出力手段である。このスピーカ13から出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
(構成−車載装置−現在位置検出部)
現在位置検出部14は、移動体端末10の現在位置を検出する端末位置検出手段である。この現在位置検出部14は、GPSやジャイロセンサ、距離センサ(いずれも図示省略)を有し、現在の移動体端末10の位置(座標)及び方位等を公知の方法にて検出する。
(構成−移動体端末−通信部)
通信部15は、センター装置20との間でネットワークを介した通信を行う通信手段である。この通信手段の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の移動体無線通信手段や、FM多重放送やビーコンを介した公知のVICS(登録商標)システム用の無線通信手段を用いることができる。
(構成−移動体端末−制御部)
制御部16は、移動体端末10を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る出力プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して移動体端末10にインストールされることで、制御部16の各部を実質的に構成する。
(構成−移動体端末−データ記録部)
データ記録部17は、移動体端末10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
(構成−センター装置)
図1に戻り、続いて、本実施の形態に係るセンター装置20について説明する。このセンター装置20は、各車両の車載装置1及び移動体端末10と通信可能な装置であって、例えば基地局に設置された公知のサーバ等によって構成することができる。図4は、センター装置20を例示するブロック図である。ここで、この図4に示すように、センター装置20は、概略的に、タッチパッド21、ディスプレイ22、スピーカ23、通信部24、制御部25、及びデータ記録部26を備えている。
(構成−センター装置−タッチパッド)
タッチパッド21は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド21の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−センター装置−ディスプレイ)
ディスプレイ22は、各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ22の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド21と当該ディスプレイ22をタッチパネルとして一体形成しても構わない。
(構成−センター装置−スピーカ)
スピーカ23は、情報を音声にて出力する音声出力手段である。このスピーカ23から出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
(構成−センター装置−通信部)
通信部24は、車載装置1及び移動体端末10のそれぞれとの間でネットワークを介した通信を行う通信手段である。この通信手段の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の移動体無線通信手段や、FM多重放送やビーコンを介した公知のVICS(登録商標)システム用の無線通信手段を用いることができる。
(構成−センター装置−制御部)
制御部25は、センター装置20を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る出力プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介してセンター装置20にインストールされることで、制御部25の各部を実質的に構成する。
ここで、この制御部25は、機能概念的に、判定部25aを備える。判定部25aは、車載装置1の現在位置検出部5にて検出された対象車両Cの現在位置と、移動体端末10の現在位置検出部14にて検出された移動体端末10の現在位置と、に基づいて、対象車両Cと移動体端末10とが接触する可能性(すなわち、対象車両Cと移動体端末10を所持するユーザとが接触する可能性)を示す接触可能性を判定する判定手段である。なお、この判定部25aによって実行される具体的な処理の詳細については後述する。
(構成−センター装置−データ記録部)
データ記録部26は、センター装置20の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
また、このデータ記録部26は、地図DB26a、及び接触可能性DB26bを備えている。
地図DB26aは、地図情報を格納する地図情報格納手段である。このような地図DB26aの地図情報については、所定の記録媒体を介して入力することにより記録されたり、不図示の地図配信センターから配信された情報を受信することにより記録されたりする。
接触可能性DB26bは、対象車両Cと移動体端末10との接触可能性に関する接触可能性情報を格納する格納手段である。図5は、接触可能性DB26bに格納された情報を示す例である。この図5に示すように、接触可能性DB26bは、項目「車両ID」に対応する情報と、項目「端末ID」に対応する情報と、項目「位置」に対応する情報と、項目「移動方向」に対応する情報と、項目「移動速度」に対応する情報と、項目「距離」に対応する情報と、項目「使用状態」に対応する情報と、項目「視界」に対応する情報と、項目「判定値」に対応する情報と、を相互に対応付けて格納している。
ここで、項目「車両ID」に対応する情報は、車両を一意に特定するための車両特定情報であって、本実施の形態では図示のように「C001」、「C002」といった各車両に搭載された車載装置1毎に予め割り振られた固有の識別記号である。また、項目「端末ID」に対応する情報は、各車両の所定距離圏内(本実施の形態では、車載装置1を中心として半径50m圏内)に存在する移動体端末10を一意に特定するための移動体端末特定情報であって、本実施の形態では図示のように「D101」、「D102」といった移動体端末10毎に予め割り振られた固有の識別記号である。項目「位置」に対応する情報は、移動体端末10の現在位置を特定する情報であって、例えば本実施の形態では移動体端末10の現在位置検出部14にて検出されたGPS位置座標が格納される。項目「移動方向」に対応する情報は、移動体端末10が現在移動している方向を特定する情報であり、例えば16方位のいずれかである。
項目「移動速度」に対応する情報は、移動体端末10の移動速度を示す情報であって、例えば本実施の形態では、移動速度が時速30km以上であることを示す「高」、時速30km未満かつ時速10km以上であることを示す「中」、時速10km未満かつ時速0km以上であることを示す「低」、又は時速0kmであることを示す「停」のうちいずれかである。項目「距離」に対応する情報は、車載装置1と移動体端末10との距離を示す情報であって、例えば本実施の形態では、距離が50m未満かつ30m以上であることを示す「遠」、30m未満かつ10m以上であることを示す「中」、10m未満であることを示す「近」のうちいずれかである。なお、上記の項目「移動速度」や項目「距離」に関して用いた各数値は一例に過ぎず、適宜その他の数値を用いても構わないし、より細かく分類しても構わない。
項目「使用状態」に対応する情報は、移動体端末10のユーザによる現在の使用状態を示す情報であって、例えば本実施の形態では、移動体端末10が使用されていないことを示す「未」、移動体端末10が通話中であることを示す「通話」、又は、移動体端末10にてアプリ(例えば、ゲーム等)が起動されていることを示す「アプリ」のいずれかである。項目「視界」に対応する情報は、車載装置1から見た移動体端末10の視界の良さを示す情報であって、例えば本実施の形態では、視界が良い(車載装置1と移動体端末10との間に視界を遮る建物や地形が存在しない)ことを示す「良」、視界が悪い(車載装置1と移動体端末10との間に視界を遮る建物や地形が存在する)ことを示す「悪」のいずれかである。
項目「判定値」に対応する情報は、移動体端末10の接触可能性を判定するために用いられる指標となる値であって、後述する接触可能性判定処理にて算定された整数値であり、数値が大きいほど接触可能性が高く、数値が小さいほど接触可能性が低いことを示している。なお、これらの各項目に対応する情報を格納する具体的な手法については後述する。
(処理)
次に、このように構成される本実施の形態の出力システムによって実行される処理について説明する。なお、以下の各処理の説明において、制御主体を特記しない処理については、車載装置1の制御部7、移動体端末10の制御部16、又はセンター装置20の制御部25にて実行されるものとし、情報の取得元や取得経路を特記しない場合については、公知のタイミング及び公知の方法にて、車載装置1のデータ記録部8、移動体端末10のデータ記録部17、又はセンター装置20のデータ記録部26に予め格納されており、あるいは、車載装置1のタッチパッド2、移動体端末10のタッチパッド11、又はセンター装置20のタッチパッド21を介してユーザ等によって入力されるものとする。また、ステップを「S」と略記する。
(出力処理)
本実施の形態に係る出力システムでは、出力処理が実行される。図6は、出力処理のフローチャートである。以下では、センター装置20の制御部25によって実行される当該出力処理について説明する。なお、この出力処理は複数の車両に関して同様に実行されるが、以下では一の車両(車両ID=C001)に関して実行される処理のみを説明し、他の車両にて実行される処理については同様に説明できるので詳細な説明を省略する。また、この出力処理の起動タイミングは任意であるが、本実施の形態ではセンター装置20の電源がONになった際に実行される場合について以下では説明する。
SA1にてセンター装置20の制御部25は、移動体端末10が車載装置1の所定範囲内に存在するか否かを判定する。この判定方法は任意であるが、例えば車載装置1は、車載装置1の現在位置検出部5にて検出された対象車両Cの現在位置と、自身の車両IDとをセンター装置20に定期的(例えば1秒間隔)に送信すると共に、移動体端末10は、移動体端末10の現在位置検出部14にて検出された移動体端末10の現在位置と、自身の端末IDとをセンター装置20に定期的(例えば1秒間隔)に送信する。そしてセンター装置20の制御部25は、これらの各現在位置情報に基づいて、車載装置1の所定範囲(例えば、50m)内に移動体端末10が存在するか否かを判定してもよい。そして、移動体端末10が所定範囲内に存在しない場合(SA1、No)、警告出力を行う必要がないものとし、出力処理を終了する。一方、移動体端末10が所定範囲内に存在する場合(SA1、Yes)、SA2へ移行する。
SA2にてセンター装置20の判定部25aは、移動体端末10に情報要求信号を送信する。具体的には、SA1にて車載装置1の所定範囲内に存在すると特定した移動体端末10の端末IDを情報要求信号に付して送信する。なお、この情報要求信号を送信するに先立ち、情報要求信号に応じて接触可能性情報を移動体端末10からセンター装置20に送信することの了承を当該移動体端末10の所持者から公知の方法で取得しておき、当該所持者の了承を予め得ていた移動体端末10のみに、情報要求信号を送信するようにしてもよい。そして、この情報要求信号を受信した移動体端末10は、情報要求信号に付された端末IDに自身の端末IDが含まれる場合、接触可能性情報をセンター装置20に返信する。そして、センター装置20は、この接触可能性情報に基づいて、上述した図5に示す接触可能性DB26bにおける項目「端末ID」、項目「位置」、項目「移動方向」、項目「移動速度」、項目「距離」、項目「使用状態」、及び項目「視界」に対応する情報を格納する。
ここで、この接触可能性情報に含める情報の具体的な内容は任意であるが、以下では、移動体端末10を一意に特定する識別番号である「移動体端末10の端末ID」、移動体端末10の現在位置検出部14にて検出されたGPS位置座標である「移動体端末10の現在位置情報」、移動体端末10の現在位置検出部14にて検出された位置座標の過去所定時間(例えば10秒間)の推移である「移動体端末10の位置情報の推移」、及び、公知の方法で特定された移動体端末10の使用状態(通話中、アプリ起動中など)を示す「移動体端末10の使用状態」を含める。そして、これらの情報が含まれる接触可能性情報を受信したセンター装置20は、図5に示す接触可能性DB26bにおける各項目に対応する情報を格納する。以下ではこのように情報を格納する具体的な方法の一例を示す。
まず、センター装置20は、項目「端末ID」に対応する情報として、上記の「移動体端末10の端末ID」を格納する。また、センター装置20は、項目「位置」に対応する情報として、上記の「移動体端末10の現在位置情報」を格納する。また、センター装置20は、項目「移動方向」に対応する情報としては、上記の「移動体端末10の位置情報の推移」に基づいて、所定時間前(例えば1秒前)の位置から現在位置至るベクトルに対応する16方位の方角を格納する。
また、センター装置20は、項目「移動速度」に対応する情報として、上記の「移動体端末10の位置情報の推移」に基づいて、所定時間(例えば3秒間)に移動した移動体端末10位置座標から平均速度を算出し、このようにして算出した移動速度が上述した移動速度「高」、「中」、「低」、「停」のいずれに該当するかを特定し、このようにして特定した「高」、「中」、「低」、「停」のいずれかを格納する。
また、センター装置20は、項目「距離」に対応する情報として、上記の「移動体端末10の現在位置情報」と、車載装置1の現在位置検出部5にて検出されて通信にて取得した車載装置1の現在位置情報と、を参照し、これらの位置座標の差異に基づいて公知の方法で両者間の距離を算出し、このように算出した距離が上述した距離「遠」、「中」、「近」のいずれに該当するかを特定し、このようにして特定した「遠」、「中」、「近」のいずれかを格納する。
また、センター装置20は、項目「使用状態」に対応する情報として、上記の「移動体端末10の使用状態」に基づいて、通話中であれば「通話」、アプリ使用中であれば「アプリ」、これらのいずれにも該当しなければ「未」を格納する。
また、センター装置20は、項目「視界」に対応する情報として、上記の「移動体端末10の現在位置情報」と、車載装置1の現在位置検出部5にて検出されて通信にて取得した車載装置1の現在位置情報と、センター装置20の地図DB26aに格納された地図情報と、を参照し、移動体端末10の現在位置と車載装置1の現在位置とを結ぶ直線上に、地形や建物などの障害物が存在するかを判定し、障害物が存在する場合には視界「良」、障害物が存在しない場合には視界「悪」を格納する。
このように、各移動体端末10からセンター装置20に送信された接触可能性情報に基づいて、センター装置20は接触可能性DB26bの項目「端末ID」に対応する情報と、項目「位置」に対応する情報と、項目「移動方向」に対応する情報と、項目「移動速度」に対応する情報と、項目「距離」に対応する情報と、項目「使用状態」に対応する情報と、項目「視界」に対応する情報を更新する。
SA3にてセンター装置20の判定部25aは、接触可能性判定処理を実行する。図7は、接触可能性判定処理のフローチャート、図8は、図7に続く、接触可能性判定処理のフローチャートである。なお、この接触可能性判定処理は、対象車両Cの周辺に位置する各移動体端末10のそれぞれに関してSB2からSB21の処理を繰り返し実行して接触可能性を判定する処理である。ただし、各移動体端末10の接触可能性の判定方法は同様に説明できるので、単一の移動体端末10(以下、「判定中の移動体端末10」と称する)について接触可能性を判定する方法を説明し、他の移動体端末10について判定する方法は省略する。
まずは図7において、SB1にてセンター装置20の判定部25aは、全ての移動体端末10の判定値をリセットする。具体的には、接触可能性DB26bの項目「判定値」に対応する情報として「判定値=0」を格納する。
SB2にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10が対象車両Cから離れる移動をしているか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意で、例えば車載装置1から通信にて取得した車載装置1の現在位置及び移動方向に基づいて対象車両Cの進行ルートを予測し、続いて接触可能性DB26bの項目「位置」、及び項目「移動方向」に対応する情報に基づいて移動体端末10の進行ルートを予測し、移動体端末10の進行ルートが対象車両Cの進行ルートから離れていくルートである場合には、移動体端末10が対象車両Cから離れる移動をしていると判定してもよい。そして、移動体端末10が対象車両Cから離れる移動をしている場合(SB2、Yes)、SB3に移行する。一方、移動体端末10が対象車両Cから離れる移動をしていない場合(SB2、No)、SB4に移行する。
SB3にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を−10する。すなわち、移動体端末10が対象車両Cから離れる方向に移動している場合には、両者が将来的に接触する可能性は極めて低いと考えられるので、判定値を大幅に下げる。
SB4にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10が対象車両Cに近づく移動をしているか否かを判定する。例えば、SB2にて上述したように、対象車両Cの進行ルートと移動体端末10が進行ルートを予測し、移動体端末10の進行ルートが対象車両Cの進行ルート(すなわち、対象車両Cの進行方向前方)に向かって近付いていくルートである場合には、移動体端末10が対象車両Cに近付く移動をしていると判定してもよい。そして、移動体端末10が対象車両Cに近付く移動をしている場合(SB4、Yes)、SB5に移行する。一方、移動体端末10が対象車両Cに近付く移動をしていない場合(SB4、No)、SB6に移行する。
SB5にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+3する。すなわち、移動体端末10が対象車両Cに近付く方向に移動している場合には、両者が将来的に接触する可能性が高いものとし、判定値を上げる。
SB6にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+1する。すなわち、移動体端末10が対象車両Cに近付きも離れもしていない場合(つまり、移動体端末10が停止している場合や、移動体端末10が対象車両Cと並走している場合)には、将来的に移動体端末10が対象車両Cに向かって移動することも大いに考えられ、両者が将来的に接触する可能性はあるものとし、判定値を上げる。ただし、本実施の形態では、既に移動体端末10が対象車両Cに近付いている場合(SB5)と比べて接触の可能性は低いものとし、判定値の上げ幅はSB5よりも小さくしている。
SB7にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の移動速度が「高」であるか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「移動速度」に対応する情報として「高」が格納されているか否かを判定する。そして、移動速度「高」が格納されている場合(SB7、Yes)、SB8に移行し、移動速度「高」が格納されていない場合(SB7、No)、SB9に移行する。
SB8にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を−10する。すなわち、移動体端末10の移動速度が高い場合(本実施の形態では時速30km以上)、当該移動体端末10は他の走行中の車両に乗っているユーザ(運転者以外のユーザ)が所持している移動体端末10である可能性が高く、歩行者が所持している移動体端末10と比べると接触の可能性が低いものとし、判定値を大幅に下げる。このように本実施の形態では、移動体端末10の速度に基づいて、移動体端末10が対象車両C以外の他の車両に乗っている端末であるか否かを判定し、他の車両に乗っている端末である場合には、当該移動体端末10の判定値を低下させるので、車両内に乗っており実際には接触の可能性が低い移動体端末10に関して警告出力してしまうことを抑止できる。
SB9にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の移動速度が「中」であるか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「移動速度」に対応する情報として「中」が格納されているか否かを判定する。そして、移動速度「中」が格納されている場合(SB9、Yes)、SB10に移行し、移動速度「中」が格納されていない場合(SB9、No)、SB11に移行する。
SB10にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+2する。すなわち、移動体端末10の移動速度が中程度である場合(本実施の形態では時速30km未満かつ10km以上)、当該移動体端末10は自転車等に乗って移動しているユーザが所持している移動体端末10である可能性が高いものとし、判定値を上げる。
SB11にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+1する。すなわち、移動体端末10の移動速度が低い場合(本実施の形態では時速10km未満)、当該移動体端末10は歩行者が保有している移動体端末10である可能性が高いものとし、判定値を上げる。ただし本実施の形態では、ユーザが自転車等に乗って移動している場合(SB10)と比べて接触の可能性は低いものとし、判定値の上げ幅はSB10よりも小さくしている。
図8に移行し、SB12にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10と対象車両Cとの距離が近いか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「距離」に対応する情報として「近」が格納されているか否かを判定する。そして、距離「近」が格納されている場合(SB12、Yes)、SB13に移行し、距離「近」が格納されていない場合(SB12、No)、SB14に移行する。
SB13にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+2する。すなわち、当該判定中の移動体端末10と対象車両Cとの距離が近い場合(本実施の形態では10m未満)、当該移動体端末10を所持するユーザが急に飛び出してきた場合など危険であり、また、両者のいずれかが接触を回避する行動を取れる可能性が低く、接触可能性が高いものとし、判定値を上げる。
SB14にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10と対象車両Cとの距離が中程度であるか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「距離」に対応する情報として「中」が格納されているか否かを判定する。そして、距離「中」が格納されている場合(SB14、Yes)、SB15に移行する。なお、距離「中」が格納されていない場合(SB14、No)、すなわち、距離「遠」が格納されており、両者の距離が遠い場合(本実施の形態では50m未満かつ30m以上)、両者のいずれかが接触を回避する行動を取れる可能性が高く、接触の可能性は高くないものとし、判定値を上げることなく、SB16に移行する。
SB15にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+1する。すなわち、当該判定中の移動体端末10と対象車両Cとの距離が中程度である場合(本実施の形態では30m未満かつ10m以上)、両者のいずれかが接触を回避する行動を取れる可能性は中程度であり、接触の可能性は中程度であるものとし、判定値を上げる。ただし本実施の形態では、両者の距離が近い場合(SB13)と比べて接触の可能性は低いものとし、判定値の上げ幅はSB13よりも小さくしている。
SB16にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の使用状態がアプリ使用中であるか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「使用状態」に対応する情報として「アプリ」が格納されているか否かを判定する。そして、使用状態「アプリ」が格納されている場合(SB16、Yes)、SB17に移行し、使用状態「アプリ」が格納されていない場合(SB16、No)、SB18に移行する。
SB17にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+2する。すなわち、移動体端末10がアプリ使用中である場合、ユーザが移動体端末10のアプリ画面を見ながら歩行しており、アプリ画面に集中するあまり対象車両Cの存在に気付かない可能性があるので、接触の可能性が高いものとし、判定値を上げる。
SB18にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の使用状態が通話中であるか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「使用状態」に対応する情報として「通話」が格納されているか否かを判定する。そして、使用状態「通話」が格納されている場合(SB18、Yes)、SB19に移行する。なお、使用状態「通話」が格納されていない場合(SB18、No)、すなわち、移動体端末10を所持するユーザがアプリ使用中でも通話中でもない場合、判定値を上下させることなく、SB20に移行する。
SB19にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+1する。すなわち、移動体端末10が通話中である場合、ユーザが移動体端末10にて通話しながら歩行しており、通話に注意を削がれるあまり対象車両Cの存在に気付かない可能性があるので、接触の可能性が高いものとし、判定値を上げる。ただし、本実施の形態では、アプリ使用中である場合(SB17)と比べて、ユーザの視線が一点(この場合、アプリ画面)に注がれている可能性は低く、アプリ使用中よりはユーザが回避行動を取れる可能性が高いので、判定値の上げ幅はSB17よりも小さくしている。
SB20にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の視界が悪いか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、図5に示す接触可能性DB26bにおける当該判定中の移動体端末10のレコードを参照し、項目「視界」に対応する情報として「悪」が格納されているか否かを判定する。そして、視界「悪」が格納されている場合(SB20、Yes)、SB21に移行する。なお、視界「悪」が格納されていない場合(SB20、No)、すなわち、視界「良」が格納されている場合、SB21の処理を省略する。
SB21にてセンター装置20の判定部25aは、当該判定中の移動体端末10の判定値を+2する。すなわち、視界が悪く、対象車両Cから移動体端末10を所持するユーザが視認できない場合には、当該ユーザの急な飛び出し等に対して対象車両Cが回避行動を取れない可能性が高く、接触の可能性が高いものとし、判定値を上げる。
このようにSB2からSB21までの処理を行うことにより、移動体端末10の判定値を算定でき、算定された判定値が図5に示す接触可能性DB26bの項目「判定値」に対応する情報として格納される。なお、以上では、単一の移動体端末10の判定値を算定する処理について説明したが、対象車両Cの所定範囲内に存在する全ての移動体端末10に関して同様のSB1からSB21のループを繰り返し実行して、各移動体端末10の判定値を求める。そして、全ての移動体端末10の判定値を算定した場合、接触可能性判定処理を終了し、図6の出力処理に戻る。
SA4にてセンター装置20の制御部25は、判定値が閾値以上となる移動体端末10が有るか否かを判定する。この閾値は本実施の形態では一例として「+6」に設定するが、これに限らず任意の値を設定できる。なお、この判定の具体的な方法は任意であるが、本実施の形態では、センター装置20のデータ記録部26に予め格納された閾値(この例では「+6」)を取得し、図5に示す接触可能性DB26bの項目「判定値」に対応して格納された各判定値と比較し、閾値以上の判定値が格納されているか否かを判定する。例えば、図5では、端末IDがD101(判定値=+6)とD105(判定値=+8)の移動体端末10は判定値が閾値を超えている。そして、判定値が閾値以上となる移動体端末10が有る場合(SA4、Yes)、SA5に移行し、判定値が閾値以上となる移動体端末10が無い場合(SA4、No)、対象車両Cへの警告の必要はないものとし、出力処理を終了する。
SA5にてセンター装置20の制御部25は、車載装置1に警告信号を送信する。この警告信号は、車載装置1にて警告出力を行わせるための信号である。例えば警告信号には、車載装置1の車両ID、及び判定値が閾値以上である移動体端末10の現在位置情報を含めて送信し、この警告信号を受信した車載装置1は、自身の車両IDと警告信号に含まれる車両IDとを比較し、一致する場合には警告出力を行う。この警告出力の具体的な態様は任意であるが、例えば、車載装置1のスピーカ4から警報音や電子音声を出力したり、車載装置1のディスプレイ3に警告メッセージや移動体端末10の位置を強調表示したり、これらを相互に組み合わせたりしてもよい。なお、本実施の形態では車載装置1からのみ警告出力を行うが、これに限らず、例えば同様の警告信号を移動体端末10に送信することで、移動体端末10から警告出力を行わせてもよい。以上にて、出力処理を終了し、以降同様の出力処理を繰り返し実行する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、対象車両Cと移動体端末10との接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両C側にて出力を行うので、接触可能性の低い場合に不用意に出力してしまうことを防止でき、利便性が向上する。
また、移動体端末10の移動方向が対象車両Cの進行方向前方に向かっているか否かに基づいて接触可能性を判定するので、移動体端末10が対象車両Cに向かっていない場合を出力対象から除外できるため接触可能性の判定精度が向上し、さらに利便性が向上する。
また、移動体端末10の使用状態に基づいて接触可能性を判定するので、例えば当該移動体端末10を所持している歩行者が、移動体端末10を使用しながら接近している場合といった危険性の高い状況の接触可能性を考慮に入れた出力が可能であり、接触可能性の判定精度がより向上し、さらに利便性が向上する。
また、移動体端末10が他の車両に乗っている端末である場合には、当該移動体端末10に関する接触可能性を低下させるので、他の車両内に乗っており実際には接触の可能性が低い移動体端末10に基づく出力を抑制でき、接触可能性の判定精度がより向上し、さらに利便性が向上する。
また、地図情報に基づいて接触可能性を判定するので、例えば地形や建物に起因する死角等を考慮した出力が可能となり、接触可能性の判定精度がより向上し、さらに利便性が向上する。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決することや、上述した効果の一部のみを奏することがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、本実施の形態に係るセンター装置20が備える機能を車載装置1や移動体端末10に集約し、車載装置1や移動体端末10にて上述した各処理を実行してもよい。具体的には、例えば車載装置1や移動体端末10にて、対象車両Cと移動体端末10との接触可能性を判定し、判定された接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両C側にて出力を行ってもよい。また、本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(移動体端末の位置情報について)
本実施の形態では、車載装置1は、移動体端末10の位置情報をセンター装置20から通信にて取得したが、これに限らず、例えば移動体端末10から位置情報を受信して取得しても構わないし、移動体端末10から発せられる微弱電波を取得して移動体端末10の位置を検出しても構わない。
(判定値を算定する指標について)
本実施の形態では、判定値を算定する指標として、移動体端末10の進行方向(図7におけるSB2からSB6等参照)、移動速度(図7におけるSB7からSB11等参照)、移動体端末10と対象車両Cの距離(図8におけるSB12からSB15等参照)、移動体端末10の使用状態(図8におけるSB16からSB19等参照)、視界(図8におけるSB20からSB21等参照)、の合計5つの指標を用いたが、これに限らず、これらの指標を適宜組み合わせて判定値を算定しても構わない。例えば、「進行方向」と「移動速度」を組み合わせた判定を行う場合には、移動体端末10の進行方向が対象車両Cの進行方向と同一であり、かつ移動体端末10の移動速度が車載装置1の移動速度と略一致(例えば時速5km差圏内)である場合には、対象車両Cと同一車線の進行方向前方又は後方を走行する車両に乗っているユーザが所持する移動体端末10である可能性が高いものとし、判定値を下げてもよい。また、「使用状態」と「移動速度」を組み合わせた判定を行う場合には、使用状態がアプリ使用中であり、かつ移動速度が「低」である場合には、ユーザが歩きスマホをしている可能性が高いものとして、さらに判定値を上げてもよい。
〔実施の形態の特徴と効果の一部〕
最後に、これまでに説明した実施の形態の特徴と効果の一部を、以下に例示する。ただし、実施の形態の特徴と効果は、以下の内容に限定されず、以下の特徴の一部のみを具備することによって以下の効果の一部のみを奏する場合や、以下の特徴以外の他の特徴を具備することによって以下の効果以外の他の効果を奏する場合がある。
実施の形態の1つの側面1に係る出力システムは、対象車両の現在位置を検出する車両位置検出手段と、移動体端末の現在位置を検出する端末位置検出手段と、前記車両位置検出手段にて検出された前記対象車両の現在位置と、前記端末位置検出手段にて検出された前記移動体端末の現在位置と、に基づいて、前記対象車両と前記移動体端末とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定手段と、前記判定手段にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも前記対象車両側にて出力を行う。
上記側面1に係る出力システムによれば、対象車両と移動体端末との接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両側にて出力を行うので、接触可能性の低い場合に不用意に警告を出力してしまうこと防止でき、利便性が向上する。
実施の形態の他の側面2に係る出力システムは、上記側面1に係る出力システムにおいて、前記判定手段は、前記移動体端末の移動方向が、前記対象車両の進行方向前方に向かっているか否かに基づいて、前記接触可能性を判定する。
上記側面2に係る出力システムによれば、移動体端末の移動方向が対象車両の進行方向前方に向かっているか否かに基づいて接触可能性を判定するので、移動体端末が対象車両に向かっていない場合を出力対象から除外できるため接触可能性の判定精度が向上し、さらに利便性が向上する。
実施の形態の他の側面3に係る出力システムは、上記側面1又は2に係る出力システムにおいて、前記判定手段は、前記移動体端末の使用状態に基づいて、前記接触可能性を判定する。
上記側面3に係る出力システムによれば、移動体端末の使用状態に基づいて接触可能性を判定するので、例えば当該移動体端末を所持している歩行者が、移動体端末を使用しながら接近している場合といった危険性の高い状況の接触可能性を考慮に入れた出力が可能であり、接触可能性の判定精度がより向上し、さらに利便性が向上する。
実施の形態の他の側面4に係る出力システムは、上記側面1から3のいずれかに係る出力システムにおいて、前記判定手段は、前記移動体端末が前記対象車両以外の他の車両に乗っている端末であるか否かを判定し、他の車両に乗っている端末である場合には、当該移動体端末に関する接触可能性を低下させる。
上記側面4に係る出力システムによれば、移動体端末が他の車両に乗っている端末である場合には、当該移動体端末に関する接触可能性を低下させるので、他の車両内に乗っており実際には接触の可能性が低い移動体端末に基づく出力を抑制でき、接触可能性の判定精度がより向上し、さらに利便性が向上する。
実施の形態の他の側面5に係る出力システムは、上記側面1から4のいずれかに係る出力システムにおいて、地図情報を格納する地図情報格納手段を備え、前記判定手段は、前記地図情報格納手段に格納された地図情報に基づいて、前記接触可能性を判定する。
上記側面5に係る出力システムによれば、地図情報に基づいて接触可能性を判定するので、例えば地形や建物に起因する死角等を考慮した出力が可能となり、接触可能性の判定精度がより向上し、さらに利便性が向上する。
実施の形態の他の側面6に係る出力プログラムは、コンピュータを、対象車両の現在位置を検出する車両位置検出手段と、移動体端末の現在位置を検出する端末位置検出手段と、前記車両位置検出手段にて検出された前記対象車両の現在位置と、前記端末位置検出手段にて検出された前記移動体端末の現在位置と、に基づいて、前記対象車両と前記移動体端末とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定手段と、として機能させ、前記判定手段にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも前記対象車両側にて出力を行う。
上記側面6に係る出力プログラムによれば、対象車両と移動体端末との接触可能性に基づいて、少なくとも対象車両側にて出力を行うので、接触可能性の低い場合に不用意に警告を出力してしまうこと防止でき、利便性が向上する。
1 車載装置
2 タッチパッド
3 ディスプレイ
4 スピーカ
5 現在位置検出部
6 通信部
7 制御部
8 データ記録部
8a 地図DB
10 移動体端末
11 タッチパッド
12 ディスプレイ
13 スピーカ
14 現在位置検出部
15 通信部
16 制御部
17 データ記録部
20 移動体端末
21 タッチパッド
22 ディスプレイ
23 スピーカ
24 通信部
25 制御部
25a 判定部
26 データ記録部
26a 地図DB
26b 接触可能性DB
C 対象車両

Claims (6)

  1. 対象車両の現在位置を検出する車両位置検出手段と、
    移動体端末の現在位置を検出する端末位置検出手段と、
    前記車両位置検出手段にて検出された前記対象車両の現在位置と、前記端末位置検出手段にて検出された前記移動体端末の現在位置と、に基づいて、前記対象車両と前記移動体端末とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定手段と、
    前記判定手段にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも前記対象車両側にて出力を行う、
    出力システム。
  2. 前記判定手段は、前記移動体端末の移動方向が、前記対象車両の進行方向前方に向かっているか否かに基づいて、前記接触可能性を判定する、
    請求項1に記載の出力システム。
  3. 前記判定手段は、前記移動体端末の使用状態に基づいて、前記接触可能性を判定する、
    請求項1又は2に記載の出力システム。
  4. 前記判定手段は、前記移動体端末が前記対象車両以外の他の車両に乗っている端末であるか否かを判定し、他の車両に乗っている端末である場合には、当該移動体端末に関する接触可能性を低下させる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の出力システム。
  5. 地図情報を格納する地図情報格納手段を備え、
    前記判定手段は、前記地図情報格納手段に格納された地図情報に基づいて、前記接触可能性を判定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の出力システム。
  6. コンピュータを、
    対象車両の現在位置を検出する車両位置検出手段と、
    移動体端末の現在位置を検出する端末位置検出手段と、
    前記車両位置検出手段にて検出された前記対象車両の現在位置と、前記端末位置検出手段にて検出された前記移動体端末の現在位置と、に基づいて、前記対象車両と前記移動体端末とが接触する可能性を示す接触可能性を判定する判定手段と、として機能させ、
    前記判定手段にて判定された接触可能性に基づいて、少なくとも前記対象車両側にて出力を行う、
    出力プログラム。
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